JP2647988B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2647988B2
JP2647988B2 JP2034456A JP3445690A JP2647988B2 JP 2647988 B2 JP2647988 B2 JP 2647988B2 JP 2034456 A JP2034456 A JP 2034456A JP 3445690 A JP3445690 A JP 3445690A JP 2647988 B2 JP2647988 B2 JP 2647988B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録装置、詳細には例えば、少なくとも2系
統の給紙が選択可能な複写機、プリンタ等の記録装置の
給紙装置に関する。
〔従来の技術〕
2つ以上(2系統)の給紙手段を有する記録装置の従
来例を第22図に示す。
第22図において、第1の給紙手段である給紙ローラ1
によって、カセツト2に積載された用紙3は、分離爪4
によって1枚づつ分離されて、紙ガイド5の途中に設置
した搬送ローラ6まで搬送される。搬送ローラ6によっ
て用紙はさらに副走査ローラ7まで搬送され、印字部8
へ印字幅づつ搬送される。印字ヘツド9はガイドレール
19a、19bによって紙幅方向に移動しながら、液滴を噴射
することによって印字部8で用紙に印字を行う。印字さ
れた用紙は排紙ローラ10によって排出口11より排紙トレ
イ12上に排出される。
他方、第2の給紙手段は、いわゆる手差し給紙で、手
差しトレイ13に用紙を1枚のせて、手差し給紙口14より
挿入し、手差し給紙ローラ15によって紙ガイド板14を通
過して副走査ローラ7に搬送するものである。副走査ロ
ーラ7から以降はカセツト2から給紙された用紙と同様
の過程で印字され、排紙ローラ10によって排紙口11から
排紙トレイ12上に排出される。
また、前述のカセツト2は図中矢印Aの方向に引き出
すことができ、用紙3の補充を行える。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
上記従来例では、第22図に示したように、紙カセツト
2の出し入れ、印字後の用紙の取扱いは左側で行い、逆
に手差し給紙を行う場合は右側から行うことになる。し
たがって、機械本体の設置場所に加えて、左右に操作者
のためのスペースが必要となり、結果的に広い設置場所
がなければ機構を操作できないという欠点があった。
また、この種の装置の場合、印字後の用紙が排出され
る側(図の左側)を装置の正面として操作部を設けるこ
とが通例であるが、装置全体を棚等に収納して使用した
場合には、手差しの給紙トレイ13や手差しの給紙口14が
棚の奥に隠れてしまうので全く使用できなくなるという
問題も生じる。
〔問題点を解決するための手段(及び作用)〕
本発明は前述した問題点を解決するために、主たる給
紙手段から給紙された用紙の排出口を第2の給紙手段の
給紙口として使用可能として、さらに、印字後は再び同
じ給紙口を排出口として用紙を排出するという構成にし
たものである。これによって、すべての給排紙を記録装
置の一方から行えるようにしたものである。
〔実施例〕
第1図に本発明の実施例の断面図を示す。本図で左側
がこの記録装置の前面となる。本図は第1の給紙手段で
あるカセツト22からの給紙時の状態を示したものであ
る。用紙の搬送ガイド部23は給紙ガイド23a、23bによっ
て構成され、給紙ローラ21によってカセツト22から給紙
された用紙3を副走査ローラ7に導く。印字部8におい
て、ガイドレール19a、19bによって紙幅方向に移動可能
とした印字ヘツド9により液滴を噴射して用紙に印字を
行う。
このインクカートリツジ(印字ヘツド)9はヘツド9a
とインクタンクが一体となっており、使い捨てにより交
換し得るものである。上記ヘツド9aには、液体(イン
ク)が充填されている複数の液路が設けられている。こ
れらの液路内に充填されているインクは、定常状態では
オリフイス面で表面張力と外圧が平衡している。上記複
数の液路には、電気熱変換体が夫々配置されており、こ
れらの電気熱変換体に対して、核沸騰を越えて急速な温
度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加するこ
とによって熱エネルギーを発生せしめ、隣接するインク
を気化させて膜沸騰を生じさせる。これによって、イン
ク内に前記駆動信号に対応した気泡を形成し、この気泡
の成長によりインクがオリフイス面より記録媒体3に対
して吐出されるように構成されている。また上記気泡は
インクにより冷却されて収縮し、液路内には毛細管現象
によりインクタンクよりインクが順次供給される。
上述のように、インクを充填した液路内に気泡を成長
或は収縮させることにより、オリフイス面よりインクを
吐出させて一つの液滴を形成することが出来る。従って
前記電気熱変換体に対して画像情報に応じて駆動信号を
パルス形状に印加すると、気泡の成長・収縮が瞬時に行
われて、ヘツド9aのオリフイス面よりインクを記録媒体
3に吐出させて記録を行うことが出来る。
そして、印字された記録紙は排紙ローラ10によって排
紙口11より排紙トレイ24に排出される。カセツト22は図
中矢印B方向に引き出して用紙3をセツトすることがで
きる。
第2図及び第3図に第2の給紙手段である手差し給紙
の全体図を示し、第4図にその詳細図を示す。
第4図において、手差しガイド板24aは、排紙トレイ2
4にヒンジ24bによって揺動可能に取り付けられている。
その先端部には通紙域外にヒンジ24cがあり、プランジ
ヤー20と係合している。プランジヤー20に通電すること
によって、手差しガイド板24aは第4図に示したよう
に、先端が排紙ローラ10のニツプに向く位置まで上昇
し、通電を切れば再び自重によって第1図に示した位置
に戻る。
用紙の有無を検知するレバー29は、排紙ローラ10の通
紙域内に設けた段差部25に、ヒンジ23を中心に揺動可能
に、かつ円弧部29aが排紙ローラのニツプ位置よりも低
くない位置に静止するように取り付けられている(バネ
SPとのバランスによって)。したがって、用紙が図中の
左右どちらから来たとしても、用紙が排紙ローラ10のニ
ツプにはさみ込まれれば、検知レバー29は揺動降下し、
フオトセンサー(図示せず)を遮断し、紙有りの信号を
生じさせることができる。
第2図は手差し給紙のために用紙18をセツトした状態
を示したもので、手差しスイツチSW1を押すことによっ
て、電気系統がカセツト給紙モードから手差しモードに
切り換わると同時に、プランジヤー20が励磁され、手差
しガイド板24aが前述した位置まで上昇する。次に、操
作者がこのガイド板に沿って用紙を挿入すれば、用紙の
先端18aは、排紙ローラ10のニツプに当り、紙検知レバ
ー29を押す。レバー29が押されることでフオトセンサ
(FT)によって電気信号が入り、排紙ローラ10および副
走査ローラ7が通常とは逆に左回転し、挿入した用紙18
は記録装置内に給紙される。給紙された用紙の先端18a
はガイド板23bによって給紙ローラ21とカセツト22内の
最上紙との間に導かれる。
第3図は給紙された用紙が記録装置内に一時停止した
状態を示したものである。停止の位置は用紙の後端18b
が第4図の紙検知レバー29を抜けてから印字部8の右側
に到達し、後端18bが副走査ローラ7から抜けずにニツ
プされている状態を保つ位置である。具体的にはレバー
29を用紙の後端が抜けてからカウントを開始し、所定カ
ウント後にローラを停止する。第3図の状態から給紙開
始(印字開始)信号により再び副走査ローラ7および排
紙ローラ10を正転(右転)させると同時にプランジャー
20の通電を停止すれば、手差しガイド24aは第1図の状
態にもどり、手差し給紙された用紙18はカセツト22より
給紙された場合と全く同様の状態で印字、排出される。
連続して手差し給紙する場合には、排出された用紙を
取り除いて再び手差しスイツチを押す。また、手差し給
紙した用紙の排出後につづけてカセツトよりの給紙を行
う場合には、そのまま通常のプリント操作を行えばよ
い。
以上のような構成であるので、排紙口側に操作パネル
を設置すれば、カセツト給紙、カセツトの抜き差し、手
差し給紙および用紙の排紙がすべて第1図の左側面で行
えるので、装置全体を棚などに収納した状態で使用する
こともできる。
また、排紙ローラ、および副走査ローラ等の用紙の搬
送ローラを逆回転させて用紙を給紙する構成としたので
手差しなどの様に補助的な給紙手段のために専用の給紙
ローラや搬送ローラを設ける必要もなく、また搬送ガイ
ド板等も極力少なくすることができるので記録装置の小
型化およびコストダウンも可能になる。
尚、第3図の状態において、用紙の後端18bを印字位
置P0に一致させて停止させてもよいし(すぐに印字でき
る効果がある)、ローラ10を抜けた直後に停止させても
よい(印字時にシートが張っているという効果がある。
この用紙の位置決めは、用紙の後端が排紙ローラ10を抜
けてからパルスをカウントすることによってなされる。
〔他の実施例〕
(i)本実施例では手差しガイド板24aを排紙トレイ24
に対して揺動させることで、排紙トレイと手差しトレイ
を兼用して小型化したが、第5図に示す様に、排紙トレ
イ24上に、手差しトレイ30を予め固定して設置しても、
同様の効果を得ることができる。手差しトレイ30の先端
はローラ10のニツプ部に対向している。また、手差しト
レイ30には、ローラ10から排出された用紙をトレイ24に
導くガイド部を有する。
(ii)本実施例においては、手差しガイド板24aをプラ
ンジヤー20によって変位させていたが、排紙ローラより
ギア・クラツチ等を介して、その正逆の回転によって手
差しガイド板を上下に揺動させることも可能である。第
6図はその実施例で、手差しガイド42aが上昇し、手差
し給紙口48が形成された状態を示したもので、手差しガ
イド42aの先端の通紙域外に取り付けられた42bを中心と
する円弧状のギア42cは電磁クラツチ47を介して排紙ロ
ーラ10の軸端10aに取り付けられたギア46と噛み合って
いる。またギア46は、電磁クラツチ47に通電することで
排紙ローラ10と一体で回転する。42eは逃げ孔である。
以上のように構成した上で、給紙を行うために給紙ボ
タン(図示せず)を押したときに、電磁クラツチ47を励
磁し、排紙ローラ10を図中、時計回りに回転させればギ
ア46は排紙ローラ10と共に回転するので、円弧ギア42c
を回し、図に示した位置に給紙ガイド板42aを上昇させ
ることができる。図の位置に上昇した(タイマーアツプ
あるいは位置検出手段による検知)後に、排紙ローラ10
の回転を止めれば同図の位置に手差しガイド板42aは停
止する。電磁クラツチ47の通電を停止するまでは手差し
ガイド板42aは排紙ローラ軸等駆動系の摩擦力によって
保持される。
この後に給紙口48より用紙を挿入すると同時に、電磁
クラツチ47の通電を停止し、再び排紙ローラ10を時計回
りに回転させれば用紙は前述した実施例と同様に本体装
置内に給紙される。
排紙時には、排紙ローラ10が反時計回りに回転するの
で、電磁クラツチ47を再び一定時間通電すればギア46も
反時計回りに回転し、手差しガイド板42aも降下し、再
び前述した実施例と同様に排紙口が形成される。手差し
ガイド板42aが完全に降下した後に、電磁クラツチ47の
通電を停止すれば排紙トレイ42上に用紙は支障なく排出
される。
(iii)本実施例では液滴を噴出して印字する方式の記
録装置について述べたが、印字方式についてその方式を
問わないのは言うまでもない。
(iv)第1の給紙手段としてカセツト給紙を提示した
が、その他の方法による給紙手段でもかまわないし、ま
た3つ以上の給紙手段があっても応用可能である。
(v)第2給紙手段として1枚づつ用紙を挿入する方式
の手差し給紙について提示したが、第7図のように、カ
セツト給紙として小型の2段カセツト機とすることも可
能である。同様に、マルチ手差し給紙とすることも可能
である。第7図において、給紙カセツト50は給紙ガイド
部材51と、カセツト受け52によって記録装置に支えられ
抜け止め部51aによってカセツト受け52にひっかかり固
定されている。カセツトに積載された用紙33は、給紙ロ
ーラ54およびカセツト分離爪55によって最上紙より1枚
づつ分離され、ガイド板56によって排紙ローラ10に送り
込まれる。この際、第1の実施例で説明したように、排
紙ローラ10を用紙を記録装置内に給紙する方向に回転さ
せておけば用紙は装置内に搬送される。
以下は、第1の実施例で説明したと同じ過程で印字さ
れた用紙が、傾斜ガイド部51aに案内されて排紙トレイ6
2に排出される。
(vi)第11図に示すように、給紙ローラ21とローラ7の
間のバス中に弾性体のマイラーを配置し、左方から挿入
されたシートの端部を専用バス(ガイド71、72によって
形成)へ導くようにしてもよい。
(vii)又、シートを左方(第11図)から挿入する場
合、シートの挿入時の後端がセンサS2に検知された時点
でローラ10、7の回転を停止させ、その後、ローラ10、
7を逆転させてシートを左方へ向って送り、印字を開始
するようにしてもよい。
上記本発明の実施例の構成によれば、第1の給紙手段
から給紙されて用紙の排出口を、第2の給紙手段の給紙
口として使用できるようにしたことにより、排出口を装
置の正面にすれば、カセツト給紙、手差し給紙、排紙ト
レイ等がすべて正面側に設けることが可能になる。した
がって、すべて正面からの操作で記録装置を取扱うこと
ができるので、装置全体を棚などに収納した状態で使用
でき、設置の際の省スペース化も可能になった。
また、手差し給紙などの様に補助的な給紙手段のため
に、専用の給紙ローラや搬送ローラを設ける必要がな
く、また搬送ガイド板等も極力少なくすることができ、
かつ手差しの給紙トレイと排紙トレイを兼用で使用する
こともできるので、記録装置の小型化、およびコストダ
ウンが可能になった。
次に、シート搬送に悪影響を及ぼすことなく記録シー
トの浮き等を確実に防止することが出来るようにした浮
き上がり防止について詳細に説明する。
第12図は浮き上がり防止装置を備える記録装置の構成
説明図である。
この記録装置は前記シート供給装置から供給された記
録シート(用紙)を搬送手段(副走査ローラ)7で搬送
すると共に、記録手段(印字ヘツド)9で所定画像を記
録する如く構成され、且つ前記記録に際してシート押さ
え部材104によって記録シート3が押さえられる如く構
成されている。
前記シート搬送手段7は第一搬送ローラ対71、72及び
第二搬送ローラ対(排紙ローラ)101、102で構成され、
図示しない搬送モーターによって前記第一搬送ローラ71
及び第二搬送ローラ101が回転して記録シート3を矢印
a方向に搬送する如く構成されている。
尚、前記第二搬送ローラ101、102は図示しない滑りク
ラツチを介して回転力が伝達され、搬送される記録シー
ト3に対して適度なテンシヨンを付与する如く構成され
ている。
記録手段9の構成はインクジエツト式の記録ヘツド9a
とプラテン103bとが対向して配置され、前記記録ヘツド
9aがキヤリツジ9cに搭載されている。前記キヤリツジ9c
は図示しないキヤリツジモーター及び駆動伝達系により
ガイド軸9a、9bに沿って矢印b、c方向へ往復移動可能
に構成され、この移動時に記録ヘツド9aから画信号に応
じてインクが噴出されることにより記録シート1に所定
画像が記録される如く構成されている。尚、前記キヤリ
ツジ9cのホームポジシヨン位置にはこれを検出するため
のホームポジシヨンセンサー103eが配設されている。
またシート押さえ部材104は、板上の押さえ部104a
と、その両端に形成されたアーム部104bとからなり、こ
のアーム部104bが第一搬送ローラ72の回転軸73に回転自
在に取り付けられている。そして前記押さえ部104aには
引っ張りスプリング104cが取り付けられ、これによって
押さえ部104aが記録シート3をプラテン103bに押圧する
如く構成されている。
前記シート押さえ部材104は当離手段によって記録シ
ート3に当接、離隔可能に構成されているが、本実施例
では前記当離手段としてソレノイド105を用いている。
即ち、前記アーム部104bの端部にはソレノイド105が取
り付けられ、このソレノイド105がオンするとアーム部1
04bが矢印d方向に回転し、押さえ部104aが記録シート
3から離隔する。一方、ソレノイド105がオフすると、
押さえ部104aはスプリング104cによって引っ張られ、記
録シート3をプラテン103bに押さえ付けるものである。
押さえ部材104の第1図における、左方は右下がりに構
成されている。
前記シート押さえ部材104は記録シート3の搬送及び
記録動作に応じてオン、オフするが、そのための制御系
は第13図のブロック図に示す如く構成されている。
即ち、マイクロプロセツサ等のCPU106a、該CPU106aの
制御プログラムや各種データを格納しているROM106b、
及びCPU106aのワークエリアとして使用されると共に、
各種データの一時保存等を行うRAM106c等を備えた制御
部106に、インターフエース107を介して画信号入力機器
108、ホームポジシヨンセンサー103eが接続され、これ
らから画信号、及びキヤリツジ9cがホームポジシヨン位
置にあるか否かの検出信号を入力する。
また前記制御部106にはインターフエース107を介して
モータードライバー109、ヘツドドライバー110、ソレノ
イドドライバー111が夫々接続されている。そして制御
部106からの信号によってモータードライバー109はキヤ
リツジ9cを移動させるためのキヤリツジモーター112及
び搬送ローラ71及び101を駆動するためのシート搬送モ
ーター113を駆動し、ヘツドドライバー110は画信号に応
じて記録ヘツド9aを駆動し、またソレノイドドライバー
111はソレノイド105を駆動するものである。
次に前記の如く構成された記録装置によって記録を行
う場合のシート押さえ部材104等の動作手順について第1
4図のフローチヤートを参照して説明する。
先ず、画信号入力機器108から画信号を入力するとソ
レノイド105がオフし(S1,S2)、スプリング104cの付勢
力によりシート押さえ部材104が記録シート3をプラテ
ンに押さえ付ける。
次に、キヤリツジモーター112が正転駆動してキヤリ
ツジ9cを第12図の矢印b方向へ移動させると共に、記録
ヘツド9aが画信号に応じてインクを噴出して記録シート
3に画像を記録する(S3,S4)。
前記の如くして一行記録が終了すると(S5)、キヤリ
ツジモータ112が逆転駆動してキヤリツジ9cを第12図の
矢印c方向へ移動させ(S6)、キヤリツジ9cがホームポ
ジシヨンに戻ると(S7)、キヤリツジモーター112が駆
動停止する(S8)。
次に次行記録がない場合には記録動作を終了するが、
次行記録がある場合にはソレノイド105がオンし、シー
ト押さえ部材104が第12図の矢印d方向へ回転して記録
シート1から離隔する(S9、S10)。この状態で搬送モ
ーター113が所定量回転して記録シート3を第12図の矢
印a方向へ一行分搬送し(S11〜S13)、ステツプS2へ戻
って前記と同一手順を繰り返す。
前記の如く画像記録時にはシート押さえ部材104で記
録シート3をプラテン103bに押え付けることにより、記
録シート3のたるみや浮きをなくして高品位の画像を記
録し、シート搬送時には前記シート押さえ部材104を記
録シート3から離隔することでシート搬送負荷を軽減し
て搬送精度を高めるものである。
〔浮き上がり防止装置の他の例〕
前述した第一実施例ではシート押さえ部材104の移動
をソレノイド105によって行う例を示したが、第二実施
例として第15図に前記シート押さえ部材204の移動をキ
ヤリツジ209cのスキヤンによって行う例を示す。尚、第
一実施例と同一部分は同一符号を付すことによって説明
を省略する。
シート押さえ部材204のアーム部204bの端部に引っ張
りスプリング204dを取り付け、押さえ部204aが記録シー
ト3から離隔するように付勢する。そして前記押さえ部
204aの端部(キヤリツジ209cのホームポジシヨン側)に
傾斜面部204eを設けると共に、キヤリツジ209cの下部に
回動自在なコロ209eを設けて構成する。
前記構成にあっては、第16図のフローチヤートに示す
記録動作手順(S11〜S21)に従ってキヤリツジ209cが移
動するとシート押さえ部材204が記録シート3に当接、
離隔する。即ち、キヤリツジ209cがホームポジシヨンに
あるときはスプリング204dの付勢によって押さえ部204a
が記録シート3から離隔し、記録時にキヤリツジ209cが
矢印b方向へ移動すると、コロ203eが傾斜面部204eに乗
り上げ、シート押さえ部材204を矢印e方向に回転さ
せ、第17図に示すようにキヤリツジ209cの重量により押
さえ部204aを記録シート3に押圧しながら移動する。そ
してキヤリツジ209cがホームポジシヨンに戻ってコロ20
3eが緩斜面部204eから外れると再び押さえ部204aが記録
シート3から離隔する。
従って、この実施例にあってはソレノイド等の移動手
段を用いることなく、記録時に記録シート3をプラテン
103bに押え付け、搬送時に記録シート3から離隔し、且
つ記録ヘツド209aによる記録部分のシート3を確実にプ
ラテン103bに押え付けることが出来る。
前述した実施例では搬送手段としてローラを用いた例
を示したが、これはローラ状のものに限定する必要はな
く、記録シート3を搬送し得るものであれば良く、例え
ば回転ベルト等のようなものであっても良い。
次に手差し給紙、カセツト給紙の動作について具体的
に説明する。
(i)カセツト給紙時 第18図において、カセツト22より給紙された用紙3
は、レジストローラ72に当接して停止する。その後、印
字指令に応じて第1搬送ローラ(レジストローラ)7に
より送られ印字位置に達する。この時、キヤリツジ209c
は第15図示のように通紙域外のホームポジシヨンに待機
しており、紙押え板204はバネ204dによって紙から退避
した位置にある。レジストローラ7が回転を始めてから
所定パルス後(シートの先端が印字位置に達した後)、
キヤリツジ209cはレール103dに沿ってスキヤンし1行分
の印字を行なうが、その際キヤリツジに設けられたコロ
209eが紙押え板204に乗りあげて、紙押え板204は紙に圧
接した状態となる。
第17図は、この状態を示す断面図であるが、紙押え
板で印字部近傍まで紙浮きを防止することができる。
紙厚が変わっても、コロを介してヘツドも追従するか
ら、ヘツドと紙の間隔を一定に保てる。コロがインク
で汚れても、紙に直接さわらないので紙汚れはない。
次行印字のための紙送りはキヤリツジがホームポジシヨ
ンに戻り、紙押え板が退避してから行なうので、紙に対
して余分な負荷はかからないから紙送り精度が維持でき
る。等の効果がある。
所定回数の印字動作、紙送り動作が繰り返されて紙全
域の印字が終了すると、紙は手差しガイドの下がった状
態のトレー上に排出される。
尚、上述実施例(第18図)において、印字指令に応じ
て用紙を第2の搬送ローラ(排紙ローラ)10に達する
迄、送るようにしてもよい。この場合は、その後、印字
ヘツドが動作して印字を開始する。印字開始の時間は、
レジストローラ7が回転を開始してから所定パルス後
(シートがローラ10に到達後)である。
(ii)手差し時 第19図において、図示しない手差しボタンに連動して
トレー上の手差しガイド24aが揺動し、図示の位置に保
持される。この手差しガイドに沿って紙が挿入される
と、搬送ローラ10が逆転を開始して紙31を本体内部へと
送り込む。
第20図はプラテン付近を示す図であるが、搬送ローラ
10逆転時キヤリツジは前述のホームポジシヨンで停止し
ているから、紙押え板204はプラテンから退避した位置
で保持されている。本実施例では紙押え板204は第1搬
送上ローラ軸73を中心として回動するような構成となっ
ているので、この状態では先端部204a1が高く保持され
る。これにより、紙先端3a1がカールしていても紙押え
板204にガイドされて、良好に第1搬送ローラのニツプ
部へと案内することができる。
紙は更に送られて、第21図のような所定の位置まで達
した後、今後は搬送ローラ7が正転して、定量ステツプ
送りを開始する。ステツプ送り毎にキヤリツジが往復動
しながら(紙押え板204はキヤリツジローラに押されて
降下し、用紙を押える)、印字していく動作は前述と同
じなので省略する。
またローラ7、10の正転(印字開始信号)によって手
差しガイド24aはプランジヤー20を介して下がった状態
に戻るようになっており、印字終了後はカセツト給紙時
と同様にトレー24上へ排出される。
上記本発明の実施例の構成(第1図〜第21図)によれ
ば、第1の給紙手段から給紙された用紙の排出口を、第
2の給紙手段の給紙口として使用できるようにしたこと
により、排紙口を装置の正面にすれば、カセツト給紙、
手差し給紙、排紙トレイ等がすべて正面側に設けること
が可能になる。したがって、すべて正面からの操作で記
録装置を取扱うことができるので、装置全体を棚などに
収納した状態で使用でき、設置の際の省スペース化も可
能になった。
また、手差し給紙などの様に補助的な給紙手段のため
に、専用の給紙ローラや搬送ローラを設ける必要がな
く、また搬送ガイド板等も極力少なくすることができ、
かつ手差しの給紙トレイと排紙トレイを兼用で使用する
こともできるので、記録装置の小型化、およびコストダ
ウンが可能になった。
〔発明の効果〕
本発明に係る記録装置の給送装置は上述の通りの構成
であるので、排出口と給紙口が兼用できて装置の小型化
が可能である。
又、給紙口と排紙口が同一側に存在するので、操作性
が向上するという効果がある。
また、シート押え部材を記録シートに対して当接、離
隔可能にすることによっては、記録時には前記シート押
え部材を記録シートに当接して該シートの浮き等を防止
し、シート搬送時には前記シート押え部材をシートから
離隔することで搬送精度に悪影響を及ぼすことを防止す
ることが出来る。
また前記シート押え部材の当接、離隔を記録手段のス
キヤンによって行なうようにすることでは、構造簡単に
して記録時とシート搬送時とでシート押え部材を記録シ
ートに当接、離隔することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のカセツト給紙時の断面図、 第2図は手差し給紙時に用紙をセツトした時の断面図、 第3図は手差し給紙時に用紙が記録装置内に給紙された
状態を示す断面図、 第4図は実施例の給紙部の詳細図、 第5図、第6図、第7図は各々が他の実施例を示す断面
図、 第8図は第1図の実施例の制御ブロツク図、 第9図は第6図の実施例の制御ブロツク図、 第10図は第7図の実施例の制御ブロツク図、 第11図は他の例の断面図、 第12図は浮き上がり防止装置の詳細を示す構成説明図、 第13図はその制御系のブロツク図、 第14図は記録手順を示すフローチヤート、 第15図及び第17図は浮き上がり防止装置の他の例を示す
構成説明図、 第16図は上記第15図、第17図の例の記録手順を示すフロ
ーチヤート、 第18図はカセツト給紙の動作説明図(第1図とは反対側
から見ている)、 第19図〜第21図は手差し給紙の動作説明図(第1図とは
反対側から見ている)、 第22図は従来例の説明図である。 7……副走査ローラ 9……印字ヘツド 24,42,62……排紙トレイ 24a,30,42a……手差しガイド 29……紙検知レバー 22……カセツト 104,204……シート押さえ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 靖雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 蔵田 満 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 竹田 明生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 内田 春男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 小野田 繁義 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材を給送する給送手段と、 上記給送手段により給送されたシート材を記録部へ導く
    手段と、 上記記録部で記録されたシート材を排出する排出口と、 上記排出口から挿入されたシート材を上記記録部へ導く
    手段と、 上記記録部で記録シートに対して移動して像を記録する
    ための記録手段と、 上記記録手段の移動により制御され、前記記録シートに
    当接、離隔するシート押さえ部材と、を備え、上記排出
    口から挿入されて記録がなされたシート材を上記排出口
    から排出することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】熱エネルギーを利用して液体に気泡の形成
    を含む状態変化を引き起こし、液滴を形成して記録を行
    なうことを特徴とする第1項記載の記録装置。
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