JP4972259B2 - 遠心ポンプ - Google Patents

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    • F04D29/2277Rotors specially for centrifugal pumps with special measures for increasing NPSH or dealing with liquids near boiling-point

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この開示は遠心ポンプに関し、特に、ガスタービンエンジンのために燃料メータリングユニットと連結して使用する低速遠心ポンプに関する。
【0002】
【開示の背景】
ポンプは広く使用され、技術も良く知られている。それらは、石油精製プラントや燃焼エンジンのような様々な応用で利用されている。使用するとき、ポンプは、流出量と圧力のうちの少なくとも一方が増大している流体を必要とする装置に相応な供給をするためにシステムにおいて流体の流出量と圧力のうちの少なくとも一方を増大する。
【0003】
この開示はブーストポンプを含んでいる。「ブースタ」という用語は、様々な応用を記述するのに使われる。「ブースタステージ」は、一次ポンプの入口における有効吸込ヘッド(以下「NPSH」)を更に増加させるための一次ポンプの入口上の分離した第2のポンプを意味するかもしれない。従来、人は、小さなガスタービンエンジンの燃料メータリングユニットの「ブースタステージ」として低速遠心ポンプを使用してきた。そのような遠心ポンプは、典型的には低速(例えば、6000−12000回転/分)であり容積流量は小さくなるが、ブーストステージは相対的に高圧(例えば、200psid)を生じなければならない。「ブースタ」は、NPSHを向上させるために一次ポンプの一部分として組み込まれたインデューサのような吸引装置としてまた言及されるかもしれない。更に、排出圧力を増大させるために一次ポンプの下流に連続させられている二次ポンプや第2羽根車もまた「ブースタ」と呼ばれる。
【0004】
幾つかのシステムは、より効率的かつより費用有効性が高い状態で経路に存在する流体にエネルギーを与えるように発展してきた。例えば、ストリッカー(Stricker)等による米国特許5,779,440は羽根車の上流にジェットシート(jet sheets)を形成するための手段を開示している。この装置は、流体を戻して羽根車を通過させ再循環させるための羽根車シュラウドを取り囲む再循環室を備えている。ポンプが同じ流体を移動させる連続した複式羽根車を有するポンプ、例えば、多段ポンプであることもありふれたことである。多段ポンプは、流体の流出量と圧力をいっそう増大する。ミューレイ(Murray)等による米国特許5,599,164は、第1羽根車とブースタ羽根車を有する多段遠心ポンプの組み立て品を開示しており、この中で第2羽根車の入口は第1羽根車の出口と連絡している。
【0005】
有益性はあるけれども、先行技術には短所が存在する。例えば、複式羽根車は、コストを増大させ、複雑であり、付加的な運転機構の馬力を必要とする。付加的な複雑性は、メンテナンスのコストを増大させ、所有するのに高いコストが必要になる。先行技術のポンプは効率が悪い。ポンプ効率は、ドライブシャフトに加えられた馬力に対する液体馬力に基づくポンプ出力である。シールロスおよびウインデージロスは効率性を減じる。シールロスは、高圧領域から低圧領域への液体の漏れである。羽根車の摩擦に起因する効率の低下であるウインデージは、多くのポンプにとって大きな割合を占めているロスである。特に、要求された性能を達成させるために必要である羽根車の相対的に大きな直径の羽根や相対的に狭い幅の羽根は効率性を減少させるウインデージを増大させる。加えて、流体を流体の中に注入する時、流体の温度上昇が起こる。ほとんどの場合、そのような温度上昇は望ましくないものである。
【0006】
上記欠点から、コンパクトで軽量で経済的で信頼性が高く効率性も向上させられ、更にポンプよって注入された流体の温度を上昇させることもない低速遠心ポンプの必要性が存在することになる。
【0007】
【発明の概要】
この発明は、ガスタービンエンジンのための遠心ポンプを供給し、上記ポンプは、初期の圧力を有する流体を受け入れる入口ポートと中心軸を画定する内部室とを持つハウジングを備えている。羽根車ディスクは、ハウジングの内部室の中に配置されると共に、中心軸の回りに回転するように取り付けられている。羽根車ディスクは、第1および第2入口領域を画定すると共にそこに形成された円周方向に間隔をあけている複数の溝を備えており、上記溝は流体の圧力を増大させるために羽根車ディスクの回転によって流体を入口領域から半径の外側方向に導くために入口領域から伸びている。第1コレクタは初期の圧力と比べて一度目の上昇がなされた圧力を有する流体を第1入口領域から溝経由で受け取るためにハウジングによって形成されており、第2コレクタは、上記一度目の上昇がなされた圧力と比べて二度目の上昇がなされた圧力を有する流体を第2入口領域から溝経由で受け取るためにハウジングによって形成されている。クロスオーバコンジットは第1コレクタから羽根車ディスクの第2入口領域まで流体を導くためにハウジングによって形成されており、出口は第2コレクタから流体を導くためにハウジングによって形成されている。
【0008】
円周方向に間隔をあけている複数の溝は、羽根車の外径に隣接したところで分岐していることが好ましく、円周方向に間隔をあけている複数の溝の少なくとも70%が、第1および第2入口領域と流体を通じた連絡を行うような方法で羽根車が形づくられることが好ましい。更に、他の実施形態では、第1および第2コレクタはハウジングの中心軸に対して直径方向に互いから向かい合っている。
【0009】
他の実施形態では、ハウジングは、羽根車ディスクと共に、第1および第2コレクタをシールして分離するためのシーリングランドを更に画定する。他の実施形態では、羽根車ディスクは、覆われている(shrouded)かもしれず、覆われていない(unshrouded)かもしれず、オープンであるかもしれない。円周方向に間隔をあけている複数の溝は、第1入口領域と第1コレクタ領域の間および第2入口領域と第2コレクタ領域の間の流体による連絡を促進するように適合され形づくられることが好ましい。
【0010】
また、この発明の他の実施形態では、半径方向の外側に延びるらせんの羽根を有すると共に、流体の入口ポートから羽根車ディスクの第1入口領域まで流体を軸方向に引き込むためにハウジングの中心軸に回転可能に取り付けられたインデューサを有する装置を備えている。
【0011】
また、この発明の他の実施形態は、第2入口領域から第1入口領域を分離するために内部室の中に仕切りを有するハウジングを備えている。好ましくは、上記仕切りは第3入口領域を画定し、出口は第2コレクタから第3入口領域まで流体を導き、ハウジングは第3入口領域から羽根車を通過した流体を受け取るために羽根車の外側に第3コレクタを画定し、また、ハウジングによって形成されている第3コレクタから流体を導くための第2出口を画定している。遠心ポンプが一度目の上昇がなされた圧力および二度目の上昇がなされた圧力の流体を供給することを可能にするために、一度目の上昇がなされた圧力の出口が第1コレクタから流体を導くために備えられるかもしれないということを心にとめておく必要がある。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明は、流体の圧力を増加させる改良されたブーストポンプに関係する。このシステムと方法が、大きなガスタービンエンジンと一緒の「ブーストステージ」として使用する低速遠心ポンプのような様々な応用に利用されるかもしれないという事は、当該分野に精通した人には容易に理解されるだろうが、このシステムは、主に小さなガスタービンエンジンと一緒に使用する燃料メータリングユニットに流体を供給するために適用される。
【0013】
この発明は、ポンプに関係した先行技術の様々な問題を改善している。ここで開示されるシステムの長所と特徴は、この発明の具体例を述べていて同じ参照番号が同じ構成要素を示している図を含んだ実施形態の詳細な記述によって、当該技術に知識を有する人にはいっそう理解しやすいものになるだろうと思われる。
【0014】
図1と図2を参照すると、さしえをたすけるために表層部を切り取って、内部を見せているハウジングを有する低速遠心ポンプ10が示されている。遠心ポンプ10は、メインポンプ、例えば、図示しないガスタービンエンジンの燃料メータリングシステムの「ブーストステージ」の初期の流体圧力を高くする二次ポンプとして使用されることが意図されている。遠心ポンプ10は、ディスク状の羽根車16を取り囲むように配置されている羽根車ケーシング14を有する一般的な円柱ハウジング12と、インデューサ20を取り囲む略煙突状の形状を有するインデューサケーシング18とを備えている。インデューサ20と羽根車16は、ドライブシャッフト52と共通な軸上における矢印70の方向への回転のために取り付けられている。好ましい実施形態では、インデューサ20と羽根車16が回転した時、流体がポンプ10に引きずり込まれ、流体の圧力は100(psid)から200(psid)の間の圧力まで上昇する。ドライブシャフト52は、ドライブシャフト52にトルクを供給する図示しないドライブモータと結び付けられるために、ハウジング12の穴を通じて延びている。ドライブシャフト52は、典型的には低速(例えば、6000(回数/分)から12000(回数/分)の範囲)で回転する。
【0015】
図1と図2を参照し続けると、羽根車ケーシング14は、第1および第2コレクタ領域30,32の夫々を画定している。第1および第2コレクタ領域30,32は、羽根車16の外径の外側に広がっている。好ましい実施形態では、第1および第2コレクタ領域30,32は、異なった様式で配置されるかもしれないが、第1および第2コレクタ領域30,32は直径方向の正反対に位置している。インデューサケーシング18は、羽根車ケーシング14から延び、ポンプ入口40と先端38を形成している。動作中、流体は、ポンプ入口40を介してポンプ10に入る。ポンプ入口40に隣接するところには、インデューサ20は、半径方向に外側に広がる羽根54を有している。ドライブシャフト52が回転する時、インデューサ20は、ポンプ10のNPSHの必要性を減じ、充分な圧力の流体を羽根車16に充填する。この発明の他の実施形態では、ポンプはインデューサを含まない。それゆえ、入り込む流体は、それ自身の圧力によって羽根車16の方へ導かれる。
【0016】
図1と図2を参照し続けると、シーリングランド42は、インデューサケーシング18と運転中に結び付けられる。シーリングランド42は、インデューサケーシング18の内部を先端38と隣接する第1部分44と、羽根車16と隣接する第2部分46とに分離するためにインデューサ20を取り囲んでいるしっかり据えられたらせん形のフランジ43を有している。しっかり据えられたらせん形のフランジ43は、ポンプ入口40から第1入口領域22まで流体を導く。シーリングランド42は、第1および第2入口領域22,24を画定するために羽根車16の内径56の内側に配置されているショルダ(shoulder)26,28を有している。ショルダ26,28の半径方向の外側に面した位置は、羽根車16の内径56と非接触のシールを形成している。同様に、ショルダ26,28の半径方向の内側に面した位置は、インデューサ20と非接触のシールを形成している。結果として、ショルダ26,28は、第1および第2入口領域22,24を仕切り、その結果、それらの間の実質的な漏れが回避される。
【0017】
ハウジング12は、第1コレクタ領域30とインデューサケーシング18の第2部分46との間で流体による連絡を提供するクロスオーバコンジット48を有している。クロスオーバコンジット48は、第1コレクタ領域30から第2入口領域24まで矢印72の方向に流体が通過することを可能にする。しっかり据えられたらせん形のフランジ43とショルダ26,28は、クロスオーバコンジット48から出てきた流体が第1入口領域22の中に漏れることを回避するために互いに結合している。ポンプ出口コンジット50は、羽根車ケーシング14の第2コレクタ領域32から外へ流体を導く。
【0018】
図3を参照すると、羽根車16は、大きな複数の放射状のベーン60(a)−(n)と小さな放射状のベーン61(a)−(n)を有している。大きな放射状のベーン60(a)−(n)と小さな放射状のベーン61(a)−(n)は、複数のそれらと一致した二又に分かれる流れ溝64(a)−64(n)を画定している。簡略化のために、大きな複数の放射状のベーン60(a)−(n)、小さな放射状のベーン61(a)−(n)および二又に分かれる流れ溝64(a)−64(n)には一部のみに番号をうっている。変数「n」は、説明のために使われており、羽根車16で現れるベーンや溝の数に制限が設けられるべきでないという事を意味している。インデューサ20と向い合う側では、羽根車16は、一様であって、それによって覆われていない(unshrouded)ものとして知られる種類の羽根車に属することになる。他の実施形態では、羽根車は、ディスクが複数のベーンを背負うように取り付けた一つの一様なディスクから成る。しかしながら、ディスクがない羽根車(例えば、オープン羽根車)や、両側にディスクを有している羽根車(例えば、シュラウド羽根車)や、両側に溝と一緒のディスクを有する羽根車(例えば、垂直ステージ)を備えることができるということもこころにいだいておく必要がある。これらと異なったタイプの羽根車は、図で示されたような薄溝(シン−チャネル)であるかもしれないし、これとは異なったありふれたベーン羽根車であるかもしれない。
【0019】
続けて図3を参照すると、羽根車16の溝64(a)−(n)は、第1入口領域22と羽根車ケーシング14の第1コレクタ領域30の間および第2入口領域24と第2コレクタ領域32の間を流体で連絡できるように備えられている。複数の大きな放射状のベーン60(a)−(n)と複数の小さな放射状のベーン61(a)−(n)は、羽根車16がシャフト52と同期して回転できるように調整されて形づくられ、各溝64(a)−(n)の内側端が、第1入口領域22と流体を通じて連絡していれば、内側端が第1入口領域22と流体を通じた連絡がある溝64(a)−(n)部分の外側端は、第1出口領域30と流体を通じて連絡している。同様に、各々の溝64(a)−(n)の内側端が、第2入口領域24と流体を通じて連絡していれば、その部分の外側端は第2出口領域32と流体を通じて連絡している。溝64(a)−(n)の少なくとも70%が常時入口領域と流体を通じた連絡をすることが好ましい。第1および第2コレクタ領域30,32は内側でシーリングランド34,36と面することによって分離され、流体がその間で漏れることを回避している。そして、羽根車16の外径は、羽根車ケーシング14のシーリングランド34,36と非接触なシールを形成する。
【0020】
図4を参照すると、この開示に従って形成された、組み立てられた低速遠心ポンプ10の全容が示されている。この開示の範囲内であれば、ハウジング12、羽根車16およびインデューサ20は一体形成されてもよいことをこころにいだいておく必要がある。代わりに、煙突状の形状をしたインデューサケーシング18は、円板状の形状をした部分14とネジを使って噛み合わせられてもよいし、クロスオーバコンジット48はインデューサケーシング18に圧入されてもよい。更に、ディスクの形状をした部分14は、ネジを使って噛み合わすか、あるいは、圧入の手段によって構成部材から構成されるかもしれない。同様に、シールしながら流体の供給をするつば38は、ネジや圧入によってインデューサケーシング18にくっつけられてもよい。この発明の精神や範疇から逸脱することなしに、様々な構造や様々な方法をハウジング12の形成に使用することができるということは、当該技術に精通した人々には容易に理解されるだろう。
【0021】
動作中、トルクは図示しないドライブモータによってポンプ10のドライブシャフト52に供給される。ドライブシャフト52は共通軸にあるインデューサ20と羽根車16を回転させる。流体、例えば、液体燃料は、ポンプ入口40を通じて導入され、インデューサ20によって軸に沿って内部の方へインデューサケーシング18の第1部分44の方に注ぎ込まれる。インデューサ20およびらせんフランジ43は、唯一の出口経路が回転羽根車16の溝64(a)−(n)である第1入口領域22の中に第1部分44を経由して流体を導入する。溝64(a)−(n)に入ると、流体は、第1入口領域22から半径方向の外側に導かれ、羽根車ケーシング14の第1コレクタ領域30内にたくわえられる。半径方向の外側に流体を導くことによって、流体の圧力が増大する。第1コレクタ30の領域内では、流体の圧力は、遠心ポンプ10によって加圧される全加圧圧力の略50%の加圧圧力が加圧された圧力になっている。
【0022】
クロスオーバコンジット48は、一段階加圧された流体の流れを拡散し、第2入口領域24に割り当てられるインデューサケーシング18の第2部分46に第1コレクタ領域30から流体を導く。第2入口領域24から、流体の圧力を更に増加させるために、流体は回転している羽根車16の溝64(a)−(n)を通じて半径方向の外側の方へ向けられる。ここで、流体は第2入口領域24から第2コレクタ領域32まで通過する。流体が第2出口領域32に到達したとき、遠心ポンプ10は、要求されるレベルまで流体の圧力を増大している。そこから、ポンプ出口コンジット50は、メインポンプやガスタービンエンジンの燃料メータリング手段のような流体経路の先にある他の装置まで第2コレクタ領域32から十分に加圧された流体を導く。
【0023】
理論は、この開示の遠心ポンプ10によれば、同様な圧力を生じる場合、現存している排出ポンプの羽根車の直径よりもこの開示によって開示された羽根車16の直径を約30%小さくすることができることを指し示している。それで、ウインデージロスは十分に減じられる。ポンプ10は、同様な圧力を生じる排出ポンプに注入された流体の温度上昇と比べ上記ポンプ10に注入された流体の温度上昇を半分に抑えながら、同様な圧力を生じる排出ポンプの総合効率の略2倍の総合効率を達成する。
【0024】
他の実施形態では、低速遠心ポンプは、1つ以上のクロスオーバコンジットを備えるかもしれない。この開示に従ったポンプは、一致した数の入口領域とコレクタ領域と一緒に、複数のクロスオーバコンジットと1つの羽根車ケーシングとを有することができるということを心にいだいておく必要がある。使用されたクロスオーバコンジットの総数は、当該分野に精通した人にはよく知られているように、幾何学的な制約と個々のポンプのデザインのみによって制限される。
【0025】
例えば、図5を参照すると、2つのクロスオーバコンジットを有するこの発明に従ったポンプ110が図解されている。羽根車116の溝164(a)−(n)は、第1入口領域122と羽根車ケーシング116の第1コレクタ領域130の間、第2入口領域124と第2コレクタ領域132の間および第3の入口領域126と第3コレクタ領域134の間の流体による連絡を供給している。特に、複数の大きな放射状のベーン160(a)−(n)と複数の小さな放射状のベーン161(a)−(n)は、羽根車116が回転するように配置されて形づくられ、溝164(a)−(n)の内側端が、第1入口領域122と流体を通じて連絡していれば、内側端が第1入口領域122と流体を通じて連絡している溝164(a)−(n)部分の外側端は、第1の出口領域130と流体を通じて連絡する。同様に、溝164(a)−(n)の各内側端が、第2入口領域124と流体を通じて連絡している時、その部分の外側端は、第2の出口領域132と流体を通じて連絡する。更に、溝164(a)−(n)の各内側端が第3の入口領域126と流体を通じて連絡している時、その部分の外側端は、第3の出口領域134と流体を通じて連絡する。第1,第2および第3コレクタ領域130,132および134は、内側でシーリングランド137,138および138と面していて分離されており、その結果、これらの間の流体の漏れが回避されている。特に、羽根車116の外径は、羽根車ケーシング114のシーリングランド137,138および139と非接触なシールを形成している。クロスオーバコンジット148は第1コレクタ領域130から羽根車ケーシング114の第2入口領域124まで流体を導く。同様に、クロスオーバコンジット149は第2コレクタ領域132から羽根車ケーシング114の第3入口領域126まで流体を導く。外側コンジット150は、第3コレクタ領域134から十分加圧された流体を送り出す。
【0026】
更に、他の実施形態では、この開示に従ったポンプは垂直ステージ羽根車を備えるかもしれず、ここの中で、出口コンジットは羽根車の反対側にある入口領域に流体を注ぎ、流体は更なる加圧を得るために再び羽根車を通過することになる。垂直ステージ羽根車のディスクは、羽根車の先端部と底部がシールされることによって分離している。加えて、反対側は、流体を非常に高く加圧するために、複数の入口領域やコレクタから流体を注ぎ、かつ、複数の入口領域やコレクタに流体を注ぐ付加的なコンジットを備えるかもしれない。
【0027】
更に、他の実施形態では、この開示に従ったポンプは、インデューサやインデューサケーシングを有さないかもしれない。そのような実施形態では、ポンプ入口は直接第1入口領域につながり、クロスオーバコンジットは直接第2入口領域につながることになる。加えて、この開示に従ったポンプは、第1コレクタ領域と流体を通じた連絡がある出口コンジットを備えるかもしれない。このとき、結果として、ポンプは、異なった圧力を有する2つの流体の流れを供給することになる。
【0028】
当該技術に精通した人は、この開示をメインポンプにおける使用に応用することができるだろうけど、この開示はブースタステージに関係する。そして、当該技術に精通した人は、この開示をコンプレッサに応用することができることも更に容易に理解することができるだろう。そのようなコンプレッサは、タービンや自動車のエアコンディショナや冷凍装置等に適用されてもよい。
【0029】
この開示の低速遠心ポンプは、好ましい実施形態と関連づけて記述されたけれども、それは具体例として意図されたものであって限定したものではなく、添えられたクレームに示された発明の精神や範疇をたがえることなしに、様々な修正、変形および代用がこの開示に基づいて行われるかもしれないということは、当該技術に精通した人には容易に理解することができると思われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の好ましい実施形態に一致して形成された低速遠心ポンプの図であり、そこにあるインデューサと羽根車を示すためにポンプの表層部を切り取って内部を見せているハウジングを有している低速遠心ポンプの図である。
【図2】 図1に示した低速遠心ポンプの図1と異なる図であり、シーリングランディングを示すためにポンプの表層部を切り取って内部を見せているハウジングを有している低速遠心ポンプの図である。
【図3】 図1の低速遠心ポンプの断面図である。
【図4】 図1に示した低速遠心ポンプの図1と異なる図であり、完全に組み立てられたポンプの全容を示している。
【図5】 この発明の好ましい実施形態に従って形成された複式クロスオーバコンジットポンプの図である。

Claims (19)

  1. a)初期圧力の流体を受ける流体入口ポートと、中心軸を画定する内部室とを有するハウジングを備え、
    b)また、上記ハウジングの上記内部室の中に配置されると共に、上記中心軸の回りに回転するように取り付けられた羽根車ディスクを備え、上記羽根車ディスクは、第1および第2入口領域を画定すると共に、互いに反対側に位置する上部ディスク表面と下部ディスク表面とを有し、更に、上記上部ディスク表面は、流体の圧力を増大させるために上記羽根車ディスクの回転にともなって上記入口領域から半径方向外側に流体を導くために形成され円周方向に間隔をあけている複数の溝を有し、上記円周方向に間隔をあけている複数の溝は、上記上部ディスク表面と上記下部ディスク表面の間に形成されており、
    c)また、上記ハウジングによって形成され、上記初期圧力と比較して一度目の上昇がなされた圧力の流体を上記第1入口領域から上記溝を経由して受けるための第1コレクタを備え、
    d)また、上記ハウジングによって形成され、上記一度目の上昇がなされた圧力と比較して二度目の上昇がなされた圧力の流体を上記第2入口領域から上記溝を経由して受けるための第2コレクタを備え、
    e)また、上記ハウジングによって形成され、上記第1コレクタから上記羽根車ディスクの上記第2入口領域まで流体を導くためのクロスオーバコンジットを備え、
    f)また、上記ハウジングによって形成され、上記第2コレクタから流体を導くための出口を備え、
    半径方向外側に延びる螺旋状の羽根を有すると共に、上記流体入口ポートから上記羽根車ディスクの上記第1入口領域まで流体を軸方向に引き込むために上記ハウジングの中心軸の回りに回転可能に取り付けられたインデューサを更に備え、
    上記第2入口領域から上記第1入口領域を分離するために上記内部室の中に上記ハウジングによって形成されると共に、上記第2入口領域と流体を通じた連絡を行う上記インデューサの底部分から上記第1入口領域と流体を通じた連絡を行う上記インデューサの先端部分を分離するためのらせんフランジを有する仕切りを更に備え、
    上記クロスオーバコンジットは、上記第2入口領域に流体を導くために、上記第1コレクタから上記インデューサの一部に流体を導くようになっており、
    上記インデューサの一部は、上記第2入口領域を画定するインデューサケーシングにおいて上記羽根車ディスクと隣接する部分であり、
    上記羽根車ディスクは、放射状の小さいベーンと、上記小さいベーンよりも大きい放射状の大きいベーンとを有し、隣接する上記大きいベーンの間に上記溝を有し、上記溝に上記小さいベーンを有す流体の圧力を増大させるための遠心ターボマシン。
  2. 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記ハウジングは、上記羽根車ディスクと共に、上記第1および第2コレクタの間をシールして分離するためのシーリングランドを更に画定することを特徴とする遠心ターボマシン。
  3. 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記羽根車ディスクは、シュラウド付きタイプ、シュラウド付きではないタイプそしてオープンタイプのもので構成される羽根車の中から選択されることを特徴とする遠心ターボマシン。
  4. 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記円周方向に間隔をあけている複数の溝は、上記第1入口領域と上記第1コレクタの間および上記第2入口領域と上第2コレクタの間の流体による連絡を容易にするように適合され形づくられることを特徴とする遠心ターボマシン。
  5. 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記仕切りは第3入口領域を画定し、上記出口は流体を上記第2コレクタから上記第3入口領域まで導き、上記ハウジングは、上記第3入口領域から上記羽根車を通過した流体を受けるための上記羽根車の外側の第3コレクタと、上記第3コレクタから流体を導くために上記ハウジングによって形成された第2出口とを画定することを特徴とする遠心ターボマシン。
  6. 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記遠心ポンプが上記一度目の上昇がなされた圧力の流体および上記二度目の上昇がなされた圧力の流体を供給することを可能にするために、上記第1コレクタから流体を導くための第1上昇圧力出口を更に備えることを特徴とする遠心ターボマシン。
  7. 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記第1コレクタと上記第2コレクタは、上記ハウジングの中心軸に対して互いに直径方向反対側にあることを特徴とする遠心ターボマシン。
  8. 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記円周方向に間隔をあけている複数の溝は、上記羽根車の外径に隣接したところで二又に分かれていることを特徴とする遠心ターボマシン。
  9. 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記羽根車は、上記円周方向に間隔をあけている複数の溝の少なくとも70%が上記第1および第2入口領域と流体を通じた連絡を行うような方法で形づくられることを特徴とする遠心ターボマシン。
  10. a)初期圧力の流体を受ける流体入口と、中心軸を画定する内部室とを有するハウジングを備え、
    b)また、上記ハウジングの上記内部室の中に配置されると共に、上記中心軸の回りに回転するように取り付けられた羽根車ディスクを備え、上記羽根車ディスクはシールされることにより分離された第1および第2入口領域を画定すると共に、互いに反対側に位置する上部ディスク表面と下部ディスク表面とを有し、更に、上記上部ディスク表面は、流体の圧力を増大させるために上記羽根車ディスクの回転にともなって上記入口領域から半径方向外側に流体を導くために形成され円周方向に間隔をあけている複数の溝を有し、上記円周方向に間隔をあけている複数の溝は、放射状の小さいベーンを各溝に形成した状態で、上記上部ディスク表面と上記下部ディスク表面の中間に在り、
    c)また、上記ハウジングによって形成され、上記初期圧力と比較して一度目の上昇がなされた圧力の流体を上記第1入口領域から上記溝を経由して受けるための第1コレクタを備え、
    d)また、上記ハウジングによって形成され、上記一度目の上昇がなされた圧力と比較して二度目の上昇がなされた圧力の流体を上記第2入口領域から上記溝を経由して受けるための第2コレクタを備え、上記第2コレクタは上記第1コレクタからシールを行った状態で分離されており、
    e)また、上記ハウジングによって形成され、上記第1コレクタから上記羽根車ディスクの上記第2入口領域まで流体を導くためのクロスオーバコンジットを備え、
    f)また、上記ハウジングによって形成され、上記第2コレクタから流体を導くための出口を備え、
    上記第1コレクタおよび上記第2コレクタは、上記ハウジングと上記羽根部ディスクの間に形成された少なくとも一つのシーリングランドによって分離され、上記シーリングランド、上記複数の溝および上記ベーンは、間隔をおいて配置された溝の二以上を同時にシールするための寸法であり、
    上記羽根車ディスクは、上記小さいベーンと、上記小さいベーンよりも大きい放射状の大きいベーンとを有し、隣接する上記大きいベーンの間に上記溝を有し、上記溝に上記小さいベーンを有すエンジンのための遠心ポンプ。
  11. 請求項10に記載の遠心ポンプにおいて、上記第1および第2コレクタは、上記ハウジングによって画定されたシーリングランドによってシールを行った状態で分離されていることを特徴とする遠心ポンプ。
  12. 請求項10に記載の遠心ポンプにおいて、上記円周方向に間隔をあけている複数の溝は、上記第1入口領域と上記第1コレクタの間および上記第2入口領域と上第2コレクタの間の流体による連絡を容易にするように適合されて形づくられることを特徴とする遠心ポンプ。
  13. 請求項10に記載の遠心ポンプにおいて、上記流体入口から上記羽根車ディスクの上記第1入口領域まで流体を軸方向に引き込むために上記ハウジングの中心軸の回りに回転可能に取り付けられたインデューサを更に備えることを特徴とする遠心ポンプ。
  14. 請求項10に記載の遠心ポンプにおいて、上記第2入口領域から上記第1入口領域をシールして分離するために、上記羽根車の内径の内部に上記ハウジングによって形成された仕切りを備えることを特徴とする遠心ポンプ。
  15. 請求項14に記載の遠心ポンプにおいて、上記仕切りは、流体を上記第1入口領域に導くと共に、上記第2入口領域から上記第1入口領域を分離するフランジを更に備えることを特徴とする遠心ポンプ。
  16. a)初期圧力の流体を受ける流体入口ポートと、中心軸を画定する内部室とを有するハウジングを備え、
    b)また、上記ハウジングの上記内部室の中に配置されると共に、上記中心軸の回りに回転するように取り付けられた羽根車ディスクを備え、上記羽根車ディスクは第1および第2入口領域を画定し、更に、流体の圧力を増大させるために上記羽根車ディスクの回転にともなって半径方向外側に流体を導くために上記入口領域から延びている、円周方向に間隔をあけている複数の溝を有しており、
    c)また、上記ハウジングの上記内部室の中に配置されると共に、流体を軸方向に引き込むために上記中心軸の回りに回転するように取り付けられたインデューサを備え、上記インデューサは、上記第1入口領域と流体を通じた連絡をする先端部分と上記第2入口領域と流体を通じた連絡をする底部分とを有しており、
    d)また、上記ハウジングによって形成され、上記初期圧力と比較して一度目の上昇がなされた圧力の流体を上記第1入口領域から上記溝を経由して受けるための第1コレクタを備え、
    e)また、上記ハウジングによって形成され、上記一度目の上昇がなされた圧力と比較して二度目の上昇がなされた圧力の流体を上記第2入口領域から上記溝を経由して受けるための第2コレクタを備え、
    f)また、上記第2入口領域から上記第1入口領域を分離するために、上記ハウジングの上記内部室の中に仕切りを備え、上記仕切りは、上記インデューサの上記底部分から上記インデューサの上記先端部分を分離するための螺旋フランジを有しており、
    g)また、上記ハウジングによって形成され、上記第1コレクタから上記羽根車ディスクの上記第2入口領域まで流体を導くためのクロスオーバコンジットを備え、
    h)また、上記ハウジングによって形成され、上記第2コレクタから流体を導くための出口を備え、
    上記第2入口領域から上記第1入口領域を分離するために上記内部室の中に上記ハウジングによって形成されると共に、上記第2入口領域と流体を通じた連絡を行う上記インデューサの底部分から上記第1入口領域と流体を通じた連絡を行う上記インデューサの先端部分を分離するためのらせんフランジを有する仕切りを更に備え
    上記羽根車ディスクは、放射状の小さいベーンと、上記小さいベーンよりも大きい放射状の大きいベーンとを有し、隣接する上記大きいベーンの間に上記溝を有し、上記溝に上記小さいベーンを有すことを特徴とするガスタービンエンジンのための遠心ポンプ。
  17. 請求項16に記載の遠心ポンプにおいて、上記ハウジングは、上記羽根車ディスクと共に、上記第1および第2コレクタの間をシールして分離するためのシーリングランドを更に画定することを特徴とする遠心ポンプ。
  18. 請求項16に記載の遠心ポンプにおいて、上記円周方向に間隔をあけている複数の溝は、上記第1入口領域と上記第1コレクタの間および上記第2入口領域と上第2コレクタの間の流体による連絡を容易にするように適合されられ形づくられることを特徴とする遠心ポンプ。
  19. 請求項16に記載の遠心ポンプにおいて、上記一度目の上昇がなされた圧力の流体を供給するために、上記第1コレクタ領域と流体を通じて連絡する第2の出口を更に備えることを特徴とする遠心ポンプ。
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