JP3471842B2 - データ管理装置、データ記憶装置およびデータ管理方法 - Google Patents

データ管理装置、データ記憶装置およびデータ管理方法

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JP3471842B2 JP06978393A JP6978393A JP3471842B2 JP 3471842 B2 JP3471842 B2 JP 3471842B2 JP 06978393 A JP06978393 A JP 06978393A JP 6978393 A JP6978393 A JP 6978393A JP 3471842 B2 JP3471842 B2 JP 3471842B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、不揮発性メ
モリ、および、これらを制御するCPUなどの制御素子
を有するICチップを内蔵したICカードにおいて、上
記メモリ内に分割設定される複数のエリアの格納データ
を管理するデータ管理装置、データ記憶装置およびデー
タ管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯可能なデータ記憶媒体とし
て、不揮発性のデータメモリ、および、これらを制御す
るCPUなどの制御素子を有するICチップを内蔵した
ICカードが注目されている。
【0003】この種のICカードは、内蔵するデータメ
モリを複数のエリアに分割し、アプリケーションにて運
用するデータを個々のエリアに格納するようになってい
る。そして、このエリアに対してアクセスする形態とし
て、バイナリデータを書込み、あるいは、読出しする方
法が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、ICカード
がサポートするメモリとしては、初期状態が‘FF’で
あって、データを書込む度に、これをAND論理にて上
書きするものと、一方で初期状態が‘00’であって、
データを書込む度に、これをOR論理にて上書きするも
のが存在する。このとき、アプリケーションとしては、
自身が使用する論理が決まっていた方が一義的にデータ
の論理が決まり、したがって、ICカードがサポートす
るメモリの論理の区別を行なわなくてすむ。
【0005】このような考えで、ICカード単位、ある
いは、使用するエリア単位で、アプリケーションが使用
する論理を割当てることが考えられる。ただし、この場
合、AND論理のエリアは、初期状態においてエリアの
内容を全て‘FF’に、また、OR論理の場合には全て
‘00’としておかなければならない。したがって、エ
リアを分割するプロセスにおける処理速度が非常に低下
するという問題があった。そこで、本発明は、エリアを
分割するプロセスにおける処理速度が大幅に向上するデ
ータ管理装置、データ記憶装置およびデータ管理方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ管理装置
は、複数のエリアに分割されたメモリを有し、この分割
された各エリアの格納データを管理するデータ管理装置
において、前記メモリの分割された各エリアに対してデ
ータの書込みを行なう際の論理種別を設定する論理種別
設定手段と、前記メモリに対して受信した書込みデータ
をそのままの状態で書込む第1の書込手段と、前記メモ
リに対して受信した書込みデータを反転して書込む第2
の書込手段と、前記メモリからデータを読出しそのまま
出力する第1の読出手段と、前記メモリからデータを読
出し反転して出力する第1の読出手段と、前記論理種別
設定手段によって設定されたエリアの書込み論理種別と
前記メモリの論理種別とが同一であった場合、前記第1
の書込手段および第1の読出手段を選択し、前記論理種
別設定手段によって設定されたエリアの書込み論理種別
と前記メモリの論理種別とが同一でない場合には、前記
第2の書込手段および第2の読出手段を選択する選択手
段とを具備している。
【0007】また、本発明のデータ記憶装置は、外部装
置から受信したデータをメモリに対して書込みもしくは
読出すためのデータ記憶装置において、前記メモリの論
理種別はAND論理であり、AND論理にてデータを書
込むかOR論理にてデータを書込むかを示す属性情報が
記憶された属性情報記憶手段と、この属性情報記憶手段
から属性情報を読出して前記メモリへのデータ書込み方
法を判別する判別手段と、この判別手段によりAND論
理書込みを行なうと判別された場合には外部装置から受
信したデータと前記メモリ内のデータとのANDを前記
メモリに書込む第1の書込手段と、前記判別手段により
OR論理書込みを行なうと判別された場合には外部装置
から受信したデータをビット反転し、このビット反転し
たデータと前記メモリ内のデータとのANDを前記メモ
リに書込む第2の書込手段と、前記第1の書込手段にて
AND論理にて書込まれたデータを読出す場合には読出
したデータをそのまま出力する第1の読出手段と、前記
第2の書込手段にてOR論理にて書込まれたデータを読
出す場合には読出したデータをビット反転して出力する
第2の読出手段とを具備している。また、本発明のデー
タ記憶装置は、外部装置から受信したデータをメモリに
対して書込みもしくは読出すためのデータ記憶装置にお
いて、前記メモリの論理種別はOR論理であり、AND
論理にてデータを書込むかOR論理にてデータを書込む
かを示す属性情報が記憶された属性情報記憶手段と、こ
の属性情報記憶手段から属性情報を読出して前記メモリ
へのデータ書込み方法を判別する判別手段と、この判別
手段によりOR論理書込みを行なうと判別された場合に
は外部装置から受信したデータと前記メモリ内のデータ
とのORを前記メモリに書込む第1の書込手段と、前記
判別手段によりAND論理書込みを行なうと判別された
場合には外部装置から受信したデータをビット反転し、
このビット反転したデータと前記メモリ内のデータとの
ORを前記メモリに書込む第2の書込手段と、前記第1
の書込手段にてOR論理にて書込まれたデータを読出す
場合には読出したデータをそのまま出力する第1の読出
手段と、前記第2の書込手段にてAND理論にて書込ま
れたデータを読出す場合には読出したデータをビット反
転して出力する第2の読出手段とを具備している。ま
た、本発明のデータ記憶装置は、外部装置から受信した
データをメモリに対して書込みもしくは読出すためのデ
ータ記憶装置において、前記メモリは、論理種別がAN
D論理で構成されているとともに、複数のエリアに分割
され、各エリアにAND論理にてデータを書込むかOR
論理にてデータを書込むかを示す属性情報が記憶された
属性情報記憶手段と、外部装置から受信したデータと前
記メモリ内のデータとのANDを前記メモリに書込む第
1の書込手段と、外部装置から受信したデータをビット
反転し、このビット反転したデータと前記メモリ内のデ
ータとのANDを前記メモリに書込む第2の書込手段
と、データの書込み時に書込み対象となるエリアの属性
情報を前記属性情報記憶手段から読出して、この読出し
た属性情報に基づき前記第1の書込手段または第2の書
込手段の一方を選択する第1の選択手段と、前記第1の
書込手段にてAND論理にて書込まれたデータを読出す
場合には読出したデータをそのまま出力する第1の読出
手段と、前記第2の書込手段にてOR論理にて書込まれ
たデータを読出す場合には読出したデータをビット反転
して出力する第2の読出手段と、データの読出し時に書
込み対象となるエリアの属性情報を前記属性情報記憶手
段から読出して、この読出した属性情報に基づき前記第
1の読出手段または第2の読出手段の一方を選択する第
2の選択手段とを具備している。また、本発明のデータ
記憶装置は、外部装置から受信したデータをメモリに対
して書込みもしくは読出すためのデータ記憶装置におい
て、前記メモリは、論理種別がOR論理で構成されてい
るとともに、複数のエリアに分割され、各エリアにAN
D論理にてデータを書込むかOR論理にてデータを書込
むかを示す属性情報が記憶された属性情報記憶手段と、
外部装置から受信したデータと前記メモリ内のデータと
のORを前記メモリに書込む第1の書込手段と、外部装
置から受信したデータをビット反転し、このビット反転
したデータと前記メモリ内のデータとのORを前記メモ
リに書込む第2の書込手段と、データの書込み時に書込
み対象となるエリアの属性情報を前記属性情報記憶手段
から読出して、この読出した属性情報に基づき前記第1
の書込手段また又は第2の書込手段の一方を選択する第
1の選択手段と、前記第1の書込手段にてOR論理にて
書込まれたデータを読出す場合には読出したデータをそ
のまま出力する第1の読出手段と、前記第2の書込手段
にてAND論理にて書込まれたデータを読出す場合には
読出したデータをビット反転して出力する第2の読出手
段と、データの読出し時に書込み対象となるエリアの属
性情報を前記属性情報記憶手段から読出して、この読出
した属性情報に基づき第1の読出手段または第2の読出
手段の一方を選択する第2の選択手段とを具備してい
る。さらに、本発明のデータ管理方法は、複数のエリア
に分割されたメモリを有し、この分割された各エリアの
格納データを管理するデータ管理方法において、前記メ
モリの分割された各エリアに対して設定されたデータの
書込みを行なう際の論理種別と前記メモリの論理種別と
が同一であるかを判定する判定ステップと、この判定ス
テップにより同一であると判定された場合、前記メモリ
に対して受信した書込みデータをそのままの状態で書込
みもしくは前記メモリからデータを読出しそのままの状
態で出力するステップと、前記判定ステップにより同一
でないと判定された場合、前記メモリに対して受信した
書込みデータを反転して書込みもしくは前記メモリから
データを読出し反転して出力するステップとを具備して
いる。
【0008】
【作用】本発明によれば、同一の論理メモリ上に異なる
論理のエリアを設定した場合において、論理別に初期状
態を設定する必要がなくなる。したがって、エリアを分
割するプロセスにおける処理速度が大幅に向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0010】図1は、本実施例に係る携帯可能電子装置
としてのICカードが適用される、たとえば、金融シス
テムあるいはショッピングシステムなどの端末装置とし
て用いられるカード取扱装置の構成例を示すものであ
る。すなわちち、この装置は、ICカード1をカードリ
ーダ・ライタ2を介してCPUなどからなる制御部3と
接続可能とするとともに、制御部3にキーボード4、C
RTディスプレイ装置5、プリンタ6、および、フロッ
ピーディスク装置7を接続して構成される。
【0011】図2は、ICカード1の構成例を示すもの
であり、制御部としての制御素子(たとえば、CPU)
11、記憶内容が消去可能な不揮発性のデータメモリ1
2、ワーキングメモリ13、プログラムメモリ14、お
よび、カードリーダ・ライタ2との電気的接触を得るた
めのコンタクト部15によって構成されている。これら
のうち、破線内の部分(制御素子11、データメモリ1
2、ワーキングメモリ13、プログラムメモリ14)は
1つ(あるいは複数)のICチップで構成されてICカ
ード本体内に埋設されている。
【0012】データメモリ12は、各種データの記憶に
使用され、たとえば、EEPROMなどで構成されてい
る。ワーキングメモリ13は、制御素子11が処理を行
なう際の処理データを一時的に保持するためのメモリで
あり、たとえば、RAMなどで構成される。プログラム
メモリ14は、たとえば、マスクROMで構成されてお
り、制御素子11のプログラムなどを記憶するものであ
る。
【0013】データメモリ12は、たとえば、図3に示
すように、制御領域120、ディレクトリ121、空き
領域122、および、エリア群123に分割されてい
る。そして、それぞれのエリアは、ディレクトリ121
にて管理されている。
【0014】ディレクトリ121は、たとえば、図4に
示すように、各エリアのエリア番号21、エリアの先頭
アドレス22、サイズ23、属性24からなるエリア定
義情報の集合体として構成される。たとえば、エリア
[01]の先頭アドレス22は、aaa番地、エリアの
サイズはSaバイトであるといったように対応する。
【0015】図5に各エリアのフォーマットを示す。図
示するように、エリアは、データ格納部とBCC格納部
とにより構成される単一あるいは複数のワードで構成さ
れる。このとき、与えられたエリアのサイズを計算し、
これが2〜256バイトであれば、1つのワードにてエ
リアが構成され、それ以上であった場合には、1つ以上
の256バイトのワード、および、1つの余りバイト数
分のワードにて構成されることになる。たとえば、サイ
ズが65バイトのエリアは、65バイトのワード(デー
タ格納部が64バイト、また、BCC格納部が1バイ
ト)が1つ存在するエリアとして認識する。
【0016】また、サイズが550バイトの場合には、
256バイトのワード(データ格納部が255バイト、
また、BCC格納部が1バイト)が2本と、38バイト
のワード(データ格納部が37バイト、また、BCC格
納部が1バイト)の計3本のワードでエリアが構成され
る。
【0017】図5に示すように、エリア内のアドレス
は、エリアの先頭アドレスを‘0000’番地とする相
対アドレス値を使用する。アドレスの付与にあたって
は、図示するように、BCC格納部を除いて付番される
(よって、アプリケーションは、BCCの存在を意識せ
ずにアクセスできる)。したがって、エリアの最終アド
レスは以下の式にて算出される。 最終アドレス=Snの上位バイト*255+下位バイト
【0018】さて、これらのエリアに対してのアクセス
コマンドとして、以下の3種類が存在する。1つは、エ
リア内のデータを読出すためのコマンドで、図6に示す
ように、読出しコマンドを示す機能コード、アクセス対
象となるエリア番号、アクセス対象範囲の先頭アドレス
を示す情報、および、読出しバイト数を設定する情報で
構成される。
【0019】次は、エリア内にデータを書込むためのコ
マンドで、図7に示すように、書込みコマンドを示す機
能コード、アクセス対象となるエリアの番号、アクセス
対象範囲の先頭アドレスを示す情報、書込みデータのバ
イト数、および、書込みデータで構成される。
【0020】次は、エリア内のデータを消去するための
コマンドで、図8に示すように、消去コマンドを示す機
能コード、アクセス対象となるエリアの番号、アクセス
対象範囲の先頭アドレスを示す情報、および、消去バイ
ト数で構成される。
【0021】さて、これらのエリアには、図9に示すよ
うなフォーマットを有する属性情報がそれぞれ設定され
ている。図示するように、以下の属性が各エリア単位に
規定される。 (1)AND論理タイプ 原データと与えられたデータとを“AND”論理にて計
算し、これを書込む(ビットの初期状態が“1”の場合
のオーバライトに相当)。 (2)OR論理タイプ 原データと与えられたデータとを“OR”論理にて計算
し、これを書込む(ビットの初期状態が“0”の場合の
オーバライトに相当)。 (3)OTWタイプ 原データが初期状態である場合に限り、与えられたデー
タを書込む。 (4)REWRITEタイプ 原データを与えられたデータで書換える。
【0022】以下、図10により各モードに対する書込
み制御の説明をする。図10は、データ格納部の総バイ
ト数が2687バイト(エリアサイズは、2698バイ
ト)のエリアにおいて、相対アドレス$0110から$
0A7Fにかけて書込まれている状態を示している(残
りの領域は未書込み状態になっている)。なお、未書込
み状態の部分は、データ読出しコマンドに呼応して出力
されるが、このときアクセス対象となっているエリアの
属性により以下のように値が異なる。 (a)AND論理のエリア:‘00’ (b)OR論理のエリア:‘FF’
【0023】さて、このような状態において、図11に
示すように、$0280から144バイト分のデータを
書込むことを考える。この動作は、エリアの属性により
以下のように異なる。
【0024】AND論理のエリアの場合には、$028
0から$030Fまでの原データと、入力されたデータ
をAND論理にて計算し、その結果を書込む。また、O
R論理のエリアの場合には、原データと入力データをO
R論理にて計算し、その結果を書込む。また、OTW論
理のエリアの場合には、書込み対象となる領域に原デー
タが書込まれているため、データ書込みコマンドはリジ
ェクトされる。また、REWRITEタイプのエリアの
場合には、原データの如何にかかわらず、入力データを
書込む(書換える)。
【0025】以下、図12により各モードに対する消去
制御の説明をする。図10のような状態において、$0
180から$020Fまでの領域を消去することを考え
る。この場合には、先に説明したデータ消去コマンドに
て先頭アドレスを$0180、および、消去バイト数を
‘90’Hex(つまり、144バイト)を指定する
と、以下のようになる。
【0026】上記のように、エリアは、“AND論理”
書込みと“OR論理”書込みがエリアの属性で決定され
る。ただし、一般的にICカードがサポートするメモリ
は、初期状態が‘FF’もしくは‘00’となってい
る。このため、前者においては、基本的には“AND論
理”形のエリアとなり、また、後者においては、“OR
論理”形のエリアとなる。
【0027】このとき仮に、前者のメモリの場合、“O
R論理”にて定義されたエリアを設定した場合、このエ
リア内の全データを初期状態には全て‘00’で初期化
しなければならなくなる。このため、以下のようにし
て、属性が単一のメモリに異なる属性を有するエリアを
実現する。
【0028】図13に示すように、AND論理のメモリ
上にあるAND論理のエリアの場合には、書込み時に、
入力したデータと原データとをAND論理にて計算し、
これをメモリに書込むことにより達成する。また、読出
し時には、メモリのデータをそのままの形式で出力す
る。
【0029】また、図14のように、AND論理のメモ
リ上にあるOR論理のエリアの場合には、書込み時に、
入力したデータを反転(たとえば、‘00’でex−O
R)した結果と原データとをAND論理にて計算し、こ
れをメモリに書込むことにより達成する。また、読出し
時には、エリア内のデータを反転した結果を出力する。
なお、図13および図14では、AND論理のメモリ上
に設定されたエリアを例示したが、OR論理のメモリの
場合には以下のようになる。
【0030】すなわち、AND論理のエリアに対しての
データ書込み時には、データの反転を行なって、これを
OR論理にてエリアに書込み、また、読出し時には、エ
リアの内容を反転して出力する。また、OR論理のエリ
アに対しては、データ書込み時にそのままOR論理でエ
リアに書込み、また、読出し時には、エリアの内容をそ
のまま出力する。
【0031】次に、図15によりICカード1の動作概
念を説明する。図示するように、ICカード1は電気的
活性化後に、コマンド待ち状態に移る。この時点でコマ
ンドを待ち続け、入力されると、コマンド内にあるエリ
ア番号を抽出し、ディレクトリ121内に該当するエリ
ア番号が存在するか否かをチェックする。もし、存在し
なければ、該当エリア無し異常を示すコードを出力し、
コマンド待ち状態に戻る。もし、存在すれば、この後、
入力したコマンド中の機能コードに該当する各コマンド
ルーチンにて処理を行ない、この処理結果を出力後、命
令データ待ち状態に戻る。
【0032】次に、図16によりデータ読出しコマンド
の動作説明を行なう。図示するように、まず、コマンド
内の読出し先頭アドレスが指定されたエリアの範囲内に
あるか否かをチェックする。このときのアドレス値の範
囲の下限値は‘0000’であり、上限値は当該エリア
の最終アドレスである。このチェックにて、指定先頭ア
ドレスが範囲外であった場合には、指定アドレス異常を
示すコードを出力し、コマンド待ち状態に戻る。
【0033】また、範囲内であれば、次に読出しバイト
数分のデータが当該エリアに存在するか否かをチェック
する。このために、指定されたアドレスにデータバイト
数を加算して、これを「1」だけ減じた値が当該エリア
の最終アドレス以下か否かを確認する。もし、最終アド
レスよりも大きければ、アドレスオーバ異常を示すコー
ドを出力し、コマンド待ち状態に戻る。
【0034】もし、そうでなければ、次に当該エリアの
属性をチェックし、“OR論理”か否かを確認する。も
し、それ以外の属性であれば、指定アドレスから指定バ
イト数分のデータをそのまま出力する。また、“OR論
理”であれば、データを反転して出力する。
【0035】最後に、読出し対象になったデータを有す
るワードのBCCにより、読出しデータの正当性をチェ
ックし、正常であれば、読出し正常終了コードを最後に
出力し、コマンド待ち状態に戻る。また、異常が検出さ
れれば、異常データありを示すコードを最後に出力し
て、コマンド待ち状態に戻る。
【0036】次に、図17および図18によりデータ書
込み動作を説明する。図示するように、まず、コマンド
内の書込み先頭アドレスが指定されたエリアの範囲内に
あるか否かをチェックする。このときのアドレス値の範
囲の下限値は‘0000’であり、上限値は当該エリア
の最終アドレスである。このチェックにて、指定先頭ア
ドレスが範囲外であった場合には、指定アドレス異常を
示すコードを出力し、コマンド待ち状態に戻る。
【0037】また、範囲内であれば、次に書込みバイト
数分の書込み領域が当該エリアに存在するか否かをチェ
ックする。このために、指定されたアドレスに書込みデ
ータバイト数を加算して、これを「1」だけ減じた値が
当該エリアの最終アドレス以下か否かを確認する。も
し、最終アドレスよりも大きければ、アドレスオーバ異
常を示すコードを出力し、コマンド待ち状態に戻る。
【0038】もし、そうでなければ、次に当該エリアの
属性をチェックし、“OTW”タイプか否かを確認す
る。もし、それ以外の属性であれば、書込み動作に移行
する。もし、そうであれば、書込み対象となっている領
域全てが‘FF’であるかをチェックし、そうでなけれ
ば、データ書込み済みを示すコードを出力し、コマンド
待ち状態に戻る。もし、そうであれば、書込み動作に移
行する。
【0039】書込み動作では、まずエリア属性を参照
し、“OR論理”か否かを確認する。“OR論理”であ
れば、データを反転して生成されたデータと、書込み対
象となっている領域のデータとのAND(論理積)をと
り、この結果を書込む。もし、それ以外の属性であれ
ば、次に属性が書換え可能エリアを示している場合に
は、指定アドレスから指定バイト数分のデータを書込
む。
【0040】もし、そうでなければ、指定アドレスから
指定バイト数分のデータと、書込み対象となっている領
域のデータとのANDをとり、この結果を書込む。ま
た、このとき、リード・アフタ・ライトチェックによ
り、データが正常に書込めたか否かをチェックし、もし
正常でなければ、データ書込み異常を示すコードを出力
し、コマンド待ち状態に戻る。
【0041】指定最終バイトまで正常に書込みが終了す
ると、次に、書込み対象になったデータを有するワード
のBCCを計算し、これを所定位置に書込む。書込みが
正常であれば、データ書込み正常終了コードを最後に出
力し、コマンド待ち状態に戻る。もし、異常が検出され
れば、書込み異常を示すコードを最後に出力して、コマ
ンド待ち状態に戻る。
【0042】次に、図19によりデータ消去動作を説明
する。図示するように、まず、コマンド内の消去先頭ア
ドレスが指定されたエリアの範囲内にあるか否かをチェ
ックする。このときのアドレス値の範囲の下限値は‘0
000’であり、上限値は当該エリアの最終アドレスで
ある。このチェックにて、指定先頭アドレスが範囲外で
あった場合には、指定アドレス異常を示すコードを出力
し、コマンド待ち状態に戻る。
【0043】また、範囲内であれば、次に消去バイト数
分の消去領域が当該エリアに存在するか否かをチェック
する。このために、指定されたアドレスに消去データバ
イト数を加算して、これを「1」だけ減じた値が当該エ
リアの最終アドレス以下か否かを確認する。もし、最終
アドレスよりも大きければ、アドレスオーバ異常を示す
コードを出力し、コマンド待ち状態に戻る。
【0044】もし、そうでなければ、次に、指定アドレ
スから指定バイト数分の‘FF’データを書込む。ま
た、このとき、リード・アフタ・ライトチェックによ
り、データが正常に書込めたか否かをチェックし、もし
正常でなければ、データ書込み異常を示すコードを出力
し、コマンド待ち状態に戻る。
【0045】指定最終バイトまで正常に‘FF’データ
の書込みが終了すると、次に、書込み対象になったデー
タを有するワードのBCCを計算し、これを所定位置に
書込む。書込みが正常であれば、データ消去正常終了コ
ードを最後に出力し、コマンド待ち状態に戻る。もし、
異常が検出されれば、書込み異常を示すコードを最後に
出力して、コマンド待ち状態に戻る。
【0046】さて、前述した動作は、内蔵するメモリが
AND論理タイプのものを例示したが、たとえば、OR
論理のメモリを使用している場合には、図16における
フローチャート中の、エリア属性がOR論理か否かの判
断部を、AND論理か否かに置き換えることにより達成
される。
【0047】また、図17および図18におけるフロー
チャート中では、エリア属性がOR論理か否かの判断部
を、AND論理か否かに置き換え、さらに、書込み領域
のデータが全て‘FF’か否かの判断部において、全て
‘00’か否かの判断に置き換えれば達成される。ま
た、図19のフローチャートにおいては、‘FF’デー
タを書込む処理を、‘00’を書込む処理に置き換えれ
ば達成される。
【0048】なお、図16および図19において、書込
むべきデータが最後まで書込まれた後に、リード・アフ
タ・ライトチェックにより書込みが正常に行なわれたか
否かのチェックを行なっているが、これを特定バイト数
分書込む度に行なうなど、変更可能である。また、BC
Cの計算、および、書込みのタイミングにおいても、た
とえば、ワード内のデータの書込みが終了した時点で、
都度計算し、書込むなど、変更可能である。
【0049】また、図17および図18において、全て
のデータが読出されてからBCCチェックを行なってい
るが、たとえば、ワード内のデータが読出された時点で
チェックするなど、変更可能である。
【0050】また、図17および図18において、書込
みの場合には、既存データと入力されたデータとのAN
DまたはORした結果を既存データと書換えるようにな
っているが、たとえば、メモリ素子自身がオーバーライ
ト(上書き)機能を有しているのであれば、既存データ
との演算を行なわずにそのまま当該メモリ素子の機能を
使用してオーバーライトしてもよい。
【0051】また、前記実施例では、各エリアに割当て
られている属性により、ANDあるいはORのいずれか
の論理を選択するようになっているが、たとえば、図7
および図8に示す各コマンドの機能コードを2種類ずつ
設定し、個々にAND用コマンド、OR用コマンドとし
て運用してもよい。
【0052】なお、前記実施例では、データ管理を行な
う装置としてICカードを例示したが、筐体構成もカー
ド状に限らず、棒状、ブロック状など、種々変更可能で
ある。また、装置としても、携帯可能電子装置に限定さ
れることなく、適用可能である。また、構成内容も、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0053】さらに、前記実施例にて例示したICカー
ドは、外部装置とのデータ授受のためにコンタクト部を
使用しているが、たとえば、光、電界、磁界などを用い
て外部装置と接触せずに、これを行なう方法を用いても
よい。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、同
一の論理メモリ上に異なる論理のエリアを設定した場合
において、論理別に初期状態を設定する必要がなくな
り、よって、エリアを分割するプロセスにおける処理速
度が大幅に向上するデータ管理装置、データ記憶装置お
よびデータ管理方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るICカードが適用され
るカード取扱装置の構成例を示すブロック図。
【図2】ICカードの構成例を示すブロック図。
【図3】データメモリの構成例を示すメモリマップ図。
【図4】データメモリ内に設定されるディレクトリの構
成例を示す図。
【図5】データメモリ内に設定されるエリアのフォーマ
ット例を示す図。
【図6】データ読出しコマンドのフォーマット例を示す
図。
【図7】データ書込みコマンドのフォーマット例を示す
図。
【図8】データ消去コマンドのフォーマット例を示す
図。
【図9】エリア属性情報のフォーマット例を示す図。
【図10】エリアのデータ格納例を示す図。
【図11】エリアのデータ書込み後の状態を示す図。
【図12】エリアのデータ消去後の状態を示す図。
【図13】AND論理のエリアへのアクセス制御を説明
する図。
【図14】OR論理のエリアへのアクセス制御を説明す
る図。
【図15】ICカードの初期動作を説明するフローチャ
ート。
【図16】データ読出しコマンドによる動作を説明する
フローチャート。
【図17】データ書込みコマンドによる動作を説明する
フローチャート。
【図18】データ書込みコマンドによる動作を説明する
フローチャート。
【図19】データ消去コマンドによる動作を説明するフ
ローチャート。
【符号の説明】
1……ICカード 2……カードリーダ・ライタ 3……制御部 4……キーボード 5……CRTディスプレイ装置 11……制御素子 12……データメモリ 13……ワーキングメモリ 14……プログラムメモリ 15……コンタクト部 120……制御領域 121……ディレクトリ 123……エリア群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−328394(JP,A) 特開 昭62−162299(JP,A) 特開 平6−111010(JP,A) 特開 昭59−217281(JP,A) 特開 平4−305744(JP,A) 特開 昭62−60081(JP,A) 特開 平4−40587(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 - 12/06 G06K 19/07 G11C 16/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のエリアに分割されたメモリを有
    し、この分割された各エリアの格納データを管理するデ
    ータ管理装置において、 前記メモリの分割された各エリアに対してデータの書込
    みを行なう際の論理種別を設定する論理種別設定手段
    と、 前記メモリに対して受信した書込みデータをそのままの
    状態で書込む第1の書込手段と、 前記メモリに対して受信した書込みデータを反転して書
    込む第2の書込手段と、 前記メモリからデータを読出しそのまま出力する第1の
    読出手段と、 前記メモリからデータを読出し反転して出力する第1の
    読出手段と、 前記論理種別設定手段によって設定されたエリアの書込
    み論理種別と前記メモリの論理種別とが同一であった場
    合、前記第1の書込手段および第1の読出手段を選択
    し、前記論理種別設定手段によって設定されたエリアの
    書込み論理種別と前記メモリの論理種別とが同一でない
    場合には、前記第2の書込手段および第2の読出手段を
    選択する選択手段と、 を具備したことを特徴とするデータ管理装置。
  2. 【請求項2】 外部装置から受信したデータをメモリに
    対して書込みもしくは読出すためのデータ記憶装置にお
    いて、前記メモリの論理種別はAND論理であり、 AND論理
    にてデータを書込むかOR論理にてデータを書込むかを
    示す属性情報が記憶された属性情報記憶手段と、 この属性情報記憶手段から属性情報を読出して前記メモ
    リへのデータ書込み方法を判別する判別手段と、 この判別手段によりAND論理書込みを行なうと判別さ
    れた場合には外部装置から受信したデータと前記メモリ
    内のデータとのANDを前記メモリに書込む第1の書込
    手段と、 前記判別手段によりOR論理書込みを行なうと判別され
    た場合には外部装置から受信したデータをビット反転
    し、このビット反転したデータと前記メモリ内のデータ
    とのANDを前記メモリに書込む第2の書込手段と、 前記第1の書込手段にてAND論理にて書込まれたデー
    タを読出す場合には読出したデータをそのまま出力する
    第1の読出手段と、 前記第2の書込手段にてOR論理にて書込まれたデータ
    を読出す場合には読出したデータをビット反転して出力
    する第2の読出手段と、 を具備したことを特徴とするデータ記憶装置。
  3. 【請求項3】 外部装置から受信したデータをメモリに
    対して書込みもしくは読出すためのデータ記憶装置にお
    いて、前記メモリの論理種別はOR論理であり、 AND論理に
    てデータを書込むかOR論理にてデータを書込むかを示
    す属性情報が記憶された属性情報記憶手段と、 この属性情報記憶手段から属性情報を読出して前記メモ
    リへのデータ書込み方法を判別する判別手段と、 この判別手段によりOR論理書込みを行なうと判別され
    た場合には外部装置から受信したデータと前記メモリ内
    のデータとのORを前記メモリに書込む第1の書込手段
    と、 前記判別手段によりAND論理書込みを行なうと判別さ
    れた場合には外部装置から受信したデータをビット反転
    し、このビット反転したデータと前記メモリ内のデータ
    とのORを前記メモリに書込む第2の書込手段と、 前記第1の書込手段にてOR論理にて書込まれたデータ
    を読出す場合には読出したデータをそのまま出力する第
    1の読出手段と、 前記第2の書込手段にてAND理論にて書込まれたデー
    タを読出す場合には読出したデータをビット反転して出
    力する第2の読出手段と、 を具備したことを特徴とするデータ記憶装置。
  4. 【請求項4】 外部装置から受信したデータをメモリに
    対して書込みもしくは読出すためのデータ記憶装置にお
    いて、前記メモリは、論理種別が AND論理で構成されている
    とともに、複数のエリアに分割され、各エリアにAND
    論理にてデータを書込むかOR論理にてデータを書込む
    かを示す属性情報が記憶された属性情報記憶手段と、 外部装置から受信したデータと前記メモリ内のデータと
    のANDを前記メモリに書込む第1の書込手段と、 外部装置から受信したデータをビット反転し、このビッ
    ト反転したデータと前記メモリ内のデータとのAND
    前記メモリに書込む第2の書込手段と、 データの書込み時に書込み対象となるエリアの属性情報
    を前記属性情報記憶手段から読出して、この読出した属
    性情報に基づき前記第1の書込手段または第2の書込手
    段の一方を選択する第1の選択手段と、 前記第1の書込手段にてAND論理にて書込まれたデー
    タを読出す場合には読出したデータをそのまま出力する
    第1の読出手段と、 前記第2の書込手段にてOR論理にて書込まれたデータ
    を読出す場合には読出したデータをビット反転して出力
    する第2の読出手段と、 データの読出し時に書込み対象となるエリアの属性情報
    を前記属性情報記憶手段から読出して、この読出した属
    性情報に基づき前記第1の読出手段または第2の読出手
    段の一方を選択する第2の選択手段と、 を具備したことを特徴とするデータ記憶装置。
  5. 【請求項5】 外部装置から受信したデータをメモリに
    対して書込みもしくは読出すためのデータ記憶装置にお
    いて、前記メモリは、論理種別が OR論理で構成されていると
    ともに、複数のエリアに分割され、各エリアにAND論
    理にてデータを書込むかOR論理にてデータを書込むか
    を示す属性情報が記憶された属性情報記憶手段と、 外部装置から受信したデータと前記メモリ内のデータと
    のORを前記メモリに書込む第1の書込手段と、 外部装置から受信したデータをビット反転し、このビッ
    ト反転したデータと前記メモリ内のデータとのORを前
    記メモリに書込む第2の書込手段と、 データの書込み時に書込み対象となるエリアの属性情報
    を前記属性情報記憶手段から読出して、この読出した属
    性情報に基づき前記第1の書込手段また又は第2の書込
    手段の一方を選択する第1の選択手段と、 前記第1の書込手段にてOR論理にて書込まれたデータ
    を読出す場合には読出したデータをそのまま出力する第
    1の読出手段と、 前記第2の書込手段にてAND論理にて書込まれたデー
    タを読出す場合には読出したデータをビット反転して出
    力する第2の読出手段と、 データの読出し時に書込み対象となるエリアの属性情報
    を前記属性情報記憶手段から読出して、この読出した属
    性情報に基づき第1の読出手段または第2の読出手段の
    一方を選択する第2の選択手段と、 を具備したことを特徴とするデータ記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記属性情報は、原データが初期状態で
    ある場合に限りデータの書込みを行なうのか、原データ
    に関わらずデータの書換えを行なうのかを示す第2の属
    性情報を含んでおり、この第2の属性情報に基づき書込
    みの可否を判定する判定手段を有することを特徴とする
    請求項乃至請求項のいずれかに記載のデータ記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 複数のエリアに分割されたメモリを有
    し、この分割された各エリアの格納データを管理するデ
    ータ管理方法において、 前記メモリの分割された各エリアに対して設定されたデ
    ータの書込みを行なう際の論理種別と前記メモリの論理
    種別とが同一であるかを判定する判定ステップと、 この判定ステップにより同一であると判定された場合、
    前記メモリに対して受信した書込みデータをそのままの
    状態で書込みもしくは前記メモリからデータを読出しそ
    のままの状態で出力するステップと、 前記判定ステップにより同一でないと判定された場合、
    前記メモリに対して受信した書込みデータを反転して書
    込みもしくは前記メモリからデータを読出し反転して出
    力するステップと、 を具備したことを特徴とするデータ管理方法。
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