JP2001310833A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JP2001310833A JP2001310833A JP2001046272A JP2001046272A JP2001310833A JP 2001310833 A JP2001310833 A JP 2001310833A JP 2001046272 A JP2001046272 A JP 2001046272A JP 2001046272 A JP2001046272 A JP 2001046272A JP 2001310833 A JP2001310833 A JP 2001310833A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数枚の記録媒体に連続記録を行う場合、給
送時間を効率よく短縮して全体の記録時間を短縮するこ
とが可能な記録装置を提供する。 【解決手段】 記録媒体を1枚ずつ給送する給送ローラ
1と、前記給送ローラ1によって給送された記録媒体を
記録手段へ搬送する搬送ローラ12と、前記搬送ローラ12
によって搬送された記録媒体に記録を行う記録手段とを
有し、記録完了後の記録媒体の排出中に次の記録媒体を
給送するにあたり、該次の記録媒体への先端余白量に基
づいて前記給送ローラ1による給送開始タイミングを決
定することを特徴とする。
送時間を効率よく短縮して全体の記録時間を短縮するこ
とが可能な記録装置を提供する。 【解決手段】 記録媒体を1枚ずつ給送する給送ローラ
1と、前記給送ローラ1によって給送された記録媒体を
記録手段へ搬送する搬送ローラ12と、前記搬送ローラ12
によって搬送された記録媒体に記録を行う記録手段とを
有し、記録完了後の記録媒体の排出中に次の記録媒体を
給送するにあたり、該次の記録媒体への先端余白量に基
づいて前記給送ローラ1による給送開始タイミングを決
定することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパソコン、ワークス
テーションなどホストコンピュータの出力装置として、
またはFAXや複写機などの記録部として用いられる記
録装置に関する。
テーションなどホストコンピュータの出力装置として、
またはFAXや複写機などの記録部として用いられる記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から記録装置の構成としては、複数
枚の記録媒体を収納している自動給送装置と、その自動
給送装置から記録媒体を記録装置本体内に給送するため
の摩擦部材を有した給送ローラと、記録装置本体内での
記録媒体の副走査を行うための搬送ローラと、その給送
ローラと搬送ローラとの間に設けられた搬送パス部と、
その搬送パス部の所定の位置に設けられた記録媒体検出
部(以下「検出部」という)とが設けられた構成が一般
的である。
枚の記録媒体を収納している自動給送装置と、その自動
給送装置から記録媒体を記録装置本体内に給送するため
の摩擦部材を有した給送ローラと、記録装置本体内での
記録媒体の副走査を行うための搬送ローラと、その給送
ローラと搬送ローラとの間に設けられた搬送パス部と、
その搬送パス部の所定の位置に設けられた記録媒体検出
部(以下「検出部」という)とが設けられた構成が一般
的である。
【0003】上記構成では給送ローラで1枚ずつ給送さ
れた記録媒体は前記検出部を通過した後、搬送ローラと
これに圧接して従動回転するピンチローラとのニップ位
置まで給送され、その後搬送ローラによって記録ヘッド
を主走査する記録部まで搬送される。給送ローラによっ
て1枚ずつ給送された記録媒体は前記ニップ位置におい
てレジストを行う場合には、搬送ローラを停止または逆
転させて給送した記録媒体をニップ位置につき当てら
れ、その後搬送ローラによって搬送される。一方、レジ
ストを行わない場合にはあらかじめ搬送ローラを正転さ
せた状態で記録媒体をニップ位置まで給送する。このレ
ジストを行うか行わないかの違いは記録媒体の厚み、腰
の強さによって切り替えることとなる。
れた記録媒体は前記検出部を通過した後、搬送ローラと
これに圧接して従動回転するピンチローラとのニップ位
置まで給送され、その後搬送ローラによって記録ヘッド
を主走査する記録部まで搬送される。給送ローラによっ
て1枚ずつ給送された記録媒体は前記ニップ位置におい
てレジストを行う場合には、搬送ローラを停止または逆
転させて給送した記録媒体をニップ位置につき当てら
れ、その後搬送ローラによって搬送される。一方、レジ
ストを行わない場合にはあらかじめ搬送ローラを正転さ
せた状態で記録媒体をニップ位置まで給送する。このレ
ジストを行うか行わないかの違いは記録媒体の厚み、腰
の強さによって切り替えることとなる。
【0004】給送ローラと搬送ローラの駆動源は一つの
モータで行う場合と、それぞれ別の駆動源を用いて構成
する場合がある。しかし、一つのモータで行った場合に
は給送ローラと搬送ローラを切り替えるための構成が複
雑になり、信頼性が劣ることや、複数枚の記録を行う時
には切り替えるための時間がかかってしまう。このた
め、給送ローラと搬送ローラをそれぞれ別の駆動源で駆
動させる構成のほうが複数枚記録する場合のトータル記
録時間に対しては有利となる。また駆動源を別にするこ
とにより1枚目の排出中に2枚目の給送を行うことも容
易に可能となり、さらなる記録時間の短縮が可能とな
る。
モータで行う場合と、それぞれ別の駆動源を用いて構成
する場合がある。しかし、一つのモータで行った場合に
は給送ローラと搬送ローラを切り替えるための構成が複
雑になり、信頼性が劣ることや、複数枚の記録を行う時
には切り替えるための時間がかかってしまう。このた
め、給送ローラと搬送ローラをそれぞれ別の駆動源で駆
動させる構成のほうが複数枚記録する場合のトータル記
録時間に対しては有利となる。また駆動源を別にするこ
とにより1枚目の排出中に2枚目の給送を行うことも容
易に可能となり、さらなる記録時間の短縮が可能とな
る。
【0005】
【0006】しかしながら上記構成にあっては、記録が
完了した1枚目の記録媒体(以下「前の記録媒体」とい
う)の排出動作中、その記録媒体の後端が検出部を通過
することで検出センサによって検出された時点で次に給
送される2枚目の記録媒体(以下「次の記録媒体」とい
う)の給送を行った場合、装置の寸法関係によっては次
の記録媒体への記録開始時に前の記録媒体の後端がまだ
排出ローラにかかったままになっており、その場合には
前の記録媒体の後端が記録ヘッドに引っかかってジャム
などの原因になってしまう。
完了した1枚目の記録媒体(以下「前の記録媒体」とい
う)の排出動作中、その記録媒体の後端が検出部を通過
することで検出センサによって検出された時点で次に給
送される2枚目の記録媒体(以下「次の記録媒体」とい
う)の給送を行った場合、装置の寸法関係によっては次
の記録媒体への記録開始時に前の記録媒体の後端がまだ
排出ローラにかかったままになっており、その場合には
前の記録媒体の後端が記録ヘッドに引っかかってジャム
などの原因になってしまう。
【0007】これを防止するために記録媒体検出センサ
が前の記録媒体の後端を検出してしばらくしてから次の
記録媒体の給送を行うことが必要となり、その分給送時
間が若干かかってしまっていた。このことは合計で数十
枚の記録を行う時などはこの無駄な時間が積算されてト
ータルで無視できない時間となっていた。
が前の記録媒体の後端を検出してしばらくしてから次の
記録媒体の給送を行うことが必要となり、その分給送時
間が若干かかってしまっていた。このことは合計で数十
枚の記録を行う時などはこの無駄な時間が積算されてト
ータルで無視できない時間となっていた。
【0008】本発明は従来の上記課題を解決するもので
あり、その目的は、複数枚の記録媒体に連続記録を行う
場合、給送時間を効率よく短縮して全体の記録時間を短
縮することが可能な記録装置を提供するものである。
あり、その目的は、複数枚の記録媒体に連続記録を行う
場合、給送時間を効率よく短縮して全体の記録時間を短
縮することが可能な記録装置を提供するものである。
【0009】
【0010】上記目的を達成するための本発明に係る代
表的な構成は、記録媒体を1枚ずつ給送する給送手段
と、前記給送手段によって給送された記録媒体を記録領
域へ搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送さ
れた記録媒体に記録を行う記録手段とを有し、記録完了
後の記録媒体の排出中に次の記録媒体を給送するにあた
り、該次の記録媒体への先端余白量に基づいて前記給送
手段による給送開始タイミングを決定することを特徴と
する。
表的な構成は、記録媒体を1枚ずつ給送する給送手段
と、前記給送手段によって給送された記録媒体を記録領
域へ搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送さ
れた記録媒体に記録を行う記録手段とを有し、記録完了
後の記録媒体の排出中に次の記録媒体を給送するにあた
り、該次の記録媒体への先端余白量に基づいて前記給送
手段による給送開始タイミングを決定することを特徴と
する。
【0011】上記構成にあっては、予め取得した先端余
白量に基づいて前の記録媒体が排出されると同時に次の
記録媒体への記録を開始するための給送タイミングを得
ることができ、複数枚の記録媒体へ連続記録を行う場合
の給送時間及び記録時間を短縮することができる。
白量に基づいて前の記録媒体が排出されると同時に次の
記録媒体への記録を開始するための給送タイミングを得
ることができ、複数枚の記録媒体へ連続記録を行う場合
の給送時間及び記録時間を短縮することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係る記
録装置について、図1乃至図3を参照して具体的に説明
する。尚、図1は記録装置の全体模式説明図、図2は前
の記録媒体後端が検出位置から距離L1だけ搬送された
状態を示す説明図、図3は前の記録媒体後端が検出位置
を通過した状態を示す説明図である。
録装置について、図1乃至図3を参照して具体的に説明
する。尚、図1は記録装置の全体模式説明図、図2は前
の記録媒体後端が検出位置から距離L1だけ搬送された
状態を示す説明図、図3は前の記録媒体後端が検出位置
を通過した状態を示す説明図である。
【0013】(記録装置の全体構成)まず、記録装置の
全体構成について簡単に説明する。本実施形態に係る記
録装置は、図1に示すように、給送手段としての給送ロ
ーラ1は給送モータ2の駆動力が給送ローラギア列3を
介して伝達されて回転駆動する。尚、前記給送ローラ1
は円周の一部がカットされた半月ローラであり、回転軸
を同じにしたレバー部4と装置本体に設けられた基板5
に取り付けられた給送ローラセンサ部6によって給送ロ
ーラ1の初期位置が検出されるようになっている。
全体構成について簡単に説明する。本実施形態に係る記
録装置は、図1に示すように、給送手段としての給送ロ
ーラ1は給送モータ2の駆動力が給送ローラギア列3を
介して伝達されて回転駆動する。尚、前記給送ローラ1
は円周の一部がカットされた半月ローラであり、回転軸
を同じにしたレバー部4と装置本体に設けられた基板5
に取り付けられた給送ローラセンサ部6によって給送ロ
ーラ1の初期位置が検出されるようになっている。
【0014】記録媒体Pは圧板7上に複数枚積層してセ
ットされる。この圧板7は図示しないカムによって給送
ローラ1の回転と連動するようになっており、給送ロー
ラ1が回転を開始すると規制が解除された圧板バネ8に
よって回転軸9を中心に図1の矢印a方向へ回転し、圧
板上にセットされた記録媒体Pを給送ローラ1に圧接さ
せる。また、圧板7の先端には積層された記録媒体Pを
1枚ずつ分離するための分離爪10が設けられており、回
転する給送ローラ1によって積層された記録媒体の内最
上位の1枚のみが分離給送される。
ットされる。この圧板7は図示しないカムによって給送
ローラ1の回転と連動するようになっており、給送ロー
ラ1が回転を開始すると規制が解除された圧板バネ8に
よって回転軸9を中心に図1の矢印a方向へ回転し、圧
板上にセットされた記録媒体Pを給送ローラ1に圧接さ
せる。また、圧板7の先端には積層された記録媒体Pを
1枚ずつ分離するための分離爪10が設けられており、回
転する給送ローラ1によって積層された記録媒体の内最
上位の1枚のみが分離給送される。
【0015】送り出された記録媒体は搬送パスを形成す
るペーパーパン11にガイドされて搬送手段を構成する搬
送ローラ12へと給送される。尚、前記ペーパーパン11に
は給送ローラ位置においてレジストする際のループを形
成するためのスペース11aが形成されている。
るペーパーパン11にガイドされて搬送手段を構成する搬
送ローラ12へと給送される。尚、前記ペーパーパン11に
は給送ローラ位置においてレジストする際のループを形
成するためのスペース11aが形成されている。
【0016】また、前記給送ローラ1と搬送ローラ12の
間には、給送ローラ1から搬送ローラ12へと送られる記
録媒体Pを検出する検出手段としてのセンサレバー13が
設けられている。このセンサレバー13は軸14を中心に回
動自在であり、一方端13aが記録媒体搬送経路に突出
し、他方端13bがフォトセンサで構成した検出センサ15
にかかるようになっている。このセンサレバー13は給送
される記録媒体先端が一方端13a位置を通過すると押し
上げられて回転し、また記録媒体後端が通過すると元の
位置へ回転して戻る。この回転によって他方端13bが検
出センサ15の光路を移動するため、記録媒体の先端及び
後端がセンサレバーの一方端位置(検出位置B)を通過
したことを検出し得る。
間には、給送ローラ1から搬送ローラ12へと送られる記
録媒体Pを検出する検出手段としてのセンサレバー13が
設けられている。このセンサレバー13は軸14を中心に回
動自在であり、一方端13aが記録媒体搬送経路に突出
し、他方端13bがフォトセンサで構成した検出センサ15
にかかるようになっている。このセンサレバー13は給送
される記録媒体先端が一方端13a位置を通過すると押し
上げられて回転し、また記録媒体後端が通過すると元の
位置へ回転して戻る。この回転によって他方端13bが検
出センサ15の光路を移動するため、記録媒体の先端及び
後端がセンサレバーの一方端位置(検出位置B)を通過
したことを検出し得る。
【0017】前記検出位置Bよりも記録媒体搬送方向下
流側に搬送ローラ12が設けられている。この搬送ローラ
12は給送モータ2とは別のステップモータ16の駆動力が
ギア列17を介して伝達されることで駆動回転する。そし
て、この搬送ローラ12にはバネ18によって付勢されたピ
ンチローラ19が従動回転可能に圧接しており、給送され
た記録媒体を両ローラ12,19でニップ(ニップ位置C)
して記録位置へ搬送して所定画像を記録する。
流側に搬送ローラ12が設けられている。この搬送ローラ
12は給送モータ2とは別のステップモータ16の駆動力が
ギア列17を介して伝達されることで駆動回転する。そし
て、この搬送ローラ12にはバネ18によって付勢されたピ
ンチローラ19が従動回転可能に圧接しており、給送され
た記録媒体を両ローラ12,19でニップ(ニップ位置C)
して記録位置へ搬送して所定画像を記録する。
【0018】記録媒体に画像を記録する記録手段は、本
実施形態ではシリアル型のインクジェット記録方式を用
いている。即ち、本実施形態の記録ヘッド20は微細な液
体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部に設
けられるエネルギー作用部と、該作用部にある液体に作
用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生
手段を備えている。この記録ヘッド20を図示しないキャ
リッジに搭載し、該キャリッジを記録媒体搬送方向と直
交する方向へ往復移動させながら画信号に応じてインク
を吐出することでプラテン21に支持された記録媒体に記
録を行うものである。
実施形態ではシリアル型のインクジェット記録方式を用
いている。即ち、本実施形態の記録ヘッド20は微細な液
体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部に設
けられるエネルギー作用部と、該作用部にある液体に作
用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生
手段を備えている。この記録ヘッド20を図示しないキャ
リッジに搭載し、該キャリッジを記録媒体搬送方向と直
交する方向へ往復移動させながら画信号に応じてインク
を吐出することでプラテン21に支持された記録媒体に記
録を行うものである。
【0019】図4は本実施形態の記録装置の制御ブロッ
ク図である。
ク図である。
【0020】30はCPUやメモリ等を備えた制御手段と
しての制御回路、40は外部のホストコンピュータ等から
先端余白情報、画像情報や記録命令を受け取り、制御回
路に渡すインターフェイス、200は記録ヘッド20やキャ
リッジ駆動モータ(図示せず)等を含む記録手段であ
る。
しての制御回路、40は外部のホストコンピュータ等から
先端余白情報、画像情報や記録命令を受け取り、制御回
路に渡すインターフェイス、200は記録ヘッド20やキャ
リッジ駆動モータ(図示せず)等を含む記録手段であ
る。
【0021】制御回路30はインターフェイス40を介して
受け取った記録命令に基づき、給送モータ2、搬送用ス
テップモータ16を駆動制御して記録媒体を記録開始位置
まで送り、頭だしを行う。次に記録手段200を駆動して
記録媒体に所定の幅を有する1行分の記録を行う。次に
搬送用ステップモータ16を駆動して1行分に相当する距
離記録媒体を搬送して停止し、記録手段200を制御して
次の行の記録を行う。記録が終了すると搬送用ステップ
モータ16を駆動して記録媒体を排出する。次の記録があ
る場合は後述するタイミングで給送モータ2を駆動して
次の記録媒体の頭出しを行う。
受け取った記録命令に基づき、給送モータ2、搬送用ス
テップモータ16を駆動制御して記録媒体を記録開始位置
まで送り、頭だしを行う。次に記録手段200を駆動して
記録媒体に所定の幅を有する1行分の記録を行う。次に
搬送用ステップモータ16を駆動して1行分に相当する距
離記録媒体を搬送して停止し、記録手段200を制御して
次の行の記録を行う。記録が終了すると搬送用ステップ
モータ16を駆動して記録媒体を排出する。次の記録があ
る場合は後述するタイミングで給送モータ2を駆動して
次の記録媒体の頭出しを行う。
【0022】尚、前記記録ヘッド20におけるインク吐出
エネルギー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変
換体を用いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して
発熱させ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネル
ギー発生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を
有する発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱し
て液体を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方
法等がある。
エネルギー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変
換体を用いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して
発熱させ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネル
ギー発生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を
有する発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱し
て液体を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方
法等がある。
【0023】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、高
密度実装化が容易で、製造コストも安価なことから有利
である。
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、高
密度実装化が容易で、製造コストも安価なことから有利
である。
【0024】尚、本実施形態ではインクの吐出構成とし
て、記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、その熱エ
ネルギーによってインクに生ずる膜沸騰を利用してイン
クに生ずる気泡の成長、収縮により、インクを吐出口か
ら吐出して記録を行うように構成している。
て、記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、その熱エ
ネルギーによってインクに生ずる膜沸騰を利用してイン
クに生ずる気泡の成長、収縮により、インクを吐出口か
ら吐出して記録を行うように構成している。
【0025】インク像が記録された記録媒体は駆動回転
する排出ローラ22及びこれに記録媒体を押圧して従動回
転する拍車23によって装置外へと排出される。尚、ここ
で前記拍車とは記録媒体に対する接触面積が小さく、イ
ンク吐出によってインク像が記録された記録媒体面側に
接触しても、該インク像を乱すことがない回転体をい
う。
する排出ローラ22及びこれに記録媒体を押圧して従動回
転する拍車23によって装置外へと排出される。尚、ここ
で前記拍車とは記録媒体に対する接触面積が小さく、イ
ンク吐出によってインク像が記録された記録媒体面側に
接触しても、該インク像を乱すことがない回転体をい
う。
【0026】(記録媒体の給送タイミング)次に前記記
録装置において、複数枚の記録媒体を連続給送して画像
記録するときの記録媒体給送タイミングについて説明す
る。
録装置において、複数枚の記録媒体を連続給送して画像
記録するときの記録媒体給送タイミングについて説明す
る。
【0027】制御回路30から給送モータ2に駆動命令が
与えられると給送ローラギア列3によって給送ローラ1
が回転し、積載された記録媒体Pから1枚の記録媒体が
分離給送される。その記録媒体の先端が検出位置Bを通
過するとセンサレバー13が回転して検出センサ15によっ
て検出され、更にその記録媒体の先端がニップ位置Cま
で搬送される。このとき、レジストを行う場合には搬送
ローラ12は停止しており、レジストを行わない場合には
搬送ローラ12は正転している状態である。本実施形態に
係る装置ではレジストを行う行わないのどちらの場合に
も適用可能である。
与えられると給送ローラギア列3によって給送ローラ1
が回転し、積載された記録媒体Pから1枚の記録媒体が
分離給送される。その記録媒体の先端が検出位置Bを通
過するとセンサレバー13が回転して検出センサ15によっ
て検出され、更にその記録媒体の先端がニップ位置Cま
で搬送される。このとき、レジストを行う場合には搬送
ローラ12は停止しており、レジストを行わない場合には
搬送ローラ12は正転している状態である。本実施形態に
係る装置ではレジストを行う行わないのどちらの場合に
も適用可能である。
【0028】そして、ニップ位置Cまで搬送された記録
媒体は搬送ローラ12によって記録位置まで搬送されて所
定記録が行われる。ここまでは従来の記録装置と同じで
ある。
媒体は搬送ローラ12によって記録位置まで搬送されて所
定記録が行われる。ここまでは従来の記録装置と同じで
ある。
【0029】上記1枚目の記録媒体(前の記録媒体)の
記録が完了し、2枚目(次の記録媒体)の給送タイミン
グが本発明のポイントである。そのポイントを理解し易
くするために、最初に従来例の場合について説明する。
尚、図1において、検出センサ15による記録媒体の検出
位置Bから記録媒体排出完了位置までの距離をLoutと
し、給送される記録媒体の先端からニップ位置Cまでの
距離をLinとする。
記録が完了し、2枚目(次の記録媒体)の給送タイミン
グが本発明のポイントである。そのポイントを理解し易
くするために、最初に従来例の場合について説明する。
尚、図1において、検出センサ15による記録媒体の検出
位置Bから記録媒体排出完了位置までの距離をLoutと
し、給送される記録媒体の先端からニップ位置Cまでの
距離をLinとする。
【0030】前の記録媒体の記録が終了し、排出命令が
出されると排出動作を行うが、このとき次の記録媒体の
記録をなるべく早く行うために、できる限り早く次の記
録媒体の給送を行うことが理想的となる。
出されると排出動作を行うが、このとき次の記録媒体の
記録をなるべく早く行うために、できる限り早く次の記
録媒体の給送を行うことが理想的となる。
【0031】しかしながらあまり早く次の記録媒体の給
送を行うと前の記録媒体がまだ排出ローラ22から排出さ
れない状態で次の記録媒体の記録を行うことになり、前
の記録媒体後端を記録ヘッド20で引っかけたりする弊害
を発生することになる。よって従来は次の記録媒体を給
送するタイミングを以下に示すタイミングで行ってい
た。
送を行うと前の記録媒体がまだ排出ローラ22から排出さ
れない状態で次の記録媒体の記録を行うことになり、前
の記録媒体後端を記録ヘッド20で引っかけたりする弊害
を発生することになる。よって従来は次の記録媒体を給
送するタイミングを以下に示すタイミングで行ってい
た。
【0032】搬送ローラ12による搬送スピードをVou
t、給送ローラ1による搬送スピードをVinとすると、
前の記録媒体の後端が検出位置Bを通過した直後から排
出完了するまでの時間toutは、
t、給送ローラ1による搬送スピードをVinとすると、
前の記録媒体の後端が検出位置Bを通過した直後から排
出完了するまでの時間toutは、
【0033】tout=Lout/Vout
【0034】となり、またニップ位置Cから最小の記録
媒体先端余白を含んだ記録位置D間の距離をL2とし、
次の記録媒体が給送開始されてから記録位置Dまで到達
する時間をtinとすると、ニップ位置CからはVoutで送
られRので
媒体先端余白を含んだ記録位置D間の距離をL2とし、
次の記録媒体が給送開始されてから記録位置Dまで到達
する時間をtinとすると、ニップ位置CからはVoutで送
られRので
【0035】tin=Lin/Vin+L2/Vout
【0036】となる。ここで記録媒体先端余白量は記録
データによって異なるが、従来は一度最小余白位置まで
記録媒体を搬送した後、正規の余白情報を認識し、再度
正規の余白位置まで搬送するようにしている。よって次
の記録媒体の給送時には当該余白情報はまだ認識してい
ない。そのため、給送時間tinは常に一定となる。従っ
て、上記式から次の記録媒体の記録開始時に前の記録媒
体が完全に排出される条件は、
データによって異なるが、従来は一度最小余白位置まで
記録媒体を搬送した後、正規の余白情報を認識し、再度
正規の余白位置まで搬送するようにしている。よって次
の記録媒体の給送時には当該余白情報はまだ認識してい
ない。そのため、給送時間tinは常に一定となる。従っ
て、上記式から次の記録媒体の記録開始時に前の記録媒
体が完全に排出される条件は、
【0037】tin>tout
【0038】となるが、従来では機構の構成上この関係
が成り立たない。そのために前の記録媒体後端が検出位
置Bを通過した後、図2に示すように、距離L1だけ搬
送されてから次の記録媒体の給送を開始することにして
いた。距離L1を求めると、
が成り立たない。そのために前の記録媒体後端が検出位
置Bを通過した後、図2に示すように、距離L1だけ搬
送されてから次の記録媒体の給送を開始することにして
いた。距離L1を求めると、
【0039】tout=tinとして、
【0040】 (Lout−L1)/Vout=Lin/Vin+L2/Vout
【0041】よって、
【0042】L1=Lout−L2−Lin×Vout/Vin
【0043】となる。
【0044】これに対して、本実施形態の記録装置にあ
っては、次の記録媒体の給送時にあらかじめ正規の頭出
し量L3(記録開始時におけるニップ位置Cから記録媒
体先端までの距離)を記録装置で認識し、当該頭出し量
L3の量に基づいて次の記録媒体の給送タイミングを決
定しようとするものである。ここでは、記録終了時に記
録媒体後端が検出位置Bを通過していない場合と、通過
している場合とに分けて説明する。
っては、次の記録媒体の給送時にあらかじめ正規の頭出
し量L3(記録開始時におけるニップ位置Cから記録媒
体先端までの距離)を記録装置で認識し、当該頭出し量
L3の量に基づいて次の記録媒体の給送タイミングを決
定しようとするものである。ここでは、記録終了時に記
録媒体後端が検出位置Bを通過していない場合と、通過
している場合とに分けて説明する。
【0045】まず、記録終了時に記録媒体後端が検出位
置Bを通過していない場合は、図3(a)の模式図に示す
ように、前の記録媒体の排出動作を行う前にあらかじめ
ホストから、(1)次の記録媒体の記録命令、(2)次の記録
媒体の先端余白量の情報L3、の両方向を受け取ってお
く。そして前の記録媒体の排出動作中、検出センサ15が
前の記録媒体後端を検出してから次の記録媒体の給送が
始まる時間をT3とすると、
置Bを通過していない場合は、図3(a)の模式図に示す
ように、前の記録媒体の排出動作を行う前にあらかじめ
ホストから、(1)次の記録媒体の記録命令、(2)次の記録
媒体の先端余白量の情報L3、の両方向を受け取ってお
く。そして前の記録媒体の排出動作中、検出センサ15が
前の記録媒体後端を検出してから次の記録媒体の給送が
始まる時間をT3とすると、
【0046】tout=tin+T3
【0047】の関係が成り立つようT3を設定すること
で次の記録媒体の記録が開始する時にすでに前の記録媒
体の排出は完了していることになる。すなわち、
で次の記録媒体の記録が開始する時にすでに前の記録媒
体の排出は完了していることになる。すなわち、
【0048】 T3=tout−tin=Lout/Vout−(Lin/Vin+L3/Vout) =(Lout−L3)/Vout−Lin/Vin
【0049】となるようT3を決めれば最短時間で給送
が始まることになる。
が始まることになる。
【0050】すなわち先行する記録媒体の後端が検出セ
ンサ15を通過してから時間T3が経過したときに次の記
録媒体の給送を開始する。
ンサ15を通過してから時間T3が経過したときに次の記
録媒体の給送を開始する。
【0051】ただし、
【0052】Lout/Vout<L3/Vout−Lin/Vin
【0053】の場合には検出センサ15が前の記録媒体の
後端を検出してからすぐに次の記録媒体の給送を開始す
ることになる。
後端を検出してからすぐに次の記録媒体の給送を開始す
ることになる。
【0054】上記の計算式から、先行する記録媒体を排
出するときに、その後端が検出センサ15を通過してから
次の記録媒体の給送開始までの時間T3は、次の記録媒
体に対する記録の先端余白の設定が長いほど短くなる。
出するときに、その後端が検出センサ15を通過してから
次の記録媒体の給送開始までの時間T3は、次の記録媒
体に対する記録の先端余白の設定が長いほど短くなる。
【0055】言い換えれば先行する記録媒体を排出する
ときに、その後端が所定位置を通過してから次の記録媒
体の給送開始までの時間は、次の記録媒体に対する記録
の先端余白の設定が長いほど短くなる。
ときに、その後端が所定位置を通過してから次の記録媒
体の給送開始までの時間は、次の記録媒体に対する記録
の先端余白の設定が長いほど短くなる。
【0056】次に前の記録媒体の記録終了時、排出動作
前にすでに前の記録媒体の記録媒体後端が検出位置Bを
通過している場合について説明する。図3(b)の模式図
に示すように、排出開始時の前の記録媒体後端の検出位
置Bからの距離をL4とする。L4は、記録媒体の後端が
検出センサ15によって検知された後の搬送用ステップモ
ータ16の駆動ステップ数を制御回路30内部のカウンタで
カウントすることによって把握されているものとする。
前にすでに前の記録媒体の記録媒体後端が検出位置Bを
通過している場合について説明する。図3(b)の模式図
に示すように、排出開始時の前の記録媒体後端の検出位
置Bからの距離をL4とする。L4は、記録媒体の後端が
検出センサ15によって検知された後の搬送用ステップモ
ータ16の駆動ステップ数を制御回路30内部のカウンタで
カウントすることによって把握されているものとする。
【0057】次の記録媒体の給送するタイミングT4
は、その通過移動量L4を加味して以下のように決定す
る。
は、その通過移動量L4を加味して以下のように決定す
る。
【0058】tout−T4=tin
【0059】T4=tout−tin=(Lout−L4−L3)
/Vout−Lin/Vin
/Vout−Lin/Vin
【0060】となる。
【0061】すなわち、前の記録媒体の排出命令がきた
ときからT4時間後に次の記録媒体の給送を行なうこと
によって次の記録媒体の給送時間を最短とすることが可
能となる。
ときからT4時間後に次の記録媒体の給送を行なうこと
によって次の記録媒体の給送時間を最短とすることが可
能となる。
【0062】上記の計算式から、先行する記録媒体を排
出するときに、排出開始時の後端の位置が検出センサ15
よりも下流にあるほど、排出開始から次の記録媒体の給
送開始までの時間T4は短くなる。同時に次の記録媒体
に対する記録の先端余白の設定が長いほど時間T4は短
くなる。
出するときに、排出開始時の後端の位置が検出センサ15
よりも下流にあるほど、排出開始から次の記録媒体の給
送開始までの時間T4は短くなる。同時に次の記録媒体
に対する記録の先端余白の設定が長いほど時間T4は短
くなる。
【0063】言い換えれば先行する記録媒体を排出する
ときに、排出開始時の後端の位置が所定位置よりも下流
にあるほど、排出開始から次の記録媒体の給送開始まで
の時間T4は短くなる。同時に次の記録媒体に対する記
録の先端余白の設定が長いほど時間T4は短くなる。
ときに、排出開始時の後端の位置が所定位置よりも下流
にあるほど、排出開始から次の記録媒体の給送開始まで
の時間T4は短くなる。同時に次の記録媒体に対する記
録の先端余白の設定が長いほど時間T4は短くなる。
【0064】前述のように記録完了後の記録媒体の排出
中に次の記録媒体を給送するにあたり、次の記録媒体へ
の先端余白量に基づいて給送開始タイミングを決定する
ことにより、記録媒体を最短の時間で連続給送すること
が可能となる。
中に次の記録媒体を給送するにあたり、次の記録媒体へ
の先端余白量に基づいて給送開始タイミングを決定する
ことにより、記録媒体を最短の時間で連続給送すること
が可能となる。
【0065】尚、前述した実施形態では記録手段として
インクジェット記録方式を例示したが、記録方式はこれ
に限定する必要はなく、他にも例えば電子写真記録方
式、熱転写記録方式等であってもよい。
インクジェット記録方式を例示したが、記録方式はこれ
に限定する必要はなく、他にも例えば電子写真記録方
式、熱転写記録方式等であってもよい。
【0066】また、給送手段は搬送手段はローラ状のも
のに限定する必要はなく、回転ベルト等で構成したもの
であってもよい。
のに限定する必要はなく、回転ベルト等で構成したもの
であってもよい。
【0067】更に、記録媒体の検出手段としても前述し
たセンサレバーの回動をセンサによって検出する構成に
限定するものでなく、光センサによって記録媒体自体を
検出するようにした構成であってもよい。
たセンサレバーの回動をセンサによって検出する構成に
限定するものでなく、光センサによって記録媒体自体を
検出するようにした構成であってもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
予め取得した先端余白量に基づいて前の記録媒体が排出
されると同時に次の記録媒体への記録を開始するための
給送タイミングを得ることができ、複数枚の記録媒体へ
連続記録を行う場合の給送時間及び記録時間を短縮する
ことができる。
予め取得した先端余白量に基づいて前の記録媒体が排出
されると同時に次の記録媒体への記録を開始するための
給送タイミングを得ることができ、複数枚の記録媒体へ
連続記録を行う場合の給送時間及び記録時間を短縮する
ことができる。
【図1】記録装置の全体模式説明図である。
【図2】前の記録媒体後端が検出位置から距離L1だけ
搬送された状態を示す説明図である。
搬送された状態を示す説明図である。
【図3】前の記録媒体後端が検出位置を通過した状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】記録装置の制御ブロック図である。
P …記録媒体 1 …給送ローラ 2 …給送モータ 3 …給送ローラギア列 4 …レバー部 5 …基板 6 …給送ローラセンサ部 7 …圧板 8 …圧板バネ 9 …回転軸 10 …分離爪 11 …ペーパーパン 12 …搬送ローラ 13 …センサレバー 13a …一方端 13b …他方端 14 …軸 15 …検出センサ 16 …ステップモータ 17 …ギア列 18 …バネ 19 …ピンチローラ 20 …記録ヘッド 21 …プラテン 22 …排出ローラ 23 …拍車 30 …制御回路 40 …インターフェース 200 …記録手段
Claims (9)
- 【請求項1】 記録媒体を1枚ずつ給送する給送手段
と、前記給送手段によって給送された記録媒体を記録領
域へ搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送さ
れた記録媒体に記録を行う記録手段と、を有し、記録完
了後の記録媒体の排出中に次の記録媒体を給送するにあ
たり、該次の記録媒体への先端余白量に基づいて前記給
送手段による給送開始タイミングを決定することを特徴
とする記録装置。 - 【請求項2】 前記給送手段と前記搬送手段との間を搬
送される記録媒体を検出する検出手段を設け、前記給送
開始タイミングは記録完了後の記録媒体を前記検出手段
によって検出した時点を基準に決定することを特徴とす
る請求項1記載の記録装置。 - 【請求項3】 記録完了した記録媒体の排出動作開始時
に該記録媒体が前記検出手段による検出位置を通過して
いるときは、その通過移動量を加味して次の記録媒体の
給送開始タイミングを決定することを特徴とする請求項
2記載の記録装置。 - 【請求項4】 前記給送手段と前記搬送手段とは異なる
駆動手段によって駆動することを特徴とする請求項1記
載の記録装置。 - 【請求項5】 記録媒体を1枚ずつ給送する給送手段
と、 前記給送手段によって給送された記録媒体を記録領域へ
搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送された記録媒体に記録を行う
記録手段と、 記録媒体を前記記録領域から排出する排出手段と、 前記排出手段によって先行する記録媒体を排出するとと
もに次の記録媒体を前記給送手段によって給送する場
合、排出される記録媒体の後端が所定位置を通過してか
ら前記給送手段による次の記録媒体の給送開始までの時
間間隔は、次の記録媒体に対する記録の先端余白の設定
が長いほど短くなるように前記給送手段を制御する制御
手段と、 を有することを特徴とする記録装置。 - 【請求項6】 前記所定位置においてシートを検知する
検知手段を有し、前記制御手段は前記排出手段によって
先行する記録媒体を排出するとともに次の記録媒体を前
記給送手段によって給送する場合、排出される記録媒体
の後端が前記検知手段によって検知されてから前記給送
手段による次の記録媒体の給送開始までの時間間隔は、
次の記録媒体に対する記録の先端余白の設定が長いほど
短くなるように前記給送手段を制御することを特徴とす
る請求項5記載の記録装置。 - 【請求項7】 記録媒体を1枚ずつ給送する給送手段
と、 前記給送手段によって給送された記録媒体を記録領域へ
搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送された記録媒体に記録を行う
記録手段と、 記録媒体を前記記録領域から排出する排出手段と、 前記排出手段によって先行する記録媒体を排出するとと
もに次の記録媒体を前記給送手段によって給送する場
合、排出開始時の記録媒体の後端の位置が所定位置より
も下流にあるほど、排出開始から次の記録媒体の給送開
始までの時間間隔が短くなるように前記給送手段を制御
する制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置。 - 【請求項8】 前記所定位置において記録媒体を検知す
る検知手段を有し、前記制御手段は前記排出手段によっ
て先行する記録媒体を排出するときに、先行する記録媒
体の前記検知手段による後端の検知から排出開始までの
搬送距離が長いほど、排出開始から次の記録媒体の給送
開始までの時間間隔が短くなるように前記給送手段を制
御することを特徴とする請求項7記載の記録装置。 - 【請求項9】 前記制御手段は、次の記録媒体に対する
記録の先端余白の設定が長いほど、先行する記録媒体の
排出開始から次の記録媒体の給送開始までの時間間隔が
短くなるように前記給送手段を制御することを特徴とす
る請求項7又は請求項8に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001046272A JP2001310833A (ja) | 2000-02-22 | 2001-02-22 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000043967 | 2000-02-22 | ||
JP2000-43967 | 2000-02-22 | ||
JP2001046272A JP2001310833A (ja) | 2000-02-22 | 2001-02-22 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001310833A true JP2001310833A (ja) | 2001-11-06 |
Family
ID=26585809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001046272A Pending JP2001310833A (ja) | 2000-02-22 | 2001-02-22 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001310833A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7762376B2 (en) * | 2006-10-31 | 2010-07-27 | Inventio Ag | Elevator with two elevator cars which are disposed one above the other in a shaft |
JP2015020821A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | キヤノン株式会社 | 記録装置及び制御方法 |
JP7506716B2 (ja) | 2019-02-26 | 2024-06-26 | キヤノン株式会社 | 記録装置及び制御方法 |
-
2001
- 2001-02-22 JP JP2001046272A patent/JP2001310833A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7762376B2 (en) * | 2006-10-31 | 2010-07-27 | Inventio Ag | Elevator with two elevator cars which are disposed one above the other in a shaft |
JP2015020821A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | キヤノン株式会社 | 記録装置及び制御方法 |
US9327528B2 (en) | 2013-07-16 | 2016-05-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and control method |
CN106626813A (zh) * | 2013-07-16 | 2017-05-10 | 佳能株式会社 | 打印装置及控制方法 |
JP7506716B2 (ja) | 2019-02-26 | 2024-06-26 | キヤノン株式会社 | 記録装置及び制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080116 |