JPH073239B2 - 円周流式液体ポンプ - Google Patents
円周流式液体ポンプInfo
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- JPH073239B2 JPH073239B2 JP1341437A JP34143789A JPH073239B2 JP H073239 B2 JPH073239 B2 JP H073239B2 JP 1341437 A JP1341437 A JP 1341437A JP 34143789 A JP34143789 A JP 34143789A JP H073239 B2 JPH073239 B2 JP H073239B2
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- JP
- Japan
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- pump
- impeller
- casing assembly
- passage
- gas vent
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D5/00—Pumps with circumferential or transverse flow
- F04D5/002—Regenerative pumps
- F04D5/007—Details of the inlet or outlet
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D5/00—Pumps with circumferential or transverse flow
- F04D5/002—Regenerative pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/048—Arrangements for driving regenerative pumps, i.e. side-channel pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/20—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines characterised by means for preventing vapour lock
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D9/00—Priming; Preventing vapour lock
- F04D9/001—Preventing vapour lock
- F04D9/002—Preventing vapour lock by means in the very pump
- F04D9/003—Preventing vapour lock by means in the very pump separating and removing the vapour
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2250/00—Geometry
- F05B2250/50—Inlet or outlet
- F05B2250/503—Inlet or outlet of regenerative pumps
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、円周流式液体ポンプに係り、特に車両用内燃
機関において燃料タンクよりガソリンのような液体燃料
を汲み上げる燃料ポンプとして用いられる円周流式液体
ポンプに関する。
機関において燃料タンクよりガソリンのような液体燃料
を汲み上げる燃料ポンプとして用いられる円周流式液体
ポンプに関する。
第４図および第５図は例えば特開昭60-79193号公報に示
されたような従来の円周流式液体ポンプと同種類のポン
プを示す断面図である。図において、（１）はポンプケ
ーシングの組立体を示しており、この組立体はポンプケ
ーシング本体（２）とカバー（３）との組立体により構
成されている。ポンプケーシング組立体（１）内には外
周縁部に羽根部（５）を有するインペラ（４）が設けら
れており、このインペラ（４）は中心軸（６）によって
ポンプケーシング組立体（１）に対して自身の中心軸線
の周りに回転可能に支持されている。
されたような従来の円周流式液体ポンプと同種類のポン
プを示す断面図である。図において、（１）はポンプケ
ーシングの組立体を示しており、この組立体はポンプケ
ーシング本体（２）とカバー（３）との組立体により構
成されている。ポンプケーシング組立体（１）内には外
周縁部に羽根部（５）を有するインペラ（４）が設けら
れており、このインペラ（４）は中心軸（６）によって
ポンプケーシング組立体（１）に対して自身の中心軸線
の周りに回転可能に支持されている。
ポンプケーシング組立体（１）は、インペラ（４）の外
周縁部に沿って延在する円弧帯状のポンプ流路（７）及
びこのポンプ流路（７）の両端部に開口する吸入口
（８）と吐出口（９）とを郭定し、ポンプ流路（７）に
インペラ（４）の羽根部（５）を受け入れている。
周縁部に沿って延在する円弧帯状のポンプ流路（７）及
びこのポンプ流路（７）の両端部に開口する吸入口
（８）と吐出口（９）とを郭定し、ポンプ流路（７）に
インペラ（４）の羽根部（５）を受け入れている。
ポンプ流路（７）には、このポンプ流路（７）の吸入口
（８）側の低圧部分にポンプ流路断面積が大きくされた
拡大流路部（7a）が吸入口から始まって所定長さを有す
る円弧状に形成され、この拡大流路部（7a）の終端であ
る反吸入口側に流路断面積が縮小する段差部（7b）が設
けられている。この段差部（7b）から吐出口（９）にわ
たって拡大流路部（7a）よりもポンプ流路断面積が小さ
くされたポンプ流路の高圧部分が設けられ、ポンプ流路
内とポンプケーシング組立体（１）外とを連通する小孔
状の気体抜き孔（14）が拡大流路部内において、段差部
（7b）に隣接して設けられている。
（８）側の低圧部分にポンプ流路断面積が大きくされた
拡大流路部（7a）が吸入口から始まって所定長さを有す
る円弧状に形成され、この拡大流路部（7a）の終端であ
る反吸入口側に流路断面積が縮小する段差部（7b）が設
けられている。この段差部（7b）から吐出口（９）にわ
たって拡大流路部（7a）よりもポンプ流路断面積が小さ
くされたポンプ流路の高圧部分が設けられ、ポンプ流路
内とポンプケーシング組立体（１）外とを連通する小孔
状の気体抜き孔（14）が拡大流路部内において、段差部
（7b）に隣接して設けられている。
インペラ（４）の中心軸（６）は円周流式液体ポンプに
連結された電動機（15）の回転子（16）の中心軸として
構成され、その両端部を軸受（17）と（18）とによって
回転可能に支持されている。
連結された電動機（15）の回転子（16）の中心軸として
構成され、その両端部を軸受（17）と（18）とによって
回転可能に支持されている。
（19）はエンドカバーで、チェック弁（22）、液体出口
（23）などを備えると共にブラケット（24）を保持して
いる。
（23）などを備えると共にブラケット（24）を保持して
いる。
ポンプケーシング組立体（１）とエンドカバー（19）と
は電動機（15）のヨーク（20）によって互いに連結され
ている。ヨーク（20）は、内部に回転子（16）を収容し
且つポンプケーシング組立体（１）とエンドカバー（1
9）との間に吐出口（９）より吐出される液体燃料のよ
うな液体を貯容する液体室（21）を郭定し、内周部に固
定子として作用する永久磁石（25）を組付けられてい
る。液体室（21）は、エンドカバー（19）に設けられた
チェック弁（22）を有する液体出口（23）に連通し、ま
たブラケット（24）には回転子（16）の整流子（26）に
摺接する給電用ブラシ（27）を有している。
は電動機（15）のヨーク（20）によって互いに連結され
ている。ヨーク（20）は、内部に回転子（16）を収容し
且つポンプケーシング組立体（１）とエンドカバー（1
9）との間に吐出口（９）より吐出される液体燃料のよ
うな液体を貯容する液体室（21）を郭定し、内周部に固
定子として作用する永久磁石（25）を組付けられてい
る。液体室（21）は、エンドカバー（19）に設けられた
チェック弁（22）を有する液体出口（23）に連通し、ま
たブラケット（24）には回転子（16）の整流子（26）に
摺接する給電用ブラシ（27）を有している。
次に動作について説明する。上述のような構成によりな
る円周流式液体ポンプにおいては、電動機（15）によっ
てインペラ（４）が第５図で見て時計廻り方向に回転駆
動されることにより吸入口（８）より液体燃料のような
液体がポンプ流路（７）の一端部に吸入され、この液体
はポンプ流路内のインペラの羽根部（５）が高速で回転
することにより生じる流体摩擦抵抗により昇圧され、ポ
ンプ流路（７）を第５図で見て時計廻り方向へ流れてそ
の他端部の吐出口（９）より液体室（21）へ流出する。
また、ポンプ流路（７）内には、インペラの羽根部
（５）と液体との接触面で発生した燃料蒸気による気泡
のような気体が発生して液体室（21）へ流出しようとす
る。気泡のような気体が液体室（21）へ流出して内燃機
関に給送されると各種の不具合を生じる。従って拡大流
路部内の段差部（7b）に隣接して設けられた気体抜き孔
（14）によりできる限りポンプケーシング組立体（１）
の外へ排出されるようになされている。
る円周流式液体ポンプにおいては、電動機（15）によっ
てインペラ（４）が第５図で見て時計廻り方向に回転駆
動されることにより吸入口（８）より液体燃料のような
液体がポンプ流路（７）の一端部に吸入され、この液体
はポンプ流路内のインペラの羽根部（５）が高速で回転
することにより生じる流体摩擦抵抗により昇圧され、ポ
ンプ流路（７）を第５図で見て時計廻り方向へ流れてそ
の他端部の吐出口（９）より液体室（21）へ流出する。
また、ポンプ流路（７）内には、インペラの羽根部
（５）と液体との接触面で発生した燃料蒸気による気泡
のような気体が発生して液体室（21）へ流出しようとす
る。気泡のような気体が液体室（21）へ流出して内燃機
関に給送されると各種の不具合を生じる。従って拡大流
路部内の段差部（7b）に隣接して設けられた気体抜き孔
（14）によりできる限りポンプケーシング組立体（１）
の外へ排出されるようになされている。
燃料ポンプとして用いられる円周流式液体ポンプにおい
て、燃料蒸気による気泡がポンプ流路内に発生してこれ
がポンプ流路に溜ると、いわゆるベーパロックが生じ、
液体燃料の流れが阻害され、ポンプ容量が著しく低下す
る恐れがある。このような問題に鑑みて、従来の円周流
式液体ポンプはポンプ流路の中間部分をポンプケーシン
グ組立体外へ連通せしめる気体抜き孔を有し、この気体
抜き孔によりポンプ流路内に発生した燃料蒸気による気
泡のような気体をポンプケーシング組立体外へ排出する
ように構成されている。しかしながら、気体抜き孔が拡
大流路部内の底面部に設けられた小孔であるため各種の
問題があった。即ち、ポンプ流路内のインペラの羽根部
と液体燃料のような液体との接触面で気泡のような気体
が発生するが、この気体は遠心力と液体との比重差によ
りポンプ流路の内周部のインペラ近傍に集まって流れ
る。この気体をポンプケーシング組立体外へ排出するた
めには、ポンプ流路の底面部近傍に存在する気体分をほ
とんど含まない液体を多量にポンプケーシング組立体外
へ排出することが必要である。また、気体抜き孔が流路
断面積の小さな小孔状であるために気体が液体とともに
ポンプケーシング組立体外へ排出される際に大きな流路
抵抗を受けねばならない。更に、気体抜き孔がポンプ流
路の底面部に対して鉛直に延在しているためにポンプ流
路内の渦流による動圧力が気体をポンプケーシング組立
体外へ排出する際に利用できず、ポンプ流路内の静圧力
のみで気体を排出せねばならないなどといった問題点が
ある。従って燃料蒸気が多く発生する悪条件下において
は燃料蒸気による気泡のような気体は十分にポンプケー
シング組立体外へ排出されないことがあり、ベーパロッ
クの発生が確実に回避されない恐れがある。
て、燃料蒸気による気泡がポンプ流路内に発生してこれ
がポンプ流路に溜ると、いわゆるベーパロックが生じ、
液体燃料の流れが阻害され、ポンプ容量が著しく低下す
る恐れがある。このような問題に鑑みて、従来の円周流
式液体ポンプはポンプ流路の中間部分をポンプケーシン
グ組立体外へ連通せしめる気体抜き孔を有し、この気体
抜き孔によりポンプ流路内に発生した燃料蒸気による気
泡のような気体をポンプケーシング組立体外へ排出する
ように構成されている。しかしながら、気体抜き孔が拡
大流路部内の底面部に設けられた小孔であるため各種の
問題があった。即ち、ポンプ流路内のインペラの羽根部
と液体燃料のような液体との接触面で気泡のような気体
が発生するが、この気体は遠心力と液体との比重差によ
りポンプ流路の内周部のインペラ近傍に集まって流れ
る。この気体をポンプケーシング組立体外へ排出するた
めには、ポンプ流路の底面部近傍に存在する気体分をほ
とんど含まない液体を多量にポンプケーシング組立体外
へ排出することが必要である。また、気体抜き孔が流路
断面積の小さな小孔状であるために気体が液体とともに
ポンプケーシング組立体外へ排出される際に大きな流路
抵抗を受けねばならない。更に、気体抜き孔がポンプ流
路の底面部に対して鉛直に延在しているためにポンプ流
路内の渦流による動圧力が気体をポンプケーシング組立
体外へ排出する際に利用できず、ポンプ流路内の静圧力
のみで気体を排出せねばならないなどといった問題点が
ある。従って燃料蒸気が多く発生する悪条件下において
は燃料蒸気による気泡のような気体は十分にポンプケー
シング組立体外へ排出されないことがあり、ベーパロッ
クの発生が確実に回避されない恐れがある。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、ポンプ流路内に発生した燃料蒸気による気泡の
ような気体が確実にポンプ流路よりポンプケーシング組
立体外へ排出されるよう構成され、ベーパロックが発生
する恐れがない改良された円周流式液体ポンプを提供す
ることを目的としている。
もので、ポンプ流路内に発生した燃料蒸気による気泡の
ような気体が確実にポンプ流路よりポンプケーシング組
立体外へ排出されるよう構成され、ベーパロックが発生
する恐れがない改良された円周流式液体ポンプを提供す
ることを目的としている。
本発明に係る円周流式液体ポンプは、外周縁部に羽根部
を有するインペラと、前記インペラを回転可能に支持し
前記インペラの外周縁部に沿って延在する円弧帯状のポ
ンプ流路及びこのポンプ流路の両端部に開口する吸入口
と吐出口を郭定するポンプケーシング組立体とを有する
円周流式液体ポンプであって、前記ポンプケーシング組
立体には、前記ポンプ流路の内周部の前記インペラ近傍
に前記ポンプ流路の底面部から段差を有して開口し径方
向に延在する気体抜き通路と、この気体抜き通路に比し
て十分大きな断面積を持ち前記気体抜き通路と前記ポン
プケーシング組立体外とを連通せしめる貫通孔とにより
気体抜き孔を形成したものである。
を有するインペラと、前記インペラを回転可能に支持し
前記インペラの外周縁部に沿って延在する円弧帯状のポ
ンプ流路及びこのポンプ流路の両端部に開口する吸入口
と吐出口を郭定するポンプケーシング組立体とを有する
円周流式液体ポンプであって、前記ポンプケーシング組
立体には、前記ポンプ流路の内周部の前記インペラ近傍
に前記ポンプ流路の底面部から段差を有して開口し径方
向に延在する気体抜き通路と、この気体抜き通路に比し
て十分大きな断面積を持ち前記気体抜き通路と前記ポン
プケーシング組立体外とを連通せしめる貫通孔とにより
気体抜き孔を形成したものである。
本発明における円周流式液体ポンプにおいては、ポンプ
流路の内周部のインペラ近傍に集まって流れる燃料蒸気
による気泡のような気体は、次のようにして排出され
る。先ず、上記気泡のような気体は、ポンプ流路の内周
部のインペラ近傍にポンプ流路の底面部から段差を有し
て開口しインペラが引き起こすポンプ流路内の渦流の方
向と一致する径方向に延在する気体抜き通路へポンプ作
用によるポンプ流路内の静圧力とインペラが引き起こす
ポンプ流路内の渦流による動圧力によってポンプ流路の
底面部近傍に存在する液体をほとんど含むことなく強制
的に流入される。次に、上記の気体抜き通路と連通し気
体抜き通路に比して十分大きな断面積を持つ貫通孔より
流路抵抗をほとんど受けることなくポンプケーシング組
立体外へ排出される。このようにしてポンプ流路で発生
した気体が高い効率にてポンプケーシング組立体外へ排
出され、ポンプケーシング組立体に気体が溜ることが回
避される。
流路の内周部のインペラ近傍に集まって流れる燃料蒸気
による気泡のような気体は、次のようにして排出され
る。先ず、上記気泡のような気体は、ポンプ流路の内周
部のインペラ近傍にポンプ流路の底面部から段差を有し
て開口しインペラが引き起こすポンプ流路内の渦流の方
向と一致する径方向に延在する気体抜き通路へポンプ作
用によるポンプ流路内の静圧力とインペラが引き起こす
ポンプ流路内の渦流による動圧力によってポンプ流路の
底面部近傍に存在する液体をほとんど含むことなく強制
的に流入される。次に、上記の気体抜き通路と連通し気
体抜き通路に比して十分大きな断面積を持つ貫通孔より
流路抵抗をほとんど受けることなくポンプケーシング組
立体外へ排出される。このようにしてポンプ流路で発生
した気体が高い効率にてポンプケーシング組立体外へ排
出され、ポンプケーシング組立体に気体が溜ることが回
避される。
以下、本発明の一実施例を図について説明する。
第１図ないし第３図は本発明による円周流式液体ポンプ
の一実施例を示している。図において、（１）はポンプ
ケーシングの組立体を示しており、この組立体はポンプ
ケーシング本体（２）とカバー（３）とにより構成され
ている。ポンプケーシング組立体（１）内には外周縁部
に羽根部（５）を有するインペラ（４）が設けられてお
り、このインペラ（４）は中心軸（６）によってポンプ
ケーシング組立体（１）に対して自身の中心軸線の周り
に回転可能に支持されている。
の一実施例を示している。図において、（１）はポンプ
ケーシングの組立体を示しており、この組立体はポンプ
ケーシング本体（２）とカバー（３）とにより構成され
ている。ポンプケーシング組立体（１）内には外周縁部
に羽根部（５）を有するインペラ（４）が設けられてお
り、このインペラ（４）は中心軸（６）によってポンプ
ケーシング組立体（１）に対して自身の中心軸線の周り
に回転可能に支持されている。
ポンプケーシング組立体（１）は、インペラ（４）の外
周縁部に沿って延在する円弧帯状のポンプ流路（７）及
びこのポンプ流路（７）の両端部に開口する吸入口
（８）と吐出口（９）とを郭定し、ポンプ流路（７）に
インペラ（４）の羽根部（５）を受け入れている。
周縁部に沿って延在する円弧帯状のポンプ流路（７）及
びこのポンプ流路（７）の両端部に開口する吸入口
（８）と吐出口（９）とを郭定し、ポンプ流路（７）に
インペラ（４）の羽根部（５）を受け入れている。
ポンプケーシング組立体（１）、更に詳細には、第３図
に示すようにカバー（３）にはポンプ流路（７）の内周
部のインペラ近傍にポンプ流路（７）の底面部（10）か
ら段差を有して開口し径方向に沿った気体抜き通路（1
1）と、この気体抜き通路（11）に比して十分大きな断
面積を持ち気体抜き通路（11）とポンプケーシング組立
体（１）外とを連通せしめる貫通孔（12）とが設けられ
ている。
に示すようにカバー（３）にはポンプ流路（７）の内周
部のインペラ近傍にポンプ流路（７）の底面部（10）か
ら段差を有して開口し径方向に沿った気体抜き通路（1
1）と、この気体抜き通路（11）に比して十分大きな断
面積を持ち気体抜き通路（11）とポンプケーシング組立
体（１）外とを連通せしめる貫通孔（12）とが設けられ
ている。
上記実施例において、気体抜き通路（11）と貫通孔（1
2）の断面積の大きさはポンプの大きさにより異なる。
一般の乗用車の場合、気体抜き通路（11）は例えば巾４
ミリメートル、高さ0.2ミリメートルの平角状断面の通
路とし、貫通孔（12）は例えば直径2.5ミリメートルの
円形断面の通路とする。
2）の断面積の大きさはポンプの大きさにより異なる。
一般の乗用車の場合、気体抜き通路（11）は例えば巾４
ミリメートル、高さ0.2ミリメートルの平角状断面の通
路とし、貫通孔（12）は例えば直径2.5ミリメートルの
円形断面の通路とする。
インペラ（４）の中心軸（６）は円周流式液体ポンプに
連結された電動機（15）の回転子（16）の中心軸として
構成され、回転子（16）はその両端部を軸受（17）と
（18）とによってポンプケーシング組立体（１）とブラ
ケット（24）より回転可能に支持されている。
連結された電動機（15）の回転子（16）の中心軸として
構成され、回転子（16）はその両端部を軸受（17）と
（18）とによってポンプケーシング組立体（１）とブラ
ケット（24）より回転可能に支持されている。
ポンプケーシング組立体（１）とエンドカバー（19）と
は電動機（15）のヨーク（20）によって互いに連結され
ている。ヨーク（20）は、内部に回転子（16）を収容し
且つポンプケーシング組立体（１）とエンドカバー（1
9）との間に吐出口（９）より吐出される液体燃料のよ
うな液体を貯容する液体室（21）を郭定し、内周部に固
定子として作用する永久磁石（25）を組付けられてい
る。液体室（21）は、エンドカバー（19）に設けられた
チェック弁（22）を有する液体出口（23）に連通し、ま
たブラケット（24）には回転子（16）との整流子（26）
に摺接する給電用ブラシ（27）とを有している。
は電動機（15）のヨーク（20）によって互いに連結され
ている。ヨーク（20）は、内部に回転子（16）を収容し
且つポンプケーシング組立体（１）とエンドカバー（1
9）との間に吐出口（９）より吐出される液体燃料のよ
うな液体を貯容する液体室（21）を郭定し、内周部に固
定子として作用する永久磁石（25）を組付けられてい
る。液体室（21）は、エンドカバー（19）に設けられた
チェック弁（22）を有する液体出口（23）に連通し、ま
たブラケット（24）には回転子（16）との整流子（26）
に摺接する給電用ブラシ（27）とを有している。
上記のような構成によりなる円周流式液体ポンプにおい
ては、電動機（15）によってインペラ（４）が第２図で
見て時計廻り方向に回転駆動されることにより吸入口
（８）より液体燃料のような液体がポンプ流路（７）の
一端部に吸入され、この液体はポンプ流路（７）を第２
図で見て時計廻り方向へ流れてその他端部の吐出口
（９）より液体室（21）へ流出する。このポンプ作用時
においてポンプ流路（７）内のインペラ（４）の羽根部
（５）と燃料のような液体との接触面で発生した燃料蒸
気による気泡のような気体は、遠心力と液体との比重差
によりポンプ流路（７）の内周部のインペラ近傍に集め
溜められて液体とともにポンプ流路（７）内を第２図で
見て時計廻り方向へ、即ちインペラ（４）の回転方向と
同じ方向に流れる。そしてポンプ流路（７）の内周部の
インペラ近傍にポンプ流路の底面部（10）から段差を有
して開口しインペラが引き起こすポンプ流路内の渦流
（13）の方向と一致する方向に延在する気体抜き通路
（11）の部分に差し掛かると、ポンプ作用によるポンプ
流路内の静圧力とインペラが引き起こすポンプ流路内の
渦流（13）による動圧力により、インペラ近傍に集め溜
められた気体がポンプ流路の底面部（10）近傍に存在す
る液体がほとんど含むことなく強制的に気体抜き通路
（11）に流入される。流入した気体は、気体抜き通路
（11）と連通し気体抜き通路（11）に比して十分大きな
断面積を持つ貫通孔（12）より流路抵抗をほとんど受け
ることなくポンプケーシング組立体（１）外へ排出され
る。
ては、電動機（15）によってインペラ（４）が第２図で
見て時計廻り方向に回転駆動されることにより吸入口
（８）より液体燃料のような液体がポンプ流路（７）の
一端部に吸入され、この液体はポンプ流路（７）を第２
図で見て時計廻り方向へ流れてその他端部の吐出口
（９）より液体室（21）へ流出する。このポンプ作用時
においてポンプ流路（７）内のインペラ（４）の羽根部
（５）と燃料のような液体との接触面で発生した燃料蒸
気による気泡のような気体は、遠心力と液体との比重差
によりポンプ流路（７）の内周部のインペラ近傍に集め
溜められて液体とともにポンプ流路（７）内を第２図で
見て時計廻り方向へ、即ちインペラ（４）の回転方向と
同じ方向に流れる。そしてポンプ流路（７）の内周部の
インペラ近傍にポンプ流路の底面部（10）から段差を有
して開口しインペラが引き起こすポンプ流路内の渦流
（13）の方向と一致する方向に延在する気体抜き通路
（11）の部分に差し掛かると、ポンプ作用によるポンプ
流路内の静圧力とインペラが引き起こすポンプ流路内の
渦流（13）による動圧力により、インペラ近傍に集め溜
められた気体がポンプ流路の底面部（10）近傍に存在す
る液体がほとんど含むことなく強制的に気体抜き通路
（11）に流入される。流入した気体は、気体抜き通路
（11）と連通し気体抜き通路（11）に比して十分大きな
断面積を持つ貫通孔（12）より流路抵抗をほとんど受け
ることなくポンプケーシング組立体（１）外へ排出され
る。
以上のように、この発明によればポンプケーシング組立
体（１）を、ポンプ流路（７）の内周部のインペラ
（４）近傍にポンプ流路の底面部（10）から段差を有し
て開口し径方向内側に向かう気体抜き通路（11）と、こ
の気体抜き通路に比して十分大きな断面積を持ち気体抜
き通路（11）とポンプケーシング組立体（１）の外とを
連通せしめる貫通孔（12）とを有するように構成した。
この構成により、ポンプ流路（７）内で発生した気体が
ポンプ流路内の静圧力と動圧力によって液体をほとんど
含むことなく強制的に気体抜き通路（11）に流入されて
これより貫通孔（12）を経て流路抵抗をほとんど受ける
ことなくポンプケーシング組立体（１）外へ排出され
る。従って、ポンプ流路（７）で発生した気体の排出が
効率よく確実に行なわれ、ポンプ流路（７）に気体が溜
ることが回避され、ポンプ流路（７）に気体が溜ったこ
とによってポンプ容量が低下することが確実に回避され
る。
体（１）を、ポンプ流路（７）の内周部のインペラ
（４）近傍にポンプ流路の底面部（10）から段差を有し
て開口し径方向内側に向かう気体抜き通路（11）と、こ
の気体抜き通路に比して十分大きな断面積を持ち気体抜
き通路（11）とポンプケーシング組立体（１）の外とを
連通せしめる貫通孔（12）とを有するように構成した。
この構成により、ポンプ流路（７）内で発生した気体が
ポンプ流路内の静圧力と動圧力によって液体をほとんど
含むことなく強制的に気体抜き通路（11）に流入されて
これより貫通孔（12）を経て流路抵抗をほとんど受ける
ことなくポンプケーシング組立体（１）外へ排出され
る。従って、ポンプ流路（７）で発生した気体の排出が
効率よく確実に行なわれ、ポンプ流路（７）に気体が溜
ることが回避され、ポンプ流路（７）に気体が溜ったこ
とによってポンプ容量が低下することが確実に回避され
る。
第１図は本発明による円周流式液体ポンプの一つの実施
例を示す縦断面図、第２図は第１図の線II−IIに沿う拡
大断面図、第３図は第２図の線III−IIIに沿う拡大断面
図、第４図は従来の円周流式液体ポンプの縦断面図、第
５図は第４図の線IV−IVに沿う拡大断面図である。 （１）……ポンプケーシングの組立体、（２）……ポン
プケーシング本体、（３）……カバー、（４）……イン
ペラ、（５）……羽根部、（６）……中心軸、（７）…
…ポンプ流路、（7a）……拡大流路部、（7b）……段差
部、（８）……吸入口、（９）……吐出口、（10）……
ポンプ流路の底面部、（11）……気体抜き通路、（12）
……貫通孔、（13）……ポンプ流路内の渦流、（14）…
…気体抜き孔、（15）……電動機、（16）……回転子、
（17），（18）……軸受、（19）……エンドカバー、
（20）……ヨーク、（21）……液体室、（22）……チェ
ック弁、（23）……液体出口、（24）……ブラケット、
（25）……永久磁石、（26）……整流子、（27）……給
電用ブラシ。 なお、各図中、同一符号は同一、または相当部分を示
す。
例を示す縦断面図、第２図は第１図の線II−IIに沿う拡
大断面図、第３図は第２図の線III−IIIに沿う拡大断面
図、第４図は従来の円周流式液体ポンプの縦断面図、第
５図は第４図の線IV−IVに沿う拡大断面図である。 （１）……ポンプケーシングの組立体、（２）……ポン
プケーシング本体、（３）……カバー、（４）……イン
ペラ、（５）……羽根部、（６）……中心軸、（７）…
…ポンプ流路、（7a）……拡大流路部、（7b）……段差
部、（８）……吸入口、（９）……吐出口、（10）……
ポンプ流路の底面部、（11）……気体抜き通路、（12）
……貫通孔、（13）……ポンプ流路内の渦流、（14）…
…気体抜き孔、（15）……電動機、（16）……回転子、
（17），（18）……軸受、（19）……エンドカバー、
（20）……ヨーク、（21）……液体室、（22）……チェ
ック弁、（23）……液体出口、（24）……ブラケット、
（25）……永久磁石、（26）……整流子、（27）……給
電用ブラシ。 なお、各図中、同一符号は同一、または相当部分を示
す。
Claims (1)
- 【請求項１】外周縁部に羽根部を有するインペラと、前
記インペラ回転可能に支持し前記インペラの外周縁部に
沿って延在する円弧帯状のポンプ流路及びこのポンプ流
路の両端部に開口する吸入口と吐出口を郭定するポンプ
ケーシング組立体とを有する円周流式液体ポンプにおい
て、前記ポンプケーシング組立体に、前記ポンプ流路の
内周部の前記インペラ近傍に前記ポンプ流路の底面部か
ら段差を有して開口し径方向内側に向かう気体抜き通路
と、この気体抜き通路に比して十分大きな断面積を持ち
前記気体抜き通路と前記ポンプケーシング組立体外とを
連通せしめる貫通孔とを設けたことを特徴とする円周流
式液体ポンプ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1341437A JPH073239B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 円周流式液体ポンプ |
| KR1019900018644A KR910012550A (ko) | 1989-12-26 | 1990-11-17 | 원주류식 액체펌프 |
| GB9025699A GB2239487B (en) | 1989-12-26 | 1990-11-27 | Circumferential flow type liquid pump |
| DE4039712A DE4039712C2 (de) | 1989-12-26 | 1990-12-12 | Peripheralpumpe |
| US07/858,434 US5221178A (en) | 1989-12-26 | 1992-03-24 | Circumferential flow type liquid pump |
| KR2019950001178U KR950006578Y1 (ko) | 1989-12-26 | 1995-01-26 | 원주류식 액체펌프 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1341437A JPH073239B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 円周流式液体ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03199693A JPH03199693A (ja) | 1991-08-30 |
| JPH073239B2 true JPH073239B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=18346072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1341437A Expired - Lifetime JPH073239B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 円周流式液体ポンプ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073239B2 (ja) |
| KR (2) | KR910012550A (ja) |
| DE (1) | DE4039712C2 (ja) |
| GB (1) | GB2239487B (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR960001631B1 (ko) * | 1991-05-14 | 1996-02-03 | 미쓰비시덴키가부시키가이샤 | 원주류식(圓周流式) 액체펌프 |
| DE4322370C2 (de) * | 1992-07-08 | 1998-10-29 | Mannesmann Vdo Ag | Flüssigkeitspumpe |
| US5348442A (en) * | 1993-08-18 | 1994-09-20 | General Motors Corporation | Turbine pump |
| US5586858A (en) * | 1995-04-07 | 1996-12-24 | Walbro Corporation | Regenerative fuel pump |
| DE19744037C1 (de) * | 1997-10-06 | 1999-06-02 | Mannesmann Vdo Ag | Förderpumpe |
| US6443716B1 (en) * | 1999-09-30 | 2002-09-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electric motor-driven fuel pump |
| US6547515B2 (en) * | 2001-01-09 | 2003-04-15 | Walbro Corporation | Fuel pump with vapor vent |
| CN104976112B (zh) * | 2014-04-01 | 2018-12-18 | 松下知识产权经营株式会社 | 液体用泵和兰金循环装置 |
| JP6462831B1 (ja) * | 2017-11-09 | 2019-01-30 | 三菱電機株式会社 | 燃料供給装置 |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB671309A (en) * | 1948-12-31 | 1952-04-30 | Johannes Hinsch | An improved self-priming circulating pump |
| GB776635A (en) * | 1954-11-24 | 1957-06-12 | Fabig Georg | Improvements relating to centrifugal pumps |
| DE2622155C2 (de) * | 1976-05-19 | 1984-04-05 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Kraftstofförderpumpe |
| DE2740002C2 (de) * | 1977-09-06 | 1985-10-03 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Kraftstofförderaggregat |
| JPS59141762A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-14 | Nippon Denso Co Ltd | 燃料ポンプ |
| DE3303352A1 (de) * | 1983-02-02 | 1984-08-02 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Aggregat zum foerdern von kraftstoff, vorzugsweise aus einem vorratstank zur brennkraftmaschine, insbesondere eines kraftfahrzeuges |
| JPS6079193A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-04 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用燃料ポンプ |
| US4692092A (en) * | 1983-11-25 | 1987-09-08 | Nippondenso Co., Ltd. | Fuel pump apparatus for internal combustion engine |
| DE3424520C2 (de) * | 1984-07-04 | 1986-07-10 | SWF Auto-Electric GmbH, 7120 Bietigheim-Bissingen | Kraftstofförderpumpe |
| US4844621A (en) * | 1985-08-10 | 1989-07-04 | Nippondenso Co., Ltd. | Fuel pump with passage for attenuating noise generated by impeller |
| JPS63223388A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-16 | Honda Motor Co Ltd | ポンプ装置 |
| GB2239050B (en) * | 1989-11-17 | 1993-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | Circumferential flow type fuel pump |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP1341437A patent/JPH073239B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-11-17 KR KR1019900018644A patent/KR910012550A/ko not_active Application Discontinuation
- 1990-11-27 GB GB9025699A patent/GB2239487B/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-12 DE DE4039712A patent/DE4039712C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-01-26 KR KR2019950001178U patent/KR950006578Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2239487A (en) | 1991-07-03 |
| GB2239487B (en) | 1993-07-21 |
| DE4039712C2 (de) | 1995-04-20 |
| JPH03199693A (ja) | 1991-08-30 |
| GB9025699D0 (en) | 1991-01-09 |
| DE4039712A1 (de) | 1991-07-04 |
| KR950006578Y1 (ko) | 1995-08-14 |
| KR910012550A (ko) | 1991-08-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080118 Year of fee payment: 13 |
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