JP3359934B2 - データ記憶装置 - Google Patents
データ記憶装置Info
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- JP3359934B2 JP3359934B2 JP18833092A JP18833092A JP3359934B2 JP 3359934 B2 JP3359934 B2 JP 3359934B2 JP 18833092 A JP18833092 A JP 18833092A JP 18833092 A JP18833092 A JP 18833092A JP 3359934 B2 JP3359934 B2 JP 3359934B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばそれぞれ複
数のレコードデータを記憶する複数のエリアからなるメ
モリを有するICカード等のデータ記憶装置に関する。
数のレコードデータを記憶する複数のエリアからなるメ
モリを有するICカード等のデータ記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICカード内のメモリは複数のエ
リアからなっており、各エリアには複数のレコードデー
タが記憶されるようになっている。上記エリアとして
は、ローテートタイプのエリア(交替エリア)やシーケ
ンシャルタイプのエリア(逐次エリア)が用いられるよ
うになっている。各エリアに格納されるレコードデータ
は、レコード番号という相対番号にて参照されるように
なっている。
リアからなっており、各エリアには複数のレコードデー
タが記憶されるようになっている。上記エリアとして
は、ローテートタイプのエリア(交替エリア)やシーケ
ンシャルタイプのエリア(逐次エリア)が用いられるよ
うになっている。各エリアに格納されるレコードデータ
は、レコード番号という相対番号にて参照されるように
なっている。
【0003】昨今の要求として、各レコードデータにそ
れぞれ識別番号を付与し、この識別番号を参照すること
により、アクセス対象のレコードデータを指定するもの
が提案されている。この場合、少ないポインタにより、
動作が実現されるものとなっている。
れぞれ識別番号を付与し、この識別番号を参照すること
により、アクセス対象のレコードデータを指定するもの
が提案されている。この場合、少ないポインタにより、
動作が実現されるものとなっている。
【0004】ところが、このようなものでは、たとえ
ば、ローテートタイプのエリアにレコードデータを追記
する場合、入力されたレコードデータの識別番号と異な
る識別番号のレコードデータが最も古いレコードデータ
(最旧レコードデータ)であった場合に、そのレコード
データを書き換えてしまい、上記入力されたレコードデ
ータの識別番号に対応する最旧レコードデータを書き換
えるものではなかった。
ば、ローテートタイプのエリアにレコードデータを追記
する場合、入力されたレコードデータの識別番号と異な
る識別番号のレコードデータが最も古いレコードデータ
(最旧レコードデータ)であった場合に、そのレコード
データを書き換えてしまい、上記入力されたレコードデ
ータの識別番号に対応する最旧レコードデータを書き換
えるものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ロー
テートタイプのエリアにレコードデータを追記する場合
に、そのレコードデータと同一の識別番号に対応する最
旧レコードデータを書き換えることができないという欠
点があった。
テートタイプのエリアにレコードデータを追記する場合
に、そのレコードデータと同一の識別番号に対応する最
旧レコードデータを書き換えることができないという欠
点があった。
【0006】この発明は、ローテートタイプのエリアに
レコードデータを追記する場合に、そのレコードデータ
と同一の識別番号に対応する最旧レコードデータを確実
に書き換えることができるデータ記憶装置を提供するこ
とを目的とする。
レコードデータを追記する場合に、そのレコードデータ
と同一の識別番号に対応する最旧レコードデータを確実
に書き換えることができるデータ記憶装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のデータ記憶装
置は、複数のレコードデータが記憶され、レコードデー
タが循環的に格納されるエリアを有し、それぞれ同一の
群のレコードデータには同一のレコード識別データが付
与されて記憶される記憶手段を有するものにおいて、上
記記憶手段に追記記憶するレコードデータとレコード識
別データとを供給する供給手段と、この供給手段により
レコードデータが供給されると、上記エリア内に空きが
あるかを判定する第1の判定手段と、この第1の判定手
段により空きエリアがないと判定されると、上記記憶手
段に記憶されているレコードデータの中で供給されたレ
コード識別データと同一のレコード識別データの中で一
番古いレコードデータを判定する第2の判定手段と、こ
の第2の判定手段により判定された一番古いレコードデ
ータのエリアに、上記供給されたレコードデータとレコ
ード識別データとを上書きする書込手段とから構成され
ている。
置は、複数のレコードデータが記憶され、レコードデー
タが循環的に格納されるエリアを有し、それぞれ同一の
群のレコードデータには同一のレコード識別データが付
与されて記憶される記憶手段を有するものにおいて、上
記記憶手段に追記記憶するレコードデータとレコード識
別データとを供給する供給手段と、この供給手段により
レコードデータが供給されると、上記エリア内に空きが
あるかを判定する第1の判定手段と、この第1の判定手
段により空きエリアがないと判定されると、上記記憶手
段に記憶されているレコードデータの中で供給されたレ
コード識別データと同一のレコード識別データの中で一
番古いレコードデータを判定する第2の判定手段と、こ
の第2の判定手段により判定された一番古いレコードデ
ータのエリアに、上記供給されたレコードデータとレコ
ード識別データとを上書きする書込手段とから構成され
ている。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】この発明は、複数のレコードデータが記憶さ
れ、レコードデータが循環的に格納されるエリアを有
し、それぞれ同一の群のレコードデータには同一のレコ
ード識別データが付与されて記憶される記憶手段を有す
るものにおいて、上記記憶手段に追記記憶するレコード
データとレコード識別データとを供給し、このレコード
データが供給されると、上記エリア内に空きがあるかを
判定し、この空きエリアがないと判定されると、上記記
憶手段に記憶されているレコードデータの中で供給され
たレコード識別データと同一のレコード識別データの中
で一番古いレコードデータを判定し、この判定された一
番古いレコードデータのエリアに、上記供給されたレコ
ードデータとレコード識別データとを上書きするように
したものである。
れ、レコードデータが循環的に格納されるエリアを有
し、それぞれ同一の群のレコードデータには同一のレコ
ード識別データが付与されて記憶される記憶手段を有す
るものにおいて、上記記憶手段に追記記憶するレコード
データとレコード識別データとを供給し、このレコード
データが供給されると、上記エリア内に空きがあるかを
判定し、この空きエリアがないと判定されると、上記記
憶手段に記憶されているレコードデータの中で供給され
たレコード識別データと同一のレコード識別データの中
で一番古いレコードデータを判定し、この判定された一
番古いレコードデータのエリアに、上記供給されたレコ
ードデータとレコード識別データとを上書きするように
したものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1はこの発明のデータ記憶装置とし
てのICカードCを示すものである。
照して説明する。図1はこの発明のデータ記憶装置とし
てのICカードCを示すものである。
【0014】すなわち、ICカードCは、全体を制御す
る制御部としてのCPU1、制御プログラムが記憶され
るROM2、データ記憶用でEEPROM等で構成され
るデータメモリ3、および外部機器10と図示しないコ
ネクタを介して接続されるインターフェース4とにより
構成されている。上記外部機器10としては、キーボー
ドやディスプレイやICカードCに対するリードライト
部10aを有するパーソナルコンピュータ10が用いら
れ、リードライト部10aとICカードCのインターフ
ェース4とが電気的に接続されるようになっている。
る制御部としてのCPU1、制御プログラムが記憶され
るROM2、データ記憶用でEEPROM等で構成され
るデータメモリ3、および外部機器10と図示しないコ
ネクタを介して接続されるインターフェース4とにより
構成されている。上記外部機器10としては、キーボー
ドやディスプレイやICカードCに対するリードライト
部10aを有するパーソナルコンピュータ10が用いら
れ、リードライト部10aとICカードCのインターフ
ェース4とが電気的に接続されるようになっている。
【0015】上記データメモリ3は、図2に示すよう
に、ディレクトリエリア11と複数の概念で分割されて
いるレコードデータエリア12、…とから構成されてい
る。ディレクトリエリア11には、各レコードデータエ
リア12、…の分割領域を管理するディレクトリとして
の管理データが記憶されるようになっており、各レコー
ドデータエリア12、…ごとに対応して、エリア識別番
号、エリア領域の先頭アドレス、サイズ、レコード長
さ、および属性データが記憶されている。
に、ディレクトリエリア11と複数の概念で分割されて
いるレコードデータエリア12、…とから構成されてい
る。ディレクトリエリア11には、各レコードデータエ
リア12、…の分割領域を管理するディレクトリとして
の管理データが記憶されるようになっており、各レコー
ドデータエリア12、…ごとに対応して、エリア識別番
号、エリア領域の先頭アドレス、サイズ、レコード長
さ、および属性データが記憶されている。
【0016】たとえば‘AA’というエリア識別番号を
有するレコードデータエリア12は、先頭アドレスaa
a番地、サイズがSaバイト、レコード長さがLaバイ
トである。
有するレコードデータエリア12は、先頭アドレスaa
a番地、サイズがSaバイト、レコード長さがLaバイ
トである。
【0017】また、属性は1バイトで構成され、このう
ちの第8ビット目が“0“(011…1)であればロー
テートエリア(交替エリア)、“1“(111…1)で
あればシーケンシャルエリア(逐次エリア)であること
を示している。上記レコードデータエリア12には、図
3に示すように、各レコードデータごとに、レコード管
理情報とレコード識別番号とが記憶されている。
ちの第8ビット目が“0“(011…1)であればロー
テートエリア(交替エリア)、“1“(111…1)で
あればシーケンシャルエリア(逐次エリア)であること
を示している。上記レコードデータエリア12には、図
3に示すように、各レコードデータごとに、レコード管
理情報とレコード識別番号とが記憶されている。
【0018】レコード管理情報は、1バイトで構成され
ている。このうち、8ビット目は、レコード格納有無ビ
ットであり、これが“0“であれば対応するレコードデ
ータが格納されていることを示し、“1“であれば対応
するレコードデータが格納されていないことを示してい
る。また、第7ビット目は、先頭識別子であり、この識
別子が“1“となっていれば、対応するレコードデータ
が先頭以外のレコードデータであることを示し、“識別
子が0“となっていれば、対応するレコードデータが先
頭のレコードデータであることを示している。
ている。このうち、8ビット目は、レコード格納有無ビ
ットであり、これが“0“であれば対応するレコードデ
ータが格納されていることを示し、“1“であれば対応
するレコードデータが格納されていないことを示してい
る。また、第7ビット目は、先頭識別子であり、この識
別子が“1“となっていれば、対応するレコードデータ
が先頭以外のレコードデータであることを示し、“識別
子が0“となっていれば、対応するレコードデータが先
頭のレコードデータであることを示している。
【0019】たとえば、上記レコードデータエリア12
には、図3に示すように、5つのレコードデータ(#1
〜5)が格納されており、それぞれレコード識別番号と
してA、B、C、B、Dが付与され、レコード管理情報
として「001…1」、「001…1」、「001…
1」、「011…1」、「001…1」が付与されてい
る。
には、図3に示すように、5つのレコードデータ(#1
〜5)が格納されており、それぞれレコード識別番号と
してA、B、C、B、Dが付与され、レコード管理情報
として「001…1」、「001…1」、「001…
1」、「011…1」、「001…1」が付与されてい
る。
【0020】これにより、レコードデータ#2とレコー
ドデータ#4は同一のレコード識別番号“B”を有し、
かつレコードデータ#4の方が最新であることを示して
いる。また、レコードデータ#1、レコードデータ#
3、およびレコードデータ#5のように、レコードデー
タエリア12内で、あるレコード識別番号に対して1つ
のレコードデータしか有していなければ、これがそのレ
コード識別番号の最新のレコードデータとなる。
ドデータ#4は同一のレコード識別番号“B”を有し、
かつレコードデータ#4の方が最新であることを示して
いる。また、レコードデータ#1、レコードデータ#
3、およびレコードデータ#5のように、レコードデー
タエリア12内で、あるレコード識別番号に対して1つ
のレコードデータしか有していなければ、これがそのレ
コード識別番号の最新のレコードデータとなる。
【0021】上記パーソナルコンピュータ10からIC
カードC内のCPU1に供給されるライトコマンドは、
図4に示すように、ライト機能コード、エリア識別番
号、レコード識別番号、レコードデータ番号、および書
き込みレコードデータにより構成されている。
カードC内のCPU1に供給されるライトコマンドは、
図4に示すように、ライト機能コード、エリア識別番
号、レコード識別番号、レコードデータ番号、および書
き込みレコードデータにより構成されている。
【0022】上記パーソナルコンピュータ10からIC
カードC内のCPU1に供給されるリードコマンドは、
図5に示すように、リード機能コード、エリア識別番
号、レコード識別番号、およびレコードデータ番号によ
り構成されている。次に、上記のような構成において、
レコードデータのリード/ライト処理を、図6〜図8に
示すフローチャートを参照しつつ説明する。まず、レコ
ードデータのライト処理について説明する。
カードC内のCPU1に供給されるリードコマンドは、
図5に示すように、リード機能コード、エリア識別番
号、レコード識別番号、およびレコードデータ番号によ
り構成されている。次に、上記のような構成において、
レコードデータのリード/ライト処理を、図6〜図8に
示すフローチャートを参照しつつ説明する。まず、レコ
ードデータのライト処理について説明する。
【0023】すなわち、ICカードCがコマンド待ち状
態の時に、図4に示すようなフォーマットを有するライ
トコマンドがパーソナルコンピュータ10から入力され
ると、CPU1は、このコマンドにて指定されたエリア
識別番号がデータメモリ3内のディレクトリエリア11
内で該当するディレクトリが見つからなければ、“該当
エリア識別番号無し”という意味を示すデータをパーソ
ナルコンピュータ10へ出力し、コマンド待ち状態に戻
る。
態の時に、図4に示すようなフォーマットを有するライ
トコマンドがパーソナルコンピュータ10から入力され
ると、CPU1は、このコマンドにて指定されたエリア
識別番号がデータメモリ3内のディレクトリエリア11
内で該当するディレクトリが見つからなければ、“該当
エリア識別番号無し”という意味を示すデータをパーソ
ナルコンピュータ10へ出力し、コマンド待ち状態に戻
る。
【0024】同一のエリア識別番号が存在する場合、C
PU1はコマンドが書き込みモードが追記モードか書き
換えモードかを調べる。追記モードの場合、CPU1は
データメモリ3内の同一のエリア識別番号のエリアつま
りライト対象エリア(アクセス対象エリア)内に、追記
するための空きスペースが存在するかを確認する。存在
する場合、CPU1は今回指定されたレコード識別番号
と同一のレコード識別番号を有するレコードデータがラ
イト対象エリア内に存在するか否かを確認する。存在し
ない場合、CPU1は、コマンドに付与されている書き
込みレコードデータを空きスペースに格納する。このと
き、このレコードデータとともに、第8、第7ビット目
を“0“、“0“としたレコード管理情報を格納する。
PU1はコマンドが書き込みモードが追記モードか書き
換えモードかを調べる。追記モードの場合、CPU1は
データメモリ3内の同一のエリア識別番号のエリアつま
りライト対象エリア(アクセス対象エリア)内に、追記
するための空きスペースが存在するかを確認する。存在
する場合、CPU1は今回指定されたレコード識別番号
と同一のレコード識別番号を有するレコードデータがラ
イト対象エリア内に存在するか否かを確認する。存在し
ない場合、CPU1は、コマンドに付与されている書き
込みレコードデータを空きスペースに格納する。このと
き、このレコードデータとともに、第8、第7ビット目
を“0“、“0“としたレコード管理情報を格納する。
【0025】次に、上記チェックにより、同一のレコー
ド識別番号を有するレコードデータが存在する場合、C
PU1はこのレコードデータを空きスペースに格納する
際に、このレコードデータとともに、第8、第7ビット
目を“0“、“1“としたレコード管理情報を格納す
る。
ド識別番号を有するレコードデータが存在する場合、C
PU1はこのレコードデータを空きスペースに格納する
際に、このレコードデータとともに、第8、第7ビット
目を“0“、“1“としたレコード管理情報を格納す
る。
【0026】また、ライト対象エリアに空きスペースが
存在しない場合、CPU1はこのエリアの属性をデータ
メモリ3のディレクトリエリア11の記憶内容により確
認し、このエリアがシーケンシャルエリアの場合、書き
込みスペース無しを意味するデータをパーソナルコンピ
ュータ10へ出力し、コマンド待ち状態に戻る。
存在しない場合、CPU1はこのエリアの属性をデータ
メモリ3のディレクトリエリア11の記憶内容により確
認し、このエリアがシーケンシャルエリアの場合、書き
込みスペース無しを意味するデータをパーソナルコンピ
ュータ10へ出力し、コマンド待ち状態に戻る。
【0027】また、ローテートエリアであった場合、C
PU1は今回指定されたレコード識別番号と同一のレコ
ード識別番号を有するレコードデータがライト対象エリ
ア内に存在するか否かを確認する。存在してない場合、
CPU1は書き込みスペース無しを意味するデータをパ
ーソナルコンピュータ10へ出力し、コマンド待ち状態
に戻る。
PU1は今回指定されたレコード識別番号と同一のレコ
ード識別番号を有するレコードデータがライト対象エリ
ア内に存在するか否かを確認する。存在してない場合、
CPU1は書き込みスペース無しを意味するデータをパ
ーソナルコンピュータ10へ出力し、コマンド待ち状態
に戻る。
【0028】存在している場合、CPU1はこの存在し
ているレコードデータがただ1つか否かを確認し、1つ
だけであれば、この内容を、受け付けた書き込みレコー
ドデータで置き換える。
ているレコードデータがただ1つか否かを確認し、1つ
だけであれば、この内容を、受け付けた書き込みレコー
ドデータで置き換える。
【0029】また、複数存在している場合、CPU1は
このうち最初に書き込まれたレコードデータを、先頭識
別子により探し、この内容を、受け付けた書き込みレコ
ードデータで置き換える。
このうち最初に書き込まれたレコードデータを、先頭識
別子により探し、この内容を、受け付けた書き込みレコ
ードデータで置き換える。
【0030】このとき、この書き込みレコードデータに
対応する先頭識別子を“1“にし、代わりに次に格納さ
れている同一レコード識別番号を有するレコードデータ
に対応する先頭識別子を“0“に設定する。これらの書
き込み処理後、CPU1は処理結果をパーソナルコンピ
ュータ10へ出力して、コマンド待ち状態に戻る。
対応する先頭識別子を“1“にし、代わりに次に格納さ
れている同一レコード識別番号を有するレコードデータ
に対応する先頭識別子を“0“に設定する。これらの書
き込み処理後、CPU1は処理結果をパーソナルコンピ
ュータ10へ出力して、コマンド待ち状態に戻る。
【0031】次に、上記書き込みモード確認において、
書き換えモードであると確認された場合、CPU1は対
応するレコードデータを探し、書き換え処理を行い、処
理結果をパーソナルコンピュータ10へ出力して、コマ
ンド待ち状態に戻る。
書き換えモードであると確認された場合、CPU1は対
応するレコードデータを探し、書き換え処理を行い、処
理結果をパーソナルコンピュータ10へ出力して、コマ
ンド待ち状態に戻る。
【0032】また、対応するレコードデータが見つから
なかった場合、CPU1は該当レコードデータ無しを意
味するデータをパーソナルコンピュータ10へ出力し、
コマンド待ち状態に戻る。この対象レコードデータの検
索は、リードコマンドの場合と同一になる。次に、レコ
ードデータのリード処理について説明する。
なかった場合、CPU1は該当レコードデータ無しを意
味するデータをパーソナルコンピュータ10へ出力し、
コマンド待ち状態に戻る。この対象レコードデータの検
索は、リードコマンドの場合と同一になる。次に、レコ
ードデータのリード処理について説明する。
【0033】すなわち、ICカードCがコマンド待ち状
態の時に、図5に示すようなフォーマットを有するリー
ドコマンドがパーソナルコンピュータ10から入力され
ると、CPU1はこのコマンドにて指定されたエリア識
別番号がデータメモリ3のディレクトリエリア11内で
該当するディレクトリが見つからない場合、“該当エリ
ア識別番号無し”という意味を示すデータをパーソナル
コンピュータ10へ出力し、コマンド待ち状態に戻る。
態の時に、図5に示すようなフォーマットを有するリー
ドコマンドがパーソナルコンピュータ10から入力され
ると、CPU1はこのコマンドにて指定されたエリア識
別番号がデータメモリ3のディレクトリエリア11内で
該当するディレクトリが見つからない場合、“該当エリ
ア識別番号無し”という意味を示すデータをパーソナル
コンピュータ10へ出力し、コマンド待ち状態に戻る。
【0034】同一のエリア識別番号が存在する場合、C
PU1はこのエリア内にレコードデータが存在するか否
かを確認する。上記エリア内にレコードデータが存在し
ない場合、CPU1は未書き込みエリアを意味するデー
タをパーソナルコンピュータ10へ出力し、コマンド待
ち状態に戻る。
PU1はこのエリア内にレコードデータが存在するか否
かを確認する。上記エリア内にレコードデータが存在し
ない場合、CPU1は未書き込みエリアを意味するデー
タをパーソナルコンピュータ10へ出力し、コマンド待
ち状態に戻る。
【0035】上記エリア内にレコードデータが存在する
場合、CPU1はコマンドにて指定されたレコード識別
番号と同一のレコード識別番号を有するレコードデータ
が上記エリア内に存在するか否かを確認する。上記エリ
アに同一のレコード識別番号が存在しない場合、CPU
1は該当レコード識別番号無しを意味するデータをパー
ソナルコンピュータ10へ出力し、コマンド待ち状態に
戻る。
場合、CPU1はコマンドにて指定されたレコード識別
番号と同一のレコード識別番号を有するレコードデータ
が上記エリア内に存在するか否かを確認する。上記エリ
アに同一のレコード識別番号が存在しない場合、CPU
1は該当レコード識別番号無しを意味するデータをパー
ソナルコンピュータ10へ出力し、コマンド待ち状態に
戻る。
【0036】上記エリアに同一のレコード識別番号が存
在する場合、CPU1はコマンドにて指定されたレコー
ドデータが存在するかを確認する。指定されたレコード
データが存在しない場合、CPU1は該当レコードデー
タ無しを意味するデータをパーソナルコンピュータ10
へ出力し、コマンド待ち状態に戻る。
在する場合、CPU1はコマンドにて指定されたレコー
ドデータが存在するかを確認する。指定されたレコード
データが存在しない場合、CPU1は該当レコードデー
タ無しを意味するデータをパーソナルコンピュータ10
へ出力し、コマンド待ち状態に戻る。
【0037】指定されたレコードデータが存在する場
合、CPU1はこのレコードデータと正常にリードされ
たことを意味するデータとをパーソナルコンピュータ1
0へ出力し、コマンド待ち状態に戻る。
合、CPU1はこのレコードデータと正常にリードされ
たことを意味するデータとをパーソナルコンピュータ1
0へ出力し、コマンド待ち状態に戻る。
【0038】特に、このときのコマンドがオールリード
モードになっている場合、CPU1は指定されたレコー
ド識別番号を有するレコードデータを順に全てパーソナ
ルコンピュータ10へ出力する。次に、上記ライトデー
タの書き込み処理の例を、図3、図9および図10に示
す、レコードデータエリアのレコードデータの記憶例を
参照しつつ説明する。まず、図3の状態で、新たにレコ
ードデータ#6(レコード識別番号はB)を追記する動
作を説明する。この状態においては、未書き込みスペー
スが存在するため、レコードデータ#6はこの未書き込
みスペースに格納される(図9参照)。続いて、新たに
データレコードデータ#7(レコード識別番号はB)を
追記する動作を説明する。
モードになっている場合、CPU1は指定されたレコー
ド識別番号を有するレコードデータを順に全てパーソナ
ルコンピュータ10へ出力する。次に、上記ライトデー
タの書き込み処理の例を、図3、図9および図10に示
す、レコードデータエリアのレコードデータの記憶例を
参照しつつ説明する。まず、図3の状態で、新たにレコ
ードデータ#6(レコード識別番号はB)を追記する動
作を説明する。この状態においては、未書き込みスペー
スが存在するため、レコードデータ#6はこの未書き込
みスペースに格納される(図9参照)。続いて、新たに
データレコードデータ#7(レコード識別番号はB)を
追記する動作を説明する。
【0039】この状態においては、未書き込みスペース
が存在しないため、この受け付けレコードデータと同一
のレコード識別番号を有するレコードデータを探す。こ
れにより、レコードデータ#2、レコードデータ#4、
およびレコードデータ#6が該当することがわかる。
が存在しないため、この受け付けレコードデータと同一
のレコード識別番号を有するレコードデータを探す。こ
れにより、レコードデータ#2、レコードデータ#4、
およびレコードデータ#6が該当することがわかる。
【0040】続いてこのレコードデータのうち、先頭識
別子が“0“となっているレコードデータは、レコード
データ#2であることを確認後、このレコードデータ#
2の内容をレコードデータ#7の内容で書き換える。こ
のとき、レコードデータ#7の先頭識別子を“1“に
し、代わりに、この次に同一レコード識別番号を有する
レコードデータであるレコードデータ#4の先頭識別子
を“0“にする(図10参照)。さらに、この状態で、
新たにレコードデータ#7(レコード識別番号はE)を
追記する動作を説明する。
別子が“0“となっているレコードデータは、レコード
データ#2であることを確認後、このレコードデータ#
2の内容をレコードデータ#7の内容で書き換える。こ
のとき、レコードデータ#7の先頭識別子を“1“に
し、代わりに、この次に同一レコード識別番号を有する
レコードデータであるレコードデータ#4の先頭識別子
を“0“にする(図10参照)。さらに、この状態で、
新たにレコードデータ#7(レコード識別番号はE)を
追記する動作を説明する。
【0041】この状態においては、未書き込みスペース
が存在せず、かつ同一レコード識別番号を有するレコー
ドデータも存在しない。このため、コマンドは、スペー
ス無しを意味するデータをパーソナルコンピュータ10
へ出力することにより、リジェクトされる。
が存在せず、かつ同一レコード識別番号を有するレコー
ドデータも存在しない。このため、コマンドは、スペー
ス無しを意味するデータをパーソナルコンピュータ10
へ出力することにより、リジェクトされる。
【0042】このように、あるエリア内に格納されたレ
コードデータは、それらの有するレコード識別番号によ
り群衆化され、この群の中で、単独にローテート処理が
実現される。
コードデータは、それらの有するレコード識別番号によ
り群衆化され、この群の中で、単独にローテート処理が
実現される。
【0043】すなわち、エリア内の複数のレコードのう
ち同一レコード識別番号を有するレコードデータを1つ
の群と考え、この群の中でのローテートを実現すること
により、アプリケーションにてエリア内に格納されたレ
コードデータの不当消去が除去される。
ち同一レコード識別番号を有するレコードデータを1つ
の群と考え、この群の中でのローテートを実現すること
により、アプリケーションにてエリア内に格納されたレ
コードデータの不当消去が除去される。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ローテートタイプのエリアにレコードデータを追記する
場合に、そのレコードデータと同一の識別番号に対応す
る最旧レコードデータを確実に書き換えることができる
データ記憶装置を提供できる。
ローテートタイプのエリアにレコードデータを追記する
場合に、そのレコードデータと同一の識別番号に対応す
る最旧レコードデータを確実に書き換えることができる
データ記憶装置を提供できる。
【図1】この発明の一実施例におけるの全体の構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図2】図1のデータメモリの記憶例を示す図。
【図3】図2のレコードデータエリアにおけるレコード
データの記憶例を示す平面図。
データの記憶例を示す平面図。
【図4】ライトコマンドを説明するための図。
【図5】リードコマンドを説明するための図。
【図6】レコードデータのリード/ライト処理を説明す
るためのフローチャート。
るためのフローチャート。
【図7】レコードデータのリード/ライト処理を説明す
るためのフローチャート。
るためのフローチャート。
【図8】レコードデータのリード/ライト処理を説明す
るためのフローチャート。
るためのフローチャート。
【図9】図2のレコードデータエリアにおけるレコード
データの記憶例を示す図。
データの記憶例を示す図。
【図10】図2のレコードデータエリアにおけるレコー
ドデータの記憶例を示す図。
ドデータの記憶例を示す図。
C…ICカード、1…CPU、2…ROM、3…データ
メモリ、4…インターフェース、10…パーソナルコン
ピュータ、10a…リードライト部、11…ディレクト
リエリア、12、〜…レコードデータエリア。
メモリ、4…インターフェース、10…パーソナルコン
ピュータ、10a…リードライト部、11…ディレクト
リエリア、12、〜…レコードデータエリア。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のレコードデータが記憶され、レコ
ードデータが循環的に格納されるエリアを有し、それぞ
れ同一の群のレコードデータには同一のレコード識別デ
ータが付与されて記憶される記憶手段を有するデータ記
憶装置において、 上記記憶手段に追記記憶するレコードデータとレコード
識別データとを供給する供給手段と、 この供給手段によりレコードデータが供給されると、上
記エリア内に空きがあるかを判定する第1の判定手段
と、 この第1の判定手段により空きエリアがないと判定され
ると、上記記憶手段に記憶されているレコードデータの
中で供給されたレコード識別データと同一のレコード識
別データの中で一番古いレコードデータを判定する第2
の判定手段と、 この第2の判定手段により判定された一番古いレコード
データのエリアに、上記供給されたレコードデータとレ
コード識別データとを上書きする書込手段と、 を具備 したことを特徴とするデータ記憶装置。 - 【請求項2】 上記同一の群の中のレコードデータでど
れが一番古いレコードデータであるかを示す識別子を付
与する付与手段を有することを特徴とする請求項1記載
のデータ記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18833092A JP3359934B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | データ記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18833092A JP3359934B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | データ記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635763A JPH0635763A (ja) | 1994-02-10 |
JP3359934B2 true JP3359934B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=16221727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18833092A Expired - Fee Related JP3359934B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | データ記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3359934B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP18833092A patent/JP3359934B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0635763A (ja) | 1994-02-10 |
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Legal Events
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