JPH0974638A - ワイヤハーネス保持用コルゲート管 - Google Patents

ワイヤハーネス保持用コルゲート管

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Publication number
JPH0974638A
JPH0974638A JP7229755A JP22975595A JPH0974638A JP H0974638 A JPH0974638 A JP H0974638A JP 7229755 A JP7229755 A JP 7229755A JP 22975595 A JP22975595 A JP 22975595A JP H0974638 A JPH0974638 A JP H0974638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
tube
corrugated tube
engaging
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP7229755A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Kitaguchi
勝己 北口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP7229755A priority Critical patent/JPH0974638A/ja
Publication of JPH0974638A publication Critical patent/JPH0974638A/ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車体や電気機器等のパネルにワイ
ヤハーネスを少ないスペースで容易に取付けることがで
きるワイヤハーネス保持用コルゲート管を提供するもの
である。 【解決手段】 一方の半管体23aの他端縁の下部側から
他方の半管体23bの他端縁側に向かって延在し、溝部25
aが形成された舌部25と、他方の半管体23bの他端縁の
上部側から一方の半管体23aの他端縁側に向かって延在
し、下面部に溝部25aに係合する突起26aが形成された
舌部26と、を設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のワイヤハー
ネスを包み込むようにして保持し、車体や電気機器に装
着するワイヤハーネス保持用コルゲート管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のワイヤハーネス保持用コ
ルゲート管としては、例えば、図5に示すようなものが
知られている。1は外周部が凹凸状に形成された弾性体
からなるコルゲート管であり、このコルゲート管1は中
空状に形成され、内周部に複数の電線3aからなるワイ
ヤハーネス3を保持するようになっている。また、この
コルゲート管1には長手方向に沿ってスリット2が形成
されており、コルゲート管1はスリット2を介して端縁
1a、1bが離隔している。
【0003】このようなコルゲート管1によってワイヤ
ハーネス3を保持するには、端縁1a、1bを離隔させ
てスリット2を開口してコルゲート管1の内周部にワイ
ヤハーネス3を挿入した後、端縁1a、1b同士を当接
させ、この状態でコルゲート管1の外周部にテープ4を
巻き付けることにより、コルゲート管1が屈曲したりす
るとき等にスリット2から電線3aが抜け出るのを防止
しつつワイヤハーネス3をコルゲート管1で保持する
(図6参照)。
【0004】ところが、このようなコルゲート管1にあ
っては、スリット2を通してコルゲート管1の内周部に
ワイヤハーネス3を挿入した後、電線3aがコルゲート
管1から行け出るのを防止するために、コルゲート管1
の外周部にテープ4を巻き付ける作業が必要であったた
め、ワイヤハーネス3の挿入作業が面倒であるととも
に、テープ4を巻き付ける作業が必要な分だけワイヤハ
ーネス3の取付け作業の工程が増大してその作業がさら
に面倒である上に、テープ4が必要な分だけ作業コスト
が増大してしまうという不具合が発生してしまった。
【0005】このような不具合を解消するコルゲート管
としては、例えば、実開昭60−114521号公報に
記載されたようなものがあり、図7のように示される。
このものは、コルゲート管5として、一端縁がヒンジ部
6を介して開閉自在に連結された一対の半管体7a、7
bから構成されるとともに、該半管体7a、7bの他端
縁に一定の間隔をおいて相互に係合される係合手段8が
設けられている。
【0006】この係合手段8としては、一方の半管体7
aの他端縁から外方に向かって突出する第1係合部9a
と、他方の半管体7bの他端縁の外方に向かって突出
し、第1係合部9aが係合される第2係合部9bと、か
ら構成されている。このような構成を有するコルゲート
管5にあっては、ヒンジ部6を介して半管体7a、7b
を解放した状態でワイヤハーネス10をコルゲート管5に
取付けた後、ヒンジ部6を介して半管体7a、7bを閉
じて第1係合部9aを第2係合部9bに係合させること
により、半管体7a、7bの他端縁を閉塞するととも
に、第1、2係合部9a、9bによって電線10aが半管
体7a、7bの他端縁から抜け出るのを防止している。
このため、ワイヤハーネス10の取付け作業の工程を低減
させることができる上に、テープが不要な分だけ作業コ
ストを低減することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコルゲート管5にあっては、第1、2係合部
9a、9bが半管体7a、7bの他端縁から外方に突出
しているため、図8に示すように、ワイヤハーネス10を
車載する際に車体や電気機器等のパネル11の開口部11a
を通すとき、コルゲート管5の第1、2係合部9a、9
bが開口部11aに引掛かり易いため、ワイヤハーネス10
の取付け作業が面倒であるという問題があった。特に、
開口部11aが小さい程その取付け作業の作業性が悪化し
てしまうという問題があった。また、コルゲート管5の
外周部に第1、2係合部9a、9bが突出している分だ
けワイヤハーネス10を車体や電気機器等のパネル11に装
着する際にパネル11の周囲の部材と干渉し易く、不要な
取付けスペースが必要になってしまうという問題も発生
してしまった。
【0008】そこで請求項1記載の発明は、車体や電気
機器等のパネルにワイヤハーネスを少ないスペースで容
易に取付けることができるワイヤハーネス保持用コルゲ
ート管を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、一端縁がヒンジ部を介して
開閉自在に連結された一対の半管体から構成されるとと
もに、該半管体の他端縁に一定の間隔をおいて相互に係
合可能な係合手段を有するワイヤハーネス用コルゲート
管であって、前記係合手段が、一方の半管体の他端縁の
下部側から他方の半管体の他端縁側に向かって延在し、
溝部あるいは突部が形成された第1係合部と、他方の半
管体の他端縁の上部側から一方の半管体の他端縁側に向
かって延在し、下面に前記突部あるいは溝部に係合する
溝部あるいは突部が形成された第2係合部と、から構成
されることを特徴とするものである。
【0010】その場合、第1係合部の溝部あるいは突部
が第2係合部の突部あるいは溝部に係合されたとき、第
1係合部および第2係合部が重なり合わされてコルゲー
ト管の外周面から突出することがなく、コルゲート管の
外径が変化することがない。したがって、コルゲート管
でワイヤハーネスを保持した状態で車体や電気機器のパ
ネルにワイヤハーネスを取付ける際に、パネルに形成さ
れた開口部に第1、2係合部が引掛かることがなく、ワ
イヤハーネスがパネルに容易に取付けられる。また、第
1係合部および第2係合部がコルゲート管の外周面から
突出しないので、取付け時に周囲の部材と干渉すること
がないとともに、少ないスペースでワイヤハーネスがパ
ネルに取付けられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1〜4は本発明に係るワイヤハーネ
ス保持用コルゲート管の一実施例を示す図である。ま
ず、構成を説明する。図1、2において、21は外周部が
凹凸状に形成された弾性体からなるコルゲート管であ
り、このコルゲート管21は一端縁がヒンジ部22を介して
開閉自在に連結され、半円状に形成された一対の半管体
23a、23bから構成されている。この半管体23a、23b
の他端縁には一定の間隔をおいて相互に係合可能な係合
手段24が設けられており、この係合手段24は一方の半管
体23aの他端縁の下部側から他方の半管体23bの他端縁
側に向かって延在し、溝部25aが形成された舌部(第1
係合部)25と、他方の半管体23bの他端縁の上部側から
一方の半管体23aの他端縁側に向かって延在し、下面に
溝部25aに係合される突起26a(突部)が形成された舌
部(第2係合部)26と、から構成されている。なお、図
2(c)中、27は複数の電線27aからなるワイヤハーネ
スである。
【0012】次に、図3に基づいてワイヤハーネス27を
コルゲート管21に取付ける方法について説明する。ま
ず、同図(a)に示すようにヒンジ部22を介して半管体
23a、23bを解放し、この状態で同図(b)に示すよう
にワイヤハーネス27を半管体23a、23bの内周部に挿入
する。次いで、半管体23a、23bを閉じて突部26aを溝
部25aに係合させて半管体23a、23bの他端縁を閉塞し
てワイヤハーネス27の取付けを完了する。このため、半
管体23a、23bを突起26aおよび溝部25aによってロッ
クして解放されるのを防止することができるとともに、
舌部25a、25bによって電線27aが半管体23a、23bの
他端縁から抜け出るのを防止することができる。
【0013】このように本実施例では、一方の半管体23
aの他端縁の下部側から他方の半管体23bの他端縁側に
向かって延在し、溝部25aが形成された舌部25と、他方
の半管体23bの他端縁の上部側から一方の半管体23aの
他端縁側に向かって延在し、下面に溝部25aに係合する
突起26aが形成された舌部26と、を設けたため、突起26
aを溝部25aに係合したとき、舌部25、26を重ね合わせ
てコルゲート管21の外周面から突出するのを防止するこ
とができ、コルゲート管21の外径が変化するのを防止す
ることができる。
【0014】このため、図4に示すように、コルゲート
管21でワイヤハーネス27を保持した状態で車体や電気機
器等のパネル28にワイヤハーネス27を取付ける際に、パ
ネル28に形成された開口部28aに舌部25、26が引掛かる
のを防止することができ、ワイヤハーネス27をパネル28
に容易に取付けることができる。また、舌部25、26がコ
ルゲート管21の外周面から突出しないようにすることが
できるので、取付け時にパネル28の周囲の部材と干渉す
るのを防止することができるとともに少ないスペースで
ワイヤハーネス28をパネル28に取付けることができる。
【0015】なお、本実施例では、舌部25に溝部25aを
設け、舌部26に突起26aを設けたが、舌部25に突起を設
け、舌部26に溝部を設けても良い。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、コルゲー
ト管でワイヤハーネスを保持した状態で車体や電気機器
等のパネルにワイヤハーネスを取付ける際に、パネルに
形成された開口部に第1、2係合部が引掛かるのを防止
することができ、ワイヤハーネスをパネルに容易に取付
けることができる。また、第1、2係合部がコルゲート
管の外周面から突出しないようにすることができるの
で、取付け時にパネルの周囲の部材と干渉するのを防止
することができるとともに少ないスペースでワイヤハー
ネスをパネルに取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤハーネス保持用コルゲート
管の一実施例を示す図であり、(a)はその斜視図、
(b)はその半管体を解放した状態を示す図である。
【図2】(a)は一実施例の第1、2係合部の構成図、
(b)はその第1係合部の溝部に第2係合部の突部を係
合した状態を示す要部断面図、(c)はコルゲート管に
ワイヤハーネスに取付けた状態での図1(a)のA−A
矢視断面図である。
【図3】一実施例のコルゲート管にワイヤハーネスを取
付ける手順を示す図である。
【図4】(a)は一実施例のワイヤハーネスをパネルの
開口部に挿入する状態を示す斜視図であり、(b)はそ
のときの同図(a)の矢視図である。
【図5】(a)は従来のコルゲート管の斜視図であり、
(b)はコルゲート管にワイヤハーネスに取付けた状態
での同図(a)のB−B矢視断面図である。
【図6】従来のコルゲート管にワイヤハーネスを取付け
る手順を示す図である。
【図7】(a)は従来の他のコルゲート管を解放したと
きの斜視図であり、(b)はそのコルゲート管を閉塞し
たときの側面図である。
【図8】(a)は従来の他のコルゲート管に保持された
ワイヤハーネスをパネルの開口部に挿入する状態を示す
斜視図であり、(b)はそのときの同図(a)の矢視図
である。
【符号の説明】
21 コルゲート管 22 ヒンジ部 23a、23b、半管体 24 係合手段 25 舌部(第1係合部) 25a 溝部 26 舌部(第2係合部) 26a 突起(突部) 27 ワイヤハーネス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端縁がヒンジ部を介して開閉自在に連結
    された一対の半管体から構成されるとともに、該半管体
    の他端縁に一定の間隔をおいて相互に係合可能な係合手
    段を有するワイヤハーネス用コルゲート管であって、 前記係合手段が、一方の半管体の他端縁の下部側から他
    方の半管体の他端縁側に向かって延在し、溝部あるいは
    突部が形成された第1係合部と、他方の半管体の他端縁
    の上部側から一方の半管体の他端縁側に向かって延在
    し、下面に前記突部あるいは溝部に係合する溝部あるい
    は突部が形成された第2係合部と、から構成されること
    を特徴とするワイヤハーネス保持用コルゲート管。
JP7229755A 1995-09-07 1995-09-07 ワイヤハーネス保持用コルゲート管 Pending JPH0974638A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7229755A JPH0974638A (ja) 1995-09-07 1995-09-07 ワイヤハーネス保持用コルゲート管

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JP7229755A JPH0974638A (ja) 1995-09-07 1995-09-07 ワイヤハーネス保持用コルゲート管

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JPH0974638A true JPH0974638A (ja) 1997-03-18

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JP (1) JPH0974638A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200446541Y1 (ko) * 2007-10-09 2009-11-06 경신공업 주식회사 배가름형 튜브
JP2011254614A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Yazaki Corp ワイヤハーネス
EP2760091B1 (de) * 2013-01-28 2017-12-20 gabo Systemtechnik GmbH Kabelschutzrohr zum Aufnehmen von Kabeln

Cited By (3)

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KR200446541Y1 (ko) * 2007-10-09 2009-11-06 경신공업 주식회사 배가름형 튜브
JP2011254614A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Yazaki Corp ワイヤハーネス
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