JPH0731867Y2 - タレットパンチプレスのワーククランプ装置 - Google Patents

タレットパンチプレスのワーククランプ装置

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JPH0731867Y2
JPH0731867Y2 JP1989071200U JP7120089U JPH0731867Y2 JP H0731867 Y2 JPH0731867 Y2 JP H0731867Y2 JP 1989071200 U JP1989071200 U JP 1989071200U JP 7120089 U JP7120089 U JP 7120089U JP H0731867 Y2 JPH0731867 Y2 JP H0731867Y2
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JP
Japan
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clamp
work
punch press
axis
turret punch
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Application number
JP1989071200U
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JPH0314022U (ja
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聡 松浦
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はタレットパンチプレスにより打抜くべきワー
クをクランプするワーククランプ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種のワーククランプ装置として、例えば実開昭
62-10922号や特開昭56-56738号公報に記載されたものが
公知である。
前者のワーククランプ装置は移動機構により移動自在な
キャリッジにクランプを移動自在に設けた構造で、クラ
ンプは固定用シリンダにより任意な位置に固定できるよ
うになっている。
また後者のワーククランプ装置は、移動用駆動源により
クランプが自走できる構造となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし前者のものはキャリッジを移動自在に支持するキ
ャリッジベースに長いレールを必要としたり、クランプ
の移動を頻繁に繰返すと誤差が累積されて、指令値に対
してクランプの位置がずれるなどの不具合があった。
また後者のものはクランプ専用の移動用駆動源を必要と
するため構造が複雑でかつ高価であると共に、重量も重
くなるなどの不具合があった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、構成が簡単なタレットパンチプレスのワーククラン
プ装置を安価に提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、タレットパンチ
プレスにより打抜くべきワークをクランプしてXY方向へ
移動するワーククランプ装置において、上記ワーククラ
ンプ装置のクランプを、X軸モータにより移動自在なX
軸キャリッジにX軸方向への移動自在に設け、かつX軸
キャリッジとクランプの間には、クランプをX軸キャリ
ッジの任意な位置に係止する係止手段を設けると共に、
上記クランプの移動方向の一定位置に、該クランプを一
時係止するストッパ機構を設けたことにより、X軸キャ
リッジに対するクランプの位置の移動をX軸モータによ
りX軸キャリッジを移動することにより行えるようにし
たタレットパンチプレスのワーククランプ装置を提供す
るものである。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面を参照して詳述すると、図に
おいて1はタレットパンチプレスで、タレット2を有し
ており、タレット2の加工部2aでシート状のワーク3を
打抜き加工するようになっている。
4は上記タレットパンチプレス1のワーク搬入側に設置
されたローダで、このローダ4によりワーク3がXYテー
ブル5上へ搬入されるようになっている。
上記XYテーブル5はY軸方向へ移動自在なY軸キャリッ
ジ(図示せず)と、X軸フレーム6の前面に布設された
ガイドレール7に沿って移動自在なX軸キャリッジ10を
有していて、X軸キャリッジ10はX軸モータ8により移
動されるようになっている。
また上記X軸キャリッジ10の前面にはT字溝10aが形成
されていて、このT字溝10aにクランプ11に設けられた
係止杆12の頭部12aが嵌入されている。
上記クランプ11の両側には、ブラケット13が固着されて
いて、これらブラケット13にクランプレバー14の下端が
ピン15により枢着されている。
上記クランプレバー14の上端側は圧縮ばね16によりクラ
ンプ11と接近する方向へ付勢されていると共に、クラン
プレバー14の中間部に係止杆12の先端部がピン17により
枢着されている。
一方上記クランプ11の上部には、複数のクランプシリン
ダ20が設けられている。
上記クランプシリンダ20は油圧により突出するラム20a
を有していて、これらラム20aの先端が上記クランプレ
バー14の先端部にクランプ11側より当接されていると共
に、クランプ11の下部にワーク3をクランプする爪体11
aが設けられている。
また図中21はストッパ機構で、ストッパシリンダ22によ
りY軸方向へ移動自在なストッパ23を有している。
上記ストッパ23はX軸フレームの下部に設けられたガイ
ド24に案内されてクランプ11方向へ突出するようになっ
ており、先端部が固定位置に停止されたクランプ11の下
面係止部11bに嵌入できるようになっている。
次に作用を説明すると、ローダ4により第1図のA位置
へ搬入されたワーク3はX軸キャリッジ10に設けられた
クランプ11の爪体11aにクランプされて第1図Bに示す
固定位置まで搬送される。
次にこの状態でストッパ機構21のストッパシリンダ22に
よりストッパ23をクランプ11側へ移動させて、ストッパ
23の先端をクランプ11底部の係止部11bへ嵌入し、一方
のクランプ11を係止する。
そしてこの状態でクランプシリンダ20内の油圧を抜出し
て係止杆12を緩め、X軸キャリッジ10とクランプ11の係
止状態を解除したら、X軸モータ8によりX軸キャリッ
ジ10を所定距離移動させる。
このとき、クランプ11はストッパ23により係止されてい
るため、X軸キャリッジ10のみが移動する。
そしてX軸キャリッジ10が所定位置に達したら、クラン
プシリンダ20へ油圧を供給してクランプレバー14をピン
15を中心に回動して係止杆12をけん引し、係止杆12の頭
部12aをT字溝10aに圧着させてX軸キャリッジ10にクラ
ンプ11を係止したら、ストッパシリンダ22によりストッ
パ23を後退させてクランプ11の係止を解除する。
一方のクランプ11の移動が完了したら他方のクランプ11
も同様にしてX軸キャリッジ10に対して位置を移動すれ
ばよく、専用の移動用駆動源を必要とせずにクランプ11
の位置の移動が行えるようになる。
またタレットパンチプレス1により成形の完了したワー
ク3はアンローダ25によりXYテーブル5上より搬出され
た後矢印C方向へと搬送される。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、ワークをクランプする
クランプの移動を、X軸キャリッジを移動するX軸モー
タにより行うようにしたことから、従来のようにクラン
プ専用の移動用駆動装置を必要とせず、装置の構造が簡
単となって安価に提供できると共に、重量も軽くなるた
め、ワークの高速搬送が可能になる。
また一定位置に、クランプと嵌合して位置決め精度よく
クランプを一時係止するストッパ機構を設けたことか
ら、繰返し位置決めを行っても位置決め時の誤差が従来
のように累積されることもなく、これによって指令値に
正確にクランプを位置決めすることもできるようになる
ため、精度の高い加工が可能になると共に、累積された
誤差によってクランプが金型などと干渉し、両者が破損
するなどの不具合も解消することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は全体的な平
面図、第2図はクランプの正面図、第3図は第2図III-
III線に沿う断面図、第4図はストッパ機構の断面図、
第5図は同平面図である。 1はタレットパンチプレス、3はワーク、8はX軸モー
タ、10はX軸キャリッジ、11はクランプ、21はストッパ
機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タレットパンチプレス1により打抜くべき
    ワーク3をクランプしてXY方向へ移動するワーククラン
    プ装置において、上記ワーククランプ装置のクランプ11
    を、X軸モータ8により移動自在なX軸キャリッジ10に
    X軸方向へ移動自在に設け、かつX軸キャリッジ10とク
    ランプ11の間には、クランプ11をX軸キャリッジ10の任
    意な位置に係止する係止手段を設けると共に、上記クラ
    ンプ11の移動方向の一定位置に、該クランプ11と嵌合し
    てクランプ11を一時係止するストッパ機構21を設けてな
    るタレットパンチプレスのワーククランプ装置。
JP1989071200U 1989-06-20 1989-06-20 タレットパンチプレスのワーククランプ装置 Expired - Lifetime JPH0731867Y2 (ja)

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JPH0314022U JPH0314022U (ja) 1991-02-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724879B2 (ja) * 1985-08-26 1995-03-22 株式会社アマダ 板材加工機械における加工範囲変更方法
JPH0763785B2 (ja) * 1986-10-21 1995-07-12 株式会社アマダ パンチプレスにおける製品取出し方法
JPS63215325A (ja) * 1987-03-05 1988-09-07 Murata Mach Ltd 板材の把持移送装置

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JPH0314022U (ja) 1991-02-13

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