JP2795628B2 - 充填包装方法及びその装置 - Google Patents

充填包装方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は充填包装方法及びそ
の装置に関し、詳しくは、容器を搬送治具に乗せて移動
する途中で容器内への品物の充填、カバーフィルムによ
る容器の密閉等の工程を順に行って行く充填包装装置に
おいて、搬送治具の搬送方法を改良することによって、
カバーフィルムの節約、品種切り替えに対する敏速な対
応を可能にした充填包装方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】充填包装方法及びその装置として、予め
成形された容器をコンベアにより搬送治具に乗せて間欠
移動し、その搬送治具の搬送経路の途中に設けられた充
填装置により容器内に品物を充填し、充填完了後の容器
に帯状の連続するカバーフィルムを被せてシール装置に
より容器を密閉シールし、その後連続するカバーフィル
ムから容器毎に包装体をトリミングするものがある。こ
のような充填包装を行う従来の方法及び装置において
は、図7に示されるように、搬送治具jをコンベアを構
成する無端のチエーンc等に互いに離した状態で一定の
間隔で位置がずれないように連結し、そのチエーンを間
欠的に巡回移動させることによって搬送治具を間欠的に
移動させ、上記充填、シール、トリミング等の工程を行
っている。
【0003】しかしながら、このような装置では、搬送
治具がチエーンに連結されて直ぐには外せないようにな
っているため、包装すべき品物の品種が変更した場合の
ように充填包装を行うべき容器の大きさに変更があり、
搬送治具の取り換えが必要になったとき、その搬送治具
の取り換えに手数がかかり、品種の切り換えに短時間で
対応できない問題がある。また、搬送治具が搬送方向に
互いに離した状態で連結され、その搬送治具の上に載置
された容器rの上に図7に示されるように連続するカバ
ーフィルムfを被せてそのままシールしてしまうため、
隣接する搬送治具間にあるカバーフィルムのようにシー
ルに直接関与しない部分aが生じ、無駄に消費されてし
まう問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上記形式の充填包装を行う充填包装方法及
び装置において、搬送治具をコンベアから切り離して独
立に移動できるようにして被包装物の品種の変更に迅速
に対応できるようにすると共に、包装工程の幾つかの工
程では搬送治具を互いに接した状態で最小のピッチで移
動させ、それによってカバーフィルムの節約を行うこと
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の一つの本発明は、
容器を搬送治具に乗せ、該搬送治具をコンベアによって
搬送する途中で、該搬送治具の搬送経路に沿って設けら
れた容器供給装置による容器の供給工程、充填装置によ
り該容器内に品物を充填する充填工程を経た後、容器に
カバーフィルムを被せてシール装置により容器とカバー
とを接着シールするシール工程を経る充填包装方法にお
いて、該搬送治具を該コンベアから切り離して該搬送治
具を該コンベアの送り爪で搬送可能にし、搬送方向に隣
接する他の搬送治具と離した状態で所定の位置まで間欠
的に送って、搬送の途中で前記工程のいくつかを行い、
その後該搬送治具を該送り爪との係合から外して搬送方
向に隣接する他の搬送治具と接触させた状態で搬送治具
の搬送方向の幅を1ピッチとして間欠送りし、その搬送
経路の途中で前記工程の残りの工程を行うように構成さ
れている。本願の他の発明は、容器を搬送治具に乗せ、
該搬送治具をコンベアによって搬送する途中で、該搬送
治具の搬送経路に沿って設けられた容器供給装置により
容器を供給し、充填装置により該容器内に品物を充填
し、容器にカバーを被せてシール装置により容器とカバ
ーとを接着シールする充填包装装置において、両端に設
けられた支持部材を介して搬送経路に沿って設けられた
ガイドレールに支持される搬送治具と、該搬送経路に沿
って間欠的に移動可能に設けられた無端軌条と、該搬送
治具の該搬送方向の幅より大きな間隔で該無端軌条に取
り付けられた複数対の送り爪を備えたコンベアであっ
て、該無端軌条は、該搬送方向の所定の第1の位置まで
該送り爪が該搬送治具の支持部材と係合して移動し該第
1の位置から下流側では該送り爪が該支持部材と離れた
状態で移動するようになっているコンベアと、該所定の
第1の位置に近接して設けられていて、該所定の第1の
位置に送られてきた該搬送治具のその搬送治具の搬送方
向の幅を1ピッチとして間欠送りする分離送り機構と、
該第1の位置から搬送方向に見て下流側の第2の位置に
設けられいて、該ガイドレールに支持されて送られてき
た該搬送治具を受け取って搬送治具の該支持部が該コン
ベアの対の送り爪の間に挿入される位置まで下げる治具
下降機構とを備えて構成されている。
【0006】
【作用】上記構成の充填包装装置において、搬送治具は
所定の第1の位置より上流側の位置ではコンベアの対の
送り爪により間欠的に送られ、搬送治具が間欠的に停止
している間に治具に容器が載置される。容器が上に乗せ
られた搬送治具が第1の位置に到着すると搬送治具はコ
ンベアの送り爪から切り離されて送り機構により搬送治
具の搬送方向の幅を1ピッチとして1ピッチずつ間欠的
に送られる。上記第1の位置に隣接してその下流側に充
填装置が設けられている場合には、その位置で容器内に
品物が充填され、更に次に間欠送りされてシール装置に
より容器はカバーフィルムによりシールされる。また上
記第1の位置に隣接してその下流側にシール装置が設け
られている場合には、第1の位置に到着する前に容器内
に品物が充填され、第1の位置に到着したときシール装
置により容器はカバーフィルムによりシールされる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1及び図2において、本実
施形態の充填包装装置1の全体の概略構成が示されてい
る。同図において、2は容器を搬送する搬送治具、3は
搬送治具を搬送するコンベア、4は搬送治具をコンベア
から切り離して1ピッチずつ送る分離送り機構、5は搬
送治具を降下する治具降下機構、6は予め成形され容器
rを多数収容して搬送治具2上に供給する容器供給装
置、7は搬送治具に保持された容器内に品物を充填する
充填装置、8は品物の充填が完了した容器の上に被せら
れた連続する帯状のカバーフィルムfを容器に密着シー
ルするシール装置、9は帯状のカバーフィルムfから容
器rを1個ずつトリミングして包装体にするトリミング
装置であり、それらは図示のような位置関係で配置され
ている。上記容器供給装置6、充填装置7、シール装置
8及びトリミング装置9は従来の充填包装装置のものと
同じであるから、それらの構造及び動作の詳細な説明は
省略する。
【0008】図2ないし図6において、本発明の充填包
装装置1の要部を成す搬送治具2、コンベア3、送り機
構4及び治具降下装置5の詳細が示されている。搬送治
具2は、搬送方向に幅wを有しかつ搬送方向に直角の方
向に長くなっている長方形の治具本体21で構成されて
いて、その治具本体21には複数(本実施例では4個)
の容器収容穴22が長手方向に等間隔で形成されてい
る。この搬送治具2は容器rの円筒部を容器収容穴内に
受けて容器のフランジ部を治具本体21の上面で受ける
構造になっている。治具本体21の長手方向の両端部に
は、それぞれ一対の支持ローラ23が公知の方法で回転
自在に取り付けられている。
【0009】図4ないし図6において、コンベア3は、
搬送すべき搬送治具2の長手方向に互いに隔てて(搬送
治具の長さより大きい間隔で)平行に配置された一対の
無端チエーン31と、そのチエーン31の往路側に隣接
して設けられていて搬送治具に取り付けられた支持ロー
ラ23を下から支えるガイドレール38とを備えてい
る。チエーンは本願発明に係る充填包装装置の無端軌条
を構成している。各チエーン31は一対のスプロケット
34a及び34bによって支持され、上流側(図1で左
側)のスプロケット34aは遊びスプロケットであり、
下流側のスプロケット34bは駆動モータ35によって
間欠駆動される駆動スプロケットである。チエーン31
には、図3に示されるように、複数対の送り爪32、3
2が所定の間隔で取り付けられている。一対の送り爪3
2、32間の間隔は、それらの間に各搬送治具の端部に
取り付けられた一対の支持ローラ23をがたなく収容で
きる間隔になっている。また、隣接する対の送り爪間の
ピッチはPになっている。チエーンはその下に配置され
かつチエーンの移送経路に沿って設けられたチエーンガ
イド33によって下側から支持されている。ガイドレー
ル38は後述する降下装置の直前の位置まで同じレベル
で搬送治具の搬送方向に沿って伸びている。しかし、チ
エーンガイド33は上流側の部分33aと下流側の部分
33bとが分割され、それらは第1の位置(本実施例で
は充填装置の位置よりわずかに上流側の位置)Aで、部
分33bが部分33aより低いレベルになるように、上
下に隔てられている。このチエーンガイドが上下に隔て
られている区域では、チエーンは一対のガイドスプロケ
ット又はガイドローラ36a及び36bによってガイド
されている。送り爪32は、図4に示されるように、チ
エーンの長手方向中心からガイドレール38側に変位し
た位置において、チエーンに固定されている。したがっ
て、ガイドレール38とチエーン31とは、図4に示さ
れるように、ガイドレールが搬送治具2の支持ローラ2
3の付け根部と係合しかつチエーンに取り付けられた送
り爪32が支持ローラ23の先端部と係合するようにな
っている。
【0010】上記コンベア3において、チエーン31は
チエーンガイド33の部分33aに案内された状態で駆
動スプロケット34aによって、図2において矢印Xの
方向にピッチP1で間欠的に移動される。そしてチエー
ン31が第1の位置A(図5)より上流側の位置を移動
していとき、一対の送り爪32の間に搬送治具2の支持
ローラ23が挟まれた状態で搬送治具2をチエーンによ
ってピッチP1で矢印Xの方向に間欠的に移動する。チ
エーンが第1の位置Aに来ると、チエーンは一対のガイ
ドスプロケット又はガイドローラ36a及び36bによ
って部分33aより低いレベルにあるチエーンガイドの
部分33b上に下げられ、その部分に案内されて移動す
る。しかし、ガイドレール38は第1の位置を過ぎても
同じレベルを保って伸びているので、搬送治具2はその
ガイドレールに案内されて同じレベルを保ったままにな
っている。したがって、搬送治具2の支持ローラ23は
一対の送り爪32から外れる。
【0011】分離送り装置4は、位置Bに近接してチエ
ーン31の移動方向に直角にかすほぼ水平に配置され、
公知の方法で充填包装装置のフレーム等に公知の方法で
回転自在に支持された駆動軸41と、その駆動軸41に
軸方向に隔てて取り付けられた一対の送りアーム42と
を備えている。駆動軸41の一端には作動アーム43が
固定され、その作動アーム43はリンク44を介して図
示しない駆動源によって所定の角度揺動されるようにな
っている。駆動源としては、流体シリンダ、電動モータ
或いはカム及びカムフォロアの組み合わせのいずれでも
よいが、充填包装装置全体の動作に連動して動作する必
要がある。送りアーム42の先端にはローラ44が回転
自在に取り付けられている。このローラは搬送治具2の
治具本体21の後側面と接触してその搬送治具を押すよ
うになっている。
【0012】上記分離送り装置4は、搬送治具2がコン
ベア3のチエーン31によって第1の位置Aに送られて
くるとき、図5[A]に示されるように、送りアーム4
2は退避位置Uにあって搬送治具2がその位置に送られ
て来るのを邪魔しないようになっている。搬送治具2が
チエーン31によって第1の位置Aに到着すると、図5
[A]に示されるようにチエーンが一対のガイドスプロ
ケット36a、36bの作用により下側に変位されるた
め一対の支持ローラ23を間に挟んでいる一対の送り爪
32のうち進行方向前側の送り爪が前側の支持ローラ2
3より低い位置まで下がる。この状態で分離送り装置4
の作動アーム43が図2おいて時計回り方向に回動され
ると、送りアーム42も駆動軸41を介して同じ方向に
回動されて送り出し位置Vまで移動し、位置Aにある搬
送治具2の治具本体の後側面を押して搬送治具を位置B
までピッチP2(P2=w)だけ下流側(図5において右
側)に送る。
【0013】治具降下機構5は、チエーンの移動方向す
なわち搬送治具の送り方向に直角にかつ上下に隔てて配
置されていて公知の方法で充填包装装置のフレーム等に
回動可能に支持された一対の支持軸51及び52と、各
支持軸に固定された二対(図2では一対のみ図示されて
いる)の昇降アーム53及び54と、対の昇降アーム5
3及び54に回動可能に取り付けられていて上下方向に
伸びる昇降ロッド55と、昇降ロッド55の上端に取り
付けられた支持部材56とを備えている。一方の支持軸
51の端部には作動アーム57が固定され、その作動ア
ーム57はリンク58を介して図示しない駆動源によっ
て所定の角度揺動されるようになっている。駆動源とし
ては、流体シリンダ、電動モータ或いはカム及びカムフ
ォロアの組み合わせのいずれでもよいが、充填包装装置
全体の動作に連動して動作する必要がある。
【0014】上記治具降下機構は、昇降アーム53及び
54が図6に示されるように上昇位置Hにあるとき支持
部材56の上面はガイドレール38の上面と同一レベル
になっていて、この状態で搬送治具2が第2の位置に送
られて来るのを待機している。搬送治具2が第2の位置
に送られて来て支持部材56の上に乗せられると、支持
軸51が時計回り方向に所定の角度回動することによっ
て一対の昇降アーム53及び54も同じ方向に同じ角度
だけ回動し、それによって支持部材56は下降位置Lま
で降下される。その降下位置にはチエーン31が待機し
ていて、下降位置に降下された搬送治具2の一対の支持
ローラ23はその下の位置にあるガイドレベル38bの
上に乗せられると共にチエーン31に取り付けられた一
対の送り爪32の間に入れられる。したがって、それ以
後は、コンベア3のチエーン31の動作によりピッチP
で間欠的に送られる。
【0015】次に、本発明の充填包装装置の全体の動作
について説明する。コンベア3の上流側の位置ではチエ
ーン31に取り付けられた対の送り爪32の間に搬送治
具2の対の支持ローラ32が入れられた状態でその支持
ローラはガイドレール38の上に乗っている。そしてチ
エーン31の1ピッチP1の間欠移動により同じピッチ
1で図2において矢印Xの方向に間欠移動される。そ
して搬送治具2が容器供給装置6の下に到着すると、間
欠停止している間に容器供給装置6から搬送治具2の各
容器収容穴22内に容器rが供給される。容器が供給さ
れた搬送治具はチエーンの間欠移動により矢印Xの方向
に間欠的に送られる。搬送治具2が充填装置7の直ぐ上
流側の第1の位置Aに到着すると、前述のように分離送
り機構4の一対の送りアーム42により搬送治具の幅w
に等しいピッチP2だけ下流側に押される。以下、位置
Aに到着した搬送治具2は分離送り機構4によりピッチ
2で下流側に押される。したがって、位置Aより下流
側では搬送治具2は互いに側面が接した状態でガイドレ
ール上で順次押されて移送される。このように互いに接
して移送される搬送治具2が充填装置8の下に来て間欠
的に停止すると、その間に容器内に充填装置から品物が
充填される。更にその充填装置より下流側に送られる
と、容器の上に帯状の連続するカバーフィルムfが被せ
られる。カバーフィルムfが上に被せられた容器を支持
した搬送治具2が更に下流側のシール装置の位置に来る
と、シール装置は搬送治具と協働してカバーフィルムf
を容器のフランジ部にヒートシールする。ヒートシール
が完了した後、搬送治具2が更に下流側に送られると、
トリミング装置9によってカバーフィルムfは容器のフ
ランジの外周に沿った形状にトリミングされ、残りのカ
バーフィルムは巻き取られる。一方トリミングされた後
の包装体は搬送治具2に乗せられた状態で搬送治具と共
に位置Bに送られる。搬送治具が位置Bに送られると、
治具降下機構により搬送治具が降下され、対の支持ロー
ラ23が下に待機しているチエーンの対の送り爪32の
間に入れられる。したがって、今度は搬送治具2はチエ
ーンにより下流側にピッチP1で移送される。そして下
流側の位置で図示しない取り出し装置により包装体が搬
送治具から取り出されて排出コンベアの上に乗せられ
る。包装体が取り出されて空になった搬送治具2は巡回
移動するチエーンにより容器供給装置の上流側に送られ
る。
【0016】なお、容器大きさの変更により搬送治具の
大きさ、特に移送方向の幅wが変更したとき、位置Aよ
り下流側にある充填装置、シール装置及びトリミング装
置の位置をずらす必要があるが、それらの装置を予め搬
送治具の搬送方向に位置調整可能にしておけばよい。ま
た、図示しないが、チエーンがスプロケットに係合して
移動されるとき及び復路に沿って移動するときは、搬送
治具の対の支持ローラ23が対の送り爪32の間から外
れないように、ガイドを設ける。更に、上記実施例では
シール工程を1段として一つのシール装置で行っている
が、シール装置を搬送治具の移送方向に沿って二つ並
べ、予備シール及び本シールの2段階で行ってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることが可能である。 (1)充填装置より下流側では隣接する搬送治具間の隙
間を無くすことができるので、その分カバーフィルムの
無駄になる部分が少なくなり、カバーフィルムの材料を
節約できる。 (2)容器のサイズの変更により搬送治具を変えなけれ
ばならない場合でも搬送治具がチエーンから切り離され
ているので、搬送治具の交換を迅速かつ容易に行える。 (3)少なくともシール装置とトリミング装置との間以
外の位置では容器の搬送間隔を大きくできるので、充填
包装装置に使用する全搬送治具の個数を少なくでき、包
装装置及び交換部品のコストダウンを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充填包装装置の一実施例の概略斜視図
である。
【図2】本発明の充填包装装置の主要部をなす搬送治
具、コンベア、分離送り機構及び治具降下機構の一実施
例を示す概略斜視図である。
【図3】搬送治具及びコンベアのチエーンの一部を示す
平面図である。
【図4】図4の搬送治具及びチエーンの一部の側面図で
ある。
【図5】分離送り機構の動作を説明する図である。
【図6】治具降下機構の側面図である。
【図7】従来の搬送治具を使用した充填方法装置の搬送
治具とチエーンの関係及び容器とカバーフィルムとの関
係を示す図である。
【符号の説明】
1 充填包装装置 2 搬送治具 21 治具本体 22 容器収容穴 23 支持ローラ(支持部材) 3 コンベア 31 チエーン(無端軌条) 32 送り爪 33 チエーンガイド 38 ガイドレー
ル 4 分離送り機構 41 駆動軸 42 送りアーム 5 治具降下機構 51、52 支持軸 53、54 昇降
アーム 56 支持部材 6 容器供給装置 7 充填装置 8 シール装置 9 トリミング
装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を搬送治具に乗せ、該搬送治具をコ
    ンベアによって搬送する途中で、該搬送治具の搬送経路
    に沿って設けられた容器供給装置による容器の供給工
    程、充填装置により該容器内に品物を充填する充填工程
    を経た後、容器にカバーフィルムを被せてシール装置に
    より容器とカバーとを接着シールするシール工程を経る
    充填包装方法において、 該搬送治具を該コンベアから切り離して該搬送治具を該
    コンベアの送り爪で搬送可能にし、搬送方向に隣接する
    他の搬送治具と離した状態で所定の位置まで間欠的に送
    って、搬送の途中で前記工程のいくつかを行い、 その後該搬送治具を該送り爪との係合から外して搬送方
    向に隣接する他の搬送治具と接触させた状態で搬送治具
    の搬送方向の幅を1ピッチとして間欠送りし、その搬送
    経路の途中で前記工程の残りの工程を行う、ことを特徴
    とした充填包装方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の充填包装方法におい
    て、前記所定の位置が該容器供給装置と充填装置との間
    の位置である充填包装方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の充填包装方法におい
    て、前記所定の位置が該充填装置とシール装置との間の
    位置である充填包装方法。
  4. 【請求項4】 容器を搬送治具に乗せ、該搬送治具をコ
    ンベアによって搬送する途中で、該搬送治具の搬送経路
    に沿って設けられた容器供給装置により容器を供給し、
    充填装置により該容器内に品物を充填し、容器にカバー
    を被せてシール装置により容器とカバーとを接着シール
    する充填包装装置において、 両端に設けられた支持部材を介して搬送経路に沿って設
    けられたガイドレールに支持される搬送治具と、 該搬送経路に沿って間欠的に移動可能に設けられた無端
    軌条と、該搬送治具の該搬送方向の幅より大きな間隔で
    該無端軌条に取り付けられた複数対の送り爪を備えたコ
    ンベアであって、該無端軌条は、該搬送方向の所定の第
    1の位置まで該送り爪が該搬送治具の支持部材と係合し
    て移動し該第1の位置から下流側では該送り爪が該支持
    部材と離れた状態で移動するようになっているコンベア
    と、 該所定の第1の位置に近接して設けられていて、該所定
    の第1の位置に送られてきた該搬送治具のその搬送治具
    の搬送方向の幅を1ピッチとして間欠送りする分離送り
    機構と、 該第1の位置から搬送方向に見て下流側の第2の位置に
    設けられいて、該ガイドレールに支持されて送られてき
    た該搬送治具を受け取って搬送治具の該支持部が該コン
    ベアの対の送り爪の間に挿入される位置まで下げる治具
    下降機構と、を備えたことを特徴とする充填包装装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の充填包装装置におい
    て、該コンベアが、上流側から該第2の位置の直前まで
    伸びていて該搬送治具の支持部材を案内する対のガイド
    レールと、該ガイドレールと平行に該第1の位置の直前
    まで伸びる上流側の部分及び該上流側の部分より低いレ
    ベルにあって該第1の位置近傍から下流側に伸びる下流
    側の部分を有していて、該チエーンを案内するチエーン
    ガイドとを備え、各チエーンは往路において該第1の位
    置でチエーンガイドの上流側の部分上から下流側の部分
    上に変位される充填包装装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の充填包装装置に
    おいて、該分離送り機構が、該第1の位置に近接して揺
    動可能に配置されていて搬送治具の後側面を押して搬送
    治具の搬送方向の幅を1ピッチとして送る複数の送りア
    ームを備える充填包装装置。
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