JPH07318799A - 内視鏡対物光学系 - Google Patents

内視鏡対物光学系

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JPH07318799A
JPH07318799A JP13671394A JP13671394A JPH07318799A JP H07318799 A JPH07318799 A JP H07318799A JP 13671394 A JP13671394 A JP 13671394A JP 13671394 A JP13671394 A JP 13671394A JP H07318799 A JPH07318799 A JP H07318799A
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lens
aspherical
image
optical system
endoscope
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JP13671394A
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Haruko Magata
治子 真形
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、レンズ枚数が少なく歪曲
収差が良好に補正された非常に安価な内視鏡対物光学系
を提供することにある。 【構成】 本発明の内視鏡対物光学系は、生体内等の
物体の空洞内観察のため空洞内に挿入され物体像を固体
撮像素子に結像するもので、物体側より順に像側に凹面
を有する第1レンズと、明るさ絞りと、像側に凸面を有
する単レンズよりなる第2レンズとからなり、第1レン
ズの像側凹面が周辺で曲率が弱くなる非球面であり、又
第2レンズの像側凸面が周辺で曲率が弱くなる非球面で
あり、少ないレンズ枚数で歪曲収差が良好に補正されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ内視鏡の対物光
学系に関するもので、ビデオ内視鏡自身を使い捨てにし
得るために安価にした対物光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近医療の分野においては、内視鏡を外
科手段に用いるようにしている。従来、開腹手術を行な
って来た分野で、内視鏡や処置具を挿入する部分にのみ
穴をあけ、内視鏡下で手術を行なうことにより、患者の
回復期日が早くなると云う利点がある。
【0003】一方、近年医療において院内感染が問題で
あり、従来の内視鏡は、症例毎に滅菌を行なうことによ
り、院内感染を防止しているが、非常に手間の掛かるこ
とである。そのため最近では、院内感染の防止のための
滅菌以外の対策の一つとして、内視鏡を使い捨てにする
ことが提案されている。このように、内視鏡を使い捨て
にすることにより、処置後の滅菌の手間を省くことが出
来、病院内での作業の負担を軽減できる。
【0004】又内視鏡下外科手術では、生体内の像をテ
レビモニター上で観察しながら処置を行なうので、固体
撮像素子で撮像する内視鏡システムが必要になる。この
内視鏡システムは、図18に示すような構成である。即
ち、内視鏡1、光源2、固体撮像素子3、CCU、モニ
ター4からなり、固体撮像素子3にて撮像したものをC
CUにて画像処理を行ないモニター4にて観察する。
又、内視鏡1は、図18(B)に示すように、挿入部5
の先端部に対物レンズ部6と固体撮像素子3とが配置さ
れている。この固体撮像素子3を含めて、挿入部5と把
持部9とを合わせた全体を使い捨てにするためには、挿
入部を低コストに構成しなければならない。
【0005】最近固体撮像素子の製造技術の向上により
民生用固体撮像素子は、低コストにて購入し得る。その
ため、対物レンズのコストを低減すれば挿入部を低コス
トにすることが可能になる。
【0006】更に、近年外科手術に用いる内視鏡は、歪
のない像での観察が必要なため歪曲収差を除去する必要
がある。歪曲収差の発生する対物レンズにて形成された
像は、中心に比べて周辺の像が小さく歪んで見えるため
誤診につながるおそれがあり、又処置具の誘導にも支障
をきたす。そのために歪曲収差が良好に補正された内視
鏡対物レンズが要求される。
【0007】歪曲収差が良好に補正された内視鏡対物レ
ンズの従来例として、例えば特開平4−55807号公
報に記載されている光学系が知られている。しかし、こ
の従来例は、使用するレンズ枚数が多くコスト高にな
る。
【0008】また、構成レンズ枚数の少ない内視鏡対物
レンズの従来例として、特開平5−341185号に記
載されたものがある。この従来例は、物体側より順に、
負レンズと明るさ絞りと正レンズとよりなり、少ないレ
ンズ枚数で、像面湾曲は良好に補正されているが、歪曲
収差は補正されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、レン
ズ枚数が少なく歪曲収差が良好に補正された、非常に安
価な内視鏡対物光学系を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡対物光学
系は、生体内、その他物体の空洞内を観察するためにこ
れら空洞内に挿入される内視鏡先端に配置されていて固
体撮像素子に物体像を形成するための光学系で、物体側
より順に、像側に凹面を有する負の単レンズで像側の凹
面が周辺で曲率が弱くなる形状の非球面である第1レン
ズと、明るさ絞りと、像側に凸面を有する正の単レンズ
で像側の凸面が周辺で曲率が弱くなる形状の非球面であ
る第2レンズとより構成されている。
【0011】本発明の内視鏡対物レンズの基本構成は、
図1に示す通りであって、物体側より順に、像側に凹面
を有する負の単レンズである第1レンズL1 と、明るさ
絞りSと、像側に凸面を有する正の単レンズである第2
レンズL2 とよりなる。又符号Dは固体撮像素子であ
る。又第1レンズL1 の像側の凹面Rn および第2レン
ズL2 の像側の凸面Rp が、周辺において曲率が弱くな
る形状の非球面である。
【0012】本発明において、物体側より順に、負レン
ズと明るさ絞りと正レンズよりなる構成としたのは、明
るさ絞りより前方に負のレンズを配置することにより、
主光線を強く曲げてレンズ系広角化を可能にし、又明る
さ絞りより後方に正のレンズを配置することにより光束
を収束させかつ固体撮像素子に入射する主光線の光軸と
なす角度を小さく抑えることにより固体撮像素子に斜入
射させることによって生ずる色シューディングの画像に
与える影響を小さくすることが出来る。又像面湾曲を小
さく抑えるためには負のパワーを含む必要があり、レト
ロフォーカス型にするのが望ましい。又本発明では安価
な内視鏡対物レンズを構成するために、レンズ枚数を必
要最低限の2枚に抑えている。
【0013】また、上記の面を非球面にしたのは、歪曲
収差を補正しつつかつ他の収差も良好に補正するためで
ある。一般に非球面は、色収差と像面湾曲以外の収差補
正に有効である。特に第1レンズの凹面に設けた非球面
は、歪曲収差を補正する上で好適であり、又第2レンズ
の凸面に設けた非球面は、他の収差を良好に補正するの
に有効である。したがって非球面を用いないと、負の球
面収差、負のコマ収差(内コマ)、負の非点収差(メリ
ジオナル像面がサジタル像面よりも物体側に倒れた状
態)、負の歪曲収差(樽型歪曲収差)が発生する。
【0014】負の歪曲収差が発生するのは、像側から主
光線を逆追跡した時、像高の増大と共に主光線が第1レ
ンズの凹面によって画角が広がる方向に屈折されること
と、第2レンズの凸面によって強く曲がりすぎることに
よる。したがって、第1レンズの凹面における非球面と
第2レンズの凸面における非球面を、周辺に行く程曲率
が弱くなる形状にすることによって、主光線の過度の屈
折を抑制でき負の歪曲収差を補正することが出来る。更
に、非点収差も歪曲収差の補正と同様に、上記の非球面
の組合わせによって補正することが出来る。また、球面
収差とコマ収差は主として第2レンズの非球面によって
良好に補正できる。
【0015】次に、非球面による収差補正について詳細
に述べる。本発明で用いる非球面の形状は、下記の式
(a)にて表わされる。
【0016】上記式(a)におけるx,yは図17に示
すように光軸をx軸にとりその像の方向を正、光軸と垂
直な方向をy軸にとったもので、面と光軸との交点を原
点とした時の座標値である。また、ri は2次曲面項に
おける曲率半径、Piは円錐定数、Bi ,Ei ,Fi
i ・・・は夫々2次,4次,6次,8次,・・・の非
球面係数である。この式(a)は軸対称な面を表現する
ためには自由度が高く好適であるが、収差論的な説明に
は不向きであるため、作用の説明には下記の式(b)を
用いる。
【0017】上記式(b)でri は非球面の基準球面
(面頂において非球面に接する球面)の曲率半径、
i',Fi',Gi'・・・は夫々変換後の4次,6次,8
次・・・の非球面係数である。又式(a)から式(b)
への変換はテイラー展開を用いて行なうことができ、r
i'と12次までの低次の係数の変換式(c)を次に示
す。
【0018】ri'=ri /(1+2Bii ) Ei'=0.125 {Pi −(1+2Bii3 }/ri 3
ii'=0.0625{Pi 2−(1+2Bii5 }/ri 5
ii'=0.0390625 {Pi 3−(1+2Bii7 }/r
i 7+Gii'=0.02734375{Pi 4−(1+2Bii9 }/r
i 9+Hii'=0.02050782{Pi 5−(1+2Bii11}/r
i 11 +Ii 式(c)[以下上記の各式をまとめて式(c)と呼ぶ]
において各非球面係数式の右辺第1項が2次曲面項をテ
イラー展開して求めたものである。展開して求めた式は
無限級数となるため、有限次数の表現では近似になって
しまうが、通常12次の係数までを含めておけば極めて
よく近似できるためここでは12次までの計算式をのせ
るにとどめる。尚、式(a)においてPi =1,Bi
0であれば、変換の必要はなくなりri'=ri ,Ei'=
i ,Fi'=Fi ,Gi'=Gi・・・となる。
【0019】前記の非球面の式の非球面係数Ei'と面を
非球面にしたことによって生ずる3次の収差係数との関
係は、次の式(d),(e),(f),(g)で示され
る。
【0020】 ΔSAi =8hi 4・Ei'(ni-1 −ni ) (d) ΔCMi =8hi 3・hpi・Ei'(ni-1 −ni ) (e) ΔASi =8hi 2・hpi 2 ・Ei'(ni-1 −ni ) (f) ΔDTi =8hi ・hpi 3 ・Ei'(ni-1 −ni ) (g) ただし、ΔSAi ,ΔCMi ,ΔASi ,ΔDTi は夫
々非球面の4次の係数Ei'で生じる球面収差,コマ収
差,非点収差,歪曲収差の3次収差係数、hiは非球面
における近軸マージナル光線高、hpiは非球面における
近軸主光線高、ni-1 は屈折面の入射側の屈折率、ni
は屈折面の射出側の屈折率である。
【0021】上記の式(d),(e),(f),(g)
から、収差の種類によって、hi,hpiの次数が異なる
ため非球面の配置の仕方により各収差への影響が異な
る。
【0022】本発明の内視鏡対物レンズは、近軸マージ
ナル光線がレンズ系中光軸に対し同じ側にありhi は常
に正である。一方、近軸主光線は、絞りの中心で光軸を
横切るため、hpiは絞りの前後で正,負の符号が反転
し、絞りの前では負、絞りより後ろでは正である。この
光線高hi とhpiの正,負の符号を用いて算出した3次
の収差係数ΔSAi ,ΔCMi ,ΔASi ,ΔDTi
符号がそのまま非球面で発生する収差の正,負の符号に
なる。第1レンズの像側の凹面に非球面を用いてΔDT
i を正にするためには、Ei'(ni-1 −ni )を負にす
る必要がある。この時、ΔCMi は正になるが、ΔSA
i ,ΔASi は負になるため、第2レンズの像側の凸面
に非球面を設けて、ΔSAi ,ΔASi が正になるよう
にする必要がある。この第2レンズに用いる非球面は、
i'(ni-1 −ni )が正であるとすればΔSAi ,Δ
ASi ,ΔCMi ,ΔDTi のいずれも正になり、非球
面を用いない場合に発生する収差を夫々この非球面で打
ち消すことが出来る。
【0023】以上のことから、本発明では、第1レンズ
の像側の凹面に非球面を設け、この非球面が次の条件
(1)を満足するようにしてΔDTi ,ΔCMi を補正
している。
【0024】(1) E2'(n1 −n2 )<0 ただしE2'はi=2の面つまり第1レンズの像側の凹面
の非球面係数E’で、n1 ,n2 はその物体側および像
側の媒質の屈折率である。
【0025】また第2レンズの像側の凸面(i=5の
面)に非球面を設け次の条件(2)を満足するようにし
て、主として球面収差,コマ収差の補正を行なってい
る。
【0026】(2) E5'(n4 −n5 )>0 同様にE5'はi=5の面の非球面係数E’、n4 ,n5
はこの面の物体側および像側の媒質の屈折率である。
【0027】上記の条件(1),(2)を満足しない
と、ΔCMi ,ΔDTi がいずれも負になり、非球面を
設けない場合に発生する収差を非球面を設けることによ
り一層悪化させる。
【0028】以上のように、条件(1),(2)を満足
する非球面を設けることにより、収差を補正することが
出来るが、更に補正量を考慮すると、第1レンズの像側
の凹面が次の条件(4)を又第2レンズの像側の凸面が
次の条件(5)を満足することが好ましい。
【0029】(4) −0.2<E2'(n1 −n2
・f3 <−0.02 (5) 1>E5'(n4 −n5 )・f3 >0.05 ただし、fは全系の焦点距離である。
【0030】上記の条件(4),(5)の下限を越える
と、いずれも補正量が小さすぎて十分な補正が出来な
い。又上限を越えるといずれも非球面による補正が大き
すぎて、コマ収差,歪曲収差が補正過剰になり好ましく
ない。
【0031】上記の条件(1),(2)は、非球面の
正,負の符号を想定したものであるが、これら条件に代
えて、非球面の変位量で規定してもよい。前掲の非球面
の式(b)の第1項を除いたものが非球面の変移量Δx
i (y)になり、変移量Δxi (y)は、下記の式
(h)のように表わされる。
【0032】Δxi(y)=Ei'y4 +Fi'y6 +Gi'
8 +・・・ (h)上記の式(h)において、yの
次数はすべて偶数であるので、非球面係数の符号とその
影響によるΔxi (y)の変位の符号とは同じになる。
そのため、条件(1),(2)に代え、下記の条件
(6),(7)のように規定することが可能である。
【0033】 (6) Δx2 (y){n1 −n2 }<0 (7) Δx5 (y){n4 −n5 }>0 上記のΔxi(y)は、光軸からの距離であるyの関数であ
るが、本発明の主目的である歪曲収差の補正のために
は、最大像高における主光線の非球面上での光線高をh
c とすると、y=hc のところで、上記の条件(6),
(7)を満足する必要がある。そのため、条件(1),
(2)の代わりに夫々下記条件(8),(9)を用いる
ことが出来る。
【0034】 (8) Δx(hc2){n−n}<0 (9) Δx(hc5){n−n}>0 更に、光学系を小型化し、かつ像面湾曲を良好に補正す
るためには第1レンズ,第2レンズの焦点距離を夫々f
1 ,f2 とすると、次の条件(3)を満足することが望
ましい。
【0035】(3) 3.5<|f1 /f2 |<6 条件(3)の下限の3.5を越えると、対物レンズの全
長が長くなり、例えば挿入部先端に湾曲機構を設ける場
合には、先端硬質長が長くなり又上限の6を越えると像
面湾曲の補正が不十分になり好ましくない。
【0036】また、倍率の色収差の発生を極力抑えるた
めには、第1レンズ,第2レンズの硝材のアッベ数は大
きい方が望ましく、共に50以上にするのが好ましい。
アッベ数がそれより小さいと色収差特に倍率の色収差が
大きくなって、視野周辺で色のにじみが生じ好ましくな
い。
【0037】また、第1レンズの物体側の面は、平面で
あることが好ましい。この面が平面でなく強い凸面の場
合、照明光が入ってフレアーが発生したり、又内視鏡先
端からこの凸面が突出して破損のおそれがある。またこ
の面が凹面の場合、窪みの部分に水滴やゴミがたまりや
すく、観察に支障がでる。
【0038】
【実施例】次に本発明の内視鏡対物光学系の各実施例を
示す。 実施例1 f=3.312 ,Fナンバー=9.464 ,像高=2.28,視野角=70° 物体距離=-35 r1 =∞ d1 =1.0 n1 =1.49241 ν1 =57.66 r2 =6.76(非球面) d2 =3.0 r3 =∞(絞り) d3 =1.12 r4 =∞ d4 =3.46 n2 =1.49241 ν2 =57.66 r5 =-1.93 (非球面) 非球面係数 (第2面)P=-0.0354 ,B=0 ,E=-0.0030658,F=0 ,G=0 ,H=0 I=0 E2'=-3.485×10-3,E2'(n1 −n2 )・f3 =-0.06234 (第5面)P=0.1487,B=0 ,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 E5'=1.480 ×10-2,E5'(n4 −n5 )・f3 =0.2648 |f1 /f2 |=3.502
【0039】実施例2 f=3.387 ,Fナンバー=8.982 ,像高=2.28,視野角=70° 物体距離=-35 r1 =∞ d1 =1.0 n1 =1.49241 ν1 =57.66 r2 =7.3759(非球面) d2 =1.8851 r3 =∞(絞り) d3 =0.9594 r4 =7.5621(非球面) d4 =4.0514 n2 =1.49241 ν2 =57.66 r5 =-2.0088 (非球面) 非球面係数 (第2面)P=-5.6426 ,B=0 ,E=-0.0016989,F=0 ,G=0 ,H=0 I=0 E2'=-3.765×10-3,E2'(n1 −n2 )・f3 =-0.07204 (第4面)P=-10.2794,B=0 ,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 E4'=-3.260×10-3 (第5面)P=-0.1009 ,B=0 ,E=-0.15567×10-3,F=0 ,G=0 H=0 ,I=0 E5'=1.682 ×10-2,E5'(n4 −n5 )・f3 =0.3218 |f1 /f2 |=3.999
【0040】実施例3 f=3.374 ,Fナンバー=9.798 ,像高=2.28,視野角=70° 物体距離=-35 r1 =∞ d1 =1.0 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =8.1687(非球面) d2 =3.2821 r3 =∞(絞り) d3 =0 r4 =∞ d4 =5.7638 n2 =1.69680 ν2 =55.52 r5 =-2.7560 (非球面) 非球面係数 (第2面)P=-1.0859 ,B=0 ,E=-0.24141,F=0 ,G=0 ,H=0 I=0 E2'=-2.892×10-3,E2'(n1 −n2 )・f3 =-0.05736 (第5面)P=0.0247,B=0 ,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 E5'=5.824 ×10-3,E5'(n4 −n5 )・f3 =0.1559 |f1 /f2 |=4.000 ただしr1 ,r2 ,・・・ はレンズ各面の曲率半径、d
1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、n
1 ,n2 は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2は各レンズの
アッベ数である。
【0041】上記実施例1は、図2に示す通りで、像側
に凹面を持つ平凹レンズの第1レンズL1 と明るさ絞り
Sと像側に凸面を持つ平凸レンズの第2レンズL2 とよ
りなり、各レンズがプラスチックにより構成されてい
る。第1レンズL1 は、有効径の外側の物体側の外周部
にレンズ全周にわたって形成した切り欠き部11を有し
ている。又像側の外周部にはレンズ面の延長よりも光軸
に対する傾斜角が大きいテーパー部12を有している。
このテーパー部12によりレンズの側面は通常のレンズ
より厚く、レンズを保持枠に取付けた際にレンズが傾く
のを防止している。又、切り欠き部11は、第1レンズ
を取付ける際に接着剤を注入する部分である。又絞りS
は金属板にて構成されている。第2レンズL2 は有効径
の外側に光軸に沿って突出した円筒状の鍔部13を有し
ている。第2レンズL2 は、この鍔部13によって絞り
Sに当てつけられており、鍔部13が絞りと第2レンズ
との間隔を保持するための間隔管の機能を果たしてい
る。尚、切り欠き部11は、レンズ全周にわたって設け
る必要はなく、レンズ外周の複数個所にとびとびに設け
た凹部でも良い。
【0042】図3は、本発明の実施例2の断面図で、第
2レンズL2 の物体側の面が凸面になっている点を除き
図2に示す実施例1と同じである。又この実施例では、
第2レンズL2 の鍔部がレンズの像側の面で図2の第2
レンズのように光軸に垂直に立ち上がらずにレンズ面を
そのまま延長させた形になっている。
【0043】これら実施例1および実施例2は、第1レ
ンズL1 の像側の凹面と第2レンズの像側の凸面が、周
辺で曲率の弱まる形状の非球面で、条件(1),(2)
を満足し、又焦点距離の条件(3)も満足している。
【0044】また実施例2では、第2レンズL2 の物体
側の凸面が非球面で主として球面収差を補正している。
外観上は実施例1も実施例2も第2レンズL2 の有効径
の外側に突出した鍔部13を設けて薄板の明るさ絞りに
突き当てて明るさ絞りとレンズとの間隔を保つための間
隔管をなくしてレンズ系の組立を容易にした。更に第1
レンズL1の有効径の外側の一部にテーパー面12を設
けて故意にレンズの厚さが厚くなるようにしてレンズの
がたつきを抑えるようにし又物体側の面にレンズを固定
する接着剤を塗る切り欠き部11を設けてある。
【0045】実施例3は、図4に示す構成で第1レンズ
1 および第2レンズL2 ともにガラスにて構成されて
いる。第2レンズL2 の物体側の面は平面であり、絞り
Sに突き当てて組立てを容易にしている。この実施例3
も第1レンズL1 の像側の凹面および第2レンズL2
像側の凸面を周辺で曲率が弱くなる形状の非球面にし条
件(1),(2)を満足するようにしており、又焦点距
離の条件である条件(3)を満足するようにしている。
【0046】尚符号Cは固体撮像素子のカバーガラスで
ある。
【0047】上記の実施例1〜3の収差状況は、夫々図
5乃至図7に示す通りである。
【0048】次に図8乃至図12は、使用するプラスチ
ックレンズの形状を変化させた対物レンズの各種の例を
示すもので、これら図8〜12において、(A)は第2
レンズL2 をその物体側の面を平面にした例であり、
(B)は第2レンズL2 の物体側の面を凸面にした例で
ある。
【0049】又これら図8〜12のうち図8は、有効径
の外側は、図2,3におけるテーパー部12の代りに図
2,3の第2レンズの鍔部13と同様の外側に突出した
鍔部14としたもので、第1レンズの鍔部14と第2レ
ンズの鍔部13とにより薄板の明るさ絞りSを挟んで保
持するようにして間隔管を省略するようにした。又第2
レンズの鍔部13の像側端部の光軸に対し垂直に立ち上
がった部分の像側面と固体撮像素子のカバーガラスCと
の間に間隔管15を設けて対物レンズと撮像素子の間隔
を適正に保つようにしている。
【0050】図9は、第2レンズL2 の物体側の面の有
効径の外側に階段状の鍔部16を設けたものである。つ
まり内径の異なる2段の円筒状鍔部を形成したものであ
る。そして1段目の鍔部16bに明るさ絞りを接着し、
2段目の鍔部16aと第1レンズのテーパー部12との
間に薄板部材よりなるフレアー絞りFSを挟んで保持し
ている。
【0051】図10は、第1レンズL1 と第2レンズL
2 の間にプラスチックの平板17を配置し、この透明な
平板17と第2レンズL2 の鍔部13とにより薄板部材
よりなる明るさ絞りSを挟んで保持している。このよう
な構造にすることによって、自動組立を行ない易くなる
と共に部品の精度を良くすることが出来る。
【0052】図11は、第2レンズL2 に鍔部を設けず
に明るさ絞りSを一体に形成した間隔管18を配置して
第1レンズL1 と第2レンズL2 の間隔を所定の間隔に
保っている。明るさ絞りは、絞り径の小さい場合は、薄
板状の金属の絞りが有効であるが、絞り径が大きくて絞
りの厚さ方向の側面に光が当ることより生ずるフレアー
が気にならない場合には、図11に示すような間隔管に
一体に形成した絞りが組立上有利である。このような間
隔管と一体にした絞りは、全体をプラスチックにて成形
することも可能であり、又射出成形の際にいわゆるイン
サート成形によって一体に成形することによりプラスチ
ックに埋込むようにすることも可能である。これらの場
合、間隔管全体を黒色塗料で覆うか、或いはプラスチッ
ク中に黒色色素を混入して成形する等の手段を施す必要
がある。
【0053】図12は、第2レンズL2 の像側の有効径
の外側に突出した鍔部をレンズの物体側と像側の両方に
設けたものである。そして像側の鍔部19を固体撮像素
子のカバーガラスCに突き当ててレンズの間隔を保つた
めの間隔管を省略してレンズの組立てを容易にしたもの
である。
【0054】次に、本発明に用いている固体撮像素子の
カバーガラスの一例を図13[(A)は平面図、(B)
は断面図]に示してある。このように、カバーガラスの
物体側の外表面において、固体撮像素子の有効撮像面積
の2倍以下の面積を残してそれ以外の部分をテーパー面
21とし、必要な光学面を区別している。またこのよう
なテーパーを設けなくとも有効範囲を示す切り欠きや段
差を設けて必要な光学面を区別してもよい。カバーガラ
スCをこのような構造にすることにより、光学面の外観
検査時に有効範囲のみを検査でき歩留まりの向上を図る
ことが出来る。また、カバーガラスCの外表面上のゴミ
が写るのを防止するために、固体撮像素子の撮像面から
カバーガラス外表面までの距離を空気に換算した値を
x、対物レンズの有効Fナンバーの値をFNOとした時次
の条件(10)を満足することが望ましい。
【0055】(10) x>0.2・FNO ここでFNOと図13の(B)においてアクリル製(nd
=1.49241)のカバーガラスCの厚さ(t1 )と
固体撮像素子からカバーガラスの内側の表面までの距離
(t2 )の例を示す。
【0056】 上記条件(10)を満足しないとカバーガラス外表面に
のったゴミが画像上のシミや黒点等になり好ましくな
い。
【0057】非球面レンズの材質としては、プラスチッ
クが好ましくレンズの外形に厚い鍔部を設ける場合にも
プラスチックを射出成形により加工すれば容易に形成出
来る。しかしガラスをモールド加工して非球面レンズを
形成することも出来る。
【0058】図14は、本発明の対物レンズ系に赤外線
カットフィルターF1 を入れる場合の基本構成を示す図
である。本発明において赤外線カットフィルターを配置
する理由は、ビデオスコープの場合、固体撮像素子が可
視光以外の赤外光にも感度を有するため色再現性が悪化
し、又YAGレーザーの光を用いて治療を行なう場合、
レーザー光で固体撮像素子が飽和しスミアーやブルーミ
ング等により被写体の観察が行ないにくくなるためであ
る。この赤外カットフィルターの配置例を示したのが図
14であって、そのうち(A)は、第1レンズL1 と明
るさ絞りとの間に配置したもの、(B)は第2レンズL
2 と固体撮像素子のカバーガラスCとの間に配置した
例、(C)は固体撮像素子のカバーガラスを赤外カット
フィルターとした例、(D)は固体撮像素子のカバーガ
ラスCの後ろに赤外カットフィルターを設けた例であ
る。その他、(E)プラスチックレンズに赤外カットコ
ートを施す方法や(F)プラスチックレンズに赤外光を
カットする色素を混入する方法等が考えられる。
【0059】上記の赤外カットフィルター配置例のう
ち、図14の(A)に示す構成で、本発明の実施例2に
適用したものを図15に示す。この例に限らず、上記の
図14の(A)〜(D)の配置および前記(E),
(F)の方法を夫々実施例1〜3(図2〜図4)や図8
〜12の(A),(B)のレンズ系に用いる場合等種々
の配置が考えられる。
【0060】図16は、本発明の対物光学系に斜視を可
能にするプリズムを配置した例であって、第1レンズL
1 ,第2レンズL2 ,プリズムPのいずれもプラスッチ
クで構成している。この例では、第1レンズL1 は平凹
レンズであり、ここでは鍔部、テーパー部等は設けられ
ていない。斜視プリズムPは、入射面と二つの反射面と
射出面を有している。入射面は斜めの光軸に垂直であ
り、ここから入射した光軸は、第1反射面により反射さ
れ第2反射面に向かう。第2反射面は、光軸を内視鏡の
長手方向に向けるためのもので、第1レンズL1 の有効
径の僅かに外の部分から入射面に対して若干傾斜して形
成されている。また射出面は光軸に垂直である。射出光
軸は第2レンズL2 の光軸と一致している。又第1レン
ズL1 と斜視プリズムとは接着され一体化されている。
【0061】又本発明において組立てを容易にしてコス
トの低減をはかるため、図8乃至図12に示すように第
1レンズから固体撮像素子までのすべての部品を端面に
突き当てる構造にすればよい。このようにすべての部品
を端面にて突き当てる構造にすれば、従来、固体撮像素
子を移動させて組立て時の焦点調整を行なっていたが、
このような焦点調整を行なわなくともよく、組立てが容
易になると共に部品点数も減少しコストを低減させるこ
とが出来る。
【0062】以上述べた対物光学系は、硬性鏡用に限ら
ず挿入部先端が湾曲する軟性鏡用とすることも可能であ
る。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、構成レンズ枚数が2枚
でしかも歪曲収差が良好に補正された非常に安価な対物
光学系になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対物光学系の基本構成を示す図
【図2】本発明の実施例1の構成を示す図
【図3】本発明の実施例2の構成を示す図
【図4】本発明の実施例3の構成を示す図
【図5】本発明の実施例1の収差曲線図
【図6】本発明の実施例2の収差曲線図
【図7】本発明の実施例3の収差曲線図
【図8】本発明で用いるレンズの形状・配置を示す例を
示す図
【図9】本発明で用いるレンズの形状・配置を示す他の
第2の例を示す図
【図10】本発明で用いるレンズの形状・配置を示す他
の第3の例を示す図
【図11】本発明で用いるレンズの形状・配置を示す他
の第4の例を示す図
【図12】本発明で用いるレンズの形状・配置を示す他
の第5の例を示す図
【図13】固体撮像素子のカバーガラスの例を示す図
【図14】本発明の対物光学系における赤外カットフィ
ルターの配置例を示す図
【図15】本発明の実施例2における赤外カットフィル
ターの配置例を示す図
【図16】斜視用とした本発明対物光学系の例を示す図
【図17】非球面の座標系を示す図
【図18】内視鏡の構成を示す図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体内その他の物体の空洞内を観察するた
    めに該空洞内に挿入される内視鏡の挿入部先端に配置さ
    れ、固体撮像素子に像を形成するための光学系で、物体
    側より順に、像側に凹面を有する負の単レンズで像側の
    凹面が周辺で曲率の弱くなる形状の非球面である第1レ
    ンズと、明るさ絞りと、像側に凸面を有する正の単レン
    ズで該凸面が周辺で曲率が弱くなる形状の非球面である
    第2レンズとよりなる内視鏡対物光学系。
  2. 【請求項2】上記第1レンズ,第2レンズがいずれもプ
    ラスチックにて構成されている請求項1の内視鏡対物光
    学系。
  3. 【請求項3】上記第1レンズの凹の非球面が条件(1)
    を満足し又上記第2レンズの凸の非球面が条件(2)を
    満足することを特徴とする請求項1の内視鏡対物光学
    系。 (1) E2'(n1 −n2 )<0 (2) E5'(n4 −n5 )>0 ただし、E2',E5'は夫々第1レンズの凹の非球面およ
    び第2レンズの凸の非球面の4次の非球面係数、n1
    2 は夫々第1レンズの凹の非球面の物体側および像側
    の媒質の屈折率、n4 ,n5 は夫々第2レンズの凸の非
    球面の物体側および像側の媒質の屈折率である。
  4. 【請求項4】次の条件(3)を満足する請求項1の内視
    鏡対物光学系。 (3) 3.5<|f1 /f2 |<6 ただし、f1 ,f2 は夫々第1レンズおよび第2レンズ
    の焦点距離である。
  5. 【請求項5】上記第2レンズが物体側の面の有効径の外
    側に物体側に突出した鍔を設け、該鍔を絞りに突き当て
    るように配置した請求項1の内視鏡対物光学系。
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