JPH07318150A - 空気調和システム及びそれに用いる熱交換換気機 - Google Patents

空気調和システム及びそれに用いる熱交換換気機

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JPH07318150A
JPH07318150A JP6107057A JP10705794A JPH07318150A JP H07318150 A JPH07318150 A JP H07318150A JP 6107057 A JP6107057 A JP 6107057A JP 10705794 A JP10705794 A JP 10705794A JP H07318150 A JPH07318150 A JP H07318150A
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heat exchange
signal
air conditioner
exchange ventilator
air
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JP6107057A
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Takeshi Yamamoto
毅 山本
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • F24F11/54Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication using one central controller connected to several sub-controllers

Abstract

(57)【要約】 【目的】連動すべき組合せを現場にてミスなく容易に設
定できる空気調和システムを提供する。 【構成】空気調和機A1〜A3と熱交換換気機V1,V2 が共通
のバスB により中央監視制御装置10に接続されている。
熱交換換気機V1のリモコン91のモード切り換えキー101b
により、熱交換換気機V1の制御部41を連動対象設定モー
ドにする。次いで所望の空気調和機A1のリモコン71の運
転・停止キー81を運転に切り換えると、制御部41がメモ
リ61に上記所望の空気調和機A1を連動対象として記憶す
る。システム稼働時、熱交換換気機V1はバスB を介して
通信信号をモニタすることにより空気調和機A1の運転又
は停止を認識し、これに応じて自動的に運転又は停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の空気調和機と熱
交換換気機が共通バス方式で中央監視制御装置に接続さ
れた空気調和システム及びそれに用いる熱交換換気機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ビル
等では、複数台の空気調和機と複数台の熱交換換気機と
を有する空気調和システムが提供されている。上記の熱
交換換気機は、屋外からの給気と室内からの排気との間
で熱交換をさせつつ換気することができるものであり、
これにより、換気とともに、空気調和機による温度調節
を助け、省エネを図るものである。このため、通常、熱
交換換気機は、空気調和機と連動して運転されるように
なっている。
【0003】従来は、施工時に、工事者が、連動して運
転しようとする空気調和機と熱交換換気機とを、現場で
確認しながら互いの間を信号線で配線するか、又は、各
装置同士の間を全て配線し、連動すべき装置をアドレス
設定するようにしていた。前者の場合には、後に、連動
の組合せを変更するときに再配線が必要であるという不
具合がある。そこで、通常、後者のようなアドレス設定
が行われている。
【0004】例えば、n台の空気調和機A1,A2,
…,Anとm台の熱交換換気機V1,V2,…,Vmと
を含む空気調和システムにおいて、熱交換換気機V1を
空気調和機A1,A2と連動して運転させる場合、熱交
換換気機V1の制御部のアドレス設定部に、連動対象と
しての空気調和機A1,A2のアドレスを設定してい
た。従来、このアドレス設定のため、工事者が、空気調
和機A1,A2に対応する番号を、番号表等で確認しな
がら、熱交換換気機V1の制御板に、手動で入力してい
た。
【0005】しかしながら、入力すべき番号をいちいち
確認しながらのアドレス設定作業は、非常に煩雑であ
り、またミスも生じやすかった。一方、上記のような空
気調和システムでは、各部屋の空気調和機を手元のリモ
ートコントローラで個別に制御する個別分散の空調制御
とともに、中央でこれら複数台の空気調和機や熱交換換
気機を一括で監視、および制御を行う中央集中制御が主
流になってきている。この場合、例えば、特開平6−2
929号公報のように、各装置を共通の信号線により中
央監視制御装置に接続する共通バス方式が採用されてい
る(例えば特開平6−2929号公報参照)。そして、
この公報記載の空気調和システムでは、空調機のリモー
トコントローラを用いて空調機のアドレスを設定するこ
とが行われている。この場合、システムの通信制御に必
ず必要なアドレス設定を空調機のリモートコントローラ
を利用して行うため、アドレス設定専用の装置を備える
必要がないという利点がある。しかし、各空調機のアド
レスを中央監視制御装置に設定するだけであるので、各
機の連動等については、別途に、中央監視制御装置にお
いて、空調機に対応する番号等を確認しながら設定する
必要があり、面倒な作業となっていた。
【0006】本発明は、上述の技術的課題を解決し、連
動すべき機の組合せの設定を現場にてミスなく容易に行
える空気調和システム及びそれに用いる熱交換換気機を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る空気調和システムは、複数の空気調
和機および少なくとも一つの熱交換換気機が共通のバス
により中央監視制御装置に接続された空気調和システム
において、上記熱交換換気機に対応するリモートコント
ローラにそれぞれ設けられ、第1の信号を出力させるた
めの第1の操作キーと、各空気調和機にそれぞれ対応す
るリモートコントローラにそれぞれ設けられ、第2の信
号を出力させるための第2の操作キーと、上記熱交換換
気機に設けられ、当該熱交換換気機が連動すべき空気調
和機を記憶するためのメモリとを含み、上記熱交換換気
機の制御部は、上記第1の操作キーによる第1の信号の
入力に応じて、上記メモリに上記連動すべき空気調和機
を記憶可能な連動対象設定モードを設定し、このモード
において出力された上記第2の信号を上記バスを介して
入力すると、これに応じて、上記第2の信号を出力した
空気調和機を、連動すべき空気調和機としてメモリに記
憶させることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に係る空気調和システム
は、請求項1記載の空気調和システムにおいて、上記第
2の操作キーは空気調和機の運転キーであることを特徴
とするものである。また、請求項3に係る熱交換換気機
は、請求項1又は2記載の空気調和システムに用いる熱
交換換気機において、各空気調和機と中央監視制御装置
との間の通信信号を上記バスを介して受信する通信部を
含み、上記メモリは、上記通信信号に含まれる、少なく
とも1つの連動すべき空気調和機に対応する識別信号を
記憶しておくものであり、上記熱交換換気機の制御部
は、上記連動対象設定モードが解除された状態で、上記
通信部により受信した通信信号が上記連動すべき空気調
和機に対応する識別信号を含んでいる場合に、上記受信
した通信信号に基づいて上記連動すべき空気調和機の運
転、停止への切り換えを認識し、上記連動すべき空気調
和機の少なくとも1つが運転されると熱交換換気機を運
転させ、上記連動すべき空気調和機の全てが停止される
と熱交換換気機を停止させることを特徴とする。
【0009】請求項4に係る空気調和システムは、複数
の空気調和機および少なくとも一つの熱交換換気機が共
通のバスにより中央監視制御装置に接続された空気調和
システムにおいて、上記熱交換換気機に対応するリモー
トコントローラにそれぞれ設けられ、第1の信号を出力
させるための第1の操作キーと、各空気調和機にそれぞ
れ対応するリモートコントローラにそれぞれ設けられ、
第2の信号を出力させるための第2の操作キーと、上記
中央監視制御装置に設けられ、連動すべき熱交換換気機
と空気調和機との組合せを記憶するためのメモリとを含
み、上記中央監視制御装置は、上記第1および第2の信
号のうちの予め定める何れか一方の信号の入力に応じ
て、当該信号を出力した装置とこれに連動すべき装置の
組合せを上記メモリに記憶するための連動対象設定モー
ドを設定し、このモードにおいて、出力された上記第1
および第2の信号のうちの他方の信号を入力すると、こ
れに応じて、上記他方の信号を出力した機を、上記一方
の信号を出力した機と連動させるように、両機をメモリ
に記憶させることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記請求項1に係る発明の空気調和システムに
よれば、一の熱交換換気機のリモートコントローラの第
1の操作キーを操作することにより、第1の信号を出力
し、上記一の熱交換換気機の制御部を連動対象設定モー
ドに設定する。この状態で、上記一の熱交換換気機が連
動する対象としての空気調和機のリモートコントローラ
の第2の操作キーを操作することにより、第2の信号を
出力させる。この第2の信号を上記一の熱交換換気機の
制御部がモニタし、第2の信号を出力した空気調和機を
連動すべき対象として、メモリに記憶させる。
【0011】上記請求項2に係る発明の空気調和システ
ムによれば、空気調和機のリモートコントローラに設け
られる第2の操作キーは、必ず必要な運転キーを利用し
ているので、アドレス設定専用の操作キーを設ける必要
がない。上記請求項3に係る発明の熱交換換気機によれ
ば、下記の作用を奏する。すなわち、空気調和機が運転
又は停止される場合には、対応するリモートコントロー
ラによる指令が出される場合と、中央監視制御装置から
指令が出される場合とがあるが、前者の場合であって
も、空気調和装置に関わる情報が上記バスを介して中央
監視制御装置へ送信されている。本熱交換換気機の通信
部は、各空気調和機と中央監視制御装置との間の通信信
号(中央監視制御装置から空気調和機への指令信号、又
は各空気調和機から央監視制御装置への情報伝達信号で
ある)を、通信部を介して、受信している。そして、制
御部は、通信信号の中に連動すべき空気調和機の識別信
号が含まれている場合には、上記受信した通信信号に基
づいて上記連動すべき空気調和機の運転、停止への切り
換えを認識し、上記連動すべき空気調和機の少なくとも
1つが運転されると熱交換換気機を運転させ、上記連動
すべき空気調和機の全てが停止されると熱交換換気機を
停止させる。
【0012】上記請求項4に係る発明の空気調和システ
ムによれば、例えば、第1の信号に応じて連動対象設定
モードが設定されるように予め定められている場合であ
れば、熱交換換気機のリモートコントローラの操作キー
によって第1の信号を出力することにより、中央監視制
御装置を連動対象設定モードに設定し、このモードにお
いて、空気調和機のリモートコントローラの操作キーに
よって第2の信号を出力する。この信号を中央監視制御
装置がモニタし、第2の信号を出力した空気調和機を、
第1の信号を出力した熱交換換気機と連動させるよう
に、メモリに記憶する。
【0013】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例に係る空気調和シス
テムの概略構成図である。同図を参照して、本空気調和
システムは、1台の中央監視制御装置10に対して、3
台の空気調和機A1,A2,A3と、2台の熱交換換気
機V1,V2が共通のバスBにより接続されている。
【0014】中央監視制御装置10は、各機A1〜A
3,V1,V2との間で情報通信するための通信部11
を有している。各空気調和機A1,A2,A3のそれぞ
れには、制御部21,22,23、および通信部31,
32,33が設けられている。各制御部21〜23の機
能には、対応する空気調和機A1,A2,A3の運転
を制御すること、対応する空気調和機A1,A2,A
3と中央監視制御装置10との間の、通信部11および
通信部31〜33を介する情報通信を制御することが含
まれている。
【0015】各熱交換換気機V1,V2のそれぞれに
は、制御部41,42、通信部51,52およびメモリ
61,62が設けられている。各制御部41,42の機
能には、対応する熱交換換気機V1,V2の運転を制
御すること、対応する熱交換換気機V1,V2と中央
監視制御装置10との間の、通信部11および通信部5
1,52を介する情報通信を制御すること、および後
述するように連動対象設定モードにおいて対応するメモ
リ61,62に連動対象としての空気調和機を記憶させ
ること、が含まれている。
【0016】各空気調和機A1,A2,A3には、対応
する空気調和機A1,A2,A3をそれぞれ操作するた
めのリモートコントローラ71,72,73が接続され
ている。また、各熱交換換気機V1,V2には、対応す
る熱交換換気機V1,V2をそれぞれ操作するためのリ
モートコントローラ91,92が接続されている。制御
部41は、熱交換換気機V1が連動する対象としての所
定の空気調和機をメモリ61に記憶可能な状態とする、
連動対象設定モードを設定できるようになっている。同
様に、制御部42は、対応する熱交換換気機V1が連動
する対象としての所定の空気調和機をメモリ62に記憶
可能な状態とする連動対象設定モードを設定できるよう
になっている。
【0017】熱交換換気機V1,V2に対応するリモー
トコントローラ91,92のそれぞれには、対応する熱
交換換気機V1,V2の運転/停止を切り換える運転・
停止キー101a,102aが設けられている。また、
熱交換換気機V1,V2に対応するリモートコントロー
ラ91,92のそれぞれには、対応する熱交換換気機V
1,V2の制御部41,42を、上記連動対象設定モー
ド又は普通モード(非設定モード)に切り換えるため
の、第1の操作キーとしてのモード切り換えキー101
b,102bが設けられている。
【0018】また、空気調和機A1,A2,A3に対応
する各リモートコントローラ71,72,73のそれぞ
れには、対応する空気調和機A1,A2,A3の運転/
停止を切り換え操作する第2の操作キーとしての運転・
停止キー81,82,83が設けられている。中央監視
制御装置10の通信部11から出力される通信信号に
は、情報を伝達すべき相手先の機A1〜A3,V1,V
2を特定するための識別信号としてのコード信号の後
に、実際に伝達しなければならない情報、例えば各機A
1〜A3,V1,V2を運転又は停止させる信号等が含
まれている。各機A1〜A3,V1,V2は上記の通信
信号を、モニタしており、読みとったコード信号が自身
のものである(すなわち、自身への通信である)場合に
限り、通信信号の内容を読み取り、読み取った内容に応
じた動作をするようになっている。
【0019】一方、各機A1〜A3,V1,V2から中
央監視制御装置10へは、それぞれの機A1〜A3,V
1,V2の動作状況を知らせるための通信信号(モニタ
信号)が出力されている。この通信信号には、各機A1
〜A3,V1,V2を特定するための識別信号としての
コード信号が含まれている。これにより、中央監視制御
装置10は、何れの機A1〜A3,V1,V2からの通
信かを認識することができる。
【0020】次に、上述した連動対象設定モードでの設
定動作について図2に示すフローチャートに基づいて説
明する。例えば熱交換換気機V1を空気調和機A1,A
2と連動させるように設定をする場合、まず、熱交換換
気機V1のリモートコントローラ91のモード切り換え
キー101bを操作することにより、熱交換換気機V1
の制御部41を連動対象設定モードにしておく。
【0021】制御部41は、モードを読み取り(ステッ
プS1)、連動対象設定モードである場合には、何れか
の空気調和機のコード信号の入力を待つ(ステップS
3)。ここで、連動対象としての空気調和機A1のリモ
ートコントローラ71の運転・停止キー81により、空
気調和機A1を停止から運転に切り換える。これに応じ
て、空気調和機A1からは、この空気調和機A1が運転
状態になったことを中央監視制御装置10にバスBを介
して知らせる通信信号が出力される。制御部41は、こ
の通信信号をバスBを介して受信し、これに含まれる空
気調和機A1識別用のコード信号の入力に次いで空気調
和機A1が運転状態になることを、上記通信信号から認
識し、空気調和機A1に対応するコードをメモリ61に
格納すると共に空気調和機A1に対する連動運転モード
となる(ステップS3〜S6)。なお、空気調和機A1
が停止状態になると認識された場合には、メモリ61か
ら空気調和機A1に対応するコードが消去され(ステッ
プS6,S7)、次いで全コードが消去されているか否
かを判断し、全コードが消去されている場合には連動運
転モードを解除する(ステップS9,S10)。
【0022】次いで、ステップS11に移り、上記モー
ド切り換えキー101bを操作して連動対象設定モード
を解除しなければ、次の空気調和機のコード信号の入力
を待つ状態となる(ステップS11,S3)。ここで、
空気調和機A2のリモートコントローラ72の運転・停
止キー82を操作して、空気調和機A2を運転状態に切
り換えると、空気調和機A2識別用のコード信号が、メ
モリ41に格納され、空気調和機A2に対する連動運転
モードとなる(ステップS3〜S5)。次いで、上記モ
ード切り換えキー101bを操作することにより連動対
象設定モードを解除すると、設定が終了する(ステップ
S11)。
【0023】次に通常の運転制御での制御部41の動作
について図3に示すフローチャートに基づいて説明す
る。熱交換換気機V1の制御部41は、バスBを通じて
伝達される中央監視制御装置10と各機との通信信号
を、通信部51を介して受信しており、通信信号が有っ
た場合に、その通信信号に含まれるコード信号を読み取
る(ステップS1,S2)。次いで、ステップS3で、
読み取った空気調和機に対する連動運転モードになって
いるか否かを判断する。連動運転モードの場合には、読
み取ったコード信号が予めメモリに記憶した空気調和機
A1又は空気調和機A2に対応するコード信号であるこ
とを条件として、その通信内容(例えば中央監視制御装
置10からの運転指令信号や停止指令信号、又は空気調
和機A1,A2から運転開始や停止を知らせるモニタ信
号)を読み取り(ステップS4,S5)、ステップS6
で、連動対象の何れかの空気調和機が運転しているか或
いはこれから運転されると判断された場合には、熱交換
換気機V1の運転を開始させ或いは運転を継続させる
(ステップS7)。また、ステップS6で、連動対象の
何れの空気調和機も運転されていないか或いはこれから
その状態となる(すなわち連動対象の全ての空気調和機
が停止)と判断された場合には、熱交換換気機V1の運
転を停止させ或いは停止を継続させる(ステップS
8)。このように連動運転モードである場合に、ステッ
プS3〜ステップS8の動作を繰り返すことにより、空
気調和機A1,A2の運転・停止に連動して、熱交換換
気機V1が運転又は停止される。
【0024】また、ステップS3で連動運転モードでな
いと判断された場合、自身への指令であることを条件と
して(ステップS9)、運転指令ならば熱交換換気機V
1の運転を開始し(ステップS10,S11)、停止指
令ならば熱交換換気機V1の運転を停止させる(ステッ
プS12,S13)。このように連動運転モードでない
場合には、熱交換換気機は自身への指令に応じて運転又
は停止する。
【0025】本実施例によれば、連動される組合せを、
各実機A1〜A3,V1,V2のリモートコントローラ
操作により設定するので、この設定を、現場にて、工事
者やユーザがミスなく且つ容易に行うことができる。特
に、連動対象設定モードにある熱交換換気機V1,V2
の制御部41,42に対して、連動対象としての空気調
和機A1〜A3を記憶させるための信号は、空気調和機
A1〜A3のリモートコントローラ71〜73に設けた
運転キー81〜83の操作により、出力されるようにし
た。したがって、アドレス設定専用の操作キーを設ける
必要がなく、構造を簡素化することができる。
【0026】また、上記のように連動対象としての空気
調和機A1〜A3を熱交換換気機V1,V2側に記憶さ
せるようにしたが、これは、実際のシステムの稼働時に
おいて、熱交換換気機V1,V2が、中央監視制御装置
10と各空気調和機A1〜A3との間でバスBを介して
なされる通信信号を受信して、連動対象の空気調和機が
運転又は停止されることを認識し、自動的に連動するよ
うにしたことにより、実効がある。さらに、熱交換換気
機V1,V2側の受信によって連動を実現するので、中
央監視制御装置10の制御や通信信号が複雑化すること
がなく、中央監視制御装置10の構造を簡素化すること
ができる。
【0027】図4は、本発明の他の実施例を示してい
る。同図を参照して、本実施例が図1の実施例と異なる
のは、 連動させる各機A1〜A3,V1,V2の組合せを
中央監視制御装置10のメモリ12に記憶させるように
したこと、 熱交換換気機V1,V2のリモートコントローラ9
1,92のモード切り換えキー101b,102bの操
作によって、中央監視制御装置10が、そのメモリ12
に連動させる各機A1〜A3,V1,V2の組合せを格
納可能な連動対象設定モードと、通常モード(非設定モ
ード)とに切り換えられるようになっていること、 通常モードでは、中央監視制御装置10は、連動さ
れる組合せとして記憶した所定の空気調和機A1〜A3
に運転/停止指令を出す場合や、上記所定の空気調和機
A1〜A3から運転/停止に関わるモニタ信号を受けた
場合に、連動させるべき熱交換換気機V1,V2を運転
又は停止させる指令を出すようにしていることである。
【0028】本実施例によれば、連動される組合せを、
各実機A1〜A3,V1,V2のリモートコントローラ
操作により設定するので、この設定を、現場にて、工事
者やユーザがミスなく且つ容易に行うことができる。特
に、連動対象設定モードにある中央監視制御装置10に
対して、連動対象としての空気調和機A1〜A3を記憶
又は消去させるための信号は、空気調和機A1〜A3の
リモートコントローラ71〜73に設けた運転キー81
〜83の操作により、出力されるようにした。したがっ
て、アドレス設定専用の操作キーを設ける必要がなく、
構造を簡素化することができる。
【0029】なお、本実施例において、モード切り換え
キーを空気調和機A1〜A3のリモートコントローラ7
1〜73に設けることもできる。この場合、空気調和機
A1〜A3側のリモートコントローラ操作によって連動
対象設定モードに設定した状態で、熱交換換気機V1,
V2のリモートコントローラ91,92の運転・停止キ
ー101a,102aを運転側に操作することにより、
中央監視制御装置10のメモリ12に連動される組合せ
が記憶される。すなわち、連動対象設定モード設定のた
めにモード切り換えキーが操作されたリモートコントロ
ーラに対応する空気調和機に対して、運転・停止キー1
01a,102aが操作されたリモートコントローラ9
1,92に対応する熱交換換気機V1,V2が、連動さ
れる組合せとしてメモリ12に格納され又は消去され
る。
【0030】上記各実施例においては、連動設定のため
に運転・停止キーを操作するようにしたが、設定専用の
キーを設けても良く、その他、本発明は、種々の設計変
更を施すことができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る空気調和システムによれ
ば、一の熱交換換気機のリモートコントローラの操作に
より連動対象設定モードを設定し、この状態で、連動対
象となる空気調和機のリモートコントローラ操作により
出力された信号を、上記一の熱交換換気機の制御部がモ
ニタし、信号を出力した空気調和機を連動対象としてメ
モリに記憶する。連動される組合せを各実機のリモート
コントローラ操作により、設定するので、この設定を、
現場にて、工事者やユーザがミスなく且つ容易に行うこ
とができる。
【0032】上記請求項2に係る空気調和システムによ
れば、空気調和機のリモートコントローラに設けられる
第2の操作キーは、必ず必要な運転キーを利用している
ので、アドレス設定専用の操作キーを設ける必要がな
い。上記請求項3に係る熱交換換気機によれば、下記の
効果を奏する。すなわち、請求項1又は2記載の空気調
和システムでは、連動すべき対象を熱交換換気機のメモ
リに設定するようにしているが、本熱交換換気機を用い
ることにより、上記の設定を、空気調和システムの実際
の稼働において実効あらしめることができる。というの
は、本熱交換換気機は、空気調和システムの稼働時にお
いて、中央監視制御装置と各空気調和機との間でバスを
介してなされる通信信号を受信し、これにより連動すべ
き空気調和機の運転、停止を認識し、これに基づいて熱
交換換気機を自動的に運転又は停止する。これにより、
上記空気調和システムにおいて、熱交換換気機のメモリ
に連動対象としての空気調和機を記憶させたことが、実
際の空気調和システムの稼働において意味のあることと
なる。また、熱交換換気機側の受信によって連動を実現
するので、中央監視制御装置の制御等が複雑化すること
がなく、また中央監視制御装置の構造を簡素化すること
ができる。
【0033】上記請求項4に係る発明の構成によれば、
例えば、第1の信号に応じて連動対象設定モードが設定
されるように予め定められている場合であれば、熱交換
換気機のリモートコントローラの操作キーによって第1
の信号を出力することにより、中央監視制御装置を連動
対象設定モードに設定し、このモードにおいて、空気調
和機のリモートコントローラの操作キーによって第2の
信号を出力する。この信号を中央監視制御装置がモニタ
し、第2の信号を出力した空気調和機を、第1の信号を
出力した熱交換換気機と連動させるように、両機を中央
監視制御装置のメモリに記憶する。連動される組合せを
各実機のリモートコントローラ操作により、設定するの
で、この設定を、現場にて、工事者やユーザがミスなく
且つ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空気調和システムの概
略構成図である。
【図2】連動対象を設定する制御の流れを示すフローチ
ャートである。
【図3】システム稼働時の制御の流れを示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の他の実施例に係る空気調和システムの
概略構成図である。
【符号の説明】
10 中央監視制御装置 11 通信部 12 メモリ A1,A2,A3 空気調和機 31,32,33 通信部 71,72,73 リモートコントローラ 81,82,83 運転・停止キー(第2の操作キ
ー) V1,V2 熱交換換気機 41,42 制御部 52,52 通信部 61,62 メモリ 91,92 リモートコントローラ 101b,102b モード切り換えキー(第1の操
作キー)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の空気調和機(A1,A2,A3)および少なく
    とも一つの熱交換換気機(V1,V2) が共通のバス(B) によ
    り中央監視制御装置(10)に接続された空気調和システム
    において、 上記熱交換換気機(V1,V2) に対応するリモートコントロ
    ーラ(91,92) にそれぞれ設けられ、第1の信号を出力さ
    せるための第1の操作キー(101b,102b) と、 各空気調和機(A1,A2,A3)にそれぞれ対応するリモートコ
    ントローラ(71,72,73)にそれぞれ設けられ、第2の信号
    を出力させるための第2の操作キー(81,82,83)と、 上記熱交換換気機(V1,V2) に設けられ、当該熱交換換気
    機(V1,V2) が連動すべき空気調和機(A1,A2,A3)を記憶す
    るためのメモリ(61,62) とを含み、 上記熱交換換気機の制御部(41,42) は、上記第1の操作
    キー(101b,102b) による第1の信号の入力に応じて、上
    記メモリ(61,62) に上記連動すべき空気調和機(A1,A2,A
    3)を記憶可能な連動対象設定モードを設定し、このモー
    ドにおいて出力された上記第2の信号を上記バス(B) を
    介して入力すると、これに応じて、上記第2の信号を出
    力した空気調和機(A1,A2,A3)を、連動すべき空気調和機
    としてメモリ(61,62) に記憶させることを特徴とする空
    気調和システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の空気調和システムにおい
    て、 上記第2の操作キーは空気調和機の運転キー(81,82,83)
    であることを特徴とする空気調和システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の空気調和システムに
    用いる熱交換換気機において、 各空気調和機(A1,A2,A3)と中央監視制御装置(10)との間
    の通信信号を上記バス(B) を介して受信する通信部(51,
    52) を含み、 上記メモリ(61,62) は、上記通信信号に含まれる、少な
    くとも1つの連動すべき空気調和機(A1,A2,A3)に対応す
    る識別信号を記憶しておくものであり、 上記熱交換換気機(V1,V2) の制御部(41,42) は、上記連
    動対象設定モードが解除された状態で、上記通信部(51,
    52) により受信した通信信号が上記連動すべき空気調和
    機(A1,A2,A3)に対応する識別信号を含んでいる場合に、
    上記受信した通信信号に基づいて上記連動すべき空気調
    和機(A1,A2,A3)の運転、停止への切り換えを認識し、上
    記連動すべき空気調和機(A1,A2,A3)の少なくとも1つが
    運転されると熱交換換気機(V1,V2) を運転させ、上記連
    動すべき空気調和機(A1,A2,A3)の全てが停止されると熱
    交換換気機(V1,V2) を停止させることを特徴とする熱交
    換換気機。
  4. 【請求項4】複数の空気調和機(A1,A2,A3)および少なく
    とも一つの熱交換換気機(V1,V2) が共通のバス(B) によ
    り中央監視制御装置(10)に接続された空気調和システム
    において、 上記熱交換換気機(V1,V2) に対応するリモートコントロ
    ーラ(91,92) にそれぞれ設けられ、第1の信号を出力さ
    せるための第1の操作キー(101b,102b) と、 各空気調和機(A1,A2,A3)にそれぞれ対応するリモートコ
    ントローラ(71,72,73)にそれぞれ設けられ、第2の信号
    を出力させるための第2の操作キー(81,82,83)と、 上記中央監視制御装置(10)に設けられ、連動すべき熱交
    換換気機(V1,V2) と空気調和機(A1,A2,A3)との組合せを
    記憶するためのメモリ(12)とを含み、 上記中央監視制御装置(10)は、上記第1および第2の信
    号のうちの予め定める何れか一方の信号の入力に応じ
    て、当該信号を出力した装置とこれに連動すべき装置の
    組合せを上記メモリに記憶するための連動対象設定モー
    ドを設定し、このモードにおいて、出力された上記第1
    および第2の信号のうちの他方の信号を入力すると、こ
    れに応じて、上記他方の信号を出力した機を、上記一方
    の信号を出力した機と連動させるように、両機をメモリ
    (12)に記憶させることを特徴とする空気調和システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014066375A (ja) * 2012-09-24 2014-04-17 Daikin Ind Ltd 調湿装置
WO2021200221A1 (ja) * 2020-04-02 2021-10-07 ダイキン工業株式会社 空気調和システム

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