JPH0731780U - フックの外止めロック装置 - Google Patents
フックの外止めロック装置Info
- Publication number
- JPH0731780U JPH0731780U JP6961793U JP6961793U JPH0731780U JP H0731780 U JPH0731780 U JP H0731780U JP 6961793 U JP6961793 U JP 6961793U JP 6961793 U JP6961793 U JP 6961793U JP H0731780 U JPH0731780 U JP H0731780U
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- Japan
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- hook
- main body
- body portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、フックの外止めが回動してフック
からワイヤー等の吊り下げ物が外れるのを確実に防止で
きるフックの外止めロック装置を提供するものである。 【構成】 フックの外止めロック装置(10)の本体部
(12)の中間部には回動阻止部(16)が突設した状
態で溶接等により固着されている。前記本体部(12)
の端部(18),(20)には同軸上に貫通孔(2
2),(24)が形成されている。これら貫通孔(2
2),(24)には留めピン(14)の一端部に形成さ
れた直線部(26)が挿入するようになっている。この
直線部(26)の先端部には留めピン(14)の他端部
に形成された鉤状の係止部(28)が係止して、留めピ
ン(14)の中間部に形成されたバネ部(30)の付勢
力により前記係止部(28)は前記直線部(26)に確
実に係止して本体部(12)から外れるのを防止してい
る。
からワイヤー等の吊り下げ物が外れるのを確実に防止で
きるフックの外止めロック装置を提供するものである。 【構成】 フックの外止めロック装置(10)の本体部
(12)の中間部には回動阻止部(16)が突設した状
態で溶接等により固着されている。前記本体部(12)
の端部(18),(20)には同軸上に貫通孔(2
2),(24)が形成されている。これら貫通孔(2
2),(24)には留めピン(14)の一端部に形成さ
れた直線部(26)が挿入するようになっている。この
直線部(26)の先端部には留めピン(14)の他端部
に形成された鉤状の係止部(28)が係止して、留めピ
ン(14)の中間部に形成されたバネ部(30)の付勢
力により前記係止部(28)は前記直線部(26)に確
実に係止して本体部(12)から外れるのを防止してい
る。
Description
【0001】
本考案は、クレーン等に取り付けられるフックの外止めが不用意に回動するこ とにより前記フックに吊り下げられているワイヤー等が外れることを防止するフ ックの外止めロック装置に関する。
【0002】
図5に示されるようにクレーン等に取り付けられる釣り針形状のフック(1) の基端部(1A)には外止め支持ブラケット(2)が突設固定されている。この 外止め支持ブラケット(2)には前記フック(1)に吊り下げられたワイヤー( 3)等が外れるのを防止するために外止め(4)が回動可能に軸支されている。 この外止め(4)はコイルバネ(5)(図3に示す)によって矢印A方向に常時 付勢されている。また、前記外止め(4)の先端部(4A)はフック(1)の先 端部(1B)に形成された段部(6)に当接して、それ以上矢印A方向へ回動す るのを阻止されている。 このため、ワイヤー(3)をフック(1)に係止させる場合は外止め(4)を コイルバネ(5)の付勢力に抗して矢印B方向に押圧すれば外止め(4)は矢印 B方向に回動して外止め(4)の先端部(4A)とフック(1)の先端部(1B )との間に隙間ができるので、この隙間からワイヤー(3)をフック(1)に係 止することができる。 そして、外止め(4)の矢印B方向への押圧を解除すれば外止め(4)は前記 コイルバネ(5)の付勢力により矢印A方向に回動して外止め(4)の先端部( 4A)はフック(1)の先端部(1B)の段部(6)に当接するため、ワイヤー (3)が外れるのを阻止できる。 しかし、何らかの原因によりクレーンの作動中に前記フック(1)の外止め( 4)が矢印B方向へ回動して、外止め(4)の先端部(4A)とフック(1)の 先端部(1B)との間に隙間ができてワイヤー(3)がフック(1)から外れて しまう場合がある。
【0003】
本考案は、上記不具合を解消すべく考案されたものであり、フックの外止めが 回動してフックからワイヤー等の吊り下げ物が外れるのを確実に防止できるフッ クの外止めロック装置を提供するものである。
【0004】
請求項1記載の考案は、クレーン等に取り付けられるフックに配設される略U 字形状の本体部と、この本体部の中間部に突設された回動規制部と、前記本体部 の両端部にそれぞれ形成された貫通孔と、この貫通孔に挿入されて前記本体部が フックから脱落するのを防止する着脱可能な係合ピンと、を有することを特徴と している。
【0005】
請求項1の考案は、フックの外止めが回動しようとしても外止めは本体部の回 動阻止部に当接して、それ以上の回動を阻止されるため、外止めの先端部とフッ クの先端部との間にはほとんど隙間が生じることがないのでフックからワイヤー 等の吊り下げ物が外れるのを確実に防止できる。
【0006】
図1及び図2には本考案に係るフックの外止めロック装置の一実施例が示され ている。 このフックの外止めロック装置(10)は本体部(12)と係合ピンとしての 留めピン(14)とから構成されている。この本体部(12)は鋼板で正面視U 字状に折り曲げ形成されている。この本体部(12)の中間部には鋼板で矩形状 に形成された回動阻止部(16)が突設した状態で溶接等により固着されている 。 前記本体部(12)の端部(18),(20)には同軸上に貫通孔(22), (24)が形成されている。これら貫通孔(22),(24)には前記留めピン (14)の一端部に形成された直線部(26)が挿入するようになっている。こ の直線部(26)の先端部には留めピン(14)の他端部に形成された鉤状の係 止部(28)が係止して、留めピン(14)の中間部に形成されたバネ部(30 )の付勢力により前記係止部(28)は前記直線部(26)に確実に係止して本 体部(12)から外れるのを防止している。
【0007】 次に、実施例の作用について説明する。 まず、フック(1)にワイヤー(3)を係止する場合は外止め(4)をコイル バネ(5)の付勢力に抗して矢印B方向に押圧して外止め(4)の先端部(4A )とフック(1)の先端部(1B)との間に隙間を形成して、ワイヤー(3)を フック(1)に係止する。 この状態でフックの外止めロック装置(10)をフック(1)に取り付けるの であるが、まずフックの外止めロック装置(10)の本体部(12)を持って、 本体部(12)の端部(18)と端部(20)との間にフック(1)の外止め支 持ブラケット(2)を対応させて本体部(12)を上方へ押し込む。これにより 、前記外止め支持ブラケット(2)の両側に前記本体部(12)の端部(18) と端部(20)とが位置する。 そして、本体部(12)の貫通孔(22),(24)に前記留めピン(14) の直線部(26)を挿入してから留めピン(14)の係止部(28)を係止させ る。これによりフックの外止めロック装置(10)はフック(1)に取り付けら れる。 従って、フック(1)の外止め(4)が矢印B方向に回動しようとしても外止 め(4)は本体部(12)の回動阻止部(16)に当接して、それ以上矢印B方 向に回動するのを阻止される。このため、外止め(4)の先端部(4B)とフッ ク(1)の先端部(1B)との間にはほとんど隙間が生じることがないのでフッ ク(1)からワイヤー(3)が外れることがない。 なお、フック(1)からワイヤー(3)を外す場合は前記留めピン(14)の 直線部(26)と係止部(28)との係止を解除して本体部(12)から留めピ ン(14)を取り外して、フック(1)から本体部(12)を取り去れば、フッ ク(1)を矢印B方向に回動できるので、フック(1)からワイヤー(3)を外 すことができる。
【0008】 なお、実施例では本体部(12)と回動阻止部(16)を別途に形成して回動 阻止部(16)を本体部(12)に溶接等で固着したが、最初から本体部(12 )と回動阻止部(16)を一体形成してもよい。
【0009】
以上説明したように本考案に係るフックの外止めロック装置は、フックの外止 めの回動を阻止できるので、フックからワイヤー等の吊り下げ物が外れるのを防 止できるという優れた効果を有する。
【図1】本考案に係るフックの外止めロック装置の正面
図である。
図である。
【図2】本考案に係るフックの外止めロック装置の側面
図である。
図である。
【図3】本考案に係るフックの外止めロック装置を取り
付けたフックの正面図である。
付けたフックの正面図である。
【図4】本考案に係るフックの外止めロック装置を取り
付けたフックの斜視図である。
付けたフックの斜視図である。
【図5】フックの側面図である。
(10)・・・フックの外止めロック装置 (12)・・・本体部 (14)・・・留めピン (16)・・・回動阻止部 (22)・・・貫通孔 (24)・・・貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 クレーン等に取り付けられるフックに配
設される略U字形状の本体部と、この本体部の中間部に
突設された回動規制部と、前記本体部の両端部にそれぞ
れ形成された貫通孔と、この貫通孔に挿入されて前記本
体部がフックから脱落するのを防止する着脱可能な係合
ピンと、を有することを特徴とするフックの外止めロッ
ク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069617U JP2528370Y2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | フックの外止めロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069617U JP2528370Y2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | フックの外止めロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731780U true JPH0731780U (ja) | 1995-06-16 |
JP2528370Y2 JP2528370Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=13408011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993069617U Expired - Lifetime JP2528370Y2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | フックの外止めロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528370Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9561939B1 (en) | 2015-07-17 | 2017-02-07 | Tadano Ltd. | Crane hook and crane truck |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5456558A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-07 | Tokyo Electric Co Ltd | Hair clipper |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP1993069617U patent/JP2528370Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5456558A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-07 | Tokyo Electric Co Ltd | Hair clipper |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9561939B1 (en) | 2015-07-17 | 2017-02-07 | Tadano Ltd. | Crane hook and crane truck |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2528370Y2 (ja) | 1997-03-12 |
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