JPH08298016A - 埋込形照明器具 - Google Patents

埋込形照明器具

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Publication number
JPH08298016A
JPH08298016A JP7105198A JP10519895A JPH08298016A JP H08298016 A JPH08298016 A JP H08298016A JP 7105198 A JP7105198 A JP 7105198A JP 10519895 A JP10519895 A JP 10519895A JP H08298016 A JPH08298016 A JP H08298016A
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JP
Japan
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shaped
bar
reflector
slider
support
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Withdrawn
Application number
JP7105198A
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English (en)
Inventor
Naoki Yamazaki
直樹 山崎
Toru Taguchi
亨 田口
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 システム天井への着脱性を著しく改善できる
埋込形照明器具。 【構成】 1は第1の反射板であって、天板部5と側脚
6,6とをコ字形に構成した支持具4が十字状に固定さ
れている。側脚6,6は脚部6aと載置部6bと位置規
制部6cとから構成され、載置部6bが第1の載置部A
aに載置されている。この支持具4には、操作部11と
天板部12と側脚13とほぼV字状の引掛り部14とか
らなるスライダ−10,10が、操作部11が支持具4
の孔9及び第1の反射板1の窓孔2に、側脚13は孔8
にそれぞれ挿通されるように配設されている。尚、側脚
13のガイド孔15にはガイド突起7が挿入されてい
る。又、操作部11,11の間にはバネ部材16が介在
されている。尚、スライダ−の天板部12及びバネ部材
16はカバ−部材17にて覆われている。特に、第1の
反射板1の下側にはほぼV形の第2の反射板21が着脱
自在に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は埋込形照明器具に関
し、特にシステム天井に埋め込まれた照明器具の着脱作
業を容易化できる着脱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種埋込形照明器具は、例えば
図6に示すように構成されている。同図において、Aは
Tバ−であって、T形の第1の載置部Aaと逆T形の第
2の載置部Abとを一体的に形成して構成されており、
吊りボルトBによって天井スラブCから吊設されてい
る。そして、第2の載置部Abに化粧天井Caを載置す
ることによってシステム天井が構成されている。このシ
ステム天井には照明器具Dが、Tバ−Aの第1の載置部
Aaに載置されるように埋め込まれている。この照明器
具Dは、細長いチャンネル状の器具本体Eと、器具本体
Eの両端部に十字状となるように固定されたほぼコ字形
の支持具Fと、それぞれの支持具Fに取り付けられたソ
ケットGと、器具本体E及び支持具Fの下側に配置され
る断面がほぼU字形の反射板Hとから構成されている。
尚、安定器などの点灯回路装置は器具本体E又は支持具
Fの上部に配置されている。
【0003】この照明器具Dのシステム天井への取り付
けは、次のように行われる。まず、器具本体Eの両端部
にソケットGを有する支持具Fを十字状に固定する。次
に、この器具をTバ−A間の開口部から天井スラブCと
化粧天井Caとの間に形成される天井空間部に挿入する
と共に、支持具Fの両側部に形成されている載置部F
a,FaをTバ−Aの第1の載置部Aaに載置する。次
に、反射板Hを開口部から挿入し、器具本体E及び支持
具Fの下側に位置させると共に、両側部をTバ−Aの第
2の載置部Abに載置する。然る後、ソケットG間に蛍
光ランプ(図示せず)を装着して取り付けを完了する。
【0004】この構成によれば、天井空間部が比較的に
広く余裕があるために、照明器具Dの取り付け,取り外
しを容易に行うことができるものの、システム天井に大
きな振動が付与されたりすると、支持具Fの載置部Fa
がTバ−Aの第1の載置部Aaから外れて器具が脱落し
易いという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来において
は、このような問題を解決するために、図6に点線で示
す脱落防止機構を付与した埋込形照明器具が提案されて
いる。具体的には、支持具Fの側脚に板材J,Jを、そ
の下端が載置部Faより下方に位置するように溶接する
と共に、板材J,JにネジK,Kを螺入して構成されて
いる。
【0006】この提案によれば、照明器具Dに大きな振
動が付与され、上方向に移動しようとしても、ネジK,
KがTバ−Aの第1の載置部Aaの下側に引っ掛かるた
めに、照明器具DのTバ−Aからの脱落を完全に防止で
きるものである。
【0007】ところで、近時、構築物の天井高さは、構
築物の有効利用の観点から低くなる傾向にあり、これに
伴いシステム天井の天井空間部も大幅に狭くなってい
る。従って、この空間部に組み込まれる照明器具Dも当
然のように薄型化が要求されており、例えば細長い器具
本体Eを省略して支持具Fを反射板Hの両端部に十字状
に固定したり、点灯回路装置を小形,薄型化して反射板
の下面側に配置し、この点灯回路装置をV形の反射板に
て覆ったりするなどの工夫がなされている。
【0008】しかしながら、支持具Fと反射板Hとが固
定状態になっても、器具DはTバ−Aに容易に載置させ
ることができるものの、脱落防止機構を機能させること
ができなくなる。即ち、ネジKは反射板Hの外側(天井
スラブCに面する側)に位置するために、器具DをTバ
−Aに載置してしまうと、反射板Hの内側からネジKを
螺入操作することができなくなる。従って、照明器具D
の脱落防止のために、化粧天井Caを取り外し、これに
よる開口部からネジKを図示点線のように螺入操作する
ことが行われているものの、照明器具Dの取り付け作業
は勿論のこと、取り外し作業が極めて煩雑になるという
問題がある。
【0009】それ故に、本発明の目的は、比較的簡単な
構成によって支持具と反射板とが固定状態に構成されて
いてもシステム天井への着脱性を著しく改善できる埋込
形照明器具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、天井より吊設した第1,第2
の載置部を有するTバ−と、Tバ−に載置した器具とを
具備し、前記器具は、断面がほぼU字形の第1の反射板
と、第1の反射板の端部に十字状となるように固定した
ほぼコ字形支持具と、支持具に沿ってスライドし、一端
に操作部を、他端にTバ−への引掛り部を有するほぼコ
字形の一対のスライダ−と、スライダ−の引掛り部が常
にTバ−に対して引っ掛かり状態を維持するように配置
したバネ部材とを含み、前記スライダ−の操作部を支持
具及び第1の反射板を貫通させて構成したものであり、
本発明の第2の発明は、前記スライダ−の操作部と引掛
り部とを連結する天板部をカバ−部材にて覆ったもので
あり、第3の発明は、前記一対のスライダ−間にバネ部
材を介在させたものであり、又、第4の発明は、前記支
持具は、天板部と、天板部の両側よりほぼ直角方向に延
びる側脚とを有し、側脚は天板部に対してほぼ直角状の
脚部と脚部より外方に延びる載置部と載置部より延びる
ほぼL形の位置規制部とから構成したことを特徴とし、
さらに第5の発明は、前記支持具の脚部に内方に向けた
ガイド突起を設けると共に、対応するスライダ−の側脚
部分にガイド突起を受け入れるガイド孔を形成したこと
を特徴とする。
【0011】又、本発明の第6の発明は、天井より吊設
した第1,第2の載置部を有するTバ−と、Tバ−に載
置した器具とを具備し、前記器具は、断面がほぼU字形
の第1の反射板と、第1の反射板の端部に十字状となる
ように固定したほぼコ字形支持具と、支持具に沿ってス
ライドし、一端に操作部を、他端にTバ−への引掛り部
を有するほぼコ字形の一対のスライダ−と、スライダ−
の引掛り部が常にTバ−に対して引っ掛かり状態を維持
するように配置したバネ部材と、第1の反射板に装着し
たほぼV形の第2の反射板とを含み、前記スライダ−の
操作部が支持具及び第1の反射板を貫通して第2の反射
板内に位置するように構成したことを特徴とする。
【0012】又、本発明の第7の発明は、断面がほぼU
字形の第1の反射板と、第1の反射板の端部に十字状と
なるように固定したほぼコ字形支持具と、支持具に沿っ
てスライドし、一端に操作部を、他端にTバ−への引掛
り部を有するほぼコ字形の一対のスライダ−と、スライ
ダ−の引掛り部が常にTバ−に対して引っ掛かり状態を
維持するように配置したバネ部材とを具備し、前記スラ
イダ−の操作部を支持具及び第1の反射板を貫通して位
置させたことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の第8の発明は、断面がほ
ぼU字形の第1の反射板と、第1の反射板の端部に十字
状となるように固定したほぼコ字形支持具と、支持具に
沿ってスライドし、一端に操作部を、他端にTバ−への
引掛り部を有するほぼコ字形の一対のスライダ−と、ス
ライダ−の引掛り部が常にTバ−に対して引っ掛かり状
態を維持するように配置したバネ部材と、第1の反射板
に装着したほぼV形の第2の反射板とを具備し、前記ス
ライダ−の操作部が支持具及び第1の反射板を貫通して
第2の反射板内に位置するように構成したことを特徴と
する。
【0014】
【作用】上述の構成によれば、照明器具のシステム天井
への取り付けは、第2の反射板を取り外した状態の器具
をTバーに載置すると、それの自重によってスライダー
の引掛り部がTバーに接触することによってスライダー
がバネ部材のバネ力に抗して中央方向に摺動し、器具が
Tバ−に載置されると同時に支持具の引掛り部がTバ−
に対する引っ掛かり位置にスライド・復帰し、さらに第
2の反射板を第1の反射板に装着することによって取り
付けられる。特に、この照明器具ではスライダ−の操作
部が支持具及び第1の反射板を貫通してランプ取り付け
空間部に露呈しているために、操作部のスライド操作に
よる器具の着脱を容易に行うことができる。
【0015】又、器具のTバ−への載置状態において、
大きな振動が付与されて支持具が上方に移動しようとし
ても、スライダ−の引掛り部がTバ−へ引っ掛かって上
方への移動を阻止する。このために、器具がTバ−から
脱落することはなく安定した取り付け状態を維持できる
ものである。
【0016】
【実施例】次に、本発明の1実施例について図1〜図4
を参照して説明する。同図において、AはTバ−であっ
て、T形の第1の載置部Aaと逆T形の第2の載置部A
bとほぼT形のストッパ−部Acとを一体的に形成して
構成されており、吊りボルトBによって天井スラブCか
ら吊設されている。そして、第2の載置部Abに化粧天
井Caを載置することによってシステム天井が構成され
ている。尚、Tバ−の形態は適宜に変更し得る。1は、
断面がほぼU字形に形成された第1の反射板であって、
それの天板部1aの両端部における中央部分には角形の
窓孔2,2が形成されており、両側部1b,1bはほぼ
コ字形に曲成されて載置部を構成している。そして、天
板部1aの長手方向の適宜の部分に切り起しによるほぼ
L形の係止部3が形成されている。この係止部3はL形
の金具を別設して構成することもできる。尚、窓孔2,
2は、必要に応じて1つの窓孔に統合することもでき
る。
【0017】この第1の反射板1の両端部分にはほぼコ
字形に形成された支持具4が十字状となり、かつ窓孔
2,2に後述する孔(9,9)が合致するように固定さ
れている。この支持具4は、例えばコ字形の天板部5
と、天板部5の両側部からほぼ直角方向の下方に延びる
側脚6,6とから構成されており、さらに、側脚6,6
は天板部5の両側部からほぼ直角方向の下方に延びる脚
部6aと、脚部6aから水平方向の外方に延びる載置部
6bと、載置部6bから斜め下方に延びる位置規制部6
cとから構成されている。特に、脚部6a,6aには内
方に向けてほぼ直角に切り起しによるガイド突起7,7
が形成されているが、L形の金具を別設することもでき
る。さらに、天板部1aの両側部には後述するスライダ
−の側部が挿通し得る大きさの孔8,8が、窓孔2,2
に対応する部分にはほぼ同じ大きさの孔9,9がそれぞ
れ形成されている。尚、孔9,9は、必要に応じて1つ
の孔に統合することもできる。
【0018】この支持具4には一対のスライダ−10,
10がスライド自在に装着されている。このスライダ−
10,10は、例えば操作部11と、操作部11から延
びるほぼコ字形の天板部12と、天板部12に連続する
側脚13と、側脚13の端部に形成されたほぼV字状の
引掛り部14とから構成されており、全体としてほぼコ
字形に形成されている。又、側脚13にはガイド突起7
を挿通できる程度のガイド孔15が形成されている。そ
して、このスライダ−10,10の天板部12,12は
支持具4の天板部5に載置されると共に、操作部11,
11は孔9,9及び第1の反射板1の窓孔2,2に、側
脚13,13は孔8,8にそれぞれ挿通されている。
尚、側脚13,13のガイド孔15,15にはガイド突
起7,7が挿入されている。
【0019】上述のスライダ−10,10の操作部1
1,11の間にはバネ部材16が、スライダ−を外方に
弾性的に押圧するように、介在されている。このバネ部
材16は、図示例ではコイルスプリングを使用している
が、例えば図5に示すようなほぼU字形の板バネ16a
に置換することもできる。尚、バネ部材は、スライダ−
10,10の引掛り部14,14がTバ−Aのストッパ
−部Acへの引っ掛かり位置を常に維持できるように作
用するものであれば、その形態,配置場所には制約され
ない。そして、スライダ−10,10の天板部12,1
2及びバネ部材16はほぼコ字状のカバ−部材17にて
覆われており、それのフランジ17a,17aを利用し
てカバ−部材17と支持具4と第1の反射板1とがネジ
などの固定手段によって固定されている。
【0020】一方、第1の反射板1の両端部にはソケッ
トカバ−18が配置されており、その内部にはソケット
19が収容されている。このソケット19の前面側には
後述するランプのベ−スが若干挿入しうる程度の孔(図
示せず)を有するエンドカバ−20が配置されており、
ソケットカバ−18と共に第1の反射板1の端部にネジ
などの固定手段によって固定されている。又、第1の反
射板1の中央部分の下側には断面がほぼV字形の第2の
反射板21が着脱自在に装着されており、上述のスライ
ダ−10,10の操作部11,11は勿論のこと、図示
しないインバ−タ点灯装置などの電気部品もこの反射板
21によって覆われる。そして、ソケット19間には蛍
光ランプ23が装着されている。
【0021】次に、この照明器具のシステム天井への着
脱方法について図1〜図4を参照して説明する。まず、
第1の反射板1の両端部に支持具4,4とスライダ−1
0,10とカバ−部材17とを上述のように組み立てる
と共に、両端部にソケット19を有するソットカバ−1
8とエンドカバ−20を配置する。この器具を傾斜状態
にしてTバ−A,A間の開口部から天井空間部に挿入す
ると共に、器具を、それの支持具4,4の載置部6b,
6bがTバ−Aの第1の載置部Aaに対向するように位
置させる。この状態で器具を下降させると、スライダ−
10,10における引掛り部14,14の傾斜部分はT
バ−Aの第1の載置部Aaによって押圧される結果、ス
ライダ−10,10はバネ部材16のバネ力に抗して中
央方向に摺動する。そして、さらに器具が下降すると、
引掛り部14,14の傾斜部分はストッパ−部Acを通
過する。この状態で、器具の載置部6b,6bはTバ−
Aの第1のAaに載置されると共に、引掛り部14,1
4はバネ部材16のバネ力によって図1に示すように復
帰し、第2の載置部Acの下側に位置するようになる。
尚、器具のTバ−Aへの載置操作は、例えば一方の載置
部6bを一方のTバ−Aの第1の載置部Aaに載置した
後、他方の載置部6bを他方のTバ−Aの第1の載置部
Aaに載置させることもでき、この際、引掛り部14,
14はその傾斜部分がTバ−の載置部Aa,ストッパ−
部Acからの押圧力を受ける結果、スライダ−10,1
0はバネ部材16のバネ力に抗して内方に摺動し、引掛
り部14がストッパ−部Acを通過すると引掛り部14
はバネ部材16のバネ力によって図1に示すようにスト
ッパ−部Acの下側の引っ掛かり位置に復帰することに
なる。これと同時に第1の反射板1の側部1b,1bは
第2の載置部Ab,Abに載置される。次に、図4に示
すように、第2の反射板21の一方の係合部(図示せ
ず)第1の反射板1の係止部に係止した状態で、他方の
係合部22を図示点線のように変形させた後に係止部3
に係止する。これによって図1の状態となる。然る後、
蛍光ランプ23をソケット19間に装着して取り付けを
完了する。
【0022】この照明器具をシステム天井から取り外す
場合には、上述の取り付け方法の逆の手順で行えばよ
い。要点は、蛍光ランプ23と第2の反射板21を取り
外した後、スライダ−10,10の操作部11,11を
手によって互いに中央方向にスライドさせて引掛り部1
4,14のストッパ−部Ac,Acに対する引っ掛かり
状態を開放することである。この状態にすれば、容易に
器具をシステム天井から取り外すことができる。
【0023】この照明器具によれば、支持具4に一対の
スライダ−10,10が組み込まれているために、第1
の反射板1と支持具4とが固定されていても、狭くなっ
た天井空間部のTバ−Aに容易に組み込むことができ
る。
【0024】特に、引掛り部14に傾斜部を形成すれ
ば、器具の取り付けの際に、その傾斜部分がTバ−Aに
接触し、器具の自重でスライダ−10がバネ部材16を
圧縮するように内方に摺動するために、器具の取付作業
が容易になる。
【0025】その上、スライダ−10の一端に形成され
た操作部11は、支持具4の孔9,第1の反射板1の窓
孔2を貫通して第1の反射板1の下面側に突出されてい
るために、照明器具を取り外す際に、操作部11を手で
互いに接近するようにスライドさせるだけで引掛り部1
4のストッパ−部Acに対する係合関係を簡単に解除す
ることができる。このために、器具の着脱操作を容易に
行うことができる。
【0026】特に、支持具4のガイド突起7をスライダ
−10のガイド孔15に挿入すれば、操作部11による
スライド動作が円滑になり、器具の着脱操作をより一層
容易に行うことができる。
【0027】しかも、スライダ−10の引掛り部14
は、バネ部材16によって、常にTバ−Aのストッパ−
部Acへの引っ掛かり位置に位置するように保持されて
いるために、仮に大きな地震によって器具が持ち上げら
れるように振動しても、引掛り部14がストッパ−部A
cに確実に引っ掛かる。従って、器具のTバ−Aからの
脱落を防止できる。
【0028】さらには、スライダ−10の操作部11及
び図示しない点灯回路装置などの電気部品は、第2の反
射板21にて隠蔽されるために、優れた外観特性が得ら
れるのみならず、その形態を適宜に選定することによっ
て望ましい配光特性も得られるものである。
【0029】特に、インバ−タ点灯装置などの電気部品
を第1の反射板1と第2の反射板21とによって形成さ
れる空間部に収容するようにすれば、電気部品を図6に
示すように(第1の)反射板の外側に配置しなくてもよ
いために、天井スラブCと化粧天井Caとの間隔が狭く
なってもシステム天井に容易に取り付けることができ、
近時の天井空間部の狭小化にも対応可能となる。
【0030】尚、本発明は、何ら上記実施例に制約され
ることなく、例えば第1の反射板の下側にはル−バ−,
セ−ド,拡散カバ−などを配置することもできる。スラ
イダ−の引掛り部はV字形の他、ほぼL形などに形成す
ることもできる。又、カバ−部材は、スライダ−の保持
機能が得られれば、例えば支持具の天板部を切り起して
保持する機構などを採用することもできるし、或いは省
略することもできる。又、第2の反射板は、場合によっ
ては省略してもよい。さらにはTバ−の形態は適宜に変
更できるし、例えばストッパ−部を省略し第1の載置部
にて代用させることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スライ
ダ−の一端に形成された操作部は、支持具の孔,第1の
反射板の窓孔を貫通して第1の反射板の下面側に突出さ
れているために、照明器具を取り外す際に、操作部を手
で互いに接近するようにスライドさせるだけで引掛り部
のストッパ−部に対する係合関係を簡単に解除すること
ができる。このために、器具の着脱操作を容易に行うこ
とができるのみならず、第1の反射板と支持具とが固定
されていても、狭い天井空間部のTバ−に容易に取り付
けることもできる。
【0032】特に、支持具のガイド突起をスライダ−の
ガイド孔に挿入すれば、操作部によるスライド動作が円
滑になり、器具の着脱操作をより一層容易に行うことが
できる。
【0033】しかも、スライダ−の引掛り部は、バネ部
材によって、常にTバ−のストッパ−部への引っ掛かり
位置に位置するように保持されているために、仮に大き
な地震によって器具が持ち上げられるように振動して
も、引掛り部がストッパ−部に確実に引っ掛かる。従っ
て、器具のTバ−からの脱落を防止できる。
【0034】特に、スライダ−の引掛り部に傾斜部を形
成すれば、器具の取り付けの際に、器具の自重で傾斜部
分がTバ−に接触する結果、スライダ−は自動的にバネ
部材を圧縮するように内方に摺動するために、器具の取
付作業が容易になる。
【0035】さらには、スライダ−の操作部及び点灯回
路装置などの電気部品を第2の反射板にて隠蔽するよう
に構成すれば、優れた外観特性が得られるのみならず、
その形態を適宜に設定することによって望ましい配光特
性が得られる。
【0036】特に、インバ−タ点灯装置などの電気部品
を第1の反射板と第2の反射板とによって形成される空
間部に収容するようにすれば、電気部品を従来例のよう
に反射板の外側に配置しなくてもよいために、天井スラ
ブと化粧天井との間隔が狭くなってもシステム天井に容
易に取り付けることができ、近時の天井空間部の狭小化
にも対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す正断面図。
【図2】図1の側断面図。
【図3】要部の分解斜視図。
【図4】本発明にかかる反射板の取り付け方法を説明す
るための正断面図。
【図5】本発明にかかるバネ部材の他の実施例を示す斜
視図。
【図6】従来例の正断面図。
【符号の説明】
A Tバ− Aa 第1の載置部 Ab 第2の載置部 Ac ストッパ−部 B 吊りボルト C 天井スラブ Ca 化粧天井 1 第1の反射板 2 窓孔 3 係止部 4 支持具 5 天板部 6 側脚 6a 脚部 6b 載置部 6c 位置規制部 7 ガイド突起 8,9 孔 10 スライダ− 11 操作部 12 天板部 13 側脚 14 引掛り部 15 ガイド孔 16 バネ部材 17 カバ−部材 19 ソケット 21 第2の反射板

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井より吊設した第1,第2の載置部を
    有するTバ−と、Tバ−に載置した器具とを具備し、前
    記器具は、断面がほぼU字形の第1の反射板と、第1の
    反射板の端部に十字状となるように固定したほぼコ字形
    支持具と、支持具に沿ってスライドし、一端に操作部
    を、他端にTバ−への引掛り部を有するほぼコ字形の一
    対のスライダ−と、スライダ−の引掛り部が常にTバ−
    に対して引っ掛かり状態を維持するように配置したバネ
    部材とを含み、前記スライダ−の操作部を支持具及び第
    1の反射板を貫通して位置させたことを特徴とする埋込
    形照明器具。
  2. 【請求項2】 前記スライダ−の操作部と引掛り部とを
    連結する天板部をカバ−部材にて覆ったことを特徴とす
    る請求項1記載の埋込形照明器具。
  3. 【請求項3】 前記一対のスライダ−間にバネ部材を介
    在させたことを特徴とする請求項1記載の埋込形照明器
    具。
  4. 【請求項4】 前記支持具は、天板部と、天板部の両側
    よりほぼ直角方向に延びる側脚とを有し、側脚は天板部
    に対してほぼ直角状の脚部と脚部より外方に延びる載置
    部と載置部より延びるほぼL形の位置規制部とから構成
    したことを特徴とする請求項1記載の埋込形照明器具。
  5. 【請求項5】 前記支持具の脚部に内方に向けたガイド
    突起を設けると共に、対応するスライダ−の側脚部分に
    ガイド突起を受け入れるガイド孔を形成したことを特徴
    とする請求項4記載の埋込形照明器具。
  6. 【請求項6】 天井より吊設した第1,第2の載置部を
    有するTバ−と、Tバ−に載置した器具とを具備し、前
    記器具は、断面がほぼU字形の第1の反射板と、第1の
    反射板の端部に十字状となるように固定したほぼコ字形
    支持具と、支持具に沿ってスライドし、一端に操作部
    を、他端にTバ−への引掛り部を有するほぼコ字形の一
    対のスライダ−と、スライダ−の引掛り部が常にTバ−
    に対して引っ掛かり状態を維持するように配置したバネ
    部材と、第1の反射板に装着したほぼV形の第2の反射
    板とを含み、前記スライダ−の操作部が支持具及び第1
    の反射板を貫通して第2の反射板内に位置するように構
    成したことを特徴とする埋込形照明器具。
  7. 【請求項7】 断面がほぼU字形の第1の反射板と、第
    1の反射板の端部に十字状となるように固定したほぼコ
    字形支持具と、支持具に沿ってスライドし、一端に操作
    部を、他端にTバ−への引掛り部を有するほぼコ字形の
    一対のスライダ−と、スライダ−の引掛り部が常にTバ
    −に対して引っ掛かり状態を維持するように配置したバ
    ネ部材とを具備し、前記スライダ−の操作部を支持具及
    び第1の反射板を貫通して位置させたことを特徴とする
    埋込形照明器具。
  8. 【請求項8】 前記スライダ−の操作部と引掛り部とを
    連結する天板部をカバ−部材にて覆ったことを特徴とす
    る請求項7記載の埋込形照明器具。
  9. 【請求項9】 前記一対のスライダ−間にバネ部材を介
    在させたことを特徴とする請求項7記載の埋込形照明器
    具。
  10. 【請求項10】 前記支持具は、天板部と、天板部の両
    側よりほぼ直角方向に延びる側脚とを有し、側脚は天板
    部に対してほぼ直角状の脚部と脚部より外方に延びる載
    置部と載置部より延びるほぼL形の位置規制部とから構
    成したことを特徴とする請求項7記載の埋込形照明器
    具。
  11. 【請求項11】 前記支持具の脚部に内方に向けたガイ
    ド突起を設けると共に、対応するスライダ−の側脚部分
    にガイド突起を受け入れるガイド孔を形成したことを特
    徴とする請求項10記載の埋込形照明器具。
  12. 【請求項12】 断面がほぼU字形の第1の反射板と、
    第1の反射板の端部に十字状となるように固定したほぼ
    コ字形支持具と、支持具に沿ってスライドし、一端に操
    作部を、他端にTバ−への引掛り部を有するほぼコ字形
    の一対のスライダ−と、スライダ−の引掛り部が常にT
    バ−に対して引っ掛かり状態を維持するように配置した
    バネ部材と、第1の反射板に装着したほぼV形の第2の
    反射板とを具備し、前記スライダ−の操作部が支持具及
    び第1の反射板を貫通して第2の反射板内に位置するよ
    うに構成したことを特徴とする埋込形照明器具。
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