JPH07324543A - 車両扉のセルフキャンセル開扉装置 - Google Patents

車両扉のセルフキャンセル開扉装置

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JPH07324543A
JPH07324543A JP13932894A JP13932894A JPH07324543A JP H07324543 A JPH07324543 A JP H07324543A JP 13932894 A JP13932894 A JP 13932894A JP 13932894 A JP13932894 A JP 13932894A JP H07324543 A JPH07324543 A JP H07324543A
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latch
ratchet
open lever
lever
lock
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JP13932894A
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Masakatsu Yoshikuwa
正勝 吉桑
Tsugio Hoshikawa
次夫 星川
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワンモーション開扉は不能だがセルフキャン
セルは可能でかつ軽く作動するものを得る。 【構成】 アンロック位置とロック位置の間切替自在の
ロックレバー13と、ハンドルの開扉操作により回転さ
せられる第1オープンレバー15と、該レバー15の回
転で回転する第2オープンレバー18からなり、前記ロ
ックレバー13にはロック位置のときに前記第1レバー
15を回転させても前記第2レバー18を回転させない
リンク杆14を取付け、前記ラッチ5の外周縁には凸部
5aを設けて閉扉によりラッチ5が回転すると前記凸部
5aにより前記ラッチ5外周縁に当接している前記ラチ
ェット7を動かすように構成し、前記第2オープンレバ
ー18と前記ラチェット7とは連結棒24を介して直接
連結した車両扉のセルフキャンセル開扉装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワンモーション開扉は
できないが、セルフキャンセルは可能である車両扉のロ
ック装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、車体側に固定されているストライカ
ーと係合して回転するラッチと該ラッチに係合して該ラ
ッチの逆転を防止するラチェットと、アンロック位置と
ロック位置の間切替回動自在のロックレバーと、アウタ
ーハンドルにより回転させられる第1オープンレバー
と、インナーハンドルにより回転させられる第2オープ
ンレバーと、前記ロックレバーに接続され前記ロックレ
バーがアンロック位置のときは前記第1オープンレバー
を回転させると前記第2オープンレバーは回転するがロ
ック位置のときは前記第1オープンレバーを回転させて
も前記第2オープンレバーは回転しなくなるリンク杆と
からなり、前記第2オープンレバーは前記ラチェットに
レバーを介して接続して前記第2オープンレバーをイン
ナーハンドルの開扉操作により回転させると前記ラチェ
ットをレバーを介して回転させてロック状態でもワンモ
ーションで開扉できるように構成し、またロック状態で
閉扉すると前記ラッチが前記ストライカーと係合して回
転することにより前記ラッチの外周面に弾着している前
記ラチェットを前記ラッチの外周に形成した凸部により
押出して前記第2オープンレバーをレバーを介して回動
させて前記リンク杆を前記第2オープンレバーにより移
動させて前記ロックレバーをアンロック状態に切替えて
セルフキャンセルするように構成した車両扉のワンモー
ション開扉とセルフキャンセル装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、車
両扉のワンモーション開扉は勿論、セルフキャンセルも
できる構造である。しかし、ワンモーション開扉は不要
である場合もある。また、公知のセルフキャンセル機構
は、ラチェットの動きで第2オープンレバーを直接動か
すものではなく、第2オープンレバーを別のレバーを介
して回動させているので、動きが重いという課題があっ
た。
【0004】
【発明の目的】ワンモーション開扉は不能だがセルフキ
ャンセルは可能でかつ軽く作動するものを得る。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、車体
側に固定されているストライカー8と係合して回転する
ラッチ5と該ラッチ5に係合して該ラッチ5の逆転を防
止するラチェット7と、アンロック位置とロック位置の
間切替自在のロックレバー13と、アウター又はインナ
ーハンドルの開扉操作により回転させられる第1オープ
ンレバー15と、該第1オープンレバー15の回転で回
転する第2オープンレバー18からなり、前記ロックレ
バー13には、該ロックレバー13をアンロック位置に
したときはアウター又はインナーハンドルの開扉操作に
より前記第1オープンレバー15を回転させると前記第
2オープンレバー18も連動回転するがロック位置にす
るとアウター又はインナーハンドルを開扉操作して前記
第1オープンレバー15を回転させても前記第2オープ
ンレバー18は回転しなくなるリンク杆14を取付け、
前記ラッチ5の外周縁には凸部5aを設けて閉扉のとき
ストライカー8と係合して前記ラッチ5が回転すると前
記凸部5aにより前記ラッチ5外周縁に当接している前
記ラチェット7を動かすように構成し、前記第2オープ
ンレバー18と前記ラチェット7とは連結棒24を介し
て直接連結した車両扉のセルフキャンセル開扉装置とし
たものである。また、本発明は、前記第1オープンレバ
ー15及び前記第2オープンレバー18は、ラチェット
7の軸6に軸着した車両扉のセルフキャンセル開扉装置
としたものである。また、本発明は、前記リンク杆14
は、上下する構成にした車両扉のセルフキャンセル開扉
装置としたものである。また、本発明は、扉側に取付け
られるロック装置本体1の表側には凹部室3を形成し、
該凹部室3内の上部には軸4によりラッチ5を下部には
軸6により常時前記ラッチ5に弾着するラチェット7を
夫々軸着し、前記ラッチ5の外周縁には閉扉時車体側に
固定されているストライカー8と係合して前記ラッチ5
を回転させる係合溝9及び前記ラチェット7が係合して
前記ラッチ5の逆転を防止するハーフラッチ係合段部1
0とフルラッチ係合段部11及び前記ラチェット7を外
方に押し出す凸部5aを夫々設け、前記ロック装置本体
1の裏側に前記ラッチの軸4を突出させてロック位置と
アンロック位置の間切替自在のロックレバー13を直接
又は間接的に軸装し、該ロックレバー13の一端側13
aには上下動リンク杆14の上端を軸止し、該上下動リ
ンク杆14の下部には凸部14cを形成し、オープンレ
バーは第1オープンレバー15と第2オープンレバー1
8の2個に分割形成して前記ラチェット7の前記ラチェ
ットの軸6に直接又は間接的に夫々軸着し、第1オープ
ンレバー15にはアウター及びインナーハンドルを連結
させるとともに前記軸6の下方位置に放射方向に長い長
孔16を形成し、該長孔16には前記上下動リンク杆1
4の下部に形成した突起14dを上下摺動自在に係合さ
せ、前記第2オープンレバー18には、アンロック位置
にある前記突起14dと相対峙する当接面18aと、ロ
ック位置にある前記突起14dと相対峙する空振溝18
bと、他端側21が下動したとき前記凸部14cを押下
げてロック位置にあるロックレバー13をアンロック位
置にする係合面18cとを夫々設け、前記ロック装置本
体1の前記軸6の側部には前記軸6を中心とする上下方
向に長い円弧孔22を設け、前記第2オープンレバー1
8と前記ラチェット7とは、閉扉したとき前記ラチェッ
ト7が前記ラッチ5の外周に形成した凸部5aにより押
出れて回動すると前記第2オープンレバー18も回動す
るように前記ラチェット7には前記円弧孔22を通って
前記第2オープンレバー18に向けて突出する連結軸2
4を、前記第2オープンレバー18には前記連結軸24
に係合する筒体23を夫々設けた車両扉のセルフキャン
セル開扉装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は扉側に取付けられるロック装置本体で、ロック装置
本体1の表側には金属カバープレート2により包囲され
た凹部室3が形成され、凹部室3内の上部には軸4によ
り軸着されるラッチ5が、凹部室3内の下部には軸6に
より軸着され常時前記ラッチ5にバネの弾力で弾着する
ラチェット7が夫々設けられる。前記ラッチ5の外周縁
には、閉扉したとき車体側に固定されているストライカ
ー8と係合する係合溝9及び、前記ラチェット7の爪が
係合して前記ラッチ5の逆転を防止するハーフラッチ係
合段部10とフルラッチ係合段部11が夫々設けられ
る。また、前記ラッチ5の外周面には閉扉すると前記ラ
チェット7を外方に押してから前記ハーフラッチ係合段
部10またはフルラッチ係合段部11に係合するように
なる凸部5aが設けられる。前記ラッチ5と前記ラチェ
ット7は、実施例ではラッチ5は上部位置にラチェット
7は下部位置に設けられるが、上下反対でも実施でき
る。12は閉扉したとき前記ストライカー8が通るスト
ライカー進入溝である。
【0007】前記ロック装置本体1の裏側には、前記ラ
ッチ5の軸4を突出させ、軸4の外周に直接又は間接に
ロックレバー13を軸装する。該ロックレバー13は死
点越えのバネ(図省略)が取付けてあって、アンロック
位置とロック位置の間節動自在である。前記ロックレバ
ー13の一端側13aは通常キーシリンダーにロッドを
介して直接又は間接的に連結され、前記ロックレバー1
3の他端側13bは通常シルノブにロッドを介して直接
又は間接的に連結され、キー又はシルノブの操作により
ロック・アンロック位置に切替わる。
【0008】前記ロックレバー13の一端側13aには
上下動リンク杆14の上端が軸止される。該上下動リン
ク杆14は通常合成樹脂のような材料で形成され、全体
は略L形に形成されて垂直部14aと水平部14bとを
有する。前記垂直部14aの下端には、肉厚にした凸部
14cを形成する。
【0009】オープンレバーは2つに分割形成されてい
て、15は第1オープンレバーであり、18は第2オー
プンレバーであり、いずれもラチェット7の軸6に直接
又は間接的に軸着されている。オープンレバーはラチェ
ット7の軸6に軸着しなくても実施できるがラチェット
7の軸6に軸着した方が簡単である。第1オープンレバ
ー15には、軸6より放射方向の略下方に向けた長い長
孔16を形成し、該長孔16に前記上下動リンク杆14
の下部先端に形成した突起14dを係合させる。該突起
14dは、前記ロックレバー13をアンロック位置にす
ると長孔16の下端に移動し、前記ロックレバー13を
ロック位置にすると長孔16の上端に移動する。
【0010】前記第1オープンレバー15の回動一端1
5aには、アウターハンドルに連結するロッド17の先
端を係合させ、アウターハンドルを開扉操作すると前記
第1オープンレバー15はロッド17介して軸6を中心
に左回転aする。前記第1オープンレバー15の回動他
端15bには、インナーハンドルに連結する回動レバー
20の先端を臨ませ、インナーハンドルを開扉操作する
と前記回動レバー20はb方向に移動し、前記第1オー
プンレバー15は軸6を中心に左回転aする。
【0011】前記軸6には、インナーハンドルの開扉操
作で回動する第2オープンレバー18も軸着される。前
記のようにロックレバー13をアンロック位置にする
と、上下動リンク杆14の突起14dは長孔16の下端
に移動し、ロックレバー13をロック位置にすると長孔
16の上端に移動するが、第2オープンレバー18には
アンロック位置にしたとき前記突起14dと相対峙する
当接面18aと、ロック位置にしたとき前記突起14d
に相対峙する空振溝18bとを設けてある。また、第2
オープンレバー18の他端側21には、ロック位置で前
記凸部14cに当接し、他端側21が下動すると、前記
凸部14cを押下げてロックレバー13をアンロック位
置にする係合面18cと前記凸部14cが嵌合する嵌合
溝18dとを並べて設ける。
【0012】22は前記ロック装置本体1に形成した軸
6を中心とする上下方向の円弧孔であり、該円弧孔22
には前記ラチェット7より突出する連結棒24が係合し
ている。該連結棒24は、前記第2オープンレバー18
より突出る筒体23に挿入される。即ち、アウター又は
インナーハンドルを開扉操作して前記第2オープンレバ
ー18を回転させると、長穴16で突起14dを押し、
突起14dで当接面18aを押して前記第2オープンレ
バー18を回転させ、前記第2オープンレバー18より
突出る筒体23で連結棒24を押し下げて前記ラチェッ
ト7を前記ラッチ5より離脱させて開扉させ、同時に前
記第2オープンレバー18の係合面18cで凸部14c
を押し下げてセルフキャンセルする。
【0013】
【作用】次に作用を述べる。閉扉状態において、キー又
はシルノブ操作により、ロックレバー13を図3のよう
にアンロック位置にすると、上下動リンク杆14は下動
してその突起14dは長孔16の下端に移動し、突起1
4dは第2オープンレバー18の当接面18aと相対峙
する。この状態で、アウター又はインナーハンドルを開
扉操作して第1オープンレバー15を左回転aさせる
と、第1オープンレバー15の長孔16の内壁で突起1
4dを横移動させるから突起14dで当接面18aを押
圧し、第2オープンレバー18は軸6を中心に左回転
し、第2オープンレバー18の筒体23に係合している
連結棒24を円弧孔22に添って下動させてラチェット
7を回動させ、ラチェット7をラッチ5より離脱させて
開扉させ得る。
【0014】閉扉状態において、キー又はシルノブ操作
により、図4のようにロックレバー13をロック位置に
すると、上下動リンク杆14の突起14dは長孔16の
上端に移動し、突起14dは第2オープンレバー18の
空振溝18bと相対峙する。この状態で、アウター又は
インナーハンドルを開扉操作して第1オープンレバー1
5を左回転させても、突起14dは空振溝18bに係合
するだけで第2オープンレバー18は回転せず、したが
って、ラチェット7をラッチ5より離脱させることはで
きないから、開扉できない。それゆえ、ロック状態で
は、ワンモーション開扉はできない。
【0015】しかし、開扉状態においては、図4のよう
にロックレバー13をロック位置にしておいても、その
まま閉扉すると、図5のようにセルフキャンセルはでき
る。即ち、図4の状態で閉扉すると、前記ラッチ5はス
トライカー8と係合して回転するから、前記ラッチ5の
回転により、ラチェット7をラッチ5の外周に形成した
凸部5aで外方に押し出すようになる。そのため、ラチ
ェット7は回動して連結棒24を円弧孔22に添って下
動させ、筒体23を介して前記第2オープンレバー18
を左回転させるから係合面18cで凸部14cを押し下
げ、ロック状態のロックレバー13をアンロック位置に
切替える。
【0016】
【発明の効果】本発明は、車体側に固定されているスト
ライカー8と係合して回転するラッチ5と該ラッチ5に
係合して該ラッチ5の逆転を防止するラチェット7と、
アンロック位置とロック位置の間切替自在のロックレバ
ー13と、アウター又はインナーハンドルの開扉操作に
より回転させられる第1オープンレバー15と、該第1
オープンレバー15の回転で回転する第2オープンレバ
ー18からなり、前記ロックレバー13には、該ロック
レバー13をアンロック位置にしたときはアウター又は
インナーハンドルの開扉操作により前記第1オープンレ
バー15を回転させると前記第2オープンレバー18も
連動回転するがロック位置にするとアウター又はインナ
ーハンドルを開扉操作して前記第1オープンレバー15
を回転させても前記第2オープンレバー18は回転しな
くなるリンク杆14を取付け、前記ラッチ5の外周縁に
は凸部5aを設けて閉扉のときストライカー8と係合し
て前記ラッチ5が回転すると前記凸部5aにより前記ラ
ッチ5外周縁に当接している前記ラチェット7を動かす
ように構成し、前記第2オープンレバー18と前記ラチ
ェット7とは連結棒24を介して直接連結した車両扉の
セルフキャンセル開扉装置としたものであるから、図4
のようにロックレバー13がロック位置で閉扉している
ときは、上下動リンク杆14の突起14dは第2オープ
ンレバー18の空振溝18bと相対峙する非係合状態で
あるから、インナーハンドルを開扉操作して第1オープ
ンレバー15を回転させても空振であって第2オープン
レバー18は回転せず、したがって、ラチェット7をラ
ッチ5より離脱させることはできないから、開扉できな
いが、しかし、開扉状態において図4のような状態で
も、閉扉すると、前記ラッチ5はストライカー8と係合
して回転するから、前記ラッチ5の回転により、ラチェ
ット7をラッチ5の外周に形成した凸部5aで外方に押
し出すようになるため、ラチェット7の回動を連結棒2
4で前記第2オープンレバー18に伝達して、ロック状
態のロックレバー13をアンロック位置に切替えて、セ
ルフキャンセルできる。また、本発明は、前記第1オー
プンレバー15及び前記第2オープンレバー18は、ラ
チェット7の軸6に軸着した車両扉のセルフキャンセル
開扉装置としたものであるから、工作容易である。ま
た、本発明は、前記リンク杆14は、上下する構成にし
た車両扉のセルフキャンセル開扉装置としたものである
から、左右する構成に比べ、取扱い容易である。また、
本発明は、扉側に取付けられるロック装置本体1の表側
には凹部室3を形成し、該凹部室3内の上部には軸4に
よりラッチ5を下部には軸6により常時前記ラッチ5に
弾着するラチェット7を夫々軸着し、前記ラッチ5の外
周縁には閉扉時車体側に固定されているストライカー8
と係合して前記ラッチ5を回転させる係合溝9及び前記
ラチェット7が係合して前記ラッチ5の逆転を防止する
ハーフラッチ係合段部10とフルラッチ係合段部11及
び前記ラチェット7を外方に押し出す凸部5aを夫々設
け、前記ロック装置本体1の裏側に前記ラッチの軸4を
突出させてロック位置とアンロック位置の間切替自在の
ロックレバー13を直接又は間接的に軸装し、該ロック
レバー13の一端側13aには上下動リンク杆14の上
端を軸止し、該上下動リンク杆14の下部には凸部14
cを形成し、オープンレバーは第1オープンレバー15
と第2オープンレバー18の2個に分割形成して前記ラ
チェット7の前記ラチェットの軸6に直接又は間接的に
夫々軸着し、第1オープンレバー15にはアウター及び
インナーハンドルを連結させるとともに前記軸6の下方
位置に放射方向に長い長孔16を形成し、該長孔16に
は前記上下動リンク杆14の下部に形成した突起14d
を上下摺動自在に係合させ、前記第2オープンレバー1
8には、アンロック位置にある前記突起14dと相対峙
する当接面18aと、ロック位置にある前記突起14d
と相対峙する空振溝18bと、他端側21が下動したと
き前記凸部14cを押下げてロック位置にあるロックレ
バー13をアンロック位置にする係合面18cとを夫々
設け、前記ロック装置本体1の前記軸6の側部には前記
軸6を中心とする上下方向に長い円弧孔22を設け、前
記第2オープンレバー18と前記ラチェット7とは、閉
扉したとき前記ラチェット7が前記ラッチ5の外周に形
成した凸部5aにより押出れて回動すると前記第2オー
プンレバー18も回動するように前記ラチェット7には
前記円弧孔22を通って前記第2オープンレバー18に
向けて突出する連結軸24を、前記第2オープンレバー
18には前記連結軸24に係合する筒体23を夫々設け
た車両扉のセルフキャンセル開扉装置としたものである
から、前記した効果はそのまま奏する外、構成が具体的
であるので、実施化容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロック装置本体の正面図。
【図2】ロック装置本体の要部断面図。
【図3】ロックレバーアンロック状態背面図。
【図4】ロックレバーロック状態背面図。
【図5】インナーハンドル開扉操作によるワンモーショ
ン開扉状態背面図。
【図6】アンロック状態でアウターハンドル開扉操作し
たときの背面図。
【図7】ロックレバーロック状態で閉扉した状態の背面
図。
【図8】上下動リンク杆背面図。
【図9】A−A断面図。
【図10】第1オープンレバー背面図。
【図11】B−B断面図。
【図12】第2オープンレバー背面図。
【図13】C−C断面図。
【符号の説明】
1…ロック装置本体、2…金属カバープレート、3…凹
部室、4…ラッチ軸、5…ラッチ、5a…凸部、6…ラ
チェット軸、7…ラチェット、8…ストライカー、9…
係合溝、10…ハーフラッチ係合段部、11…フルラッ
チ係合段部、12…ストライカー進入溝、13…ロック
レバー、14…上下動リンク杆、14a…垂直部、14
b…水平部、14c…凸部、14d…突起、15…第1
オープンレバー、15a…回動端、16…長孔、17…
ロッド、18…第2オープンレバー、18a…当接面、
18b…空振溝、18c…係合面、18d…嵌合溝、1
9…一端、20…回転レバー、21…他端、22…円弧
孔、23…筒体、24…連結棒。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定されているストライカー8
    と係合して回転するラッチ5と該ラッチ5に係合して該
    ラッチ5の逆転を防止するラチェット7と、アンロック
    位置とロック位置の間切替自在のロックレバー13と、
    アウター又はインナーハンドルの開扉操作により回転さ
    せられる第1オープンレバー15と、該第1オープンレ
    バー15の回転で回転する第2オープンレバー18から
    なり、前記ロックレバー13には、該ロックレバー13
    をアンロック位置にしたときはアウター又はインナーハ
    ンドルの開扉操作により前記第1オープンレバー15を
    回転させると前記第2オープンレバー18も連動回転す
    るがロック位置にするとアウター又はインナーハンドル
    を開扉操作して前記第1オープンレバー15を回転させ
    ても前記第2オープンレバー18は回転しなくなるリン
    ク杆14を取付け、前記ラッチ5の外周縁には凸部5a
    を設けて閉扉のときストライカー8と係合して前記ラッ
    チ5が回転すると前記凸部5aにより前記ラッチ5外周
    縁に当接している前記ラチェット7を動かすように構成
    し、前記第2オープンレバー18と前記ラチェット7と
    は連結棒24を介して直接連結した車両扉のセルフキャ
    ンセル開扉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1オープンレ
    バー15及び前記第2オープンレバー18は、ラチェッ
    ト7の軸6に軸着した車両扉のセルフキャンセル開扉装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記リンク杆14
    は、上下する構成にした車両扉のセルフキャンセル開扉
    装置。
  4. 【請求項4】 扉側に取付けられるロック装置本体1の
    表側には凹部室3を形成し、該凹部室3内の上部には軸
    4によりラッチ5を下部には軸6により常時前記ラッチ
    5に弾着するラチェット7を夫々軸着し、前記ラッチ5
    の外周縁には閉扉時車体側に固定されているストライカ
    ー8と係合して前記ラッチ5を回転させる係合溝9及び
    前記ラチェット7が係合して前記ラッチ5の逆転を防止
    するハーフラッチ係合段部10とフルラッチ係合段部1
    1及び前記ラチェット7を外方に押し出す凸部5aを夫
    々設け、前記ロック装置本体1の裏側に前記ラッチの軸
    4を突出させてロック位置とアンロック位置の間切替自
    在のロックレバー13を直接又は間接的に軸装し、該ロ
    ックレバー13の一端側13aには上下動リンク杆14
    の上端を軸止し、該上下動リンク杆14の下部には凸部
    14cを形成し、オープンレバーは第1オープンレバー
    15と第2オープンレバー18の2個に分割形成して前
    記ラチェット7の前記ラチェットの軸6に直接又は間接
    的に夫々軸着し、第1オープンレバー15にはアウター
    及びインナーハンドルを連結させるとともに前記軸6の
    下方位置に放射方向に長い長孔16を形成し、該長孔1
    6には前記上下動リンク杆14の下部に形成した突起1
    4dを上下摺動自在に係合させ、前記第2オープンレバ
    ー18には、アンロック位置にある前記突起14dと相
    対峙する当接面18aと、ロック位置にある前記突起1
    4dと相対峙する空振溝18bと、他端側21が下動し
    たとき前記凸部14cを押下げてロック位置にあるロッ
    クレバー13をアンロック位置にする係合面18cとを
    夫々設け、前記ロック装置本体1の前記軸6の側部には
    前記軸6を中心とする上下方向に長い円弧孔22を設
    け、前記第2オープンレバー18と前記ラチェット7と
    は、閉扉したとき前記ラチェット7が前記ラッチ5の外
    周に形成した凸部5aにより押出れて回動すると前記第
    2オープンレバー18も回動するように前記ラチェット
    7には前記円弧孔22を通って前記第2オープンレバー
    18に向けて突出する連結軸24を、前記第2オープン
    レバー18には前記連結軸24に係合する筒体23を夫
    々設けた車両扉のセルフキャンセル開扉装置。
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