JP2752074B2 - 携帯可能電子装置のデータ記憶方法 - Google Patents

携帯可能電子装置のデータ記憶方法

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JP2752074B2
JP2752074B2 JP63018856A JP1885688A JP2752074B2 JP 2752074 B2 JP2752074 B2 JP 2752074B2 JP 63018856 A JP63018856 A JP 63018856A JP 1885688 A JP1885688 A JP 1885688A JP 2752074 B2 JP2752074 B2 JP 2752074B2
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば不揮発性メモリおよびCPUなどの
制御素子を有するIC(集積回路)チップを内蔵したICカ
ードと称される携帯可能電子装置において、そのメモリ
に対してデータを記憶する携帯可能電子装置のデータ記
憶方法に関する。
(従来の技術) 最近、新たな携帯可能なデータ記憶媒体として、不揮
発性メモリおよびCPUなどの制御素子を有するICチップ
を内蔵したICカードが開発されている。この種のICカー
ドは、内蔵する制御素子によって内蔵する不揮発性メモ
リをアクセスし、外部からの要求に応じて必要なデータ
の入出力を行なうものである。
さて、このようなICカードにおける不揮発性メモリ
は、エリア定義情報エリアとデータエリアとに大きく二
分されている。さらに、データエリアは、記憶データの
性格別あるいは用途別に細かく分割されていて、これら
各エリアはエリア定義情報エリア内のエリア定義情報に
よって定義されている。
そして、分割されたデータエリアの各エリア内は、さ
らにある固定長を持つワードで分割され、そのワード単
位でデータが記憶される。このとき、記憶データには
「レコード」の概念があてはめられ、1ワードが1レコ
ードとされる。この場合、「レコード長=ワードの固定
長」である必要はなく、「レコード長≦ワードの固定
長」であればよい。このようなデータ記憶方式の場合、
エリアの先頭アドレスに近い空きワードから最終アドレ
ス方向に向かって詰めていくので、エリアの先頭からの
ワードの並びが、即レコード番号となる。
このように、ワードの並びがレコード番号を表わして
いるので、レコード(データ)の記憶はレコード番号
「1」から開始するか、または既存レコードの書換えと
しなければならず、後で使用するためのワードの確保
(データ記憶部の確保)は、ダミーデータの記憶を行な
わなければならなかった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したようにデータの記憶時、後で使用
するためのデータ記憶部を確保する場合、その都度ダミ
ーデータの記憶を行なわなければならないという問題点
を解決すべくなされたもので、ダミーデータの記憶を行
なうことなく、後で使用するためのデータ記憶部を容易
に確保することができる携帯可能電子装置のデータ記憶
方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の携帯可能電子装置のデータ記憶方法は、デー
タを記憶するメモリ部を有し、このメモリ部に対してデ
ータの読出しおよび書込みを行なって選択的に外部との
間でデータの入出力を行なう携帯可能電子装置であっ
て、前記メモリ部にはデータを記憶するための複数のデ
ータエリアを定義するためのエリア識別情報およびエリ
アの位置情報からなるエリア定義情報を各エリアに対応
して格納するとともにエリア定義情報としてエリア内の
ワード長を格納することでデータエリアは所定のワード
長で複数に分割されており、各ワードはデータ部とデー
タ長情報部とワードが末消去状態であるかどうかを表わ
す状態判別情報部とで構成し、後で使用するためのワー
ドを確保する場合には、データ部にはデータを記憶する
ことなくデータ長情報部を特定の情報とし、かつ、状態
判別情報部をワードが未消去状態であることを表わす情
報としてワードへのデータ記憶を行ない、エリア内にデ
ータを追記する場合には、状態判別情報部にてワードが
未消去状態であることが表わされているワードの後にデ
ータ、データ長情報およびワードが未消去状態であるこ
とを表わす状態判別情報を追記するようにしたことを特
徴とする。
(作用) 記憶データの長さ情報を「0」などの特定情報として
通常の記憶動作を行なうことにより、従来のようにダミ
ーデータの記憶を行なうことなく、後で使用するための
データ記憶部を容易に確保することができる。そして、
その確保したデータ記憶部に続くデータ記憶部への記憶
などの通常動作はその確保したデータ記憶部を意識する
ことなく実行できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第5図は本発明に係る携帯可能電子装置としてのICカ
ードの構成例を示すもので、制御部としての制御素子
(たとえばCPU)11、消去可能な不揮発性メモリ12、プ
ログラムメモリ13、および図示しない外部装置などと電
気的に通信するためのコンタクト部14によって構成され
ており、これらのうち破線内の部分(制御素子11、デー
タメモリ12、プログラムメモリ13)は1つのICチップ
(あるいは複数のICチップ)で構成されてICカード本体
内に埋設されている。プログラムメモリ13は、たとえば
マスクROMで構成されており、制御素子11の制御プログ
ラムなどを記憶するものである。メモリ12は各種データ
の記憶に使用され、たとえばEEPROMで構成されている。
メモリ12は、たとえば第4図に示すように、エリア定
義情報エリア21とデータエリア22とに大きく二分されて
いる。データエリア22は、記憶データの性格別あるいは
用途別に細かく分割されていて、これら各エリアはエリ
ア定義情報エリア21内のエリア定義情報によって定義さ
れている。ここに、1つのエリアを分割定義するエリア
定義情報は、エリア固有の番号を定義するエリア番号、
データエリア22におけるエリアの位置を定義する先頭ア
ドレス、エリアの大きさを定義するエリアサイズ、エリ
アを分割しているワード数、およびワード固定長(バイ
ト数)などからなっている。
そして、分割されたデータエリア22の各エリア内は、
エリア定義情報内のワード数およびワードの固定長で決
まる固定長を持つワードで分割されている。データは、
このワード内にそのデータ長を示す情報が付加されて記
憶される。このとき、記憶データには「レコード」の概
念があてはめられ、1ワードが1レコードとされる。
各ワードは上述したように一定の長さ(固定長)を持
ち、しかも隙間なく詰められているため、エリアの先頭
アドレスがわかり、見付けたいワードの先頭ワードから
の順番が明確であるならば、その間の空間に存在する他
のワードがどのような状態であろうとも簡単に見付ける
ことができる。
この方式を用いた場合、各ワードでには、ワードの性
格・状態を示す性格・状態判別情報が付加されており
(または付加し)、これにより、そのワード内のデータ
の扱いが制限され、結果的にデータの保護につながって
いる。
すなわち、各ワードは、たとえば第4図に示すように
データ部、データ長情報部および性格・状態判別情報部
(フラグ部)からなっている。性格・状態判別情報は、
たとえばバリッド判定情報、デリート判定情報、および
ライト/デリート許可判定情報などからなっている。
バリッド判定情報は、この情報を有するワードへの書
込/書換/消去が許可されているか否かを判定するため
のもので、たとえば“0"のときは書込/書換/消去動作
不可を表し、“1"のときは書込/書換/消去動作許可を
表わす。
デリート判定情報は、この情報を有するワードに読出
し可能なデータが存在しているか否か(消去されていな
いか消去済か)を判定するためのもので、“0"のときは
本ワードは消去済を表わし、“1"のときは本ワードは未
消去状態を表わす。
ライト/デリート許可判定情報は、この情報を有する
ワードは全ての処理の対象となり得るか否か(存在して
いるとみなされる「有効」か、存在を認められない「無
効」か)を判定するためのもので、“0"のときは本ワー
ドは有効を表わし、“1"のときは本ワードは無効を表わ
す。
このような性格・状態判別情報を付加したワードに対
するアクセス時のチェック方法を第3図にフローチャー
トで示す。前述したような意味を持つ性格・状態判別情
報を第3図のチェック方法に基づき判定していくことに
より、データ部全体を参照することなくワードの状態を
判定することができる。このワード制御のメリットを利
用し、後で使用(たとえば追記)したいワードの確保を
行なった例が第1図である。
第1図(a)は、あるエリアのワード1に対してデー
タ長がl1バイトのデータ1を記憶し終った状態を示し
ている。このワード1内のデータ1は、有効ワード内に
存在し、未消去状態で、書換/消去動作許可であること
を示している。これは、前述した性格・状態判別情報の
内容によって決定される。
次に、同様に第1図(a)の状態に対して、データ長
が0バイトのデータを記憶し終った状態を第1図(b)
に示す。この場合、実際にデータは記憶しないが、デー
タ長情報を「0」とすることにより、通常のデータ記憶
と同じ動作で第1図(b)の状態を実現できる。第1図
(b)は、データ長が0バイトのデータをワード2に記
憶したことにより、ワード2を後で記憶するデータ2の
ために確保した形になっている。この場合、従来はある
長さを持つダミーデータを記憶する必要があったが、本
方式によれば不必要なダミーデータを記憶せず、データ
長情報を「0」として通常の記憶動作を行なうだけでよ
い。
さて、エリアに対して追記動作を行なう場合、データ
長情報が「0」のワードも有効かつ未消去状態であるの
で上書きはされず、特にそのワードを指定した動作以外
はなされない。すなわち、ワードの確保が行なえるわけ
である。この確保されたワードの存在するエリアに対し
て追記動作を行なった結果を第1図(c)に示す。第1
図(c)は、第1図(b)の状態に対してデータ3の追
記動作を行なった結果を示している。この場合、ワード
2は既に確保されているので上書きはされず、データ3
はワード3に記憶される。
次に、ワードの性格・状態判別情報を用いたデータ読
出保護方法について第2図を参照して説明する。第2図
(a)は、あるエリアに対してデータ長がl1バイトの
データ1を追記した結果を示している。この場合、デー
タ1はワード1内に記憶されており、性格・状態判別情
報が付加されているので、ワードの有/無効性、ワード
内データの既/未消去状態、ワード内データの書換/消
去の許可/不可については定義される。しかし、このワ
ード1については、読出動作についての制限(たとえば
読出保護)は何もなされていない。
たとえば同一エリアに対して複数の人物が操作する場
合もあり、その人物がデータ書込および性格・状態判別
情報操作可能である人(人物Aとする)と、データの書
込/書換/消去/読出可能、性格・状態判別情報操作不
可である人(人物Bとする)とがいた場合で、人物Aは
人物Bには読まれたくないデータを記憶したいとする。
この場合を想定して、人物Aが行なった操作を第2図
(b)(c)に示す。ワード1が存在するエリアに対し
て、人物Aはデータ長がl2のデータ2をワード2に記
憶した。このデータ2に対して読出不可情報を付加した
いが、ワード無効とすると、その動作以後は自分でもそ
のワードの位置がわからなくなってしまう。
、そこで、性格・状態判別情報内のデリート判定情報
およびライト/デリート許可判定情報を第2図(b)か
ら(c)の状態に変更する。第2図(c)に示すワード
2の状態は、有効ワードであり、データは消去状態であ
り、ワード2に対してデータの書込/書換/消去不可で
あることを示す。この状態では、第3図のチェック方法
によると、データは消去状態であるので読出しは不可、
そして書込/書換/消去動作に対しては不可であるので
書込エラーとなる。故に、人物Aはワード2に対して読
出保護をかけたことになる。
このように、データを記憶する際、記憶データとその
データ長を示す情報とを同時に記憶し、データが存在し
ない場合にはデータ長を示す情報を「0」として記憶す
ることにより、後で使用するためのワード(データ記憶
部)を確保するものである。したがって、記憶データの
長さ情報を「0」として通常の記憶動作を行なうことに
より、従来のようにダミーデータの記憶を行なうことな
く、後で使用するためのワードを容易に確保することが
できる。そして、その確保したワードに続くワードへの
記憶などの通常動作はその確保したワードを意識するこ
となく実行できる。また、データに性格・状態判別情報
を付加しているので、その性格・状態判別情報の操作に
よりデータの読出保護をかけることができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、データの記憶
時、ダミーデータの記憶を行なうことなく、後で使用す
るためのデータ記憶部を容易に確保することができる携
帯可能電子装置のデータ記憶方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
は後で使用したいワードの確保を説明する図、第2図は
データの読出保護を説明する図、第3図は性格・状態判
別情報を付加したワードに対するアクセス時のチェック
方法を示すフローチャート、第4図は不揮発性メモリの
構成図、第5図はICカードの構成を概略的に示すブロッ
ク図である。 11……制御素子(制御部)、12……不揮発性メモリ、13
……プログラムメモリ、21……エリア定義情報エリア、
22……データエリア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−196784(JP,A) 特開 昭61−67155(JP,A) 特開 昭63−223995(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記憶するメモリ部を有し、このメ
    モリ部に対してデータの読出しおよび書込みを行なって
    選択的に外部との間でデータの入出力を行なう携帯可能
    電子装置であって、 前記メモリ部にはデータを記憶するための複数のデータ
    エリアを定義するためのエリア識別情報およびエリアの
    位置情報からなるエリア定義情報を各エリアに対応して
    格納するとともにエリア定義情報としてエリア内のワー
    ド長を格納することでデータエリアは所定のワード長で
    複数に分割されており、各ワードはデータ部とデータ長
    情報部とワードが未消去状態であるかどうかを表わす状
    態判別情報部とで構成し、 後で使用するためのワードを確保する場合には、データ
    部にはデータを記憶することなくデータ長情報部を特定
    の情報とし、かつ、状態判別情報部をワードが未消去状
    態であることを表わす情報としてワードへのデータ記憶
    を行ない、 エリア内にデータを追記する場合には、状態判別情報部
    にてワードが未消去状態であることが表わされているワ
    ードの後にデータ、データ長情報およびワードが未消去
    状態であることを表わす状態判別情報を追記するように
    したことを特徴とする携帯可能電子装置のデータ記憶方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6167155A (ja) * 1984-09-11 1986-04-07 Ricoh Co Ltd ランダムフアイル・システム
JPS62196784A (ja) * 1986-02-24 1987-08-31 Toshiba Corp 携帯可能電子装置

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