JPH07312857A - 偏平なフアン電動機 - Google Patents

偏平なフアン電動機

Info

Publication number
JPH07312857A
JPH07312857A JP6134796A JP13479694A JPH07312857A JP H07312857 A JPH07312857 A JP H07312857A JP 6134796 A JP6134796 A JP 6134796A JP 13479694 A JP13479694 A JP 13479694A JP H07312857 A JPH07312857 A JP H07312857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
rotor
flat plate
width
magnetic poles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6134796A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuki Ban
五紀 伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Secoh Giken Co Ltd
Original Assignee
Secoh Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Secoh Giken Co Ltd filed Critical Secoh Giken Co Ltd
Priority to JP6134796A priority Critical patent/JPH07312857A/ja
Publication of JPH07312857A publication Critical patent/JPH07312857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型偏平で1個の位置検知素子で駆動される
フアンモータによる集積回路の冷却装置を得ることであ
る。 【構成】 円板状のマグネット回転子の外周に所定の空
隙を設けることにより、1個の位置検知素子により3相
の位置検知信号が得られ、該信号により磁性体平板に並
置された扇型の電機子コイルの通電制御を行なって3相
の小型偏平な電動機が得られる。マグネット回転子を貼
着したカップ状回転子の外周と底面にフアンを設けるこ
とによりフアン電動機が得られる。ヒートシンクの中央
部に集積回路を載置し、その上に上記したフアン電動機
を載置することにより冷却効果の良好な装置を得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】集積回路を冷却する為の放熱装置
として利用される。
【従来の技術】相似した技術があるが、フアン電動機が
刷子と整流子を利用しているので耐用時間に問題点があ
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】フアン電動機としてブ
ラシレス電動機を使用する手段もあるが、大型で偏平化
することが困難となり、高価となる問題点がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】アルミニユーム基板の外
周部に植立された複数個の放熱の為のアルミニユーム突
出部と、該基板の中央部に載置された集積回路と、該集
積回路の上に載置された磁性体平板と、該磁性体平板上
に等しいピッチで配設された複数個の扇型の3相の電気
子コイルと、該平板の中央部に設けた軸受に回動自在に
支持された回転軸と、該回転軸の上端に中央部が固定さ
れたカップ状の軟鋼製の回転子と、該回転子の内側に固
定され、磁極巾が電機子コイルの開角と等しい偶数個の
N,S磁極となり、該N,S磁極面が電機子コイルと空
隙を介して対向するマグネット回転子と、マグネット回
転子の外周部において、隣接するN,S磁極に設けられ
た電気角で120度の巾の無磁界部ならびに反対側の
N,S磁極に設けられた電気角で120度の巾の無磁界
部と、無磁界部に対向するように磁性体平板上に固定さ
れたホール素子と、該ホール素子がN,S磁極と無磁界
部に対向することにより電気角で120度の巾の第1,
第2,第3の相の位置検知信号を得る電気回路と、第
1,第2,第3の相の位置検知信号により対応する第
1,第2,第3の相の電機子コイルに接続されたトラン
ジスタを位置検知信号の巾だけ導通して電機子コイルを
通電せしめる通電制御回路と、軟鋼製の回転子の外周面
外側に突出して外周方向に空気流を発生せしめるように
設けられた複数個のフアンと、マグネット回転子のマグ
ネットのN,S磁極の境界と軟鋼製の回転子の対応する
部分に設けた径方向の長孔と、該長孔を介して外側より
磁性体平板面に送風するように長孔部に設けられたフア
ンとより構成されたものである。
【0004】
【作用】マグネット回転子の外周部にN,S磁極と無磁
界部の区間を電気角で120度の巾で設け、基板上に固
定した1個のホール素子を上記した各区間が通過するこ
とにより対応して第1,第2,第3の相の位置検知信号
が得られるので、該信号により対応する第1,第2,第
3の相の電機子コイルの通電制御を行なうコアレスで小
型偏平なブラシレス電動機が得られる。回転子の外周に
フアンを設けヒートシンクの中央に載置し、下部に集積
回路を挟持することにより、偏平小型で冷却効果の良好
な放熱手段を得ることができる。マグネット回転子の
N,S磁極の境界部の長孔に対応する軟鋼製回転子にフ
アンを設けることにより、カップ状の軟鋼製の回転子の
カップ底面より空気流を流入して集積回路を冷却せしめ
る作用が付加されて、冷却効果を大きくする作用があ
る。
【0005】
【実施例】図1以降について本発明の実施例を説明す
る。各図面の同一記号のものは同一部材なので重複した
説明は省略する。以降の角度表示はすべて電気角で表示
する。次に本発明が適用される3相コアレス、ブラシレ
ス電動機の構成について説明する。図1は側面図であ
る。放熱板となるアルミニユーム製の基板1にはアルミ
ニユーム製の円柱1a,1b,…が植立されて放熱を行
なっている。円柱1a,1b,…は突出部であればよい
ので、その形状は放熱効果を良好とする如何なる形状で
もよい。上述した放熱板をヒートシンクと呼称する。
【0006】図2は図1を矢印A方向よりみた平面図で
ある。図1,図2により詳細を次に説明する。記号3で
示される方形の物体はCPUと呼称される集積回路で、
多数のトランジスタを含む半導体素子により構成され、
メモリと論理回路が含まれている。導出端子は省略して
図示していない。動作中には大きい発熱があるので冷却
する必要がある。集積回路3はヒートシンク1の中央部
に貼着されている。図1の放熱の為のアルミニユーム円
柱は記号1a,1bのみが示されているが、図2に点線
2a,2b,2c,2dに示す点数にそって複数個植立
されている。
【0007】図1において、集積回路3の上には磁性体
で平板状の方形の珪素鋼板の平板4が貼着され、その中
央部には軸受6が設けられ、軸受6には、回転軸6a
(図2に示すもの)が回動自在に支持される。回転軸6
aの上端にはカップ状の軟鋼製の回転子5の底面中央部
が固着される。回転子5の外周には径方向に突出された
フアン5a,5b,…複数個が等しいピッチで図示のよ
うに設けられて図の矢印のように空気流を発生して、円
柱5a,5b,…を冷却する。平板4の上には図4に示
すように扇型の電機子コイル11a,11b,11cが
貼着され、この電機子コイルが図1で記号7として示さ
れている。
【0008】回転子5の内側上面にはマグネット回転子
が装着されている。この詳細を図3につき説明する。図
3は図1の回転子5を平板4の側よりみた平面図であ
る。図3において、180度の開角でN,S磁極に磁化
された円板状のフエライトマグネットが回転子5に貼着
され、9d,9eは削除されて無磁界部となっている。
無磁界部9d,9eの巾はともに120度で、点線8
a,8b,8cの開角はすべて120度である。マグネ
ット回転子の9a,9b,9c,9d部はそれぞれN,
S,N,S極に磁化される。磁極9aと9bの境界は空
隙を設け回転子5の底面の1部10aを外方に折曲す
る。同様に磁極9cと9dの境界の空隙部の回転子5の
底面の1部10bを外方に折曲する。上述した折曲部1
0a,10bは回転子5が矢印D方向に回転したとき
に、図1の矢印B,C方向に空気流を発生して、集積回
路3の冷却効果を更に大きくすることができる。折曲部
10a,10bは図2においては省略して図示していな
い。図3の9d,9e部に同形の軟鋼板を埋設とすると
洩れ磁束を消滅することができるので後述するホール素
子13の位置検知出力を良好とすることができる。
【0009】図5は電機子コイル11a,11b,11
cとマグネット回転子9a,9b,9c,9dの展開図
である。本発明装置はマグネット回転子を8磁極とし電
気子コイルを6個としても実施できる。図5の実施例に
ついて説明する。電機子コイル11cは点線11の位置
にあることが一般的な手段であるが、電機子コイルが重
畳すると界磁磁界のある空隙部が大きくなるので、本実
施例のように重畳することを避けた手段としている。図
5において、位置検知素子となるホール素子13はマグ
ネット回転子9a,9b,…の外周部に対向するように
電機子コイルを貼着した平板4の上に固定され、その位
置は電機子コイル11bの右側導体より左方に30度ず
らされた位置となっている。図6はホール素子13の出
力により電機子コイル11a,11b,11cを通電す
る電気回路を示すものである。
【0010】図6の端子15a,15bは直流電源の正
負極である。電機子コイル11a,11b,11cの1
端は共通となり端子15a即ち図5の端子12より供電
される。図5の端子12a,12b,12cにはトラン
ジスタ18a,18b,18cが接続される。図5のマ
グネット回転子9a,9b,…が矢印D方向に30度回
転すると、ホール素子13はS極9bに対向するので、
その右側の出力によりフリップフロップ回路16が付勢
され、トランジスタ17aを介してトランジスタ18a
のベース入力が得られ導通する。従って電機子コイル1
1aが通電して出力トルクが得られる。導通の区間は1
20度である。ホール素子13が空隙部9dに対向する
と出力が消滅するからである。
【0011】ホール素子13の出力が消滅すると、ダイ
オード16a,16bを介する出力もローレベルとなる
ので、反転回路19を介する出力がハイレベルとなり、
トランジスタ18cを導通する。従って電機子コイル1
1cが通電され、マグネット回転子9a,9b,…が1
20度回転すると、ホール素子13がマグネット9aに
対向するので左側の出力が得られ、この出力により、ト
ランジスタ17bを介してトランジスタ18bが導通し
て電機子コイル11bが120度の区間だけ通電され
る。上述した説明より理解されるように、各電機子コイ
ルは、マグネット回転子9a,9b,…が120度回転
する毎に順次に通電が交替されて回転するブラシレス、
コアレス電動機を得ることができる。上述した実施例の
説明より理解されるように、ホール素子1個のみで3相
直流電動機の片波通電の電動機を構成することができ
る。両波通電の場合にはホール素子を2個使用すればよ
い。従って構成が簡素化される特徴がある。回転子5の
外側フアンによりヒートシンク1を冷却し、回転子5の
底面のフアン10a,10bにより集積回路3を珪素鋼
板4を介して冷却するので冷却作用が大きくなる特徴が
ある。
【0012】
【発明の効果】図1の図面が実寸となる電動機が得られ
るので、冷却作用が大きい偏平なフアンモータを得るこ
とができる。位置検知素子が1個で3相の半導体電動機
が得られるので構成が簡素化され廉価、小型偏平とする
ことができる。CPUの冷却用のフアンモータとして最
も適したものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の側面図
【図2】本発明装置の平面図
【図3】マグネット回転子の平面図
【図4】電機子の平面図
【図5】本発明装置のフアンモータの電機子コイルとマ
グネット回転子の展開図
【図6】電機子コイルの通電制御回路図
【符号の説明】
1,1a,1b,… アルミニユーム基板と放熱の為の
円柱 5 軟鋼製の回転子 5a,5b,… 外側部のフアン 3 集積回路 4 磁性体平板 7,11a,11b,… 電機子コイル 10a,10b フアン 6,6a 軸受と回転軸 9a,9b,9c,9d マグネット回転子 9d,9e 空隙部 13 ホール素子 16 フリップフロップ回路 17a,17b,…,18a,18b,18c トラン
ジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニユーム基板の外周部に植立された
    複数個の放熱の為のアルミニユーム突出部と、該基板の
    中央部に載置された集積回路と、該集積回路の上に載置
    された磁性体平板と、該磁性体平板上に等しいピッチで
    配設された複数個の扇型の3相の電気子コイルと、該平
    板の中央部に設けた軸受に回動自在に支持された回転軸
    と、該回転軸の上端に中央部が固定されたカップ状の軟
    鋼製の回転子と、該回転子の内側に固定され、磁極巾が
    電機子コイルの開角と等しい偶数個のN,S磁極とな
    り、該N,S磁極面が電機子コイルと空隙を介して対向
    するマグネット回転子と、マグネット回転子の外周部に
    おいて、隣接するN,S磁極に設けられた電気角で12
    0度の巾の無磁界部ならびに反対側のN,S磁極に設け
    られた電気角で120度の巾の無磁界部と、無磁界部に
    対向するように磁性体平板上に固定されたホール素子
    と、該ホール素子がN,S磁極と無磁界部に対向するこ
    とにより電気角で120度の巾の第1,第2,第3の相
    の位置検知信号を得る電気回路と、第1,第2,第3の
    相の位置検知信号により対応する第1,第2,第3の相
    の電機子コイルに接続されたトランジスタを位置検知信
    号の巾だけ導通して電機子コイルを通電せしめる通電制
    御回路と、軟鋼製の回転子の外周面外側に突出して外周
    方向に空気流を発生せしめるように設けられた複数個の
    フアンと、マグネット回転子のマグネットのN,S磁極
    の境界と軟鋼製の回転子の対応する部分に設けた径方向
    の長孔と、該長孔を介して外側より磁性体平板面に送風
    するように長孔部に設けられたフアンとより構成された
    ことを特徴とする偏平なフアン電動機。
JP6134796A 1994-05-13 1994-05-13 偏平なフアン電動機 Pending JPH07312857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6134796A JPH07312857A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 偏平なフアン電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6134796A JPH07312857A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 偏平なフアン電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07312857A true JPH07312857A (ja) 1995-11-28

Family

ID=15136742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6134796A Pending JPH07312857A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 偏平なフアン電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07312857A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5006744A (en) Integrated electronically commutated motor and control circuit assembly
JPS6223352A (ja) 一相通電されるブラシレスモ−タ
US4804873A (en) Unidirectional brushless motor
JPH07213041A (ja) 単相ブラシレスモ−タ
JPH10174406A (ja) ブラシレスファンモータ
JPH07312857A (ja) 偏平なフアン電動機
JPS63249451A (ja) フアン駆動用電動機
JP3579571B2 (ja) 軸方向空隙型ファンモータ
JPH08308180A (ja) ヒートシンク装置
JPH07284249A (ja) 偏平なコアレス電動機
JPH062465Y2 (ja) 一方向にのみ回転するディスク型単相ブラシレスモ−タ
JP2000320496A (ja) 小形ファンモータ
JPH09117102A (ja) 軸流フアン装置
JPH05146134A (ja) 無接点直流モータ
JPH0974730A (ja) 小型偏平な電動フアン冷却装置
JPH0753423Y2 (ja) 一相通電されるデイスク型ブラシレスモ−タ
JPS60113643A (ja) 1個の位置検知素子を有するディスク型ブラシレスモ−タ
KR0150343B1 (ko) 단상 브러시리스 모터
JP2002112499A (ja) 軸流ファンモータ
JPH0514713Y2 (ja)
JPH036148Y2 (ja)
JPS60113647A (ja) ブラシレスモ−タ
JPH0678507A (ja) ラジアル型アウターロータ方式ブラシレスモータ
JPS6059964A (ja) ブラシ無し直流モ−タ
JPH0343831Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees