JPH07322448A - ワイヤハーネス用コルゲート管のクランプリング - Google Patents

ワイヤハーネス用コルゲート管のクランプリング

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Publication number
JPH07322448A
JPH07322448A JP6132608A JP13260894A JPH07322448A JP H07322448 A JPH07322448 A JP H07322448A JP 6132608 A JP6132608 A JP 6132608A JP 13260894 A JP13260894 A JP 13260894A JP H07322448 A JPH07322448 A JP H07322448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
ring
winding
corrugated
corrugated pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP6132608A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshige Nogami
浩成 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP6132608A priority Critical patent/JPH07322448A/ja
Publication of JPH07322448A publication Critical patent/JPH07322448A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周壁を長手方向に切開したスリット口12か
ら、ワイヤハーネス10を収納して保護するワイヤハー
ネス用コルゲート管11に、ワンタッチ的に装着できる
と共に、径サイズの異なるコルゲート管11に共用でき
るワイヤハーネス用コルゲート管のクランプリング1を
提供する。 【構成】 硬質樹脂製半円形状の上半リング6と下半リ
ング7からなる巻着部2を主要部となし、上半リング6
と下半リング7は、薄肉のヒンジ部8によって後端を相
互連結して開閉自在になると共に、コルゲート管11へ
の巻き着け姿勢において、前端の若干部分を重合部9と
なす形状を有し、さらに、その重合部9には、重合姿勢
の下側となる上半リング6側の係止凸部4と、係止凸部
4を受け入れて抜け止めし、かつ、コルゲート管11の
周方向に連設した下半リング7側の複数の係止凹部5か
らなる巻着ロック機構を有し、係止凹部5を択一して、
コルゲート管11の要所に巻き着けロックする構造が特
徴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスを管内
に収納して保護するワイヤハーネス用コルゲート管の外
周に装着し、そのコルゲート管の口開きを防止するのに
使用するワイヤハーネス用コルゲート管のクランプリン
グに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤハーネス用コルゲート管は、管周
を外方へ膨出させた膨出環部を、細かいピッチで管体長
手方向に連設すると共に、管周を長手方向に切開したス
リット口を設けた可撓性管体をなし、そのスリット口か
らワイヤハーネスを管内に収納して、ワイヤハーネスの
外周に装着される。そして、その装着状態のものを車体
・機器に直曲自在に配設し、配設姿勢のワイヤハーネス
を保護する構造を有している。そして、このコルゲート
管は、配設姿勢において前記のスリット口が口開きする
おそれがあるので、ワイヤハーネスの収納後に、別体部
材のクランプリングを外周に装着したり、外周にテープ
巻きを施して、その口開きを防止する対策が採られてい
る。
【0003】即ち、そのクランプ部材は、図3のよう
に、半円形状のハーフリング15をヒンジ部8で連結し
た開閉自在のリング体からなり、そのリング体の開閉端
に設けた「かみ合せ係止部」16によって、コルゲート
管11に装着したリング体をロックして、管内へワイヤ
ハーネス10を収納したコルゲート管11のスリット口
12の口開きを防止するハーフリング型のもの、また
は、図4のように、コルゲート管11の外周に巻き着け
る巻着バンド17のバンド端に、巻着バンド17の挿通
係止部18を設け、コルゲート管11の外周に巻着バン
ド17を巻き着けて挿通係止部18に通してバンドロッ
クし、スリット口12の口開きを防止する巻着バンド型
のものが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の公知例のうち、
ハーフリング型のものは、コルゲート管11の径サイズ
に整合する多様サイズのものが必要になるので、部品点
数が増加して部品管理が煩雑になると共に、コスト高に
なる。また、巻着バンド型のものは、バンドを巻き着け
て挿通係止部18に通し、しかるのち、その挿通係止部
18から突き出して垂れ下がる余剰バンドを切断除去す
る(余剰バンドは車体配設の妨害物になる)作業を要す
るので、コルゲート管11への装着作業性が劣る難点が
ある。
【0005】さらに、前記のテープ巻き方法のものは、
テープが経時劣化すると共に、車体等へ配設されたコル
ゲート管は高温雰囲気に曝されたり、車体振動を受ける
ので、巻き着けセットのテープが剥がれたり弛緩して、
スリット口の口開き防止機能を低下・喪失するおそれが
ある。本発明は、以上の従来技術の難点を解消し、コル
ゲート管へ装着し易く、かつ、スリット口クランプの機
能を良好に安定するワイヤハーネス用コルゲート管のク
ランプリングを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明のクランプリングは、「ワイヤハーネス用コル
ゲート管の外周に巻き着け自在にして、該巻き着け姿勢
の両端を重合する形状の巻着部を主要部となし、前記重
合部分に、相互に対となる一側の係止凸部と他側の係止
凹部からなり、かつ、前記係止凹部を前記外周の周方向
に複数連設した巻着ロック機構を設け、前記係止凹部を
択一して、前記巻着部を前記外周に巻着ロックする構
造」になっている。
【0007】そして、その巻着部は半円形状の樹脂製硬
質のハーフリング体を、薄肉ヒンジ部を介して連結した
開閉自在のハーフリング形状のもの、或は、可撓性の樹
脂製・ゴム製または金属板からなるバンド形状のものが
用いられる。
【0007】
【作用】以上の構成の本発明のクランプリングは、その
巻着部をワイヤハーネス用コルゲート管の任意位置の外
周に巻き着け、重合した両端部分の係止凹部を択一し
て、「パチン」と巻着ロックすることができるので、コ
ルゲート管への装着セットがワンタッチ的にして、複数
の径サイズのコルゲート管への共用装着が可能になり、
ワイヤハーネス用コルゲート管の付属部品のクランプリ
ングの部品点数を少数化することができる。そして、そ
の装着セットによって、コルゲート管のスリット口開き
を有効に防止できる。
【0008】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
ず、第一実施例を示す図1を参照して、本発明のワイヤ
ハーネス用コルゲート管のクランプリング1は、管周を
外方へ膨出させた膨出環部13を、管体長手方向に細か
いピッチで連設し、管周を長手方向に切開したスリット
口12を有するワイヤハーネス用コルゲート管11の外
周に巻き着ける巻着部2を主要部となし、この巻着部2
は、その巻き着け姿勢において、両端部分を若干量重合
すると共に、その重合部分には、相互に対となる係止凸
部4と複数の係止凹部5からなる巻着ロック機構が設け
られている。
【0009】詳しくは、巻着部2は、対となる半円形状
の樹脂製硬質の上半リング6と下半リング7の相互の後
端を、薄肉のヒンジ部8を介して開閉自在に連結し、そ
の上半リング6と下半リング7を閉じることによって、
コルゲート管11の外周に巻着セットすると、上半リン
グ6の前端部分の上側に、下半リング7の前端部が若干
量重合する重合部9が生ずる形状を有している。
【0010】そして、その重合部9には、上半リング6
の爪状の係止凸部4と、係止凸部4を受け入れて抜け止
め係止する孔状の係止凹部5が、下半リング7の周長方
向、即ち巻着するコルゲート管11の管周方向に連設し
た三個一組として形成され、この係止凹部5を択一して
係止凸部4を係合させると、コルゲート管11へ巻き着
けた巻着部2がロックされる巻着ロック機構になってい
る。なお、この実施例のものは、巻着部2による巻着作
用を安定させる為、上半リング6と下半リング7が平行
一対のダブル形状をなしている。
【0011】以上の図1実施例のものは(図1の(D)
参照)、係止凹部5の択一によって、径サイズが異なる
大径コルゲート管11Aと小径コルゲート管11Bを含
む三種類サイズのコルゲート管11に緊締装着して、前
記の作用を奏することができる。従って、コルゲート管
11への装着セットが極めてし易くなると共に、三種類
サイズのコルゲート管11への共用によって、部品点数
が、従来のものより大幅に少数化し、部品管理性が向上
する。
【0012】つぎに、図2を参照して本発明の他の実施
例のクランプリング1を説明する。即ち、前記構成の巻
着部2の両端の重合部分に、巻着ロック機構を設けたも
のにおいて、この図2実施例のものは、平行一対の軟質
樹脂製の可撓性バンド3によって形成されると共に、両
端の重合部9には、一側に突設した釦状の係止凸部4
と、釦孔状の係止凹部5からなり、この係止凹部5をバ
ンド長手方向に多数個連設した巻着ロック機構が設けら
れている。
【0013】そして、巻着部2をコルゲート管11の隣
接する膨出環部13間に渡して巻き着け、係止凹部5を
択一してロックし、バンド3の裏側へ出る釦状の係止凸
部4の頭を、膨出環部13間の空間部14に突き出し
て、そのロック機構が的確に作用するようになってい
る。この図2実施例のものは、極めて多様な径サイズの
コルゲート管11に共用できるので、部品点数の少数化
と部品管理性の向上が一段と顕著になる。そして、バン
ド3の余剰垂れ下がりが発生せず、従来のバンド型のも
のにおける余剰バンドの切断除去作業が無用になるの
で、コルゲート管11への装着セットがワンタッチ的に
して、その作業が簡素化する。
【0014】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のワイヤハ
ーネス用コルゲート管のクランプリングは、ワイヤハー
ネスを収納したコルゲート管への装着セットが、ワンタ
ッチ的にして装着性が良く、その上、多様な径サイズの
コルゲート管に装着できる共用性能を有し、ワイヤハー
ネス用コルゲート管の付属部品点数を少数化すると共
に、その少数化による部品管理性の向上を図る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例のワイヤハーネス用コルゲー
ト管のクランプリングを示し、図中の(A)はその斜視
図、図中の(B)はその中央横断面図、図中の(C)は
その使用状態の斜視図、図中(D)はその使用状態の中
央横断面図
【図2】本発明の他の実施例のワイヤハーネス用コルゲ
ート管のクランプリングを示し、図中の(A)はその斜
視図、図中の(B)はその使用状態の斜視図、図中
(C)はその使用状態の中央横断面図
【図3】従来のワイヤハーネス用コルゲート管のクラン
プ部材を示し、図中の(A)はその斜視図、図中の
(B)はその使用状態の斜視図
【図4】従来のワイヤハーネス用コルゲート管のクラン
プ部材を示し、図中の(A)はその斜視図、図中の
(B)はその使用状態の中央横断面図
【符号の説明】
1 クランプリング 2 巻着部 3 可撓性バンド 4 係止凸部 5 係止凹部 6 上半リング 7 下半リング 8 ヒンジ部 9 重合部 10 ワイヤハーネス 11 ワイヤハーネス用コルゲート管 12 スリット口 13 膨出環部 14 空間部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネス用コルゲート管の外周に
    巻き着け自在にして、該巻き着け姿勢の両端を重合する
    形状の巻着部を主要部となし、前記重合部分に、相互に
    対となる一側の係止凸部と他側の係止凹部からなり、か
    つ、前記係止凹部を前記外周の周方向に複数連設した巻
    着ロック機構を設け、前記係止凹部を択一して、前記巻
    着部を前記外周に巻着ロックする構造を特徴とするワイ
    ヤハーネス用コルゲート管のクランプリング。
  2. 【請求項2】 半円形状の上半リングと下半リングを、
    薄肉のヒンジ部を介して、開閉自在に連結したリング体
    の巻着部からなる請求項1のワイヤハーネス用コルゲー
    ト管のクランプリング。
  3. 【請求項3】 バンド形状の巻着部からなる請求項1の
    ワイヤハーネス用コルゲート管のクランプリング。
JP6132608A 1994-05-23 1994-05-23 ワイヤハーネス用コルゲート管のクランプリング Pending JPH07322448A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007231998A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Mirai Ind Co Ltd 配線・配管材支持具
US7388149B2 (en) * 2004-05-03 2008-06-17 Creative Bath Products, Inc. Coupling for corrugated cable conduits for enclosing cables
KR100856113B1 (ko) * 2007-06-05 2008-09-02 주식회사 대호이엔지 전력선 압착장치
CN104340511A (zh) * 2013-08-02 2015-02-11 纬创资通股份有限公司 固定装置及包装组件
CN109973789A (zh) * 2019-03-27 2019-07-05 江苏海事职业技术学院 一种用于变电站无线专网的智能采集终端
JP2019183983A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 未来工業株式会社 波付管の接続体及び拡開防止具

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JP2019183983A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 未来工業株式会社 波付管の接続体及び拡開防止具
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