JPH07325174A - 釦スイッチ装置 - Google Patents

釦スイッチ装置

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JPH07325174A
JPH07325174A JP6141276A JP14127694A JPH07325174A JP H07325174 A JPH07325174 A JP H07325174A JP 6141276 A JP6141276 A JP 6141276A JP 14127694 A JP14127694 A JP 14127694A JP H07325174 A JPH07325174 A JP H07325174A
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JP
Japan
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operation button
pressing
shaft portion
case
button
Prior art date
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Pending
Application number
JP6141276A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Suzuki
哲 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目覚し時計の時計ケースからの突出量を小さ
くし、操作釦のがたつきを防止する。 【構成】 操作釦3への押圧操作に対し、プッシュスイ
ッチ10を押圧方向と直交する方向に配し、プッシュス
イッチ10の配設スペースを小さくして、時計ケースか
らの突出量を小さくする。操作釦3の回動中心となる軸
部6を軸受部材20に当接させ、固定板26で軸受部材
20に押圧する。軸部6が緊張状態となって自由な回動
が拘束され、操作釦3への押圧操作以外は操作釦が回動
せず、がたつきがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目覚し時計その他の機
器に取り付ける釦スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は目覚し時計のアラームのON,O
FFを切り換えるため従来より用いられている釦スイッ
チを示す。ケース100はその背部(左端部)が目覚し
時計の機器ケース(図示省略)と一体的になっており、
その前面部分には開口部110が形成され、この開口部
110に操作釦120が配置されている。操作釦120
は押圧操作される押圧部121がケース100の開口部
110に位置しており、軸部122が押圧方向と直交す
る方向に延びている。この操作釦120は押圧部121
への押圧により軸部122を中心に時計方向に回動して
押し込まれる。130はこの軸部122が回動可能に挿
入される軸受であり、ケース100内部における軸部1
22との対応位置に上下方向に配されている。操作釦1
20の軸部122はこの軸受130の軸受溝131内に
挿入され、この状態で軸受130の下端部に固定板14
0を当接してねじ止め等することにより、外れ止めさ
れ、これにより操作釦120の取り付けが行われる。
【0003】このような操作釦120の後側におけるケ
ース100内部には、プッシュスイッチ150が配置さ
れている。プッシュスイッチ150は操作釦120の押
圧方向と同一の方向(水平方向)に配置されており、こ
の押圧方向に伸縮することによりスイッチングを行う。
【0004】かかるプッシュスイッチ150は、目覚し
時計内の回路基板(図示省略)と電気的に接続されてお
り、スイッチングによりアラーム音の発生および停止を
行う。このスイッチングを行うため、プッシュスイッチ
150の先端部が操作釦120の背面部分に当接してお
り、操作釦120への押圧によりプッシュスイッチ15
0が短縮作動し、操作釦120への再度の押圧により伸
長作動する。151はプッシュスイッチ150を伸長作
動させるためのばねである。160はプッシュスイッチ
150をケース100内部に固定するためのブラケット
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の釦スイッチはプ
ッシュスイッチ150が操作釦120の押圧方向と同一
の方向に配置されるため、目覚し時計の機器ケースから
の突出量が大きくなっている。すなわち、目覚し時計の
機器ケースは釦スイッチの背部に位置するが、この機器
ケースと操作釦120との間にプッシュスイッチ150
が水平状態で設けられるところから、プッシュスイッチ
150の配設スペースがこれらの間に必要となり、その
分、機器ケースからの突出量が大きくなるためである。
そして、突出量が大きくなることに伴って、まとまった
デザインとなりにくく、外観の向上に限界を生じてい
る。
【0006】また、従来の釦スイッチは操作釦120が
がたつき易い問題を有している。すなわち、操作釦12
0はその押し込み操作およびばね151の付勢力により
軸部122を中心に単に回動するだけであり、これらの
作動後においては、操作釦120が自由状態となって不
用意に回動するためである。
【0007】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、全体の突出量が少なく、しかも操作釦のがたつ
きのない釦スイッチ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の釦ス
イッチ装置は、押圧操作される押圧部を有しアーム部が
当該押圧部から前記押圧方向に延びると共に軸部が押圧
方向と略直交する方向に設けられた操作釦と、開口部を
有し当該開口部に前記操作釦の押圧部が位置するように
取り付けられるケースと、このケースの内部に設けられ
前記操作釦の軸部が回動可能に当接する軸受部材と、前
記操作釦への押圧方向と略直交する方向に位置するよう
にケース内に配されると共に先端部が操作釦のアーム部
に当接し伸縮作動によりスイッチングを行うプッシュス
イッチと、前記操作釦の軸部を前記軸受部材へ押圧した
状態で軸部を軸受部材へ取り付ける固定部材とを備えて
いることを特徴とするものである。
【0009】上記構成において、スイッチングを行うプ
ッシュスイッチが操作釦への押圧方向と略直交する方向
に配されるため、操作釦と目覚し時計などの機器ケース
を接近させることができ、突出量が小さくなる。また、
固定部材は操作釦の軸部を軸受部材へ押圧することから
操作釦の軸部をストレスを有した緊張状態とすることが
できる。このため軸部の自由な回動が拘束され、操作釦
のがたつきがなくなる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の分解斜視図、図2
は操作釦の斜視図、図3は断面図を示す。これらの図に
おいて、ケース1の前面部分に開口部2が形成されてお
り、この開口部2から操作釦3が取り付けられる。ケー
ス1はプラスチックなどの軽量材により成形されてお
り、目覚し時計などの機器の機器ケース(図示省略)の
所定部分に配設される。
【0011】操作釦3は押圧部4と、アーム部5と、軸
部6を有し、これらがプラスチックなどの軽量材により
一体的に成形されている。押圧部4はスイッチングのた
めに指等により押圧操作されるものであり、この押圧部
4がケース1の開口部2に位置するように操作釦3がケ
ース1に取り付けられる。図示例において押圧部4はケ
ース1の前面部分の曲率と同一の曲率を有し、しかもケ
ース1の前面部分と同一面となるように成形されてお
り、これにより押圧部4とケース1との意匠的な統一が
図られている。アーム部5は押圧部4の上部後側に設け
られている。このアーム部5は押圧部4への押圧操作に
よる押圧方向と同方向となるように押圧部4に延設され
ている。また押圧部4と反対側の延設端部には上面が開
放されたブロック部7が立ち上がり状に形成されてい
る。このブロック部7は後述するプッシュスイッチ10
の先端部11が挿入されるものであり、これによりプッ
シュスイッチ10の先端部11がアーム部に当接する
(図3参照)。
【0012】プッシュスイッチ10は図3に示すよう
に、操作釦3のアーム部5の上方に位置するようにケー
ス1の内部に取り付けられている。プッシュスイッチ1
0はその伸縮によりスイッチングを行うものであり、目
覚し時計の内部に設けられた回路基板(図示省略)と電
気的に接続されている。このプッシュスイッチ10の伸
長作動はばね12の付勢力により行われ、短縮作動は操
作釦3への押圧操作により行われる。図6は目覚し時計
に対して、本実施例がそのアラーム音発生を行うON状
態であり、ばね12の付勢力によりプッシュスイッチ1
0が伸長状態となっている。これに対して、図3はアラ
ーム音が停止されるOFF状態であり、プッシュスイッ
チ10が短縮状態となっている。この図3の短縮状態は
プッシュスイッチ10の内部に設けたロック機構(図示
省略)がロック状態となることにより保持されものであ
る。
【0013】かかるプッシュスイッチ10は操作釦3に
対する押圧操作の押圧方向と略直交するようにケース1
に取り付けられものである。このようなプッシュスイッ
チ10の配設状態では、操作釦3と目覚し時計の機器ケ
ースとの間にプッシュスイッチ10の配設スペースが不
要となる。このため、操作釦3を目覚し時計の機器ケー
スと接近させることができ、釦スイッチ装置における目
覚し時計の機器ケースからの突出量が小さくなる。これ
により釦スイッチ状態を目覚し時計と一体化したデザイ
ンとすることができ、外観が向上する。
【0014】ケース1に対する操作釦3の取り付けは、
操作釦3の軸部6により行われる。操作釦3の軸部6は
押圧操作による操作釦3への押圧方向と略直交するよう
に設けられており、ケース1内部には、その軸部6が当
接する軸受部材20が形成されている。軸受部材20は
ケース1における軸部6との対応位置に垂下するように
設けられており、その下端部には操作釦3の軸部6が挿
入される軸受溝21が形成されている(図4参照)。操
作釦3はその軸部6が軸受溝21内で回動することによ
り、ケース1に対して回動する。なお、軸受部材20は
図1に示すように、軸部6の長さ方向における両側部分
に対応して複数配置され、これにより軸部6を安定的に
支持している。
【0015】このような軸受部材20との近接位置には
ボス25が設けられ、このボス25に固定板26が取り
付けられている。これらのボス25および固定板26は
操作釦3の軸部6を軸受部材20に自由な回動を拘束す
るように固定する固定部材を構成するものである。ここ
で、ボス25は図4に示すように、軸受部材20に取り
付けられた軸部6の高さよりも幾分、低くなるようにケ
ース1に形成されており、これにより軸受部材20の下
端部がボス25の下端部よりも寸法Dだけ下側に位置し
ている。固定板26はこのボス25の下端面に当接さ
れ、ボス25にビス27を螺合させることにより、ボス
25に固定される。
【0016】この固定板26は軸受部材20の下端面に
当接する幅を有しており、ボス25への固定により、操
作釦3の軸部6を軸受部材20と共に挟持する。この挟
持状態において、ボス25が軸受部材20に取り付けら
れた軸部6の高さよりも寸法Dだけ低くなっており、こ
のボス25に固定板26が固定されることから、固定板
26は軸部6を軸受部材20へ押圧する。これにより軸
部6はストレスを有した緊張状態となり、自由な回動が
拘束される。従って、操作釦3は押圧部4への押圧操作
以外は不用意に回動せず、がたつくことがなくなる。な
お、図示例では固定板26における操作釦3のアーム部
5に対応した部分に、スリット28を設けており(図1
および図2参照)、これにより固定板26とアーム部5
との接触部分が少なくなり、操作釦3の回動に対する障
害が減じている。
【0017】以上の構成の釦スイッチ装置の組み立て
は、図1に示すように、ケース1の開口部2から操作釦
3のアーム部5を差し込み、そのブロック部7にプッシ
ュスイッチ10の先端部11を挿入すると共に、軸部6
を軸受部材20の軸受溝21に挿入する。ここで、ケー
ス1の開口部2の下端部にはストッパ片9が立ち上がり
状に形成されているため、操作釦3はその押圧部4がケ
ース1の前面部分と同一面となった状態で停止する。そ
して、固定板26をボス25に当接させ、ビス27を螺
合することにより、操作釦3の軸部6を押圧状態で軸受
部材20に取り付け、組み立てを終了する。
【0018】図3はこの組み立て後におけるプッシュス
イッチ10のOFF状態であり、プッシュスイッチ10
が短縮状態となっている。この状態に対し、操作釦3の
押圧部4を押圧して押し込む。図5はこの押し込み状態
を示し、操作釦3が軸部6を中心に時計方向に回動す
る。これによりプッシュスイッチ10は操作釦3のアー
ム部5により押圧されて、さらに短縮作動し、内部のロ
ック機構のロックが解除される。従って、押圧部4への
押圧操作を解除することにより、ばね12の付勢力によ
りプッシュスイッチ10が伸長作動し、プッシュスイッ
チ10がON状態となる。図6はこの状態を示し、プッ
シュスイッチ10の伸長作動に従って操作釦3が軸部6
を中心に反時計方向に回動する。これにより、操作釦3
の押圧部4がケース1の前面部分よりも突出して、目覚
まし時計のアラーム告知のON状態であることが外見上
から判明する。以上の作動の間、操作釦3の軸部6が緊
張状態のため、自由な回動をすることなく、これにより
操作釦3にがたつきを生じることがない。
【0019】
【発明の効果】本発明はスイッチングを行うプッシュス
イッチを操作釦への押圧方向と略直交する方向に配した
ため、プッシュスイッチの配設スペースが小さくなり、
その分、操作釦を目覚まし時計などの機器ケースに接近
させることができ、操作釦の突出量が小さくなる。ま
た、操作釦の軸部を軸受部材に押圧するように取り付け
て緊張状態としたため、軸部の自由な回動を拘束でき、
これにより操作釦のがたつきもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図。
【図2】一実施例の操作釦の斜視図。
【図3】一実施例の中央縦断面図。
【図4】操作釦の取り付けを示す断面図。
【図5】作動を示す断面図。
【図6】作動を示す断面図。
【図7】従来の釦スイッチの断面図。
【符号の説明】
1 ケース 2 開口部 3 操作釦 4 押圧部 5 アーム部 6 軸部 20 軸受部材 25 ボス 26 固定板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧操作される押圧部を有しアーム部が
    当該押圧部から前記押圧方向に延びると共に軸部が押圧
    方向と略直交する方向に設けられた操作釦と、開口部を
    有し当該開口部に前記操作釦の押圧部が位置するように
    取り付けられるケースと、このケースの内部に設けられ
    前記操作釦の軸部が回動可能に当接する軸受部材と、前
    記操作釦への押圧方向と略直交する方向に位置するよう
    にケース内に配されると共に先端部が操作釦のアーム部
    に当接し伸縮作動によりスイッチングを行うプッシュス
    イッチと、前記操作釦の軸部を前記軸受部材へ押圧した
    状態で軸部を軸受部材へ取り付ける固定部材とを備えて
    いることを特徴とする釦スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部材に取り付けられた前記軸部
    の高さは軸受部材よりも幾分低くなるようにケース内部
    に設けられたボスと、前記操作釦の軸部を軸受部材へ押
    圧するように前記ボスの先端に取り付けられる固定板と
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の釦スイッ
    チ装置。
JP6141276A 1994-05-31 1994-05-31 釦スイッチ装置 Pending JPH07325174A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234680A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Rhythm Watch Co Ltd スイッチ装置及びこれを備えた時計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234680A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Rhythm Watch Co Ltd スイッチ装置及びこれを備えた時計
JP4711700B2 (ja) * 2005-02-25 2011-06-29 リズム時計工業株式会社 時計のスイッチ装置及びこれを備えた時計

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