JPH07315576A - コンテナーストック装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンテナーを段積み状態のまま搬送ベルト
（搬送手段）上に自動的に降ろすことができるコンテナ
ーストック装置を提供する。 【構成】 搬送ベルト２９を設けた台２に立設された枠
体３の上部に油圧シリンダー７が設けられ、この７によ
って昇降するコンテナーストック枠４が設けられてい
る。この４には支持片４３をステッピングモーター４８
で動作させるストック部４５，４６，４７が設けられて
いる。コンテナーストック枠４はコンテナー１０を４段
積み重ねた高さより高い位置に上昇するようになってい
る。台２の全部にはローラーコンベアー４９が連絡され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、製造機械等から送り出
された製品等を受け入れ収納したコンテナーを自動的に
何段かに積み上げストックするコンテナーストック装置
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、図１５に示すようなコンテナース
トック装置６８があった。台７１の後部の端に昇降用の
油圧シリンダー７を内側に設けたアーチ状の枠体６９を
垂直に立設し、コンテナーをストックするコンテナース
トック枠７０が前記枠体６９に支持案内され前記油圧シ
リンダー７により昇降する昇降枠７２に水平に片持ち状
態で取り付けられている。コンテナーストック枠７０の
下に搬送されたコンテナーを一つずつ積み上げストック
して行く積上部１２と、段積したコンテナーを一つずつ
積み降ろして行く積降部１１が設けられている。積上部
１２は、コンテナーを支持できる適宜な幅で支持片１５
が設けられている。支持片１５は支転軸１７に該支転軸
１７と同回転するよう取り付け固定されていて、支転軸
１７は回転自在に取り付けられている。支持片１５は支
持状態では水平状態になっている。積降部１１は、コン
テナーを支持できる適宜な幅で支持片２０が設けられて
いる。支持片２０は支転軸１７に該支転軸１７と同回転
するよう取り付け固定されていて支転軸１７は回転自在
に取り付けられている。支持片２０の後部にはアーム７
３から延びたスプリング２１の先端が取り付けられ支持
片２０を起こすよう常時引っ張っている。支転軸１７の
適宜な場所に支持片倒しレバー２２が該支転軸１７と同
回転するよう取り付け固定されていて、支持片倒しレバ
ー２２の先端にはコロ２３が設けられている。支持片倒
しレバー２２は支持片２０が水平のとき垂直に立ち上が
るようになっている。コロ２３の走行線上にレバー押上
部２４が台７１から立ち上げられている。レバー押上部
２４は、下から支持片２０をコンテナーの上方外周に突
出された支持鍔部の外側に解放した状態に固定する支持
片解放軌条部２６と支持片２０を内側に倒して行くよう
順次上方に狭められるレバー押上軌条部２７と支持片２
０を支持鍔部のエリア内に保持する押上保持軌条部２８
とからなっている。台７１の前方はコンテナーのエリア
外に突出していて空のコンテナーが停止して製品を受け
入れ収納する製品受入部３０となっていて、該台７１の
内側にはコンテナーを搬送するための搬送ベルト２９が
設けられている。搬送ベルト２９とコンテナーストック
枠７０の底部の距離は、コンテナー１０が１段しか搬送
できない高さとなっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術で述べ
たコンテナーストック装置には以下に述べるような問題
があった。 （１）積上部が一つなので、製品の収納されたコンテナ
ーのストック数にはそれなりの限界があった。 （２）コンテナーストック枠が片持ち状態で支持されて
いるので、重量のある製品をコンテナーに収納して積上
部に積み上げることができなかった。こうしたコンテナ
ーストック枠の片持ち状態にて、装置の強度及び安定性
を得ようとするなら、コンテナーストック枠、枠体、台
などを十分に幅や厚みのある鋼材や補強部で構成しなけ
らばならず、コストの高い装置になる上に重量級の装置
になってしまい、高価な上に簡単には移動できない装置
になるなどの問題が発生する。 （３）積上部からコンテナーを搬送ベルト上に自動的に
降ろし置くことができないので、積上部に段積みストッ
クされたコンテナーを装置外に取り出すには、人手によ
って上から順次降ろさなければならず、おのずとコンテ
ナーのストック数に限界があり、当然作業者のコンテナ
ーの積み降ろしに拘る機会と時間が多くなり作業性、生
産性の点でも問題があった。 （４）積降部に空のコンテナーを積み上げるには、人手
により積み上げて行かなければならず、より高く（より
多数）コンテナーを積み上げるには脚立などに作業者が
登るなど危険で困難な作業をしなければならなかった。 （５）積上部は積上部としてしか利用できず積降部は積
降部としてしか利用できないので、生産条件などに対応
して積上部を積降部に機能変更するなどのことができな
かった。 （６）支持片を自動制御によって動作させるためのモー
ターなどの駆動手段を取り付けるための機構が施されて
いないので、購入後に機能アップや機能変更することが
できず大変不便であった。 （７）積上部においてはコンテナーストック枠上から段
積み状態のコンテナーを段積み状態のまま搬送ベルト上
に自動的に降ろすことができないため、コンテナーが限
界数コンテナーストック枠にストックされたら、コンテ
ナーストック枠上からコンテナーをいちいち降ろす作業
をしなけらばならなった。 （８）搬送ベルトにコンテナーを２段以上積み重ねて搬
送することはできなかった。すなわち、コンテナーをコ
ンテナーストック枠から搬送ベルト上に降ろすことも、
搬送ベルト上に２段置くこともできなかった。

【０００４】本発明は、以上のような従来の技術の持つ
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、
（１）製品の収納されたコンテナーをより多くストック
でき且重量のあるコンテナーでも安定的にストックでき
る積上部を複数設けたコンテナーストック装置を提供す
ること、（２）コンテナーストック枠上から段積み状態
のコンテナーを段積み状態のまま搬送ベルト（搬送手
段）上に自動的に降ろすことができるコンテナーストッ
ク装置を提供すること、（３）搬送ベルト上にコンテナ
ーを段積み状態にして置けば積降部に積み上げて行くこ
とができるコンテナーストック装置を提供すること、
（４）積上部としても積降部としても利用できるストッ
ク部を設けたコンテナーストック装置を提供すること、
（５）購入後に支持片を自動制御等によって動作させる
ための、モーターなどの駆動手段を取り付けるための機
構を設けたコンテナーストック装置を提供すること、
（６）段積み状態のコンテナーを段積み状態のまま搬送
ベルト上に自動的に降ろし、搬送ベルトに段積みされた
コンテナーを自動的に搬出ベルト外に搬出することがで
きるコンテナーストック装置を提供すること、（７）多
数の空のコンテナーをストックできることにより、製品
の自動収納が長時間にわたって無人状態で行なえるコン
テナーストック装置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】以上のような従来技術の
もつ問題点を解決するために、本発明のコンテナースト
ック装置は以下に述べるような構成となっている。 （１）台と、この台に立設された枠体と、この枠体に設
けられた昇降手段と、この昇降手段によって昇降させら
れるコンテナーストック枠と、このコンテナーストック
枠に設けられた、外側に支持鍔部を有するコンテナーを
縦に積み上げて行く複数の積上部と、この積上部に設け
られた、上方からの荷重に対しては支持状態を維持し下
方からの押し上げに対しては外側に起こし上げられ、こ
の押し上げ状態から解放されると内側に倒れて支持状態
にもどる前記コンテナーの支持鍔部を下部から支持する
積上側支持片と、前記コンテナーストック枠に設けられ
た、外側に支持鍔部を有するコンテナーを縦積みにして
おいて積み降ろして行く積降部と、この積降部に設けら
れた支転軸に固定され前記コンテナーの支持鍔部を下部
から支持する積降側支持片と、この積降側支持片を外側
に起こし上げるように常時引っ張っているスプリングな
どからなる支持片起こし手段と、前記支転軸に適宜な方
向に向けられて固定された、前記支持片起こし手段の作
用によって起き上がった積降側支持片を内側に倒し支持
状態にもどす支持片倒しレバーと（先端にコロが設けら
れていればそのコロも含む）、この支持片倒しレバーの
縦走行線上前記コンテナーストック枠の外側に立設され
たレバー押上部と、このレバー押上部の最下部に設けら
れた、前記積降側支持片を前記コンテナーの支持鍔部の
外側に解放した状態にする支持片解放軌条部と、この支
持片解放軌条部の連絡された前記積降側支持片を前記コ
ンテナーの支持鍔部のエリア内に順次倒して行くよう順
次上方に狭められたレバー押上軌条部と、このレバー押
上軌条部の上方に連絡された前記積降側支持片を前記コ
ンテナーの支持鍔部のエリア内に保持する押上保持軌条
部と、前記台に設けられたコンテナーを搬送するための
搬送手段とからなるコンテナーストック装置において、
枠体がアーチ形状をしていて該枠体が台の後方にコンテ
ナーが１つ以上入るスペースをあけて立設され、コンテ
ナーストック枠に積上部を２つ以上と積降部を１つ以上
有し、前記コンテナートック枠が前記枠体の前後に貫通
して昇降可能に設けられ、前記枠体の前方と後方のコン
テナーストック枠上に前記積上部がそれぞれ設けられて
なっている。 （２）台と、この台に立設された枠体と、この枠体に設
けられた昇降手段と、この昇降手段によって昇降させら
れるコンテナーストック枠と、このコンテナーストック
枠に設けられた、外側に支持鍔部を有するコンテナーを
縦に積み上げて行く積上部と、この積上部に設けられた
積上側支転軸に固定され、上方からの荷重に対しては支
持状態を維持し下方からの押し上げに対しては外側に起
こし上げられ、この押し上げ状態から解放されると内側
に倒れて支持状態にもどる前記コンテナーの支持鍔部を
下部から支持する積上側支持片と、前記コンテナースト
ック枠に設けられた、外側に支持鍔部を有するコンテナ
ーを縦積みにしておいて積み降ろして行く積降部と、こ
の積降部に設けられた積降側支転軸に固定され前記コン
テナーの支持鍔部を下部から支持する積降側支持片と、
この積降側支持片を外側に起こし上げるように常時引っ
張っているスプリングなどからなる支持片起こし手段
と、前記積降側支転軸に適宜な方向に向けられて固定さ
れた、前記支持片起こし手段の作用によって起き上がっ
た前記積降側支持片を内側に倒し支持状態にもどす支持
片倒しレバーと、この支持片倒しレバーの縦走行線上前
記コンテナーストック枠の外側に立設されたレバー押上
部と、このレバー押上部の最下部に設けられた、前記積
降側支持片を前記コンテナーの支持鍔部の外側に解放し
た状態にする支持片解放軌条部と、この支持片解放軌条
部の連絡された前記積降側支持片を前記コンテナーの支
持鍔部のエリア内に順次倒して行くよう順次上方に狭め
られたレバー押上軌条部と、このレバー押上軌条部の上
方に連絡された前記積降側支持片を前記コンテナーの支
持鍔部のエリア内に保持する押上保持軌条部と、前記積
上側支転軸あるいは積上側支持片に設けられた、モータ
ーなどの駆動手段を連結するための駆動手段連結部と、
前記積降側支転軸あるいは積降側支持片に設けられた、
モーターなどの駆動手段を連結するための駆動手段連結
部と、前記台に設けられたコンテナーを搬送するための
搬送手段とからなるコンテナーストック装置もよい （３）台と、この台に立設された枠体と、この枠体に設
けられた昇降手段と、この昇降手段によって昇降させら
れるコンテナーストック枠と、このコンテナーストック
枠に設けられた、外側に支持鍔部を有するコンテナーを
縦に積み上げて行く積上部と、この積上部に設けられた
積上側支転軸に固定され、上方からの荷重に対しては支
持状態を維持し下方からの押し上げに対しては外側に起
こし上げられ、この押し上げ状態から解放されると内側
に倒れて支持状態にもどる前記コンテナーの支持鍔部を
下部から支持する積上側支持片と、前記コンテナースト
ック枠に設けられた、外側に支持鍔部を有するコンテナ
ーを縦積みにしておいて積み降ろして行く積降部と、こ
の積降部に設けられた積降側支転軸に固定され前記コン
テナーの支持鍔部を下部から支持する積降側支持片と、
この積降側支持片を外側に起こし上げるように常時引っ
張っているスプリングなどからなる支持片起こし手段
と、前記積降側支転軸に適宜な方向に向けられて固定さ
れた、前記支持片起こし手段の作用によって起き上がっ
た前記積降側支持片を内側に倒し支持状態にもどす支持
片倒しレバーと、この支持片倒しレバーの縦走行線上前
記コンテナーストック枠の外側に立設されたレバー押上
部と、このレバー押上部の最下部に設けられた、前記積
降側支持片を前記コンテナーの支持鍔部の外側に解放し
た状態にする支持片解放軌条部と、この支持片解放軌条
部の連絡された前記積降側支持片を前記コンテナーの支
持鍔部のエリア内に順次倒して行くよう順次上方に狭め
られたレバー押上軌条部と、このレバー押上軌条部の上
方に連絡された前記降側支持片を前記コンテナーの支持
鍔部のエリア内に保持する押上保持軌条部と、前記積上
側支転軸を軸支する積上側軸受部と、この積上側軸受部
の外側に突き出した前記積上側支転軸の一部からなるモ
ーターなどの駆動手段を連結するための駆動手段連結部
と、前記積降側支転軸を軸支する積降側軸受部と、この
積降側軸受部の外側に突き出した前記積降側支転軸の一
部からなるモーターなどの駆動手段を連結するための駆
動手段連結部と、前記台に設けられたコンテナーを搬送
するための搬送手段とからなるコンテナーストック装置
もよい。 （４）台と、この台に立設された枠体と、この枠体に設
けられた昇降手段と、この昇降手段によって昇降させら
れるコンテナーストック枠と、このコンテナーストック
枠に設けられた、外側に支持鍔部を有するコンテナーを
縦に積み上げて行く複数の積上部と、この積上部に設け
られた、上方からの荷重に対しては支持状態を維持し下
方からの押し上げに対しては外側に起こし上げられ、こ
の押し上げ状態から解放されると内側に倒れて支持状態
にもどる前記コンテナーの支持鍔部を下部から支持する
積上側支持片と、前記コンテナーストック枠に設けられ
た、外側に支持鍔部を有するコンテナーを縦積みにして
おいて積み降ろして行く積降部と、この積降部に設けら
れた前記コンテナーの支持鍔部を下部から支持する積降
側支持片と、この積降側支持片が前記コンテナーの支持
鍔部のエリア内に出入りするよう動作させるモーターな
どの駆動手段と、前記台に設けられたコンテナーを搬送
するための搬送手段とからなるコンテナーストック装置
もよい。 （５）前記（２）、（３）又は（４）のコンテナースト
ック装置において、枠体がアーチ形状をしていて該枠体
が台の後方にコンテナーが１つ以上入るスペースをあけ
て立設され、積上部を２つ以上有し積降部を１つ以上有
したコンテナーストック枠が前記枠体の前後に貫通して
昇降可能に設けられ、前記枠体の前方と後方のコンテナ
ーストック枠上に前記積上部がそれぞれ設けられてなる
コンテナーストック装置もよい。 （６）台と、この台の後方にコンテナーが１つ以上入る
スペースをあけて立設られた枠体と、この枠体に設けら
れた昇降手段と、この昇降手段によって昇降させられる
コンテナーストック枠と、コンテナーストック枠に設け
られた、外側に支持鍔部を有するコンテナーを縦に積み
上げたり積み降ろしたりできる複数のストック部と、こ
のストック部に設けた前記コンテナーの支持鍔部を下部
から支持する支持片と、この支持片を前記コンテナーの
支持鍔部のエリア内に出入りするよう動作させるモータ
ーなどの駆動手段を設けたコンテナーストック装置もよ
い。ストック部は積上部としても積降部としても機能さ
せることができるという意味で使用している。 （７）前記（６）のコンテナーストック装置において、
枠体がアーチ形状をしていて該枠体が台の後方にコンテ
ナーが１つ以上入るスペースをあけて立設され、ストッ
ク部を３つ以上有したコンテナーストック枠が前記枠体
の前後に貫通して昇降可能に設けられ、前記枠体の前方
と後方のコンテナーストック枠上に前記ストック部を設
けてなるコンテナーストック装置もよい。 （８）前記（２）、（３）、（４）、（５）又は（６）
のコンテナーストック装置において、搬送手段上に複数
段積み上げられたコンテナーの高さより高い位置にコン
テナーストック枠の底部が上昇するように該コンテナー
ストック枠が設けられてなるコンテナーストック装置も
よい。「複数段積み上げられたコンテナーの高さより」
とは、例えば８段コンテナーを積み上げが場合、８段目
の最上段最上部より高いという場合も、中途の４段目の
最上段最上部より高いという場合も含まれるものであ
る。 （９）前記（２）、（３）又は（６）のコンテナースト
ック装置において、枠体が四角体をしていて、この枠体
内にコンテナーをストックする複数のストック部を有し
たコンテナーストック枠を設け、搬送手段上に複数段積
み上げられたコンテナーの高さより高い位置に前記コン
テナーストック枠の底部が上昇するように該コンテナー
ストック枠が設けられたコンテナーストック装置もよ
い。この場合、台は枠体の底部である場合もある。「複
数段積み上げられたコンテナーの高さより」とは、例え
ば８段コンテナーを積み上げが場合、８段目の最上段最
上部より高いという場合も、中途の４段目の最上段最上
部より高いという場合も含まれるものである。 （１０）前記（２）、（３）、（４）、（５）、
（６）、（７）、（８）又は（９）のコンテナーストッ
ク装置において、コンテナーストック枠上で段積みされ
たコンテナーを段積み状態で装置外に搬出するための搬
出部を設けたコンテナーストック装置もよい。 （１１）前記（２）、（３）、（４）、（５）、
（６）、（７）、（８）、（９）又は（１０）のコンテ
ナーストック装置において、コンテナーストック枠上で
段積みされ搬送手段上に段積み状態のまま降ろし置かれ
たコンテナーを、段積み状態で自動的に横列に並べスト
ックして行くことができるローラーコンベアなどからな
る横列ストック部を前記搬送手段と連絡してなるコンテ
ナーストック装置もよい。

【０００６】

【作用】本発明は以上のような構成となっているので、
以下に述べるように作用する。 （１）のコンテナーストック装置 積降部の動作を説明する。最下段のコンテナーの支持鍔
部が支持片によって支持された状態で積み上げられコン
テナーストック枠の積降部にストックされストック位置
に停止している。次に、コンテナーストック枠が下降し
コンテナーが搬送手段に着地する。更にコンテナースト
ック枠は下降する。すると積降側支持片は支持片起こし
手段に引っ張られて支持鍔部のエリア外に外れ起き上が
り支持片倒しレバーが支持片解放軌条部にあたり支持片
の起き上がりが固定されコンテナーストック枠が停止す
る。次に、コンテナーストック枠が上昇し支持片が最下
段のコンテナーの支持鍔部と２段目のコンテナーの底部
を過ぎ、支持片倒しレバーの先端方がレバー押上軌条部
に入り支持片倒しレバーが押し起こされ積降側支持片が
内側に倒され２段目のコンテナーの支持鍔部の下方エリ
ア内に入りその状態を保持する押上保持軌条部に入る。
更にコンテナーストック枠は上昇し、積降側支持片の先
端方が２段目のコンテナーの支持鍔部に下方からあた
り、積降側支持片は内側に倒され水平状態を保持する。
更にコンテナーストック枠が上昇すると水平に保持され
た積降側支持片に２段目のコンテナーの支持鍔部が支持
された状態で２段目のコンテナーから上が持ち上げられ
ストック位置に停止する。１段目のコンテナーは搬送手
段上に残され、搬送手段により製品を受けとる場所に搬
送され停止し製品を受け入れ収納する。以上のような動
作を繰り返して積降部に積み上げられたコンテナーを一
つずつ積み降ろして行く。積上部の動作を説明する。コ
ンテナーストック枠はストック位置に停止している。製
品を収納したコンテナーが製品を受けとる場所に搬送さ
れ積上部下に停止している。コンテナーストック枠が下
降して行くと積上側支持片がコンテナーの支持鍔部に押
し上げられ、コンテナーストック枠は支障なく下降す
る。支持鍔部を過ぎると積上側支持片は水平状態になり
支持鍔部の下方エリア内に入り、コンテナーストック枠
は停止する。次に、コンテナーストック枠が上昇し積上
側支持片は水平状態を保持した状態で支持鍔部を支持し
たまま上昇しストック位置で停止する。以上のようにし
て、コンテナーを一つずつ積み上げて行く。装置全体の
動作例を説明する。コンテナーストック枠がストック位
置に停止している。積降部に空のコンテナーを積み上げ
る。コンテナーストック枠が下降し１段目のコンテナー
を搬送手段に着地させて、コンテナーストックを上昇さ
せ１段目のコンテナーを搬送手段上に取り残こす。搬送
手段が作動しコンテナーを製品を受け取る場所に搬送し
供給される製品をコンテナーに収納する。コンテナーに
製品が所定の量収納されると、製品のコンテナーへの供
給は停止し、搬送手段が作動し製品を収納したコンテナ
を枠体の後方の積上部の下に搬送し停止する。次に、コ
ンテナーストック枠が下降し、積降部ではコンテナーが
一つ搬送手段上に置かれ、積上部では積上側支持片がコ
ンテナーの支持鍔部の下方エリア内に入り、コンテナー
ストック枠が上昇すると、積降部では空のコンテナーを
一つ搬送手段上に置いて他のコンテナーを持ち上げ、積
上部ではコンテナーが持ち上げられてストック位置に停
止する。空のコンテナーが積降部下に搬送手段上に取り
残される。搬送手段が作動しコンテナーを製品を受け取
る場所に搬送し停止する。コンテナーに製品が供給・収
納される。製品を収納したコンテナーを枠体の後方の積
上部の下に搬送し停止する。次に、コンテナーストック
枠が下降し、積降部ではコンテナーが一つ搬送手段上に
置かれ、積上部の積上側支持片がコンテナーの支持鍔部
の下方エリア内に入る。コンテナーストック枠が上昇す
ると、積降部では空のコンテナーを一つ搬送手段上に置
いて他のコンテナーを持ち上げ、積上部ではコンテナー
が持ち上げられてストック位置に停止する。以上のよう
な動作を繰り返すことにより、積み上げられた空のコン
テナーを自動的に製品の受け取り場所に供給し、製品の
収納されたコンテナーを自動的にコンテナーストック枠
上の枠体の後方と前方の積上部に交互に積み上げストッ
クして行く。適当な数積み上がったらコンテナーを積上
部から人手により降ろす。 （２）のコンテナーストック装置 装置の設置後でも、各駆動手段連結部に簡単に駆動手段
を連結することができる。これにより、積上側支持片も
積降側支持片も積上動作と積降動作のどちらの動作も行
なえるように制御することができる。 （３）のコンテナーストック装置 装置の設置後でも、軸受部の外側に突き出した駆動手段
連結部に簡単に駆動手段を連結することができる。これ
により、積上側支持片も積降側支持片も積上動作と積降
動作のどちらの動作も行なえるように制御することがで
きる。 （４）のコンテナーストック装置 駆動手段を制御することにより、積降側支持片の動作を
積上側支持片の動作に切り替えることも積降側支持片の
動作に簡単にもどすこともできる。 （５）のコンテナーストック装置 積降部から降ろされて製品を収納したコンテナーを、枠
体の前後コンテナーストック枠上に配置された積上部に
交互に積み上げストックして行く。 （６）のコンテナーストック装置 ストック部の支持片を動作させる駆動手段を制御するこ
とにより、ストック部を積上部としても積降部としても
使用できる。 （７）のコンテナーストック装置 ストック部（積降部として機能）から降ろされて製品を
収納したコンテナーを、枠体の前後に配置されたストッ
ク部（積上部として機能）に交互に積み上げストックし
て行く。ストック部（積上部として機能）に積み上げら
れたコンテナーを段積み状態のまま、搬出手段に降ろし
コンテナーを取り出す。 （８）のコンテナーストック装置 積上部においては、製品の収納されたコンテナーを複数
積み上げた段積みの状態で搬送手段上に降ろし置くこと
ができる。積降部においては、コンテナーを搬送手段上
に段積みして置いて、コンテナーストック枠を１段目の
コンテナーまで下降させ上昇させれば、段積み状態のま
ままとめて積降部にストックすることができる。 （９）のコンテナーストック装置 ストック部（積上部として機能）においては、積み上げ
ストックした製品が収納されコンテナーを複数積み上げ
た段積みの状態で搬送手段上に降ろし置くことができ
る。ストック部（積降部として機能）においては、コン
テナーを搬送手段上に段積みして置いて、コンテナース
トック枠を１段目のコンテナーまで下降させ上昇させれ
ば、段積み状態のまままとめて積降部（積降部として機
能）にストックすることができる。空になったストック
部（積降部として機能）をストック部（積上部として機
能）に切り替えてコンテナーをストックして行くことが
できる。また例えば、ストック部を５ヶ所（Ａ，Ｂ，
Ｃ，Ｄ，Ｅ）設け、一ヶ所（Ａ）を空にし他の４ヶ所
（Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ）に空のコンテナーを８段積みし、Ａ
を積上機能させＢを積降機能させ（Ｃ，Ｄ，Ｅは機能し
ない）、Ｂのコンテナーが製品を収納し全部Ａにストッ
クされたら、Ｂは積上機能にしＣを積降機能させ（Ａ，
Ｄ，Ｅは機能しない）、Ｃのコンテナーが製品を収納し
全部Ｂにストックされたら、Ｃは積上機能にしＤを積降
機能させ（Ａ，Ｂ，Ｅは機能しない）、Ｄのコンテナー
が製品を収納し全部Ｃにストックされたら、Ｄは積上機
能にしＥを積降機能させ（Ａ，Ｂ，Ｃは機能しない）、
Ｅのコンテナーが製品を収納し全部Ｄにストックされた
ら、コンテナーストック枠は下降しＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄにス
トックされたコンテナーを搬送手段上に降ろし置き、次
ぎにＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄの支持片をコンテナーの支持鍔部の
エリア外に解放したままコンテナーストック枠はＡ，
Ｂ，Ｃ，Ｄのコンテナーの最上段の上方迄（あるいは途
中段迄）で上昇する。搬送ベルト上には８段４列（３２
個）の製品の収納されたコンテナーが置かれた状態とな
るので装置外に出す。空のコンテナーのＢ，Ｃ，Ｄ，Ｅ
へのストックは、コンテナーストック枠を上昇停止させ
ておき、Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅに対応する搬送手段上に８段ず
つコンテナーを置き、Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅの支持片をコンテ
ナーの支持鍔部のエリア外に解放したままコンテナース
トック枠を１段目のコンテナーの支持鍔部の下方迄下降
させ、次ぎにＢ，Ｃ，Ｄ，Ｅの支持片をコンテナーの支
持鍔部のエリア内に入れ、コンテナーストック枠を上昇
させ、８段の空のコンテナーをＢ，Ｃ，Ｄ，Ｅの４列に
ストックする。もちろん複数回にわたってコンテナーを
積み上げることもできることはいう迄もない。 （１０）のコンテナーストック装置 コンテナーストック枠上に段積みされたコンテナーを搬
出手段上に段積みのまま降ろし、搬送手段を作動させ搬
出部に連絡などしたローラーコンベアーなどに段積み状
態のまま送り出す。コンテナーストック枠には空のコン
テナーを追加して行く。 （１１）のコンテナーストック装置 コンテナーストック枠上に所定の数コンテナーが段積み
されると、コンテナーを搬出手段上に段積みのまま降ろ
し、搬送手段を作動させ横列ストック部に自動的に搬送
する。製品の収納されたコンテナーは段積状態のまま横
列にストックされて行く。コンテナーストック枠には空
のコンテナーを追加して行くだけの作業でよい。

【０００７】

【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸
法、形状、材質、数、その相対配置などは、特に特定的
な記載がないかぎりは、本発明の範囲をそれらのみに限
定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。

【０００８】実施例１ 図１は本発明の実施例１を示す斜視図、図２は同じ実施
例１を示す部分拡大斜視図、図３は同じ実施例１の使用
状態を示す斜視図、図４は同じ実施例１の積降部の動作
を示す動作説明図、図５は同じ実施例１の積上部の動作
を示す動作説明図、図６は同じ実施例１の動作例を示す
動作説明図である。装置１は以下のような構成となって
いる。長方形枠状の台２の中途に跨ぐようにアーチ状の
枠体３が垂直に立ち上げられ、この枠体３に支持されな
がら昇降できるように長方形状のコンテナーストック枠
４が水平に設けられている。枠体３の支柱５，５の内側
は溝からなる案内軌状６が形成されていて、枠体３の内
側にはコンテナーストック枠４を昇降させる昇降手段で
ある油圧シリンダー７が立ち下げられ、この油圧シリン
ダー７のシャフトの先端には案内軌状６に支持案内され
て昇降する昇降張８が取り付けられ、この昇降張８には
コンテナーストック枠４が取り付け固定させている。コ
ンテナーストック枠４は、向かい合う一対のＬ字形状の
アーム９，９が立上り側を内側に向けてコンテナー１０
が通る幅をあけて水平に設けられていて、このアーム
９，９の前方からコンテナー１０を積み降ろす積降部１
１・積み上げる積上部１２・積上部１３となっていて、
積上部１２と積上部１３の間に枠体３が立設している、
すなわち積降部１１と積上部１２は枠体３の前方に位置
し、積上部１３は枠体３の後方に位置している。アーム
９，９の立上り側は内側に位置しその上部は支持片アゴ
載部１４となっている。積上部１２と積上部１３は、コ
ンテナー１０を支持できる適宜な幅で支持片１５，１５
が設けられ、この支持片１５はその先端を支持片アゴ載
部１４に突き出しコンテナー１０を載せ支持するコンテ
ナー支持部分１６となっている。支持片１５，１５の中
途は支転軸１７に該支転軸１７と同回転するよう取り付
け固定されていて、支転軸１７はアーム９の外側に設け
られた軸受部１８に回転自在に取り付けられている。支
持片１５は支持片アゴ載部１４にアゴを載せている状態
では水平状態になっている。また、支転軸１７の一部は
軸受部１８の外側に突き出していて駆動手段連結部１９
となっている。これは、ステッピングモーターなどのモ
ーター類やエアーシリンダーや油圧シリンダーなどのシ
リンダー類やソレノイド等々の駆動手段と駆動手段連結
部１９とを連結し支持片１５の動作を主に自動制御する
ためのものである。また、駆動手段連結部は支転軸１７
の適宜な場所に設けた歯車やレバーなどであるものもよ
いことは言うまでもない。積降部１１は、コンテナー１
０を支持できる適宜な幅で支持片２０が設けられ、この
支持片２０はその先端を支持片アゴ載部１４に突き出し
コンテナー１０を載せ支持するコンテナー支持部分１６
となっている。支持片２０は支転軸１７に該支転軸１７
と同回転するよう取り付け固定されていて、支転軸１７
はアーム９の外側に設けられた軸受部１８に回転自在に
取り付けられている。支持片１６の後部にはアーム９か
ら延びた支持片起こし手段であるスプリング２１の先端
が取り付けられ支持片２０を起こすよう常時引っ張って
いる。支転軸１７の適宜な場所に支持片倒しレバー２２
が該支転軸１７と同回転するよう取り付け固定されてい
て、支持片倒しレバー２２の先端にはコロ２３が設けら
れている。支持片倒しレバー２２は支持片２０が水平の
とき垂直に立ち上がるようになっている。コロ２３の走
行線上にレバー押上部２４が台２から立ち上げられてい
る。レバー押上部２４は、下から支持片２０をコンテナ
ー１０の支持鍔部２５の外側に解放した状態に保持する
支持片解放軌条部２６と支持片２０を内側に倒して行く
よう順次上方に狭められたレバー押上軌条部２７と支持
片２０を支持鍔部２５のエリア内に保持する押上保持軌
条部２８とからなっている。（図１のコンテナーが支持
されていない状態では実際にはスプリング２１に引っ張
られて支持片倒しレバー２２は外側に倒れ支持片２０は
上に先端を向け起き上がっている。） 台２の前方はコンテナーストック枠４より前方に突き出
していてコンテナー１０を停止させ製品をコンテナー１
０内に受け入れるための製品受部３０となっていて、内
側にはコンテナー１０を前後に搬送するための搬送手段
である搬送ベルト２９，２９が設けられている。搬送ベ
ルト２９の後方最終部分に搬送ベルト駆動部３１が設け
られ、その上方には制御部３２が設けられている。台２
の前部は開放されていて、ローラーコンベアーなどを連
絡や接続などして装置１内からコンテナー１０をローラ
ーコンベアーなどに搬出するための搬出部３３となって
いる。台２の底の適宜な場所には移動用のコロ３４が適
宜な数設けられている。コンテナー１０は次のような構
成となっている。コンテナー本体３５の上部に上部鍔部
３６が形成され、この上部鍔部３６の直ぐ下に支持片に
よって支持される支持鍔部２５が形成され、底部の少し
上に下部鍔部３７が形成され、下部鍔部３７の下方に突
き出した部分はコンテナー本体３５の開口部に填り込む
突出部３８となっている。図３において、積上部１３に
は製品の収納されたコンテナ１０Ａ及びコンテナ１０Ｃ
が積み上げられストックされている。積上部１２には製
品の収納されたコンテナ１０Ｂがストックされている。
積降部１１には空のコンテナー１０Ｅ〜１０Ｊが積み上
げられている。製品受部３０にコンテナー１０Ｄが停止
していて、シューター３９からの製品を受け入れ収納し
ている。

【０００９】図４を参照しながら積降部１１の動作を説
明する。 図中（イ） コンテナー１０Ａの支持鍔部２５が支持片２０によって
支持された状態で空のコンテナーが１０Ａ，１０Ｂ，１
０Ｃと積み上げられコンテナーストック枠４の積降部１
１にストックされストック位置に停止している。 図中（ロ） コンテナーストック枠４が下降しコンテナー１０Ａが搬
送ベルト１０に着地する。更にコンテナーストック枠４
は下降する。すると支持片２０はスプリング２１に引っ
張られて支持鍔部２５のエリア外に外れ起き上がり支持
片倒しレバー２２のコロ２３が支持片解放軌条部２６に
あたり支持片２０の起き上がりが保持されコンテナース
トック枠４が停止する。図中（ａ）点 図中（ハ） コンテナーストック枠４が上昇し支持片２０のコンテナ
ー支持部分１６がコンテナー１０Ａの支持鍔部２５と上
部鍔部３６と該３６と重なったコンテナー１０Ｂの下部
鍔部３７を過ぎる。図中（ｂ）点 図中（ｂ）点を通過するとコロ２３がレバー押上軌条部
２７に入り支持片倒しレバー２２が押し起こされ支持片
２０が内側に倒されコンテナー１０Ｂの支持鍔部２５の
下方エリア内に入りその状態を保持する押上保持軌条部
２８に入る。図中（ｃ）点 コンテナーストック枠４は更に上昇し、支持片２０のコ
ンテナー支持部分１６がコンテナー１０Ｂの支持鍔部２
５に下方からあたり、支持片２０は更に倒されると支持
片アゴ載部１４と支転軸１７に支持されて水平状態を保
持する。図中（ｄ）点 図中（ニ） 更にコンテナーストック枠４が上昇すると水平に保持さ
れた支持片２０にコンテナー１０Ｂの支持鍔部２５が支
持された状態でコンテナー１０Ｂ，１０Ｃが持ち上げら
れストック位置に停止する。図中（ｅ）点 コンテナー１０Ａは台２上に残され、搬送ベルト２９に
より製品受部３０に搬送され停止し製品を受け入れ収納
する。以上のように図中（イ）（ロ）（ハ）（ニ）の動
作を繰り返して積降部１１に積み上げられたコンテナー
１０を一つずつ積み降ろして行く。

【００１０】図５を参照しながら積上部 の動作を説
明する。 図中（イ） コンテナーストック枠４はストック位置に停止してい
る。コンテナー１０は搬送ベルト２９上にある。 図中（ロ） コンテナーストック枠４が下降して行くと支持片１５の
コンテナー支持部分１６が上部鍔部３６と続く支持鍔部
２５に押し上げられ、コンテナーストック枠４は支障な
く下降する。 図中（ハ） 支持鍔部２５を過ぎると支持片１５は水平状態になり支
持鍔部２５の下方エリア内に入り、コンテナーストック
枠４は停止する。 図中（ニ） コンテナーストック枠４が上昇し支持片１５は支持片ア
ゴ載部１４と支転軸１７によって水平状態を保持した状
態でコンテナー支持部分１６で支持鍔部２５を支持した
まま上昇しストック位置で停止する。このようにして、
コンテナー１０を一つずつ積み上げて行く。

【００１１】図６を参照しながら装置全体の動作例を説
明する。 図中１ コンテナーストック枠４がストック位置に停止してい
る。 図中２ 積降部１１に空のコンテナー１０を積み上げる（図では
７段Ａ〜Ｇ）。 図中３ コンテナーストック枠４が下降しコンテナー１０Ａが搬
送ベルト２９に着地させられ、更に少しコンテナースト
ック枠４は下降し停止する。 図中４ コンテナーストック枠４が上昇しコンテナー１０Ｂから
上段を持ち上げストック位置に停止する。コンテナー１
０Ａは搬送ベルト２９上に取り残される。 図中５ 搬送ベルト２９が前進作動しコンテナー１０Ａを製品受
部３０に搬送し停止する。コンテナー１０Ａに製品が供
給収納される。 図中６ コンテナー１０Ａに製品が所定の量収納されると、製品
のコンテナーへの供給は停止し、搬送ベルト２９が後進
作動しコンテナー１０Ａを積上部１３の下に搬送し停止
する。 図中７ コンテナーストック枠４が下降し、積降部１１ではコン
テナー１０Ｂが搬送ベルト２９に着地させられ、積上部
１３では支持片１５がコンテナー１０Ａの支持鍔部２５
の下方エリア内に入る。 図中８ コンテナーストック枠４が上昇し、積降部１１ではコン
テナー１０Ｃから上段が持ち上げられ、積上部１３では
コンテナーＡが持ち上げられてストック位置に停止す
る。コンテナー１０Ｂは搬送ベルト２９上に取り残され
る。 図中９ 搬送ベルト２９が前進作動しコンテナー１０Ｂを製品受
部３０に搬送し停止する。コンテナー１０Ｂに製品が供
給収納される。 図中１０ コンテナー１０Ｂに製品が所定の量収納されると、製品
のコンテナーへの供給は停止し、搬送ベルト２９が後進
作動しコンテナー１０Ｂを積上部１２の下に搬送し停止
する。 図中１１ コンテナーストック枠４が下降し、積降部１１ではコン
テナー１０Ｃが搬送ベルト２９に着地させられ、積上部
１３ではコンテナー１０Ａが搬送ベルト２９に着地させ
られ、積上部１２では支持片１５がコンテナーＢの支持
鍔部２５の下方エリア内に入る。 図中１２ コンテナーストック枠４が上昇し、積降部１１ではコン
テナー１０Ｄから上段がを持ち上げられ、積上部１３で
はコンテナー１０Ａが持ち上げられ、積上部１２ではコ
ンテナー１０Ｂが持ち上げられてストック位置に停止す
る。コンテナーＣは搬送ベルト上に取り残される。 図中１３ 搬送ベルト２９が前進作動しコンテナー１０Ｃを製品受
部３０に搬送し停止する。コンテナー１０Ｃに製品が供
給収納される。 図中１４ コンテナー１０Ｃに製品が所定の量収納されると、製品
のコンテナーへの供給は停止し、搬送ベルト２９が後進
作動しコンテナー１０Ｃを積上部１３の下に搬送し停止
する。 図中１５ コンテナーストック枠４が下降し、積降部１１ではコン
テナー１０Ｄが搬送ベルト２９に着地させられ、積上部
１３ではコンテナー１０Ａがコンテナー１０Ｃの上に載
り支持片１５がコンテナーＣの支持鍔部２５の下方エリ
ア内に入り、積上部１２ではコンテナー１０Ｂが搬送ベ
ルト２９に着地させられる。 図中１６ コンテナーストック枠４が上昇し、積降部１１ではコン
テナーＥから上段が持ち上げられ、積上部１３ではコン
テナー１０Ａと１０Ｃが積み重ねられて持ち上げられ、
積上部１２ではコンテナー１０Ｂが持ち上げられてスト
ック位置に停止する。コンテナー１０Ｄは搬送ベルト２
９上に取り残される。以上のような動作を繰り返すこと
により、積み上げられた空のコンテナー１０を自動的に
製品受部３０に供給し、製品の所定の量収納されたコン
テナー１０を自動的にコンテナーストック枠４上に積み
上げストックすることができる。

【００１２】本実施例では、積上部１２と積上部１３が
枠体３をはさんで前後にあるので、交互に積上部１２と
積上部１３に製品の収納されたコンテナー１０を積み上
げて行くことができるので、重量が大きくなる製品でも
バランスよく積み上げストックすることができ、また、
積降部１１は支持片倒しレバー２２とレバー押上部２４
からなる簡単安価な機構により空のコンテナー１０の積
み降ろしが自動的に行なえるので、故障のほとんど起き
ない上に、積上部も支持片２０だけなので安価な装置を
提供できる。また、支転軸１７の一部が軸受部１８の外
側に突き出していて突出部１９となっている。この突出
部１９にステッピングモーターなど駆動手段を連絡し支
持片１５あるいは２０の動作を自動制御するようにでき
る。これにより、後述する実施例のようにより合理的で
効率的な装置の動作を得ることができる。すなわち、購
入後でもより効率のよい装置に簡単にグレードアップで
きるのである。特に積上部１２，１３の支転軸１７に駆
動手段を連結し、積み上げられたコンテナー１０を段積
み状態のまま搬送ベルト２９上に降ろすよう制御すれ
ば、台２の前部をカットして搬出部３３を設けているの
で、ローラーコンベアーを連絡（接岸も連結も含む）す
ることにより、製品の収納されたコンテナーを段積みに
した状態で自動的にローラーコンベアーに送りストック
して行くことができ、より多くのコンテナーに、より長
い時間にわたて自動的に製品を収納することができる。
すなわち、製品の自動収納する時間を長くできるのであ
る。

【００１３】油圧シリンダーの設ける場所は枠体の上部
でもよい。また、昇降手段は油圧シリンダーに限られる
ものではなく、エアーシリンダーやモーターとワイヤー
による巻き上げ式の昇降機やモーターとチェーンによる
昇降機などいろいろなものがあることは言うまでもな
い。また、枠体がアーチ状のものでなく、コンテナース
トック枠の昇降を支持案内するものならどのようなもの
でもよいことは言うまでもない。例えば、四角形体の枠
体の中を昇降チェーンに連結されたコンテナーストック
枠が昇降支持案内されるものなどがある。また、支持片
がアームに設けられているが、アーム間に適宜な間隔で
張りを設け、この張りに支持片を設けるなども考えられ
る。なお、以下に述べる本発明の異なる実施例の説明に
あたって、実施例１と同一の構成部分には同一の符号を
付して重複する説明を省略する。

【００１４】実施例２ 図７は本発明の実施例２の動作を示す動作説明図であ
る。実施例１のレバー押上部２４の支持片解放軌条部２
６に、支持片倒しレバー２２の押上をする可動軌条４０
を取り付けた構成となっている。また、コロ４１は支持
片解放軌条部２６と可動軌条４０上を走行できる幅にな
っている。 図中（イ） コンテナー１０Ｂの支持鍔部２５が支持片２０によって
支持された状態で，コンテナーストック枠４の積降部１
１にストックされストック位置に停止していて、その下
の搬送ベルト２９上にはコンテナー１０Ａが停止してい
る。 図中（ロ） コンテナーストック枠４が下降しコンテナー１０Ｂがコ
ンテナー１０Ａに載る。コンテナーストック枠４は更に
降下する、支持片２０はスプリング２１に引っ張られて
支持鍔部２５のエリア外に外れ起き上がり支持片倒しレ
バー２２のコロ４１が支持片解放軌条部２６にあたり支
持片２０の起き上がりが保持され、支持片２０がコンテ
ナー１０Ａの支持鍔部２５下方に来てコンテナーストッ
ク枠４が停止する。 図中（ハ） 可動軌条４０が内側に移動しレバー押上軌条部２６と同
一軌条となって、支持片倒しレバー２２は押し上げられ
支持片２０がコンテナー１０Ａの支持鍔部２５の下方エ
リア内に入る。 図中（ニ） コンテナーストック枠４が上昇する。支持片２０はコン
テナー１０Ａの支持鍔部２５の下方にあたり水平に倒さ
れ該支持鍔部２５の下部を支持する。更にコンテナース
トック枠４は上昇し、コンテナー１０Ａにコンテナー１
０Ｂを載せた状態でストック位置迄上昇し停止する。本
実施例によれば、空のコンテナーを下から積み入れ上げ
て積降部にストックすることができる。また、積降部を
積上部としても利用することができる。

【００１５】実施例３ 図８は本発明の実施例３を示す部分斜視図、図９は同じ
実施例３の積み降ろしの動作例を示す動作説明図、図１
０は同じ実施例３の積み降ろしの他の動作例を示す動作
説明図、図１１は同じ実施例３の積み上げの動作を示す
動作説明図、図１２は同じ実施例の全体の動作例を示す
動作説明図である。装置４２のストック部４５，４６，
４７は、支持片４３の構成がより重量に耐えられるよう
一対の片の先端が板状のコンテナー支持部分４４で連結
された構成となっている。さらに駆動手段連結部１９に
は駆動手段であるステッピングモーター４８に連結され
制御部によって制御されるている。したがって、積上
部、積降部は任意に決めることができることができ、切
り替えることも自在にできる。本実施例では、油圧シリ
ンダー７は枠体３の頭部に取り付けそのシャフトは該頭
部を貫通させて昇降張８をつり上げて支持している。従
ってコンテナーストック枠４をコンテナー１０を複数段
積みして搬送ベルト２９上に置いてその最上段の上に上
昇停止させることができる。また、実施例１の支持片倒
しレバー２２とレバー押上部２４は必要ないので取り除
いてある。以上の構成以外の構成は実施例１のものと同
じなので説明を省略する。

【００１６】図９を参照しながら積み降ろしの動作例を
説明する。 図中（イ） コンテナー１０Ａの支持鍔部２５が支持片４３によって
支持された状態でコンテナーが１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ
と積み上げられコンテナーストック枠４のストック部に
ストックされストック位置に停止している。 図中（ロ） コンテナーストック枠４が下降しコンテナー１０Ａが搬
送ベルト２９に着地する。更に少しコンテナーストック
枠４は下降しステッピングモーター４８が作動し支持片
４３を起き上がらせ支持鍔部２５のエリア内から解放す
る。 図中（ハ） 支持片４３が起き上がった状態のままコンテナーストッ
ク枠４が上昇し、支持片４３のコンテナー支持部分４４
がコンテナー１０Ａの支持鍔部２５と上部鍔部３６と該
３６と重なったコンテナー１０Ｂの下部鍔部３７を過ぎ
ると、ステッピングモーター４８が作動し支持片４３を
内側に倒し水平状態にしコンテナー１０Ｂの支持鍔部２
５のエリア内にコンテナー支持部分４４を入れる。更に
コンテナーストック枠４は上昇しコンテナー１０Ｂの支
持鍔部２５をコンテナー支持部分４４で支持してコンテ
ナー１０Ｂ，１０Ｃを持ち上げる。 図中（ニ） 更にコンテナーストック枠４が上昇しコンテナー１０
Ｂ，１０Ｃをストック位置に停止する。コンテナー１０
Ａは搬送ベルト２９上に残され、搬送ベルト２９により
搬送される。

【００１７】図１０を参照しながら積み降ろしの他の動
作例を説明する。 図中（イ） コンテナー１０Ａの支持鍔部２５が支持片４３によって
支持された状態でコンテナー１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃと
積み上げられコンテナーストック枠４のストック部にス
トックされストック位置に停止している。 図中（ロ） コンテナーストック枠４が下降しコンテナー１０Ａが搬
送ベルト２９に着地する。更に少しコンテナーストック
枠４は下降し停止する。 図中（ハ） ステッピングモーター４８が作動し支持片４３を起き上
がらせ支持鍔部２５のエリアから解放する。コンテナー
ストック枠４が支持片４３を起こした状態のままコンテ
ナー１０Ｃの上部上方に上昇して停止する。 図中（ニ） コンテナー１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃは段積み状態のまま
搬送ベルト２９上に置かれる。搬送ベルト２９に連結さ
れいるローラーコンベアー等に搬送される。これによっ
て、装置からのコンテナーの積み降ろし作業の回数を大
きく減らすことができる。

【００１８】図１１を参照しながら積み上げの動作例を
説明する。 図中（イ） コンテナー１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃは段積み状態のまま
搬送ベルト２９上に置かれており、支持片４３はコンテ
ナー１０Ｃの上部上方に停止している。 図中（ロ） ステッピングモーター４８が作動し支持片４３を起き上
がらせ支持鍔部２５のエリアから解放する。コンテナー
ストック枠４が下降しコンテナー１０Ａの支持鍔部２５
下方に支持片４３が来て停止する。 図中（ハ） ステッピングモーター４８が作動し支持片４３を内側に
倒し水平状態にしコンテナー１０Ａの支持鍔部２５のエ
リア内にコンテナー支持部分４３を入れる。 図中（ニ） コンテナーストック枠４が上昇しコンテナー１０Ａの支
持鍔部２５をコンテナー支持部分４４で支持してコンテ
ナー１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃを段積み状態でストックし
持ち上げストック位置に停止する。これにより、空きコ
ンテナーを人の手作業では積み上げられない高さまで、
短時間で積み上げることができる。したがって、より長
時間にわたって人手を使わずより大量の製品の自動スト
ックができる。また、コンテナーを高く積み上げて行く
作業から作業者を解放することができる。

【００１９】図１２を参照しながら搬出動作例を説明す
る。図中（ア）はコンテナー枠体４の部分側面図であ
る。ストック部４５とストック部４６を空のコンテナー
１０を段積みし積み降ろす積降部として使用し、ストッ
ク部４７を製品の収納されたコンテナー１０を積みあげ
ストックして行く積上部として使用している。更に、ス
トック部４７はコンテナー１０が４つ積み上げられる
と、この４つのコンテナー全部を積み上げた状態で搬送
ベルト２９に降ろし置くように制御されている。また、
台２の搬出部にはローラーコンベアー４９が連結されて
いる。 図中（イ） ストック部４５空のコンテナー１０が４つ積み上げられ
ていて、ストック部４７にはストック部４６から降ろさ
れ製品を収納し搬送されて来たコンテナ１０が４つスト
ックされている。 図中（ロ） コンテナーストック枠４が下降しコンテナー１０を４段
積み状態で搬送ベルトに降ろし置く。更に少しコンテナ
ーストック枠４は下降し停止する。ストック部４７のス
テッピングモーター４８が作動し支持片４３を起き上が
らせ支持鍔部２５のエリア内から解放する。 図中（ハ） コンテナーストック枠４がストック部４７の支持片４３
を起こした状態のまま段積み状態のコンテナー１０の最
上部上方に上昇して停止する。製品の収納されたコンテ
ナー１０が４つ段積み状態で搬送ベルト２９に置かれ
る。 図中（ニ） 搬送ベルト２９が前進搬送を行ない４段積みのコンテナ
ー１０はローラーコンベアー４９上に移動しストックさ
れる。今度は、ストック部４５から空のコンテナー１０
が降ろされ、製品を収納してストック部４７に積み上げ
て行く。こうして、４つコンテナーが積み上げられると
自動的に段積み状態のまま装置から搬出されローラーコ
ンベアー上に段積み状態でストックされるので、作業者
は軽い空のコンテナーの積み上げだけでよく、更にロー
ラーコンベアー上に長時間製品の入った多数のコンテナ
ーをストックしておくことができる。

【００２０】本実施例の装置は、全部のストック部を空
のコンテナーを段積みストックして積降部として使用
し、製品の収納されたコンテナーを段積みして排出する
装置を別に設けるなどすることもできる。また、一つの
ストック部を製品の収納されたコンテナーを段積みして
段積み状態で排出する積上部として使用し、他のストッ
ク部を空のコンテナーを段積みストックして積降部とし
て使用するなどのことができ、他用な生産条件に対応で
きるなど柔軟性がある。ステッピングモーターなどの駆
動手段による支持片の駆動は支転軸の端に限るものでは
なく、支転軸の中程で行なうなどしてもよく、取り付け
場所はどこでもよいことは言うまでもない。また、スト
ック部の数、枠体を基点にしての前後のストック部の配
置数は多様にできることは言うまでもない。

【００２１】実施例５ 図１３は本発明の実施例５を示す側面図、図１４は同じ
実施例５の他の動作例を示す動作説明図である。図１３
において、装置５０は、支柱部５１，５１の内側を案内
軌状５２，５２，とする四角体からなる枠体５３の中に
昇降する長方形枠からなるコンテナーストック枠５４が
設けられ、このコンテナーストック枠５４の両端は昇降
枠５５，５５，が取り付けられ、この昇降枠５５は案内
軌条５２，５２に支持案内されて昇降する。昇降枠５
５，５５は枠体５３の上部に設けられた駆動モーター５
７と巻上ドラム５８，５８とワイヤー５９，５９からな
る昇降手段５６のワイヤー５９，５９に吊られている。
枠体５３の下部前部に製品受部６０が突き出して設けら
れている。台６１と製品受部６０の全部にわたってコン
テナー１０を搬送する搬送手段６２が走っている。コン
テナーストック枠５４にはストック部６３，６４，６
５，６６，６７、が設けられ、各ストック部には支持片
４３とこの支持片を動作させるステッピングモーター４
８が設けられている。図１２では、ストック部６３が製
品が収納されたコンテナー１０を４つまで積み重ねるよ
う制御された積上部となっていて、ストック部６４，６
５，６６，６７は空のコンテナー１０を最高８つ積み上
げストックできるようになっている。製品受部６０は搬
出部ともなっていて、ローラーコンベアー４９が連絡さ
れていて、製品が収納されたコンテナー１０が装置５０
から搬出され４段２列ストックされている。動作は実施
例３のものと同じなので省略する。本実施例ではより多
数の空きコンテナー１０を装置にストックしておくこと
ができるので、より長時間にわたって人による監視やコ
ンテナーの補給が必要なくて済む。また、コンテナー枠
上からのコンテナーの降ろし作業も必要なく、空のコン
テナーをコンテナーストック枠に適時ストックする作業
だけである。図１４を参照しながら本実施例の他の動作
例を説明する。ストック部の（積上部として機能）にお
いては、積み上げストックした製品が収納されコンテナ
ー１０を複数積み上げた段積みの状態で搬送手段６２上
に降ろし置くことができる。ストック部の（積降部とし
て機能）においては、コンテナー１０を搬送手段６２上
に段積みして置いて、コンテナーストック枠５４を１段
目のコンテナーまで下降させ上昇させれば、段積み状態
のまままとめてストック部（積降部として機能）にスト
ックすることができる。空になったストック部（積降部
として機能）をストック部（積上部として機能）に切り
替えることができる。ストック部６３を空にし他のスト
ック部は空のコンテナー１０を８段積みにする。 図中（イ） ストック部６３を積上機能させストック部６４を積降機
能させ（６５，６６，６７いずれにも機能させない）、
ストック部６４のコンテナー１０を一つずつ降ろし製品
受部６０に搬送し製品を収納しストック部６３にストッ
クして行く。 図中（ロ） ストック部６４のコンテナー１０が全部ストック部６３
にストックされたら、ストック部６４は積上機能にな
り、ストック部６５が積降機能になる（６３，６６，６
７は機能しない）。 図中（ハ） ストック部６５のコンテナー１０が製品を収納しストッ
ク部６４にストックされたら、ストック部６５は積上機
能になりストック部６６が積降機能なる（６３，６４，
６７は機能しない）。ストック部６６のコンテナー１０
が製品を収納し全部ストック部６５にストックされた
ら、ストック部６６は積上機能になりストック部６７が
積降機能になる（６３，６４，６５は機能しない）。ス
トック部６７のコンテナー１０が製品を収納し全部スト
ック部６６にストックされる。 図中（ニ） コンテナーストック枠５４は下降しストック部６３，６
４，６５，６６にストックされたコンテナー１０を搬送
手段６２上に降ろし置き、次ぎにストック部６３，６
４，６５，６６の支持片４３をコンテナー１０の支持鍔
部２５のエリア外に解放したままコンテナーストック枠
５４をコンテナー１０の最上段の上方迄（あるいは途中
段迄）で上昇させる。搬送ベルト６２上には８段４列
（３２個）の製品の収納されたコンテナーが置かれた状
態となる。 図中（ホ） 搬送手段６２が作動し３２個のコンテナー１０をローラ
ーコンベアー４９に搬出する。なお、空のコンテナー１
０のストック部６４，６５，６６，６７へのストック
は、コンテナーストック枠５４を上昇停止させておき、
ストック部６４，６５，６６，６７に対応する搬送手段
６２上に８段ずつコンテナー１０を置き、ストック部６
４，６５，６６，６７の支持片４３をコンテナー１０の
支持鍔部２５のエリア外に解放したままコンテナースト
ック枠５４を１段目のコンテナー１０の支持鍔部２５の
下方迄下降させ、次ぎに該支持片４３をコンテナー１０
の支持鍔部２５のエリア内に入れ、コンテナーストック
枠５４を上昇させ、８段の空のコンテナー１０をストッ
ク部６４，６５，６６，６７の４列にストックする。も
ちろん複数回にわたってコンテナーを積み上げることも
できることはいう迄もない。また、搬送ベルト６２上に
降ろされ置かれた８段４列（３２個）の製品の収納され
たコンテナー１０を、ローラーコンベアー６２に搬送す
ることなく取り出すことができるので（図中（ニ）の状
態で取り出せる。）、ローラーコンベアーなどの配置の
場所がなくても利用できる。

【００２２】

【発明の効果】本発明は、以上のような構成となってい
るので、以下に述べるような効果を奏することができ
る。 （１）請求項１のコンテナーストック装置 枠体の前方と後方にそれぞれ積上部とそれに対応して台
と搬送手段が設けられ、この積上部に製品の収納された
コンテナーが交互に積み上げられストックされて行くの
で、枠体の一方に荷重が偏ることがなく、重いコンテナ
ーでもストックすることができる。また、積上部が複数
なので従来の技術より多くのコンテナーをストックする
ことができる。

【００２３】（２）請求項２のコンテナーストック装置 装置の購入後でも、駆動手段連結部にモーターやエアー
シリンダーなどの駆動手段を連結し支持片を自動制御す
ることができ大変便利である。すなわち、駆動手段が簡
単に取り付け制御できるので生産条件などの変化に対応
するための変更が素早く簡単できる。駆動手段を連結す
れば支持片の動作を駆動手段により制御することにな
り、したがって支持片は積み降ろし動作も積み上げ動作
もできるようになり、積降部と積上部の比率を変えた
り、積降部を積上部に切り替えたり、積上部を積降部に
切り替えたりできる。また、コンテナーをストックした
まま積上部を積降部に切り替えれるので、コンテナーを
搬送手段上に降ろすことができ、製品の収納されたコン
テナーの装置外への持ち出し移動が楽にできる。また、
積降部においてはコンテナーを搬送ベルト上に置けば、
人手によらず積上げて行くことができる。

【００２４】（３）請求項３のコンテナーストック装置 支持片を動作させるための駆動手段連結部が軸受部から
突き出した支転軸のほんの一部分なので、これを設ける
ことにより装置のコストが高くなることはほとんどな
い。他の効果は、請求項２と同じなので省略する。

【００２５】（４）請求項４のコンテナーストック装置 積降側支持片は駆動手段によってその動作が制御されて
いるので、コンテナーを搬送ベルト上に置けば、人手に
よらず積上げて行くことができる。これによって、人手
では積み上げられない高さ迄コンテナーを積み上げるこ
とができる。

【００２６】（５）請求項５のコンテナーストック装置 枠体の前方と後方にそれぞれ積上部が設けられ、この積
上部に製品の収納されたコンテナーを交互に積み上げス
トックして行くことができるので、枠体の一方に荷重が
偏ることがなく、重いコンテナーでもストックすること
ができる。また、積上部が複数なので従来の技術よりも
多くのコンテナーをストックすることができる。

【００２７】（６）請求項６のコンテナーストック装置 コンテナーストック枠上に設けられた複数のストック部
の全部の支持片が、駆動手段によって動作させられてい
るので、積降部と積上部の比率を変えたり、積降部を積
上部に切り替えたり、積上部を積降部に切り替えたりで
きる。また、コンテナーをストックしたまま積上部を積
降部に切り替え、製品の収納されたコンテナーを搬送手
段上に降ろすことができ、積降部においてはコンテナー
を搬送ベルト上に置けば、人手によらず積上げて行くこ
とができる。

【００２８】（７）請求項７のコンテナーストック装置 枠体の前方と後方のコンテナーストック枠上のストック
部を積上部にして、製品の収納されたコンテナーが交互
に積み上げストックして行くことができるので、枠体の
一方に荷重が偏ることがなく、重いコンテナーでもスト
ックすることができる。また、生産条件等に応じてスト
ック部を積み上げ・積み降ろしの機能を切り替えて使用
できる。

【００２９】（８）請求項８のコンテナーストック装置 積上部においては、積み上げストックされたコンテナー
を段積み状態のまま搬送手段上に降ろし置くことができ
る。積降部においては、コンテナーを搬送手段上に段積
みして置き積降部にまとめてストックすることができ、
作業性及び作業効率を大きく向上させることができる。

【００３０】（９）請求項９のコンテナーストック装置 四角体をした枠体内にコンテナーストック枠を設けてあ
るので、コンテナーストック枠を長いものにしても安定
している。したがって、ストック部を多数設けることが
でき、より多数の空のコンテナーをコンテナーストック
枠上にストックし、これらのコンテナーに製品を収納し
その全部のコンテナーをコンテナーストック枠上にスト
ックするよう機能させることができる。また、コンテナ
ーストック枠をコンテナーを複数積み上げた高さより高
い位置に上昇させることができるので、空のコンテナー
をストックする場合は、段積みした空のコンテナーの列
を必要なだけ搬送手段上に並べ、それをまとめてコンテ
ナーストック枠にストックすることができ、製品の収納
された段積みされたコンテナー列をまとめて搬送手段上
に降ろし置くことができる。極めて作業性・作業効率の
よい作業環境を提供することができる。また、長時間自
動的に製品のストックが行なえるので生産性を高めるこ
とができる。

【００３１】（１０）請求項１０のコンテナーストック
装置 搬出部にローラーコンベアーなどを連結あるいは接岸す
れば、段積み状態で搬送手段上に降ろし置かれたコンテ
ナーを、ローラーコンベアーに送り移しストックして行
くことができる。これにより、積上部は１ヶ所で間に合
わせることができる。すなわち、積上部に所定の数コン
テナーがストックされたら、搬送手段に全部降ろしロー
ラーコンベアーにストックし、空になった積上部に再び
製品の収納されたコンテナーを所定の数迄ストックして
行く。他は積降部にすることができるので、より多数の
空のコンテナーをストックしておくことができるので、
より長い時間にわたって製品の収納が自動的に進めるこ
とができる。

【００３２】（１１）請求項１１のコンテナーストック
装置 段積み状態で搬送手段上に降ろし置かれたコンテナー
を、ローラーコンベアーに送り移しストックして行くこ
とができるので、コンテナーを装置外に降ろすための作
業回数を大きく減らすことができる。すなわち、コンテ
ナーストック枠上のストック部の１つを積上部にし他の
ストック部全部積降部にすることができるので、空のコ
ンテナーをより多くストックして置くことができ、製品
の自動収納ストック時間をより長くでき、生産性を上げ
ることができる。また、コンテナーストック枠からコン
テナーを降ろす作業はなく、空の軽いコンテナーを追加
して行くだけの作業なのでとても楽である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１を示す斜視図。

【図２】本発明の実施例１を示す部分拡大斜視図。

【図３】本発明の実施例１の使用状態を示す斜視図。

【図４】本発明の実施例１の積降部の動作を示す動作説
明図。

【図５】本発明の実施例１の積上部の動作を示す動作説
明図。

【図６】本発明の実施例１の動作例を示す動作説明図。

【図７】本発明の実施例２の動作を示す動作説明図。

【図８】本発明の実施例３を示す部分斜視図。

【図９】本発明の実施例３の積み降ろしの動作例を示す
動作説明図。

【図１０】本発明の実施例３の積み降ろしの他の動作例
を示す動作説明図。

【図１１】本発明の実施例３の積み上げの動作を示す動
作説明図。

【図１２】本発明の実施例３のコンテナーの搬出動作例
を示す動作説明図。

【図１３】本発明の実施例５を示す側面図。

【図１４】本発明の実施例５の他の動作例を示す動作説
明図。

【図１５】従来技術を示す斜視図。

【符号の説明】

１−−−−装置 ２−−−−台 ３−−−−枠体 ４−−−−コンテナーストック枠 ５−−−−支柱 ６−−−−案内軌状 ７−−−−油圧シリンダー ８−−−−昇降張 ９−−−−アーム １０−−−−コンテナー １１−−−−積降部 １２−−−−積上部 １３−−−−積上部 １４−−−−支持片アゴ載部 １５−−−−支持片 １６−−−−コンテナー支持部分 １７−−−−支転軸 １８−−−−軸受部 １９−−−−駆動手段連結部 ２０−−−−支持片 ２１−−−−スプリング ２２−−−−支持片倒しレバー ２３−−−−コロ ２４−−−−レバー押上部 ２５−−−−支持鍔部 ２６−−−−支持片解放軌条部 ２７−−−−レバー押上軌条部 ２８−−−−押上保持軌条部 ２９−−−−搬送ベルト ３０−−−−製品受部 ３１−−−−搬送ベルト駆動部 ３２−−−−制御部 ３３−−−−搬出部 ３４−−−−コロ ３５−−−−コンテナー本体 ３６−−−−上部鍔部 ３７−−−−下部鍔部 ３８−−−−突出部 ３９−−−−シューター ４０−−−−可動軌条 ４１−−−−コロ ４２−−−−装置 ４３−−−−支持片 ４４−−−−コンテナー支持部分 ４５−−−−ストック部 ４６−−−−ストック部 ４７−−−−ストック部 ４８−−−−ステッピングモーター ４９−−−−ローラーコンベアー ５０−−−−装置 ５１−−−−支柱部 ５２−−−−案内軌状 ５３−−−−枠体 ５４−−−−コンテナーストック枠 ５５−−−−昇降枠 ５６−−−−昇降手段 ５７−−−−駆動モーター ５８−−−−巻上ドラム ５９−−−−ワイヤー ６０−−−−製品受部 ６１−−−−台 ６２−−−−搬送手段 ６３−−−−ストック部 ６４−−−−ストック部 ６５−−−−ストック部 ６６−−−−ストック部 ６７−−−−ストック部 ６８−−−−コンテナーストック装置 ６９−−−−枠体 ７０−−−−コンテナーストック枠 ７１−−−−台 ７２−−−−昇降枠 ７３−−−−アーム ７４−−−−油圧ホース

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 台と、 この台に立設された枠体と、 この枠体に設けられた昇降手段と、 この昇降手段によって昇降させられるコンテナーストッ
   ク枠と、 このコンテナーストック枠に設けられた、外側に支持鍔
   部を有するコンテナーを縦に積み上げて行く積上部と、 この積上部に設けられた、上方からの荷重に対しては支
   持状態を維持し下方からの押し上げに対しては外側に起
   こし上げられ、この押し上げ状態から解放されると内側
   に倒れて支持状態にもどる前記コンテナーの支持鍔部を
   下部から支持する積上側支持片と、 前記コンテナーストック枠に設けられた、外側に支持鍔
   部を有するコンテナーを縦積みにしておいて積み降ろし
   て行く積降部と、 この積降部に設けられた支転軸に固定され前記コンテナ
   ーの支持鍔部を下部から支持する積降側支持片と、 この積降側支持片を外側に起こし上げるように常時引っ
   張っているスプリングなどからなる支持片起こし手段
   と、 前記支転軸に適宜な方向に向けられて固定された、前記
   支持片起こし手段の作用によって起き上がった 前記積
   降側支持片を内側に倒し支持状態にもどす支持片倒しレ
   バーと、 この支持片倒しレバーの縦走行線上前記コンテナースト
   ック枠の外側に立設されたレバー押上部と、 このレバー押上部の最下部に設けられた、前記積降側支
   持片を前記コンテナーの支持鍔部の外側に解放した状態
   にする支持片解放軌条部と、 この支持片解放軌条部の連絡された前記積降側支持片を
   前記コンテナーの支持鍔部のエリア内に順次倒して行く
   よう順次上方に狭められたレバー押上軌条部と、 このレバー押上軌条部の上方に連絡された前記積降側支
   持片を前記コンテナーの支持鍔部のエリア内に保持する
   押上保持軌条部と、 前記台に設けられたコンテナーを搬送するための搬送手
   段とからなるコンテナーストック装置において、 枠体がアーチ形状をしていて該枠体が台の後方にコンテ
   ナーが１つ以上入るスペースをあけて立設され、コンテ
   ナーストック枠に積上部を２つ以上と積降部を１つ以上
   有し、前記コンテナートック枠が前記枠体の前後に貫通
   して昇降可能に設けられ、前記枠体の前方と後方のコン
   テナーストック枠上に前記積上部がそれぞれ設けられて
   なることを特徴とするコンテナーストック装置。
2. 【請求項２】 台と、 この台に立設された枠体と、 この枠体に設けられた昇降手段と、 この昇降手段によって昇降させられるコンテナーストッ
   ク枠と、 このコンテナーストック枠に設けられた、外側に支持鍔
   部を有するコンテナーを縦に積み上げて行く積上部と、 この積上部に設けられた積上側支転軸に固定され、上方
   からの荷重に対しては支持状態を維持し下方からの押し
   上げに対しては外側に起こし上げられ、この押し上げ状
   態から解放されると内側に倒れて支持状態にもどる前記
   コンテナーの支持鍔部を下部から支持する積上側支持片
   と、 前記コンテナーストック枠に設けられた、外側に支持鍔
   部を有するコンテナーを縦積みにしておいて積み降ろし
   て行く積降部と、 この積降部に設けられた積降側支転軸に固定され前記コ
   ンテナーの支持鍔部を下部から支持する積降側支持片
   と、 この積降側支持片を外側に起こし上げるように常時引っ
   張っているスプリングなどからなる支持片起こし手段
   と、 前記積降側支転軸に適宜な方向に向けられて固定され
   た、前記支持片起こし手段の作用によって起き上がった
   前記積降側支持片を内側に倒し支持状態にもどす支持片
   倒しレバーと、 この支持片倒しレバーの縦走行線上前記コンテナースト
   ック枠の外側に立設されたレバー押上部と、 このレバー押上部の最下部に設けられた、前記積降側支
   持片を前記コンテナーの支持鍔部の外側に解放した状態
   にする支持片解放軌条部と、 この支持片解放軌条部の連絡された前記積降側支持片を
   前記コンテナーの支持鍔部のエリア内に順次倒して行く
   よう順次上方に狭められたレバー押上軌条部と、 このレバー押上軌条部の上方に連絡された前記降側支持
   片を前記コンテナーの支持鍔部のエリア内に保持する押
   上保持軌条部と、 前記積上側支転軸あるいは積上側支持片に設けられた、
   モーターなどの駆動手段を連結するための駆動手段連結
   部と、 前記積降側支転軸あるいは積降側支持片に設けられた、
   モーターなどの駆動手段を連結するための駆動手段連結
   部と、 前記台に設けられたコンテナーを搬送するための搬送手
   段と、 以上のごとく構成されてなることを特徴とするコンテナ
   ーストック装置。
3. 【請求項３】 台と、 この台に立設された枠体と、 この枠体に設けられた昇降手段と、 この昇降手段によって昇降させられるコンテナーストッ
   ク枠と、 このコンテナーストック枠に設けられた、外側に支持鍔
   部を有するコンテナーを縦に積み上げて行く積上部と、 この積上部に設けられた積上側支転軸に固定され、上方
   からの荷重に対しては支持状態を維持し下方からの押し
   上げに対しては外側に起こし上げられ、この押し上げ状
   態から解放されると内側に倒れて支持状態にもどる前記
   コンテナーの支持鍔部を下部から支持する積上側支持片
   と、 前記コンテナーストック枠に設けられた、外側に支持鍔
   部を有するコンテナーを縦積みにしておいて積み降ろし
   て行く積降部と、 この積降部に設けられた積降側支転軸に固定され前記コ
   ンテナーの支持鍔部を下部から支持する積降側支持片
   と、 この積降側支持片を外側に起こし上げるように常時引っ
   張っているスプリングなどからなる支持片起こし手段
   と、 前記積降側支転軸に適宜な方向に向けられて固定され
   た、前記支持片起こし手段の作用によって起き上がった
   前記積降側支持片を内側に倒し支持状態にもどす支持片
   倒しレバーと、 この支持片倒しレバーの縦走行線上前記コンテナースト
   ック枠の外側に立設されたレバー押上部と、 このレバー押上部の最下部に設けられた、前記積降側支
   持片を前記コンテナーの支持鍔部の外側に解放した状態
   にする支持片解放軌条部と、 この支持片解放軌条部の連絡された前記積降側支持片を
   前記コンテナーの支持鍔部のエリア内に順次倒して行く
   よう順次上方に狭められたレバー押上軌条部と、 このレバー押上軌条部の上方に連絡された前記降側支持
   片を前記コンテナーの支持鍔部のエリア内に保持する押
   上保持軌条部と、 前記積上側支転軸を軸支する積上側軸受部と、 この積上側軸受部の外側に突き出した前記積上側支転軸
   の一部からなるモーターなどの駆動手段を連結するため
   の駆動手段連結部と、 前記積降側支転軸を軸支する積降側軸受部と、 この積降側軸受部の外側に突き出した前記積降側支転軸
   の一部からなるモーターなどの駆動手段を連結するため
   の駆動手段連結部と、 前記台に設けられたコンテナーを搬送するための搬送手
   段と、 以上のごとく構成されてなることを特徴とするコンテナ
   ーストック装置。
4. 【請求項４】 台と、 この台に立設された枠体と、 この枠体に設けられた昇降手段と、 この昇降手段によって昇降させられるコンテナーストッ
   ク枠と、 このコンテナーストック枠に設けられた、外側に支持鍔
   部を有するコンテナーを縦に積み上げて行く複数の積上
   部と、 この積上部に設けられた、上方からの荷重に対しては支
   持状態を維持し下方からの押し上げに対しては外側に起
   こし上げられ、この押し上げ状態から解放されると内側
   に倒れて支持状態にもどる前記コンテナーの支持鍔部を
   下部から支持する積上側支持片と、 前記コンテナーストック枠に設けられた、外側に支持鍔
   部を有するコンテナーを縦積みにしておいて積み降ろし
   て行く積降部と、 この積降部に設けられた前記コンテナーの支持鍔部を下
   部から支持する積降側支持片と、 この積降側支持片が前記コンテナーの支持鍔部のエリア
   内に出入りするよう動作させるモーターなどの駆動手段
   と、 前記台に設けられたコンテナーを搬送するための搬送手
   段と、 以上のごとく構成されてなることを特徴とするコンテナ
   ーストック装置。
5. 【請求項５】 枠体がアーチ形状をしていて該枠体が台
   の後方にコンテナーが１つ以上入るスペースをあけて立
   設され、コンテナーストック枠に積上部を２つ以上と積
   降部を１つ以上有し、前記コンテナートック枠が前記枠
   体の前後に貫通して昇降可能に設けられ、前記枠体の前
   方と後方のコンテナーストック枠上に前記積上部がそれ
   ぞれ設けられてなることを特徴とする請求項２、３又は
   ４記載のコンテナーストック装置。
6. 【請求項６】 台と、 この台に立設された枠体と、 この枠体に設けられた昇降手段と、 この昇降手段によって昇降させられるコンテナーストッ
   ク枠と、 このコンテナーストック枠に設けられた、外側に支持鍔
   部を有するコンテナーを縦に積み上げたり積み降ろした
   りできる複数のストック部と、 このストック部に設けられた、前記コンテナーの支持鍔
   部を下部から支持する支持片と、 この支持片を前記コンテナーの支持鍔部のエリア内に出
   入りするよう動作させるモーターなどの駆動手段と、 前記台に設けられたコンテナーを搬送するための搬送手
   段と、 以上のごとく構成されてなることを特徴とするコンテナ
   ーストック装置。
7. 【請求項７】 枠体がアーチ形状をしていて該枠体が台
   の後方にコンテナーが１つ以上入るスペースをあけて立
   設され、ストック部を３つ以上有したコンテナーストッ
   ク枠が前記枠体の前後に貫通して昇降可能に設けられ、
   前記枠体の前方と後方のコンテナーストック枠上に前記
   ストック部を設けてなることを特徴とする請求項６記載
   のコンテナーストック装置。
8. 【請求項８】 搬送手段上に複数段積み上げられたコン
   テナーの高さより高い位置にコンテナーストック枠の底
   部が上昇するように該コンテナーストック枠が設けられ
   てなることを特徴とする請求項２、３、４、５、６又は
   ７記載のコンテナーストック装置。
9. 【請求項９】 枠体が四角体をしていて、この枠体内に
   コンテナーをストックする複数のストック部を有したコ
   ンテナーストック枠を設け、搬送手段上に複数段積み上
   げられたコンテナーの高さより高い位置に前記コンテナ
   ーストック枠の底部が上昇するように該コンテナースト
   ック枠が設けられてなることを特徴とする請求項２、
   ３、又は６記載のコンテナーストック装置。
10. 【請求項１０】 コンテナーストック枠上で段積みされ
    搬送手段上に段積み状態のまま降ろし置かれたコンテナ
    ーを、段積み状態のままで装置外に搬出するための搬出
    部を設けたことを特徴とする請求項２、３、４、５、
    ６、７、８又は９記載のコンテナーストック装置。
11. 【請求項１１】 コンテナーストック枠上で段積みされ
    搬送手段上に段積み状態のまま降ろし置かれたコンテナ
    ーを、段積み状態で自動的に横列に並べストックして行
    くことができるローラーコンベアなどからなる横列スト
    ック部を前記搬送手段と連絡してなることを特徴とする
    請求項２、３、４、５、６、７、８、９又は１０記載の
    コンテナーストック装置。