JPH07314327A - ウエハ研磨装置およびその方法 - Google Patents

ウエハ研磨装置およびその方法

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JPH07314327A
JPH07314327A JP13145994A JP13145994A JPH07314327A JP H07314327 A JPH07314327 A JP H07314327A JP 13145994 A JP13145994 A JP 13145994A JP 13145994 A JP13145994 A JP 13145994A JP H07314327 A JPH07314327 A JP H07314327A
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wafer
plate
holding
polishing
layer
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Hiroshi Sato
弘 佐藤
Yasunori Okubo
安教 大久保
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多層からなるウエハの一面を形成する層を略
均一な厚みに研磨すること。 【構成】 多層からなるウエハ1の一面を研磨する定盤
10と、この定盤10の上方にシリンダー軸21を中心
にして設けられかつ上記一面を定盤10に向けた状態で
ウエハ1を保持するための保持盤20と、保持盤20に
取り付けられ、かつ上記多層のうちの所定の層から上記
一面までの膜厚の測定結果に基づいて、保持するウエハ
1の所定の層が定盤10の上面に対して略平行となる状
態に保持盤20の傾きを補正する傾き補正治具30とで
ウエハ研磨装置を構成する。この装置によれば、ウエハ
1の一面を上記所定の層と略平行に研磨することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばSOI(Silicon
on Insulator) 層を略均一な膜厚に研磨するためのウエ
ハ研磨装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のウエハ研磨装置は例えば図7に示
したように主に、ウエハ1を研磨する定盤40と、定盤
40の上方に設けられてウエハ1を保持する保持盤50
とからなる。
【0003】定盤40はその上面に研磨布41が張られ
てなり、例えば軸42によって回動する。また保持盤5
0はその表面、すなわち定盤40側にウエハ1の保持ガ
イド51を設けてなり、保持ガイド51内側にウエハ1
を吸着保持する。さらに保持盤50の裏面には、ジョイ
ント部52を介してシリンダー軸53が取り付けられて
おり、シリンダー軸53によって回動するように構成さ
れている。
【0004】このような装置を用いてウエハ1を一面を
研磨する場合には、保持盤50に一面を定盤40に向け
た状態でウエハ1を吸着保持させる。次いで、定盤40
の上面、つまり研磨布41表面に研磨剤60を供給す
る。そして定盤40と保持盤50とを回動させつつ、保
持盤50を図中矢印で示すように定盤40へ向けて加圧
する。このことにより、ウエハ1の一面が定盤40に加
圧接触して研磨が進行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記装置では、保持盤
50がジョイント部52によって研磨布41の表面に添
って自由に動けるため、ウエハ1の一面にならって研磨
が進む。つまり表面基準で研磨が進むので、ウエハ1の
厚みが略均一であればそのまま均一な厚みに研磨され易
い。
【0006】しかしながら、多層からなるウエハにおい
ては各層の厚みにばらつきがあることが多い。例えば基
板上に絶縁層と単結晶層とが順に積層されたSOI構造
のウエハでは、SOI層となる単結晶層や基板の厚みに
ばらつきがあることが多い。そのためウエハ全体の断面
形状がくさび状である、または単結晶層の表面が凸状も
しくは凹状であるなど、ウエハの厚みは略均一でない。
【0007】したがって、表面基準で研磨が進む上記装
置を用いてこのようなウエハの単結晶層を研磨すると、
単結晶層の厚い部分に研磨残りが生じていた。または単
結晶層の薄い部分が薄く研磨されすぎて、不均一な厚み
のSOI層に仕上がる欠点があった。本発明は上記課題
を解決するためになされたものであり、多層からなるウ
エハの一面を形成する層を略均一な厚みに研磨すること
ができるウエハ研磨装置およびその方法を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、多層からなるウエハの一面を
研磨する定盤と、この定盤の上方に軸を中心にして設け
られかつ上記一面を定盤に向けた状態でウエハを保持す
るための保持盤と、上記保持盤に取り付けられ、かつ上
記多層のうちの所定の層から上記一面までの膜厚の測定
結果に基づいて、保持するウエハの所定の層が上記定盤
の上面に対して略平行となる状態に保持盤の傾きを補正
する傾き補正治具とからなり、上記ウエハの一面を上記
所定の層と略平行にする装置である。
【0009】また請求項2の発明は、請求項1記載の発
明における傾き補正治具が、上記保持盤の軸を対称にし
た少なくとも3箇所に設けられている装置である。
【0010】さらに請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載のウエハ研磨装置を用い、ウエハの所
定の層から一面までの膜厚を測定する。また上記ウエハ
の一面を上記定盤の上面に載置して、そのウエハを保持
した上記保持盤の傾きから上記傾き補正治具自身の初期
値を補正する。そして、その初期値を補正した傾き補正
治具により上記膜厚の測定結果に基づいて上記保持盤の
傾きを補正し、ウエハの所定の層を定盤の上面に対して
略平行にする。その後、上記所定の層を定盤の上面に対
して略平行に保持した状態で、ウエハの一面を定盤で研
磨し、その一面を上記所定の層と略平行にする方法であ
る。
【0011】また請求項4記載の発明は、請求項3記載
のウエハ研磨方法におけるウエハが絶縁層を有してなる
ものであって、その絶縁層を上記所定の層として前記ウ
エハの一面の研磨を行う方法である。
【0012】
【作用】本発明のウエハ研磨装置では、所定の層から一
面までの膜厚の測定結果に基づいて保持盤の傾き補正す
る傾き補正治具を備えていることから、ウエハの厚みに
ばらつきがあっても前記所定の層を基準とした前記保持
盤の傾きの補正がなされる。また本発明のウエハ研磨方
法では、ウエハの厚みのばらつきに対応して傾き補正治
具の初期値を補正した後、前記膜厚の測定結果に基づい
て前記保持盤の傾きを補正する。このことから、常に前
記所定の層が定盤の上面に対して略平行な状態でウエハ
の一面の研磨が行われる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るウエハ研磨装置およびそ
の方法の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発
明のウエハ研磨装置(以下、本発明装置と記す)の一例
を示した概略図であり、ウエハ1を研磨している状態を
示している。また図2は図1における平面図である。図
示したようにこのウエハ研磨装置は、上面に研磨布11
が張られかつ例えば軸12により回動する定盤10を備
えている。
【0014】この定盤10の上方には、ウエハ1を保持
するための保持盤20が設けられている。保持盤20
は、従来と同様にその表面、すなわち定盤10側に保持
ガイド21が設けられており、保持ガイド21内側の高
平坦度真空吸着面にてウエハ1を吸着保持する。また保
持盤20の裏面には、ジョイント部22を介してシリン
ダー軸23が取り付けられている。シリンダー軸23は
定盤10に対して略垂直に配置されており、保持盤20
はシリンダー軸23により回動すると共に例えば定盤1
0へ向けて加圧されるようになっている。
【0015】この保持盤20には例えばその裏面に、後
述するごとく保持盤20の傾きを補正する傾き補正治具
30が、シリンダー軸23を対称にした少なくとも3箇
所に設けられている。この実施例では、図2に示したよ
うに例えばA、B、C、Dの4箇所に設けた場合を示し
ている。各傾き補正治具30は、例えばモータ31と、
モータ31の回転ネジ31aの先端と保持盤20とに固
定された圧力センサ32と、モータ31の駆動を制御す
るCPU33と、膜厚測定部34とを備えてなる。
【0016】モータ31は、取り付けブラケット70を
介してシリンダー軸23に取り付けられている。このと
き、モータ31は回転ネジ31aの長さ方向が保持盤2
0に対して略直交する状態に配置され、モータ31の駆
動によって回転ネジ31aが上下動する。
【0017】また圧力センサ32は、回転ネジ31aと
保持盤20とで挟まれた状態で設けられており、回転ネ
ジ31aによって受ける圧力を検知する。上記モータ3
1および圧力センサ32はそれぞれ、配線35、36を
介してロータリー端子37に接続され、さらにロータリ
ー端子37からケーブル38を介してCPU33に接続
されている。このロータリー端子37によって、シリン
ダー軸23が回転してもCPU33とモータ31間、お
よびCPU33と圧力センサ32間で電気信号が伝わる
ようになっている。
【0018】なお、回転ネジ31aの先端側と圧力セン
サ32は、カバー39によって保護されている。一方、
膜厚測定部34は、多層からなるウエハ1の所定の層か
ら研磨する一面までの膜厚を例えば光学的に測定するも
のである。膜厚測定部34は上記したCPU33に接続
されており、膜厚測定部34からの電気信号がCPU3
3に送られるようになっている。
【0019】このCPU33は、例えば第1モードと第
2モードとを有しており、それぞれのモードに自動的ま
たは手動で切り換わるように構成されている。第1モー
ドになっている場合、CPU33は圧力センサ32より
入力される検知結果に基づいてモータ31の駆動を制御
し、回転ネジ31aを上下動させる。そして、圧力セン
サ32が回転ネジ31aによって受ける圧力が略一定圧
となる状態でモータ31をロックさせる。
【0020】そのため例えば第1モードにし、保持盤2
0が保持するウエハ1の一面を定盤10の上面に載置し
て表面基準にすると、回転ネジ31aの回転数の初期値
がウエハ1の厚みのばらつきに対応して補正されること
になる。またCPU33を第2モードにすると、CPU
33は膜厚測定部34から入力された測定結果に基づい
て回転ネジ31aの移動量を演算する。そして演算結果
に基づいてモータ31を駆動し、各回転ネジ31aを上
下動させる。
【0021】したがって上記実施例では、ウエハ1の厚
みのばらつきに対応して傾き補正治具30自身の初期値
を補正でき、膜厚の測定結果に基づいて保持盤20の傾
きを補正できるので、ウエハ1の所定の層を定盤10の
上面に対して略平行な状態にすることができる。このた
めウエハ1の厚みにばらつきがあっても、所定の層を定
盤10の上面に対して略平行な状態でウエハ1の一面の
研磨を進行させることができる。
【0022】次に、本発明のウエハ研磨方法(以下、本
発明方法と記す)を上記実施例の装置を用いた場合を例
にとって説明する。図3、図4はそれぞれ、本発明方法
の一例の第1工程、第2工程を示す説明図であり、図5
は第3および第4工程を示す説明図である。
【0023】本発明方法は多層からなるウエハ1におい
て、ウエハ1の一面を研磨して、その一面を多層のうち
の所定の層と略平行にする方法である。この実施例で
は、例えば図4、図5に示すごとく基板1a上に絶縁層
1b、単結晶層1cを順に積層したSOI構造を有する
ウエハ1において、単結晶層1cの表面を研磨して、単
結晶層1cを絶縁層1bと略平行にする場合について述
べる。
【0024】まず、図3に示すように第1工程として、
ウエハ1の単結晶層1cの表面から絶縁層1bまでの厚
みを膜厚測定部34で測定する。膜厚の測定は、例えば
保持盤20にウエハ1を保持させた状態で行う。また、
この実施例では単結晶層1cの膜厚を、傾き補正治具3
0のA、B、C、D位置に略対応するa、b、c、dの
4箇所で測定する。
【0025】次いで図4に示すように第2工程として、
ウエハ1の単結晶層1cの表面を定盤10の上面に載置
し、表面基準にする。そして、そのウエハ1を保持した
保持盤20の傾きから傾き補正治具30自身の初期値を
補正する。
【0026】ここでは、傾き補正治具30のモータ31
の回転ネジ31aを緩めた後、CPU33を第1モード
にし、単結晶層1cの表面を定盤10の上面に載置す
る。すると、上記したようにCPU33は、その定盤2
0の傾きにおいて、圧力センサ32が回転ネジ31aか
ら受ける圧力が略一定圧となるようにモータ31を駆動
させてロックし、回転ネジ31aの回転数を設定し直
す。これが、傾き補正治具30の補正された初期値にな
る。
【0027】続いて図5に示すように第3工程として、
初期値が補正された傾き補正治具30により膜厚測定部
34の測定結果に基づいて保持盤20の傾きを補正し、
ウエハ1の絶縁層1bを定盤10の上面に対して略平行
にする。
【0028】上記実施例の装置では、初期値の補正後、
CPU33を第1モードから第2モードに自動的にまた
は手動で切り換える。またこの際、シリンダー軸23に
よって保持盤20は一端上方に移動させる。そしてCP
U33は、膜厚測定部34の測定結果から各傾き補正治
具30の回転ネジ31aの移動量を演算する。
【0029】例えば測定箇所a、b、c、dの測定結果
がt1 、t2 、t3 、t4 であり、t1 >t3 である場
合、CPU33はt1 とt3 の差の平均((t1
3 )/2)を演算する。演算後、CPU33はAの傾
き補正治具30の回転ネジ31aを初期値から(t1
3 )/2だけ下方に移動させる。また、Cの傾き補正
治具30の回転ネジ31aを補正基準から(t1
3 )/2だけ上方に移動させる。その結果、保持盤2
0の傾きが補正され、ウエハ1の絶縁層1bが定盤10
の上面に対して略平行になる。
【0030】その後第4工程として、ウエハ1の絶縁層
1bを定盤10の上面に対して略平行にした状態で単結
晶層1cの表面を研磨する。この場合には、従来と同様
に定盤10の上面、つまり研磨布12表面に研磨剤60
を供給する。そして定盤10と保持盤20とを回動させ
つつ、保持盤20を図中矢印で示すように定盤10へ向
けて加圧することにより行う。
【0031】上記したようにこの実施例では、膜厚測定
部34の測定結果に基づく保持盤20の傾きの補正に先
立ち、ウエハ1の厚みのばらつきに対応した傾き補正治
具30自身の初期値の補正を行う。そのため図6
(イ)、(ロ)に示すようにウエハ1の断面形状がくさ
び状であっても、図6(ハ)、(ニ)に示すように単結
晶層1cの表面が凹状、凸状であっても絶縁層1bが定
盤10の上面に対して略平行となるように保持盤20の
傾きが補正される。
【0032】また研磨の際は、絶縁層1bが定盤10の
上面に対して略平行な状態であるため、単結晶層1cの
膜厚の厚い部分から研磨されることになる。その結果、
単結晶層1cの表面が絶縁層1bと略平行になり、厚み
が略均一な単結晶層1cが得られる。
【0033】したがって本実施例によれば、厚みの均一
性が向上したSOI層を得ることができるので、研磨歩
留りが向上する。また、SOI層に形成するトランジス
ターなどの素子特性のバラツキが小さくなり、品質が向
上した半導体装置を得ることができる。さらに、厚みの
均一性が向上したSOI層を得ることができるので、次
工程の作業性が向上すると共に、自動化、量産化にも対
応できる。
【0034】なお、上記実施例では、例えば研磨の際に
保持盤20を定盤10に向けて加圧する場合をついて説
明したが、これに限定されるものでない。またSOI構
造を有するウエハ1の単結晶層1cの表面を研磨する場
合について説明したが、多層からなるウエハ1であれば
上記と同様に一面の研磨を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明装置は、ウエ
ハの所定の層から一面までの膜厚を測定するための傾き
補正治具を備えている。このため、ウエハの厚みにばら
つきがあっても前記所定の層を基準として前記保持盤の
傾きの補正を行うことができるので、前記所定の層が定
盤の上面に対して略平行な状態でウエハの一面を研磨す
ることができる。よって本発明装置では、前記一面を形
成する層の膜厚の厚い部分から研磨することができるの
で、前記一面を前記所定の層に対して略平行にすること
が可能になる。
【0036】また本発明方法は、ウエハの厚みのばらつ
きに対応して傾き補正治具自身の初期値を補正した後、
この傾き補正治具により前記膜厚の測定結果に基づいて
前記保持盤の傾きを補正する。そのため、ウエハの厚み
にばらつきがあっても常にウエハの一面を前記所定の層
に対して略平行な状態に研磨することができる。
【0037】したがって本発明によれば、前記一面を形
成する層の厚みを略均一にすることができるので、研磨
歩留りが向上すると共に、その層に形成するトランジス
ターなどの素子特性のバラツキが小さくなり、品質が向
上した半導体装置を得ることができる。さらに、次工程
の作業性が向上すると共に、自動化、量産化にも対応で
きる。また、本発明装置は従来の研磨装置に適用するこ
とができるので、非常に実用性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一例を示した概略図である。
【図2】本発明装置の一例を示した平面図である。
【図3】本発明方法の一例の第1工程の説明図である。
【図4】本発明方法の一例の第2工程の説明図である。
【図5】本発明方法の一例の第3および第4工程の説明
図である。
【図6】保持盤の傾き補正状態を示す模式図である。
【図7】従来装置の一例を示した概略図である。
【符号の説明】
1 ウエハ 1b 絶縁層(所定の層) 10 定盤 20 保持盤 23 シリンダー軸 30 傾き補正治具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層からなるウエハの一面を研磨して、
    該一面を前記多層のうちの所定の層と略平行にするウエ
    ハ研磨装置であって、 前記一面を研磨する定盤と、 該定盤の上方に軸を中心にして設けられかつ前記一面を
    前記定盤に向けた状態で前記ウエハを保持するための保
    持盤と、 前記保持盤に取り付けられ、かつ前記所定の層から前記
    一面までの膜厚の測定結果に基づいて、保持した前記ウ
    エハの所定の層が前記定盤の上面に対して略平行となる
    状態に前記保持盤の傾きを補正する傾き補正治具とから
    なることを特徴とするウエハ研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記傾き補正治具は、前記保持盤の軸を
    対称にした少なくとも3箇所に設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のウエハ研磨装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のウエハ研
    磨装置を用いたウエハ研磨方法であって、 前記ウエハの所定の層から前記一面までの膜厚を測定す
    る第1工程と、 前記ウエハの一面を前記定盤の上面に載置して、そのウ
    エハを保持した前記保持盤の傾きから前記傾き補正治具
    自身の初期値を補正する第2工程と、 その後、該初期値が補正された傾き補正治具により前記
    膜厚の測定結果に基づいて前記保持盤の傾きを補正し、
    前記ウエハの所定の層を前記定盤の上面に対して略平行
    にする第3工程と、 前記所定の層を前記定盤の上面に対して略平行に保持し
    た状態で、前記ウエハの一面を前記定盤で研磨し、該一
    面を前記所定の層と略平行にする第4工程とからなるこ
    とを特徴とするウエハ研磨方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のウエハ研磨方法におい
    て、 前記ウエハは絶縁層を有してなるものであって、 該絶縁層を前記所定の層として前記ウエハの一面の研磨
    を行うことを特徴とするウエハ研磨方法。
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