JP2891441B2 - 空調形照明器具 - Google Patents

空調形照明器具

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JP2891441B2
JP2891441B2 JP4115262A JP11526292A JP2891441B2 JP 2891441 B2 JP2891441 B2 JP 2891441B2 JP 4115262 A JP4115262 A JP 4115262A JP 11526292 A JP11526292 A JP 11526292A JP 2891441 B2 JP2891441 B2 JP 2891441B2
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吉見 遠藤
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井壁面等の被取付面
に埋込み設置された照明器具に空調用通気部を設けて室
内の換気を良好に行えるようにした空調形照明器具に関
する。
【従来の技術】出願人は既にこの種の空調形照明器具と
して、特願平2-320451号として出願している。この照明
器具は、器具本体30に取付けられた主反射板11とこ
の主反射板11の下面側に取付けられたランプ32とこ
のランプ32の側方で且つ主反射板11の長手方向に沿
って対向して取付けられた空調調節板13と主反射板1
1および空調調節板13の下側で互いに一定の間隔を設
けて主反射板11の長手方向に沿い両側が下側に向かっ
て拡開状に形成された補助反射板21とから構成されて
おり、この補助反射板21の下端は、例えば、システム
天井のT字型バ−28に内接係止され、補助反射板21
の上縁辺部と空調調節板13の下縁辺部との間に空調用
通気部34を設け、この空調用通気部34の調節は、対
向する二つの空調調節板13を主反射板11の幅方向に
移動させることにより行うようにしている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記出願の空調
用通気部34の調節は、器具本体内に設けた空気調節板
を移動して行うものであって、その器具本体内に設けた
ランプ、ランプソケット等によって空気調節板の移動量
が規制され広範囲に空調ができないという問題があっ
た。本発明は、上記問題を解決するものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、被取付面に形成した開口の口縁部に設け
た載置体に取付け或いは載置される枠辺部に、一端側を
前記枠辺部に接続し他端側を前記被取付面より内側に向
って延出しその端縁を自由端辺縁とするとともに内側面
を反射面とした固定反射板と、ランプが取付けられるラ
ンプソケットを備えるとともに、前記被取付面に対して
前記固定反射板の内方位置に配置され前記板状反射板の
自由端辺縁と相対向または間隙を開けて重合させ、かつ
前記反射板の自由端辺縁との間に間隙を有して通気路を
形成する自由端辺縁とした反射面部を有する器具本体
と、被取付面の内側に設けられた固定部材に一方側を取
付けられ、他方側を前記器具本体に取付け、前記固定反
射板に対し前記器具本体を接離可能に支持して前記通気
路を開閉ないし調節する調節手段とからなることを特徴
とする。
【0004】
【作用】固定反射板の自由端辺縁と器具本体に取付けら
れた板状反射板の自由端辺縁とで形成された通気路は、
調節手段によって器具本体を上下方向に移動することに
よってその大きさを自由に調節可能とした。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4に
基づいて説明する。1は被取付面としての天井面であり
この被取付面1には開口2が形成されている。前記開口
2の口縁部には載置体としての水平部3と垂直部4から
なるいわゆるTバ−5が配置されている。6は固定反射
板で、この固定反射板6は図3(両端部とも同一構造で
あるので他端側は省略して示してある)に示すように内
側面を反射面とし開口2側に向って拡開するように互い
に対向した一対の板状反射板7,7 と、この板状反射板7,
7の両端部を溶接等により固着して結合固定する端板8
とから構成されている。板状反射板7,7 の一端側つまり
図1における下端側は、その端縁を折曲して枠辺部9と
して他端側つまり図1における上端側は自由端辺縁10,1
0 となっている。なお、前記枠辺部9は、板状反射板7,
7 と別部材とし両者を一体的に固着してもよい。また、
枠辺部9は折曲げる必要はなく、板状反射板7,7 の下端
部そのままでもよい。要は前記載置体としてのTバ−5
の水平部3に載置ないし、取付けられている機能を有す
ればよい。また、前記端板8の一端側(図1における下
端側)は、前記板状反射板7,7 の両端縁の下端側から略
中間部までの幅をもった側板部11とこの側板部11の
下端部に連続して外側に略L字に折曲して形成した折曲
部9aとからなり、この折曲部9aは前記固定反射板6
の枠辺部9とからなっている。この側板部11は、前記
固定反射板6の板状反射板7,7 の両端部に形成される開
口12を閉塞するものである。なお、前記開口12は、
後述するように器具本体13を上下方向に移動させると
き器具本体13に設けた図示しないランプがこの開口1
2を通過できるように設けたものである。前記のように
構成された固定反射板6は、前記板状反射板7,7 の枠辺
部9及び端板8の枠辺部9を前記Tバ−5の水平部3に
載置あるいは固定手段によって取付けられることによっ
て前記被取付面1の開口2に取付けられる。
【0006】つぎに、13は器具本体でこの器具本体1
3は、基体14とこの基体14に設けられた反射板15
とから構成されている。そして、前記基体14は、図2
(a)(両側も同一構造となっているので、他側は省略
して示してある)に示すように外形形状を略角状とした
一対のフレ−ム部16,16 とこのフレ−ム部16,16 の両端
を連結するように設けられた板状の連結部17,17 で構成
されている。前記連結部17,17 には図示しないランプが
取付けられるランプソケット18,18および前記板状反射
板15をネジ19,19 によって取付けるための取付部20,2
0 が設けられている。前記反射板15は、図2(b)に
示すように前記基体14に取付けられる面を平板状とし
た主反射板21とこの主反射板21の長手方向に沿った
両側に連接して一体的に設けられ図1において下側に向
けて拡開するように傾斜させて形成した一体の側面反射
板22,22 と主反射板21の両端部に下側に垂下した閉塞
板23とで構成されている。なお、24は連結部17上
に設けられた安定器等の点灯装置を内蔵した点灯装置で
ある。そして、前記一対の側面反射板22,22 の下端縁は
自由端辺縁25となっており、この側面反射板22,22 つ
まり反射板15の自由端辺縁25,25 は、前記固定反射板
6の自由端辺部10,10 と互いに対向または間隙を開けて
重合するように配置され、両自由端辺縁25と10との
間に形成された間隙によって通気路26を形成してい
る。この通気路26の大きさは詳しくは後述するが前記
器具本体13を固定反射板6に対して図1において上下
方向に移動することによって調節可能となっている。な
お、室内A内の空気は前記開口2、前記通気路26、天
井裏B、この天井裏Bと図示しない屋外との連通する換
気孔を通じて換気等空調が行われる。
【0007】つぎに、27は調節手段で、この調節手段
27は固定脚28とこの固定枠29対し可動自在かつ任
意位置に位置決めされる可動枠30とから構成されてい
る。そして、固定脚28は図4に示すように基面の両端
を同一方向に折曲して略コ字状に形成され、前記基面に
は前記可動枠30を位置決めするための複数の位置決め
孔31,31 …が設けられ、下端には前記Tバ−5の垂直部
4の上端に載置するための載置片部32とこれと対向し
て設けた係止ばね33が設けられている。そして、この
固定脚28は図1に示すようにTバ−5の垂直部4上に
前記載置片部32を支持させ、この載置片部32と対向
した係止ばねによって前記垂直部4を弾性的に挟持する
ことによってTバ−5に取付けられている。前記可動枠
30は図4に示すように前記固定枠29に摺動可能に嵌
合する断面が略コ字状をした第一嵌合部34とこの第一
嵌合部34と固定枠29に対する摺動方向と直角して形
成され前記基体14のフレ−ム部16と嵌合し、器具本
体13を支持するように取付けられる略コ字状の第二嵌
合部35から構成されている。また、前記第一嵌合部3
4には前記固定脚28の位置決め孔31に係合して可動
枠30を前記固定脚28に対して上下方向の任意の位置
に位置決めする弾性部材からなる位置決部材36が設け
られている。上述した前記器具本体13、固定反射板
6、調節手段27によって空調用照明器具37が構成さ
れている。
【0008】つぎに、空調用照明器具37の取付けにつ
いて説明する。まず、最初に被取付面1の開口2の開口
縁に設けられたTバ−5の水平部3に固定反射板6の枠
辺部9を載置ないし適宜の手段によって取付けられる。
ついで、調節手段27を固定脚28の載置片部32を介
してTバ−5に取付けた後、この調節手段27の可動枠
30に前記基体14のフレ−ム部16を嵌合させること
により器具本体13を調節手段27に取付ける。つい
で、予め定められた通気路26の大きさとなるように、
つまり、板状反射板7の自由端辺縁10と反射板15の
自由端辺縁25の間隙が所定の大きさとなるように、可
動枠30を固定脚28に対し上下方向に摺動させ器具本
体13を上下方向に動かし調節して位置決めした後可動
枠30の位置決部材36を固定脚28の位置孔31に係
合させる。上記通気路26つまり前記自由端辺縁10と
自由端辺縁25との間隙は上述のように調節されるが、
その大きさを最も小さくしたときは、板状反射板7の自
由端辺縁10が反射板15の主反射板21に当接するこ
により閉じられる状態となる。このとき、反射板15の
両端部に設けた閉塞板23によって板状反射板7の両端
部の開口12は閉塞され、室内Aと天井裏Bとの間の空
気の流れは遮断される。上記のように通気路26は、調
節手段27によって器具本体13を上下方向に移動する
ことによってその大きさを自由に調節でる。
【0009】つぎに、その作用について説明する。上記
空調用照明器具37を設置した室内においては、室内の
換気つまり空調は、被取付面1に設けた開口2、固定反
射板6と反射板15とによって形成された通気路26、
天井裏Bを介して図示しない換気孔を通じて行われるこ
とになる。そして、室内の空調は、その室の大きさ、そ
の他室の条件によって定まる最適な空調量となるように
通気路26の調節を容易に行うことができる。なお、上
記実施例では、器具本体13、反射板15および固定反
射板6とを細長状としたが、これに限定されることな
く、例えば、両者を従来周知な正方形状あるいは丸型形
状とすることもできる。また、固定反射板6の板状反射
板7および器具本体13の側面反射板22は、下方に向
けて拡開して傾斜状としたが、これは傾斜状とすること
なく垂直状に形成してもよい。この場合側面板反射板は
板状反射板の外に離間して重合させるようにしてもよ
く、また、両者を重合させることなく側面反射板の自由
端辺縁と板状反射板の自由端辺縁と通気路を閉じたとき
に両者を当接するようにして両自由端縁の間隙を変えて
通気路を調節するようにしてもよい。また、調節手段も
上記実施例に限定されることなく、天井裏Bに設けた部
材に一端を固定し他端を器具本体13のフレ−ム部16
あるいは、連結部17等適宜の箇所に取付けた吊具を介
して吊り下げ、この吊り下げ位置を変えるようにした調
節手段としてもよく、要は、器具本体を固定反射板に対
して接離可能にできるものであれば、どのような調節手
段であってもよい。また、器具本体への調節手段の取付
けは上記実施例に限定されるものでなく、調節手段の態
様に合わせて適宜の構造を用いて行うことができる。更
に、空調用照明器具37の被取付面は、天井面に限定さ
れることなく壁面等に設けてもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、従
来のもののように器具本体内に設けた空気調節板の移動
によって行うものでないため、空気調節板の移動量が規
制されることなく、空調用の通気路は単に器具本体自体
を固定反射板に対して接離方向に移動することにより容
易に所定の大きさに調節することができ、その調節量も
広範囲に行うことができるという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調形照明器具の実施例を示す断面
図。
【図2(a)】本発明の空調形照明器具の器具本体を構
成する基体の一部を示す斜視図
【図2(b)】本発明の空調形照明器具の器具本体を構
成する反射板の一部を示す斜視図
【図3】本発明の空調形照明器具の固定反射板の一部を
示す斜視図
【図4】本発明の空調形照明器具の調整手段の斜視図
【符号の説明】
1.被取付面 2.開口 6.固定反射板 7.板状反射板 9.枠辺部 10.自由端辺縁 13.器具本体 18.ランプソケット 26.通気路 27.調節手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被取付面に形成した開口の口縁部に設けた
    取付枠に取付けられる枠辺部に、一端側を前記枠辺部に
    接続し他端側を前記被取付面より内側に向って延出しそ
    の端縁を自由端辺縁とするとともに内側面を反射面とし
    た固定反射板と、ランプソケットを備えるとともに、前
    記被取付面に対して前記固定反射板の内方位置に配置さ
    れ前記板状反射板の自由端辺縁と間隙を設けて対向さ
    せ、かつ前記反射板の自由端辺縁との間に通気路を形成
    する自由端辺縁を設けた反射面部を有する器具本体と、
    前記被取付面の内側に設けられた固定部材に一方側を取
    付けられ、他方側を前記器具本体に取付けられ、前記固
    定反射板に対し前記器具本体を接離調節可能に支持して
    前記通気路大きさを調節する調節手段とからなることを
    特徴とする空調用照明器具。
JP4115262A 1992-04-09 1992-04-09 空調形照明器具 Expired - Lifetime JP2891441B2 (ja)

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CN108253538B (zh) * 2018-02-24 2024-06-25 青岛海尔空调器有限总公司 吸顶式空调器
CN117477236B (zh) * 2023-12-25 2024-03-19 佛山市粤海信通讯有限公司 一种带频率选择反射结构的天线

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