JPH07320527A - 間接型照明器具 - Google Patents

間接型照明器具

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JPH07320527A
JPH07320527A JP6108498A JP10849894A JPH07320527A JP H07320527 A JPH07320527 A JP H07320527A JP 6108498 A JP6108498 A JP 6108498A JP 10849894 A JP10849894 A JP 10849894A JP H07320527 A JPH07320527 A JP H07320527A
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JP
Japan
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plate
lamp
ceiling
wall
opening
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JP6108498A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Sumiyoshi
康伸 住吉
Takahiro Muramoto
貴弘 村元
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 灯体部の施工性が良く、ランプ交換が容易に
できると共に、見栄えを良くする。 【構成】 天井4の壁3に隣接して設けられた開口4a
に取り付けられると共に、取り付けられた状態で天井4
の開口4aの縁よりも非壁側に奥まって位置して壁3に
対向する側板1aを備えた器具本体1と、ランプ2aが
装着された灯体部2と、灯体部2に固着されると共に、
灯体部2を壁3に対向させるように側板1aに取り付け
る支持腕10とを有してなり、ランプ2aの間接光によ
り開口4aから下面側を照明してなる間接型照明器具で
あって、側板1aに水平方向に並べて複数の係止孔1e
を設け、支持腕10を係止孔1eに、水平方向に移動自
在であって鉛直面内方向に回動自在に取り付け、支持腕
10を回動させたときに、灯体部2が天井4の開口4a
に露出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間接型照明器具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、第1の従来例である間接型照
明器具を示すものであり、この間接型照明器具は、主
に、器具本体1とランプ2aを有してなる灯体部2とを
有して構成されている。
【0003】器具本体1は、側板1aとその側板1aの
上下に連設された上板1bと下板1cとを有して、その
断面が略コ字状に形成されてなり、その上板1bが下板
1cよりも幅が広く構成されている。このような構成の
器具本体1は、壁3に隣接して天井4に設けられた開口
4aに、略コ字状に開いた部分を壁3側に向け、下板1
cの壁3側に設けた当接部1dを天井4の開口4a縁の
下面に当接させると共に、上板1bの先端部を壁面3に
当接させて取り付けられている。また、側板1aには、
ソケット2bに装着されたランプである蛍光ランプ2a
を備えた略直方体状の灯体部2が固着されている。つま
り、器具本体1は、その側板1aに取り付けた灯体部2
が、壁面3と対向するように設置されており、側板1a
が天井4の開口4a縁よりも奥まって壁3から離れる側
の天井4の上面に位置しているため、開口4aの下方か
らは蛍光ランプ2aは見えず、したがって、蛍光ランプ
2aからの直接光は、開口4aからその下方に到達する
ことはなく、器具本体1及び壁面3等で反射されて、間
接光であるその反射光により、天井4の開口4aの下方
を照明する構成とされている。
【0004】図13及び図14は、第2の従来例である
別の間接型照明器具を示すもので、この間接型照明器具
は、壁面3に埋め込まれた取り付けフレーム5に固定フ
レーム6を取り付け、その固定フレーム5の下縁部に、
L字金具7により回動自在に板状の可動板8を取り付け
て天井4に対向させると共に、その固定フレーム6の表
面と可動板8の上面のそれぞれに、ソケット2bに装着
されたランプである蛍光ランプ2aを配設して構成され
ている。したがって、可動板8が、それぞれの蛍光ラン
プ2aの下側に位置して遮光板として作用し、このた
め、蛍光ランプ2aは、その近傍の下方からは直接見え
ることはなく、したがって、その下面側では蛍光ランプ
2aからの直射光が目に入らず、間接光による照明がな
される。また、蛍光ランプ2aの交換に際しては、可動
板8をL字金具7から外して可動板8回動させて、固定
フレーム6と可動板8を離反させることにより、その作
業スペースが確保できる構成とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された第1の従来例に示す間接型照明器具に
おいては、灯体部2が天井4の裏面側であって略コ字状
の器具本体1の側板1aに取り付けられているため、灯
体部2の施工やランプ2aの交換は、天井4に設設けら
れた狭い開口4aから器具本体1内に手を入れて行う必
要があり、灯体部2の施工やランプ2aの交換作業がし
にくいという問題点があった。
【0006】また、第2の従来例に示す別の間接型照明
器具においては、固定フレーム6を壁3に埋め込み施工
した取付フレーム5に取り付ける構成であるために、本
来は見えない位置に設置されるべき間接型照明器具が、
壁3に露出して下面から見え、その見栄えが悪いばかり
か設置される場所によっては、壁3から離れた位置から
ランプ2aが見え、直射光により照明される部分ができ
てしまう恐れがあるという問題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を改善するために
なされたもので、その目的とするところは、灯体部の施
工性が良く、ランプ交換が容易にできると共に、見栄え
の良い間接型照明器具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、天井4
の壁3に隣接して設けられた開口4aに取り付けられる
と共に、取り付けられた状態で前記開口4aの縁よりも
非壁側に奥まって位置して前記壁3に対向する側板1a
を備えた器具本体1と、ランプ2aが装着された灯体部
2と、該灯体部2に固着されると共に、該灯体部2を前
記壁3に対向させるように前記側板1aに取り付ける支
持腕10とを有してなり、前記ランプ2aの間接光によ
り前記開口4aから下面側を照明してなる間接型照明器
具であって、前記側板1aに水平方向に並べて複数の係
止孔1eを設け、前記支持腕10を前記係止孔1eに、
水平方向に移動自在であって鉛直面内方向に回動自在に
取り付け、前記支持腕10を回動させたときに、前記灯
体部2が前記天井4の開口4aに露出する構成としたこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記灯体部2を、前記支持腕10に器具本体1内で上下方
向に移動自在に取り付け、前記器具本体1の壁3側に反
射板11の一端を取り付けると共に、該反射板11を一
端側を中心として回動自在とし他端側を前記灯体部2に
当接させたことを特徴とするものである。
【0010】さらには、請求項3記載の発明にあって
は、前記側板1aの上下両端にそれぞれ前記壁3側に延
出される上板1bと下板1cを設け、該下板1cの壁3
側端部に前記天井4の下面に当接する当接部1dを設
け、該当接部1dを前記天井4の下面に当接させると共
に、前記上板1bの先端に、ボルト12により吊持され
ると共に一端が前記壁3に固着されてなる取り付け板1
3の他端を係合させ、該取り付け板13の他端により上
板1bの先端を持ち上げて、前記器具本体1を前記天井
4の開口4aに取り付けたことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】以上のように本発明は、請求項1記載の発明に
あっては、天井4の壁3に隣接して設けられた開口4a
に取り付けられると共に、取り付けられた状態で、前記
開口4aの縁よりも非壁側に奥まって位置して、前記壁
3に対向する側板1aを備えた器具本体1と、ランプ2
aが装着された灯体部2と、該灯体部2に固着されると
共に、該灯体部2を前記壁3に対向させるように前記側
板1aに取り付ける支持腕10とを有してなり、前記ラ
ンプ2aの間接光により前記開口4aから下面側を照明
してなる間接型照明器具であって、前記側板1aに水平
方向に並べて複数の係止孔1eを設け、前記支持腕10
を前記係止孔1eに、水平方向に移動自在であって鉛直
面内方向に回動自在に取り付け、前記支持腕10を回動
させたときに、前記灯体部2が前記天井4の開口4aに
露出する構成としたため、支持腕10への灯体部2の取
り付けに際しては、支持腕10を回動させて天井4の開
口4aに、支持腕10の灯体部2の取り付け部を露出さ
せれば、開口4aの前面側の広いスペースで取り付けが
できて施工性が良く、また、ランプ2aの交換に際して
も、支持腕10を回動させれば灯体部2が天井4の開口
4aの前面側に露出して、広いスペースでランプ2aの
交換作業が容易にできる。また、使用状態では灯体部2
が下方から見えないため見栄えが良く、さらには、支持
腕10を複数の係止孔1eのうち、異なる係止孔1eに
挿入することにより、灯体部2を水平方向に移動自在と
できて、天井4の開口4a下面側の任意の位置を照明で
きる。
【0012】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記灯体部2を、前記支持腕10に器具本体1内で上下方
向に移動自在に取り付け、前記器具本体1の壁3側に反
射板11の一端を取り付けると共に、該反射板11を一
端側を中心として回動自在とし、他端側を前記灯体部2
に当接させたため、灯体部2を支持腕10上で移動させ
て取り付けることにより、器具本体1内での灯体部2の
位置を上下に変化させて器具本体1内でのランプ2aの
位置を変え、さらに、反射板11を回動させることによ
り、反射板11の角度を変化させることができて、間接
型照明器具の配光を変化させることができる。
【0013】さらには、請求項3記載の発明にあって
は、前記側板1aの上下両端に、それぞれ前記壁3側に
延出される上板1bと下板1cを設け、該下板1cの壁
3側端部に前記天井4の下面に当接する当接部1dを設
け、該当接部1dを前記天井4の下面に当接させると共
に、前記上板1bの先端に、ボルト12により吊持され
ると共に一端が前記壁3に固着されてなる取り付け板1
3の他端を係合させ、該取り付け板13の他端により上
板1bの先端を持ち上げて、前記器具本体1を前記天井
4の開口4aに取り付けたため、取り付け板13の一端
を壁3に固定し、ボルト12のナット12aを締めれ
ば、取り付け板13の他端が持ち上げられ、その他端が
器具本体1の上板1bの先端を持ち上げるように作用
し、一方、器具本体1の下端では当接部1dが天井4の
下面に当接しているために、器具本体1の側板1aが天
井4に略垂直に保たれて、その傾きを防ぐことができ
る。
【0014】
【実施例】図1乃至図5は、本発明の間接型照明器具の
第1の実施例を示すものであり、この間接型照明器具
は、器具本体1と、灯体部2、支持腕10、反射板11
及び取り付け板13とを有して構成されている。
【0015】器具本体1は、側板1aとその側板1aの
上下に同一方向に延出された上板1bと下板1cとを有
して、長尺で、その断面が略コ字状に形成されてなり、
その上板1bの先端である壁3側端部には下板1c側に
折曲された係止爪1fを設け、その係止爪1fと側板1
aの間には下板1c側に突出した突出部1gを設けて構
成されている。また、下板1cの先端である壁3側端部
には、折曲されて天井4の下面に当接する当接部1dが
設けられており、側板1aの下端近傍には器具本体1の
長尺方向に並べて、複数の係止孔1eが設けられてい
る。
【0016】灯体部2は、略角筒状で、ソケット2bに
装着されたランプである蛍光ランプ2aを有してなり、
その背面側の両端近傍には支持腕10が固着されてい
る。また、支持腕10は、細幅の板状体10aの一端が
一方向に折り曲げられて器具本体1の係止孔1eに挿入
される下端片10bとされ、他端が異なる方向に折り曲
げられて上端片10cとされると共に、板状体10aに
は、支持腕10が係止孔1e部を中心に回動したときに
天井4の開口4aに露出する位置に、灯体部2の取り付
け孔(図示せず)を設け、上端片10cの先端側近傍に
は、上板1bの突出部1gに係止される係止ねじ用孔を
設けて構成している。また、反射板11及び取り付け板
13は、略板状であって、取り付け板13の略中央部近
傍には、取付ボルト12を挿通する挿通孔が設けられて
いる。
【0017】このように構成された間接型照明器具は、
器具本体1の当接部1dを、壁面3に隣接して設けられ
た天井4の開口4a縁の下面に当接させ、器具本体1を
天井4の裏面側である上側に位置させると共に、取り付
け板13の一端を壁面3に当接させて固定し、挿通孔に
取付ボルト12を挿通させ、取り付け板13の他端に器
具本体1の上板1bの先端である係止爪1fを係合させ
て、取付ボルト12をナット12aにより締め付け、取
り付け板13の他端により上板1bの係止爪1fを持ち
上げるようにして器具本体1を天井4に取り付ける。ま
た、支持腕10の下端片10bを器具本体1の側板1a
の係止孔1eに挿入し、支持腕10の板状体10aを天
井4の開口4aに位置させて、灯体部2を取り付け、そ
の支持腕10を鉛直面内方向である灯体部2に垂直方向
に回動させて、板状体10aを側板1aに対向させ、係
止ねじ10dを締めてその先端を突出部1gに係止さ
せ、さらに、取り付け板13の前面側に反射板11を取
り付けて施工される。
【0018】このように構成されているため、本実施例
における間接型照明器具においては、支持腕10への灯
体部2の取り付けに際しては、支持腕10を回動させて
板状体10aの下端側を下板1cに当接させると、天井
4の開口4aから支持腕10の灯体部2の取り付け部が
露出し、天井4の開口4aの前面側の広いスペースで取
り付けができて施工性が良く、また、ランプ2aの交換
に際しても、支持腕10を回動させれば灯体部2が天井
4の開口4aの前面側に露出して、広いスペースでラン
プ2aの交換作業が容易にできる。また、使用状態では
灯体部2が下方から見えないため見栄えが良く、さらに
は、支持腕10を複数の係止孔1eのうち、異なる係止
孔1eに挿入し、上端片10cを係止ねじ10dにより
器具本体1に係止するだけで、灯体部2を水平方向に移
動自在とできて、天井4の開口4a下面側の任意の位置
を照明できる。また、取り付け板13の一端を壁3に固
定し、ボルト12のナット12aを締め付けることによ
り、取り付け板13の他端が持ち上げられ、その他端が
器具本体1の上板1bの先端である係止爪1f部を持ち
上げるように作用し、一方、器具本体1の下端では当接
部1dが天井4の下面に当接しているために、器具本体
1の側板1aが天井4に略垂直に保たれて、その傾きを
防ぐことができる。
【0019】図6は、本発明の間接型照明器具の第2の
実施例を示すものであり、前記第1の実施例と異なる点
は、器具本体1の上板1bに設けた突出部1gであり、
他は前記第1の実施例と同様に構成されている。
【0020】突出部1gは、第1の実施例と同様に、上
板1bから下板1c側に突出部したものではあるが、そ
の先端に窪み1hが形成されてなり、支持腕10の係止
ねじ10dの先端が、その窪み1h内に挿入されるよう
に構成されたものである。このように構成しても、前記
第1の実施例と同様の効果を奏する。
【0021】図7及び図8は、本発明の間接型照明器具
の第3の実施例を示すものであり、前記第1の実施例と
異なる点は、器具本体1と支持腕10及び反射板11で
あり、他は前記第1の実施例と同様に構成されている。
【0022】器具本体1は、第1の実施例に示す器具本
体1の上板1bの突出部1gよりも先端側に幅が広くさ
れて、その先端が壁3に当接して固定され、さらに、そ
の上板1bが代1の実施例と同様に、ボルトにより吊持
されてなるもので、その上板1bに設けた突出部1gよ
りも壁3側であって、長尺の器具本体1の中央側は切り
欠かれており、その壁3側の両端部近傍には、反射板1
1を回動自在に支持するための支持部1kが設けられて
いる。
【0023】支持腕10は、灯体部2の取り付け孔10
eが、板状体10aの上下方向に長孔として形成され、
施工された状態(使用状態)で灯体部2を、その取り付
け位置により器具本体1内で上下方向に移動自在とした
ものであり、反射板11は、平板状であってその一端側
の両側に、器具本体1の支持部1kに挿入される軸部1
1aを有して構成されると共に、他端が灯体部2の上側
に当接されて支持される。
【0024】このように構成された間接型照明器具は、
その器具本体1の取り付けに際しては、反射板11を上
側に回転させて器具本体1の上側に出し、上板1bの切
り欠かれた部分からボルト12を見ながら器具本体1を
天井4の開口4aに取り付け、その後に器具本体1に支
持腕10及び灯体部2を取り付け、さらに、反射板11
を回転させて灯体部2に当接させて施工される。また、
配光を変えたい場合には、一旦、反射板11を上側に回
転させ、支持腕10を回動させて灯体部2を天井4の開
口4aに露出させ、支持腕10上で灯体部2の取り付け
位置を器具本体1内で上下方向に変化させ、再び支持腕
10を回動させて器具本体1の突出部1g部で係止し、
その後に反射板11を回転させて、その先端を灯体部2
に当接させて、反射板11の角度を変化させることによ
り行う。
【0025】このように構成されているため、本実施例
における間接型照明器具においては、支持腕10への灯
体部2の取り付けに際しては、支持腕10を回動させて
天井4の開口4aに、支持腕10の灯体部2の取り付け
部を露出させれば、開口4aの前面側の広いスペースで
取り付けができて施工性が良く、また、ランプ2aの交
換に際しても、支持腕10を回動させれば灯体部2が天
井4の開口4aの前面側に露出して、広いスペースでラ
ンプ2aの交換作業が容易にできる。また、使用状態で
は灯体部2が下方から見えないため見栄えが良く、さら
には、支持腕10を複数の係止孔1eのうち、異なる係
止孔1eに挿入することにより、灯体部2を水平方向に
移動自在とできて、天井4の開口4a下面側の任意の位
置を照明できる。また、灯体部2の位置を器具本体1に
対して上下方向に変化させ、反射板11を回転させれ
ば、同一の器具において、配光を容易に変化させること
もでき、また、器具本体1の施工に際しても、反射板1
1を上又は下に回転させれば、上板1cの切り欠き部分
からボルト12の位置が確認できて器具本体1へのボル
ト12の引き込みが容易となり、その施工性が良くな
る。
【0026】図9は、本発明の間接型照明器具の第4の
実施例を示すものであり、前記第3の実施例と異なる点
は、反射板11であり、他は前記第3の実施例と同様に
構成されている。
【0027】反射板11は、平板状であってその一端側
が巻かれて、長尺で棒状の軸部11aが挿入できる挿通
孔11bが設けられて形成されたもので、この層通孔1
1bに軸部11aを挿通させ、その端部を器具本体1の
支持部1kに挿入して器具本体1に装着され、反射板1
1が軸部11aを中心として回動自在とされている。こ
のように構成しても、前記第3の実施例と同様の効果を
奏する。
【0028】図10は、本発明の間接型照明器具の第5
の実施例を示すものであり、前記第3の実施例と異なる
点は、灯体部2を、支持腕10に代えて器具本体1の側
板1aに上下方向に設けた長孔に、移動自在に取り付け
た点であり、他は前記第3の実施例と略同様に構成され
ている。このように構成しても、灯体部2の位置を器具
本体1に対して上下方向に変化させ、反射板11を回転
させれば、同一の器具において、配光を容易に変化させ
ることもでき、前記第3の実施例と略同様の効果を奏す
る。
【0029】図11は、本発明の間接型照明器具の第6
の実施例を示すものであり、前記第5の実施例と異なる
点は、反射板11を、器具本体1の壁3側であって上板
1bよりも下方に設けた支持部1kに装着した点であ
り、他は前記第5の実施例と略同様に構成されている。
このように構成しても、前記第5の実施例と同様の効果
を奏する。
【0030】なお、前記第3乃至第6の実施例において
は、反射板11を平板状として説明を行ったが、本発明
はこれに限らず、例えば樋状のように曲面を有するもの
であっても良い。
【0031】
【発明の効果】このように本発明は、請求項1記載の発
明にあっては、天井の壁に隣接して設けられた開口に取
り付けられると共に、取り付けられた状態で前記開口の
縁よりも非壁側に奥まって位置して前記壁に対向する側
板を備えた器具本体と、ランプが装着された灯体部と、
該灯体部に固着されると共に、該灯体部を前記壁に対向
させるように前記側板に取り付ける支持腕とを有してな
り、前記ランプの間接光により前記開口から下面側を照
明してなる間接型照明器具であって、前記側板に水平方
向に並べて複数の係止孔を設け、前記支持腕を前記係止
孔に、水平方向に移動自在であって鉛直面内方向に回動
自在に取り付け、前記支持腕を回動させたときに、前記
灯体部が前記天井の開口に露出する構成としたため、支
持腕への灯体部の取り付けに際しては、支持腕を回動さ
せて天井の開口に、支持腕の灯体部の取り付け部を露出
させれば、開口の前面側の広いスペースで取り付けがで
きて施工性が良く、また、ランプの交換に際しても、支
持腕を回動させれば灯体部が天井の開口の前面側に露出
して、広いスペースでランプの交換作業が容易にでき
る。また、使用状態では灯体部が下方から見えないため
見栄えが良く、さらには、支持腕を複数の係止孔のう
ち、異なる係止孔に挿入することにより、灯体部を水平
方向に移動自在とできて、天井の開口下面側の任意の位
置を照明できる。
【0032】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記灯体部を、前記支持腕に器具本体内で上下方向に移動
自在に取り付け、前記器具本体の壁側に反射板の一端を
取り付けると共に、該反射板を一端側を中心として回動
自在とし、他端側を前記灯体部に当接させたため、請求
項1記載の発明の効果に加えて、灯体部を支持腕上で移
動させて取り付けることにより、器具本体内での灯体部
の位置を上下に変化させて器具本体内でのランプの位置
を変え、反射板を回動させることにより、反射板の角度
を変化させることができて、間接型照明器具の配光を変
化させることができる。
【0033】さらには、請求項3記載の発明にあって
は、前記側板の上下両端に、それぞれ前記壁側に延出さ
れる上板と下板を設け、該下板の壁側端部に前記天井の
下面に当接する当接部を設け、該当接部を前記天井の下
面に当接させると共に、前記上板の先端に、ボルトによ
り吊持されると共に一端が前記壁に固着されてなる取り
付け板の他端を係合させ、該取り付け板の他端により前
記上板の先端を持ち上げて、前記器具本体を前記天井の
開口に取り付けたため、請求項1、又は請求項2記載の
発明の効果に加えて、取り付け板の一端を壁に固定し、
ボルトのナットを締めれば、取り付け板の他端が持ち上
げられ、その他端が器具本体の上板の先端を持ち上げる
ように作用し、一方、器具本体の下端では当接部が天井
の下面に当接しているために、器具本体の側板が天井に
略垂直に保たれて、その傾きを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間接型照明器具の第1の実施例を示す
一部断面側面図である。
【図2】同上の別の一部断面側面図である。
【図3】同上の要部斜視図である。
【図4】同上の要部の一部断面側面図である。
【図5】同上の突出部近傍の一部断面側面図である。
【図6】本発明の第2の実施例の要部を示す一部断面側
面図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す一部断面側面図で
ある。
【図8】同上の要部の斜視図である。
【図9】本発明の第4の実施例の反射板部分を示す斜視
図である。
【図10】本発明の第5の実施例を示す一部断面側面図
である。
【図11】本発明の第6の実施例を示す一部断面側面図
である。
【図12】第1の従来例の間接型照明器具を示す一部断
面側面図である。
【図13】第2の従来例の間接型照明器具を示す一部断
面側面図である。
【図14】同上の別の状態の一部断面側面図である。
【符号の説明】
1 器具本体 1a 側板 1b 上板 1c 下板 1d 当接部 1e 係止孔 2 灯体部 2a ランプ 3 壁 4 天井 4a 開口 10 支持腕 11 反射板 12 ボルト 13 取り付け板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井の壁に隣接して設けられた開口に取
    り付けられると共に、取り付けられた状態で前記開口の
    縁よりも非壁側に奥まって位置して前記壁に対向する側
    板を備えた器具本体と、ランプが装着された灯体部と、
    該灯体部に固着されると共に、該灯体部を前記壁に対向
    させるように前記側板に取り付ける支持腕とを有してな
    り、前記ランプの間接光により前記開口から下面側を照
    明してなる間接型照明器具であって、前記側板に水平方
    向に並べて複数の係止孔を設け、前記支持腕を前記係止
    孔に、水平方向に移動自在であって鉛直面内方向に回動
    自在に取り付け、前記支持腕を回動させたときに、前記
    灯体部が前記天井の開口に露出する構成としたことを特
    徴とする間接型照明器具。
  2. 【請求項2】 前記灯体部を、前記支持腕に器具本体内
    で上下方向に移動自在に取り付け、前記器具本体の壁側
    に反射板の一端を取り付けると共に、該反射板を一端側
    を中心として回動自在とし、他端側を前記灯体部に当接
    させたことを特徴とする請求項1記載の間接型照明器
    具。
  3. 【請求項3】 前記側板の上下両端に、それぞれ前記壁
    側に延出される上板と下板を設け、該下板の壁側端部に
    前記天井の下面に当接する当接部を設け、該当接部を前
    記天井の下面に当接させると共に、前記上板の先端に、
    ボルトにより吊持されると共に一端が前記壁に固着され
    てなる取り付け板の他端を係合させ、該取り付け板の他
    端により上板の先端を持ち上げて、前記器具本体を前記
    天井の開口に取り付けたことを特徴とする請求項1、ま
    たは請求項2記載の間接型照明器具。
JP6108498A 1994-05-23 1994-05-23 間接型照明器具 Withdrawn JPH07320527A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102466209A (zh) * 2010-11-10 2012-05-23 海洋王照明科技股份有限公司 一种支架及照明装置的侧壁式安装结构
JP2017033696A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 株式会社竹中工務店 照明装置

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