JP2003511596A - 遠心ポンプ - Google Patents

遠心ポンプ

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JP2003511596A JP2001520013A JP2001520013A JP2003511596A JP 2003511596 A JP2003511596 A JP 2003511596A JP 2001520013 A JP2001520013 A JP 2001520013A JP 2001520013 A JP2001520013 A JP 2001520013A JP 2003511596 A JP2003511596 A JP 2003511596A
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    • F04D29/2261Rotors specially for centrifugal pumps with special measures
    • F04D29/2277Rotors specially for centrifugal pumps with special measures for increasing NPSH or dealing with liquids near boiling-point

Abstract

(57)【要約】 遠心ポンプ(10)は、初期圧力の流体を受ける流体入口ポート(40)と中心軸を画定する内部室とを有するハウジングを備えている。羽根車ディスク(16)は、第1および第2入口領域(22,24)を画定すると共に、そこに形成され円周方向に間隔をあけている複数の溝(64(a)−(n))を備え、上記複数の溝は、羽根車ディスク(16)の回転に従って入口領域から半径方向の外側方向に流体を導くように入口領域(22,24)から伸びている。第1コレクタ(30)は、第1入口領域から溝を経由した流体を受けるためにハウジングによって形成され、第2コレクタ(32)は、第2入口領域から溝を経由した流体を受けるためにハウジングによって形成される。クロスオーバコンジット(48)は、第1コレクタから羽根車ディスクの第2入口領域まで流体を導くためにハウジングによって形成され、出口(50)は、第2コレクタ(32)から流体を導くためにハウジングによって形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この開示は遠心ポンプに関し、特に、ガスタービンエンジンのために燃料メー
タリングユニットと連結して使用する低速遠心ポンプに関する。
【0002】
【開示の背景】
ポンプは広く使用され、技術も良く知られている。それらは、石油精製プラン
トや燃焼エンジンのような様々な応用で利用されている。使用するとき、ポンプ
は、流出量と圧力のうちの少なくとも一方が増大している流体を必要とする装置
に相応な供給をするためにシステムにおいて流体の流出量と圧力のうちの少なく
とも一方を増大する。
【0003】 この開示はブーストポンプを含んでいる。「ブースタ」という用語は、様々な
応用を記述するのに使われる。「ブースタステージ」は、一次ポンプの入口にお
ける有効吸込ヘッド(以下「NPSH」)を更に増加させるための一次ポンプの
入口上の分離した第2のポンプを意味するかもしれない。従来、人は、小さなガ
スタービンエンジンの燃料メータリングユニットの「ブースタステージ」として
低速遠心ポンプを使用してきた。そのような遠心ポンプは、典型的には低速(例
えば、6000−12000回転/分)であり容積流量は小さくなるが、ブースト
ステージは相対的に高圧(例えば、200psid)を生じなければならない。「ブ
ースタ」は、NPSHを向上させるために一次ポンプの一部分として組み込まれ
たインデューサのような吸引装置としてまた言及されるかもしれない。更に、排
出圧力を増大させるために一次ポンプの下流に連続させられている二次ポンプや
第2羽根車もまた「ブースタ」と呼ばれる。
【0004】 幾つかのシステムは、より効率的かつより費用有効性が高い状態で経路に存在
する流体にエネルギーを与えるように発展してきた。例えば、ストリッカー(St
ricker)等による米国特許5,779,440は羽根車の上流にジェットシート(
jet sheets)を形成するための手段を開示している。この装置は、流体を戻して
羽根車を通過させ再循環させるための羽根車シュラウドを取り囲む再循環室を備
えている。ポンプが同じ流体を移動させる連続した複式羽根車を有するポンプ、
例えば、多段ポンプであることもありふれたことである。多段ポンプは、流体の
流出量と圧力をいっそう増大する。ミューレイ(Murray)等による米国特許5,
599,164は、第1羽根車とブースタ羽根車を有する多段遠心ポンプの組み
立て品を開示しており、この中で第2羽根車の入口は第1羽根車の出口と連絡し
ている。
【0005】 有益性はあるけれども、先行技術には短所が存在する。例えば、複式羽根車は
、コストを増大させ、複雑であり、付加的な運転機構の馬力を必要とする。付加
的な複雑性は、メンテナンスのコストを増大させ、所有するのに高いコストが必
要になる。先行技術のポンプは効率が悪い。ポンプ効率は、ドライブシャフトに
加えられた馬力に対する液体馬力に基づくポンプ出力である。シールロスおよび
ウインデージロスは効率性を減じる。シールロスは、高圧領域から低圧領域への
液体の漏れである。羽根車の摩擦に起因する効率の低下であるウインデージは、
多くのポンプにとって大きな割合を占めているロスである。特に、要求された性
能を達成させるために必要である羽根車の相対的に大きな直径の羽根や相対的に
狭い幅の羽根は効率性を減少させるウインデージを増大させる。加えて、流体を
流体の中に注入する時、流体の温度上昇が起こる。ほとんどの場合、そのような
温度上昇は望ましくないものである。
【0006】 上記欠点から、コンパクトで軽量で経済的で信頼性が高く効率性も向上させら
れ、更にポンプよって注入された流体の温度を上昇させることもない低速遠心ポ
ンプの必要性が存在することになる。
【0007】
【発明の概要】
この発明は、ガスタービンエンジンのための遠心ポンプを供給し、上記ポンプ
は、初期の圧力を有する流体を受け入れる入口ポートと中心軸を画定する内部室
とを持つハウジングを備えている。羽根車ディスクは、ハウジングの内部室の中
に配置されると共に、中心軸の回りに回転するように取り付けられている。羽根
車ディスクは、第1および第2入口領域を画定すると共にそこに形成された円周
方向に間隔をあけている複数の溝を備えており、上記溝は流体の圧力を増大させ
るために羽根車ディスクの回転によって流体を入口領域から半径の外側方向に導
くために入口領域から伸びている。第1コレクタは初期の圧力と比べて一度目の
上昇がなされた圧力を有する流体を第1入口領域から溝経由で受け取るためにハ
ウジングによって形成されており、第2コレクタは、上記一度目の上昇がなされ
た圧力と比べて二度目の上昇がなされた圧力を有する流体を第2入口領域から溝
経由で受け取るためにハウジングによって形成されている。クロスオーバコンジ
ットは第1コレクタから羽根車ディスクの第2入口領域まで流体を導くためにハ
ウジングによって形成されており、出口は第2コレクタから流体を導くためにハ
ウジングによって形成されている。
【0008】 円周方向に間隔をあけている複数の溝は、羽根車の外径に隣接したところで分
岐していることが好ましく、円周方向に間隔をあけている複数の溝の少なくとも
70%が、第1および第2入口領域と流体を通じた連絡を行うような方法で羽根
車が形づくられることが好ましい。更に、他の実施形態では、第1および第2コ
レクタはハウジングの中心軸に対して直径方向に互いから向かい合っている。
【0009】 他の実施形態では、ハウジングは、羽根車ディスクと共に、第1および第2コ
レクタをシールして分離するためのシーリングランドを更に画定する。他の実施
形態では、羽根車ディスクは、覆われている(shrouded)かもしれず、覆われて
いない(unshrouded)かもしれず、オープンであるかもしれない。円周方向に間
隔をあけている複数の溝は、第1入口領域と第1コレクタ領域の間および第2入
口領域と第2コレクタ領域の間の流体による連絡を促進するように適合され形づ
くられることが好ましい。
【0010】 また、この発明の他の実施形態では、半径方向の外側に延びるらせんの羽根を
有すると共に、流体の入口ポートから羽根車ディスクの第1入口領域まで流体を
軸方向に引き込むためにハウジングの中心軸に回転可能に取り付けられたインデ
ューサを有する装置を備えている。
【0011】 また、この発明の他の実施形態は、第2入口領域から第1入口領域を分離する
ために内部室の中に仕切りを有するハウジングを備えている。好ましくは、上記
仕切りは第3入口領域を画定し、出口は第2コレクタから第3入口領域まで流体
を導き、ハウジングは第3入口領域から羽根車を通過した流体を受け取るために
羽根車の外側に第3コレクタを画定し、また、ハウジングによって形成されてい
る第3コレクタから流体を導くための第2出口を画定している。遠心ポンプが一
度目の上昇がなされた圧力および二度目の上昇がなされた圧力の流体を供給する
ことを可能にするために、一度目の上昇がなされた圧力の出口が第1コレクタか
ら流体を導くために備えられるかもしれないということを心にとめておく必要が
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明は、流体の圧力を増加させる改良されたブーストポンプに関係する。
このシステムと方法が、大きなガスタービンエンジンと一緒の「ブーストステー
ジ」として使用する低速遠心ポンプのような様々な応用に利用されるかもしれな
いという事は、当該分野に精通した人には容易に理解されるだろうが、このシス
テムは、主に小さなガスタービンエンジンと一緒に使用する燃料メータリングユ
ニットに流体を供給するために適用される。
【0013】 この発明は、ポンプに関係した先行技術の様々な問題を改善している。ここで
開示されるシステムの長所と特徴は、この発明の具体例を述べていて同じ参照番
号が同じ構成要素を示している図を含んだ実施形態の詳細な記述によって、当該
技術に知識を有する人にはいっそう理解しやすいものになるだろうと思われる。
【0014】 図1と図2を参照すると、さしえをたすけるために表層部を切り取って、内部
を見せているハウジングを有する低速遠心ポンプ10が示されている。遠心ポン
プ10は、メインポンプ、例えば、図示しないガスタービンエンジンの燃料メー
タリングシステムの「ブーストステージ」の初期の流体圧力を高くする二次ポン
プとして使用されることが意図されている。遠心ポンプ10は、ディスク状の羽
根車16を取り囲むように配置されている羽根車ケーシング14を有する一般的
な円柱ハウジング12と、インデューサ20を取り囲む略煙突状の形状を有する
インデューサケーシング18とを備えている。インデューサ20と羽根車16は
、ドライブシャッフト52と共通な軸上における矢印70の方向への回転のため
に取り付けられている。好ましい実施形態では、インデューサ20と羽根車16
が回転した時、流体がポンプ10に引きずり込まれ、流体の圧力は100(psid
)から200(psid)の間の圧力まで上昇する。ドライブシャフト52は、ドラ
イブシャフト52にトルクを供給する図示しないドライブモータと結び付けられ
るために、ハウジング12の穴を通じて延びている。ドライブシャフト52は、
典型的には低速(例えば、6000(回数/分)から12000(回数/分)の範
囲)で回転する。
【0015】 図1と図2を参照し続けると、羽根車ケーシング14は、第1および第2コレ
クタ領域30,32の夫々を画定している。第1および第2コレクタ領域30,3
2は、羽根車16の外径の外側に広がっている。好ましい実施形態では、第1お
よび第2コレクタ領域30,32は、異なった様式で配置されるかもしれないが
、第1および第2コレクタ領域30,32は直径方向の正反対に位置している。
インデューサケーシング18は、羽根車ケーシング14から延び、ポンプ入口4
0と先端38を形成している。動作中、流体は、ポンプ入口40を介してポンプ
10に入る。ポンプ入口40に隣接するところには、インデューサ20は、半径
方向に外側に広がる羽根54を有している。ドライブシャフト52が回転する時
、インデューサ20は、ポンプ10のNPSHの必要性を減じ、充分な圧力の流
体を羽根車16に充填する。この発明の他の実施形態では、ポンプはインデュー
サを含まない。それゆえ、入り込む流体は、それ自身の圧力によって羽根車16
の方へ導かれる。
【0016】 図1と図2を参照し続けると、シーリングランド42は、インデューサケーシ
ング18と運転中に結び付けられる。シーリングランド42は、インデューサケ
ーシング18の内部を先端38と隣接する第1部分44と、羽根車16と隣接す
る第2部分46とに分離するためにインデューサ20を取り囲んでいるしっかり
据えられたらせん形のフランジ43を有している。しっかり据えられたらせん形
のフランジ43は、ポンプ入口40から第1入口領域22まで流体を導く。シー
リングランド42は、第1および第2入口領域22,24を画定するために羽根
車16の内径56の内側に配置されているショルダ(shoulder)26,28を有
している。ショルダ26,28の半径方向の外側に面した位置は、羽根車16の
内径56と非接触のシールを形成している。同様に、ショルダ26,28の半径
方向の内側に面した位置は、インデューサ20と非接触のシールを形成している
。結果として、ショルダ26,28は、第1および第2入口領域22,24を仕切
り、その結果、それらの間の実質的な漏れが回避される。
【0017】 ハウジング12は、第1コレクタ領域30とインデューサケーシング18の第
2部分46との間で流体による連絡を提供するクロスオーバコンジット48を有
している。クロスオーバコンジット48は、第1コレクタ領域30から第2入口
領域24まで矢印72の方向に流体が通過することを可能にする。しっかり据え
られたらせん形のフランジ43とショルダ26,28は、クロスオーバコンジッ
ト48から出てきた流体が第1入口領域22の中に漏れることを回避するために
互いに結合している。ポンプ出口コンジット50は、羽根車ケーシング14の第
2コレクタ領域32から外へ流体を導く。
【0018】 図3を参照すると、羽根車16は、大きな複数の放射状のベーン60(a)−
(n)と小さな放射状のベーン61(a)−(n)を有している。大きな放射状
のベーン60(a)−(n)と小さな放射状のベーン61(a)−(n)は、複
数のそれらと一致した二又に分かれる流れ溝64(a)−64(n)を画定して
いる。簡略化のために、大きな複数の放射状のベーン60(a)−(n)、小さ
な放射状のベーン61(a)−(n)および二又に分かれる流れ溝64(a)−
64(n)には一部のみに番号をうっている。変数「n」は、説明のために使わ
れており、羽根車16で現れるベーンや溝の数に制限が設けられるべきでないと
いう事を意味している。インデューサ20と向い合う側では、羽根車16は、一
様であって、それによって覆われていない(unshrouded)ものとして知られる種
類の羽根車に属することになる。他の実施形態では、羽根車は、ディスクが複数
のベーンを背負うように取り付けた一つの一様なディスクから成る。しかしなが
ら、ディスクがない羽根車(例えば、オープン羽根車)や、両側にディスクを有
している羽根車(例えば、シュラウド羽根車)や、両側に溝と一緒のディスクを
有する羽根車(例えば、垂直ステージ)を備えることができるということもここ
ろにいだいておく必要がある。これらと異なったタイプの羽根車は、図で示され
たような薄溝(シン−チャネル)であるかもしれないし、これとは異なったあり
ふれたベーン羽根車であるかもしれない。
【0019】 続けて図3を参照すると、羽根車16の溝64(a)−(n)は、第1入口領
域22と羽根車ケーシング14の第1コレクタ領域30の間および第2入口領域
24と第2コレクタ領域32の間を流体で連絡できるように備えられている。複
数の大きな放射状のベーン60(a)−(n)と複数の小さな放射状のベーン6
1(a)−(n)は、羽根車16がシャフト52と同期して回転できるように調
整されて形づくられ、各溝64(a)−(n)の内側端が、第1入口領域22と
流体を通じて連絡していれば、内側端が第1入口領域22と流体を通じた連絡が
ある溝64(a)−(n)部分の外側端は、第1出口領域30と流体を通じて連
絡している。同様に、各々の溝64(a)−(n)の内側端が、第2入口領域2
4と流体を通じて連絡していれば、その部分の外側端は第2出口領域32と流体
を通じて連絡している。溝64(a)−(n)の少なくとも70%が常時入口領
域と流体を通じた連絡をすることが好ましい。第1および第2コレクタ領域30
,32は内側でシーリングランド34,36と面することによって分離され、流体
がその間で漏れることを回避している。そして、羽根車16の外径は、羽根車ケ
ーシング14のシーリングランド34,36と非接触なシールを形成する。
【0020】 図4を参照すると、この開示に従って形成された、組み立てられた低速遠心ポ
ンプ10の全容が示されている。この開示の範囲内であれば、ハウジング12、
羽根車16およびインデューサ20は一体形成されてもよいことをこころにいだ
いておく必要がある。代わりに、煙突状の形状をしたインデューサケーシング1
8は、円板状の形状をした部分14とネジを使って噛み合わせられてもよいし、
クロスオーバコンジット48はインデューサケーシング18に圧入されてもよい
。更に、ディスクの形状をした部分14は、ネジを使って噛み合わすか、あるい
は、圧入の手段によって構成部材から構成されるかもしれない。同様に、シール
しながら流体の供給をするつば38は、ネジや圧入によってインデューサケーシ
ング18にくっつけられてもよい。この発明の精神や範疇から逸脱することなし
に、様々な構造や様々な方法をハウジング12の形成に使用することができると
いうことは、当該技術に精通した人々には容易に理解されるだろう。
【0021】 動作中、トルクは図示しないドライブモータによってポンプ10のドライブシ
ャフト52に供給される。ドライブシャフト52は共通軸にあるインデューサ2
0と羽根車16を回転させる。流体、例えば、液体燃料は、ポンプ入口40を通
じて導入され、インデューサ20によって軸に沿って内部の方へインデューサケ
ーシング18の第1部分44の方に注ぎ込まれる。インデューサ20およびらせ
んフランジ43は、唯一の出口経路が回転羽根車16の溝64(a)−(n)で
ある第1入口領域22の中に第1部分44を経由して流体を導入する。溝64(
a)−(n)に入ると、流体は、第1入口領域22から半径方向の外側に導かれ
、羽根車ケーシング14の第1コレクタ領域30内にたくわえられる。半径方向
の外側に流体を導くことによって、流体の圧力が増大する。第1コレクタ30の
領域内では、流体の圧力は、遠心ポンプ10によって加圧される全加圧圧力の略
50%の加圧圧力が加圧された圧力になっている。
【0022】 クロスオーバコンジット48は、一段階加圧された流体の流れを拡散し、第2
入口領域24に割り当てられるインデューサケーシング18の第2部分46に第
1コレクタ領域30から流体を導く。第2入口領域24から、流体の圧力を更に
増加させるために、流体は回転している羽根車16の溝64(a)−(n)を通
じて半径方向の外側の方へ向けられる。ここで、流体は第2入口領域24から第
2コレクタ領域32まで通過する。流体が第2出口領域32に到達したとき、遠
心ポンプ10は、要求されるレベルまで流体の圧力を増大している。そこから、
ポンプ出口コンジット50は、メインポンプやガスタービンエンジンの燃料メー
タリング手段のような流体経路の先にある他の装置まで第2コレクタ領域32か
ら十分に加圧された流体を導く。
【0023】 理論は、この開示の遠心ポンプ10によれば、同様な圧力を生じる場合、現存
している排出ポンプの羽根車の直径よりもこの開示によって開示された羽根車1
6の直径を約30%小さくすることができることを指し示している。それで、ウ
インデージロスは十分に減じられる。ポンプ10は、同様な圧力を生じる排出ポ
ンプに注入された流体の温度上昇と比べ上記ポンプ10に注入された流体の温度
上昇を半分に抑えながら、同様な圧力を生じる排出ポンプの総合効率の略2倍の
総合効率を達成する。
【0024】 他の実施形態では、低速遠心ポンプは、1つ以上のクロスオーバコンジットを
備えるかもしれない。この開示に従ったポンプは、一致した数の入口領域とコレ
クタ領域と一緒に、複数のクロスオーバコンジットと1つの羽根車ケーシングと
を有することができるということを心にいだいておく必要がある。使用されたク
ロスオーバコンジットの総数は、当該分野に精通した人にはよく知られているよ
うに、幾何学的な制約と個々のポンプのデザインのみによって制限される。
【0025】 例えば、図5を参照すると、2つのクロスオーバコンジットを有するこの発明
に従ったポンプ110が図解されている。羽根車116の溝164(a)−(n
)は、第1入口領域122と羽根車ケーシング116の第1コレクタ領域130
の間、第2入口領域124と第2コレクタ領域132の間および第3の入口領域
126と第3コレクタ領域134の間の流体による連絡を供給している。特に、
複数の大きな放射状のベーン160(a)−(n)と複数の小さな放射状のベー
ン161(a)−(n)は、羽根車116が回転するように配置されて形づくら
れ、溝164(a)−(n)の内側端が、第1入口領域122と流体を通じて連
絡していれば、内側端が第1入口領域122と流体を通じて連絡している溝16
4(a)−(n)部分の外側端は、第1の出口領域130と流体を通じて連絡す
る。同様に、溝164(a)−(n)の各内側端が、第2入口領域124と流体
を通じて連絡している時、その部分の外側端は、第2の出口領域132と流体を
通じて連絡する。更に、溝164(a)−(n)の各内側端が第3の入口領域1
26と流体を通じて連絡している時、その部分の外側端は、第3の出口領域13
4と流体を通じて連絡する。第1,第2および第3コレクタ領域130,132お
よび134は、内側でシーリングランド137,138および138と面してい
て分離されており、その結果、これらの間の流体の漏れが回避されている。特に
、羽根車116の外径は、羽根車ケーシング114のシーリングランド137,
138および139と非接触なシールを形成している。クロスオーバコンジット
148は第1コレクタ領域130から羽根車ケーシング114の第2入口領域1
24まで流体を導く。同様に、クロスオーバコンジット149は第2コレクタ領
域132から羽根車ケーシング114の第3入口領域126まで流体を導く。外
側コンジット150は、第3コレクタ領域134から十分加圧された流体を送り
出す。
【0026】 更に、他の実施形態では、この開示に従ったポンプは垂直ステージ羽根車を備
えるかもしれず、ここの中で、出口コンジットは羽根車の反対側にある入口領域
に流体を注ぎ、流体は更なる加圧を得るために再び羽根車を通過することになる
。垂直ステージ羽根車のディスクは、羽根車の先端部と底部がシールされること
によって分離している。加えて、反対側は、流体を非常に高く加圧するために、
複数の入口領域やコレクタから流体を注ぎ、かつ、複数の入口領域やコレクタに
流体を注ぐ付加的なコンジットを備えるかもしれない。
【0027】 更に、他の実施形態では、この開示に従ったポンプは、インデューサやインデ
ューサケーシングを有さないかもしれない。そのような実施形態では、ポンプ入
口は直接第1入口領域につながり、クロスオーバコンジットは直接第2入口領域
につながることになる。加えて、この開示に従ったポンプは、第1コレクタ領域
と流体を通じた連絡がある出口コンジットを備えるかもしれない。このとき、結
果として、ポンプは、異なった圧力を有する2つの流体の流れを供給することに
なる。
【0028】 当該技術に精通した人は、この開示をメインポンプにおける使用に応用するこ
とができるだろうけど、この開示はブースタステージに関係する。そして、当該
技術に精通した人は、この開示をコンプレッサに応用することができることも更
に容易に理解することができるだろう。そのようなコンプレッサは、タービンや
自動車のエアコンディショナや冷凍装置等に適用されてもよい。
【0029】 この開示の低速遠心ポンプは、好ましい実施形態と関連づけて記述されたけれ
ども、それは具体例として意図されたものであって限定したものではなく、添え
られたクレームに示された発明の精神や範疇をたがえることなしに、様々な修正
、変形および代用がこの開示に基づいて行われるかもしれないということは、当
該技術に精通した人には容易に理解することができると思われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の好ましい実施形態に一致して形成された低速遠心ポン
プの図であり、そこにあるインデューサと羽根車を示すためにポンプの表層部を
切り取って内部を見せているハウジングを有している低速遠心ポンプの図である
【図2】 図1に示した低速遠心ポンプの図1と異なる図であり、シーリン
グランディングを示すためにポンプの表層部を切り取って内部を見せているハウ
ジングを有している低速遠心ポンプの図である。
【図3】 図1の低速遠心ポンプの断面図である。
【図4】 図1に示した低速遠心ポンプの図1と異なる図であり、完全に組
み立てられたポンプの全容を示している。
【図5】 この発明の好ましい実施形態に従って形成された複式クロスオー
バコンジットポンプの図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月10日(2002.4.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H033 AA01 BB01 BB06 BB17 CC01 CC03 DD06 DD22 EE19 3H034 AA01 BB01 BB06 BB17 CC01 CC03 DD02 DD08 DD10 DD12 EE13 EE18

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)初期圧力の流体を受ける流体入口ポートと、中心軸を画
    定する内部室とを有するハウジングを備え、 b)また、上記ハウジングの上記内部室の中に配置されると共に、上記中心軸
    の回りに回転するように取り付けられた羽根車ディスクを備え、上記羽根車ディ
    スクは第1および第2入口領域を画定し、更に、流体の圧力を増大させるために
    上記羽根車ディスクの回転にともなって上記入口領域から半径方向外側に流体を
    導くために形成され円周方向に間隔をあけている複数の溝を有しており、 c)また、上記ハウジングによって形成され、上記初期圧力と比較して一度目
    の上昇がなされた圧力の流体を上記第1入口領域から上記溝を経由して受けるた
    めの第1コレクタを備え、 d)また、上記ハウジングによって形成され、上記一度目の上昇がなされた圧
    力と比較して二度目の上昇がなされた圧力の流体を上記第2入口領域から上記溝
    を経由して受けるための第2コレクタを備え、 e)また、上記ハウジングによって形成され、上記第1コレクタから上記羽根
    車ディスクの上記第2入口領域まで流体を導くためのクロスオーバコンジットを
    備え、 f)また、上記ハウジングによって形成され、上記第2コレクタから流体を導
    くための出口を備える流体の圧力を増大させるための遠心ターボマシン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記ハウジン
    グは、上記羽根車ディスクと共に、上記第1および第2コレクタの間をシールし
    て分離するためのシーリングランドを更に画定することを特徴とする遠心ターボ
    マシン。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記羽根車デ
    ィスクは、シュラウド付きタイプ、シュラウド付きではないタイプそしてオープ
    ンタイプのもので構成される羽根車の中から選択されることを特徴とする遠心タ
    ーボマシン。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記円周方向
    に間隔をあけている複数の溝は、上記第1入口領域と上記第1コレクタの間およ
    び上記第2入口流域と上第2コレクタの間の流体による連絡を容易にするように
    適合され形づくられることを特徴とする遠心ターボマシン。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、半径方向外側
    に延びる螺旋状の羽根を有すると共に、上記流体入口ポートから上記羽根車ディ
    スクの上記第1入口領域まで流体を軸方向に引き込むために上記ハウジングの中
    心軸の回りに回転可能に取り付けられたインデューサを更に備えることを特徴と
    する遠心ターボマシン。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記第2入口
    領域から上記第1入口領域を分離するために上記内部室の中に上記ハウジングに
    よって形成されると共に、上記第1入口領域と流体を通じた連絡を行う上記イン
    デューサの先端部分を分離するための、かつ上記第2入口領域と流体を通じた連
    絡を行う上記インデューサの底部分を分離するためのらせんフランジを有する仕
    切りを更に備えることを特徴とした遠心ターボマシン。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記内部室の
    中に上記第2入口領域から上記第1入口領域を分離するための仕切りを備えるこ
    とを特徴とする遠心ターボマシン。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記仕切りは
    第3入口領域を画定し、上記出口は流体を上記第2コレクタから上記第3入口領
    域まで導き、上記ハウジングは、上記第3入口領域から上記羽根車を通過した流
    体を受けるための上記羽根車の外側の第3コレクタと、上記第3コレクタから流
    体を導くために上記ハウジングによって形成された第2出口とを画定することを
    特徴とする遠心ターボマシン。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記遠心ポン
    プが上記一度目の上昇がなされた圧力の流体および上記二度目の上昇がなされた
    圧力の流体を供給することを可能にするために、上記第1コレクタから流体を導
    くための第1上昇圧力出口を更に備えることを特徴とする遠心ターボマシン。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記第1コ
    レクタと上記第2コレクタは、上記ハウジングの中心軸に対して互いに直径方向
    反対側にあることを特徴とする遠心ターボマシン。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記円周方
    向に間隔をあけている複数の溝は、上記羽根車の外径に隣接したところで二又に
    分かれていることを特徴とする遠心ターボマシン。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の遠心ターボマシンにおいて、上記羽根車
    は、上記円周方向に間隔をあけている複数の溝の少なくとも70%が上記第1お
    よび第2入口領域と流体を通じた連絡を行うような方法で形づくられることを特
    徴とする遠心ターボマシン。
  13. 【請求項13】 a)初期圧力の流体を受ける流体入口と、中心軸を画定す
    る内部室とを有するハウジングを備え、 b)また、上記ハウジングの上記内部室の中に配置されると共に、上記中心軸
    の回りに回転するように取り付けられた羽根車ディスクを備え、上記羽根車はシ
    ールされることにより分離された第1および第2入口領域を画定し、更に、流体
    の圧力を増大させるために上記羽根車ディスクの回転にともなって上記入口領域
    から半径方向外側に流体を導くために形成され円周方向に間隔をあけている複数
    の溝を有しており、 c)また、上記ハウジングによって形成され、上記初期圧力と比較して一度目
    の上昇がなされた圧力の流体を上記第1入口領域から上記溝を経由して受けるた
    めの第1コレクタを備え、 d)また、上記ハウジングによって形成され、上記一度目の上昇がなされた圧
    力と比較して二度目の上昇がなされた圧力の流体を上記第2入口領域から上記溝
    を経由して受けるための第2コレクタを備え、上記第2コレクタは上記第1コレ
    クタからシールを行った状態で分離されており、 e)また、上記ハウジングによって形成され、上記第1コレクタから上記羽根
    車ディスクの上記第2入口領域まで流体を導くためのクロスオーバコンジットを
    備え、 f)また、上記ハウジングによって形成され、上記第2コレクタから流体を導
    くための出口を備えるエンジンのための遠心ポンプ。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の遠心ポンプにおいて、上記第1および
    第2コレクタは、上記ハウジングによって画定されたシーリングランドによって
    シールを行った状態で分離されていることを特徴とする遠心ポンプ。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の遠心ポンプにおいて、上記円周方向に
    間隔をあけている複数の溝は、上記第1入口領域と上記第1コレクタの間および
    上記第2入口流域と上第2コレクタの間の流体による連絡を容易にするように適
    合されて形づくられることを特徴とする遠心ポンプ。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載の遠心ポンプにおいて、上記流体入口か
    ら上記羽根車ディスクの上記第1入口領域まで流体を軸方向に引き込むために上
    記ハウジングの中心軸の回りに回転可能に取り付けられたインデューサを更に備
    えることを特徴とする遠心ポンプ。
  17. 【請求項17】 請求項13に記載の遠心ポンプにおいて、上記第2入口領
    域から上記第1入口領域をシールして分離するために、上記羽根車の内径の内部
    に上記ハウジングによって形成された仕切りを備えることを特徴とする遠心ポン
    プ。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の遠心ポンプにおいて、上記仕切りは、
    流体を上記第1入口領域に導くと共に、上記第2入口領域から上記第1入口領域
    を分離するフランジを更に備えることを特徴とする遠心ポンプ。
  19. 【請求項19】 a)初期圧力の流体を受ける流体入口ポートと、中心軸を
    画定する内部室とを有するハウジングを備え、 b)また、上記ハウジングの上記内部室の中に配置されると共に、上記中心軸
    の回りに回転するように取り付けられた羽根車ディスクを備え、上記羽根車ディ
    スクは第1および第2入口領域を画定し、更に、流体の圧力を増大させるために
    上記羽根車ディスクの回転にともなって半径方向外側に流体を導くために上記入
    口領域から延びている、円周方向に間隔をあけている複数の溝を有しており、 c)また、上記ハウジングの上記内部室の中に配置されると共に、上記羽根車
    ディスクの上記第1入口領域に流体を軸方向に引き込むために上記中心軸の回り
    に回転するように取り付けられたインデューサを備え、 d)また、上記ハウジングによって形成され、上記初期圧力と比較して一度目
    の上昇がなされた圧力の流体を上記第1入口領域から上記溝を経由して受けるた
    めの第1コレクタを備え、 e)また、上記ハウジングによって形成され、上記一度目の上昇がなされた圧
    力と比較して二度目の上昇がなされた圧力の流体を上記第2入口領域から上記溝
    を経由して受けるための第2コレクタを備え、 f)また、上記ハウジングによって形成され、上記第1コレクタから上記羽根
    車ディスクの上記第2入口領域まで流体を導くためのクロスオーバコンジットを
    備え、 g)また、上記ハウジングによって形成され、上記第2コレクタから流体を導
    くための出口を備えるガスタービンエンジンのための遠心ポンプ。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の遠心ポンプにおいて、上記ハウジング
    は、上記羽根車ディスクと共に、上記第1および第2コレクタの間をシールして
    分離するためのシーリングランドを更に画定することを特徴とする遠心ポンプ。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載の遠心ポンプにおいて、上記円周方向に
    間隔をあけている複数の溝は、上記第1入口領域と上記第1コレクタの間および
    上記第2入口流域と上第2コレクタの間の流体による連絡を容易にするように適
    合されられ形づくられることを特徴とする遠心ポンプ。
  22. 【請求項22】 請求項19に記載の遠心ポンプにおいて、上記ハウジング
    は、上記内部室の中に上記第2入口領域から上記第1入口領域を分離するために
    ハウジングによって形成される仕切りを更に備えることを特徴とする遠心ポンプ
  23. 【請求項23】 請求項19に記載の遠心ポンプにおいて、上記第1入口領
    域と流体を通じた連絡を行う上記インデューサの先端を分離するためのかつ上記
    第2入口領域と流体を通じた連絡を行う上記インデューサの底を分離するための
    らせんフランジを更に備えることを特徴とした遠心ポンプ。
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