JPH07306922A - Icメモリカードおよびそのicメモリカードの検査方法 - Google Patents

Icメモリカードおよびそのicメモリカードの検査方法

Info

Publication number
JPH07306922A
JPH07306922A JP6096666A JP9666694A JPH07306922A JP H07306922 A JPH07306922 A JP H07306922A JP 6096666 A JP6096666 A JP 6096666A JP 9666694 A JP9666694 A JP 9666694A JP H07306922 A JPH07306922 A JP H07306922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
information
card
attribute
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6096666A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3154892B2 (ja
Inventor
Minoru Ohara
稔 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP09666694A priority Critical patent/JP3154892B2/ja
Publication of JPH07306922A publication Critical patent/JPH07306922A/ja
Priority to US08/713,367 priority patent/US5864661A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3154892B2 publication Critical patent/JP3154892B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/76Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using address translation or modifications
    • G11C29/765Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using address translation or modifications in solid state disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
    • G11C29/80Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout
    • G11C29/816Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout for an application-specific layout
    • G11C29/82Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout for an application-specific layout for EEPROMs

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フラッシュEEPROMに記憶されている初期
不良情報を破壊せずに、それを有効利用したカード検査
を実現する。 【構成】フラッシュEEPROMの初期不良情報がアト
リビュートメモリ13の第2記憶領域13bに格納さ
れ、その後、テストデータパターンの書き込みなどによ
るフラッシュEEPROMの消去および書き込み動作の
検査が行われる。したがって、初期不良情報を破壊する
こと無く、接触不良などのアセンブリの状態やメモリの
動作を検査することできる。初期不良情報は検査結果に
従って更新され、その更新された情報に基づいて不良ブ
ロックテーブルが生成される。この不良ブロックテーブ
ルはカード属性情報の一部としてアトリビュートメモリ
13に格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフラッシュEEPRO
Mを内蔵しパーソナルコンピュータやワークステーショ
ン等のデータ処理装置の外部記憶装置として使用される
ICメモリカードおよびそのICメモリカードの検査方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータやワーク
ステーション等のデータ処理装置の外部記憶装置として
は、ハードディスク装置やフロッピーディスク装置が多
く用いられていた。最近では、それらディスク装置に代
わる外部記憶装置としてICメモリカードが使用される
ようになり、メモリカード装着用のスロットが標準装備
されたパーソナルコンピュータや、パーソナルコンピュ
ータに外付けされて使用されるメモリカードリーダ/ラ
イタなどの周辺装置が開発されている。
【0003】メモリカードは携帯性に富んでおり、また
フロッピーディスクよりも大きな容量のファイルを取り
扱う事ができる。このため、端末間の移動や持ち運びに
便利である。
【0004】しかしながら、従来では、メモリカードの
仕様はメーカ毎に種々異なっており、フロッピーディス
クなどと比べると互換性という点で問題があった。最近
では、メモリカードの標準化も進められ、PCMCIA
に準拠した仕様を持つメモリカードが開発されている。
【0005】ところが、フラッシュEEPROMを内蔵
したメモリカードにおいては、物理的または電気的仕様
については標準化されつつあるものの、そのフォーマッ
ティングに関する仕様、特に書き込みや消去を正常に行
うことができない不良ブロックの取扱いについては規定
されていない。このため、フラッシュEEPROMを内
蔵したメモリカードを、不良ブロックを考慮してフォー
マッティングすることは困難であった。
【0006】また、メモリカードの出荷時には部品間の
接触不良などを調べるための検査が行われるが、この検
査時におけるフラッシュEEPROMの不良ブロックの
取り扱いについても次のような問題がある。
【0007】すなわち、最近のフラッシュEEPROM
においては、チップの大容量化、高集積化に伴い、その
チップ内の全てのビットやブロックを良品として製造す
ることは困難になってきている。このため、フラッシュ
EEPROMはある程度の不良ビットや不良ブロックを
含んだ状態で出荷されるのが現状である。
【0008】フラッシュEEPROMの出荷時には消去
および書き込みのテストが行われ、不良ブロックにはデ
ータ“0”を書き込むなどのマーキングが行われる。こ
のマーキングにより、初期不良を判別することができ
る。
【0009】メモリ出荷時のテストはチップ単位で行わ
れるので、印加電圧値に対する消去/書き込特性などを
考慮した比較的高精度な不良判定が行われる。この場
合、一時的にはデータ消去および書き込みが可能であっ
ても記憶の信頼性が低いブロックについては、不良ブロ
ックを示すデータ“0”が書き込まれる。このように、
フラッシュEEPROMにマーキングされた初期不良情
報は極めて信頼性が高く、この情報に基づいて不良ブロ
ックを管理することが好ましい。
【0010】しかしながら、フラッシュEEPROMを
内蔵したメモリカードを組み立てた場合には、そのカー
ド出荷時の検査においてフラッシュEEPROMに対す
るデータ消去およびテストデータパターンの書き込みな
どが行われ、これによってフラッシュEEPROMの初
期不良情報が破壊されてしまう問題がある。このデータ
消去およびテストデータパターンの書き込みは、接触不
良などのアセンブリの状態や、カード内の制御回路の動
作を調べることを目的として行われるものである。
【0011】図8には、初期不良情報がテストデータパ
ターンの書き込みによって破壊される様子が示されてい
る。図8(a)に示されているように、フラッシュEE
PROMの不良ブロックにはデータ“0”、正常なブロ
ックにはデータ“1”が初期不良情報として書き込まれ
ている。ここでは、ブロック2、ブロック4が不良ブロ
ックである。このフラッシュEEPROMにテストデー
タパターンを書き込むと、図8(b)に示されているよ
うに、テストデータパターンによって初期不良情報のマ
ーキングが破壊されてしまい、どのブロックが不良ブロ
ックであったか不明となる。このように、従来では、カ
ード検査時に初期不良情報が破壊されてしまい、その初
期不良情報を有効利用できない欠点があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来では、不良ブロッ
クの管理に関する規定が定められておらず、このためカ
ードドライバやファイルシステムによってメモリカード
をフォーマッティングする時に、不良ブロックを考慮す
ることが困難であった。また、メモリカード検査時に行
われるテストデータパターンの書き込みなどによって、
チップ内に記憶されている初期不良情報が破壊されてし
まい、その初期不良情報を有効利用できない欠点があっ
た。
【0013】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、フラッシュEEPROMの不良ブロック情報を
カード内に記憶しておくことにより、不良ブロックを考
慮したフォーマッティングを容易に行なうことができる
ICメモリカードを提供することを目的とする。
【0014】また、この発明は、フラッシュEEPRO
Mの出荷時にそのチップ内に記憶されている初期不良情
報を破壊せずに、それを有効利用したカード検査を行な
うことができるICメモリカードの検査方法を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
フラッシュEEPROMから構成されるコモンメモリ
と、カード属性情報を格納するアトリビュートメモリと
を内蔵し、データ処理装置に着脱自在に装着されるIC
メモリカードにおいて、前記フラッシュEEPROMの
不良ブロックを示す不良情報を格納するための記憶領域
を前記アトリビュートメモリの一部に設けたことを特徴
とする。
【0016】このICメモリカードにおいては、フラッ
シュEEPROMの不良ブロックを示す不良情報がカー
ド内に格納されている。このため、カードドライバやフ
ァイルシステムは、その不良情報に基づいてICメモリ
カードのフォーマッティングを行なうことができる。
【0017】また、アトリビュートメモリが不良情報の
格納に利用されているので、専用のメモリを設けること
無く、不良情報をカード内に記憶しておくことができ
る。したがって、不良ブロックを考慮したフォーマッテ
ィングを容易に行なうことができ、カードドライバやフ
ァイルシステムの負荷の低減を図ることができる。
【0018】ICメモリカードに記憶しておく不良情報
としては、フラッシュEEPROMの初期不良情報を用
いることが好ましい。これにより、記憶信頼性の低いブ
ロックについても不良ブロックとして扱うことができ、
フォーマッティング後に消去/書き込みができないブロ
ックが直ぐに出現するといった不具合を防止できる。
【0019】また、この発明は、フラッシュEEPRO
Mから構成されるコモンメモリと、カード属性情報を格
納するアトリビュートメモリとを内蔵し、データ処理装
置に着脱自在に装着されるICメモリカードの検査方法
において、前記フラッシュEEPROMに予め格納され
ている不良ブロックを示す初期不良情報を読み出して、
その初期不良情報を前記アトリビュートメモリの空き領
域に格納し、前記フラッシュEEPROMの消去および
書き込み動作を検査し、その検査結果に従って前記アト
リビュートメモリの初期不良情報を更新し、前記更新さ
れた不良情報に従って前記フラッシュEEPROMの不
良ブロックを示す不良ブロック情報を生成し、その不良
ブロック情報を前記カード属性情報の一部として前記ア
トリビュートメモリに格納することを特徴とする。
【0020】この検査方法においては、フラッシュEE
PROMの初期不良情報がアトリビュートメモリの空き
領域に格納された後に、テストデータパターンの書き込
みなどによるフラッシュEEPROMの消去および書き
込み動作の検査が行われる。したがって、初期不良情報
を破壊すること無く、接触不良などのアセンブリの状態
を検査することできる。
【0021】初期不良情報をカード内に保存しておくこ
とにより、多数のカードを一度に検査する場合などにお
いてもカード毎に初期不良情報を分類および管理する必
要がなくなり、検査工程の簡略化を図ることができる。
また、アトリビュートメモリの空き領域に格納された初
期不良情報は検査結果に基づいて不良ブロックの追加な
どの更新がなされるので、信頼性の高い不良ブロック情
報を得ることができる。さらに、メモリカードは、不良
ブロック情報がカード属性情報の一部としてアトリビュ
ートメモリに格納された状態で出荷されるので、不良ブ
ロック情報を利用したカードのフォーマッティングを行
うことも可能となる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1にはこの発明の一実施例に係わるICメモ
リカードの構成が示されている。このメモリカード10
は、例えばパーソナルコンピュータのカードスロットに
着脱自在に装着されてその外部記憶装置として使用され
るものであり、カード挿入端にはコネクタ11が設けら
れている。
【0023】コネクタ11は、パーソナルコンピュータ
のカードスロットに設けられたコネクタと接続可能な、
例えばPCMCIAに準拠した68ピンのピン配置を有
している。この68ピンのピンは2ピースタイプのリセ
プタ型の電極構造を有しており、カードスロットに設け
られたプラグ型のコネクタに接続される。
【0024】このコネクタ11の68ピンの中には、図
示のように、データ(D0〜D15)入出力ピン、アド
レス(A0〜A23)入力ピン、レディー/ビジー信号
(RDY/BSY)出力ピン、I/Oリード信号(IO
R)入力ピン、I/Oライト信号(IOW)入力ピン、
カード検出信号(CD1,CD2)出力ピン、およびア
トリビュートメモリセレクト(REG)信号入力ピンな
どが定義されている。
【0025】また、メモリカード10には、コモンメモ
リ12、アトリビュートメモリ13、、および制御回路
14が設けられている。コモンメモリ12は、パーソナ
ルコンピュータから供給されるユーザデータなどを記憶
するための半導体メモリであり、複数のフラッシュEE
PROMから構成されている。このコモンメモリ12の
I/O端子(I/O)、制御信号端子(CONT)は、
それぞれ制御回路16に接続されている。
【0026】このフラッシュEEPROMにおいては、
書き込みや消去を行う際に扱うデータ量に最低単位が定
まっており、その単位分のデータが一括して扱われる。
例えば、16MビットのNAND型フラッシュEEPR
OMの場合には、4Kバイトの消去ブロック単位で消去
動作が実行され、書き込みや読み出しについては256
バイトのページ単位で実行される。
【0027】アトリビュートメモリ13は、EEPRO
Mなどから構成される不揮発性メモリであり、カード属
性情報を格納するためのタプルと称される第1記憶領域
13aと、初期不良情報を格納するための第2記憶領域
13bから構成されており、第1記憶領域13aの内容
はユーザが自由にリードすることができる。
【0028】第1記憶領域13aに格納されているカー
ド属性情報は、コモンメモリ12のメモリの種類、メモ
リサイズ、アクセス速度等の情報と、カード10の用途
(ディスクとして使用するか、メモリとして使用するか
など)に関する情報を含んでいる。
【0029】さらに、このメモリカード10において
は、コモンメモリ12の不良ブロック情報もカード属性
情報の1つとして第1記憶領域13aに格納されてい
る。不良ブロック情報は、コモンメモリ12を構成する
NAND型フラッシュEEPROMの複数の消去ブロッ
クのなかで消去や書き込みを正常に行うことができない
ブロックのブロック番号を示すものであり、この不良ブ
ロック情報はカード10のフォーマッティングに利用さ
れる。
【0030】第2記憶領域13bの初期不良情報は、コ
モンメモリ12を構成するNAND型フラッシュEEP
ROMに格納されている初期不良情報から生成されたも
のである。
【0031】図2には、初期不良情報の一例が示されて
いる。前述したようにフラッシュEEPROMの不良ブ
ロックにはマーキングがなされされており、例えば、ブ
ロック2、ブロック4が不良ブロックの場合には、図2
(a)に示されているように、ブロック2、ブロック4
にはデータ“1”が書き込まれ、正常なブロック1、ブ
ロック3、ブロック5、…にはデータ“1”が書き込ま
れている。
【0032】この場合、アトリビュートメモリ13の第
2記憶領域13bには、図2(a)に示されているよう
に、初期不良情報としてデータ列“1010111…”
が格納される。このデータ列“1010111…”は不
良ブロックを“0”としてコード化したものであり、こ
のデータ列はブロック2とブロック4が不良であること
を示している。
【0033】次に、図3を参照して、第1記憶領域13
aのタプルの内容を説明する。前述したように、タプル
には種々のカード属性情報が記述されているが、不良ブ
ロックに関する情報も図示のように記述されている。す
なわち、第1記憶領域13aには、不良ブロックに関す
る情報として、ブロック情報タプルコード、次タプルの
リンク、不良ブロックテーブルのサイズ、および不良ブ
ロックテーブルから構成されるタプルが保持されてい
る。
【0034】不良ブロックテーブルは複数の不良ブロッ
クテーブルエントリを有しており、各エントリには不良
ブロックのブロックアドレスが格納されている。例え
ば、図4に示されているように、ブロックアドレス“0
002h”、“0100h”、“01F5h”、“01
FFh”の4つのブロックが不良ブロックの場合には、
不良ブロックテーブルには、図5に示されているよう
に、それら不良ブロックのアドレス“0002h”、
“0100h”、“01F5h”、“01FFh”が順
番に登録される。
【0035】次に、図6および図7を参照して、NAN
D型フラッシュEEPROMを使用したICメモリカー
ド10の組み立て工程、特にカード検査の例を説明す
る。まず、NAND型フラッシュEEPROMが入荷さ
れ、そのNAND型フラッシュEEPROMをカード1
0の基板に実装するアセンブリ作業が行われる(ステッ
プS11,S12)。
【0036】入荷したNAND型フラッシュEEPRO
Mの不良ブロックにはデータ“0”が初期不良情報とし
て書き込まれている。メモリカード10が組み立てられ
ると、そのカード10が検査システムに取り付けられ、
検査プログラムを用いたチェックが行われる。このチェ
ックでは、まず、コモンメモリ12を構成するフラッシ
ュEEPROMがリードアクセスされ、各ブロックから
初期不良情報が読み出される(ステップS13)。この
初期不良情報を読み出しが失敗した場合(スップS1
4)には、フラッシュEEPROMの素子不良や、アセ
ンブリの接触不良などが発生していると判断され、部品
の半田付けのし直しや、フラッシュEEPROMチップ
の交換などが行われる(ステップS15)。
【0037】初期不良情報の読み出しが成功すると(ス
テップS13)、その初期不良情報がアトリビュートメ
モリ13の第2記憶領域に書き込まれ、これによってア
トリビュートメモリ13の第2記憶領域13bには図2
(b)のようなデータ列“1010111…”が保持さ
れる(ステップS16)。
【0038】この後、検査プログラムは、フラッシュE
EPROMの消去および書き込みの検査を行ない、その
検査によって新たな不良ブロックを発見した場合には第
2記憶領域13bの初期不良情報の更新を行なう(ステ
ップS17)。この検査においては、フラッシュEEP
ROMの各ブロックの内容が消去された後、それらブロ
ックに対してテストデータパターンの書き込みが行われ
る。
【0039】次いで、各ブロックからのデータ読み出し
が行われ、テストデータパターンとの一致の有無が調べ
られる。不一致の場合には、該当するブロックが不良ブ
ロックとなる。この検査によって例えばブロック1に新
たに不良が発見された場合には、第2記憶領域13bの
データ列は“1010111…”から“001011
0”に書き替えられる。
【0040】次いで、不良ブロックテーブルを含むタプ
ルが生成され、それが他のカード属性情報と共にアトリ
ビュートメモリ13の第1記憶領域13aに格納される
(ステップS18)。この場合、不良ブロックテーブル
は、第2記憶領域13bのデータ列に従って生成され
る。
【0041】この後、メモリカード10は出荷され、ユ
ーザによってパーソナルコンピュータなどに装着されて
使用される。このメモリカード10を使用する場合に
は、図7に示されているように、まず、フォーマットプ
ログラムによってメモリカード10のフォーマッティン
グが行われる(ステップS20)。このフォーマッティ
ングにおいては、アトリビュートメモリ13の第1記憶
領域13aに格納されている不良ブロックテーブルが参
照され、正常なブロック群に連続したホストアドレスが
マッピングされる。
【0042】そして、そのフォーマッティング情報およ
び不良ブロック情報はNAND型フラッシュEEPRO
Mの所定のブロックに書き込まれる。以降は、カードド
ライバの制御の下にカード10に対するユーザデータの
リード/ライト、および不良ブロックの管理が行われる
(ステップS20)。
【0043】以上説明したように、この実施例において
は、フラッシュEEPROMの不良ブロックを示す不良
情報がカード10内に格納されている。このため、カー
ドドライバなどは、その不良情報に基づいてICメモリ
カード10のフォーマッティングを行なうことができ
る。また、カード10内に格納されている不良情報はフ
ラッシュEEPROMの初期不良情報に基づいて生成さ
れたものであるので、その情報の信頼性は極めて高く、
フォーマッティング後に消去/書き込みができないブロ
ックが直ぐに出現するといった不具合を防止できる。
【0044】さらに、カード10の検査時においては、
フラッシュEEPROMの初期不良情報がアトリビュー
トメモリ13の第2記憶領域13bに格納された後に、
テストデータパターンの書き込みなどによるフラッシュ
EEPROMの消去および書き込み動作の検査が行われ
る。したがって、初期不良情報を破壊すること無く、接
触不良などのアセンブリの状態や、メモリの動作テスト
を行なうことができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳記したように、この発明によれ
ば、不良ブロックを考慮したフォーマッティングを容易
に行なうことが可能となる。また、フラッシュEEPR
OMに記憶されている初期不良情報を破壊せずにそれを
有効利用したカード検査を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るメモリカードの構成
を示すブロック図。
【図2】同実施例のメモリカードに設けられたアトリビ
ュートメモリに格納される初期不良情報の一例を示す
図。
【図3】同実施例のメモリカードに設けられたアトリビ
ュートメモリに格納されるタプルの構造を示す図。
【図4】同実施例のメモリカードに設けられたフラッシ
ュEEPROMの不良ブロックの発生位置の一例を示す
図。
【図5】図4のタプルに格納される不良ブロックテーダ
ルの一例を示す図。
【図6】同実施例のメモリカードを組たる場合の検査工
程を説明するフローチャート。
【図7】同実施例のメモリカードの出荷後に実行される
フォーマッティング動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図8】従来のカード検査工程によって初期不良情報が
破壊される様子を示す図。
【符号の説明】
10…メモリカード、12…コモンメモリ、13…アト
リビュートメモリ、13a…第1記憶領域、13b…第
2記憶領域。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュEEPROMから構成される
    コモンメモリと、カード属性情報を格納するアトリビュ
    ートメモリとを内蔵し、データ処理装置に着脱自在に装
    着されるICメモリカードにおいて、 前記フラッシュEEPROMの不良ブロックを示す不良
    情報を格納するための記憶領域が前記アトリビュートメ
    モリの一部に設けられていることを特徴とするICメモ
    リカード。
  2. 【請求項2】 前記不良情報は、前記フラッシュEEP
    ROMに予め書き込まれている不良ブロックを示す初期
    不良情報であることを特徴とする請求項1記載のICメ
    モリカード。
  3. 【請求項3】 フラッシュEEPROMから構成される
    コモンメモリと、カード属性情報を格納するアトリビュ
    ートメモリとを内蔵し、データ処理装置に着脱自在に装
    着されるICメモリカードの検査方法において、 前記フラッシュEEPROMに予め格納されている不良
    ブロックを示す初期不良情報を読み出して、その初期不
    良情報を前記アトリビュートメモリの空き領域に格納
    し、 前記フラッシュEEPROMの消去および書き込み動作
    を検査し、 その検査結果に従って前記アトリビュートメモリの初期
    不良情報を更新し、 前記更新された不良情報に従って前記フラッシュEEP
    ROMの不良ブロックを示す不良ブロック情報を生成
    し、 その不良ブロック情報を前記カード属性情報の一部とし
    て前記アトリビュートメモリに格納することを特徴とす
    る検査方法。
JP09666694A 1994-05-10 1994-05-10 Icメモリカードおよびそのicメモリカードの検査方法 Expired - Fee Related JP3154892B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09666694A JP3154892B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 Icメモリカードおよびそのicメモリカードの検査方法
US08/713,367 US5864661A (en) 1994-05-10 1996-09-13 IC memory card having flash memory

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09666694A JP3154892B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 Icメモリカードおよびそのicメモリカードの検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07306922A true JPH07306922A (ja) 1995-11-21
JP3154892B2 JP3154892B2 (ja) 2001-04-09

Family

ID=14171142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09666694A Expired - Fee Related JP3154892B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 Icメモリカードおよびそのicメモリカードの検査方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5864661A (ja)
JP (1) JP3154892B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198020A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Toshiba Corp 半導体メモリ情報蓄積装置とその不良部位対処方法
JP2012014570A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Fujitsu Ltd 制御装置、制御モジュールおよび制御方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4046877B2 (ja) * 1998-12-14 2008-02-13 株式会社ルネサステクノロジ 一括消去型不揮発性メモリおよび携帯電話
US6543010B1 (en) * 1999-02-24 2003-04-01 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and apparatus for accelerating a memory dump
US6426893B1 (en) * 2000-02-17 2002-07-30 Sandisk Corporation Flash eeprom system with simultaneous multiple data sector programming and storage of physical block characteristics in other designated blocks
US6721821B1 (en) 2000-04-13 2004-04-13 General Dynamics Information Systems Apparatus for electronic data storage
US20030014687A1 (en) * 2001-07-10 2003-01-16 Grandex International Corporation Nonvolatile memory unit comprising a control circuit and a plurality of partially defective flash memory devices
US6762930B2 (en) * 2002-01-17 2004-07-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Form factor card with status indicator
US20060078309A1 (en) * 2004-10-12 2006-04-13 Chen Shan J Home monitoring digital video recorder (DVR)
EP1808863A1 (en) 2006-01-16 2007-07-18 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Method and apparatus for recording high-speed input data into a matrix of memory devices
US20080071968A1 (en) * 2006-09-18 2008-03-20 Phison Electronics Corp. Method of managing blocks fo flash memory suitable for flexible correspondence between logic block and physical block
KR101342074B1 (ko) * 2006-10-25 2013-12-18 삼성전자 주식회사 컴퓨터시스템 및 그 제어방법
WO2009060495A1 (ja) * 2007-11-05 2009-05-14 Fujitsu Limited 半導体記憶装置およびその制御方法
US7675776B2 (en) * 2007-12-21 2010-03-09 Spansion, Llc Bit map control of erase block defect list in a memory
US8239611B2 (en) 2007-12-28 2012-08-07 Spansion Llc Relocating data in a memory device
KR100923832B1 (ko) * 2007-12-28 2009-10-27 주식회사 하이닉스반도체 불휘발성 메모리 장치의 불량 여부 테스트 방법, 블록 관리방법, 소거 방법 및 프로그램 방법
CN101527162A (zh) * 2008-03-07 2009-09-09 深圳市朗科科技股份有限公司 卡槽式闪存硬盘
TWI401691B (zh) * 2009-03-20 2013-07-11 Phison Electronics Corp 具快閃記憶體測試功能的控制器及其儲存系統與測試方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE620922A (ja) * 1961-08-08
US3633175A (en) * 1969-05-15 1972-01-04 Honeywell Inc Defect-tolerant digital memory system
US4380066A (en) * 1980-12-04 1983-04-12 Burroughs Corporation Defect tolerant memory
US4479214A (en) * 1982-06-16 1984-10-23 International Business Machines Corporation System for updating error map of fault tolerant memory
US4654847A (en) * 1984-12-28 1987-03-31 International Business Machines Apparatus for automatically correcting erroneous data and for storing the corrected data in a common pool alternate memory array
JP2664137B2 (ja) * 1985-10-29 1997-10-15 凸版印刷株式会社 Icカード
JPH01179300A (ja) * 1987-12-29 1989-07-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置
DE69033262T2 (de) * 1989-04-13 2000-02-24 Sandisk Corp EEPROM-Karte mit Austauch von fehlerhaften Speicherzellen und Zwischenspeicher
US5200959A (en) * 1989-10-17 1993-04-06 Sundisk Corporation Device and method for defect handling in semi-conductor memory
US5295255A (en) * 1991-02-22 1994-03-15 Electronic Professional Services, Inc. Method and apparatus for programming a solid state processor with overleaved array memory modules
JP3122201B2 (ja) * 1991-11-30 2001-01-09 株式会社東芝 メモリカード装置
US5311462A (en) * 1991-12-19 1994-05-10 Intel Corporation Physical placement of content addressable memories
JPH05217361A (ja) * 1992-02-05 1993-08-27 Hitachi Maxell Ltd メモリカード
JPH05233464A (ja) * 1992-02-25 1993-09-10 Fuji Photo Film Co Ltd Eepromのデータ書換方法およびeepromカード
US5740349A (en) * 1993-02-19 1998-04-14 Intel Corporation Method and apparatus for reliably storing defect information in flash disk memories
KR970008188B1 (ko) * 1993-04-08 1997-05-21 가부시끼가이샤 히다찌세이사꾸쇼 플래시메모리의 제어방법 및 그것을 사용한 정보처리장치
US5524231A (en) * 1993-06-30 1996-06-04 Intel Corporation Nonvolatile memory card with an address table and an address translation logic for mapping out defective blocks within the memory card

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198020A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Toshiba Corp 半導体メモリ情報蓄積装置とその不良部位対処方法
JP2012014570A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Fujitsu Ltd 制御装置、制御モジュールおよび制御方法
US8732414B2 (en) 2010-07-02 2014-05-20 Fujitsu Limited Control device, controller module, and control method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3154892B2 (ja) 2001-04-09
US5864661A (en) 1999-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3154892B2 (ja) Icメモリカードおよびそのicメモリカードの検査方法
US6388919B2 (en) Memory controller for flash memory system and method for writing data to flash memory device
KR0121800B1 (ko) 메모리 카드장치
US6237110B1 (en) Apparatus and method accessing flash memory
JPS6228297A (ja) 更新情報と履歴情報の読出し手段を有するicカ−ド
JP3576625B2 (ja) フラッシュメモリカードのデータ管理方法およびそのデータ管理方法を使用したデータ処理装置
WO2002075745A1 (en) Storage device, storage device controlling method, and program
US20030051193A1 (en) Computer system with improved error detection
JPH053634B2 (ja)
JP3471842B2 (ja) データ管理装置、データ記憶装置およびデータ管理方法
US10922023B2 (en) Method for accessing code SRAM and electronic device
CN109634534B (zh) 存储芯片的容量快速判定方法
CN112331252A (zh) Nand闪存自动坏块标记方法、装置、存储介质和终端
JP3487873B2 (ja) Icカード発行工程の管理方法
JPH07141479A (ja) Icメモリカードおよびそのicメモリカードを使用したファイル管理システム
CN114637626B (zh) 减少eeprom数据读写出错的方法、装置、设备及可读存储介质
CN114267402B (zh) 闪存的坏存储单元测试方法、装置、设备及存储介质
US20060117134A1 (en) System and method for prolonging usage lifetime of a non-volatile memory
JP7438432B1 (ja) 電子情報記憶媒体、icチップ、icカード、レコード書き込み方法、及びプログラム
CN115312108B (zh) 一种存储芯片的读写方法、电子设备及存储介质
CN114385084B (zh) 坏块表继承方法及其存储装置
JP4656063B2 (ja) メモリカードの特定方法
JP2532057B2 (ja) 誤り検出機能を備えたicカ−ド
CN114267397A (zh) 一种全局配置编程方法、装置及系统
CN116225326A (zh) 数据存储方法、模块、无人机控制装置和可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080202

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090202

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100202

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees