JP2006266345A - 差込式管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】
コルゲイト管を軽い力で管継手内に挿入して短時間で正しい嵌合状態で接続でき、確実なシール性能を確保し、低コスト製造可能で、作業上の管理もしやすい差込式管継手を提供する。
【解決手段】
コルゲイト管にて形成されたフレキシブルチューブを接続する差込式管継手において,継手本体に押輪がねじ込まれ、押輪内部にリテーナとシール材が配置される。押輪の先端部に係合して把持するリングが継手本体の奥端寄り側に設けられる。コルゲイト管を挿入してその先端をリングに把持させ、その状態で引き抜き方向にコルゲイト管を引くと、移動するシール材を介して押輪の受壁に当接したリテーナがその内径を縮径方向に回転変形しコルゲイト管の谷部に係合してそれ以上の引き抜きが規制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス配管などに使用されるフレキシブルチューブをワンタッチで接続するための差込式管継手に関する。
従来、ガス等の流体を流すフレキシブル管を接続する管継手として特許文献1により開示される図11の継手が知られている。この管継手は、内部にシール材収容部150を有する筒状本体152と、先端部が筒状本体152内部にねじ込まれる押輪154と、筒状本体152内部における押輪154よりも奥側に配置されたリテーナ156と、リテーナ156より奥側の筒状本体152のシール材収容部150に配置された環状シール部材158とを具備する。この継手に接続されるフレキシブルチューブ160は薄肉のステンレス製のコルゲイト管162とコルゲイト管外周を覆う合成樹脂製のチューブ状の被覆体164とによって構成されており、コルゲイト管162の先端の数山ぶんにつき被覆体164が取り除かれた状態で、押輪154の端部からこの押輪154とリテーナ156と環状シール部材158と筒状本体152との内部に向けて挿入する。すると、コルゲイト管の山部166がリテーナ156の突部168を押し広げ、この突部168を通過し、環状シール部材158内周に圧入され、接合が完了する。このとき、コルゲイト管162の奥側先端部分は、シール材よりも内周側の部分に設けられ筒状本体152の奥端から押輪154の開口側に向けて突出された薄肉リング状の環状突部170と環状シール部材158との間隙に挿入されている。またこのとき、リテーナ156の突部168はリングばね172の作用によって縮径され、コルゲイト管の谷部174に係り合う。そして、フレキシブルチューブ160に継手からの抜け出し力が作用した場合には、コルゲイト管の谷部174に係り合うリテーナ156の外周テーパ面176が押輪154の内周テーパ面178に接触し、リテーナ156は径方向内向きの力を受けるため、リテーナ156の突部168がコルゲイト管の谷部174の外周を押え付け、継手からのフレキシブルチューブ160の抜け出しを防止する。
特許第3288343号公報
上記の従来の特許文献1の差込式管継手は、継手内の環状シール部材158内周部にコルゲイト管162を挿入することで、継手とコルゲイト管のシールを行っている。しかしながら、筒状本体152の奥端側に薄肉リング状の環状突部170を一体的に形成する作業が難しく、製造効率が劣り製造コストが高い難点があった。また、山部と谷部が連続した波状の形状で寸法公差もあるコルゲイト管を挿入する場合のシール性を向上させるために、環状シール部材の内周径を小さくするとコルゲイト管の挿入抵抗が大きくなり,作業者が挿入する際に大きな力が必要となる。一方、挿入抵抗を減少させるために環状シール部材内周径を大きくするとシール性能が低下するから、環状突部170や環状シール部材158の形成あるいは寸法の設定、調整に高い精度が必要となり製造効率低下、並びに製造コスト高のさらに要因となっていた。しかも、コルゲイト管の先端をシール材と環状突部との狭小間隙に正しく挿入させる作業が容易ではなく、作業時間がかかる上に不適切な挿入のままで作業終了するおそれがあった。さらに、管継手内にフレキシブルチューブを挿入するときに、コルゲイト管の山部がリテーナの突部を押し広げこの突部を通過し、環状シール部材内周に圧入され、接合する構造のため、挿入に大きな抵抗があって、挿入作業が困難で時間もかかるものであった。また、リテーナを縮径状態に保持するために、リテーナと一体として用いられるリングばね等の部品が必要であり、部品点数を多くして組み立て作業や部品管理上、不利となる原因となっていた。さらに、従来の構造ではコルゲイト管が適切な位置に挿入されたことを確認するために予めコルゲイト管の差込位置にマーキングを行う必要があり、組み立て作業工程を多くし、かつ作業時間がかかるものとなっていた。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その1つの目的は、コルゲイト管を軽い力で管継手内に挿入して短時間で正しい嵌合状態で接続でき、確実なシール性能を確保し得る差込式管継手を提供することにある。また、本発明の他の目的は、製造が容易で低コストであり、しかも容易な接続作業でコルゲイト管と管継手とを接続させる差込式管継手を提供することにある。さらに、本発明の他の目的は、コルゲイト管の管継手への差込接続作業に先立ってコルゲイト管へのマーキング、その他の差込接続の準備を特段に行うことなく、少ない部品点数で接続作業を行える差込式管継手を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、コルゲイト管4にて形成されたフレキシブルチューブ1を接続する差込式管継手において,内壁面が段部状に形成された継手本体12と、先端部が継手本体の内部にねじ込まれる押輪14と、押輪内部に配置され内径がコルゲイト管4の最大径より大きく形成されたリテーナ38と、リテーナより奥側の押輪14内部に配置されたシール材42と、シール材より奥側の継手本体12の内部に設けられてコルゲイト管4が挿入されたときにコルゲイト管の先端に当接して一部がコルゲイト管の径方向に弾性的に拡縮しながらコルゲイト管の先端部分を把持するとともに、シール材42の端部に当接する他部を有するリング32と、押輪14の内部であって、コルゲイト管4を挿入してその先端の山部2をリング32に把持された状態で引き抜き方向の力が加えられた際にリテーナ38の背面側に配置されて該リテーナを受ける、継手軸70と略直角方向に設けられた受壁46と、を有し、リテーナ38は、コルゲイト管4を挿入してその先端の山部2Mをリング32に把持された状態で引き抜き方向の力が加えられた際にシール材42またはシール材に併設されたプレート40により直接に押されて受壁46側に密着する基端部382と、基端部に周方向に形成された薄肉部384と、コルゲイト管4を挿入してその先端の山部2Mをリングに把持された状態で引き抜き方向の力が加えられた際にシール材42またはシール材に併設されたプレート40に当接して直接に押され基端部382を中心に先端側を回動させるように内径Dを縮径させてコルゲイト管4の谷部3に嵌合する斜め内向き突部381と、を含む差込式管継手10から構成される。このような構成であると、継手本体とフレキシブルチューブとの接続作業時にコルゲイト管を挿入後、少しの引き抜き動作により確実にリテーナをコルゲイト管の外面に係合させて管の抜け出しを防止できる。コルゲイト管4の管継手内への挿入はリテーナに接触することなくシールパッキンの圧入の抵抗しか受けないため、軽い力でシールパッキン内周面の通過が可能となる。このとき、シールパッキンは潤滑材入りの材質で形成するとよく、これによってよりスムーズな挿入が可能である。
その際、リテーナ38は、その内側にコルゲイト管4の挿入方向に向けて下がり傾斜状となる傾斜内壁381A、385Aを有するようにするとよい。
また、リテーナ38は受壁46に対向する対向面385Aを有し、該対向面385Aは、コルゲイト管4の先端にリング32を把持させた状態で引き抜き方向に力が加えられたときに薄肉部384を有する基端部382が最初に受壁46に当たるように挿入方向に向けた傾斜面として設定されているとよい。コルゲイト管4が管継手10内に挿入されると、コルゲイト管4はリング状のリテーナ38及びシールパッキン42を通過し、コルゲイト管4先端部はリング32に当接してリング32の一部を拡縮しながら、リング32内に把持される。この状態で、コルゲイト管4に引き抜き方向に力を付与すると、リング32及びシールパッキン42が一体となり引き抜き方向に移動し、リテーナ38に引き抜き方向の力を伝え、その引き抜き方向の力によりリテーナ38の内径側が基端部を支点として回動するように内径部分を縮径させる。この作用によって、少ない抵抗と短い移動距離でリテーナ38を縮径方向に回転変形させ、コルゲイト管4と係合させることができる。このとき、リング32とリテーナ38によりシールパッキン42は圧縮されて、シール効果を向上させる。
また、リング32は内径がコルゲイト管4の最大径よりも大きく形成されたリング基体320と、リング基体320より内径方向に突出されてコルゲイト管4挿入時にコルゲイト管4の径方向に弾性的に拡縮しながらコルゲイト管の山部2を内側に挿入させる第1の内周突部321と、リング基体320より内径方向に突出され第1内周突部321と交互であって、かつ、該第1内周突部321と異なる長さ及び角度で配置され、その先端にはコルゲイト管4の進入を規制しコルゲイト管4の振れを防止するための突部322Aを有する第2の内周突部322と、リング基体320の外周に設けられ周方向に弾性的に拡径して継手本体12と係合するための外周突部323と、を有するようにするとよい。コルゲイト管4先端部が継手本体12内のリング32に把持されない位置、すなわち、適切な位置までコルゲイト管4が挿入されていない状態で引き抜き方向に力が作用した場合には、コルゲイト管4は継手に係合せず管継手から抜け出る構造となっているため、不完全な状態での管継手とコルゲイト管4の接合は確実に防止される。
また、リテーナ38とシール材42との間にリテーナの回転変形によるリテーナスリット部383へのシール材42の巻き込みを防止するプレート40を配置してもよい。
本発明の差込式管継手によれば、コルゲイト管にて形成されたフレキシブルチューブを接続する差込式管継手において,内壁面が段部状に形成された継手本体と、先端部が継手本体の内部にねじ込まれる押輪と、押輪内部に配置され内径がコルゲイト管の最大径より大きく形成されたリテーナと、リテーナより奥側の押輪内部に配置されたシール材と、シール材より奥側の継手本体の内部に設けられてコルゲイト管が挿入されたときにコルゲイト管の先端に当接して一部がコルゲイト管の径方向に弾性的に拡縮しながらコルゲイト管の先端部分を把持するとともに、シール材の端部に当接する他部を有するリングと、押輪の内部であって、コルゲイト管を挿入してその先端の山部をリングに把持された状態で引き抜き方向の力が加えられた際にリテーナの背面側に配置されて該リテーナを受ける、継手軸と略直角方向に設けられた受壁と、を有し、リテーナは、コルゲイト管を挿入してその先端の山部をリングに把持された状態で引き抜き方向の力が加えられた際にシール材またはシール材に併設されたプレートにより直接に押されて受壁側に密着する基端部と、基端部に周方向に形成された薄肉部と、コルゲイト管を挿入してその先端の山部をリングに把持された状態で引き抜き方向の力が加えられた際にシール材またはシール材に併設されたプレートに当接して直接に押され基端部を中心に先端側を回動させるように内径を縮径させてコルゲイト管の谷部に嵌合する斜め内向き突部と、を含む構成とすることにより、コルゲイト管を軽い力で管継手内に挿入して短時間で正しい嵌合状態で接続でき、確実なシール性能を確保することができる。特に、挿入方向と平行な継手軸と略直角方向に設けた押輪の受壁で斜め内向き突部の基端部を受けてこの状態でさらに引き抜き力により直接に押されてリテーナの内径を縮径作動させるから、コルゲイト管の谷部への確実なリテーナの係合と、基端部を支点とする円滑な回動と、コルゲイト管挿入時の挿入抵抗をすくなくするための挿入経路外郭形状とリテーナの内径側の作動前の設定位置の十分な空隙確保と、が同時に実現できて、簡単で短時間の正しい嵌合接続と確実なシール機能確保を補償する。また、製造が容易で低コストであり、しかも容易な接続作業でコルゲイト管と管継手とを接続させることができる。さらに、コルゲイト管の管継手への差込接続作業に先立ってコルゲイト管へのマーキング、その他の差込接続の準備を特段に行うことなく、少ない部品点数で接続作業を行える。
また、リテーナは、その内側にコルゲイト管の挿入方向に向けて下がり傾斜状となる傾斜内壁を有する構成とすることにより、コルゲイト管の挿入時にリテーナの内径側が当たって挿入抵抗とならないように両脚部の下端側を斜めに上げたように配置させるとともに、コルゲイト管が引かれてシールパッキン等を介してリテーナが押されるときにその傾斜端側から当たってリテーナの中心側に向けた縮径回動を円滑に行わせることができる。
また、リテーナは受壁に対向する対向面を有し、該対向面は、コルゲイト管の先端にリングを把持させた状態で引き抜き方向に力が加えられたときに薄肉部を有する基端部が最初に受壁に当たるように挿入方向に向けた傾斜面として設定される構成とすることにより、コルゲイト管が引かれてリテーナの内径側に当り、その後基端部を中心にして斜め内向き突部の先端側が回動し該対向面が受壁に密着するから、リテーナの内径側の縮径動作を円滑、安定的に行わせることが可能である。
また、リングは内径がコルゲイト管の最大径よりも大きく形成されたリング基体と、リング基体より内径方向に突出されてコルゲイト管挿入時にコルゲイト管の径方向に弾性的に拡縮しながらコルゲイト管の山部を内側に挿入させる第1の内周突部と、リング基体より内径方向に突出され第1内周突部と交互であって、かつ、該第1内周突部と異なる長さ及び角度で配置され、その先端にはコルゲイト管の進入を規制しコルゲイト管の振れを防止するための突部を有する第2の内周突部と、リング基体の外周に設けられ周方向に弾性的に拡径して継手本体と係合するための外周突部と、を有する構成であるから、コルゲイト管の挿入時にその先頭の山部を確実に把持して次の引き抜き動作による接続完成工程に連係させることができる。
また、リテーナとシール材との間にリテーナの回転変形によるシール材の巻き込みを防止するプレートを配置したことにより、リテーナの縮径動作を確実に行わせることができる。
上記のように、本発明の差込式管継手によれば、フレキシブルチューブを差込式管継手内に挿入し、接合確認のために引くという作業以外に、他の作業は一切必要とせずにこれらコルゲイト管と継手とを確実にシールし、連結接合することができる。また、挿入のときにコルゲイト管とリテーナは接触せず軽い力での挿入が可能である。また、リテーナの基端部を押輪の継手軸に略直角の受壁に最初に当接させてリテーナの内径側をさらに押し込むことにより徐々に基端部を支点に回動させてコルゲイト管の谷部に係合させるから、短い引きしろでコルゲイト管とリテーナの係り合いを可能にし、コルゲイト管の谷部と強く係り合う結果、継手からのフレキシブルチューブの抜け出しを確実に防止できる。特に、継手本体から押輪がねじ込み式により抜け出ない構成で、コルゲイト管の差込,引き抜きの一連のほぼワンタッチに近い操作により、リテーナの回転一部の軸回転状の縮径動作を介した径方向への斜め内向き突部の移動によりコルゲイト管の最大径とリテーナ内径側との間に充分な間隔を確保できるから、両者の隙間調整・リテーナの製作容易性を実現し得るとともに、コルゲイト管の挿入作業を楽に、かつ円滑に行うことが可能である。さらに、継手本体内のリングにコルゲイト管を係合させ、引き抜き作業で継手とフレキシブルチューブを接合する構成であるから、適切な位置までフレキシブルチューブを挿入せずに引き抜いた場合、フレキシブルチューブは完全に継手から抜け出してしまう結果、接合のための引き抜き動作自体で接合確認を容易に行える。
以下、添付図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る差込式管継手とフレキシブルチューブとを示す断面図である。フレキシブルチューブ1は、薄肉のステンレス製の山部2と谷部3から構成されるコルゲイト管4と、このコルゲイト管4の外周を覆う合成樹脂製のチューブ状の被覆体5によって構成されている。コルゲイト管4の先端の数山ぶんにつき被覆体5が取り除かれた状態で、差込式管継手10に接続される。
管継手10は、継手本体12と先端が継手本体12の内径側にねじ込まれる押輪14と、を含む。継手本体12は、段付き状に形成された中空短円筒形の管体であり、真鍮などの金属で形成され、その一端の外周にはガス管などの被接続体に接続するための外ねじ部16と、外ねじ部16をねじ込むための六角部18を備えている。継手本体12の他端側からその内周部にかけては、開口側から外部パッキン収容部20、内ねじ部22、シール収容部23、リング把持収容部24(24A、24B)、リング収容部26、並びにサポートリング収容部28が設けられている。継手本体12内のサポートリング収容部28に圧入状態でサポートリング30が配置されている。このサポートリング30は真鍮などの金属で形成され、後述するリング32が継手本体12内に入り込むのを防止する。
押輪14は、真鍮などの金属で形成され、その一端には継手本体12の内径側の内ねじ部22にねじ込み可能な外ねじ部34と外部パッキン溝部36と、を有する。また、内周にはリテーナ38及びプレート40を収容する内周収容部44と、リテーナ38に接触可能な受壁46と、耐火パッキン収容溝48と、を有する。受壁46は、コルゲイト管4を挿入してその先端の山部2をリング32に把持された状態で引き抜き方向の力が加えられた際にリテーナ38の背面側に配置されて該リテーナを受ける、押輪の内側段差壁であり、本実施形態において、継手本体12の中心軸である継手軸70と略直角方向に設けられている。さらに、他端外周には継手本体12内にねじ込むための専用工具が係り合う二面平50が設けられ、この二面平50内にガス漏れ検知用孔52を設けている。また、この押輪14の他端側の内周にはダストシール収容凹部54が形成されている。二面平50は一般の工具は係り合うことのできない寸法となっており、誤って継手本体12と押輪14を外すことを防止する構造となっている。押輪14内周面のダストシール収容凹部54には、円形リング状の弾性体よりなるダストシール56がその周方向に沿って装着されており、そのダストシール56の内側突部58がコルゲイト管4の外周を覆う合成樹脂製のチューブ状の被覆体5と密着してシールし、外部からの進入物を防ぐことができる。
押輪14の内周面の耐火パッキン収容溝48には、耐火パッキン60が装着されている。この耐火パッキン60は、例えば膨脹黒鉛とNBR(ニトリルゴム)等のゴム材とを一体成形してなる弾性体よりなり、火災時等の高温に晒されたとき、耐火パッキン60の体積が膨脹し、内部を密閉する。
ガス漏れ検知用孔52はコルゲイト管損傷によるガス漏れを検知するための貫通孔である。このガス漏れ検知用孔52に栓体62が配置されている。この栓体62はある一定の位置までの押し込みではガスを外に出しガス漏れ検知を行うことができ、ガス漏れがないことを確認した後、栓体62をガス漏れ検知用孔52に押し込むことで外部からの進入物を防ぐことができるようになっている。
図1に示すように、押輪14を継手本体12内にねじ込んだ状態において、押輪14内の内周収容部44に押輪14から継手本体12に向けて、リテーナ38、プレート40の順に配置されている。プレート40は、押輪14を継手本体12内にねじ込んだ状態で押輪の先端と、継手本体の内ねじ部22から段付き状に縮径しシール収容部23に連続する段差壁と、の境目部分に位置し、奥側の面はシールパッキン42の他端側に当接する。また、その押輪開口側の面はコルゲイト管が引き抜き方向に力を加えられたときにリテーナ38に当たる。プレート40の奥側、すなわち継手本体12内のシール収容部23にはシールパッキン42が配置され、さらに、該シールパッキン42の奥側の継手本体12内にリング32とサポートリング30が配置されている。押輪14の外部パッキン溝36と継手本体12内の外部パッキン収容部20の部分に外部パッキン100が配置されている。外部パッキン100は、耐火パッキンと同じ材質で成形され、押輪14と継手本体12に圧縮されて、内部からの漏れを防止し外部からの進入物の進入を防ぐ。
リテーナ38は真鍮などの金属で形成され、図1、3、6、7に示すように一端側内周に形成されてシールパッキンに対する引き込み力で押されてコルゲイト管谷部3と係合する斜め内向き突部381と、リテーナの他端側外周部に形成されてリテーナが押輪開口側に押された際に押輪14の受壁46に接触する基端リング部382と、周方向に沿った複数の位置に形成されて一端側から他端側に向かう軸心方向の切り込み383と、他端側に形成される変形のための薄肉部384と、を有し、その内径はコルゲイト管4の最大径より大きく形成されている。実施形態では、リテーナ38は、対向1辺のみをく字状に曲成した変形二等辺三角形状の断面を有する変形リングであり、それぞれく字の両端側に断面三角形状の脚部を2個形成している。そして、1つの脚部が斜め内向き突部381を形成するとともに、他の脚部が基端リング部382に接続する対向突部385を形成している。切り込み383は斜め内向き突部381から基端リング部382に向けて切り込まれ、薄肉部384で少許の接続部分を残して終端されている。基端リング部382は、薄肉部384を含むリング状に接続された基端部であり、リテーナがシールパッキンに押される際にこの基端リング部382を中心として斜め内向き突部381の先端側を回動させる軸となる。すなわち、基端部は、コルゲイト管4を挿入してその先端の山部2をリング32に把持された状態で引き抜き方向の力が加えられた際にシール材42に併設されたプレート(あるいはシール材)により直接に押されて受壁46側に密着する。後述するように、フレキシブルチューブ1、すなわち、コルゲイト管4を押輪14の開口側に引くとリテーナ38の基端リング部382が押輪14の受壁46に接触し斜め内向き突部381に対してコルゲイト管の長手軸方向に開口側に向けて圧接させる力が加わると、図10のように基端リング部382を回転の中心Rとして斜め内向き突部381の先端側が縮径方向に回転変形し、その際、先端部分をコルゲイト管4の谷部3に向けて係合させるように回動する。
斜め内向き突部381の基端リング部を中心とする回動縮径時に脚部の1つである対向突部385が受壁46に対して当着する。対向突部385は、受壁46に対向する対向面385Aを有する。該対向面385Aは、コルゲイト管4の先端にリングを把持させた状態で引き抜き方向に力が加えられたときに薄肉部384を有する基端部が最初に受壁46に当たるように挿入方向に向けた傾斜面として設定されている。さらに、その後基端部を中心にして斜め内向き突部381の先端側が回動し該対向面385Aが受壁46に密着する。このようなリテーナの内径側の縮径動作を円滑、安定的に行わせる。
リテーナ38は、その内側にコルゲイト管の挿入方向に向けて下がり傾斜状となる傾斜内壁を有している。本実施形態において、傾斜内壁は、内向き突部傾斜内壁381Aと、対向突部傾斜内壁385Aと、を含む。つまり、本実施形態では、対向突部385の対向面385Aが第2の傾斜内壁とされる。これによって、コルゲイト管4の挿入時にリテーナ38の内径側が当たって挿入抵抗とならないように両脚部の下端側を斜めに上げたように配置させるとともに、コルゲイト管が引かれてシールパッキン等を介してリテーナが押されるときにその傾斜端側から当たってリテーナの中心側に向けた縮径回動を円滑に行わせることができる。
プレート40は薄いステンレス板などの金属で形成され,シールパッキン42がリテーナ38の変形時に切り込み383へ巻き込むのを防止する。
シールパッキン(シール材)42は、管継手の内外を密閉シールするシール手段であり、本実施形態において、コルゲイト管挿入時の抵抗を少なくするために、例えば潤滑材入りのNBR(ニトリルゴム)等のゴム材からなり、安定したシール性を確保するために、シールパッキン42の内径はコルゲイト管外形より小さい寸法となっている。また、本実施形態において、シールパッキン42は潤滑材入りの材質で形成されているため、よりコルゲイト管4をスムーズに挿入させることができる。
図1ないし図5において、リング32は、薄いばね鋼などの金属で形成され、継手本体12内のリング収容部26に配置され、コルゲイト管4が挿入されて引き抜き方向に引かれた際にコルゲイト管4の先端山部を把持したままでリング把持収容部24A、さらには24Bに移動させる。リング32は、シール材より奥側の継手本体12の内部に設けられてコルゲイト管4が押輪14の開口側から挿入されたときにコルゲイト管の先端に当接し、コルゲイト管の径方向に弾性的に拡縮しながらコルゲイト管の先端部分を把持する一部を有するとともに、シール材42の端部に当接する他部を有する。リング32は、環状のリング基体320に一体接続された第1の内周突部321と、第2内周突部322と、外周突部323と、によって構成され、第1内周突部321と第2内周突部322はコルゲイト管先端部の山部2とそれぞれ係合し、外周突部323は所定の位置に移動して継手本体12内のリング把持収容部24に係合する。第2内周突部322は先端部が径方向中心側に向かう突部322Aが形成されており、このため、コルゲイト管4の先端部の山部2が第2内周突部322を通過することはできないようになっている。
本実施形態において、図1ないし図3、ならびに図8、図9に示すように、リング把持収容部24は、第1及び第2リング把持収容部24A、24Bから構成される。第1リング把持収容部24Aは、リング収容部26から少しの段差で拡径して継手本体12の開口側に配置され、第2リング把持収容部24Bは、さらにその第1リング把持部から少しの段差で拡径してさらに継手本体12の開口側に配置されている。第2リング把持収容部24Bは、シール収容部23よりも少しの段差で拡径して形成されている。コルゲイト管を、いったん最奥まで挿入し、その後少し引き抜く際にリング32の外周突部323は、第1リング把持部を経由し、第2リング把持収容部24Bに嵌る。このとき、リテーナ38の斜め内向き突部381の先端がコルゲイト管4の谷部3に係合しコルゲイト管の引き抜けを防止する。リング32の外周突部323が第2リング把持収容部24Bに嵌合した状態でロック状態となり、コルゲイト管の引き抜けを防止するとともに、逆に再度コルゲイト管4が継手本体12内側に向けて挿入させる方向の力が加わった場合にも大きな移動しろでコルゲイト管が継手本体12に対して摺動方向に移動することがなく、コルゲイト管の損傷を未然に防止しうる。
次に、本実施形態の差込式管継手の作用について説明する。管継手10にフレキシブルチューブ1を接合させる際には、図3のように、継手本体12内にサポートリング30、リング32、シールパッキン42を装着し、押輪14に、プレート40、リテーナ38、耐火パッキン60、ダストシール56を装着した状態から、図1に示すようにコルゲイト管4の谷部3を切管されてコルゲイト管4の先端の数山ぶんにつき被覆体5が取り除かれた状態のフレキシブルチューブ1を、押輪14の端部から継手本体側に向けて挿入する。このとき、コルゲイト管4の先端部は非接触の状態で耐火パッキン60及びリテーナ38の内周側を通過する一方、シールパッキン42には圧入されながらその内周部を通過していく。コルゲイト管4の先端部の山部2がリング32に到達すると、第1内周突部321と当接しつつ、この第1内周突部321を弾性的に拡縮させながら通過する。第1内周突部321を通過することで、コルゲイト管4の先端部の山部2が第1内周突部321と第2内周突部322に把持される(図2参照)。第2内周突部322の先端部の突部322Aのために、コルゲイト管4の先端部の山部2が第2内周突部322を通過することはできない。
次に、コルゲイト管4と管継手を完全に接合させるために、引き抜き方向にフレキシブルチューブ1を引き抜くとコルゲイト管4の先端部の山部2を把持しているリング32が隣のシールパッキン42、プレート40を引き抜き方向に移動させ、ある所定の位置まで引き出すとリング32の外周突部323が周方向に拡径して継手本体12内のリング把持収容部24Aに係合する。このとき、操作者は段差壁をリングの外周突部323が通過するときの感触を感じ、さらに引き抜き方向に力を加えると第2リング把持収容部24Bに外周突部323の先端が嵌入し、継手本体12と係合することによって、リング32及びフレキシブルチューブ1が逆に挿入方向へ移動することが防止される。これによって、ロック状態となりコルゲイト管に対して引き抜き力あるいは押し込み力のいずれが作用しても、継手本体内で過度に摺動してコルゲイト管を損傷させることを防止しうる。そして、このリング32の引き抜き方向への移動によって、シールパッキン42およびプレート40を介してリテーナ38には引き抜き方向の力が作用する。このとき、プレート40は、挿入方向に下がり傾斜して設けられた斜め内向き突部381の先端部に当り開口方向に向けて押し込みながら基端部382を支点Rとして該先端部を回動させ、内径を縮径させる。このとき、リテーナの背面側において、リテーナ38の基端リング部382が押輪14の受壁46に当り、薄肉部384を含む基端リング部382の基部Rを支点として、リテーナ38の斜め内向き突部381を大きく縮径方向に回転変形させ、これによって、コルゲイト管4の谷部3の外周とリテーナ38の突部381を確実に係合させることとなる。リテーナの斜め内向き突部381の回転変形により確実に突部381とコルゲイト管谷部3との係合が得られるので、そのぶんコルゲイト管4挿入時の山部2とリテーナ38内周側との間隔を充分な大きさで設けることができるから、フレキシブルチューブ1の挿入作業を軽易な労力で簡単に行える上に、リテーナ38の製造時の精度をある程度ラフに行ってもよい。また、シールパッキン42の内周側との密着性の調整も簡易に行える。そして、リング32とリテーナ38との間に位置するシールパッキン42は、リング32とリテーナ38とによって圧縮され、内径方向に膨脹することでシール効果を向上させることができる。このように、コルゲイト管4が継手本体12の奥まで完全に挿入されたならば、次に作業者の手によってフレキシブルチューブ1を引き抜き方向に引っ張ることでリテーナ38と係合させ、図9の状態となり施工作業が完了する。
このように、コルゲイト管を押輪の端部から押輪内部に向けて挿入し、シール材の奥側に配置されたリングにコルゲイト管先端部が把持された後、引き抜き方向に引き抜くことでリングとシール材は軸方向に移動しシール材、プレートを介して押されたリテーナは、押輪の受壁に当たって基端部を中心にして回動する様に内径を縮径し、コルゲイト管と係合する。したがって、コルゲイト管の挿入後、引抜によるリテーナな内径の縮径動作が確実で安定し、フレキシブルチューブの継手本体との接続作業を簡単な操作で行え、かつ確実な接続状態を得られる。これによって、コルゲイト管を含むフレキシブルチューブが管継手から抜け出すのを確実に防止し得る。コルゲイト管の挿入時にリングによる把持が不十分な状態で引き抜くと、シール材を移動させることなくコルゲイト管全体が引き抜ける。これによって、コルゲイト管の管継手に対する連結作業時にその接続状態の確認をほぼ同時に行えるから、接続作業を簡易に短時間で効率よく行うことができる。また、リテーナの回動によりコルゲイト管の谷部と係合してコルゲイト管の抜け出しを防止するから、コルゲイト管の挿入時に挿入抵抗とならないようにコルゲイト管の通過経路と十分な空隙を設けた状態でリテーナの内径側の縮径前形状として設定できる結果、フレキシブルチューブの接続作業時に作業者が接続状態確認に迷うようなことがなく、円滑にかつ短時間に作業を遂行しうる。また、構造上も比較的に簡単でありコスト面でも有利となる。フレキシブルチューブ1を差込式管継手から取り外す場合には、パイプレンチ等の工具を使用し、押輪14を継手本体12から取り外すことで、差込式管継手を分解することができ、フレキシブルチューブ1を差込式管継手から取り外すことができる。
以上説明した本発明の差込式管継手は、上記した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の差込式管継手は、ガス、その他の気体、液体等の配管用の管継手として広く適用し得る。
本発明の実施形態に係る差込式管継手内にフレキシブルチューブを挿入した状態を示す半截断面説明図である。 図1の破線囲み部分の拡大図である。 図1の差込式管継手の半截断面説明図である。 図1の差込式管継手のリングの拡大正面図である。 図4のA−A線矢視図である。 図1の差込式管継手のリテーナの拡大正面図である。 図6のB−B線矢視図である。 図1の状態からフレキシブルチューブ(コルゲイト管)に引き抜き方向の力を加えて外周突部を第2リング把持収容部に係合させた中間段階の状態の説明図である。 フレキシブルチューブと管継手の接合が完了した状態を示す半截断面説明図である。 図1の継手の押輪とリテーナとコルゲイト管との係合関係を示す作用説明図である。 図1の継手の押輪とリテーナとコルゲイト管との係合関係を示す作用説明図である。 図1の継手の押輪とリテーナとコルゲイト管との係合関係を示す作用説明図である。 従来の管継手の構造を示す半截断面説明図である。
符号の説明
1 フレキシブルチューブ
4 コルゲイト管
10 差込式管継手
12 継手本体
14 押輪
32 リング
38 リテーナ
40 プレート
42 シールパッキン
46 受壁
321 第1内周突部
322 第2内周突部
323 外周突部
381 斜め内向き突部
382 基端リング部
383 切り込み
384 薄肉部
385 対向突部
385A 対向面
R 支点

Claims (5)

  1. コルゲイト管にて形成されたフレキシブルチューブを接続する差込式管継手において,内壁面が段部状に形成された継手本体と、
    先端部が継手本体の内部にねじ込まれる押輪と、
    押輪内部に配置され内径がコルゲイト管の最大径より大きく形成されたリテーナと、
    リテーナより奥側の押輪内部に配置されたシール材と、
    シール材より奥側の継手本体の内部に設けられてコルゲイト管が挿入されたときにコルゲイト管の先端に当接して一部がコルゲイト管の径方向に弾性的に拡縮しながらコルゲイト管の先端部分を把持するとともに、シール材の端部に当接する他部を有するリングと、
    押輪の内部であって、コルゲイト管を挿入してその先端の山部をリングに把持された状態で引き抜き方向の力が加えられた際にリテーナの背面側に配置されて該リテーナを受ける、継手軸と略直角方向に設けられた受壁と、を有し、
    リテーナは、コルゲイト管を挿入してその先端の山部をリングに把持された状態で引き抜き方向の力が加えられた際にシール材またはシール材に併設されたプレートにより直接に押されて受壁側に密着する基端部と、
    基端部に周方向に形成された薄肉部と、
    コルゲイト管を挿入してその先端の山部をリングに把持された状態で引き抜き方向の力が加えられた際にシール材またはシール材に併設されたプレートに当接して直接に押され基端部を中心に先端側を回動させるように内径を縮径させてコルゲイト管の谷部に嵌合する斜め内向き突部と、を含むことを特徴とする差込式管継手。
  2. リテーナは、その内側にコルゲイト管の挿入方向に向けて下がり傾斜状となる傾斜内壁を有することを特徴とする請求項1記載の差込式管継手。
  3. リテーナは受壁に対向する対向面を有し、
    該対向面は、コルゲイト管の先端にリングを把持させた状態で引き抜き方向に力が加えられたときに薄肉部を有する基端部が最初に受壁に当たるように挿入方向に向けた傾斜面として設定されていることを特徴とする請求1または2記載の差込式管継手。
  4. リングは内径がコルゲイト管の最大径よりも大きく形成されたリング基体と、
    リング基体より内径方向に突出されてコルゲイト管挿入時にコルゲイト管の径方向に弾性的に拡縮しながらコルゲイト管の山部を内側に挿入させる第1の内周突部と、
    リング基体より内径方向に突出され第1内周突部と交互であって、かつ、該第1内周突部と異なる長さ及び角度で配置され、その先端にはコルゲイト管の進入を規制しコルゲイト管の振れを防止するための突部を有する第2の内周突部と、
    リング基体の外周に設けられ周方向に弾性的に拡径して継手本体と係合するための外周突部と、を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の差込式管継手。
  5. リテーナとシール材との間にリテーナの回転変形によるシール材の巻き込みを防止するプレートを配置したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の差込式管継手。
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