JPH08171811A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH08171811A
JPH08171811A JP31373694A JP31373694A JPH08171811A JP H08171811 A JPH08171811 A JP H08171811A JP 31373694 A JP31373694 A JP 31373694A JP 31373694 A JP31373694 A JP 31373694A JP H08171811 A JPH08171811 A JP H08171811A
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JP
Japan
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socket
hooking
cutout groove
lamp
pair
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JP31373694A
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Tadao Yamamoto
忠男 山本
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、反射板の取付けを容易にし
て、天井への器具取付け施工の作業性を向上できる照明
器具を得ることにある。 【構成】器具本体24に固定される反射板25と本体24両端
のランプソケット30との間に、夫々ソケットカバー26を
配置する。両カバー26の両端部に、水平な引っ掛けベー
ス部44a と、これから下向きに折り曲げられた引っ掛け
片44c とを有する引っ掛け部44を夫々形成する。引っ掛
け部44が掛合されるカバー係合部38を、本体24が有する
一対のフレーム28の相対向する上向き内側壁36に夫々設
ける。掛合部38を、前記壁36の上端に開放される上段切
欠溝39と、この溝に連なって設けられる下段切欠溝40
と、この溝40をその上側から覆って設けられたストッパ
部41とで形成する。ベース部44a を前記溝40に掛合して
前記各カバー26を所定位置に保持し、反射板取付け時に
カバーの落下防止を防止することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井において隣接され
た支持バー間に配置して、天井に据付られるシステム天
井用の照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8は従来例に係る照明器具を示
しており、この器具1は天井において隣接された略T字
状の支持バー2間に配置して、天井に据付られる。この
照明器具1は、図6に示されるように器具本体3と、反
射板4と、一対のソケットカバー5とを備えている。
【0003】器具本体3は、互いに平行に配置される一
対のフレーム6の長手方向両端部をソケット取付け台7
で夫々連結して長方形の枠状をなしているとともに、そ
のソケット取付け台7にランプソケット8と反射板取付
け座9とを夫々設けている。また、図6および図7中1
0は安定器11が収納された電気箱、12はフレーム6
の両端部に夫々取付けられた載せ金具である。
【0004】反射板4は、下面および長手方向両端が夫
々開放されたものであって、器具本体3の下側に配置さ
れて、その長手方向両端部を通って反射板取付け座9に
螺合される取付けねじ13を介して器具本体3に装着さ
れる。各ソケットカバー5は反射板4の長手方向両端と
ランプソケット8との間に夫々配置される。図7および
図8に示されるように両ソケットカバー5はランプソケ
ット8のランプ受け板8aと対向するランプ通孔5aを
有している。
【0005】図8に示されるように両ソケットカバー5
の上縁には曲げ縁5bが折り曲げられ、この曲げ縁5b
の両端部には夫々引っ掛け部14が形成されている。こ
の引っ掛け部14は下向きに折り曲げられた垂直な引っ
掛け片14aを有している。そして、これら引っ掛け部
14は両フレーム6の対向する上向き内側壁6aの上縁
に夫々引っ掛けられるようになっている。
【0006】この構成の照明器具1は次のようにして天
井に据え付けられる。まず、既に組み立てられた器具本
体3を天井の隣接した支持バー2間に配置する。この配
置は、載せ金具12を支持バー2の上縁部に着座させる
ことにより行う。次に、各ソケットカバー5の引っ掛け
部14をフレーム6の上向き内側壁6aに掛合させると
ともに、このカバー5を前記隣接した支持バー2に渡っ
て載置して各ランプソケット8を夫々カバーする。な
お、この場合におけるフレーム6へのソケットカバー5
の掛合は、引っ掛け部14を上向き内側壁6aとこの上
側に位置されたフレーム6の下向き内側壁6bとの間に
挿入してから、ソケットカバー5を自重で落とし込むこ
とで行う。最後に、これら一対のソケットカバー5間に
反射板4を導入して、この反射板4を器具本体3に反射
板4をねじ止めする。なお、以上の組み立て後には、図
示しない直管形けい光ランプがその端部をランプ通孔5
aに通してランプソケット8に差し込み支持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の照明器具に
よれば、ソケットカバー5の引っ掛け部14がフレーム
6に引っ掛けられている限り、ソケットカバー5が幅方
向に移動して支持バー2から外れることがあっても、こ
のカバー5が落下する可能性は少ない。
【0008】しかし、前記組み立て手順において反射板
4を器具本体3にねじ止めする際、長い反射板4を水平
な姿勢を保持したままで平行に押し上げることは不可能
であるから、一対のソケットカバー5間への反射板4の
導入において、反射板4の端面がソケットカバー5に接
触するに伴って、カバー5が浮き上がることがある。
【0009】ところで、従来はこのような浮き上がりを
防止する構成を備えていない。そのため、ソケットカバ
ー5の浮き上がりが、垂直な引っ掛け片14aの高さ寸
法W以上になることが可能であり、その浮き上がりに伴
いソケットカバー5が、上向き内側壁6aから外れて落
下する恐れがある。また、前記引っ掛け構造では、ソケ
ットカバー5の厚み方向の移動を防止することはできな
いから、ソケットカバー5を所定位置に保持して反射板
4の組み込みを行うことができないことが多々ある。し
かも、このようにソケットカバー5が所定位置からずれ
ている場合には、ソケットカバー5に反射板4が接触す
る可能性が高まり、既述の浮き上がりを招き易い。
【0010】このような事情から従来は、天井側高所で
の反射板4の取付けにおいて、ソケットカバー5を手で
押さえる人為的な外れ止めをしながら、反射板4の取付
け操作をしなければならない。この制約により、作業者
を二人以上要したり、また、一人作業においては片手で
ソケットカバーを押さえた状態で反射板4の取付け施工
を余儀なくされる。したがって、器具取付け施工の作業
性がよくないという問題がある。
【0011】本発明の目的は、反射板の取付けを容易に
し、天井への器具取付け施工の作業性を向上できる照明
器具を得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに平行な
一対のフレームの長手方向両端部を夫々ソケット取付け
台で連結し、これら取付け台に前記フレームの長手方向
に相対向するランプソケットおよび反射板取付け座を設
けて、天井において隣接する支持バーに渡って載置され
る器具本体と、この器具本体に前記反射板取付け座に螺
合される取付けねじを介して装着される反射板と、この
反射板の長手方向両端と前記ランプソケットとの間に夫
々配置されるとともに前記ランプソケットのランプ受け
板と対向するランプ通孔を有した一対のソケットカバー
とを具備する照明器具を前提とする。
【0013】そして、前記目的を達成するために、前記
両ソケットカバーの曲げ縁に、水平な引っ掛けベース部
と、このベース部から下向きに折り曲げられた引っ掛け
片とを有する一対の引っ掛け部を形成し、これら引っ掛
け部が掛合されるカバー係合部を前記一対のフレームに
おける相対向する上向き内側壁に夫々設け、これらのカ
バー係合部を、前記上向き内側壁の上端に開放される上
段切欠溝と、この上段切欠溝の前記ランプソケット側に
連なって前記上段切欠溝よりも低い位置に設けられた下
段切欠溝と、前記上段切欠溝の底位置よりも前記引っ掛
けベース部の厚み以上に隔たった高さ位置に前記下段切
欠溝をその上側から覆って設けられたストッパ部とで形
成し、前記引っ掛けベース部を前記下段切欠溝に引っ掛
けて前記両ソケットカバーを配置してなるものである。
【0014】
【作用】前記照明器具の構成において、器具本体の一対
のフレームに渡って引っ掛け支持されるソケットカバー
は、その引っ掛けベース部をカバー係合部の上段切欠溝
に掛合させた後、この溝の底に沿ってランプソケット側
に移動されることにより、下段切欠溝に移り変わって落
とし込まれ、この溝に引っ掛って所定位置に位置決め保
持される。下段切欠溝はその両端でソケットカバーが厚
み方向に移動することを妨げる。カバー係合部のストッ
パ部は、引っ掛け部の下段切欠溝への移動を邪魔するこ
とがないとともに、以上のように下段切欠溝に入り込ん
だ引っ掛けベースの上側に近接対向して、下段切欠溝か
ら引っ掛け部が上方に移動することを妨げる。また、引
っ掛け部の引っ掛け片は、フレームの上向き内側壁に掛
合可能であり、その掛合により、ソケットカバーが器具
本体の幅方向に移動し支持バーから外れ落ちることを防
止する。
【0015】以上のようなカバー係合部と引っ掛け部と
の引っ掛かりにより、ソケットカバーが、その上下方
向、厚み方向、および器具本体の幅方向に移動すること
を防止して、このカバーを所定位置に保持できる。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の一実施
例を説明する。図2は天井に据付られたシステム天井用
照明器具21の断面図を示しており、同図中22は天井
パネル23を敷設するために設けられた例えば断面略T
字状の支持バーであり、天井パネル23が設けられない
部分には、支持バー22により長方形に区画される器具
取付け用の開口が形成される。
【0017】この開口に臨んで天井裏に設置される前記
照明器具21は、図1に示されるように器具本体24
と、反射板25と、一対のソケットカバー26とを備え
ている。
【0018】図1に示されるように器具本体24は、長
方形の枠状をなす本体枠27を有している。この本体枠
27は、前記開口を区画して隣接する互いに平行な支持
バー22の間隔に対応して配置される一対の板金製フレ
ーム28と、これらフレーム28の長手方向両端部を夫
々連結して設けられた一対の板金製ソケット取付け台2
9とからなる。
【0019】両ソケット取付け台29には、これから下
向きに突出するランプソケット30が夫々(一方のみ図
示)取付けられている。図2に示されるようにランプソ
ケット30は図示しないばねで付勢された略円形のラン
プ受け板30aを有しており、この受け板30aに設け
られた一対のピン通孔30bに図示しない直管形けい光
ランプのランプピンが通されて、このランプがランプソ
ケット30に取外し可能に接続されるようになってい
る。
【0020】なお、本実施例の照明器具21は1灯用で
あるので、器具本体24の長手方向に相対向して配置さ
れるランプソケット30は一対設けられるが、多灯用の
器具の場合には複数対設けて実施すればよい。また、一
方のソケット取付け台29の上面には金属製の電気箱3
1が取付けられ、この内部には放電灯安定器などの点灯
装置32が収納されている。
【0021】図1および図2に示されるように両ソケッ
ト取付け台29には、L字状に折り曲げられた反射板取
付け座33が相対向して一体に設けられている。この取
付け座33の水平部分にはねじ孔が形成されている。
【0022】図1および図2に示されるように一対のフ
レーム28の長手方向両端部には、これらの部分に固定
された金具ホルダ34を介して夫々載せ金具35が取付
けられている。これらの金具35は支持バー22の上端
縁に上方から嵌合されるものであり、それにより、器具
本体24が隣接した支持バー22に渡って載置される。
なお、載せ金具35は金具ホルダ34に対し支持される
高さ位置を、複数段階上下方向に調節可能である。それ
により、前記開口にルーバ等の制光用アクセサリーを設
ける場合などに、それに応じた高さ位置に器具本体24
を配置できるようになっている。
【0023】図3〜図5に示されるように一対のフレー
ム28は、その水平な下壁の内端縁から直角に折り曲げ
られた上向き内側壁36を有しているとともに、水平な
上壁の内端縁から直角に折り曲げられた下向き内側壁3
7を有している。図2に示されるように両フレーム28
の相対向する上向き内側壁36相互間に距離は、相対向
する下向き内側壁37相互間の距離よりも広い。
【0024】両上向き内側壁36の長手方向両端部に
は、前記ソケットカバー26を所定位置に保持するため
のカバー係合部38が打ち抜きによって夫々設けられて
いる。これら掛合部38は、図4および図5に示される
ように上段切欠溝39と、下段切欠溝40と、ストッパ
部41とで形成されている。
【0025】詳しくは、上段切欠溝39は上向き内側壁
36の上端に開放して設けられている。この溝39の幅
A(図5参照)は後述の引っ掛け部ベース26bの幅E
(図3参照)よりも大きい。下段切欠溝40は上段切欠
溝39のランプソケット30側に連なって、上段切欠溝
39の底39aの高さ位置よりも低い位置に設けられて
いる。したがって、上下切欠溝39、40は階段状をな
して形成されている。下段切欠溝40の幅B(図5参
照)は後述の引っ掛け部ベース26bの幅Eよりも僅か
に大きく、また、深さCは後述の引っ掛け部ベース26
の板厚F(図3参照)よりも大きい。ストッパ部41は
上段切欠溝39方向に水平に突出して下段切欠溝40を
その上側から覆って設けられていて、このストッパ部4
1の下面と上段切欠溝39の底39aとの間には、後述
の引っ掛け部べースの厚み寸法以上の大きさの隙間D
(図5参照)を設けている。
【0026】前記反射板25は、金属薄板製であって、
図2に示されるように水平状天井反射壁の幅方向両端か
ら互いに逆方向に傾斜する斜状反射壁を夫々折り曲げて
なり、その長手方向両端および下面は夫々開放されてい
る。この反射板25の前記天井反射壁の長手方向両端部
は夫々前記反射板取付け座33の水平部分に、その下方
から押し当てられているとともに、天井反射壁を貫通し
て前記水平部分のねじ孔に螺合される化粧ねじ等の取付
けねじ42を介して器具本体24の下側に装着されてい
る。なお、照明器具21に前記アクセサリーが付設され
ない場合は、反射板25の斜状反射壁の下端縁が前記支
持バー22の下端水平状部に載置される。
【0027】前記ソケットカバー26は、反射板25の
長手方向両端とランプソケット30との間に夫々配置さ
れて、反射板25の長手方向の端面を塞いでいる。ソケ
ットカバー26は、鋼板製であって、図1および図3に
示されるように反射板25の長手方向の端面を塞ぐ垂直
な閉鎖板部26aの上縁に、上部曲げ縁26bを折り曲
げるとともに、閉鎖板部26aの両側縁に側部曲げ縁2
6cを折り曲げ、かつ、閉鎖板部26aの下縁に座板部
26dを折り曲げて形成されている。
【0028】上部曲げ縁26bと側部曲げ縁26cとは
反射板25方向に突出され、これらは、反射板25の長
手方向の端部外面に重なって設けられる。座板部26d
は前記曲げ縁26b、26cとは逆方向に突出され図1
に示されるようにランプソケット30をその下側から覆
い隠している。閉鎖板部26aにはランプ通孔43が設
けられている。この通孔43は前記ランプ受け板30a
よりも大径の円形孔で形成され、ランプ受け板30aに
対向している。それにより、ランプ通孔43を通して図
示しないけい光ランプをランプソケット30に接続でき
るようになっている。
【0029】図2および図3に示されるように上部曲げ
縁26bの両端部には夫々引っ掛け部44が設けられて
いる。これら引っ掛け部44は、水平な引っ掛けベース
部44aと、この両端から直角状をなして互いに平行に
折り曲げられた内側曲げ部44bと引っ掛け片としての
外側曲げ部44cとで形成され、略コの字形をなしてい
る。また、外側曲げ部44cの高さ寸法I(図3参照)
は、下段切欠溝40とストッパ部41との離間寸法K
(図5参照)より大きい。
【0030】図2に示されるように一対の内側曲げ部4
4b相互間の離間寸法は、前記上向き内側壁36相互間
の離間寸法より少し小さく、かつ、外側曲げ部44c相
互間の離間寸法は、前記上向き内側壁36相互間の離間
寸法より大きい。なお、内側曲げ部44bは引っ掛け部
44の強度を得るためには有用であるが、これは省略し
てもよい。
【0031】前記ソケットカバー26は、その両引っ掛
け部44をフレーム28のカバー係合部38に夫々掛合
させて配置されるもので、その座板部26dは前記支持
バー22の下端水平状部に載置されるようになってい
る。
【0032】次に、前記構成の照明器具21を隣接した
支持バー22間の開口に臨ませて天井裏に設置する手順
を説明する。
【0033】まず、既に組み立てられた器具本体24を
天井の隣接した支持バー22間に配置する。この配置
は、載せ金具35を支持バー22の上縁部に着座させる
ことにより行う。
【0034】次に、各ソケットカバー26の引っ掛け部
44をフレーム28の上向き内側壁36に形成したカバ
ー係合部38に掛合させるとともに、このカバー26を
前記隣接した支持バー22に渡って載置して、器具本体
24に設けられた各ランプソケット30をその正面から
夫々カバーする。
【0035】この場合におけるカバー係合部38への引
っ掛け部44の掛合は次の手順で実施する。まず、引っ
掛け部44を上向き内側壁36とこの上側に位置された
下向き内側壁37との間の広い(引っ掛け部44に対し
て)隙間に挿入してから、この引っ掛け部44をカバー
係合部38の上段切欠溝39に、図5中矢印Gに示すよ
うにソケットカバー26を自重で落とし込む。次に、引
っ掛けベース部44aを上段切欠溝39の底39aに摺
動させながらソケットカバー26全体を図5中矢印H方
向、すなわち、下段切欠溝40側に移動させて、この切
欠溝40内に引っ掛けベース部44aを落とし込む。こ
の場合に、前記隙間Dによりカバー係合部38のストッ
パ部41が、引っ掛けベース部44aの下段切欠溝40
への移動を邪魔することはがない。以上の手順でソケッ
トカバー26が所定位置に配置され、その引っ掛け部ベ
ース44aの上方には図3に示されるようにストッパ部
41が近接する。
【0036】最後に、これら一対のソケットカバー26
間に反射板25を導入して、この反射板25を器具本体
24の反射板取付け座33に取付けねじ42を介してね
じ止めする。
【0037】なお、以上の組み立て後には、図示しない
直管形けい光ランプがその端部をランプ通孔43に通し
てランプソケット30に差し込み支持される。
【0038】ところで、以上の組み立てにおいて、反射
板25を一対のソケットカバー26間に押し上げながら
導く際に、この反射板25の長手方向の端面がソケット
カバー26に接触することがある。
【0039】しかし、既述のようにソケットカバー26
は、その引っ掛け部44の引っ掛けベース部44aを下
段切欠溝40に落とし込んで、これに引っ掛けられてい
るから、この切欠溝40と引っ掛け部ベース部44aと
の幅、深さおよび板厚などについての既述の寸法関係に
基づき、下段切欠溝40の幅方向両端でソケットカバー
26が厚み方向に移動することを妨げるとともに、引っ
掛けベース部44aの上側に近接対向したストッパ部4
1で、下段切欠溝40から引っ掛け部44が上方に移動
することを妨げることができる。また、引っ掛け部44
の内外両曲げ部44b、44cは、フレーム28の上向
き内側壁36に掛合可能であるから、それにより、ソケ
ットカバー26が器具本体24の幅方向に移動して、支
持バー22から外れ落ちることが防止される。しかも、
ソケットカバー26がストッパ部41に当たるまで浮き
上がった場合でも、前記I>Kの寸法関係により、ソケ
ットカバー26がフレーム28から外れて落下すること
がない。
【0040】すなわち、以上のようなカバー係合部38
と引っ掛け部44との掛合により、ソケットカバー26
が、その上下方向、厚み方向、および器具本体24の幅
方向に不用意に移動することを防止でき、所定位置、す
なわち、下段切欠溝40に引っ掛け部44を引っ掛けて
配置されたソケットカバー26、その位置に保持でき
る。
【0041】したがって、反射板25の取付けにおいて
既述のようにソケットカバー26に、これを上方向等に
動かす外力が、反射板25を介してを与えられるにも拘
らず、ソケットカバー26が所定位置から厚み方向に移
動して反射板25の導入を妨げたり、或いは、ソケット
カバーが無制限に浮き上がって上向き内側壁36から外
れて落下する恐れをなくし、強いては、落下に基づいて
ソケットカバー26が損傷する恐れをなくすことができ
る。
【0042】そのため、天井側高所での反射板25の取
付けにおいて、ソケットカバー26を所定位置に手で押
さえる人為的な外れ止めをする必要がないから、この一
対のソケットカバー26間への反射板25の組み込み作
業を容易に実施できる。それにより、天井への照明器具
21の取付け施工の作業性を向上できる。
【0043】なお、本発明は前記一実施例には制約され
ない。例えば、ソケットカバー26の引っ掛け部44
は、上部曲げ縁26bに設けることに代えて、一対の側
部曲げ部26cの上端部から折り曲げて形成してもよ
い。
【0044】
【発明の効果】以上詳記したように本発明に係る照明器
具によれば、フレームの立上がり壁に相連続する上下両
段の切欠溝およびストッパ部を有して形成されたカバー
係合部と、引っ掛けベース部および引っ掛け片を有して
ソケットカバーに形成された引っ掛け部との引っ掛かり
により、一対のソケットカバー間に反射板を配置するに
当たり、所定位置に配置されたソケットカバーを、その
上下方向、厚み方向、および器具本体の幅方向に移動す
ることを防止して、ソケットカバーを手で押さえなくて
も、このカバーが反射板との接触により不用意に脱落す
ることを防止できるから、反射板の取付けが容易とな
り、天井への器具取付け施工の作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシステム天井用照明器
具全体の構成を示す斜視図。
【図2】図1中Z−Z線に沿う断面図。
【図3】同実施例に係る照明器具が備えるソケットカバ
ーの支持構造を示す斜視図。
【図4】同実施例に係る照明器具が備えるフレームのカ
バー係合部の構成を示す斜視図。
【図5】図4に示されたカバー係合部の構成を示す正面
図。
【図6】従来例に係るシステム天井用照明器具全体の構
成を示す斜視図。
【図7】図6中Y−Y線に沿う断面図。
【図8】同従来例に係る照明器具が備えるソケットカバ
ーの支持構造を示す斜視図。
【符号の説明】
21…照明器具、 22…支持バー、 24…器具本体、 25…反射板、 25b…上部曲げ縁、 26…ソケットカバー、 28…フレーム、 29…ソケット取付け台、 30…ランプソケット、 30a…ランプ受け板、 33…反射板取付け座、 36…上向き内側壁、 38…カバー係合部、 39…上段切欠溝、 39a…上段切欠溝の底、 40…下段切欠溝、 42…取付けねじ、 43…ランプ通孔、 44…引っ掛け部、 44a…引っ掛けベース部、 44c…外側曲げ部(引っ掛け片)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行な一対のフレームの長手方向両
    端部を夫々ソケット取付け台で連結し、これら取付け台
    に前記フレームの長手方向に相対向するランプソケット
    および反射板取付け座を設けて、天井において隣接する
    支持バーに渡って載置される器具本体と、 この器具本体に前記反射板取付け座に螺合される取付け
    ねじを介して装着される反射板と、 この反射板の長手方向両端と前記ランプソケットとの間
    に夫々配置されるとともに前記ランプソケットのランプ
    受け板と対向するランプ通孔を有した一対のソケットカ
    バーとを具備する照明器具において、 前記両ソケットカバーの曲げ縁に、水平な引っ掛けベー
    ス部と、このベース部から下向きに折り曲げられた引っ
    掛け片とを有する一対の引っ掛け部を形成し、 これら引っ掛け部が掛合されるカバー係合部を前記一対
    のフレームにおける相対向する上向き内側壁に夫々設
    け、 これらのカバー係合部を、前記上向き内側壁の上端に開
    放される上段切欠溝と、この上段切欠溝の前記ランプソ
    ケット側に連なって前記上段切欠溝よりも低い位置に設
    けられた下段切欠溝と、前記上段切欠溝の底位置よりも
    前記引っ掛けベース部の厚み以上に隔たった高さ位置に
    前記下段切欠溝をその上側から覆って設けられたストッ
    パ部とで形成し、 前記引っ掛けベース部を前記下段切欠溝に引っ掛けて前
    記両ソケットカバーを配置してなることを特徴とする照
    明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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