JP2562694Y2 - 天井への照明具及び空調空気吹き出し部材の取付け装置 - Google Patents

天井への照明具及び空調空気吹き出し部材の取付け装置

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JP2562694Y2
JP2562694Y2 JP1991079313U JP7931391U JP2562694Y2 JP 2562694 Y2 JP2562694 Y2 JP 2562694Y2 JP 1991079313 U JP1991079313 U JP 1991079313U JP 7931391 U JP7931391 U JP 7931391U JP 2562694 Y2 JP2562694 Y2 JP 2562694Y2
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frame
ceiling
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plan
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JP1991079313U
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JPH0531008U (ja
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泰二 植村
一郎 大岐
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、縦横等に交差して延び
る多数本の支持桟を介して天井パネルを支持するように
した吊り天井に、照明具と空調空気の吹き出し口とを
けるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】吊り天
井に照明具を取り付けるための装置として、本願出願人
は、先の実用新案登録出願(実開平2−101419
号)において、天井パネルに対する支持桟を平面視で格
子状に配置し、これら多数の支持桟で区画された各単位
開口部に天井パネルを配設するようにした吊り天井にお
いて、任意の単位開口部に下向きに開口の箱体を装着
し、この箱体の内部に蛍光灯等の灯具を設けることを提
案した。
【0003】この先願考案によると、照明具が天井面か
ら突出することに起因して外観が悪化することを防止で
きると言う利点を有する。ところで、建物の天井面に
は、照明具のみでなく、空調装置の吹き出し口を設ける
ことが多いが、従来、この吹き出し口は、天井面のうち
任意の部位に取り付けるようにしていたため、天井の施
工に際して作業者は一々移動しなければならず、天井の
施工作業の能率が悪いばかりか、天井面に照明具と吹き
出し口とが散漫に配置された状態となって、外観の向上
を充分に達成できないと言う問題があった。他方、特開
平2−125047号公報には、天井における多数の単
位開口部のうち任意の単位開口部に、平面視額縁状で下
向きに開口した枠体を、その外側面と支持桟との間に隙
間が開くようにして配置し、枠体の中空部内に蛍光灯等
の灯具を取付け、枠体と支持桟との間の空間に空調空気
の吹き出し口設けることが記載されている。 しかし、こ
の公報のように、枠体と支持桟との間の狭い空間に吹き
出し口を設けるものであるため、枠体及び吹き出し口の
取付け構造が複雑化することになり、このため、施工が
厄介であると共に、一々枠体を取り外さないと吹き出し
口の点検等を行えないため、吹き出し口の保守・点検も
面倒であると言う問題がある。
【0004】本考案は、このような問題を生じることな
く照明具と空調空気吹き出し口とを 天井に取付けできる
ようにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1では、下
端縁に一対のフランジを形成した支桟を平面視で格子
状に配置し、これら支持桟で区画された多数の単位開口
部に、天井パネルを、支持桟のフランジで支持されるよ
うにして配置するようにした天井において、この天井の
任意の単位開口部に、当該単位開口部に装着した枠体を
介して照明具と空調空気吹き出し部材とを取付ける装置
であって、前記枠体は、単位開口部の内周に沿って延
びる平面視矩形の外側板及び内側板と、これら内外側板
の上端間を塞ぐ天板とで平面視略額縁状に形成されてお
り、この枠体を、前記支持桟のフランジに載置すること
によって単位開口部に着脱自在に装着し、この枠体の内
外側板で囲われた平面視矩形の中空部内に、蛍光灯等の
照明具を着脱自在に取付け、枠体の内側板に内向きフラ
ンジを形成し、内側板で囲われた空所内に、空調空気の
吹き出し口が接続された吹き出し部材を、前記枠体の内
向きフランジで支持することによって着脱自在に装着す
る」の構成にした。 また請求項2では、前記枠体を構成
する4つの直線状部内に、当該各直線状部の長手方向に
沿って延びると共に上下に開口したルーバを、弾性的な
保持手段により、上下高さ調節自在に装着する」の構成
にした。
【0006】
【考案の作用・効果】このように構成すると、空調空気
の吹き出し口は照明具で囲われた状態となり、照明具と
空調空気の吹き出し部材とを、枠体を利用して1ヵ所に
まとめて取り付けることができる。 この場合、枠体は天
井の支持桟におけるフランジに載置した簡単な構造であ
るから、枠体の取付けをワンタッチ的に行うことができ
る。また、空調空気の吹き出し口を接続した吹き出し部
材を、枠体の内向きフランジで支持したものであるか
ら、吹き出し部材の取付け及び取り外しも至極簡単であ
る。 従って本考案によると、照明具及び空調空気吹き出
し口を備えた天井の施工の 手間を軽減できる効果を有す
る。また、空調空気吹き出し口が接続された吹き出し部
材の取付け・取り外しは、枠体を支持桟に装着したまま
で行えるから、吹き出し部材の保守・点検の手間も軽減
できる。 更に、枠体の内側に空調空気吹き出し口を設け
たものであるから、全体としてすっきりしたデザインと
なり、美感を向上できる利点もある。 更に請求項2のよ
うに構成すると、ルーバを上下高さ調節することによ
り、照明具からの光の照射範囲を調節できるから、前記
請求項1の効果に加えて、照明環境の違いに的確に対応
できる効果も有する。この場合、ルーバは弾性的保持手
段で保持したものであるから、ルーバの高さ調節をワン
タッチ的にかつ無段階的に行える利点がある。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図において符号1で示す天井1は、平行に延びる
長尺状の多数本の第1支持桟2と、これら第1支持桟
と直交して延びる多数本の第2支持桟3と、相隣接した
4本の支持桟2,3で囲われた各単位開口部に配設した
多数枚の天井パネル5とで構成されている。
【0008】前記第1及び第2支持桟2,3は、それぞ
れ連結片6を介して連結された左右一対の垂直板7を備
えており、各垂直板7の上端に各々内向き鉤部8を一体
的に連接する一方、各垂直板7の下端に、前記天井パネ
ル5等を支持するためのフランジ部9を一体的に連接し
ており、各支持桟2,3の交差部の個所における内向き
鉤部8にそれぞれ板ナット10を係止し、これら各板ナ
ット10に、吊支部材11に貫通したボルト12を螺合
することにより、多数本の第1及び第2支持桟2,3を
平面視で格子状に連結するようにしている。
【0009】前記吊支部材11は、吊りボルト13を介
して横梁(図示せず)等に吊支されており、また、各
持桟2,3におけるフランジ9の上面には、天井パネル
5に対する位置決め用の突条14が形成されている。更
に、各支持桟2,3におけるフランジ9には内向きの鉤
部15が形成されており、この内向き鉤部15を利用し
て、間仕切り用の天井レール等を取り付けできるように
している。
【0010】相隣接した4本の支持桟2,3にて囲われ
た多数の単位開口部のうち任意の単位開口部に、当該
位開口部の内周に沿って延びる平面視矩形のリング状で
且つ断面下向き開口コ字状の枠体16を配設して、この
枠体16を、各支持桟2,3のフランジ部9にて支持す
る。前記枠体16における各直線部の中途高さ位置に
は、一対の第1ブラケット17aを介して蛍光灯ホルダ
ー18及び反射笠19が取付けられており、前記蛍光灯
ホルダー18を介して直管状の蛍光灯20を取付け、更
に、枠体16における各直線部の上端部内には、第2ブ
ラケット17bを介して安定器21を取り付けている。
【0011】前記枠体16の天板16cには、各蛍光灯
20に対する電源コードを挿通するためのコード挿通孔
16dが穿設されており(図3参照)、また、枠体16
における外側板16aの上部には、放熱孔22を適宜個
数穿設している。この放熱孔22は、枠体16の内側板
16b又は天板16cや第1ブラケット17aに設けて
も良い。
【0012】前記枠体16における各直線部内に、それ
ぞれ上下に開口したルーバ23を、略V字状に形成した
複数個のばね体24を介して上下動自在に装着してい
る。すなわち、各ルーバ23における内外両側板23a
下端部外面に、鉤状に形成した複数個の係止体25を
長手方向に沿って適宜隔てて固着する一方、前記各ばね
体24の下端24aと両上端24bとを各々リング状に
形成して、各ばね体24の下端24aを前記係止体25
に係止し、各ばね体24を、枠体16の内側面に固着し
た係合部材26の係合溝26a内に嵌め込んでおり、各
ばね体24の弾性に抗してルーバ23を個別に上下動さ
せることにより、各ルーバ23を個別に任意の高さに保
持でき、且つ、各ルーバ23を引き下ろしてばね体24
を手で窄め、ばね体24における両上端24bを係合部
材26から抜き外すことにより、各ルーバ23を枠体1
6から個別に取り外せるようにしている。
【0013】前記各ルーバ23における左右両側板23
aの下端は断面上向きコ字状に折り曲げられており、こ
の折り曲げ部23bを、枠体16の内側面下部に固着し
たストッパー27に接当させて、各ルーバ23の上限
置を規制するようにしている。そして、枠体16におけ
る各内側板16bの下端に内向きフランジ28を形成
し、この内向きフランジ28にて、空調空気の吹き出し
口30が接続された吹き出し部材29を支持し、吹き出
し口30から、温風や冷風等の調和空気を噴出させるよ
うにしている
【0014】この場合、前記吹き出し口30には、図5
に一点鎖線で示すように、調和空気の流量や風向を調節
するための調節装置31を設けても良い。また、図5に
二点鎖線で示すように、吹き出し部材29は枠体16に
おける中途高さに配置しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】室内の全景を示す図である。
【図2】支持桟の連結状態を示す分解斜視図である。
【図3】要部を示す平面図である。
【図4】図3のIV−IV視断面図である。
【図5】図3のV−V視断面図である。
【図6】図3のVI−VI視断面図である。
【図7】図6のVII−VII視断面図である。
【図8】図6及び図7のVIII−VIII視断面図である。
【図9】図7のIX−IX視図である。
【符号の説明】
1 天井 2,3 支持桟 5 天井パネル9 支持桟のフランジ 16 枠体 20 蛍光灯23 ルーバ 24 ばね体(弾性的な保持手段) 28 枠体の内向きフランジ 29 吹き出し部材 30 空調機器の吹き出し口

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端縁に一対のフランジ9を形成した支持
    桟2,3 を平面視で格子状に配置し、 これら支持桟2,3 で区画された多数の単位開口部に、天
    井パネル5を、支持桟2,3 のフランジ9で支持されるよ
    うにして配置するようにした天井において、この天井の
    任意の単位開口部に、当該単位開口部に装着した枠体16
    を介して照明具20と空調空気吹き出し部材29とを取付け
    る装置であって、 前記枠体16は、単位開口部の内周に沿って延びる平面視
    矩形の外側板16a 及び内側板16b と、これら内外側板16
    a,16b の上端間を塞ぐ天板16c とで平面視略額縁状に形
    成されており、この枠体16を、前記支持桟2,3 のフラン
    ジ9に載置することによって単位開口部に着脱自在に装
    着し、この枠体16の内外側板16a,16b で囲われた平面視
    矩形の中空部内に、蛍光灯等の照明具20を着脱自在に取
    付け、枠体16の内側板16b に内向きフランジ28を形成
    し、内側板16b で囲われた空所内に、空調空気の吹き出
    し口30が接続された吹き出し部材29を、前記枠体16の内
    向きフランジ28で支持することによって着脱自在に装着
    したこと、 を特徴とする天井への照明具及び空調空気吹き出し部材
    の取付け装置。
  2. 【請求項2】 「請求項1」において、前記枠体16を構成
    する4つの直線状部内に、当該各直線状部の長手方向に
    沿って延びると共に上下に開口したルーバ23を、弾性的
    な保持手段24により、上下高さ調節自在に装着したこと
    を特徴とする天井への照明具及び空調空気吹き出し部材
    の取付け装置。
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