JPH07309318A - ラベルを容器に貼り付ける貼り付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、高速で箱のラベル貼りを行
なうことのできる貼り付け装置を提供することにある。
また、この発明の他の更なる目的は、貼り付けたラベル
の剥がれを防止することのできる貼り付け装置を提供す
ることにある。 【構成】 箱３にラベルを貼り付ける貼り付け装置は、
それぞれ箱を収納する複数のシート６を有しシートに収
納された箱を所定の通路に沿って貼り付けステーション
２５を通して搬送するホイール４を備えている。接着剤
の塗布されたラベルを保持した２腕レバー３０は、貼り
付けステーションにおいて、箱の通路と交差する貼り付
け位置と通路から外れる位置との間を移動可能に設けら
れ、貼り付け位置において、保持しているラベルを搬送
中の箱に貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、容器に封印ラベルを
貼り付ける貼り付け装置に関し、特に、たばこの箱の上
部にいわゆる政府印を貼るための貼り付け装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】米国特許第４，７１８，２１６号は、２
つの包装ラインを有するたばこの包装機械と組み合わせ
て作動する装置を開示している。この装置において、各
包装ラインから送り出されたたばこの箱は、間欠的に上
へ送るリフト部材により、ラベル貼り装置の近傍に順次
垂直に積層される。

【０００３】一般に、ラベル貼り装置は吸引ローラを備
え、この吸引ローラは、ラベルをその外周に接触した状
態で接着剤塗布装置へ連続的に送り、続いて、ラベル貼
りステーションへ送る。ラベル貼りステーションにおい
て、ラベルは、リフト部材により形成されたスタック内
の底に位置した箱に貼り付けられる。

【０００４】各吸引ローラは、ローラに対して径方向に
移動可能な多数の外周フォーク部材を備えている。ま
た、フォーク部材は複数の枝を有し、これらの枝の端部
に、接着剤の付けられたラベルが吸引により保持され
る。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の装置において、スタックの底に位置した箱にラ
ベルを貼り付ける際、スタックの残りの箱は、ローラ上
のフォーク部材を底に位置した箱と残りの箱との間に挿
入しフォーク部材の枝が箱の端部を包囲できるだけの充
分な距離だけ底の箱から持ち上げられなければならな
い。その結果、ラベルを貼る次の箱が到達する前に、ラ
ベルの貼られた箱をスタックの残りと共に箱の厚さより
も充分に大きな距離だけ上昇させなければならない。ま
た、機械的応力を受けることによる箱の損傷を防止する
ため、上記の上昇動作は比較的ゆっくり行なわれ、従っ
て、装置および包装機械全体の作動速度が大幅に低下す
る。

【０００６】また、ラベルの貼られた箱からフォーク部
材を引き抜く際、フォーク部材に作用する摩擦によりラ
ベルの一部あるいは全部が剥がれてしまう問題がある。

【０００７】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、上述したタイプの装置において、上記
従来の問題点を解消し、容器に高速でラベルを貼ること
のできる貼り付け装置を提供することにある。

【０００８】また、この発明の他の更なる目的は、貼り
付けたラベルの剥がれを防止することのできる上述した
タイプの貼り付け装置を提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、２つのほぼ平行な面とこれら２つの面を接続する他
の面とによって一部が形成された容器にラベルを貼り付
ける貼り付け装置であって、上記容器を貼り付けステー
ションに送る搬送手段と、上記貼り付けステーションに
ラベルを送る供給手段と、上記ラベルに接着剤を付ける
手段と、を備え、上記供給手段は少なくとも１つのラベ
ルの２つの対向する端部を保持する保持手段を有し、上
記搬送手段は、上記他の面が搬送手段の搬送方向に対し
て下流側に保持された状態で上記容器を搬送する貼り付
け装置において、この発明に係る貼り付け装置は、少な
くとも上記貼り付けステーションにおいて上記搬送手段
により搬送される容器の通路と交差して上記ラベルの各
部分を対応する上記２つの面および他の面に貼り付ける
位置と、上記通路と交差しない位置と、の間で上記保持
手段を移動させる作動手段を備えていることを特徴とし
ている。

【００１０】

【作用】上記構成の貼り付け装置によれば、ラベルを保
持する保持手段は、搬送手段により搬送される箱の通路
と交差する貼り付け位置と、この通路から外れる位置と
の間を移動可能に設けられている。そして、接着剤の付
けられたラベルは、保持手段により箱の通路へ移動さ
れ、搬送手段によって搬送されてきた箱に張り付けられ
る。

【００１１】このように、ラベルは、搬送途中の箱に貼
り付けられるため、ラベルが貼られ積層された多数の箱
を持ち上げる必要がなく、作動速度の向上を図ることが
できるとともに、箱の損傷およびラベルの剥がれを防止
することができる。

【００１２】

【実施例】以下図面を参照しながら、この発明の実施例
について詳細に説明する。図１および図２において、参
照符号１は参照符号２で全体が示された包装ラインの出
力ユニットを示し、包装ラインはたばこの箱３からなる
容器を公知の方法で形成する。出力ユニット１は搬送手
段、つまり、コンベアを備え、このコンベアはホイール
４を備えている。ホイール４は、垂直な軸５の回りで一
定の角度づつ（実施例においては９０度）段階的に時計
方向へ回転するとともに、互いに等角度離間して設けら
れそれぞれ箱３を収容する複数のシート６を有してい
る。ホイール４の各停止位置において、図２ないし図４
の上部にある入力ステーション７の位置で、垂直方向に
作動するリフト部材６’により第１のシート６に箱３が
挿入される。同時に、作動部材８’により前後方向に移
動されかつ図示しないカウンタプッシュ部材と共同する
垂直方向に作動可能なリフト部材８は、第１のシート６
に対して直径方向に対向し出力ステーション９（図２な
いし図４参照）に位置する第２のシート６から他の箱３
を押し出す。ホイール４は固定のディスク部材４’上を
回転し、このディスク部材は、ホイール４と同軸的に位
置しているとともに、ディスク部材４’を通過するリフ
ト部材６’および８の通路を形成する図示しない２つの
開口を備えている。

【００１３】各箱３は、ほぼ平坦で細長い平行六面体状
をなし、これに応じて、各シート６は、箱３をその大面
１０（図６参照）が水平に位置し、かつ、２つの垂直の
小さな横側面１１（図４参照）がホイール４に対してほ
ぼ径方向に位置した状態で収容するように形成および配
置されている。従って、リフト部材８は各箱３の底側大
面１０に作用する。

【００１４】図２ないし図４に示すように、ホイール４
の各シート６は、箱３の大面１０の形状および寸法をな
すほぼ矩形の水平断面を有しているとともに、ホイール
４の直径と直交する２つの平行な垂直壁１２（図４参
照）により２つの対向する側面が規定されている。ま
た、各シート６は、ホイール４の回転方向上流側で垂直
壁１２の２つの端に直角に繋がっている垂直壁１２’に
より規定されているとともに、垂直壁１２の他端、つま
り、ホイール４の回転方向下流側に面した縁に位置した
開口６”を有している。

【００１５】ホイール４の内、それぞれ各シート６の開
口前端の径方向内側に隣接した４つの部分は、ホイール
４の上面側に挟持部材１２”を支持し、これらの挟持部
材１２”は、後述するように、それぞれラベル１９を箱
３に対して挟持する。

【００１６】各挟持部材１２”は、一端がピン１４（図
２および図３参照）に取り付けられたほぼ水平なレバー
１３を備え、このピン１４はホイール４に取り付けられ
公知の方法で図示しない作動手段に接続されている。そ
して、ピン１４は、後述するように、その軸の回りで作
動手段によって振動される。各レバー１３の他端は、ホ
イール４の回転方向上流側に向いた表面上に、弾性物質
からなるパッド１５を備えている。

【００１７】箱３は、大面１０が互いに接触した状態で
積層された多数の箱３からなる垂直スタック１６の底に
向かって、ホイール４のシート６から順次押し出され
る。

【００１８】垂直スタック１６の底はリフト部材８（図
１参照）によって形成され、このリフト部材８は、各箱
３の２つの大面１０間の間隔とほぼ等しくかつこの間隔
よりも大きい距離だけ垂直方向に往復動される。

【００１９】垂直スタック１６の内、の出力ステーショ
ンの上方に位置した部分は、水平方向に対向する２つの
側面の位置で公知の方法により、２つの垂直なコンベア
ベルト１７を有する搬送手段によって横方向が規定され
ている。コンベアベルト１７は、それぞれ図示しない駆
動手段によって上方へ間欠的に動かされる搬送ブランチ
１８を備えている。以後、コンベアベルト１７およびリ
フト部材８全体を、図１において垂直スタック１６の長
手軸１６’により規定された通路に沿って箱３を搬送す
るための搬送装置と称する。

【００２０】ホイール４の横方向近傍には、ラベル１９
を供給する供給手段としての供給装置２０が設けられて
いる。

【００２１】図１からよく分かるように、供給装置２０
は、図１の紙面に対して垂直な水平軸の回りで段階的に
反時計方向に回転するローラ２１を備えている。ローラ
２１は、吸引により引出しおよび保持する公知の方法に
よって、送り箱２２の底から１枚づつラベル１９を供給
する。また、ローラ２１はローラ２３を有する供給装置
にラベル１９を連続的に送る。ローラ２３は、ローラ２
１の回転軸と平行な軸の回りで時計方向に段階的に回転
し、吸引により保持されたラベル１９を、ブロック２４
で示され接着剤を供給するための公知の装置へ連続的に
送る。続いて、一方の面に接着剤の塗布されたレバル１
９は、ラベル１９を箱３へ供給するための貼り付けステ
ーション２５へローラ２３によって送られる。この貼り
付けステーション２５は、ホイール４が回転した際にシ
ート６が通る通路に沿って配置されている。図示の実施
例において、ローラ２１、２３は１８０度づつ回転す
る。

【００２２】図２ないし図４に示すように、ローラ２３
は、それぞれ図２ないし図４の上部および下部に位置し
た２つの同軸的な円筒体２６、２７を有している。これ
らの円筒体２６、２７はその基端部で互いに連結され、
また、中空軸２８に同軸的に取付けられている。この中
空軸２８は、ローラ２３に関する説明と同様に、中空軸
を間欠的に回転する図示しない駆動部材に接続されてい
る。

【００２３】円筒体２６は円筒体２７よりも直径が大き
く、ラベル１９が箱３に供給される貼り付けステーショ
ン２５に位置したホイール４の部分に対して導線がほぼ
接線方向に位置した状態で、この部分と水平に並んで配
設されている。

【００２４】支持部材として機能する円筒体２７は、円
筒体２６、２７の連結部の近傍における直径方向に互い
に対向した位置に、一体のピン２９によって２つの２腕
レバー３０をそれぞれ回転自在に支持している。各２腕
レバーはピン２９の軸の回りで回動する。

【００２５】図４に示すように、各２腕レバー３０は、
円筒体２７の外側に第１のアーム３１を備え、この第１
のアームはその自由端にフォーク部材３２を支持してい
る。フォーク部材３２は２つの平行な枝３３を有し、こ
れらの枝は第１のアーム３１の延長部を構成していると
ともに、ラベル１９の長さとほぼ等しいかそれ以下の距
離だけ互いに離間している。また、枝３３の自由端の近
傍において、使用時に円筒体２７の外側を向く枝の表面
は、ブロック３６によって概略的に示されている吸引源
にバルブ手段３５を介して連通した多数の孔３４（図４
参照）を備えている。

【００２６】各２腕レバー３０の第２のアーム３７は開
口３７’（図５参照）を通って円筒体２７の内側へ部分
的に延出し、作動部材と係合したローラ３８を支持して
いる。作動部材は固定のカム部材３９を備え、このカム
部材は円筒体２７内に収納されているとともに、中空軸
２８内に同軸的に収納された固定軸３９’に同軸的に取
り付けられている。

【００２７】孔３４を含む２腕レバー３０を構成してい
る全ての部材および吸引源３６は、ラベル１９を保持す
るためのこの発明における保持手段として機能する。

【００２８】コンベアベルト１７の底の近傍には、垂直
スタック１６の一部を構成する箱３を位置決めするため
の位置決め手段４０（図１および図６参照）が設けられ
ている。図６に示すように、各コンベアベルト１７に関
して、位置決め手段４０はほぼ垂直なバー４１を有する
支持部材を備え、このバーは、包装ライン１のベースの
垂直壁４２の上端に取付けられ、軸２３’と平行な水平
軸の回りで回動する。各バー４１の下端は、垂直スタッ
ク１６の長手軸に向かってほぼ水平に延出した爪部４３
を有している。図６に示すように、バー４１は図示しな
い公知の方法により作動手段に接続され、この作動手段
はバー４１をそれぞれの軸回りで回動させ、２つの爪部
４３を互いに接近する位置（図１）あるいは互いに離間
する位置（図６）へ移動させる。互いに接近した状態に
おいて、爪部４３は、その上面がホイール４のシート６
内に位置した箱３の上側の大面１９の僅か上方に来るよ
うに位置決めされる。

【００２９】実際の使用において、ホイール４の各段階
毎に、入力ステーション７でリフト部材６’によりシー
ト６内に箱３が挿入され、出力ステーションでリフト部
材８により他の箱３がシート６から排出される。ホイー
ル４が回転される間、コンベアベルト１７によって側面
側が押さえられた多数の箱３は安定して維持され、ま
た、バー４２の爪部４３上に支持され落下が防止されい
ている（図１参照）。

【００３０】また、出力ステーション９において箱３が
シート６から排出されると、コンベアベルト１７は直ち
に作動され、爪部４３は互いに離間する方向へ移動され
る（図６参照）。リフト部材８は箱３をコンベアベルト
１７の搬送ブランチ１８間に押し出す。そして、爪部４
３は再度互いに接近する方向へ移動され、また、リフト
部材８は図１に示す位置まで下方へ戻される。

【００３１】箱３へ供給されるラベル１９は送り箱２２
の底から連続的に引き出され、ローラ２１によってロー
ラ２３へ送られる。そして、各ラベル１９は、その露出
面の少なくとも一部に装置２４によって接着剤が塗布さ
れた状態で、ローラ２３により貼り付けステーション２
５へ送られる。

【００３２】ローラ２１、２３間の接触点において、ロ
ーラ２１上の各ラベル１９はフォーク部材３２へ渡され
る。その際、フォーク部材３２の枝３３の孔３４はバル
ブ部材３５を介して吸引源３６に接続され、ラベル１９
の長手方向の両端部は吸引により枝３３の端部上に把持
および保持される。また、移転の間、カム部材３９は、
フォーク部材３２を図２の右側に示された位置、つま
り、円筒体２７の円周面上に保持する。

【００３３】ローラ２３が更に回転されると、ラベル１
９を支持しているフォーク部材３２は、ローラ２１、２
３のほぼ接線方向の位置から貼り付けステーション２５
へ移動され、また、カム部材３９は、フォーク部材３２
が軸２３’に垂直となる図２の中心に示された位置へ、
フォーク部材３２を回動させる。

【００３４】このフォーク部材３２が貼り付けステーシ
ョン２５に到達した際、ホイール４は停止している。し
かしながら、すぐに次のフォーク部材３２が到着するた
め、ホイール４は回転を開始し、図２の位置へ戻る前
に、図３および図４にそれぞれ示された位置を順次通過
する。

【００３５】図３に示すように、ホイール４が回転する
と、入力ステーション７と出力ステーション９との間で
ローラ２３に隣接して位置したシート６内に収納されて
いる箱３は、貼り付けステーション２５においてフォー
ク部材３２の枝３３間に送られ、フォーブ部材３２上に
支持され接着剤の塗布されたラベル１９と交わる。そし
て、ホイール４が図３から図４の位置へ移動する間、枝
３３はラベル１９の長手方向両端を箱３の２つの大面１
０に貼り付ける。

【００３６】ラベル１９が上述したように箱３へ張り付
けられるように、ディスク部材４’は、ほぼ貼り付けス
テーション２５の位置に外周凹所４”を有し、この外周
凹所は、フォーク部材３２がディスク部材４’と干渉す
ることなく箱３と共同できるような形状および寸法に形
成されている。

【００３７】張り付けられたラベル１９が枝３３の作動
範囲を完全に通過すると、カム部材３９はフーク部材３
２を円筒体２７の円周面上に位置する図４の位置へ復帰
させる。

【００３８】図２ないし図４に示すように、レバー１３
上のパッド１５は、箱３が貼り付けステーション２５、
９間を移動する間、箱３に接触され、ラベル１９の長手
方向中間部を箱３上に堅固に保持する。

【００３９】出力ステーション９に到達すると、前述し
たように、各箱３はリフト部材８によりコンベアベルト
１７間に押し出される。

【００４０】上述した全工程は、ホイール４の各シート
６内の箱３にラベル１９を貼るために繰り返し行なわれ
る。

【００４１】なお、この発明は上述した実施例に限定さ
れることなく、この発明の範囲内で種々変形可能であ
る。例えば、ラベルの貼られる容器は上述したたばこの
箱に限らず、少なくとも互いに対向した２つの面とこれ
らの面を接続した他の面を有する容器であれば、種々の
容器に本願装置を適用することができる。

【００４２】

【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係る貼
り付け装置によれば、ラベルは搬送途中の箱に貼り付け
られるため、ラベルが貼られ積層された多数の箱を持ち
上げる必要がなく、作動速度の向上を図ることができる
とともに、箱の損傷およびラベルの剥がれを防止するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】ラベルを容器に貼るこの発明の一実施例に係る
貼り付け装置を包装ラインと共に概略的に示す正面図。

【図２】図１に示す貼り付け装置を、図１の線Ｘ−Ｘに
沿った面から見て詳細に示す平面図。

【図３】図２とは異なる作動状態における上記貼り付け
装置を、図１の線Ｘ−Ｘに沿った面から見て詳細に示す
平面図。

【図４】図２および図３とは異なる作動状態における上
記貼り付け装置を、図１の線Ｘ−Ｘに沿った面から見て
詳細に示す平面図。

【図５】上記貼り付け装置の一部を拡大して示す断面
図。

【図６】上記装置の一部を拡大して詳細に示す正面図。

【符号の説明】

３…箱、４…ホイール、６…シート、１９…ラベル、１
７…コンベアベルト、２５…貼り付けステーション、３
０…２腕アーム、３２…フォーク部材、３４…孔、３９
…カム部材。

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ２つのほぼ平行な面とこれら２つの面を
   接続する他の面とによって一部が形成された容器にラベ
   ルを貼り付ける貼り付け装置であって、 上記容器を貼り付けステーションに送る搬送手段と、上
   記貼り付けステーションにラベルを送る供給手段と、上
   記ラベルに接着剤を付ける手段と、を備え、上記供給手
   段は少なくとも１つのラベルの２つの対向する端部を保
   持する保持手段を有し、上記搬送手段は、上記他の面が
   搬送手段の搬送方向に対して下流側に保持された状態で
   上記容器を搬送する貼り付け装置において、 少なくとも上記貼り付けステーションにおいて上記搬送
   手段により搬送される容器の通路と交差して上記ラベル
   の各部分を対応する上記２つの面および他の面に貼り付
   ける位置と、上記通路と交差しない位置と、の間で上記
   保持手段を移動させる作動手段を備えていることを特徴
   とする貼り付け装置。
2. 【請求項２】 上記搬送手段は、上記容器の他の面が搬
   送手段の搬送方向に対して下流側に位置した状態で容器
   を収納する少なくとも１つのシートを有するコンベアを
   備えていることを特徴とする請求項１に記載の貼り付け
   装置。
3. 【請求項３】 上記シートは、少なくとも上記コンベア
   の走行方向に対して下流側を向く端が開口していること
   を特徴とする請求項２に記載の貼り付け装置。
4. 【請求項４】 上記供給手段は、軸の回りで回転し上記
   保持手段を支持した支持部材を備え、上記保持手段は２
   つの枝を有する少なくとも１つのフォーク部材を備え、
   上記各枝は上記ラベルの長手方向端部を保持する保持部
   を有し、上記作動手段は、上記フォーク部材を、上記回
   転する支持部材の外面に当接する位置と、上記支持部材
   の軸とほぼ直交し上記搬送手段により搬送される容器の
   通路と交差する引出し位置と、の間で移動させることを
   特徴とする請求項１ないし４のいずれか１つに記載の貼
   り付け装置。
5. 【請求項５】 上記保持部は、吸引源に接続可能な吸引
   手段を備えていることを特徴とする請求項４に記載の貼
   り付け装置。
6. 【請求項６】 上記コンベアは、等角度離間して設けら
   れた複数の上記シートを有する回転コンベアであること
   を特徴とする請求項２ないし４のいずれか１つに記載の
   貼り付け装置。
7. 【請求項７】 上記支持部材の回転軸は上記回転コンベ
   アの回転軸に対して垂直に延びていることを特徴とする
   請求項６に記載の貼り付け装置。
8. 【請求項８】 上記フォーク部材は、上記支持部材の回
   転軸に対して垂直な軸の回りで回動可能に設けられてい
   ることを特徴とする請求項４ないし７のいずれか１つに
   記載の貼り付け装置。
9. 【請求項９】 多数の上記容器を搬送するとともに上記
   搬送手段から連続的に容器を受け取る他の搬送手段を備
   え、上記他の搬送手段は、多数の上記容器を互いに接触
   した状態で収納する搬送装置を備えていることを特徴と
   する請求項１ないし８のいずれか１つに記載の貼り付け
   装置。
10. 【請求項１０】 上記搬送手段により搬送される容器上
    に上記ラベルを保持する挟持手段を備えていることを特
    徴とする請求項１ないし９のいずれか１つに記載の貼り
    付け装置。
11. 【請求項１１】 上記貼り付けステーションにおける各
    容器から上記多数の容器を離間させる位置決め手段を備
    えていることを特徴とする請求項９または１０に記載の
    貼り付け装置。