JPH053634B2 - - Google Patents
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- JPH053634B2 JPH053634B2 JP58108540A JP10854083A JPH053634B2 JP H053634 B2 JPH053634 B2 JP H053634B2 JP 58108540 A JP58108540 A JP 58108540A JP 10854083 A JP10854083 A JP 10854083A JP H053634 B2 JPH053634 B2 JP H053634B2
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- data
- eeprom
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/067—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
- G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
- G06K19/073—Special arrangements for circuits, e.g. for protecting identification code in memory
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、識別用など各種のデータ保持のた
め、メモリとそれを制御するためのマイクロコン
ピユータとを埋設したカード、特にメモリとして
EEPROM(エレクトリカリ・イレイザブル・ア
ンド・プログラマブル・リード・オンリー・メモ
リの略)を用いたカードに関する。
め、メモリとそれを制御するためのマイクロコン
ピユータとを埋設したカード、特にメモリとして
EEPROM(エレクトリカリ・イレイザブル・ア
ンド・プログラマブル・リード・オンリー・メモ
リの略)を用いたカードに関する。
身分証明用カードやクレジツトカード、或いは
銀行カードなどの識別用カード(IDカードとい
う)としては、従来から磁気記録方式によりデー
タを保持したデータ・カードが主として採用され
ている。
銀行カードなどの識別用カード(IDカードとい
う)としては、従来から磁気記録方式によりデー
タを保持したデータ・カードが主として採用され
ている。
この磁気記録方式のカードは、そのデータの書
替えが比較的容易なため、特定の用途、例えば銀
行カードなどで預金残高を併記するような場合な
どに有利性が見出せるものの、データの改ざん防
止が充分でないことや携帯時などに受け易い磁気
的な汚染に対するデータの保護が困難で、信頼性
が充分得られない場合があるという問題点があ
る。
替えが比較的容易なため、特定の用途、例えば銀
行カードなどで預金残高を併記するような場合な
どに有利性が見出せるものの、データの改ざん防
止が充分でないことや携帯時などに受け易い磁気
的な汚染に対するデータの保護が困難で、信頼性
が充分得られない場合があるという問題点があ
る。
そこで、このような点を考慮し、集積回路
(IC)素子からなるメモリと、このメモリ制御用
のマイクロコンピユータ(以下、マイコンとい
う)をカードに埋設し、このメモリにデータを記
憶させ、必要に応じてそのデータを読出し、識別
などに用いるようにしたデータ・カードが提案さ
れ、実用化されるようになつてきた。
(IC)素子からなるメモリと、このメモリ制御用
のマイクロコンピユータ(以下、マイコンとい
う)をカードに埋設し、このメモリにデータを記
憶させ、必要に応じてそのデータを読出し、識別
などに用いるようにしたデータ・カードが提案さ
れ、実用化されるようになつてきた。
このようにICを内蔵したデータ・カードはIC
カードと呼ばれ、例えば第1図の正面図及び第2
図の断面図に示すように、適当なプラスチツクな
どで作られたカード基体2の一部に凹部3を形成
し、その中にICモジユール4を収容したもので、
このICモジユール4には接点端子(電極)5が
設けられ、外部の回路とICモジユール4に含ま
れている電子回路との間の電気的な接続が行なえ
るようになつている。
カードと呼ばれ、例えば第1図の正面図及び第2
図の断面図に示すように、適当なプラスチツクな
どで作られたカード基体2の一部に凹部3を形成
し、その中にICモジユール4を収容したもので、
このICモジユール4には接点端子(電極)5が
設けられ、外部の回路とICモジユール4に含ま
れている電子回路との間の電気的な接続が行なえ
るようになつている。
また、カード基体2の表面にはインクなどで描
かれた所定の文字や図形などからなる絵柄6が施
こされる場合が多く、これらの保護を兼ね、適当
な透明プラスチツクなどからなる保護層7が設け
られ、これら全体でICカード1を形成している。
かれた所定の文字や図形などからなる絵柄6が施
こされる場合が多く、これらの保護を兼ね、適当
な透明プラスチツクなどからなる保護層7が設け
られ、これら全体でICカード1を形成している。
なお、8は磁性体のストライプ層で、磁気記録
方式のデータ・カードとしても使用できるように
設けられたもので、ICカードとしては特に必要
なものではない。
方式のデータ・カードとしても使用できるように
設けられたもので、ICカードとしては特に必要
なものではない。
ICモジユール4は、LSI(大規模集積回路)に
よる各種のメモリや、それを制御するためのマイ
コンを備え、ICカード1を所定のチエツク用機
器にセツトするとICモジユール4に搭載されて
いるマイコンと外部のデータ処理回路との間の電
気的接続が接点端子5を介して形成され、ICカ
ード1内のメモリに対する外部回路からのアクセ
スが行なわれてデータの書込みと読出しが可能に
なり、識別などの機能がはたされるようになつて
いる。
よる各種のメモリや、それを制御するためのマイ
コンを備え、ICカード1を所定のチエツク用機
器にセツトするとICモジユール4に搭載されて
いるマイコンと外部のデータ処理回路との間の電
気的接続が接点端子5を介して形成され、ICカ
ード1内のメモリに対する外部回路からのアクセ
スが行なわれてデータの書込みと読出しが可能に
なり、識別などの機能がはたされるようになつて
いる。
そして、このようなICカードにおけるICモジ
ユール4の構成としては、従来から、例えば第3
図に示すように、情報データ記憶用のメモリとし
てEEPROMを用いたものが知られている。この
第3図において、40はマイコン、41は
EEPROMであり、さらにマイコン40はCPU
(セントラル・プロセツシング・ユニツト)40
1、プログラム格納用のROM(リード・オンリ
ー・メモリ)402、そしてデータ演算用のメモ
リであるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
403で構成されており、これらは接点端子5の
各端子片51〜56を介して外部装置に接続され、
EEPROM40に対するデータの書込みや、それ
からのデータの読出しが行なえるようになつてい
る。
ユール4の構成としては、従来から、例えば第3
図に示すように、情報データ記憶用のメモリとし
てEEPROMを用いたものが知られている。この
第3図において、40はマイコン、41は
EEPROMであり、さらにマイコン40はCPU
(セントラル・プロセツシング・ユニツト)40
1、プログラム格納用のROM(リード・オンリ
ー・メモリ)402、そしてデータ演算用のメモ
リであるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
403で構成されており、これらは接点端子5の
各端子片51〜56を介して外部装置に接続され、
EEPROM40に対するデータの書込みや、それ
からのデータの読出しが行なえるようになつてい
る。
したがつて、このICカードによれば、データ
の改ざんが困難で高い信頼性が得られ、磁気的な
環境変化に強い上、記憶可能なデータ量の増加が
容易なため、ID用に限らず一般的なデータ保持
用としても広い用途が期待できるようになつてき
た。
の改ざんが困難で高い信頼性が得られ、磁気的な
環境変化に強い上、記憶可能なデータ量の増加が
容易なため、ID用に限らず一般的なデータ保持
用としても広い用途が期待できるようになつてき
た。
そして、上記のようなEEPROMを用いたICカ
ードによれば、そのEEPROMに記憶した情報の
消去が容易に行なえるため、必要に応じてメモリ
に書込んであるデータを消去し、ICデータの再
使用ができるという利点があり、従来のPROM
(プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)
やEPROM(イレイザブル・アンド・プログラマ
ブル・リード・オンリー・メモリ、ただし、紫外
線照射による消去を要するため、ICカード用と
した場合には消去がかなり困難になる)を用いた
ICカードに比して多く使用されるようになつて
きた。
ードによれば、そのEEPROMに記憶した情報の
消去が容易に行なえるため、必要に応じてメモリ
に書込んであるデータを消去し、ICデータの再
使用ができるという利点があり、従来のPROM
(プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)
やEPROM(イレイザブル・アンド・プログラマ
ブル・リード・オンリー・メモリ、ただし、紫外
線照射による消去を要するため、ICカード用と
した場合には消去がかなり困難になる)を用いた
ICカードに比して多く使用されるようになつて
きた。
ところで、このようなICカードにおいても、
正しい機能をもつた製品として提供するために
は、その製造工程の終りの段階での各種の検査が
不可欠である。
正しい機能をもつた製品として提供するために
は、その製造工程の終りの段階での各種の検査が
不可欠である。
しかして、メモリとしてPROMやEPROMな
どデータの消去が不可能又は困難なものを用いた
ICカードにおいては、メモリに実際にデータを
書込んでそのメモリ機能をテストすることができ
ないから、この点での機能については未確認の状
態のまま製品とせざるをえない。
どデータの消去が不可能又は困難なものを用いた
ICカードにおいては、メモリに実際にデータを
書込んでそのメモリ機能をテストすることができ
ないから、この点での機能については未確認の状
態のまま製品とせざるをえない。
一方、EEPROMを用いたICカードでは、メモ
リに実際にデータを書込んでのテストが可能で、
機能的に信頼性の高い製品とすることができる。
リに実際にデータを書込んでのテストが可能で、
機能的に信頼性の高い製品とすることができる。
しかしながら、この場合、EEPROMをICカー
ドに実装する前にテストしたのでは、充分な信頼
性を与えることができない。即ち、EEPROMを
ICカードに実装する場合、その実装条件によつ
てはメモリ機能に影響を与えてしまう可能性がか
なりあり、そのため、たとえ実装前にメモリ機能
に異常がなかつたとしても、それで実装後の正常
な機能の発揮が期待できるという保障は必ずしも
ない。
ドに実装する前にテストしたのでは、充分な信頼
性を与えることができない。即ち、EEPROMを
ICカードに実装する場合、その実装条件によつ
てはメモリ機能に影響を与えてしまう可能性がか
なりあり、そのため、たとえ実装前にメモリ機能
に異常がなかつたとしても、それで実装後の正常
な機能の発揮が期待できるという保障は必ずしも
ない。
従つて、EEPROMを用いたICカードの品質保
障のためには、ICカードとしてメモリを実装し
た後でのメモリ機能の検査、確認が大きなフアク
タとなり、ほとんど不可欠の要件となつていると
いつてよい。
障のためには、ICカードとしてメモリを実装し
た後でのメモリ機能の検査、確認が大きなフアク
タとなり、ほとんど不可欠の要件となつていると
いつてよい。
ところで、このようなEEPROMをメモリとし
て使用したICカードのメモリ機能を検査、確認
する方法としては、まず、このICカード自身が
持つICカードとしての機能をそのまま利用する
方法が考えられる。即ち、ICカードの検査装置
からICカードに所定のデータを転送し、それを
メモリに書込んで確認するという処理をメモリの
全領域について行なえばよい。
て使用したICカードのメモリ機能を検査、確認
する方法としては、まず、このICカード自身が
持つICカードとしての機能をそのまま利用する
方法が考えられる。即ち、ICカードの検査装置
からICカードに所定のデータを転送し、それを
メモリに書込んで確認するという処理をメモリの
全領域について行なえばよい。
このようなICカードの機能をそのまま利用し
た方法の場合の処理をフローチヤートで示すと第
4図のようになる。即ち、ICカードの検査装置
がこの処理に入ると、まずステツプ1で所定のメ
モリ領域ごとの書込みコマンド信号を出力し、つ
いでステツプ3でそれに対応したデータを出力す
る。
た方法の場合の処理をフローチヤートで示すと第
4図のようになる。即ち、ICカードの検査装置
がこの処理に入ると、まずステツプ1で所定のメ
モリ領域ごとの書込みコマンド信号を出力し、つ
いでステツプ3でそれに対応したデータを出力す
る。
一方、ICカードは、検査装置からの書込コマ
ンドとデータをステツプ10,30で順次入力し、そ
れにしたがつてステツプ50でEEPROMの指定さ
れたメモリ領域にデータを書込む。ついでステツ
プ70でいま書込んだデータを読出してそれが正し
く書込まれているか否かを照合確認し、その結果
をステータス信号として出力する。
ンドとデータをステツプ10,30で順次入力し、そ
れにしたがつてステツプ50でEEPROMの指定さ
れたメモリ領域にデータを書込む。ついでステツ
プ70でいま書込んだデータを読出してそれが正し
く書込まれているか否かを照合確認し、その結果
をステータス信号として出力する。
こうしてICカードからステータスが出力され
ると、それを検査装置がステツプ5で入力し、次
のステツプ7に進み、EEPROMの全てのメモリ
領域に対する処理が終了するまでステツプ1から
5までの処理を繰り返えす。
ると、それを検査装置がステツプ5で入力し、次
のステツプ7に進み、EEPROMの全てのメモリ
領域に対する処理が終了するまでステツプ1から
5までの処理を繰り返えす。
従つて、この方法では、第4図に示した処理を
EEPROMに格納可能なデータ量に応じて多数回
繰り返えす必要があり、1回の処理で格納される
データ量があまり多くない場合には、膨大な処理
回数を要することになり、その際、コマンドやデ
ータの入出力に必要な伝送時間が累積されるた
め、多くの検査時間が必要になるという問題点が
あつた。
EEPROMに格納可能なデータ量に応じて多数回
繰り返えす必要があり、1回の処理で格納される
データ量があまり多くない場合には、膨大な処理
回数を要することになり、その際、コマンドやデ
ータの入出力に必要な伝送時間が累積されるた
め、多くの検査時間が必要になるという問題点が
あつた。
そこで、この方法を実際のICカードの検査に
適用した際には、上記した検査時間を勘案してメ
モリの一部の領域に対してだけデータの書込みと
読出し、それに消去などを行ない、これによつて
特に動作に異常がなければ、ICカードの機能は
EEPROMのメモリ機能も含めて正常であるとす
る検査方法が採用されており、従つて、この場合
には充分に信頼性の高い製品を与えることができ
なかつた。
適用した際には、上記した検査時間を勘案してメ
モリの一部の領域に対してだけデータの書込みと
読出し、それに消去などを行ない、これによつて
特に動作に異常がなければ、ICカードの機能は
EEPROMのメモリ機能も含めて正常であるとす
る検査方法が採用されており、従つて、この場合
には充分に信頼性の高い製品を与えることができ
なかつた。
また、ICカードのメモリ機能を正しくテスト
するためには、そのメモリ領域の全ビツトを対象
としたテストを行なわなければならない。一方、
このようなICカードにおいては、それが対象と
するデータに対して何らかのコードを付加し、そ
れによりICカードのメモリに格納されたデータ
の管理を行なうようにする場合がある。例えば、
エラーチエツク用のビツトを付加した場合がそれ
である。しかして、このような場合には、メモリ
に書込みが行なわれないビツトが残つてしまうこ
とになり、全ビツトを対象としたテストは不可能
になる。
するためには、そのメモリ領域の全ビツトを対象
としたテストを行なわなければならない。一方、
このようなICカードにおいては、それが対象と
するデータに対して何らかのコードを付加し、そ
れによりICカードのメモリに格納されたデータ
の管理を行なうようにする場合がある。例えば、
エラーチエツク用のビツトを付加した場合がそれ
である。しかして、このような場合には、メモリ
に書込みが行なわれないビツトが残つてしまうこ
とになり、全ビツトを対象としたテストは不可能
になる。
従つて、従来のICカードでは、EEPROMを用
いた場合でも、そのメモリ機能を完全に検査しよ
うとすれば、膨大な検査時間を要してコストアツ
プとなつたり、或は完全な検査が不可能であつた
りするため、充分に高い信頼性を得るのが困難で
あるという欠点があつた。
いた場合でも、そのメモリ機能を完全に検査しよ
うとすれば、膨大な検査時間を要してコストアツ
プとなつたり、或は完全な検査が不可能であつた
りするため、充分に高い信頼性を得るのが困難で
あるという欠点があつた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、メモリ機能に対する検査が充分に行なえ、高
い信頼性を有するICカードをローコストで提供
するにある。
き、メモリ機能に対する検査が充分に行なえ、高
い信頼性を有するICカードをローコストで提供
するにある。
この目的を達成するため、本発明は、搭載され
たEEPROMのメモリ機能に対する検査処理が全
てICカード内で行なわれるように構成した点を
特徴とする。
たEEPROMのメモリ機能に対する検査処理が全
てICカード内で行なわれるように構成した点を
特徴とする。
以下、本発明によるICカードの実施例につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
本発明の一実施例によるICカードは第1図及
び第2図に示したICカードと同じ構造を有し、
内蔵されているICモジユール4も第3図に示し
たICカードと同じであるが、そのROM402に
格納してあるプログラムが異なり、通常のICカ
ードとしての処理に加え、外部の検査装置から入
力されるテストコマンドに応じて第5図のフロー
チヤートにしたがつて処理がICカードの中で実
行されるように構成されており、この点で上記し
た従来のICカードと異なつている。
び第2図に示したICカードと同じ構造を有し、
内蔵されているICモジユール4も第3図に示し
たICカードと同じであるが、そのROM402に
格納してあるプログラムが異なり、通常のICカ
ードとしての処理に加え、外部の検査装置から入
力されるテストコマンドに応じて第5図のフロー
チヤートにしたがつて処理がICカードの中で実
行されるように構成されており、この点で上記し
た従来のICカードと異なつている。
次に、この実施例の動作について説明する。
まず、本発明の一実施例によるICカードが製
造工程を終り、一応製品として完成したとする。
造工程を終り、一応製品として完成したとする。
そうすると、ここでICカードに内蔵した
EEPROMのメモリ機能を含めたICカードの検査
工程に入り、所定の検査装置にこのICカードを
セツトし、端子5を介して両者間に電気的な結合
が行なわれるようにする。
EEPROMのメモリ機能を含めたICカードの検査
工程に入り、所定の検査装置にこのICカードを
セツトし、端子5を介して両者間に電気的な結合
が行なわれるようにする。
こうして検査装置にICカードがセツトされ、
両者間でのデータ伝送が可能になつたことが検査
装置に確認されたら、第5図にしたがつた処理が
開始し、まず検査装置からステツプ2に示すよう
にテストコマンド信号が出力される。
両者間でのデータ伝送が可能になつたことが検査
装置に確認されたら、第5図にしたがつた処理が
開始し、まず検査装置からステツプ2に示すよう
にテストコマンド信号が出力される。
一方、このテストコマンド信号がICカードに
入力されるとステツプ20でそれが判別され、それ
により通常のデータ書込みとは異なつた処理ルー
チンを行ない、ステツプ40で所定のテストデータ
の生成を行ない、ステツプ60でこのテストデータ
をEEPROM41の先頭番地から書込み始める。
そして、これをステツプ70で判断し、EEPROM
41の全ての番地のビツトにデータが書込まれて
ゆくようにする。なお、この間、検査装置は、ス
テツプ2でテストコマンドを出力した後ICカー
ドからステータスが入力されて来るのをただ待つ
ていればよい。
入力されるとステツプ20でそれが判別され、それ
により通常のデータ書込みとは異なつた処理ルー
チンを行ない、ステツプ40で所定のテストデータ
の生成を行ない、ステツプ60でこのテストデータ
をEEPROM41の先頭番地から書込み始める。
そして、これをステツプ70で判断し、EEPROM
41の全ての番地のビツトにデータが書込まれて
ゆくようにする。なお、この間、検査装置は、ス
テツプ2でテストコマンドを出力した後ICカー
ドからステータスが入力されて来るのをただ待つ
ていればよい。
さて、ICカードでは、ステツプ70での結果が
YESになつたら、次にステツプ80に進み、
EEPROM41の全てのビツトに書込んだテスト
データを読出して照合、確認を行ない、その結果
をステツプ100で出力する。
YESになつたら、次にステツプ80に進み、
EEPROM41の全てのビツトに書込んだテスト
データを読出して照合、確認を行ない、その結果
をステツプ100で出力する。
こうしてICカードからステータスが出力され
たら、それを検査装置がステツプ4の処理として
入力し、そのICカードの良否判定を行なう。
たら、それを検査装置がステツプ4の処理として
入力し、そのICカードの良否判定を行なう。
従つて、この実施例によれば、ICカードに対
してただ1回のテストコマンドの入力を行なうだ
けで、その後はテストデータの生成と、それのメ
モリへの書込及び読出しによる確認処理とが全て
ICカード内に進められてゆくため、ICカードと
外部との間でのデータ転送に費やされる時間が不
要になり、検査時間を大幅に減少させることがで
きる。
してただ1回のテストコマンドの入力を行なうだ
けで、その後はテストデータの生成と、それのメ
モリへの書込及び読出しによる確認処理とが全て
ICカード内に進められてゆくため、ICカードと
外部との間でのデータ転送に費やされる時間が不
要になり、検査時間を大幅に減少させることがで
きる。
また、この実施例によるは、EEPROM41の
メモリ領域に書込むべきテストデータを全てIC
カードの中で生成するようになつているから、こ
のICカードを用いるシステムにおけるデータの
管理方式と無関係にEEPROM41に書込むべき
テストデータを定めることができ、全てのビツト
への書込が容易に行なえ、メモリ機能の確認が不
可能なビツトを生じることがなく、全てのビツト
の検査を容易に行なうことができる。
メモリ領域に書込むべきテストデータを全てIC
カードの中で生成するようになつているから、こ
のICカードを用いるシステムにおけるデータの
管理方式と無関係にEEPROM41に書込むべき
テストデータを定めることができ、全てのビツト
への書込が容易に行なえ、メモリ機能の確認が不
可能なビツトを生じることがなく、全てのビツト
の検査を容易に行なうことができる。
さらに、この実施例によれば、ICカードにお
ける第5図のステツプ100の処理の後に、
EEPROM41の全てのビツトのデータを消去す
る処理を付加しておけば、ICカードの検査に必
要な処理を一連の処理として全て終了させること
ができ、さらに効率的な検査を行なうことができ
る。
ける第5図のステツプ100の処理の後に、
EEPROM41の全てのビツトのデータを消去す
る処理を付加しておけば、ICカードの検査に必
要な処理を一連の処理として全て終了させること
ができ、さらに効率的な検査を行なうことができ
る。
ところで、このICカードに使用される
EEPROMにおいては、データ書込時に書込パル
スの供給を要する。そして、このときに供給すべ
き書込パルスのパルス幅は製品の仕様として規定
値が定められており、この規定値よりパルス幅を
狭くすると書込条件が厳しくなり、データの信頼
性(保存性)が低下してゆくという特性がある。
EEPROMにおいては、データ書込時に書込パル
スの供給を要する。そして、このときに供給すべ
き書込パルスのパルス幅は製品の仕様として規定
値が定められており、この規定値よりパルス幅を
狭くすると書込条件が厳しくなり、データの信頼
性(保存性)が低下してゆくという特性がある。
そこで、この発明の一実施例として第5図のス
テツプ60においてEEPROM41に供給する書込
パルスのパルス幅を上記した規定値より所定値だ
け狭くするようにしてもよい。
テツプ60においてEEPROM41に供給する書込
パルスのパルス幅を上記した規定値より所定値だ
け狭くするようにしてもよい。
この実施例によれば、EEPROMのメモリ機能
に対する検査基準が厳しくなり、製品の信頼性を
高くすることができる上、検査処理が高速になり
検査時間が短かくて済み、効率的な検査を行なう
ことができる。例えば、或るEEPROMにおける
1バイト当りの書込パルスのパルス幅の規定値が
10mSecで、そのメモリ容量が2Kバイトであつた
とすれば、このEEPROMの全バイトにデータを
書き込むためには20秒以上の時間が必要になる
が、上記したように書込パルスの幅を短くし、
1mSecとすれば2秒程度の書込時間で済むことに
なり、その分、ICカードの検査に必要な時間を
短縮でき、検査時間を大幅に少くすることができ
る。
に対する検査基準が厳しくなり、製品の信頼性を
高くすることができる上、検査処理が高速になり
検査時間が短かくて済み、効率的な検査を行なう
ことができる。例えば、或るEEPROMにおける
1バイト当りの書込パルスのパルス幅の規定値が
10mSecで、そのメモリ容量が2Kバイトであつた
とすれば、このEEPROMの全バイトにデータを
書き込むためには20秒以上の時間が必要になる
が、上記したように書込パルスの幅を短くし、
1mSecとすれば2秒程度の書込時間で済むことに
なり、その分、ICカードの検査に必要な時間を
短縮でき、検査時間を大幅に少くすることができ
る。
以上説明したように、本発明によれば、
EEPROMを用いたICカードにおいて、そのメモ
リの全てのビツトに対するメモリ機能の検査を容
易に、しかも比較的短時間で行なうことができる
から、従来技術の欠点を除き、メモリの全てのビ
フトを含めた機能についての検査が充分に行なわ
れ、高い信頼性を与えることができるICカード
をローコストで提供することができる。
EEPROMを用いたICカードにおいて、そのメモ
リの全てのビツトに対するメモリ機能の検査を容
易に、しかも比較的短時間で行なうことができる
から、従来技術の欠点を除き、メモリの全てのビ
フトを含めた機能についての検査が充分に行なわ
れ、高い信頼性を与えることができるICカード
をローコストで提供することができる。
第1図はICカードの一例を示す正面図、第2
図はそのA−A線による断面図、第3図は同じく
EEPROMを用いたICモジユールのブロツク図、
第4図はICカードの検査処理の従来例を示すフ
ローチヤート、第5図は本発明によるICカード
の一実施例における検査処理を示すフローチヤー
トである。 1…ICカード、2…カード基体、3…凹部、
4…ICモジユール、5…接点端子、40…マイ
クロコンピユータ、41…EEPROM、401…
CPU、402…ROM、403…RAM。
図はそのA−A線による断面図、第3図は同じく
EEPROMを用いたICモジユールのブロツク図、
第4図はICカードの検査処理の従来例を示すフ
ローチヤート、第5図は本発明によるICカード
の一実施例における検査処理を示すフローチヤー
トである。 1…ICカード、2…カード基体、3…凹部、
4…ICモジユール、5…接点端子、40…マイ
クロコンピユータ、41…EEPROM、401…
CPU、402…ROM、403…RAM。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 データ格納用のEEPROMと、この
EEPROMに対するデータの書込み、読出し及び
消去を制御するためのマイクロコンピユータとを
備えたICカードにおいて、上記EEPROMのメモ
リ領域全体を対象としたテストデータの作成と書
込処理を実行する手段と、この書込処理による書
込結果の検査処理を実行する手段と、外部に対す
る検査結果の出力処理を実行する手段とを上記マ
イクロコンピユータに設け、これらの手段による
処理が外部からの命令入力に応答して逐次実行さ
れ、上記EEPROMのメモリ機能に対するテスト
処理が全てICカード内で実行されるように構成
したことを特徴とするICカード。 2 特許請求の範囲第1項において、上
EEPROMのメモリ領域全体を対象としたテスト
データの書込処理における書込パルスのパルス幅
が、このEEPROMの通常のデータ書込時に必要
な書込パルスのパルス幅より所定値だけ狭くなる
ように構成したことを特徴とするICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58108540A JPS603082A (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | Icカ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58108540A JPS603082A (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | Icカ−ド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS603082A JPS603082A (ja) | 1985-01-09 |
JPH053634B2 true JPH053634B2 (ja) | 1993-01-18 |
Family
ID=14487404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58108540A Granted JPS603082A (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | Icカ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603082A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7113572B1 (ja) * | 2022-02-02 | 2022-08-05 | 株式会社 Toshin | 水道メータの流量読取装置の保持具 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721819B2 (ja) * | 1985-08-20 | 1995-03-08 | 三菱電機株式会社 | Icカード |
NL8601021A (nl) * | 1986-04-22 | 1987-11-16 | Nedap Nv | Programmeerbare responder. |
JPS62296287A (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Icカ−ド |
JPS63100587A (ja) * | 1986-10-16 | 1988-05-02 | Diesel Kiki Co Ltd | Icカ−ドの挿入検出方法 |
JP2941361B2 (ja) * | 1990-06-07 | 1999-08-25 | 株式会社東芝 | 携帯可能電子装置 |
JPH06282702A (ja) * | 1993-03-24 | 1994-10-07 | Dainippon Printing Co Ltd | Cpuを内蔵した情報記録媒体 |
WO2000011489A1 (fr) * | 1998-08-19 | 2000-03-02 | Hitachi, Ltd. | Procede de fabrication de cartes de circuits integres (ci) |
JP3441055B2 (ja) | 1999-04-23 | 2003-08-25 | シャープ株式会社 | 不揮発性メモリ内蔵マイクロコンピュータの検査システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5564699A (en) * | 1978-11-09 | 1980-05-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Semiconductor integrated-circuit memory |
JPS5638650A (en) * | 1979-04-25 | 1981-04-13 | Cii | Data delete device |
JPS5638651A (en) * | 1979-07-02 | 1981-04-13 | Cii | Portable data carrier |
JPS57161951A (en) * | 1981-03-30 | 1982-10-05 | Mitsubishi Electric Corp | Control device with memory diagnostic function |
-
1983
- 1983-06-18 JP JP58108540A patent/JPS603082A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7113572B1 (ja) * | 2022-02-02 | 2022-08-05 | 株式会社 Toshin | 水道メータの流量読取装置の保持具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS603082A (ja) | 1985-01-09 |
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