JPH07328921A - アンギュラ研削用センタレス研削盤およびそのドレッシング方法 - Google Patents

アンギュラ研削用センタレス研削盤およびそのドレッシング方法

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JPH07328921A
JPH07328921A JP14224794A JP14224794A JPH07328921A JP H07328921 A JPH07328921 A JP H07328921A JP 14224794 A JP14224794 A JP 14224794A JP 14224794 A JP14224794 A JP 14224794A JP H07328921 A JPH07328921 A JP H07328921A
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JP
Japan
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dressing
grinding wheel
grinding
amount
outer peripheral
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JP14224794A
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English (en)
Inventor
Keiichi Yamamoto
圭一 山本
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JTEKT Machine Systems Corp
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Koyo Machine Industries Co Ltd
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンギュラ研削用センタレス研削盤のドレッ
シング技術において、ドレッシングに伴う工作物の軸方
向位置の調整を不要とするとともに、砥石車の円錐外周
面と円錐端面のドレッシング量を最適値に設定すること
を可能にする。 【構成】 砥石車Gがその軸線ZG 方向へ移動可能に設
けられるとともに、ドレッシング用ダイヤモンドツール
Tのダイヤ切込み方向Bと工作物Wの切込み方向Aが、
砥石車Gの軸線ZG に対して直角に設定されており、そ
のドレッシングに際しては、ダイヤモンドツールTのダ
イヤ切込み量と、砥石車Gの軸線方向移動量とを調整す
ることにより、砥石車Gの円錐外周面Gaのドレッシン
グ量と、この円錐外周面に直交する円錐端面Gbのドレ
ッシング量を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンギュラ研削用センタ
レス研削盤およびそのドレッシング方法に関し、さらに
詳細には、工作物の円筒外周面をセンタレス研削すると
同時にこれと直交する端面を研削するアンギュラ研削用
センタレス研削盤のドレッシング技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のアンギュラ研削用センタ
レス研削盤は、図3(a) に示すように、砥石車Gが円錐
外周面Gaと円錐端面Gbを備え、これら両面Ga,G
bの母線が直交するように設定されるとともに、砥石車
Gの軸線ZG が工作物(以下ワークと称する)Wの軸線
W に対して所定角度(アンギュラ角)θだけ傾斜され
ている。
【0003】そして、ワークWを矢符A方向へ送り込む
ことにより、ワークWの円筒外周面Waと端面Wbが、
それぞれ砥石車Gの円錐外周面Gaと円錐端面Gbによ
り同時に研削される。この場合、上記ワークWの切込み
方向Aは、砥石車Gの軸心ZG に対して直角に設定され
ているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記砥石車
Gをドレッシングするドレッシング装置において、砥石
車Gの円錐外周面Gaと円錐端面Gbのドレッシング量
Xa,Xbが同じになるように、ダイヤモンドツールT
の切込み方向Bをとると、この切込み方向Bは、円錐外
周面Gaと円錐端面Gbの交差角の二等分線方向にな
る。
【0005】そして、上記ダイヤモンドツールTを所定
量切り込むとともに、上記円錐外周面Gaと平行な矢符
C方向、および円錐端面Gbと平行な矢符D方向へそれ
ぞれ送ることにより、円錐外周面Gaと円錐端面Gbは
それぞれ仮想線で示される位置まで減耗されてドレッシ
ングされることとなる。
【0006】ところが、このような構成では、ドレッシ
ングが行われる結果、上記円錐外周面Gaと円錐端面G
bの交差位置も矢符B方向へ変化するため、次の研削工
程においては、これに対応してワークWの軸方向位置も
調整しなければならず、この位置調整作業はドレッシン
グの都度必要となって、作業性が悪かった。
【0007】この点に関して、図3(b) のように、ワー
クWの軸方向位置を変えなくても良いように、ワークW
の切込み方向Aを、上記ダイヤモンドツールTの切込み
方向Bが砥石車Gの軸線ZG となす角φと等しく、つま
り、砥石車Gの円錐外周面Gaと円錐端面Gbの交差す
る位置の変化する線上にとるように構成されたものもあ
る。
【0008】しかしながら、この構成においては、砥石
車Gの上記両面Ga,Gbの砥石磨耗量が研削条件等に
より大きく違った場合、両面Ga,Gbのドレッシング
量Xa,Xbの比(Xa:Xb)を変えるときは、この
変更に伴いダイヤモンドツールTの切込み方向Bも修正
する必要がある。これがため、やはりドレッシング量X
a,Xbの比を変えてドレッシングする都度、ワークW
の切込み方向Aも調整しなければならず、作業性が悪か
った。
【0009】また、この図3(b) の構成において、上記
ドレッシング量Xa,Xbの比を固定した場合、例え
ば、砥石車Gの円錐端面Gbの磨耗量が円錐外周面Ga
の磨耗量に対して少なかった場合には、円錐外周面Ga
のドレッシング量Xaは円錐端面Gbのドレッシング量
Xbに対して過度に多くなり、余分な砥石を除去するこ
とになり、無駄である。
【0010】さらに、ワークWの切込み方向Aとダイヤ
モンドツールTの切込み方向Bを、図3(b) に示すよう
な関係に正確に合わせるのは実際上困難であり、これら
両方向A,Bが正確に合っていなければ、ワークWの円
錐外周面Waの円筒度や、端面Wbの仕上がり寸法にも
悪影響を及ぼすこととなる。
【0011】また、図3(c) に示すように、ワークWの
切込み方向AとダイヤモンドツールTの切込み方向B
を、砥石車Gの軸線ZG と直角な方向に設定して、ワー
クWの軸方向位置を変えないように構成されたものもあ
る。
【0012】しかしながら、この構成においては、砥石
車Gの円錐外周面Gaと円錐端面Gbのドレッシング量
Xa,Xbの比(Xa:Xb)は、アンギュラ角θに対
応して設定される。通常のセンタレス研削盤の構造上、
アンギュラ角θは、θ≦15°となるため、円錐外周面
Gaのドレッシング量が必要以上に多くなって無駄とと
なる。例えば、θ=15°では、Xa:Xb=3.7:
1、θ=10°では、Xa:Xb=5.8:1となる。
【0013】また、この図3(c) の構成において、円錐
外周面Gaより円錐端面Gbの方が砥石磨耗量が多い場
合は、円錐外周面Ga側のドレッシング量Xaはさらに
大きくなる。
【0014】この発明はかかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、ドレッ
シングに伴うワークの軸方向位置の調整が不要であると
ともに、砥石車の円錐外周面と円錐端面のドレッシング
量を最適値に設定することができるアンギュラ研削用セ
ンタレス研削盤およびそのドレッシング方法を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のセンタレス研削盤は、砥石車の円錐外周面
とこの円錐外周面に直交する円錐端面とを用いて、工作
物の円筒外周面と端面とを同時に研削する形式のもので
あって、砥石車がその軸線方向へ移動可能に設けられる
とともに、ドレッシング用ダイヤモンドツールのダイヤ
切込み方向と工作物の切込み方向が、上記砥石車の軸線
に対して直角に設定されていることを特徴とする。
【0016】また、本発明のドレッシング方法は、上記
センタレス研削盤において実施されるものであって、ド
レッシング用ダイヤモンドツールのダイヤ切込み量と、
砥石車の軸線方向移動量とを調整することにより、砥石
車の円錐外周面のドレッシング量と、この円錐外周面に
直交する円錐端面のドレッシング量を適当な値に設定す
ることを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明のセンタレス研削盤においては、砥石車
がその軸線方向へ移動可能に設けられるとともに、ドレ
ッシング用ダイヤモンドツールのダイヤ切込み方向と工
作物の切込み方向が、上記砥石車の軸線に対して直角に
設定されており、そのドレッシングに際しては、ドレッ
シング用ダイヤモンドツールのダイヤ切込み量と、砥石
車の軸線方向移動量とを調整することにより、砥石車の
円錐外周面のドレッシング量と、この円錐外周面に直交
する円錐端面のドレッシング量を設定する。
【0018】このドレッシングによって、砥石車の円錐
外周面と円錐端面が上記設定量だけ減耗されても、これ
ら両面の交差位置とワークの軸方向位置との関係は一定
のままであり、ワークの軸方向位置を調整することな
く、そのまま次の研削工程を実行することが可能とな
る。
【0019】また、上記ダイヤ切込み量と砥石車の軸線
方向移動量を調整することにより、砥石車の円錐外周面
と円錐端面のドレッシング量の比を最適値に設定するこ
とが可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0021】本発明に係るアンギュラ研削用センタレス
研削盤を図1に示し、この研削盤は、円錐外周面Gaと
円錐端面Gbを有する砥石車Gと、調整車Rを主要部と
して備えるとともに、砥石車Gの側方位置にドレッシン
グ装置1が配置されてなる。
【0022】砥石車Gは、その主軸2が砥石台3に回転
可能に軸支されるとともに、図示しない駆動源に連係さ
れている。また、砥石車Gの軸線つまり主軸2の軸線Z
G は、ワークWの軸線ZW に対して所定角度(アンギュ
ラ角)θだけ傾斜されている。上記砥石台3は、後述す
るごとく砥石車Gの軸線ZG 方向へ移動可能とされてい
る。
【0023】砥石車Gの円錐外周面GaはワークWの円
筒外周面Waを研削する研削面として機能するととも
に、円錐端面GbはワークWの端面Wbを研削する研削
面として機能し、これら両面Ga,Gbの母線が互いに
直交するように設定されている。
【0024】調整車Rは図示しない駆動源に連係されて
なり、上記ワークWの円筒外周面Waを図示しないブレ
ードと共に回転支持するとともに、ワークWを矢符A方
向へ送り込むように構成されている。この場合、上記ワ
ークWの切込み方向Aは、砥石車Gの軸心ZG に対して
直角に設定されている。
【0025】また、ドレッシング装置1は、砥石車Gの
両面Ga,Gbをドレッシングするもので、ダイヤモン
ドツールTがクイル4上に取付けられるとともに、この
クイル4が第1および第2のスライド5,6に沿って移
動可能とされている。第1のスライド5は、ワークWの
円筒外周面Waを研削する砥石車Gの円錐面Gaと平行
な矢符C方向に、また、第2のスライド6は、ワークW
の端面Wbを研削する砥石車Gの円錐面Gbと平行な矢
符D方向にそれぞれ延びて設けられている。
【0026】ここに、上記ダイヤモンドツールTの切込
み方向(ダイヤ切込み方向)BとワークWの切込み方向
Aが、上記砥石車Gの軸線ZG に対して直角に設定され
ている。また前述したように、これに関連して、上記砥
石車Gがその軸線ZG 方向へ移動可能に設けられるとと
もに、上記調整車RによるワークWの送り込み方向(ワ
ーク切込み方向)Aが上記軸線ZG に対して直角に設定
されている。
【0027】このように、ダイヤ切込み方向Bが、ワー
クWの切込み方向Aと同様に、砥石車Gの軸線ZG と直
角な方向とされるとともに、ドレッシング装置1とは別
に砥石車Gが軸方向に可動とされているため、ダイヤモ
ンドツールTの送り方向C,Dの頂点位置(交差位置)
とワークWの軸方向位置とを合わせれば、ダイヤモンド
ツールTによる砥石車Gの円錐外周面Gaのドレッシン
グ量と円錐端面Gbのドレッシング量との比を変えて
も、ワークWの軸方向位置合わせは行なわなくても良
い。
【0028】また、砥石車Gの両面Ga,Gbのドレッ
シング量も適当な値に調節できる。すなわち、図2にお
いて、上記ダイヤモンドツールTの切込み量(ダイヤ切
込み量)をX、上記砥石車Gの軸線方向移動量をYおよ
び砥石車Gのアンギュラ角をθとすると、砥石車Gの円
錐外周面Gaのドレッシング量Xaと円錐端面Gbのド
レッシング量Xbは下式で表される。
【0029】 Xa=X・cosθ−Y・sinθ …… Xb=X・sinθ+Y・cosθ ……
【0030】これら2式より、ダイヤモンドツールTの
ダイヤ切込み量Xと、砥石車Gの軸線方向移動量Yは下
式で表される。
【0031】 X=Xa・cosθ+Xb・sinθ …… Y=Xb・cosθ−Xa・sinθ ……
【0032】したがって、研削条件等を考慮して、砥石
車Gの上記両面Ga,Gbのドレッシング量Xa,Xb
やアンギュラ角θが決まれば、上記,式を用いて、
ダイヤモンドツールTのダイヤ切込み量Xと、砥石車G
の軸線方向移動量Yとが得られる。
【0033】換言すれば、上記ダイヤ切込み量Xと砥石
車Gの軸線方向移動量Yを調整することにより、上記両
面Ga,Gbのドレッシング量Xa,Xbの比(Xa:
Xb)を最適値に設定することが可能となる。
【0034】例えば、上記両ドレッシング量Xa,Xb
を等しくする場合を考える。上記,式において、X
a=Xb=k(所定値)とすると、
【0035】X=(cosθ+sinθ)k Y=(cosθ−sinθ)k
【0036】という関係が成り立ち、一例として、アン
ギュラ角θ=15°で、Xa=Xb=k=0.02mm
とすると、X=0.024mm、Y=0.014mmと
なる。したがって、ダイヤ切込み量Xを0.024m
m、砥石車軸方向移動量Yを0.014mmとすれば、
両ドレッシング量Xa,Xbを0.02mmに設定する
ことができる。
【0037】しかして、以上のように構成されたアンギ
ュラ研削用センタレス研削盤において、ワークWは、そ
の円筒外周面Waが砥石車G、調整車Rおよびブレード
の間に回転支持されるとともに、上記調整車Rにより矢
符A方向へ送り込まれて、その円筒外周面Waが砥石車
Gの円錐外周面Gaにより研削されると同時に、その端
面Wbが砥石車Gの円錐端面Gbにより研削される。
【0038】また、経時的な砥石車Gの磨耗に応じて、
ドレッシング装置1により砥石車Gの両研削面Ga,G
bをドレッシングするには、まず、上記ダイヤモンドツ
ールTのダイヤ切込み量Xと、砥石車Gの軸線方向移動
量Yとを調整することにより、砥石車Gの円錐外周面G
aのドレッシング量Xaと、円錐端面Gbのドレッシン
グ量Xbを設定する。
【0039】続いて、ダイヤモンドツールTが、所定の
ダイヤ切込み量Xだけ矢符B方向へ切り込まれるととも
に、砥石車Gの円錐外周面Gaと平行な矢符C方向、お
よび円錐端面Gbと平行な矢符D方向へそれぞれ送られ
て、円錐外周面Gaと円錐端面Gbはそれぞれ仮想線で
示される位置まで減耗されてドレッシングされることと
なる。
【0040】なお、このドレッシングによって、砥石車
Gの両面Ga,Gbが上記設定量だけ減耗されても、こ
れら両面Ga,Gbの交差位置とワークWの軸方向位置
との関係は変化せず常に一定のままであり、ワークWの
軸方向位置を調整することなく、そのまま次の研削工程
を実行することが可能となる。つまり、次の研削時の初
期設定において、調整車Rにより、ワークWを切込み方
向Aへ、ダイヤ切込み量Xの分だけ近づけるだけで良
い。
【0041】なお、上述した実施例はあくまでも本発明
の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに
限定されることなく、その範囲内において種々設計変更
可能である。
【0042】例えば、図示の実施例においては、調整車
RによりワークWが矢符A方向へ送り込まれて、所定の
切込みが行われる構成とされているが、砥石車Gが図示
の調整車Rと逆方向A´へ切り込まれる構成とされても
良い。
【0043】この場合は、ドレッシング後の研削時の初
期設定において、砥石車Gを切込み方向A´へ、ダイヤ
切込み量Xの分だけ近づけることになる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
砥石車がその軸線方向へ移動可能に設けられるととも
に、ドレッシング用ダイヤモンドツールのダイヤ切込み
方向と工作物の切込み方向が、上記砥石車の軸線に対し
て直角に設定されているから、ドレッシングに伴うワー
クの軸方向位置の調整が不要である。
【0045】すなわち、ドレッシングに際して、ドレッ
シング用ダイヤモンドツールのダイヤ切込み量と、砥石
車の軸線方向移動量とを調整して、砥石車の円錐外周面
のドレッシング量と、この円錐外周面に直交する円錐端
面のドレッシング量を設定することにより、このドレッ
シングの結果、砥石車の円錐外周面と円錐端面が上記設
定量だけ減耗されても、これら両面の交差位置とワーク
の軸方向位置との関係は一定のままであり、ワークの軸
方向位置を調整することなく、そのまま次の研削工程を
実行することが可能となる。
【0046】また、上記のごとく、ダイヤ切込み量と砥
石車の軸線方向移動量とを調整して、砥石車の上記両面
のドレッシング量を設定するから、ワークの軸方向位置
と、ダイヤモンドツールの両送り方向の頂点の位置を一
致させたまま、上記両ドレッシング量の比を最適値に設
定することができる。
【0047】換言すれば、例えば、砥石車の円錐外周面
と円錐端面の研削による磨耗量が変化しても、ダイヤ切
込み方向を修正することなく、またワークの切込み方向
も調整することなく、上記両面のドレッシング量を調節
してその比を変えることができる。この結果、従来に比
べてドレッシング量(砥石除去量)に無駄がなく、砥石
車コストを節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るアンギュラ研削用セン
タレス研削盤を示す概略平面図である。
【図2】同センタレス研削盤のドレッシング時における
ダイヤモンドツールと砥石車の動作の関係を示す拡大平
面図である。
【図3】図3(a) 〜(b) はそれぞれ、従来のアンギュラ
研削用センタレス研削盤を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 ドレッシング装置 G 砥石車 Ga 砥石車の円錐外周面 Gb 砥石車の円錐端面 R 調整車 T ダイヤモンドツール W ワーク(工作物) Wa ワークの円筒外周面 Wb ワークの端面 A,A´ ワーク切込み方向 B ダイヤ切込み方向 C ダイヤモンドツールの送り方向 D ダイヤモンドツールの送り方向 X ダイヤ切込み量 Xa 砥石車の円錐外周面のドレッシング
量 Xb 砥石車の円錐端面のドレッシング量 Y 砥石車の軸線方向移動量 ZG 砥石車の軸線 ZW ワークの軸線 θ 砥石車のアンギュラ角

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石車の円錐外周面とこの円錐外周面に
    直交する円錐端面とを用いて、工作物の円筒外周面と端
    面とを同時に研削する形式のものであって、 砥石車がその軸線方向へ移動可能に設けられるととも
    に、 ドレッシング用ダイヤモンドツールのダイヤ切込み方向
    と工作物の切込み方向が、上記砥石車の軸線に対して直
    角に設定されていることを特徴とするアンギュラ研削用
    センタレス研削盤。
  2. 【請求項2】 工作物の送り込み方向が上記砥石車の軸
    線に対して直角に設定されている請求項1に記載のアン
    ギュラ研削用センタレス研削盤。
  3. 【請求項3】 砥石車の切込み方向がその軸線に対して
    直角に設定されている請求項1に記載のアンギュラ研削
    用センタレス研削盤。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一つに記載の
    アンギュラ研削用センタレス研削盤において、 ドレッシング用ダイヤモンドツールのダイヤ切込み量
    と、砥石車の軸線方向移動量とを調整することにより、
    砥石車の円錐外周面のドレッシング量と、この円錐外周
    面に直交する円錐端面のドレッシング量を設定すること
    を特徴とするアンギュラ研削用センタレス研削盤のドレ
    ッシング方法。
JP14224794A 1994-05-31 1994-05-31 アンギュラ研削用センタレス研削盤およびそのドレッシング方法 Pending JPH07328921A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110693A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Toshin Technical:Kk 心なし研削盤における砥石車のドレッシング方法と、その装置
CN102756335A (zh) * 2012-07-25 2012-10-31 湖北威风汽车配件股份有限公司 高精高效阶梯砂轮修整器

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