JP2000205101A - ポンプ水車 - Google Patents

ポンプ水車

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JP2000205101A JP11006185A JP618599A JP2000205101A JP 2000205101 A JP2000205101 A JP 2000205101A JP 11006185 A JP11006185 A JP 11006185A JP 618599 A JP618599 A JP 618599A JP 2000205101 A JP2000205101 A JP 2000205101A
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Katsumasa Shinmei
克真 震明
Takeshi Ito
伊藤  剛
Kazuo Niikura
和夫 新倉
Tatsuro Yashiki
達朗 矢敷
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秀雄 古田
Toru Nishio
徹 西尾
Hiroto Nakagawa
博人 中川
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ランナの体格や外形を変えることなく揚水運転
範囲が変化してもキャビテーション特性が悪化すること
がなく、落差変動範囲を広くすることが可能なポンプ水
車を提供する。 【解決手段】長い翼長を有する羽根101と短い翼長を
有する羽根102とを備え、前記長い翼長を有する羽根
と短い翼長を有する羽根が周方向に所定の間隔をおいて
交互に配置されているランナ2を備えているポンプ水車
において、前記短い翼長を有する羽根102の水車入り
口側端位置を、前記長い翼長を有する羽根101の水車
入り口側がなす円筒面2aと、長い翼長を有する羽根に
よって形成される水車入り口部最小開口面積となる面2
bとの間に位置するように形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプ水車の改良に
係わり、特に翼長の異なる羽根を有するランナを備えた
ポンプ水車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般に採用されているこの種のポン
プ水車は、翼長が同一に形成された羽根を周方向に所定
の間隔をおいて配置したランナを備えているのが普通で
あるが、最近になり、振動や騒音を低減させる目的から
2種類の羽根、すなわち長い翼長を有する羽根と短い翼
長を有する羽根を設け、かつこの長い翼長を有する羽根
と短い翼長を有する羽根とを周方向に所定の間隔をおい
て交互に配置するようにしたものが実用化されつつあ
る。
【0003】なお、この種ポンプ水車に関連するものと
しては、例えば特開昭57−126566号公報,実開
昭59−11170号公報あるいは特開平7−2798
08号公報などが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように形成された
ランナを有するポンプ水車であると、たしかに水車入り
口側での整流効果が高められ、水車出口側の流れに対す
る入り口側の流れの乱れの影響を減少させることがで
き、水流乱れに基因する振動や騒音を低減させることが
可能であるが、しかしながら最近の揚水発電所のように
ダムの利用水深範囲が大きく設定されるようになってく
ると、このようなポンプ水車であっても、新たな問題が
生じてきたのである。
【0005】すなわち、このようにダムの利用水深範囲
が大きく設定された場合には、ポンプ水車はより広い落
差変動範囲(最高揚程と最低有効落差との比)で運転さ
れることになり、揚程変化に対する揚水量変化が大きく
なる。すなわち、ポンプ入口部において揚水量変化に伴
う流体の羽根に対する流入角度変化が大きくなり、広い
揚水運転範囲においてはキャビテーション特性が大きく
悪化する場合があるということである。
【0006】本発明はこれに鑑みなされたもので、その
目的とするところは、ランナの体格や外形を変えること
なく揚水運転範囲が変化してもキャビテーション特性が
悪化することがなく、広変落差に対応,すなわち落差変
動範囲を広くすることが可能なこの種のポンプ水車を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、長い
翼長を有する羽根と短い翼長を有する羽根が周方向に所
定の間隔をおいて交互に配置されたランナを備えている
ポンプ水車において、前記短い翼長を有する羽根の水車
入り口側端位置を、前記長い翼長を有する羽根の水車入
り口側がなす円筒面と、長い翼長を有する羽根によって
形成される水車入り口部最小開口面積となる面との間に
位置するように形成し所期の目的を達成するようにした
ものである。
【0008】また本発明は、長い翼長を有する羽根と短
い翼長を有する羽根が周方向に所定の間隔をおいて交互
に配置されたランナを備えているポンプ水車において、
前記短い翼長を有する羽根の水車入り口側端位置を、前
記長い翼長を有する羽根の水車入り口側端より水車出口
側へこむようにずらして配置するとともに、このずらし
量を、前記長い翼長を有する羽根の子午面上に投影され
た子午面流線長さの0%より10%の範囲としたもので
ある。
【0009】また、長い翼長を有する羽根と短い翼長を
有する羽根が周方向に所定の間隔をおいて交互に配置さ
れたランナを備えているポンプ水車において、前記短い
翼長を有する羽根の羽根角度を、前記ランナ外径のほぼ
85%からランナ外径の範囲においては、前記長い翼長
を有する羽根の羽根角度より小さく形成するようにした
ものである。
【0010】また、この場合、前記短い翼長を有する羽
根の水車出口側端位置を、前記長い翼長を有する羽根に
よって形成される水車出口部最小開口面積となる面より
水車入り口側寄りに位置させるか、あるいは水車入り口
より前記長い翼長を有する羽根の子午面上に投影された
子午面流線長さの30〜60%水車出口側寄りに形成す
るようにしたものである。
【0011】すなわちこのように形成されたポンプ水車
であると、短い翼長を有する羽根の水車入り口側端位置
が、長い翼長を有する羽根の水車入り口側がなす円筒面
と、長い翼長を有する羽根によって形成される水車入り
口部最小開口面積となる面との間に位置するように形成
されているので、短い翼長を有する羽根の外周側近傍で
は周速が低下することになり、この周速低下によりそれ
とほぼ等しい相対流量も低下することになり、短い翼長
を有する羽根の外周側での圧力低下が緩和され、たとえ
ダムの利用水深範囲が大きく設定されても、発電運転時
の短い翼長を有する羽根の外周側におけるキャビテーシ
ョン特性が悪化することなく、広変落差に対応,すなわ
ち落差変動範囲を広くすることが可能となるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図示した実施例に基づいて本
発明を詳細に説明する。図1にはそのポンプ水車(フラ
ンシス型ポンプ水車)およびこのポンプ水車に用いられ
るランナが示されている。1が回転軸であり、2がラン
ナ、3がガイドベーン、4がケーシング、101が主翼
(翼長の長い羽根)、102が中間翼(翼長の短い羽
根)である。なお、5は発電電動機である。
【0013】回転軸1の下端にはランナ2が固定されて
おり、このランナ2の外周側の固定部流路には、流量調
整用のガイドベーン3が周方向に所定の間隔をおいて配
置されている。ランナ2は、クラウン103とシュラウ
ド104を備えており、そしてそのクラウン103とシ
ュラウド104との間に、図1(b)および図2に示さ
れているように、翼長の長い主翼101と翼長の短い中
間翼102が周方向に所定の間隔をおいて交互に配置さ
れている。
【0014】この場合、特に翼長の短い中間翼102の
水車入り口側端位置102aは、翼長の長い主翼101
の水車入り口側がなす円筒面2aと、主翼101によっ
て形成される水車入り口部最小開口面積(詳細後述す
る)となる面2bとの間に位置するように形成されてい
る。
【0015】すなわち、図3はポンプ水車ランナの子午
面形状を示したものであり,主翼101の子午面形状
は、子午面201−202−203−204である。な
お、線分201−204は水車入口(流水入り口)であ
り、線分202−203は水車出口(流水出口)であ
る。子午線群211は、クラウン103とシュラウド1
04に挟まれる複数の回転面によって定義される子午線
である。
【0016】線分205−206は、水車入り口側の線
分201−204を起点とし、子午線群211に沿っ
て、子午線群211の長さの10%位置に相当する。線
分207−208は、水車入り口側の線分201−20
4を起点とし、子午線群211に沿って、子午線群21
1の長さの30%位置に相当する。線分209−210
は、水車入り口側の線分201−204を起点とし、子
午線群211に沿って、子午線群211の長さの60%
位置に相当する。
【0017】領域212(ハッチング部)は、線分20
1−205、線分205−206、線分206−204
および線分204−201によって囲まれる範囲を有す
る。領域213(ハッチング部)は、線分207−20
9、線分209−210、線分210−208および線
分208−207によって囲まれる範囲を有する。
【0018】図4は、図3に示す子午線群211に沿っ
て、ポンプ水車ランナの円形翼列を2次元直線翼列に展
開して表したものである。この図において、羽根そり線
301aおよび301bは主翼101の羽根そり線であ
り、羽根そり線302は中間翼102の羽根そり線であ
る。クリアランス305は、主翼101の水車出口側羽
根端から隣合う主翼101までの最短距離である。ま
た、クリアランス306は、主翼101の水車入口側羽
根端から隣合う主翼101までの最短距離である。
【0019】直線307は、主翼101水車入口から、
主翼101の子午線群211の長さの10%水車出口側
位置、すなわち図2中の線分205−206に相当す
る。領域308(ハッチング部)は、水車入口303、
クリアランス306および主翼羽根そり線301bによ
って形成される領域と、水車入口303と直線307に
よって形成される領域の共通部分である。
【0020】直線309は、水車回転中心より距離が一
定(以下、半径Rと称す)となる位置に相当する。羽根
角度310は、半径Rにおける主翼101の羽根角度で
あり、羽根角度311は、半径Rにおける中間翼102
の羽根角度である。
【0021】前述したように、中間翼102の水車入口
側羽根端の位置は、翼長の長い主翼101の水車入り口
側がなす円筒面と、主翼101によって形成される水車
入り口部最小開口面積となる面との間に配置されるわけ
であるが、その位置とは、このハッチングした領域30
8内となるように形成されるのである。また、中間翼1
02の子午面形状では、水車入口は図3中の領域212
に存在するのである。
【0022】一方、中間翼102の水車出口側羽根端位
置は、図3中の領域213に存在し、クリアランス30
5より水車入口側となるように形成される。すなわち、
主翼によって形成される水車出口部最小開口面積となる
面より水車入り口側寄りに位置するように形成される。
なお、この位置を主翼101の子午面上に投影された子
午面流線長さとの関係でみてみると、主翼の子午面上に
投影された子午面流線長さの30〜60%水車出口側寄
りに位置することになる。
【0023】図9は、本発明のもう一つの実施例を示し
たもので、この場合には、中間翼102の羽根角度31
1を、ランナ外径のほぼ85%(仮線309)からラン
ナ外径の範囲においては、主翼101の羽根角度より小
さく形成するようにしたものである。
【0024】すなわち、中間翼102が主翼101より
も翼長が短いため、水車運転時、中間翼102に加わる
翼負荷は、主翼101に加わる翼負荷より大きくなる。
したがって、中間翼102の水車入口部の翼面圧力は、
主翼101の水車入口部の翼面圧力より低下する傾向が
ある。そこで、中間翼102に加わる翼負荷を減じるた
めに、図8に示されているように羽根最大外径のほぼ8
5%から羽根最大外径の範囲に於いて、半径Rにおける
中間翼の羽根角度311を主翼の羽根角度310以下と
するようにしたものである。
【0025】なお、図8は、横軸は羽根最大外径距離を
100%とした場合の水車回転軸中心からの距離の割合
を示している。縦軸は、図9(あるいは図4)における
羽根角度310および羽根角度311を示している。角
度分布701は主翼101の羽根角度310の分布を示
したものである。角度分布702は中間翼102の羽根
角度311の分布を示したものである。
【0026】次に、以上説明してきた本発明のポンプ水
車と従来のポンプ水車とを、揚水量−揚程特性の関係か
ら比較して見る。図5は、その揚水量−揚程特性を示し
たもので、特性401は従来のポンプ水車の揚水量−揚
程特性であり、特性402は本発明のポンプ水車の特性
である。
【0027】本発明のポンプ水車の特性402と従来の
ポンプ水車の特性401を比較すると、揚程変化幅ΔH
に対する揚水量変化は、従来のポンプ水車がΔQ1であ
るのに対して、本発明のポンプ水車はΔQ2になってお
り、本発明のポンプ水車の方が揚水量変化が少なくなっ
ている。すなわち、主翼101のポンプ入口における羽
根への流入角度変化が小さい。したがって、主翼101
のポンプ入口翼端部における翼面圧力が低下し難くな
り、主翼101のポンプ入口翼端部でのキャビテーショ
ン特性が向上していることを意味しているのである。
【0028】また、図6は、ポンプ水車ランナのポンプ
出口部の模式図である。羽根端501はポンプ出口部の
羽根であり、羽根角度はβである。一般に、ポンプ出口
における流体の流出方向は、ポンプ出口羽根角度βに沿
った流出方向502ではなく、ポンプ出口羽根角度βよ
り若干小さい流出角度αをもつ流出方向503となる。
これはポンプ出口において羽根の負圧面と圧力面との圧
力差が急に無くなるので、圧力面から負圧面に向かう流
れ504が引き起こされるからである。そのため、揚水
運転時の全ヘッドは低下し、揚程が低下する。
【0029】ところで、圧力面と負圧面の圧力差は、羽
根枚数が多くなる程小さくなり、流れ504は弱くな
る。したがって、ポンプ水車ランナを構成する羽根枚数
を増やすことにより揚程を増やすことが可能となるが、
単にポンプ水車のもつ羽根形状のまま枚数を増やすと水
車出口における最小開口面積が減少し、水車出力の低下
が避けられない。そこで、翼長が異なる羽根をもつ中間
翼付きポンプ水車ランナにより、水車出口における最小
開口面積を減少させること無く、ポンプ出口における羽
根枚数を増やし揚程を増加させることが可能となるので
ある。
【0030】図7は、図6に示したポンプ出口における
速度三角形である。流れ504の効果はすべり速度k×
u(k:すべり係数、u:周速)で表わされ、すべり係
数kは流量によらずほぼ一定である。したがって、少流
量において、ポンプ出口羽根枚数を増加させすべり係数
kを小さくした場合の流出角α1*と、もとの流出角度
α1との差は大流量において、羽根枚数を増加させすべ
り係数kが小さくなった場合の流出角α2*と元の流出
角度α2の差より大きくなる。すなわち、ポンプ出口の
羽根枚数を増やすことは、大流量における揚程増加量よ
り、少流量時における揚程増加量が大きくなることを意
味し、揚水量−揚程特性において、揚程変化に対する揚
水量変化が小さくなり変落差特性が向上する。
【0031】以上説明してきたように、このように形成
されたポンプ水車であると、ランナ出口で羽根枚数が低
減されており、そのため同じ水車出力で設計してもラン
ナ出口径を小さくすることが可能であり、またランナ出
口径が小さくすることが可能であることから、ポンプ逆
流開始点の流量を小さくすることができ、高落差効率向
上を図ることができる。
【0032】また、短い翼長を有する羽根の水車入り口
側端位置が、長い翼長を有する羽根の水車入り口側がな
す円筒面と、長い翼長を有する羽根によって形成される
水車入り口部最小開口面積となる面との間に位置してい
るので、短い翼長を有する羽根の外周側近傍での周速低
下により、相対流量も低下し、中間翼の外周側での圧力
低下が緩和され、たとえダムの利用水深範囲が大きく設
定されても、発電運転時のランナ羽根外周側におけるキ
ャビテーション特性が悪化することなく、広変落差に対
応することが可能となるのである。
【0033】また、このように形成されたポンプ水車
で、揚水量が少ない場合、従来のポンプ水車より揚程が
高くなるので、同じ最高揚程で設計しても、そのランナ
羽根外径は、従来のものより小さくすることが可能とな
るのである。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、ランナの体格や外形を変えることなく揚水運転範囲
が変化してもキャビテーション特性が悪化することがな
く、広変落差に対応,すなわち落差変動範囲を広くする
ことが可能なこの種のポンプ水車を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポンプ水車の一実施例を示す縦断側面
図およびその水車ランナの平面図である。
【図2】本発明のポンプ水車に用いられる水車ランナの
側面図である。
【図3】本発明のポンプ水車ランナの子午面形状であ
る。
【図4】本発明のポンプ水車ランナの羽根そり線であ
る。
【図5】本発明のポンプ水車の揚水量−揚程特性であ
る。
【図6】ポンプ水車のポンプ出口における流出方向の模
式図である。
【図7】ポンプ水車のポンプ出口における速度三角形図
である。
【図8】本発明のポンプ水車ランナの羽根角度分布図で
ある。
【図9】本発明のポンプ水車の他の実施例を示すもの
で、その水車ランナの平面図である。
【符号の説明】
1…回転軸、2…ランナ、3…ガイドベーン、4…ケー
シング、5…発電電動機、101…主翼(長い翼長を有
する羽根)、102…中間翼(短い翼長を有する羽
根)、103…クラウン、104…シュラウド、303
…水車入口、304…水車出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 震明 克真 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 伊藤 剛 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 新倉 和夫 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 矢敷 達朗 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内 (72)発明者 古田 秀雄 大阪府大阪市住之江区南港東八丁目3番45 号 株式会社日立製作所関西支社内 (72)発明者 西尾 徹 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 中川 博人 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 垣内 隆 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 Fターム(参考) 3H072 AA07 BB20 CC43 CC44

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長い翼長を有する羽根と短い翼長を有す
    る羽根が周方向に所定の間隔をおいて交互に配置された
    ランナを備えているポンプ水車において、 前記短い翼長を有する羽根の水車入り口側端位置を、前
    記長い翼長を有する羽根の水車入り口側がなす円筒面
    と、長い翼長を有する羽根によって形成される水車入り
    口部最小開口面積となる面との間に位置するように形成
    したことを特徴とするポンプ水車。
  2. 【請求項2】 長い翼長を有する羽根と短い翼長を有す
    る羽根が周方向に所定の間隔をおいて交互に配置された
    ランナを備えているポンプ水車において、前記短い翼長
    を有する羽根の水車入り口側端位置を、前記長い翼長を
    有する羽根の水車入り口側端より水車出口側へこむよう
    にずらして配置するとともに、このずらし量を、前記長
    い翼長を有する羽根の子午面上に投影された子午面流線
    長さの0%より10%の範囲としたことを特徴とするポ
    ンプ水車。
  3. 【請求項3】 長い翼長を有する羽根と短い翼長を有す
    る羽根が周方向に所定の間隔をおいて交互に配置された
    ランナを備えているポンプ水車において、前記短い翼長
    を有する羽根の羽根角度を、前記ランナ外径のほぼ85
    %からランナ外径の範囲においては、前記長い翼長を有
    する羽根の羽根角度より小さく形成するようにしたこと
    を特徴とするポンプ水車。
  4. 【請求項4】 前記短い翼長を有する羽根の水車出口側
    端位置が、前記長い翼長を有する羽根によって形成され
    る水車出口部最小開口面積となる面より水車入り口側寄
    りに位置するものである請求項1,2または3記載のポ
    ンプ水車。
  5. 【請求項5】 前記短い翼長を有する羽根の水車出口側
    端位置が、水車入り口より前記長い翼長を有する羽根の
    子午面上に投影された子午面流線長さの30〜60%水
    車出口側寄りに形成されたものである請求項1,2また
    は3記載のポンプ水車。
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