JPH0942194A - 低比速度インペラ - Google Patents

低比速度インペラ

Info

Publication number
JPH0942194A
JPH0942194A JP19383395A JP19383395A JPH0942194A JP H0942194 A JPH0942194 A JP H0942194A JP 19383395 A JP19383395 A JP 19383395A JP 19383395 A JP19383395 A JP 19383395A JP H0942194 A JPH0942194 A JP H0942194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
low specific
blades
specific speed
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19383395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3516530B2 (ja
Inventor
Koji Kubota
康志 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP19383395A priority Critical patent/JP3516530B2/ja
Publication of JPH0942194A publication Critical patent/JPH0942194A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3516530B2 publication Critical patent/JP3516530B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線翼または後退翼からなる低比速度インペ
ラにおいて、それぞれ前記直線翼または後退翼に対し渦
流の発生し易い位置に対応して、それぞれ所要の中間羽
根を設けることにより、渦流の発生を抑制してポンプの
揚程特性および効率の改善を達成することができる低比
速度インペラを提供する。 【構成】 半径方向に等角度で配置された複数の主羽根
31を有し、これら主羽根31をそれぞれ半径方向に直
線的に延在する直線翼からなるシュラウドインペラとし
て構成してなる低比速度インペラ30において、前記イ
ンペラ30の周縁側に、各主羽根31と主羽根31との
間に位置し、それぞれ半径方向に直線的に延在する中間
羽根32を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心ポンプのイン
ペラに係り、特に小流量、高揚程のポンプ、いわゆる比
速度の低いポンプに適用する低比速度インペラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、遠心ポンプのインペラ設計にお
いて、流量Q〔m3 〕、揚程H〔m〕、回転数n〔r.p.
m.〕で表される比速度ns =n・Q0.5 /H0.75が重要
な要素となり、100以上の比速度に設定する場合に
は、図10の(a)、(b)に示すように、主羽根11
が回転方向に対して湾曲後退する後退翼からなるシュラ
ウドインペラ20が適用される。また、100以下の比
速度に設定する場合には、図11の(a)、(b)に示
すように、主羽根21が直線翼からなるシュラウドイン
ペラ20が適用される。
【0003】特に、締切揚程を向上させるために、図1
0に示す従来の低比速度インペラにおいては、後退翼か
らなる主羽根11の中央部に1枚もしくは等間隔に複数
の中間羽根12を取付けることも実施されている〔図1
0の(b)参照〕。これは、前記後退翼で小流量、高揚
程を実現しようとすると、どうしても流量Q−揚程H曲
線が山形特性(図12の特性曲線Aを参照)となり、例
えばサージング等を生じポンプ運転特性として好ましく
ない状態となることから、これを改善するすることを意
図するものである。しかし、低比速度インペラとして主
羽根に後退翼を使用すると、効率ηが悪いため、主羽根
に直線翼を使用することも行われている。
【0004】なお、図12において、後退翼からなる低
比速度インペラおよび直線翼からなる低比速度インペラ
の効率ηは、それぞれ特性曲線CおよびDとして示され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記構成か
らなる従来の低比速度インペラにおいては、例えば図1
1に示すように、主羽根21が直線翼からなるインペラ
では、主羽根21の間において多くの渦流Sを発生し
〔図11の(b)参照〕、流量Q−揚程H曲線が大きな
山形特性(図12の特性曲線Bを参照)となり、ポンプ
特性として好ましくない状態となる。
【0006】また、図10に示すように主羽根11が後
退翼からなるインペラでは、図13に示すように、小流
量域で発生して揚程を低下させる渦流Sは、必ずしも主
羽根11の中央部に発生せず、主羽根11の圧力面側に
偏って発生するため、図12に破線(A′)で示すよう
な、流量Q−揚程H曲線の改善効果を得ることは困難で
あった。
【0007】そこで、本発明の目的は、直線翼または後
退翼からなる低比速度インペラにおいて、それぞれ前記
直線翼または後退翼に対し渦流の発生し易い位置に対応
して、それぞれ所要の中間羽根を設けることにより、渦
流の発生を抑制してポンプの揚程特性および効率の改善
を達成することができる低比速度インペラを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る低比速度インペラは、半径方向に等角
度で配置された複数の主羽根を有し、これら主羽根をそ
れぞれ半径方向に直線的に延在する直線翼からなるシュ
ラウドインペラとして構成してなる低比速度インペラに
おいて、前記インペラの周縁側に、各主羽根と主羽根と
の間に位置し、それぞれ半径方向に直線的に延在する中
間羽根を配設したことを特徴とする。
【0009】この場合、中間羽根は、インペラの回転時
において、渦流が比較的発生し易い主羽根の圧力面側に
偏らせて配設することができる。
【0010】また、中間羽根は、その出口角度β2a
を、主羽根の出口角度β2aより小さく(β2a>β2a′)
なるように設定して配設することにより、特に小流量域
でのポンプ特性を有効に改善することができる。
【0011】さらに、中間羽根は、その出口角度β2a
を、主羽根の出口角度β2aより大きく(β2a<β2a″)
なるように設定して配設することにより、特に大流量域
でのポンプ特性を有効に改善することができる。
【0012】なお、前記の低比速度インペラにおいて、
それぞれ中間羽根は、1枚または2枚以上の複数に設定
することができる。
【0013】また、本発明に係る別の構成からなる低比
速度インペラは、円周方向に等間隔で配置された複数の
主羽根を有し、これら主羽根をそれぞれ回転方向に対し
て湾曲後退する後退翼からなるシュラウドインペラとし
て構成してなる低比速度インペラにおいて、前記インペ
ラの周縁側に、各主羽根と主羽根との間に位置し、イン
ペラの回転時において、渦流が比較的発生し易い主羽根
の圧力面側に偏らせて、後退翼からなる中間羽根をそれ
ぞれ配設したことを特徴とする。
【0014】このような構成からなる低比速度インペラ
において、中間羽根は、インペラの周縁側に、各主羽根
と主羽根との間に位置し、出口角度β2b′を、主羽根の
出口角度β2bより小さく(β2b>β2b′)なるように設
定した構成とすることにより、特に小流量域でのポンプ
特性を有効に改善することができる。
【0015】また、中間羽根は、インペラの周縁側に、
各主羽根と主羽根との間に位置し、出口角度β2b″を、
主羽根の出口角度β2bより大きく(β2b<β2b′)なる
ように設定した構成とすることにより、特に大流量域で
のポンプ特性を有効に改善することができる。
【0016】なお、前記各低比速度インペラにおいて
も、それぞれ中間羽根は、1枚または2枚以上の複数に
設定することができる。
【0017】本発明に係る低比速度インペラによれば、
インペラの回転時において、渦流が比較的発生し易い位
置に中間羽根を配設することにより、渦流の発生を抑制
し、ポンプ特性、特に流量Q−揚程H、効率η特性を改
善することができる。
【0018】また、前記中間羽根は、その出口角度を、
主羽根の出口角度より小さくなるように設定することに
より、小流量域でのポンプ特性を有効に改善することが
できる。
【0019】さらに、前記中間羽根は、その出口角度
を、主羽根の出口角度より大きくなるように設定するこ
とにより、大流量域でのポンプ特性を有効に改善するこ
とができる。
【0020】
【実施例】次に、本発明に係る低比速度インペラの実施
例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
【0021】実施例1−1 図1の(a)、(b)は、本発明に係る低比速度インペ
ラの一実施例を示すものである。本実施例に係る低比速
度インペラ30は、半径方向に等角度で配置された複数
の主羽根31(図示例では4枚)を有し、これら主羽根
31がそれぞれ半径方向に直線的に延在する直線翼から
なるシュラウドインペラとして構成される。そして、前
記インペラ30の周縁側には、各主羽根31と主羽根3
1との間の中間位置に、半径方向に直線的に延在する中
間羽根32をそれぞれ配設した構成からなる。
【0022】このように構成した本実施例における低比
速度インペラ30は、前記中間羽根32の作用により渦
流の発生を抑制し、図8に示すように、流量Q−揚程
H、効率η特性を、従来の低比速度インペラの前記特性
と比較して改善することができる。
【0023】実施例2−1 図2は、図1に示す低比速度インペラの変形例を示すも
のである。すなわち、本実施例に係る低比速度インペラ
30は、中間羽根34、35を、インペラ30の回転時
において、渦流が比較的発生し易い主羽根31の圧力面
側に偏らせて配設した構成からなる。この場合、中間羽
根の数は、図示例の2枚に限定されることなく、1枚も
しくは3枚以上に設定し得ることは勿論である。
【0024】このように構成した本実施例における低比
速度インペラ30は、前記中間羽根34、35の作用に
より渦流の発生をより有効に抑制し、図8に示すよう
に、流量Q−揚程H、効率η特性を、従来の低比速度イ
ンペラの前記特性と比較して十分改善することができ
る。
【0025】実施例2−2 図3は、本発明に係る低比速度インペラの別の実施例を
示すものである。本実施例に係る低比速度インペラ40
は、円周方向に等間隔で配置された複数の主羽根41
(図示例では6枚)を有し、これら主羽根41がそれぞ
れ回転方向に対して湾曲後退する後退翼からなるシュラ
ウドインペラとして構成される。そして、前記インペラ
40の周縁側には、各主羽根41と主羽根41との間の
中間部において、インペラ40の回転時に際し、特に渦
流が比較的発生し易い主羽根41の圧力面側に偏らせ
て、後退翼からなる中間羽根42をそれぞれ配設した構
成からなる。この場合、中間羽根42の数は、1枚もし
くは2枚以上の複数に設定し得ることは勿論である。
【0026】このように構成した本実施例における低比
速度インペラ40は、前記実施例2−1の低比速度イン
ペラ30と同様に、中間羽根42の作用により渦流の発
生をより有効に抑制し、図8に示すように、流量Q−揚
程H、効率η特性を、従来の低比速度インペラの前記特
性と比較して十分改善することができる。
【0027】実施例3−1 図4は、図1に示す低比速度インペラのさらに別の変形
例を示すものである。すなわち、本実施例に係る低比速
度インペラ30は、中間羽根36の出口角度β2a′を、
主羽根31の出口角度β2aより小さく(β2a>β2a′)
なるように設定して配設した構成からなる。
【0028】このように構成した本実施例における低比
速度インペラ30は、前記中間羽根36の作用により渦
流の発生をより有効に抑制し、図9に示すように、流量
Q−揚程H、効率η特性を、従来の低比速度インペラの
前記特性と比較して十分改善することができる。特に、
本実施例の低比速度インペラ30によれば、小流量域で
の前記特性を有効に改善し得ることが確認された。
【0029】実施例3−2 図5は、図3に示す低比速度インペラの変形例を示すも
のである。すなわち、本実施例に係る低比速度インペラ
40は、中間羽根44の出口角度β2b′を、主羽根41
の出口角度β2bより小さく(β2b>β2b′)なるように
設定して配設した構成からなる。
【0030】このように構成した本実施例における低比
速度インペラ40は、前記実施例3−1の低比速度イン
ペラ30と同様に、中間羽根44の作用により渦流の発
生をより有効に抑制し、図9に示すように、流量Q−揚
程H、効率η特性を、従来の低比速度インペラの前記特
性と比較して十分改善することができる。また、本実施
例の低比速度インペラ40においても、小流量域での前
記特性を有効に改善し得ることが確認された。
【0031】実施例4−1 図6は、図1に示す低比速度インペラのさらにまた別の
変形例を示すものである。すなわち、本実施例に係る低
比速度インペラ30は、中間羽根38の出口角度β2a
を、主羽根31の出口角度β2aより大きく(β2a
β2a″)なるように設定して配設した構成からなる。
【0032】このように構成した本実施例における低比
速度インペラ30は、前記中間羽根38の作用により渦
流の発生をより有効に抑制し、図9に示すように、流量
Q−揚程H、効率η特性を、従来の低比速度インペラの
前記特性と比較して十分改善することができる。特に、
本実施例の低比速度インペラ30によれば、大流量域で
の前記特性を有効に改善し得ることが確認された。
【0033】実施例4−2 図7は、図3に示す低比速度インペラのさらに別の変形
例を示すものである。すなわち、本実施例に係る低比速
度インペラ40は、中間羽根46の出口角度β2b″を、
主羽根41の出口角度β2bより小さく(β2b<β2b″)
なるように設定して配設した構成からなる。
【0034】このように構成した本実施例における低比
速度インペラ40は、前記実施例4−1の低比速度イン
ペラ30と同様に、中間羽根46の作用により渦流の発
生をより有効に抑制し、図9に示すように、流量Q−揚
程H、効率η特性を、従来の低比速度インペラの前記特
性と比較して十分改善することができる。また、本実施
例の低比速度インペラ40においても、大流量域での前
記特性を有効に改善し得ることが確認された。
【0035】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、例
えば主羽根の設定枚数や中間羽根の形状および寸法等に
ついては種々変更可能であり、本発明の精神を逸脱しな
い範囲内において多くの設計変更をすることができる。
【0036】
【発明の効果】前述した実施例から明らかなように、本
発明に係る低比速度インペラによれば、半径方向に等角
度で配置された複数の主羽根を有し、これら主羽根をそ
れぞれ半径方向に直線的に延在する直線翼からなるシュ
ラウドインペラとして構成してなる低比速度インペラに
おいて、前記インペラの周縁側に、各主羽根と主羽根と
の間に位置し、それぞれ半径方向に直線的に延在する中
間羽根を配設する構成とすることにより、インペラの回
転時における渦流の発生を抑制し、ポンプ特性としての
流量Q−揚程H、効率η特性を改善することができる。
【0037】また、円周方向に等間隔で配置された複数
の主羽根を有し、これら主羽根をそれぞれ回転方向に対
して湾曲後退する後退翼からなるシュラウドインペラと
して構成してなる低比速度インペラにおいて、前記イン
ペラの周縁側に、各主羽根と主羽根との間に位置し、イ
ンペラの回転時において、渦流が比較的発生し易い主羽
根の圧力面側に偏らせて、後退翼からなる中間羽根をそ
れぞれ配設する構成とすることによっても、前記と同様
に、渦流の発生を抑制し、ポンプ特性を有効に改善する
ことができる。
【0038】前記の低比速度インペラにおいて、中間羽
根は、その出口角度を、主羽根の出口角度より小さくな
るように設定することにより、小流量域でのポンプ特性
を有効に改善することができる。また、前記中間羽根
は、その出口角度を、主羽根の出口角度より大きくなる
ように設定することにより、大流量域でのポンプ特性を
有効に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低比速度インペラの一実施例を示
すもので、(a)は側断面図、(b)は正面要部断面図
である。
【図2】図1に示す低比速度インペラの変形例を示す正
面要部断面図である。
【図3】本発明に係る低比速度インペラの別の実施例を
示す正面要部断面図である。
【図4】図1に示す低比速度インペラの別の変形例を示
す正面要部断面図である。
【図5】図3に示す低比速度インペラの変形例を示す正
面要部断面図である。
【図6】図1に示す低比速度インペラのさらに別の変形
例を示す正面要部断面図である。
【図7】図3に示す低比速度インペラの別の変形例を示
す正面要部断面図である。
【図8】図1ないし図3に示す本発明に係る低比速度イ
ンペラと従来の低比速度インペラとを比較対照した流量
Q−揚程H、効率η特性曲線図である。
【図9】図4ないし図7に示す本発明に係る低比速度イ
ンペラと従来の低比速度インペラとを比較対照した流量
Q−揚程H、効率η特性曲線図である。
【図10】従来の低比速度インペラの一構成例を示すも
ので、(a)は側断面図、(b)は正面要部断面図であ
る。
【図11】従来の低比速度インペラのべつの構成例を示
すもので、(a)は側断面図、(b)は正面要部断面図
である。
【図12】図10および図11に示す従来の低比速度イ
ンペラの流量Q−揚程H、効率η特性曲線図である。
【図13】図10に示す従来の低比速度インペラの渦流
の発生状態を示す説明図である。
【符号の説明】
30 低比速度インペラ 31 主羽根(直線翼) 32 中間羽根 34、35 中間羽根 36 中間羽根 38 中間羽根 40 低比速度インペラ 41 主羽根(後退翼) 42 中間羽根 44 中間羽根

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向に等角度で配置された複数の主
    羽根を有し、これら主羽根をそれぞれ半径方向に直線的
    に延在する直線翼からなるシュラウドインペラとして構
    成してなる低比速度インペラにおいて、前記インペラの
    周縁側に、各主羽根と主羽根との間に位置し、それぞれ
    半径方向に直線的に延在する中間羽根を配設したことを
    特徴とする低比速度インペラ。
  2. 【請求項2】 中間羽根は、インペラの回転時におい
    て、渦流が比較的発生し易い主羽根の圧力面側に偏らせ
    て配設した構成からなる請求項1記載の低比速度インペ
    ラ。
  3. 【請求項3】 中間羽根は、その出口角度β2a′を、主
    羽根の出口角度β2aより小さく(β2a>β2a′)なるよ
    うに設定して配設した構成からなる請求項1記載の低比
    速度インペラ。
  4. 【請求項4】 中間羽根は、その出口角度β2a″を、主
    羽根の出口角度β2aより大きく(β2a<β2a″)なるよ
    うに設定して配設した構成からなる請求項1記載の低比
    速度インペラ。
  5. 【請求項5】 中間羽根は、1枚または2枚以上の複数
    に設定してなる請求項1ないし4のいずれかに記載の低
    比速度インペラ。
  6. 【請求項6】 円周方向に等間隔で配置された複数の主
    羽根を有し、これら主羽根をそれぞれ回転方向に対して
    湾曲後退する後退翼からなるシュラウドインペラとして
    構成してなる低比速度インペラにおいて、前記インペラ
    の周縁側に、各主羽根と主羽根との間に位置し、インペ
    ラの回転時において、渦流が比較的発生し易い主羽根の
    圧力面側に偏らせて、後退翼からなる中間羽根をそれぞ
    れ配設したことを特徴とする低比速度インペラ。
  7. 【請求項7】 円周方向に等間隔で配置された複数の主
    羽根を有し、これら主羽根をそれぞれ回転方向に対して
    湾曲後退する後退翼からなるシュラウドインペラとして
    構成してなる低比速度インペラにおいて、前記インペラ
    の周縁側に、各主羽根と主羽根との間に位置し、出口角
    度β2b′を、主羽根の出口角度β2bより小さく(β2b
    β2b′)なるように設定した中間羽根を配設したことを
    特徴とする低比速度インペラ。
  8. 【請求項8】 円周方向に等間隔で配置された複数の主
    羽根を有し、これら主羽根をそれぞれ回転方向に対して
    湾曲後退する後退翼からなるシュラウドインペラとして
    構成してなる低比速度インペラにおいて、前記インペラ
    の周縁側に、各主羽根と主羽根との間に位置し、出口角
    度β2b″を、主羽根の出口角度β2bより大きく(β2b
    β2b′)なるように設定した中間羽根を配設したことを
    特徴とする低比速度インペラ。
  9. 【請求項9】 中間羽根は、1枚または2枚以上の複数
    に設定してなる請求項6ないし8のいずれかに記載の低
    比速度インペラ。
JP19383395A 1995-07-28 1995-07-28 低比速度インペラ Expired - Fee Related JP3516530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19383395A JP3516530B2 (ja) 1995-07-28 1995-07-28 低比速度インペラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19383395A JP3516530B2 (ja) 1995-07-28 1995-07-28 低比速度インペラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0942194A true JPH0942194A (ja) 1997-02-10
JP3516530B2 JP3516530B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=16314502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19383395A Expired - Fee Related JP3516530B2 (ja) 1995-07-28 1995-07-28 低比速度インペラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3516530B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ300161B6 (cs) * 2006-12-01 2009-02-25 Vysoké ucení technické v Brne Obežné kolo, zejména odstredivého cerpadla
CZ300288B6 (cs) * 2006-11-09 2009-04-15 Vysoké ucení technické v Brne Obežné kolo, zejména odstredivého cerpadla
JP2010175089A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Panasonic Corp 組込み式加熱調理器
JP4972259B2 (ja) * 1999-09-01 2012-07-11 グッドリッチ・パンプ・アンド・エンジン・コントロール・システムズ・インコーポレイテッド 遠心ポンプ
JP2013124653A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Daikin Industries Ltd 遠心圧縮機のインペラ
CN103541925A (zh) * 2013-10-31 2014-01-29 江苏国泉泵业制造有限公司 一种长短叶片的旋流泵叶轮设计方法
WO2014171631A1 (en) * 2013-04-18 2014-10-23 Halla Visteon Climate Control Corp. Air blower for fuel cell vehicle
CN104405678A (zh) * 2014-10-14 2015-03-11 江苏大学 一种带无叶分流片的离心叶轮
WO2018002034A1 (de) * 2016-06-28 2018-01-04 Reinheart Gmbh Schaufelrad und kreiselpumpe damit
CN112156255A (zh) * 2020-10-14 2021-01-01 北京航空航天大学 一种体外循环磁轮一体化的磁悬浮离心血泵
US20220163047A1 (en) * 2020-11-24 2022-05-26 Nuovo Pignone Tecnologie - S.R.L. Cold spray reinforced impeller shroud

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4972259B2 (ja) * 1999-09-01 2012-07-11 グッドリッチ・パンプ・アンド・エンジン・コントロール・システムズ・インコーポレイテッド 遠心ポンプ
CZ300288B6 (cs) * 2006-11-09 2009-04-15 Vysoké ucení technické v Brne Obežné kolo, zejména odstredivého cerpadla
CZ300161B6 (cs) * 2006-12-01 2009-02-25 Vysoké ucení technické v Brne Obežné kolo, zejména odstredivého cerpadla
JP2010175089A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Panasonic Corp 組込み式加熱調理器
JP2013124653A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Daikin Industries Ltd 遠心圧縮機のインペラ
WO2014171631A1 (en) * 2013-04-18 2014-10-23 Halla Visteon Climate Control Corp. Air blower for fuel cell vehicle
CN104884813A (zh) * 2013-04-18 2015-09-02 汉拿伟世通空调有限公司 用于燃料电池车辆的鼓风机
CN103541925A (zh) * 2013-10-31 2014-01-29 江苏国泉泵业制造有限公司 一种长短叶片的旋流泵叶轮设计方法
CN104405678A (zh) * 2014-10-14 2015-03-11 江苏大学 一种带无叶分流片的离心叶轮
WO2018002034A1 (de) * 2016-06-28 2018-01-04 Reinheart Gmbh Schaufelrad und kreiselpumpe damit
CN112156255A (zh) * 2020-10-14 2021-01-01 北京航空航天大学 一种体外循环磁轮一体化的磁悬浮离心血泵
CN112156255B (zh) * 2020-10-14 2022-07-26 北京航空航天大学 一种体外循环磁轮一体化的磁悬浮离心血泵
US20220163047A1 (en) * 2020-11-24 2022-05-26 Nuovo Pignone Tecnologie - S.R.L. Cold spray reinforced impeller shroud

Also Published As

Publication number Publication date
JP3516530B2 (ja) 2004-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3995970A (en) Axial-flow fan
US6042335A (en) Centrifugal flow fan and fan/orifice assembly
JP3204208B2 (ja) 斜流送風機羽根車
JP5737666B2 (ja) 遠心式送風機または斜流送風機に用いられるインペラ
JP3516530B2 (ja) 低比速度インペラ
JP3082378B2 (ja) 送風ファン
JPS6215760B2 (ja)
KR940021943A (ko) 와류 펌프
JP2001234893A (ja) 軸流送風機
JP3366265B2 (ja) 遠心送風機
JPH08240197A (ja) 軸流ファン
JP2735730B2 (ja) ディフューザポンプのディフューザベーン
JP3822416B2 (ja) フランシス形のポンプ水車
JP2000009083A (ja) 羽根車
JP2007205230A (ja) 送風機羽根車
JP2000205101A (ja) ポンプ水車
JPH04212695A (ja) スクリュープロペラ
JPH01247798A (ja) 高速遠心圧縮機
JPS6361800A (ja) 軸流送風機
JP3322744B2 (ja) ソリッドインペラ
JPH11182482A (ja) 高比速度の斜流ポンプ
JPH05340265A (ja) ラジアルタービン動翼
CN221074729U (zh) 散热风扇
JPS5851435Y2 (ja) エンジンレイキヤクヨウスイコミガタサイレントフアン
JPH0544686A (ja) 横流フアン

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040120

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees