JPH07245845A - ワイヤハーネス用コルゲート管 - Google Patents

ワイヤハーネス用コルゲート管

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Publication number
JPH07245845A
JPH07245845A JP6064483A JP6448394A JPH07245845A JP H07245845 A JPH07245845 A JP H07245845A JP 6064483 A JP6064483 A JP 6064483A JP 6448394 A JP6448394 A JP 6448394A JP H07245845 A JPH07245845 A JP H07245845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
tubular body
tube
corrugated
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6064483A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Hamanishi
信隆 濱西
Keiji Maki
敬二 牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP6064483A priority Critical patent/JPH07245845A/ja
Publication of JPH07245845A publication Critical patent/JPH07245845A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネス10を収納して車体に配設係
止するワイヤハーネス用コルゲート管1のワイヤハーネ
ス10への装着セットの作業性向上を図る。 【構成】 可撓性円管体のコルゲート管1を、管体長手
方向に分割した内管体2と外管体3の組合せ構造になす
と共に、内管体2と外管体3は相互に重合して管体円周
方向へスライド自在にして、管体円周の概ね40%を切
欠いて大口開口部5になした切欠円弧管の形状を有し、
さらに、内管体2と外管体3に対となるストッパー片6
A・6Bを設け、その内管体2と外管体3を重合して、
大口開口部5を一致させた組合せ開放姿勢において、そ
の大口開口部5からワイヤハーネス10を入れ、しかる
のち、ストッパー片6A・6Bを相互当接させて大口開
口部5を閉じ、単一管体のコルゲート管1を構成する構
造が特徴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスの電線
を収納して車体・機器に配設し、そのワイヤハーネスの
配設姿勢の保持と電線保護のために使用するワイヤハー
ネス用コルゲート管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤハーネス用コルゲート管は、管体
の外周に、管壁を外方に膨出させて、管体と同心円環を
なす膨出環部を、細かいピッチで連設した可撓性管体を
なし、その可撓性管体の周壁を管体長手方向に切開した
スリット部を有し、このスリット部を無理開きして、管
内にワイヤハーネスの電線を収納する構造を有してい
る。しかし、そのスリット部からワイヤハーネスを収納
するには、そのスリット部を、開口ツールによって順次
開きながら、長尺の電線を順次入れする極めて煩雑な作
業となる。そこで、この難作業を解消してワイヤハーネ
スを入れ易くしたものとして、実開平3ー127421
号公報、特公平5ー14497号公報の公知例がある。
【0003】即ち、実開平3ー127421号公報のも
のは、スリット部の対称位置の管壁に透孔を母線方向に
連続させて屈曲部になし、その屈曲部をヒンジとしてス
リット部を大きく開口して、ワイヤハーネスに装着する
構造を有し、特公平5ー14497号公報のものは、管
体の長手方向に分割して、それぞれ大口開口部を有する
内管と外管の組合せになし、その内管へワイヤハーネス
を収納した後、外管を覆せて単一管体にセットし、コル
ゲート管として機能させる構造を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の公知例の前者の
ものは、その屈曲部が折れ易く、スリット部を大きく開
くことが無理なため、ワイヤーハーネスの収納性がまだ
良好とは言えず、後者のものは、ワイヤハーネスを収納
した内管へ、外管を嵌め着けセットするには、相互にか
み合う内外管の膨出環部を順次合せして嵌め合せるの
で、極めて手数を要する非能率作業となる。本発明は、
ワイヤハーネスが入れ易く、かつ、従来技術の難点を解
消するワイヤハーネス用コルゲート管を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明のコルゲート管は、「ワイヤハーネスを収納す
る可撓性円管体のワイヤハーネス用コルゲート管におい
て、前記円管体を、管体長手方向に分割した内管体と外
管体の組合せになすと共に、前記内管体と前記外管体
は、管体長手方向に大口開口部を有する切欠円弧管にし
て、相互に重合して管体円周方向へスライド自在の形状
を有し、さらに、前記内管体と前記外管体の少くともい
ずれかの外周に作動片を突設し、該作動片による前記内
管体と前記外管体の相対スライドによって、前記大口開
口部を閉鎖した単一円管体を構成する構造」になってい
る。
【0006】そして、その内管体と外管体を重合して両
者の大口開口部を一致させた開口姿勢に組合せセット
し、その大口開口部からワイヤハーネスを入れ、しかる
のち、前記作動片を撮んで重合している内管体と外管体
を相対スライドさせて、その大口開口部を閉じて、単一
円管体のコルゲート管にして電線を収納保護するように
なっている。
【0007】
【作用】以上の構成の本発明のワイヤハーネス用コルゲ
ート管は、予め重合させてセットした内管体と外管体
は、大口開口部を開放するので、ワイヤハーネスが極め
て入れ易く、そのワイヤハーネスの収納後に、外周に存
在する作動片を、撮んで円周方向に移動させると、重合
開口姿勢の内外管体が閉鎖できるので、ワイヤハーネス
へ装着して単一管体のコルゲート管になす一連の作業が
極めてし易くなる。
【0008】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。即
ち、本発明の第一実施例を示す図1を参照して、管壁を
外方へ膨出させて管体と同心円をなす膨出環部4を、管
体長手方向に細ピッチで連続させ、その管内にワイヤハ
ーネス10を収納する可撓性円管体のワイヤハーネス用
コルゲート管1において、このコルゲート管1は、円周
を大きく切欠いて大口開口部5になし、かつ、相互に重
合して円周方向に相互スライド自在となる切欠円弧管体
の内管体2と外管体3の組合せになっている。
【0009】即ち、内管体2と外管体3は、コルゲート
管1の円周の概ね40%を切欠いて、その切欠部分を大
口開口部5になす形状を有し、それぞれの外周には、膨
出環部4が大口開口部5を除いて隆設され、相互の管周
を重合させて組合せると(図1の(C)参照)、それぞ
れの膨出環部4が重合し、両者の大口開口部5を一致さ
せた単一切欠管をなす開放姿勢にセットできる。
【0010】そして、外管体3の切欠縁7の一端に、一
側のストッパー片6Aを立設すると共に、内管体2の切
欠縁7から、管壁に沿って若干量後退した位置に、他側
のストッパー片6Bが立設されて対となり、このストッ
パー片6A・6Bは、前記の開放姿勢では、大口開口部
5の両側に位置して、内管体2と外管体3の相対スライ
ドの作動片兼ストッパー部として機能するようになって
いる。即ち、そのいずれか、または、双方を、指先等で
撮んで管体円周方向に移動させると、重合姿勢の内・外
管体2・3が相互スライドして、大口開口部5を閉鎖
し、続いて、ストッパー片6A・6Bを相互当接させる
と、ストッパー片6A・6Bの部分と、ストッパー片6
A・6Bの対称位置の管周8の一部、即ち、内・外管体
2・3の両端部分が若干量重合して、管周を閉鎖した単
一円管体のコルゲート管1になる構造を有し、予め内・
外管体2・3を重合セットした開放姿勢の大口開口部5
からワイヤハーネス10に覆せて装着し、しかるのち、
ストッパー片6A・6Bを接合セットして、ワイヤハー
ネス10を管内収納した状態にして、ワイヤハーネス1
0に装着される。
【0011】以上の実施例のものは、前記の作用があ
り、ワイヤハーネス10の挿入作業、即ち、ワイヤハー
ネス成形ラインにおけるワイヤハーネス10へのコルゲ
ート管1の装着作業が極めてやり易くなると共に、対と
なるストッパー片6A・6Bを移動セットするのみで、
管体セットができるので、前記従来例のものより、管体
セット作業が特段に簡易化すると共に、ヒンジ部等の屈
曲部が存在しないので、管体破損のおそれがなく、コル
ゲート管1の機能が安定する。
【0012】つぎに、図2を参照して本発明の他の実施
例を説明する。即ち、図1実施例と同一の内管体2と外
管体3からなるものにおいて、ストッパー片6A・6B
には、接合姿勢において相互にかみ合い係止するロック
部11が設けられている。この図2実施例のものは、内
外管体2・3の閉鎖姿勢がロックされて安定する。
【0013】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のワイヤハ
ーネス用コルゲート管は、ワイヤハーネスへの装着セッ
トの作業性が極めて良く、コルゲート管収納ワイヤハー
ネスの成形作業性を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例のワイヤハーネス用コルゲー
ト管を示し、図中の(A)はその構成部材の斜視図、図
中の(B)はその構成部材の部分拡大図、図中の(C)
はその用法を示す横断面図
【図2】本発明の他の実施例のワイヤハーネス用コルゲ
ート管の形状と作用状態を示す横断面図
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス用コルゲート管 2 内管体 3 外管体 4 膨出環部 5 大口開口部 6A・6B ストッパー片 7 切欠縁 8 管周 10 ワイヤハーネス 11 ロック部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスを収納する可撓性円管体
    のワイヤハーネス用コルゲート管において、前記円管体
    を、管体長手方向に分割した内管体と外管体の組合せに
    なすと共に、前記内管体と前記外管体は、管体長手方向
    に大口開口部を有する切欠円弧管にして、相互に重合し
    て管体円周方向へスライド自在の形状を有し、さらに、
    前記内管体と前記外管体の少くともいずれかの外周に作
    動片を設け、該作動片による前記内管体と前記外管体の
    相対スライドによって、前記大口開口部を閉鎖した単一
    円管体を構成する構造を特徴とするワイヤハーネス用コ
    ルゲート管。
  2. 【請求項2】 内管体と外管体に設けて対となるストッ
    パー片を作動片となし、該ストッパー片の相互係合によ
    って、大口開口部を閉鎖状態になす請求項1のワイヤハ
    ーネス用コルゲート管。
  3. 【請求項3】 相互係合姿勢の一対のストッパー片が、
    かみ合いロックするロック機構を設けた請求項2のワイ
    ヤハーネス用コルゲート管。
JP6064483A 1994-03-07 1994-03-07 ワイヤハーネス用コルゲート管 Pending JPH07245845A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6064483A JPH07245845A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 ワイヤハーネス用コルゲート管

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0859440A1 (de) * 1997-02-14 1998-08-19 FRÄNKISCHE ROHRWERKE, GEBR. KIRCHNER GmbH & Co. Kunststoffwellrohr mit einem Längsschlitz
JP2001509241A (ja) * 1997-01-14 2001-07-10 ラルフ ペーター ヘーグラー 一体的外被波形パイプとその製造のための方法
JP2004040953A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Mirai Ind Co Ltd ケーブル保護カバー及びその製造方法
JP2017537594A (ja) * 2014-11-11 2017-12-14 シュレンマー ゲーエムベーハー 電線を収容するためのコルゲートチューブアッセンブリ、および、コルゲートチューブアッセンブリの製造方法

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