JPH07323905A - 搬送設備 - Google Patents

搬送設備

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Publication number
JPH07323905A
JPH07323905A JP12162694A JP12162694A JPH07323905A JP H07323905 A JPH07323905 A JP H07323905A JP 12162694 A JP12162694 A JP 12162694A JP 12162694 A JP12162694 A JP 12162694A JP H07323905 A JPH07323905 A JP H07323905A
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JP
Japan
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storage device
transfer
arms
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP12162694A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehide Hayashi
武秀 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP12162694A priority Critical patent/JPH07323905A/ja
Publication of JPH07323905A publication Critical patent/JPH07323905A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ループ状の搬送経路3を有する搬送装置4を
配設し、搬送経路3の内側に、荷7を保管する保管装置
8を設け、保管装置8の両側に、荷7を搬送装置4と保
管装置8との間で受渡しする受渡し装置20を設け、搬送
経路3の途中に荷7の作業部27を設けた。 【効果】 保管装置8の両側に設けられた受渡し装置20
を用いることにより、保管装置8の両側で同時に荷7の
搬入出が行え、搬入出にかかる時間を短縮し得る。ま
た、両側の受渡し装置20のうち、どちらか一方の受渡し
装置20を選択的に用いて荷7を保管装置8から出庫し、
作業部27での加工後、どちらか一方の受渡し装置20を選
択的に用いて荷7を保管装置8内へ入庫することによ
り、搬送経路3上を搬送される荷7の搬送距離を最短に
することができ、したがって搬入出にかかる時間を一層
短縮し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばクリーンルーム
内に設置される搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばクリーンルーム内などに設
置される搬送設備としては、特開平3−147606号
公報に示されるものがある。すなわち、荷保管装置の一
側方には、荷搬送装置の自走台車の搬送経路が形成され
ている。また、荷保管装置の本体の一側方には、ステー
ション位置の自走台車と荷保管装置の本体内との間で荷
を受け渡しする受け渡し装置(移載装置)が設けられて
いる。
【0003】これによると、荷保管装置内に保管されて
いる荷は、受け渡し装置(移載装置)により荷保管装置
内から出庫されて荷搬送装置の自走台車に載置され、搬
送経路上を搬送される。また、自走台車によりステーシ
ョン位置まで搬送された荷は、受け渡し装置(移載装
置)により自走台車から持ち上げられて荷保管装置内に
入庫される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例では、受け渡し装置(移載装置)を荷保管装置の
一側方のみにしか設けていないため、荷の搬入出に時間
がかかるといった問題があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、荷の
搬入出にかかる時間を短縮し得る搬送設備を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における搬送設備は、ループ状の搬送経路
を有する搬送装置を配設し、上記搬送経路の内側に、荷
を保管する保管装置を設け、この保管装置の両側に、荷
を搬送装置と保管装置との間で受け渡しする受け渡し装
置を設け、上記搬送経路の途中に荷の作業部を設けたも
のである。
【0007】本第2発明における搬送設備は、受け渡し
装置を、回転体と、この回転体に取付けられて荷を支持
可能な一対の接近離間自在な腕とから構成し、上記回転
体の回転により上記腕を搬送経路側と保管装置内側とに
回転自在に構成したものである。
【0008】
【作用】上記本第1発明の構成によると、保管装置内に
保管されている荷は、両側の受け渡し装置により保管装
置内から出庫されて搬送装置に渡され、搬送経路上を一
方向に搬送される。そして荷は、搬送経路上を作業部ま
で搬送され、作業部で加工などを施される。その後、荷
は、作業部から搬送装置により受け渡し装置の位置まで
搬送され、両側の受け渡し装置により搬送装置から受け
取られて保管装置内に入庫される。このように、保管装
置の両側に設けられた受け渡し装置をそれぞれ用いて荷
の搬入出が行えるため、保管装置の両側で同時に搬入出
が行え、搬入出にかかる時間を短縮し得る。
【0009】また、上記のような荷の入出庫において、
両側の受け渡し装置のうち、どちらか一方の受け渡し装
置を選択的に用いて荷を保管装置から出庫し、作業部で
の加工後、どちらか一方の受け渡し装置を選択的に用い
て荷を保管装置内へ入庫することにより、搬送経路上を
搬送される荷の搬送距離を最短にすることができる。し
たがって搬入出にかかる時間を一層短縮し得る。
【0010】上記本第2発明の構成によると、出庫時、
一対の腕が互いに接近して保管装置内の荷を挾んで支持
し、その後、回転体が半回転することにより、腕で支持
された荷は保管装置の内側から搬送経路側に移動する。
そして、一対の腕が互いに離間することにより、荷は搬
送装置に渡され搬送経路上を搬送される。
【0011】また、入庫時、一対の腕が互いに接近して
搬送装置上の荷を挾んで支持し、その後、回転体が半回
転することにより、腕で支持された荷は搬送経路側から
保管装置の内側に移動する。そして、一対の腕が互いに
離間することにより、荷は保管装置内に入庫される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。1はクリーンルーム2内に設置された搬
送設備である。すなわち、ループ状の搬送経路3を有す
る搬送装置4が配設され、この搬送装置4は、搬送経路
3に沿って敷設されたレール5と、このレール5に支持
案内されて走行可能な複数台の自走台車6とにより構成
されている。
【0013】上記搬送経路3の内側には、ウエハなどの
荷7を保管する保管装置8が複数台設けられている。こ
れら保管装置8は、矩形箱体状の本体10と、本体10内に
配設される一対の棚11と、荷捌き部12と、棚11の区画収
納空間13と荷捌き部12との間で荷7を出し入れする出し
入れ装置14とを備えている。
【0014】上記出し入れ装置14は、一対の棚11間を走
行自在な走行機台16と、この走行機台16にポスト19を介
して設けられた昇降自在な昇降台17と、この昇降台17に
両側方に出退自在に設けられかつ荷7を保持可能なフォ
ーク18とから構成される。
【0015】上記各保管装置8の上部両側にはそれぞ
れ、荷7を搬送装置4の自走台車6と保管装置8の荷捌
き部12との間で受け渡しする受け渡し装置20が設けられ
ている。すなわち、保管装置8の両側壁21にはそれぞ
れ、荷捌き部12に連通する開口部22と、これら開口部22
を開閉する回転体23とが設けられている。上記回転体23
は、板状に形成され、電動機(図示せず)により垂直軸
24を中心に回転自在に取付けられている。また、回転体
23の表側と裏側とにはそれぞれ、荷7を支持可能な一対
の接近離間自在かつ昇降自在な腕25が設けられている。
【0016】図1に示すように、上記搬送経路3におい
て、各保管装置8の開口部22に対向する位置はステーシ
ョン26に形成されている。また、搬送経路3の途中に
は、荷7の作業部27が設けられている。この作業部27に
は、荷7の一例であるウエハに回路を焼き付けたりする
半導体製造設備28が設けられている。
【0017】以下、上記構成における作用を説明する。
荷7を出庫する場合は、出し入れ装置14の走行機台16が
両棚11間に沿って走行するとともに昇降台17が昇降しさ
らにフォーク18が出退することにより、棚11の区画収納
空間13内に保管されている目的の荷7を区画収納空間13
から荷捌き部12に取り出すことができる。その後、受け
渡し装置20の一対の腕25が互いに接近して荷捌き部12の
荷7を挾み上昇して荷7を支持する。その後、回転体23
が半回転することにより、腕25で支持された荷7は荷捌
き部12から搬送経路3側に移動する。そして、一対の腕
25が下降するとともに互いに離間することにより、荷7
はステーション26に待機している自走台車6に載置され
搬送経路3上を搬送される。
【0018】このようにして出庫された荷7は、自走台
車6により作業部27まで搬送され、作業部27で自走台車
6から一旦取り出される。そして、荷7であるウエハは
半導体製造設備28によって回路の焼付け加工などを施さ
れる。
【0019】加工後、荷7は、作業部27から自走台車6
に載置され、自走台車6により目的のステーション26ま
で搬送される。そして、目的のステーション26で自走台
車6が待機し、その間、一対の腕25が荷7を支持すると
ともに回転体23が半回転して荷7を自走台車6上から荷
捌き部12に載置させる。その後、走行機台16が走行する
とともに昇降台17が昇降しさらにフォーク18が出退する
ことにより、荷7は荷捌き部12から棚11の所定の区画収
納空間13内に入庫される。上記のような荷7の搬入出
は、各保管装置の両側に設けられた受け渡し装置20をそ
れぞれ用いることにより、各保管装置8の両側で同時に
行えるため、搬入出にかかる時間を短縮し得る。
【0020】また、図1に示すように、(イ)で示す保
管装置8から荷7を出庫して作業部27で加工した後、こ
の荷7を再び(イ)で示す保管装置8に入庫する場合、
(A)で示す一方の受け渡し装置20を用いて保管装置8
から荷7を出庫し、作業部27での加工後、(B)で示す
他方の受け渡し装置20を用いて保管装置8内へ入庫する
ことにより、荷7は最短距離で搬送経路3上を搬送され
る。したがって搬入出にかかる時間を一層短縮し得る。
同様に、(ロ)で示す保管装置8から荷7を出庫して作
業部27で加工した後、この荷7を(イ)で示す別の保管
装置8に入庫する場合も、(A)で示す一方の受け渡し
装置20を用いて(ロ)の保管装置8から荷7を出庫し、
その後、(B)で示す他方の受け渡し装置20を用いて
(イ)の保管装置8内へ入庫することにより、荷7は最
短距離で搬送経路3上を搬送され、したがって搬入出に
かかる時間を一層短縮し得る。
【0021】また、上記実施例では、回転体23の表側と
裏側とにそれぞれ一対の腕25を設けたため、保管装置8
から出庫される荷7を一方側の一対の腕25で支持すると
同時に、保管装置8に入庫される荷7を他方側の一対の
腕25で支持することができ、この状態で回転体23を半回
転させることによって1つの受け渡し装置20で荷7の出
庫と入庫とが同時に行える。これにより、荷7の搬入出
の効率が向上する。
【0022】また、上記実施例では、図2に示すよう
に、回転体23が回転している時以外は、開口部22は回転
体23により閉じられているため、塵埃が搬送装置4側か
ら開口部22を通って保管装置8内に侵入することを防止
できる。
【0023】上記実施例では荷7の一例としてウエハを
挙げたが、ウエハに限らず液晶板などであってもよい。
また、上記実施例では図1に示すように搬送経路3の途
中に作業部27を1箇所設けているが、これは複数箇所設
けてもよい。また、図1の仮想線に示すように、上記搬
送経路3の外側周囲に、コンベヤなどから成る副搬送経
路29を形成してもよい。
【0024】上記実施例では一対の腕25で荷7をクラン
プしているが、これは荷7をフォークで持ち上げたりあ
るいは真空吸着装置で吸着して受け渡してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、保管
装置内に保管されている荷は、両側の受け渡し装置によ
り保管装置内から出庫されて搬送装置に渡され、搬送経
路上を一方向に搬送される。そして荷は、搬送経路上を
作業部まで搬送され、作業部で加工などを施される。そ
の後、荷は、作業部から搬送装置により受け渡し装置の
位置まで搬送され、両側の受け渡し装置により搬送装置
から受け取られて保管装置内に入庫される。このよう
に、保管装置の両側に設けられた受け渡し装置をそれぞ
れ用いて荷の搬入出が行えるため、保管装置の両側で同
時に搬入出が行え、搬入出にかかる時間を短縮し得る。
【0026】また、上記のような荷の入出庫において、
両側の受け渡し装置のうち、どちらか一方の受け渡し装
置を選択的に用いて荷を保管装置から出庫し、作業部で
の加工後、どちらか一方の受け渡し装置を選択的に用い
て荷を保管装置内へ入庫することにより、搬送経路上を
搬送される荷の搬送距離を最短にすることができる。し
たがって搬入出にかかる時間を一層短縮し得る。
【0027】本第2発明によれば、出庫時、一対の腕が
互いに接近して保管装置内の荷を挾んで支持し、その
後、回転体が半回転することにより、腕で支持された荷
は保管装置の内側から搬送経路側に移動する。そして、
一対の腕が互いに離間することにより、荷は搬送装置に
渡され搬送経路上を搬送される。
【0028】また、入庫時、一対の腕が互いに接近して
搬送装置上の荷を挾んで支持し、その後、回転体が半回
転することにより、腕で支持された荷は搬送経路側から
保管装置の内側に移動する。そして、一対の腕が互いに
離間することにより、荷は保管装置内に入庫される。こ
のように一対の腕で荷を支持した状態で回転体を半回転
させることにより、荷の入出庫が迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における搬送設備の平面図で
ある。
【図2】保管装置の内部構成を示す平面図である。
【図3】保管装置の一部切欠き正面図である。
【図4】保管装置の一部切欠き側面図である。
【符号の説明】
1 搬送設備 3 搬送経路 4 搬送装置 7 荷 8 保管装置 20 受け渡し装置 23 回転体 25 腕 27 作業部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状の搬送経路を有する搬送装置を
    配設し、上記搬送経路の内側に、荷を保管する保管装置
    を設け、この保管装置の両側に、荷を搬送装置と保管装
    置との間で受け渡しする受け渡し装置を設け、上記搬送
    経路の途中に荷の作業部を設けたことを特徴とする搬送
    設備。
  2. 【請求項2】 受け渡し装置を、回転体と、この回転体
    に取付けられて荷を支持可能な一対の接近離間自在な腕
    とから構成し、上記回転体の回転により上記腕を搬送経
    路側と保管装置内側とに回転自在に構成したことを特徴
    とする請求項1記載の搬送設備。
JP12162694A 1994-06-03 1994-06-03 搬送設備 Pending JPH07323905A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12162694A JPH07323905A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 搬送設備

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JP12162694A JPH07323905A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 搬送設備

Publications (1)

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JPH07323905A true JPH07323905A (ja) 1995-12-12

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ID=14815927

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JP12162694A Pending JPH07323905A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 搬送設備

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1045213A (ja) * 1996-08-06 1998-02-17 Daifuku Co Ltd 物品搬送設備
WO2019003799A1 (ja) * 2017-06-30 2019-01-03 村田機械株式会社 搬送システム及び搬送方法
CN115214898A (zh) * 2021-04-21 2022-10-21 北京二郎神科技有限公司 无人机的货物传送系统、建筑物及储存组件

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