JPH07318286A - 熱交換器のシール構造 - Google Patents

熱交換器のシール構造

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Publication number
JPH07318286A
JPH07318286A JP10673094A JP10673094A JPH07318286A JP H07318286 A JPH07318286 A JP H07318286A JP 10673094 A JP10673094 A JP 10673094A JP 10673094 A JP10673094 A JP 10673094A JP H07318286 A JPH07318286 A JP H07318286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat plate
packing
hakama
heat exchanger
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP10673094A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Uragami
明宏 浦上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
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Publication of JPH07318286A publication Critical patent/JPH07318286A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0219Arrangements for sealing end plates into casing or header box; Header box sub-elements
    • F28F9/0224Header boxes formed by sealing end plates into covers
    • F28F9/0226Header boxes formed by sealing end plates into covers with resilient gaskets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ラジエータ,オイルクーラ等の熱
交換器のシール構造に関し、座板が変形した場合にも、
シール性を充分に確保することを目的とする。 【構成】 タンク31の開口部33に沿って、タンク3
1から外側に突出する袴部35を形成するとともに、開
口部33および袴部35を座板37により覆い、座板3
7の外周を袴部35の裏面43に固定し、座板37の周
縁部に沿って形成される凹部45内に環状のパッキン4
7を収容し、このパッキン47を袴部35の前面49に
当接してなる熱交換器のシール構造において、袴部35
の前面49を座板37の凹部45側に向けてV字状また
はU字状に突出して袴部側突出部51を形成するととも
に、座板37の凹部45を袴部35と反対側に向けてV
字状またはU字状に突出して座板側突出部53を形成
し、袴部側突出部51と座板側突出部53との間に、断
面矩形状のパッキン47を押圧状態で折曲して収容して
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジエータ,ヒーター
コア等の熱交換器のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラジエータ等の熱交換器のシール
構造として、例えば、実開昭63−134282号公報
に開示されるものが知られている。
【0003】図4は、この公報に開示される熱交換器の
シール構造を示すもので、この熱交換器のシール構造で
は、タンク11の開口部13に沿って、タンク11から
外側に突出する袴部15が形成されている。
【0004】そして、開口部13および袴部15が座板
17により覆われ、座板17の外周のかしめ部19が袴
部15の裏面に固定されている。また、座板17の周縁
部に沿って形成される凹部21内に円環状のパッキン2
3が収容され、このパッキン23が袴部15の前面に当
接されている。
【0005】そして、座板17の凹部21は、袴部15
と反対側に向けてV字状に突出され座板側突出部25が
形成されている。なお、符号27は、座板17に挿通さ
れるチューブを示している。
【0006】このような熱交換器のシール構造では、パ
ッキン23が座板側突出部25の内面にA,Bの二点で
確実に接触するため、シール性を向上することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の熱交換器のシール構造では、例えば、座板1
7が変形し、袴部15への座板17の固定が緩むと、パ
ッキン23を座板側突出部25の内面に向けて押圧する
押圧力が減少し、シール性が低下する虞れがあるという
問題があった。
【0008】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、座板が変形した場合にも、シール
性を充分に確保することができる熱交換器のシール構造
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換器のシー
ル構造は、タンクの開口部に沿って、前記タンクから外
側に突出する袴部を形成するとともに、前記開口部およ
び袴部を座板により覆い、前記座板の外周を前記袴部の
裏面に固定し、前記座板の周縁部に沿って形成される凹
部内に環状のパッキンを収容し、このパッキンを前記袴
部の前面に当接してなる熱交換器のシール構造におい
て、前記袴部の前面を前記座板の凹部側に向けてV字状
またはU字状に突出して袴部側突出部を形成するととも
に、前記座板の凹部を前記袴部と反対側に向けてV字状
またはU字状に突出して座板側突出部を形成し、前記袴
部側突出部と座板側突出部との間に、断面矩形状のパッ
キンを押圧状態で折曲して収容してなるものである。
【0010】
【作用】本発明の熱交換器のシール構造では、袴部側突
出部と座板側突出部との間に、断面矩形状のパッキンを
押圧状態で収容したので、弾性を有するパッキンが中央
から折曲され、このパッキンの折曲による反発力によ
り、パッキンの両縁が座板側突出部の内面に強固に押圧
される。
【0011】また、座板が変形し、袴部への座板の固定
が緩んだ場合にも、パッキンの折曲による反発力によ
り、パッキンの両縁が座板側突出部の内面に強固に押圧
される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の熱交換器のシール構造
をラジエータに適用した一実施例を示すもので、図にお
いて符号31は、樹脂からなるタンクを示している。
【0013】このタンク31の開口部33に沿って、タ
ンク31から外側に突出する袴部35が形成されてい
る。そして、タンク31の開口部33および袴部35を
覆って座板37が配置されている。
【0014】この座板37の中央には、チューブ39が
挿通されている。座板37の外周には、かしめ部41が
形成され、このかしめ部41が、袴部35の裏面43に
かしめ固定されている。
【0015】座板37の周縁部に沿って凹部45が形成
されており、この凹部45内に環状のパッキン47が収
容されている。しかして、この実施例では、図2に示す
ように、袴部35の前面49が、座板37の凹部45側
に向けてV字状に突出され、袴部側突出部51が形成さ
れている。
【0016】また、座板37の凹部45が、袴部35と
反対側に向けてV字状に突出され、座板側突出部53が
形成されている。そして、袴部35の袴部側突出部51
の突出角度θ1 が、例えば100度、座板37の座板側
突出部53の突出角度θ2 が、例えば、120度とさ
れ、袴部側突出部51の突出角度θ1 が、座板側突出部
53の突出角度θ2 より小さくされている。
【0017】袴部側突出部51と座板側突出部53との
間には、断面矩形状のパッキン47が押圧状態で収容さ
れている。このパッキン47は、例えば、エチレン・プ
ロピレン・ジエンモノマー(EPDM)ゴム,アクリル
ゴム等の充分に弾力性を有するゴムにより形成されてい
る。
【0018】上述した熱交換器のシール構造では、図3
に示すように、座板37の凹部45にパッキン47を収
容した状態で、袴部側突出部51により、パッキン47
の中央を押圧し、パッキン47を中央から折曲した後、
座板37の外周に形成されるかしめ部41を、袴部35
の裏面43にかしめることにより、座板37がタンク3
1に固定される。
【0019】しかして、上述した熱交換器のシール構造
では、袴部側突出部51と座板側突出部53との間に、
断面矩形状のパッキン47を押圧状態で収容したので、
弾性を有するパッキン47が中央から折曲され、このパ
ッキン47の折曲による反発力により、パッキン47の
両縁a,bが座板側突出部53の内面に強固に押圧さ
れ、主にパッキン47の両縁a,bと、袴部側突出部5
1の先端cにより確実なシールが行われる。
【0020】また、座板37が変形し、袴部35への座
板37の固定が緩んだ場合にも、パッキン47の折曲に
よる反発力により、パッキン47の両縁a,bが座板側
突出部53の内面に強固に押圧されるため、座板37が
変形した場合にも、シール性を充分に確保することがで
きる。
【0021】さらに、上述した熱交換器のシール構造で
は、袴部側突出部51の突出角度θ 1 を、座板側突出部
53の突出角度θ2 より小さくしたので、袴部側突出部
51によりパッキン47の中央を押圧し、パッキン47
を確実に折曲することができる。
【0022】なお、以上述べた実施例では、袴部側突出
部51および座板側突出部53をV字状に形成した例に
ついて説明したが、本発明はかかる実施例に限定される
ものではなく、例えば、U字状に形成しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の熱交換器の
シール構造では、座板が変形し、袴部への座板の固定が
緩んだ場合にも、パッキンの折曲による反発力により、
パッキンの両縁が座板側突出部の内面に強固に押圧され
るため、座板が変形した場合にも、シール性を充分に確
保することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換器のシール構造の一実施例を示
す断面図である。
【図2】図1の熱交換器のシール構造を分解した状態を
示す説明図である。
【図3】図1の熱交換器のシール構造の組み立てを示す
説明図である。
【図4】従来の熱交換器のシール構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
31 タンク 33 開口部 35 袴部 37 座板 43 裏面 45 凹部 47 パッキン 49 前面 51 袴部側突出部 53 座板側突出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク(31)の開口部(33)に沿っ
    て、前記タンク(31)から外側に突出する袴部(3
    5)を形成するとともに、前記開口部(33)および袴
    部(35)を座板(37)により覆い、前記座板(3
    7)の外周を前記袴部(35)の裏面(43)に固定
    し、前記座板(37)の周縁部に沿って形成される凹部
    (45)内に環状のパッキン(47)を収容し、このパ
    ッキン(47)を前記袴部(35)の前面(49)に当
    接してなる熱交換器のシール構造において、 前記袴部(35)の前面(49)を前記座板(37)の
    凹部(45)側に向けてV字状またはU字状に突出して
    袴部側突出部(51)を形成するとともに、前記座板
    (37)の凹部(45)を前記袴部(35)と反対側に
    向けてV字状またはU字状に突出して座板側突出部(5
    3)を形成し、前記袴部側突出部(51)と座板側突出
    部(53)との間に、断面矩形状のパッキン(47)を
    押圧状態で折曲して収容してなることを特徴とする熱交
    換器のシール構造。
JP10673094A 1994-05-20 1994-05-20 熱交換器のシール構造 Pending JPH07318286A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20080027066A (ko) * 2006-09-22 2008-03-26 한라공조주식회사 라디에이터
JP2016183788A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 株式会社デンソー 熱交換器
WO2017022399A1 (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 株式会社デンソー 熱交換器

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JP2016183788A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 株式会社デンソー 熱交換器
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