JP3108030B2 - 配管の抜け止め装置 - Google Patents

配管の抜け止め装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯器やガススト
ーブ等の燃焼器具、特に、室内設置用ガスボイラー等の
本体に取り付けられ、燃焼ガスの排気に使用される配管
の抜け止め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種配管の抜け止め装置は、給湯
器やFF式ストーブ或いは室内設置用ガスボイラー等の
燃焼ガスを排気するために、ステンレス等の薄板鋼板を
円筒形に丸めて構成された配管が用いられている。そし
て、それらに使用される配管は一方を長筒の外管、他方
を外管内に挿入可能な配管(内管)として、外管内に内
管を挿入して連結することにより、配管を延長して燃焼
ガスを室外に排出し、不慮のガス中毒等を防止してい
た。
【0003】係る外管と内管との連結は、例えば特公平
3−19437号公報(F16L37/12)に示され
ている。この場合、外管の一端部を切り込んで略矩形状
の抜止片を設けると共に、この抜止片は外管の他端部側
に延在させながら内側(内管側)に起立させている。ま
た、外管の一端部周囲には短筒のリング管が回動自在に
挿入されており、このリング管には抜止片を収納可能な
膨出部が設けられている。
【0004】そして、環状に凹んだ凹陥溝が形成された
内管が、外管の一端部側に挿入された状態でリング管を
回動する。これにより、外管に設けられた抜止片が弾性
変形して内管の凹陥溝内に進入すると共に、抜止片と凹
陥溝が係合して外管と内管とが抜けないように連結され
る。また、外管を内管から外す場合、外管の一端部側に
挿入したリング管を回動させて、凹陥溝内に進入させた
抜止片をリング管の膨出部内に弾性復帰させる。これに
より、抜止片を凹陥溝内から膨出部内に収納退避させて
内管から外管を外していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内管に
連結した外管が外れないようにするため、外管の一端部
を切り込むことによって抜止片を形成していたが、外管
を取り扱う際突出した抜止片によって怪我をするなど危
険性のある問題があった。
【0006】また、外管は長筒のため加工時の取り扱い
が困難であった。このため、加工に手間がかかると共
に、多大な作業工数がかかって配管の製作が大幅にコス
トアップしてしまう問題があった。
【0007】また、短筒状のリング管は外管に周囲に挿
入されているだけで、外管に保持されていなかった。こ
のため給湯器やFF式ストーブ或いは室内設置用ガスボ
イラー等使用しない時期に外管を外すと、リング管が外
れてしまい、リング管の変形、或いは、リング管の紛失
等の問題があった。
【0008】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、内管と外管を係合するリン
グ管の作業工数を大幅に低減した配管の抜け止め装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
配管の抜け止め装置は、外管と、この外管の一端部より
外管内に挿入される配管と、外管の一端部に突設された
突出部と、この突出部に形成され、突出部以外の外管内
面よりも外側に位置する陥没部と、突出部の外側に位置
して外管の一端部に回動自在に係合されたリング管と、
このリング管と一体に回動すると共に、突出部の内側に
おいて移動自在とされた抜止片と、配管に設けられた環
状の凹陥溝とを備え、抜止片は、配管が外管内に挿入さ
れた状態で凹陥溝の外側に対応すると共に、リング管の
回動により陥没部に対応した状態では凹陥溝内に押し出
されて進出し、陥没部から外れた状態では凹陥溝より外
側に退避するものである。
【0010】また、請求項2の発明の配管の抜け止め装
置は、上記において抜止片は、リング管の内面に固定さ
れた弾性ストッパーの一端を内側に折り返して形成さ
れ、突出部の一端部側から突出部内に進入すると共に、
弾性ストッパーの他端には突出部の他端部側に突出する
係合片を形成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に図面に基づき本発明の発明の
配管の抜け止め装置10の実施の形態例を詳述する。図
1は本発明を適用した配管の抜け止め装置10の分解斜
視図、図2は外管11の正面図、図3は外管11の側面
図、図4は弾性ストッパー19の拡大正面図、図5は弾
性ストッパー19の拡大側面図、図6は外管11を配管
に連結した状態の縦断側面図をそれぞれ示している。
【0012】配管の抜け止め装置10は、例えば室内に
設置されたガスボイラーから出る燃焼ガスを屋外に排出
するため、ガスボイラーに接続した配管が外れてしまう
のを防止するもので、外管11と、配管としての内管1
6と、リング管18とから構成されている。これら外管
11、内管16及びリング管18はステンレス等の薄鋼
板を縦長に丸めて継ぎ目を溶接することにより、所定の
円筒形状に形成されている。
【0013】係る外管11の一端部側には、所定の間隔
を存して節状に膨れ出た断面略半円形の膨出部12が環
状に形成されると共に、この膨出部12内には環状のO
リング15が嵌合されている。尚、Oリング15は内管
16に外管11の一端部側を挿入した際、外管11と内
管16との隙間から燃焼ガスが漏れるのを阻止するため
取り付けられている。
【0014】また、外管11の一端部から膨出部12近
傍まで、縦長略矩形状の突出部13が形成されており、
この突出部13は外管11外側に向けて所定距離突設さ
れている。該、突出部13は後述する弾性ストッパー1
9に設けられた抜止片20が収納可能に形成されると共
に、突出部13内には抜止片20が縦に2列、或いは、
それ以上挿入可能に構成されている。
【0015】また、突出部13には外管11の内側方向
に陥没した、所定の形状の陥没部14が形成されると共
に、陥没部14周囲は緩やかに湾曲して形成されてい
る。この陥没部14の先端は、突出部13以外の外管1
1内面よりも外側に位置して設けられると共に、外管1
1の一端部側に設けた膨出部12側の右角近傍に設けら
れている。尚、外管11には膨出部12を介して突出部
13の反対側に図示しない「抜」と「止」の目印が設け
られており、この目印の「抜」は陥没部14側に位置し
て設けられている。
【0016】一方、内管16は外管11内径より小許細
い外形に形成され、内管16は外管11一端部内に挿入
可能に構成されると共に、内管16の一端部側から所定
の間隔を存して凹陥溝17が形成されている。係る凹陥
溝17は、環状に陥没して形成されると共に、凹陥溝1
7は所定の幅、所定の深さに形成されている。この凹陥
溝17は、後述する弾性ストッパー19の抜止片20先
端に設けられた折曲部20Aを係合可能に構成されてい
る。
【0017】また、弾性ストッパー19はステンレス等
の弾性を有した薄板鋼板で構成されており、本体19A
と、この本体19Aに設けられた一対の固定片22、2
2と、抜止片20とから構成されている。該本体19A
には幅方向略中央に位置して係合片21が設けられてお
り、この係合片21は本体19Aの他端側から少許間隔
を存して一端側に延在しながら起立して設けられてい
る。係る係合片21は後述する抜止片20側の面に起立
して設けられると共に、抜止片20と略同等の幅で形成
されている。
【0018】また、弾性ストッパー19の固定片22、
22は係合片21と所定の間隔を存して本体19A一端
側に設けられており、両固定片22、22は本体19A
より連続して所定距離側方に延在して設けられている。
係る両固定片22、22は所定の幅に形成されており、
これら固定片22、22によって、弾性ストッパー19
は後述するリング管18に固定されるように構成されて
いる。
【0019】また、弾性ストッパー19の本体19A一
端側には所定の幅の抜止片20が設けられると共に、こ
の抜止片20は本体19Aに連続して設けられている。
該抜止片20は本体19Aより所定距離延在して設けら
れると共に、本体19A一端より少許離間した所で、ヘ
アピンカーブ状に湾曲して係合片21側に折り返され、
先端は本体19Aに当接されている。この抜止片20
は、前記突出部13内を外管11の円周方向に回動自在
に移動できるように構成されている。
【0020】また、抜止片20の先端部には折曲部20
Aが形成されており、この折曲部20Aは抜止片20の
先端から斜めに折曲して、本体19Aより離間しながら
係合片21側に延在している。この場合、折曲部20A
の先端は突出部13より外管11内側にはみ出さない寸
法に形成されると共に、抜止片20は外管11の一端部
側から突出部13の内側に進入可能に構成されている。
【0021】また、リング管18は外管11より少許大
きい円筒形状に形成されており、外管11の一端部側と
膨出部12より短い長さに構成されている。このリング
管18には、円周方向に渡って突出した大径部18Aが
形成されており、この大径部18Aは、外管11の突出
部13外側に位置して、外管11突出部13より幅広に
形成されると共に、大径部18Aと外管11突出部13
とを一致させた状態で、外管11外側に係合可能に構成
されている。即ち、リング管18を外管11外側に係合
した状態で、リング管18は回動可能に構成されると共
に、リング管18は外管11突出部13の外側に位置し
た大径部18Aの幅分左右に回動するように構成されて
いる。
【0022】そして、リング管18の大径部18A内側
には前記弾性ストッパー19の両固定片22、22がカ
シメ或いはスポット溶接等(この場合スポット溶接で固
定)によって固定される。この場合、弾性ストッパー1
9はリング管18の円筒長手方向に延在して固定される
と共に、リング管18を一方向に回動して突出部13と
大径部18Aの側面が当接した状態(目印が「止」位
置)では、弾性ストッパー19は外管11の陥没部14
に対応するように構成されている。また、リング管18
を反対方向に回動して突出部13と大径部18Aの側面
が当接した状態(目印が「抜」位置)では、弾性ストッ
パー19は外管11の陥没部14以外の箇所に対応する
ように構成されている。尚、23、23は弾性ストッパ
ー19の固定片22、22溶接箇所である。
【0023】そして、リング管18は弾性ストッパー1
9が外管11突出部13に位置した状態で、突出部13
を含む外管11外側に挿入される。この場合、リング管
18は、リング管18に固定した弾性ストッパー19の
係合片21側から外管11に挿入されると共に、弾性ス
トッパー19の本体19Aと抜止片20との間に外管1
1の突出部13が挿入される。係る場合、抜止片20の
先端は弾性によって突出部13に当接される。
【0024】また、リング管18が外管11に挿入され
た状態で、係合片21は外管11の突出部13と膨出部
12の間に係合される。これにより、リング管18が外
管11より外れることなく係合されると共に、弾性スト
ッパー19がリング管18と一体に回動するように構成
されている。係る場合、外管11の突出部13と、リン
グ管18の大径部18Aとによって、外管11に対する
リング管18の回動は制御される。この場合、弾性スト
ッパー19の抜止片20と折曲部20Aとが外管11の
突出部13内を一側から他側に左右に回動し、リング管
18大径部18Aが外管11突出部13によって制御さ
れることにより、それ以上の弾性ストッパー19の回動
を阻止している。
【0025】即ち、リング管18を回動してリング管1
8の大径部18Aが外管11突出部13によって制御さ
れた場合、抜止片20は外管11の突出部13両側面よ
り少許間隔を存した所に位置して、外管11の突出部1
3内のみ左右に移動するように構成されている。これに
よって、係合片21は膨出部12と突出部13間に位置
して、リング管18が外管11より外れないように構成
されている。
【0026】また、リング管18の回動により抜止片2
0が突出部13の陥没部14に対応した状態では、抜止
片20が突出部13より押し出されて折曲部20Aが凹
陥溝17内に進出するように構成されている。この場
合、弾性ストッパー19の抜止片20は陥没部14によ
って内管16側に弾性変形すると共に、抜止片20の先
端に設けた折曲部20Aは、内管16の凹陥溝17内に
進入するように構成されている。また、抜止片20が陥
没部14からずれた状態では、抜止片20先端に設けた
折曲部20Aは、凹陥溝17より外側に退避するように
構成されており、これによって、内管16より外管11
を抜き取れるように構成されている。
【0027】以上の構成で本発明の配管の抜け止め装置
10の使用例を説明する。尚、内管16の他端部は屋内
に設置された図示しないガスボイラーに接続されている
ものとする。また、リング管18は外管11の一端部側
に係合され、弾性ストッパー19の抜止片20は外管1
1に設けた突出部13内に収納されると共に、抜止片2
0は陥没部14に対応していない所に位置しているもの
とする。
【0028】そして、内管16の一端部側に外管11の
一端部を挿入し、外管11に設けた目印「止」(図示せ
ず)方向に、リング管18を回動(図1矢印方向)す
る。係る、抜止片20と陥没部14とが一致して、抜止
片20は内管16側に押し出される。これによって、抜
止片20の折曲部20Aは内管16の凹陥溝17内に進
入し、内管16と外管11とが抜けないように連結され
る。係る場合、抜止片20が陥没部14に対応している
場合でも、抜止片20は弾性変形するので外管11を内
管16に挿入することは容易に可能である。
【0029】係る、外管11が内管16より外れる方向
に応力が加わった場合(内管16から外管11を引き抜
こうとした場合)、折曲部20Aは外管11の一端部側
から膨出部12側に延在しながら折曲して設けられてい
る。これにより、抜止片20の折曲部20Aが凹陥溝1
7に引っかかり、外管11から内管16が外れるのが阻
止される。
【0030】また、内管16から外管11を外す場合、
外管11に設けた図示しない「抜」印方向に停止するま
でリング管18を回動(図1矢印反対方向)すると、抜
止片20は弾性変形して先端は突出部13に当接する。
これにより、抜止片20は突出部13内に収納されると
共に、抜止片20先端の折曲部20Aは凹陥溝17の外
側に退避するので、外管11は内管16から容易に外す
ことができる。
【0031】このように、外管11の一端部に形成した
突出部13に陥没部14を設けると共に、リング管18
に弾性ストッパー19を固定している。そして、外管1
1を内管16に挿入してリング管18を回動することに
より、抜止片20の折曲部20Aを内管16の凹陥溝1
7内に進入させることができる。これにより、内管16
と外管11とを容易に連結することが可能となり、従来
使用していた内管を変更することなく、内管16と外管
11とを外れないように連結することが可能となる。
【0032】また、外管11には突出部13と陥没部1
4を形成しているだけなので、これらを形成するための
煩雑な構造の金型も不要となり、作業工数を大幅に削減
をすることが可能となる。これにより、外管11の形状
を簡素化できて、配管の抜け止め装置10の製作工程を
極めて簡潔にすることが可能になる。
【0033】また、リング管18の内側に弾性ストッパ
ー19を固定しているので、従来の如き配管を取り扱う
際、突出した抜止片による怪我を未然に防止することが
可能となる。また、短い円筒形のリング管18に弾性ス
トッパー19を固定しているだけなので、配管の抜け止
め装置10の取り扱い及び持ち運びが容易となり、組立
作業性を大幅に向上させることが可能となる。
【0034】また、リング管18に設けた大径部18A
を外管11に設けた突出部13より幅広く形成すると共
に、リング管18を一方向に回転して停止した状態で、
外管11の陥没部14が抜止片20と対応するように構
成している。これにより、リング管18を「止」方向停
止するまで回転するだけで、外管11と内管16とを連
結することが可能となり、配管の抜け止め装置10の組
立作業性を大幅に向上させることが可能となる。
【0035】また、リング管18は弾性ストッパー19
に設けた係合片21によって外管11の膨出部12と突
出部13の間に係合しているので、内管16より外管1
1を取り外した際、リング管18の紛失及び変形等を容
易に防止することが可能となる。
【0036】尚、実施例では屋内に設置されたガスボイ
ラーに設けられた配管(内管16)に外管11を接続し
たがこれに限らず、配管の抜け止め装置10は配管と配
管とを複数接続して延長する際、内管となる配管に使用
しても差し支えない。
【0037】また、リング管18に弾性ストッパー19
をカシメ或いはスポット溶接等により固定したが、これ
に限らず弾性ストッパー19をリング管18に一体成形
しても本発明は有効である。
【0038】また、リング管18には弾性ストッパー1
9を一カ所設けたが、これに限らず複数の弾性ストッパ
ー19と突出部13をリング管18と外管11に対応さ
せて設け、これにより内管16と外管11の抜け強度を
増しても差し支えない。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、抜止片は、配管が外管内に挿入された状態で凹陥溝
の外側に対応しており、リング管の回動によって抜止片
が陥没部に対応した状態で、抜止片は内管の凹陥溝内に
押し出されて進出すると共に、抜止片が陥没部から外れ
た状態では抜止片が凹陥溝より外側に退避するように構
成しているので、リング管を回動するだけで配管と外管
を容易に連結し、外すことが可能となる。従って、従来
の配管(外管)に設けた抜止片のような危険性も解消で
きると共に、外管の切り込み等の加工も不要となって、
大幅に配管の抜け止め装置のコストを低減させることが
可能となるものである。
【0040】また、請求項2の発明によれば、上記にお
いて抜止片は、リング管の内面に固定された弾性ストッ
パーの一端を内側に折り返して形成し、この弾性ストッ
パーを突出部の一端部側から突出部内に進入させると共
に、弾性ストッパーの他端には突出部の他端部側に突出
する係合片を形成しているので、リング管を外管に回動
自在に係合することが可能となる。これにより、内管よ
り外管を取り外した際、リング管の紛失及び変形等を容
易に防止することが可能となり、極めて取り扱いが容易
となる。従って、配管の抜け止め装置の取り扱い及び持
ち運びが容易となり、組立作業性を大幅に向上させるこ
とが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した配管の抜け止め装置の分解斜
視図である。
【図2】外管の正面図である。
【図3】外管の側面図である。
【図4】弾性ストッパーの拡大正面図である。
【図5】弾性ストッパーの拡大側面図である。
【図6】外管を配管に連結した状態の縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
10 配管の抜け止め装置 11 外管 12 膨出部 13 突出部 14 陥没部 15 Oリング 16 内管 17 凹陥溝 18 リング管 18A 大径部 19 弾性ストッパー 19A 本体 20 抜止片 20A 折曲部 21 係合片 22 固定片 23 溶接部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管と、この外管の一端部より外管内に
    挿入される配管と、前記外管の一端部に突設された突出
    部と、この突出部に形成され、突出部以外の外管内面よ
    りも外側に位置する陥没部と、前記突出部の外側に位置
    して前記外管の一端部に回動自在に係合されたリング管
    と、このリング管と一体に回動すると共に、前記突出部
    の内側において移動自在とされた抜止片と、前記配管に
    設けられた環状の凹陥溝とを備え、 前記抜止片は、前記配管が前記外管内に挿入された状態
    で前記凹陥溝の外側に対応すると共に、リング管の回動
    により前記陥没部に対応した状態では前記凹陥溝内に押
    し出されて進出し、前記陥没部から外れた状態では前記
    凹陥溝より外側に退避することを特徴とする配管の抜け
    止め装置。
  2. 【請求項2】 抜止片は、リング管の内面に固定された
    弾性ストッパーの一端を内側に折り返して形成され、突
    出部の一端部側から突出部内に進入すると共に、前記弾
    性ストッパーの他端には突出部の他端部側に突出する係
    合片を形成したことを特徴とする請求項1の配管の抜け
    止め装置。
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JPH10253038A (ja) 1998-09-25

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