JPH0732687A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0732687A
JPH0732687A JP19798593A JP19798593A JPH0732687A JP H0732687 A JPH0732687 A JP H0732687A JP 19798593 A JP19798593 A JP 19798593A JP 19798593 A JP19798593 A JP 19798593A JP H0732687 A JPH0732687 A JP H0732687A
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JP
Japan
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sheet material
guide
feeding
paper
recording
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JP19798593A
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Keiko Okuma
啓子 大熊
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセット給紙の排出口から手差し給紙をする
時、装置内に挿入したシート材の記録手段への搬送性を
向上させる。 【構成】 手差しガイド24aと切り換えガイド30を
連動させて上下動させることで、カセット給紙と手差し
給紙の2系統の紙パスの切り換えを行う構成において、
上昇解除された切り換えガイド30を、更に上昇位置に
保持させておくための保持部材12を給紙軸1a上に設
け、かつ、給紙動作により切り換えガイド30の上昇位
置の解除を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置、詳細には例え
ば、記録手段に対して少なくとも2系統の給紙が選択可
能な複写機、プリンタ等の記録装置の給紙装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】2つ以上(2系統)の給紙手段を有する
従来の記録装置の一例を、図7ないし図10に示す。
【0003】図7において、第1の給紙手段である給紙
ローラ1によって、カセット(収納手段)2に積載され
た記録用のシート材3は、分離爪4によって1枚ずつ分
離されて、紙ガイド23a,23bの案内により、副走
査ローラ7まで搬送され、印字部8へ印字幅ずつ搬送さ
れる。印字ヘッド(記録手段)9は、ガイドレール19
a,19bによって紙幅方向に移動しながら、液滴を噴
射することによって印字部8でシート材に印字を行う。
印字されたシート材3は排紙ローラ10によって排出口
11より排紙トレイ24上に排出される。
【0004】また、前述のカセット2は図中矢印Aの方
向に引き出すことができ、シート材3の補充を行うこと
ができる。
【0005】他方、第2の給紙手段は、いわゆる手差し
給紙で、主たる給紙手段から給紙されたシート材3の排
出口11を第2の給紙手段の給紙口として使用可能とし
て、さらに、印字後は再び同じ給紙口を排出口11とし
てシート材3を排出するという構成にしたものである。
【0006】すなわち、手差しスイッチ(図示せず)が
操作者により押されることにより、図8に示すように、
手差しガイド板24aが上昇され、それに連動させて、
切り換えガイド板30の先端も上昇される。
【0007】上昇後の手差しガイド板24aは、排紙ト
レイ24に乗せた手差し用のシート材18を排紙ローラ
10に突き当たるように案内し、排紙ローラ10及び副
走査ローラ7の逆転により装置内に搬送されたシート材
18は、上昇後の切り換えガイド30の上面を通り、図
9に示すように、装置内の手差し台33上に一旦引き込
まれる。
【0008】ローラ7,11の正転(シート排出方向へ
の回転)と同時に、手差しガイド板24a及び切り換え
ガイド板30の上昇を解除すると、図10に示すよう
に、カセット給紙と同様のガイド形状に戻り、印字・排
紙を行う。これによって、すべての給排紙を記録装置の
一方から行えるようにしたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしならがら、上記
に従来例では、手差しガイド板と、切り換えガイド板の
切り換え動作は連動させていることと、及び、両ガイド
の上昇解除は、搬送ローラの正転と同時に行う構成とな
っているために、手差し印字の際は、シート材3が切り
換えガイド30上に残っているにもかかわらず、搬送ロ
ーラ7,10の正転により切り換えガイド30の上昇が
解除されてしまう。これにより、図10に示すように、
切り換えガイド30部における搬送経路が狭められ、シ
ート材がガイド30に摺擦し、搬送傷が付いたり、搬送
抵抗増大による搬送不良を引き起こすことがあった。
【0010】そこで、ガイド形状を変更し、経路拡大を
はかろうとすると、搬送ガイド23a,23bと切り換
えガイド30の間の隙間が増大し、カールしたシート材
が引っ掛かる等のジャムを引きおこすおそれがあり、ま
た、ガイド30の切り換えタイミングを個々のガイド2
4,30に独立させて行うと、シーケンスの複雑化をま
ねくおそれがあった。
【0011】本発明は、排出口から挿入されたシート材
に記録を開始するために、手差しガイド板と切り換えガ
イドを連動して下降させる際、切り換えガイドの方を一
時的に保持すると共に、収納手段からの給紙開始時には
これに連動して上記保持動作のを解除可能にした記録装
置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、収納手段(2)内のシート材
(3)を給送する下降位置と非給紙時の上昇位置とに上
下動自在の第1の給送手段(1)と、前記第1の給送手
段(1)により給送されたシート材(3)を下降位置に
おいて記録手段(9)へ案内する上下動自在の第1のガ
イド手段(30)と、前記第1のガイド手段(30)に
案内されたシート材(3)を前記記録手段(9)へ搬送
し記録されたシート材(3)を排出口(11)へ搬送す
る搬送手段(7,9)と、前記排出口(11)から手差
しのシート材(18)を挿入する第2の給送手段(H)
と、前記排出口(11)から挿入されるシート材(1
8)を上昇位置で案内する上下動自在の第2のガイド手
段(24a)と、前記挿入されたシート材(18)を前
記第1のガイド手段(30)へ搬送する手段と、を備
え、前記第1のガイド手段(30)と第2のガイド手段
(24a)とを連動させて上下動させることにより前記
排出口(11)から挿入したシート材(18)を記録し
て排出口(11)から排出する記録装置において、前記
第2の給送手段(H)給送されたシート材(18)の記
録時に連動して下降される前記第1、第2のガイド手段
(30,24a)のうち第1のガイド手段(30)を一
時的に保持し、前記第1の給送手段(30)が下降位置
へ移動して給紙開始する動作に連動して前記第1のガイ
ド手段(30)への保持動作が解除されるガイド保持手
段(12)を有することを特徴とする。
【0013】
【作用】以上、構成に基づき、収納手段(2)内のシー
ト材(3)の給送時には、第1の給送手段(1)が上昇
位置から下降してシート材を送りし、これをガイド可能
な下降位置にある第1のガイド手段(30)により上記
シート材(3)はガイドされる。このシート材(3)
は、搬送手段搬送ローラ7,10により記録手段(9)
へガイドされて記録されながら排出口(11)から排出
される。
【0014】手差し給紙時には、手差しされるシート材
(18)をガイドするための第2のガイド手段(24
a)が上昇位置へ移動すると共に、これと連動して上記
第1のガイド手段(30)が上昇位置へ移動して挿入さ
れるシート(18)が収納手段(2)内に進入するのを
防止する。手差し用のシート材(18)は、操作者の手
差し動作である第2の給送手段(H)により排出口(1
1)により挿入され、搬送手段(10,7)により第1
のガイド手段(30)へ導かれる。
【0015】このシート(18)を再び記録手段(9)
方向へ搬送させて記録を開始する場合、上記第2のガイ
ド手段(24a)はシート(18)の排紙動作を妨げな
い下降位置に移動するが、他方の第1のガイド手段(3
0)は、ガイド保持手段(12)により上昇位置に一時
的に保持された状態にある。
【0016】これにより、排出口(11)から挿入され
たシート材(3)の記録時には、第1のガイド手段(3
0)はシート材(3)の搬送を妨げな異場所に位置する
のでシート材(3)を安定して搬送することができる。
また、上記第1のガイド手段(30)がガイド保持手段
(12)により保持されている状態のもとで、収納手段
(2)内のシート材(3)を給送する場合、第1の給送
手段(1)の下降動作に連動して上記保持動作が解除さ
れ、これにより給送されるシート(3)の記録手段
(9)へのガイドは円滑に行うことができる。
【0017】なお、カッコ内の符号は、図面を参照する
ために示すものであって、本発明の構成を何ら限定する
ものではない。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図面基づいて
説明する。図1ないし図5に、本発明の実施例の縦断側
面図を示す。各図において左側がこの記録装置の前面と
なっている。
【0019】図1は、第1の給紙手段である給紙ローラ
1による、カセット(収納手段)2からの給紙時の状態
を示したものである。給紙ローラ1は基部を支軸1bで
枢支されたレバー1cの自由端に装着されている。この
給紙ローラ1は、通常、図1の破線で示すように、カセ
ット2に対して上昇位置に退避した位置にいるが、コピ
ーボタン(図示せず)がONされ、カセット給紙の指令
が下されると、図1の実線で示す位置に下降し、カセッ
ト2内に積載されたシート材3の上面と接する構成とな
っている。
【0020】シート材3の搬送パス23は、給紙ガイド
23a,23b及び切り換えガイド30によって構成さ
れ、給紙ローラ1によりカセット2から給紙されたシー
ト材3を副走査ローラ7に導く。印字部8において、ガ
イドレール19a,19bによって紙幅方向に移動可能
としたインクカートリッジが配設されており、その印字
ヘッド(記録手段)9により液滴を噴射させてシート材
3に印字(記録)を行う。
【0021】このインクカートリッジは、印字ヘッド9
とインクタンクが一体となって形成されていて、使い捨
てにより交換し得るものである。上記ヘッド9には、液
体(インク)が充填されている複数の液路が設けられて
いる。これらの液路内に充填されているインクは、定常
状態ではオリフィス面で表面張力と外圧が平衡してい
る。上記複数の液路には、電気熱変換体が夫々配置され
ており、これらの電気熱変換体に対して、該沸騰を越え
て急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を
印加することよって熱エネルギを発生せしめ、隣接する
インクを気化させて膜沸騰を生じさせる。これによっ
て、インク内に前記駆動信号に対応した気泡を形成し、
この気泡の成長によりインクがオリフィス面より記録媒
体3に対して吐出されるように構成されている。また上
記気泡はインクにより冷却されて収縮し、液路内には毛
細管現象によりインクタンクよりインクが順次供給され
る。
【0022】上述のように、インクを充填した液路内に
気泡を成長或は収縮させることにより、オリフィス面よ
りインクを吐出させて一つの液滴を形成することができ
る。従って前記電気熱変換体に対して画像情報に応じて
駆動信号をパルス形状に印加すると、気泡の成長・収縮
が瞬時に行われて、ヘッド9のオリフィス面よりインク
を記録媒体3に吐出させて記録を行うことができる。
【0023】そして、印字されたシート材3は、排紙ロ
ーラ10によって排紙口11より排紙トレイ24に排出
される。カセット2は図中矢印A方向に引き出してシー
ト材3をセットすることができる。
【0024】図2、図3、及び図4に、第2の給紙手段
(H)である手差し給紙の全体図を示し、図5にその詳
細図を示す。
【0025】図5において、手差しガイド板(第2のガ
イド手段)24aは、排紙トレイ24にヒンジ24bに
よって揺動可能に取り付られている。その先端部には、
通紙領域外にヒンジ24cがあり、プランジャ20と係
合している。プランジャ20に通電することによって、
手差しガイド板24aは、図5に示すような破線で示す
位置から、実線で示すように先端が排紙ローラ10のニ
ップに向く上昇位置まで移動する。
【0026】また、切り換えガイド30(第1のガイド
手段)は、通紙域外にあるヒンジ30aによって揺動可
能に取り付けられている。その先端部は、通紙域外にヒ
ンジ30bがあり、プランジャ32と係合している。プ
ランジャ32に通電することによって、切り換えガイド
30は図5に示したように、破線で示した位置から実線
で示す先端が手差し台33に向く位置まで上昇する。
【0027】切り換えガイド30の動作域内に、給紙軸
1a上で通紙域外に設けられた保持部材(ガイド保持手
段)12が配設されていて、これに穿設された長孔は、
レバー1cの支軸1b及び給紙軸1aに摺動自在に嵌合
している。この保持部材12は、図5の方向に設けたば
ね(図示せず)による付勢を受けながらも、給紙軸1a
に対して揺動可能に取り付けられている。このため、保
持部材12は、切り換えガイド30が上昇する時に、そ
の先端部が保持部材12のテーパ部12aに当たること
により、破線の位置12Aまで回避することが可能であ
る。また、プランジャ32の通電停止により、自重で図
5の破線の位置に戻ろうとする切り換えガイド30に対
しては、保持部材12により保持されていることによ
り、破線位置へ回避せずに図5の実線で示す上昇位置を
維持する構成となっている。
【0028】なお、両プランジャ20,32の通電タイ
ミングは、連動させており、シーケンスの簡略化を図っ
ている。
【0029】シート材の有無を検知するレバー29は、
排紙ローラ10の通紙域内に設けた段差部25に、ヒン
ジ23を中心に揺動可能に、かつ円弧部29aが排紙ロ
ーラのニップ位置よりも低くない位置に静止するように
取り付けられている(ばねSPとのバランスによっ
て)。従って、シート材が図中の左右どちらから来たと
しても、シート材が排紙ローラ10のニップに挟み込ま
れれば、検知レバー29は揺動降下し、フォトセンサ
(図示せず)を遮断し、紙有りの信号を生じさせること
ができる。
【0030】図2は、手差し給紙のためにシート材18
をセットした状態を示したものである。同図において、
手差しスイッチ(図示せず)が操作者により押されるこ
とにより、電気系統がカセット給紙モードから手差しモ
ードに切り換わると同時に、プランジャ20,32が励
磁され、手差しガイド板24a及び切り換えガイド30
が前述した上昇位置まで移動する。次に、操作者がこの
手差しガイド板24aに沿ってシート材を挿入すると、
シート材の先端18aは、排紙ローラ10のニップに当
り、紙検知レバー29を押す。レバー29が押されるこ
とでフォトセンサ(FT)によって電気信号が入り、排
紙ローラ1及び副走査ローラ7が通常とは逆に左回転
し、挿入したシート材18は記録装置内に給紙される。
給紙されたシート材の先端18aは、搬送ガイド板23
a,23b及び上昇位置にある切り換えガイド板30に
より形成される紙パス34を通り、手差し台33上に導
かれる。
【0031】図3は、手差し給紙されたシート材18が
記録装置内に一時停止した状態を示したものである。停
止の位置は、シート材18の後端18bが図5の紙検知
レバー29を抜けてから印字部8の右側に到達し、後端
18bが副走査ローラ7から抜けずにニップされている
状態を保つ位置である。具体的には、レバー29をシー
ト材18の後端が抜けてからカウントを開始し、所定カ
ウント後にローラ10,7を停止する。図3の状態か
ら、給紙開始(印字開始)信号により再び副走査ローラ
7及び排紙ローラ1を正転(排紙方向への回転)させる
と同時に、プランジャ20,32の通電を停止すれば、
図4に示すように、手差しガイド24aは自重により元
の位置に戻り、カセット給紙の際と同様に排紙口11を
形成する。
【0032】このとき、切り換えガイド30も同時にプ
ランジャ32の通電停止により自重で元の位置に戻ろう
とするが、前述したように、給紙ローラ軸1a上に設け
られた保持部材12と係合しているため、切り換えガイ
ド30は上昇位置に保持されたままある。よって、印字
・排出時の装置外への搬送時も、図4に示すように、図
2、図3に示す装置内への搬送時と同様の紙パスを保つ
ことが可能となる。
【0033】連続して手差し給紙する場合には、排出さ
れたシート材18を取り除いて再び手差しスイッチを押
すことにより、前述した動作を繰り返すことができる。
【0034】手差し給紙したシート材18の排出後に、
続けてカセット2よりの給紙を行う場合には、そのまま
通常のプリント操作を行えばよい。
【0035】すなわち、給紙ローラ1の給紙軸1aが下
降すると、図5の破線で示すように、給紙ローラ1の下
降動作と共に切り換えガイド30と保持部材12との係
合が外れ、プランジャ32の通電が停止状態にある切り
換えガイド30は自重で、図1に示す位置まで戻り、前
述した給紙・印字・排紙動作を行うことができる。
【0036】なお、図3の状態において、シート材の後
端18bを印字位置に一致させて停止させてもよいし
(すぐに印字できる効果がある)、ローラ10を抜けた
直後に停止させてもよい(印字時にシートが張っている
という効果がある)。このシート材18の位置決めは、
シート材18の後端が排紙ローラ10を抜けてからパル
スをカウントすることによってなされる。 〈実施例2〉第1の実施例においては、手差しガイド板
24a及び切り換えガイド板30を、プランジャ20,
32によって変位させていたが、排紙ローラより、ギ
ヤ、クラッチ等を介して、その正逆の回転によって手差
しガイド板24aと切り換えガイド板30を上下に揺動
させることも可能である。
【0037】図6は、その実施例で、手差しガイド24
a及び切り換えガイド30が上昇し、手差し給紙を待機
する状態を示したものである。手差しガイド24aの下
部には、排紙ローラ10の軸端10aに取り付けられた
レバー40が電磁クラッチ47を介して配置されてい
る。一方、レバー40と同様に、軸端10aに電磁クラ
ッチ47を介してギヤ46が取り付けられていて、連結
部材49のラック49aと噛合している。連結部材49
の他端に設けられたラック49bは、切り換えガイドの
ヒンジ30aと同軸上で通紙域外に設けられた切り換え
ギヤ48と噛合している。
【0038】従って、電磁クラッチ47に通電し、排紙
ローラ10を図中時計回りに回転させれば、レバー40
及び排紙ローラギヤ46は排紙ローラ10と共に時計回
りに回転し、図に示したように、レバー40は手差しガ
イド24aを押し上げ、排紙ローラギヤ46により連結
部材49が右方に移動し、切り換えギヤ48とその同軸
上にある切り換えガイド30を反時計回りに回転させ
る。図の位置までガイド30を動かした後に(タイマア
ッププあるいは位置検出手段による検知)、排紙ローラ
10の回転を止めれば、電磁クラッチ47の通電を停止
するまでは、手差しガイド板24a及び切り換えガイド
板30は、排紙ローラ軸等の駆動系の摩擦力によって保
持される。
【0039】この後に給紙口48よりシート材を挿入す
ると同時に、電磁クラッチ47の通電を停止し、再び排
紙ローラ10を時計回りに回転させればシート材18は
前述した実施例と同様に本体装置内に給紙される。
【0040】記録したシート材18の排紙時には、排紙
ローラ10が反時計回りに回転するので、電磁クラッチ
47を再び一定時間通電すれば排紙ローラギヤ46も反
時計回りに回転し、手差しガイド板42a及び切り換え
ガイド板30も降下し、再び前述した実施例と同様に排
紙口が形成される。
【0041】一方、切り換えギヤ48も時計回りに回転
するが、切り換えギヤ48と切り換えガイド30はダボ
48aと、溝30bによって幾分ガタをもった回転伝達
を行っているため、第1の実施例と同様の保持手段12
によって、保持位置にある切り換えガイド30には回転
が伝達されずに、図に示す位置に保たれる。この後に電
磁クラッチ47の通電を停止すれば、排紙トレイ24上
にシート材は支障なく排出される。
【0042】なお、第1の実施例と同様に、カセット給
紙動作時に保持手段12から切り換えガイド30が解除
された時、切り換えギヤ48に対し、切り換えガイド3
0を図の矢印b方向に自重もしくはばねにより付勢させ
ておくことで、切り換えガイド30は溝30bのガタ分
の時計回りの回転を行い、ガイドの切り換えが行われ
る。 〈実施例3〉前記実施例2で、排紙ローラ10からの回
転伝達のON/OFFに電磁クラッチ47を用いたが、
摩擦パットやばねクラッチにより回転伝達のON/OF
Fを行った場合でも同様の効果が得られる。 〈実施例4〉本実施例では液滴を噴出して印字する方式
の記録装置について述べたが、印字方式についてその方
式を問わないのはいうまでもない。 〈実施例5〉第1の給紙手段としてカセット給紙を提示
したが、その他の方法による給紙手段でもかまわない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
手差しガイドと切り換えガイドを連動させて上下動させ
ることで、カセット給紙と手差し給紙の2系統の紙パス
の切り換えを行う構成において、上昇位置を解除された
切り換えガイドを、更に上昇位置に保持させておくため
の保持部材を給紙ローラ軸上に設け、かつ、給紙動作に
より切り換えガイドの上昇解除を可能としたので、シー
ケンスを複雑にすることなく、手差し印字においても、
搬送抵抗の増大しない適正なガイド形状を構成でき、搬
送性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用される記録装置のカセ
ット給紙時を示す縦断側面図
【図2】同じく手差し給紙時の記録装置の縦断側面図
【図3】同じく手差し給紙時のシート材が装置内に挿入
された状態を示す記録装置の記録装置
【図4】同じく手差しシート材の印字状態を示す記録装
置の縦断側面図
【図5】同じく給紙部の詳細を示す縦断側面図
【図6】本発明の第2の実施例に係る記録装置の縦断側
面図
【図7】従来の記録装置のカセット給紙時の縦断側面図
【図8】同じく手差し給紙時のシート材セット時の記録
装置の縦断側面図
【図9】同じく手差し給紙時のシート材が装置内に挿入
された状態を示記録装置の縦断側面図
【図10】同じく手差し給紙時の記録状態を示す記録装
置の縦断側面図
【符号の説明】
1 給紙ローラ(第1の給送手段) 1a 給紙軸 1b 支軸 2 カセット(収納手段) 3 シート材 7 副走査ローラ 8 印字部 9 インクカートリッジの印字ヘッド
(記録手段) 10 排紙ローラ 7,10 搬送手段 11 排出口 12 保持部材(ガイド保持手段) 18 手差しシート材 20,32 プランジャ 24 排紙トレイ 24a 手差しガイド板24a(第2のガイ
ド手段) 30 切り換えガイド(第1のガイド手
段) 33 手差し台 40 レバー 46 排紙ローラギヤ 47 電磁クラッチ 48 切り換えギヤ 49 連結部材 49a,49b ラック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納手段内のシート材を給送する下降位
    置と非給紙時の上昇位置とに上下動自在の第1の給送手
    段と、前記第1の給送手段により給送されたシート材を
    下降位置において記録手段へ案内する上下動自在の第1
    のガイド手段と、前記第1のガイド手段に案内されたシ
    ート材を前記記録手段へ搬送し記録されたシート材を排
    出口へ搬送する搬送手段と、前記排出口から手差しのシ
    ート材を挿入する第2の給送手段と、前記排出口から挿
    入されるシート材を上昇位置で案内する上下動自在の第
    2のガイド手段と、前記挿入されたシート材を前記第1
    のガイド手段へ搬送する手段と、を備え、 前記第1のガイド手段と第2のガイド手段とを連動させ
    て上下動させることにより前記排出口から挿入したシー
    ト材を記録して排出口から排出する記録装置において、 前記第2の給送手段により給送されたシート材の記録時
    に連動して下降される前記第1、第2のガイド手段のう
    ち第1のガイド手段を一時的に保持し、前記第1の給送
    手段が下降位置へ移動して給紙開始する動作に連動して
    前記第1のガイド手段への保持動作が解除されるガイド
    保持手段を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段が、熱エネルギを利用して
    液体に気泡の形成を含む状態変化を引き起こし、液滴を
    形成してシート材に記録を行なうことを特徴とする請求
    項1に記載の記録装置。
JP19798593A 1993-07-15 1993-07-15 記録装置 Pending JPH0732687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19798593A JPH0732687A (ja) 1993-07-15 1993-07-15 記録装置

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