JPH07312697A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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Publication number
JPH07312697A
JPH07312697A JP7075315A JP7531595A JPH07312697A JP H07312697 A JPH07312697 A JP H07312697A JP 7075315 A JP7075315 A JP 7075315A JP 7531595 A JP7531595 A JP 7531595A JP H07312697 A JPH07312697 A JP H07312697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube wall
wall temperature
fluorescent lamp
light output
gain
Prior art date
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Pending
Application number
JP7075315A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Sato
正昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP7075315A priority Critical patent/JPH07312697A/ja
Publication of JPH07312697A publication Critical patent/JPH07312697A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛍光灯の特性を考慮してAGC設定に補正を
かけ、蛍光灯の管壁温度変化に基づく光出力の変動によ
る読取階調数低下を防ぐ。 【構成】 光源として蛍光灯を使用し、原稿走査に先立
って基準白色板からの反射光量で各色の補正を行う画像
読取装置。予め測定した蛍光灯4の管壁温度と光量との
関係をRAM21に格納しておき、第1の画像読取時に
続く第2の画像読取時において温度センサ20により蛍
光灯4の第2の管壁温度を検知し、RAM21に記憶さ
れた管壁温度と光出力との関係に基づき、前記第1の管
壁温度における光出力と前記第1のゲインとの比が一定
に保たれるように当該第2の管壁温度における光出力に
対する第2のゲインを設定する。 【効果】 画像読取装置のウオームアップタイムを短縮
でき、画質安定性を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー読取センサを含
む画像読取光学系を原稿領域走査させる画像読取装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】カラー読取センサを含む画像読取装置の
例を図3に示す。同図において、1は画像読取装置ユニ
ット、1aはそのハウジング、2は原稿、3はプラテン
ガラス、4は蛍光灯、5は反射鏡、6はロッドレンズア
レイ、7はフィルタ、8はCCDカラーラインセンサ、
8aは接続ピン、9は回路基板、10はランプヒータ、
11は制御信号用フレキシブルケーブル、12は照明電
源用フレキシブルケーブル、13は放熱板、13aは突
出部、14は電磁シールド用のパンチングメタル、15
はドライブ用ICチップ、16は基準白色板である。
【0003】図4は前記画像読取装置の電気的ブロック
図を示す。センサ8によって読み取られた原稿からの光
出力はA/D変換回路17によってディジタル信号に変
換され、画像処理回路18を介して画像書込み回路19
に出力される。
【0004】かかる画像読取装置において、蛍光灯4を
光源に使用した場合、光出力には温度依存性があるた
め、ウオームアップ時間が短く規制されていてランプヒ
ータの電力も低く限定されている機種では、低温環境で
ランプ管壁温度が適正温度まで達していない状態でも、
コピー動作に入らざるを得ない。ここで、連続コピー動
作に入ると、ランプ点灯による自己発熱でランプ管壁温
度が上昇し、その結果、光量変動が発生する。
【0005】10℃環境におけるランプ管壁温度の昇温
特性を図5に示す。ここで、ランプヒータ電力は増やす
ことができず、ウオームアップ時間は1分を満足しなけ
ればならないものとしている。図5は、ある機種のシー
ケンスを表している。実線はノミナル条件、破線は公差
の上限、下限である。この機種は、ノミナルで37℃ま
でヒータで温度を立ち上げ、37℃でランプONと同時
にヒータOFFし、ランプを55秒点灯した後、AGC
/AOCに入る。更に、スタンバイ中の制御温度は50
℃であることを示す。
【0006】図5に示されている特性の場合、公称ヒー
タ電力(実線)で考えると、ウオームアップ時間が1分
を満足するためには19℃位でランプを点灯し、コピー
動作を実施しなければならない。そうすると、図6のよ
うな光量変動、すなわち初期の10コピーまたは40ス
キャンの間に光量が著しく変動する状況が発生する。こ
れは、蛍光灯の光出力が温度に依存し、図7のような特
性を持っているからである。
【0007】図7において、蛍光灯の光出力は、管壁温
度45〜50℃で最高出力となり、温度が下がるほど、
光出力は低下する。最高出力を100%としたとき、1
9℃では光出力は40%程度となってしまう。この状態
で、連続コピーが実施されると、蛍光灯の管壁温度が急
変するため、図6のような著しい光量変動が発生する。
【0008】画像読取装置の場合、CCDカラーライン
センサ8の基準白色板16に対するセンサ出力をモニタ
し、このセンサの後に設けられているA/D変換回路1
7(図4参照)のA/D変換前にアナログゲインを設定
しなければならない。この動作をAGCというが、AG
Cはコピー準備完了(READY)状態になる前に実施
されるのが通常のシーケンスである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図6を例にすると、ウ
オームアップ中にランプを点灯し、AGCを実施したと
する。これは、図6の0コピー時に相当する。このとき
の光量レベルを100%とすると、この後、連続コピー
を実行するに従い、光量が増加し、250%にまで上が
ってしまう。こうなると、既に設定したAGCは全く意
味がなく、光量が上がったことにより、AGC設定がオ
ーバーフローする(増幅器の出力が飽和するかA/D変
換器の出力が飽和する)という現象が起きる。
【0010】こうなると、図8のようなDOUT の正常な
再現特性は得られず、図9のように低濃度部が再現され
ない非常に悪い画質となってしまう。
【0011】本発明は、図7に示されたような蛍光灯の
特性を考慮してAGC設定に補正をかけ、前述のような
読取階調数低下を防ぐことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の発明は、光源とし
て蛍光灯を使用し、原稿走査に先立って基準白色板から
の反射光量で各色の補正を行う画像読取装置において、
前記蛍光灯の管壁温度と光出力との関係を記憶する手段
と、前記蛍光灯の管壁温度をモニターする温度センサ
と、第1の画像読取時において前記温度センサにより前
記蛍光灯の第1の管壁温度を検知するとともに、前記基
準白色板を用いてカラーセンサの第1のゲインを設定す
る第1ゲイン設定手段と、前記第1の画像読取時に続く
第2の画像読取時において前記温度センサにより前記蛍
光灯の第2の管壁温度を検知し、前記記憶手段に記憶さ
れた管壁温度と光出力との関係に基づき、前記第1の管
壁温度における光出力と前記第1のゲインとの比が一定
に保たれるように当該第2の管壁温度における光出力に
対する第2のゲインを設定する第2ゲイン設定手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、図1に示すように図7の温度対光
出力の関係を予めRAM21に記憶させておき、管壁温
度センサ20からの蛍光灯管壁温度に応じてAGC回路
22のゲインの設定値を補正し、A/D変換回路17に
入力し、一定レベルの出力が得られるようにする。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1は本発明の実施例を示すものであり、8は
CCDカラーラインセンサ、22はAGC回路、20は
蛍光灯の管壁温度センサ、21は図7の温度対光出力の
関係を記憶させておくRAMである。
【0015】図2はこの実施例に沿うフローチャートで
ある。図2において、電源を投入すると、まず管壁温度
センサ20により蛍光灯4の管壁温度T1 を検知し、従
来と同様に、白色基準板16によりAGC回路22のゲ
インA1 を設定する。最初のコピーはこのゲインA1
行う。
【0016】2回目のコピーは、そのコピー開始時にお
ける蛍光灯4の管壁温度T2 を検知し、予めRAMに記
憶させておいた図7の関係式より管壁温度T1 及びT2
における各光出力の比R(T1 )/R(T2 )を計算
し、AGC回路22のゲインとしてA2 =A1 ×R(T
1 )/R(T2 )を計算し、その値を設定し、画像読取
装置による読み取り動作を行う。3回目以降のコピーも
同様に、そのときの管壁温度を検知してAGC回路22
のゲインを設定する。
【0017】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば画
像読取装置のウオームアップタイムを短縮でき、画質安
定性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の実施例における処理を示すフローチ
ャートである。
【図3】 原稿読取装置の例を示す概略図である。
【図4】 従来の画像処理回路の例を示すブロック図で
ある。
【図5】 電源オンからの蛍光灯の管壁温度の変化を示
すグラフである。
【図6】 各種のランプのコピーないしスキャン回数に
対する光出力の変化を示すグラフである。
【図7】 管壁温度に対する光量の変化を示すグラフで
ある。
【図8】 正常な濃度再現特性を示すグラフである。
【図9】 問題発生時の濃度再現特性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 画像読取装置ユニット、1a ハウジング、2 原
稿、3 プラテンガラス、4 蛍光灯、5 反射鏡、6
ロッドレンズアレイ、7 フィルタ、8 CCDカラ
ーラインセンサ、8a 接続ピン、9 回路基板、10
ランプヒータ、11 制御信号用フレキシブルケーブ
ル、12 照明電源用フレキシブルケーブル、13 放
熱板、13a 突出部、14 電磁シールド用のパンチ
ングメタル、15 ドライブ用ICチップ、16 基準
白色板、17 A/D変換回路、18 画像処理装置、
19 画像書込み装置、20 管壁温度センサ、21,
23RAM、22 AGC回路、24 蛍光灯駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 101 // G03G 15/043 15/04 G03G 15/04 120

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源として蛍光灯を使用し、原稿走査に
    先立って基準白色板からの反射光量で各色の補正を行う
    画像読取装置において、 前記蛍光灯の管壁温度と光出力との関係を記憶する手段
    と、 前記蛍光灯の管壁温度をモニターする温度センサと、 第1の画像読取時において前記温度センサにより前記蛍
    光灯の第1の管壁温度を検知するとともに、前記基準白
    色板を用いてカラーセンサの第1のゲインを設定する第
    1ゲイン設定手段と、 前記第1の画像読取時に続く第2の画像読取時において
    前記温度センサにより前記蛍光灯の第2の管壁温度を検
    知し、前記記憶手段に記憶された管壁温度と光出力との
    関係に基づき、前記第1の管壁温度における光出力と前
    記第1のゲインとの比が一定に保たれるように当該第2
    の管壁温度における光出力に対する第2のゲインを設定
    する第2ゲイン設定手段と、を備えた画像読取装置。
JP7075315A 1995-03-31 1995-03-31 画像読取装置 Pending JPH07312697A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1332551C (zh) * 2004-02-05 2007-08-15 光宝科技股份有限公司 光学扫描装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63287162A (ja) * 1987-05-19 1988-11-24 Canon Inc 画像読取装置

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