JPS608336Y2 - ワイヤ−ハ−ネスの分岐具 - Google Patents
ワイヤ−ハ−ネスの分岐具Info
- Publication number
- JPS608336Y2 JPS608336Y2 JP7378178U JP7378178U JPS608336Y2 JP S608336 Y2 JPS608336 Y2 JP S608336Y2 JP 7378178 U JP7378178 U JP 7378178U JP 7378178 U JP7378178 U JP 7378178U JP S608336 Y2 JPS608336 Y2 JP S608336Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- branching
- branch
- wire
- tongue piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車、自動販売機等の電気配線に用いられる
ワイヤーハーネスの分岐具に関する。
ワイヤーハーネスの分岐具に関する。
近年、第1図に示す如くワイヤーハーネスの集束された
電線束1′外周には、該電線を機械的衝撃から守る為コ
ルゲートチューブ2′が被冠される傾向にある該コルゲ
ートチューブは、可撓性を得る為一定の幅で大径部3と
小径部4を交互に設けて連続するものであり、その長手
方向に電線束を挿入する為の切断部5′を有している。
電線束1′外周には、該電線を機械的衝撃から守る為コ
ルゲートチューブ2′が被冠される傾向にある該コルゲ
ートチューブは、可撓性を得る為一定の幅で大径部3と
小径部4を交互に設けて連続するものであり、その長手
方向に電線束を挿入する為の切断部5′を有している。
該コルゲートチューブが被冠されたワイヤーハーネスの
分岐線6′は、分岐位置に対応した長さに分割したコル
ゲートチューブ2′を被冠し、該分割部分より取り出さ
れ図示していないがその囲りにビニルテープ等で巻回し
て分岐部をなしている。
分岐線6′は、分岐位置に対応した長さに分割したコル
ゲートチューブ2′を被冠し、該分割部分より取り出さ
れ図示していないがその囲りにビニルテープ等で巻回し
て分岐部をなしている。
その為、分岐部の位置合せ、コルゲートチューブの分割
作業等の工数がかかり量産時の阻害要因となっていたし
、特にコルゲートチューブ2′の切断エツジ部で分岐線
6′を傷つけやすい問題があった。
作業等の工数がかかり量産時の阻害要因となっていたし
、特にコルゲートチューブ2′の切断エツジ部で分岐線
6′を傷つけやすい問題があった。
よって本考案は上記の問題を解決するワイヤーハーネス
の分岐具に関する。
の分岐具に関する。
以下、実施例に基き説明すると第2図乃至第6図に示す
如くワイヤーハーネスの分岐線を挿通する為の筒部7と
集束電線の外周に沿って固定する為の舌片8を延設して
なるワイヤーハーネスの分岐具9dであり、特に第5図
に示す如く前記筒部に分岐線6を挿通した後、舌片8を
集束された電線の外周1に位置させ、その囲りを図示し
ていないが円周方向にビニルテープ等で巻回し固定させ
た後コルゲートチューブ2内に挿通し、該コルゲートチ
ューブの切断部5より分岐具9dの筒部7を突出せしめ
て分岐部を形成するものである。
如くワイヤーハーネスの分岐線を挿通する為の筒部7と
集束電線の外周に沿って固定する為の舌片8を延設して
なるワイヤーハーネスの分岐具9dであり、特に第5図
に示す如く前記筒部に分岐線6を挿通した後、舌片8を
集束された電線の外周1に位置させ、その囲りを図示し
ていないが円周方向にビニルテープ等で巻回し固定させ
た後コルゲートチューブ2内に挿通し、該コルゲートチ
ューブの切断部5より分岐具9dの筒部7を突出せしめ
て分岐部を形成するものである。
分岐具9は舌片延設方向に半割状とされ、筒部7端辺を
ヒンジ部10によって連結せしめ、該ヒンジ部10によ
って開閉自在とされている。
ヒンジ部10によって連結せしめ、該ヒンジ部10によ
って開閉自在とされている。
したがって、分岐具9dはヒンジ部10を始点に拡開す
る如くしてなるので分岐線6の筒部7内への挿通作業が
容易となる。
る如くしてなるので分岐線6の筒部7内への挿通作業が
容易となる。
なお、分岐具9dの筒部7は、コルゲートチューブ2の
挿通時の作業性を勘案し、舌片延設方向が長軸側となる
如く断面が橢円状をなす事が望ましく、さらに電線外周
に固定する舌片8も断面円孤状とすれば、電線外周長手
方向に舌片8が沿いやすくなり固定がしやすい。
挿通時の作業性を勘案し、舌片延設方向が長軸側となる
如く断面が橢円状をなす事が望ましく、さらに電線外周
に固定する舌片8も断面円孤状とすれば、電線外周長手
方向に舌片8が沿いやすくなり固定がしやすい。
なお、第4図に示す分岐具9Cは実施例を示すものであ
り、分岐具9Cは、舌片8が電線外周の周方向に固定さ
れ、電線長手方向への移動を防止する為、前記した如く
ビニルテープ等で巻回固定されるが、その場合筒部7を
中心に欅掛は状に巻回する必要がある為多少作業性が悪
くなるが、本考案の請求範囲に含まれるのは明らかであ
る。
り、分岐具9Cは、舌片8が電線外周の周方向に固定さ
れ、電線長手方向への移動を防止する為、前記した如く
ビニルテープ等で巻回固定されるが、その場合筒部7を
中心に欅掛は状に巻回する必要がある為多少作業性が悪
くなるが、本考案の請求範囲に含まれるのは明らかであ
る。
以上述べた如く本考案の分岐具9を用いれば分岐作業が
容易となり、特に集束された電線の外周に分岐具を固定
するのみで分岐位置を決めることが出来、従って工数低
減につながるものであり、且つ分岐具の筒部により分岐
線がコルゲートチューブより保護される為損傷する恐れ
がない信頼性に富むワイヤーハーネスの分岐具であるば
かりではなく、ヒンジ部によって開閉自在とされている
為、分岐線の挿通作業性が向上せしめられ、特に集束外
径が大きくなった分岐線を一括して同時に、筒部内に挿
通せしめることが出来る。
容易となり、特に集束された電線の外周に分岐具を固定
するのみで分岐位置を決めることが出来、従って工数低
減につながるものであり、且つ分岐具の筒部により分岐
線がコルゲートチューブより保護される為損傷する恐れ
がない信頼性に富むワイヤーハーネスの分岐具であるば
かりではなく、ヒンジ部によって開閉自在とされている
為、分岐線の挿通作業性が向上せしめられ、特に集束外
径が大きくなった分岐線を一括して同時に、筒部内に挿
通せしめることが出来る。
第1図は従来の分岐部の斜視図。
第2図は本考案に係る一実施例のワイヤーハーネスの分
岐具。 第3図は、本考案に係るワイヤーハーネスの分岐具を用
いた分岐部の斜視図。 第4図は本考案に係る他側のワイヤーハーネスの分岐具
。 6・・・・・・分岐線、7・・・・・・筒部、8・・・
・・・舌片、9c、9d・・・・・・分岐具。
岐具。 第3図は、本考案に係るワイヤーハーネスの分岐具を用
いた分岐部の斜視図。 第4図は本考案に係る他側のワイヤーハーネスの分岐具
。 6・・・・・・分岐線、7・・・・・・筒部、8・・・
・・・舌片、9c、9d・・・・・・分岐具。
Claims (1)
- ワイヤーハーネスの分岐線を挿通する為の筒部と、該筒
部に延設した集束される電線外周に固定する舌片とから
なる分岐具であり、該分岐具は長さ方向に半割状とされ
ると共に、該筒部に設けられたヒンジ部によって開閉自
在とされたことを特徴とするワイヤーハ−ネスの分岐具
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7378178U JPS608336Y2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | ワイヤ−ハ−ネスの分岐具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7378178U JPS608336Y2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | ワイヤ−ハ−ネスの分岐具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54175578U JPS54175578U (ja) | 1979-12-11 |
JPS608336Y2 true JPS608336Y2 (ja) | 1985-03-25 |
Family
ID=28986705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7378178U Expired JPS608336Y2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | ワイヤ−ハ−ネスの分岐具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608336Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-31 JP JP7378178U patent/JPS608336Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54175578U (ja) | 1979-12-11 |
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