JPH07305489A - 緩衝材および緩衝床材 - Google Patents

緩衝材および緩衝床材

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JPH07305489A
JPH07305489A JP10025694A JP10025694A JPH07305489A JP H07305489 A JPH07305489 A JP H07305489A JP 10025694 A JP10025694 A JP 10025694A JP 10025694 A JP10025694 A JP 10025694A JP H07305489 A JPH07305489 A JP H07305489A
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JP
Japan
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resin foam
cushioning
foam block
slits
compressed
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JP10025694A
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English (en)
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Masao Ishii
井 正 夫 石
茂 信 ▲高▼橋
Shigenobu Takahashi
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明の緩衝材は、独立気泡の少なくとも一部
が圧縮変形または圧縮破壊されている樹脂発泡体ブロッ
クに、衝撃が加わる方向に略平行な両端面から、衝撃が
加わる方向とほぼ直角に、少なくとも該樹脂発泡体ブロ
ックの中央部を超えて複数のスリットが形成されている
ことを特徴とする。また、本発明の緩衝床材は、平板状
の硬質発泡樹脂からなる本体部と、該本体部の一方の面
に配置された発泡樹脂から形成された緩衝材部とを有す
る緩衝床材であり、該緩衝材部が、上記のスリット入り
の圧縮樹脂発泡体ブロックからなる。 【効果】本発明の緩衝材および緩衝床材は、衝撃吸収性
が良好であり、さらに本発明の緩衝床材を用いた床は歩
き心地がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、独立気泡の少なくとも一
部が圧縮変形または圧縮破壊された樹脂発泡体ブロック
に複数のスリットが形成された緩衝材および硬質樹脂発
泡体の裏面に配置された緩衝材部が上記の樹脂発泡体ブ
ロックからなる緩衝床材に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】従来の木造建築に代わって、わが
国でもコンクリート建築物が多くなってきている。この
ようなコンクリート建築物では、コンクリートスラブが
硬質であり音の伝達性が高いため、階上の音がコンクリ
ートスラブを介して階下に伝わり、居住性が損なわれる
ことから、コンクリートスラブ上に遮音性のある床下材
を敷設した後にこの上から仕上げ床材を張設するという
構造が採られている。
【0003】例えば、コンクリート建築物の床構造とし
て、図6に示すようにコンクリートスラブ51上にモル
タルダンゴ52あるいは合成樹脂接着剤等の接着性成分
を配し、この接着成分上に合成樹脂発泡体から形成され
た床下材53を一様に敷設し、この上に仕上げ床板材5
4を配置している。
【0004】この床下材53は、比較的硬質の樹脂発泡
体からなる本体部55と、この本体部55の下部に貼着
され、この本体部55よりも軟質な合成樹脂発泡体から
なる緩衝材部56とを具備している。また、この本体部
55の上面部に凹部を形成しここに桟57を嵌合させる
ことが多い。
【0005】このような床下材53は、仕上げ床材54
がコンクリートスラブ51と直接接触しないように配置
し、仕上げ床材54上で生じた振動あるいは音が直接コ
ンクリートスラブ51に伝達されないような遮音性を必
要とすると共に、仕上げ床材54を支持するとの作用を
有する。床下材53は、床下材がある程度軟らかくない
と必要とする遮音性が発現しないのに対して、仕上げ床
材54を支持するには床下材53の剛性が高いことが必
要となる。即ち、床下材に要求される遮音性と仕上げ床
材の支持性とは、床下材の剛性という点からすると相反
する特性なのである。
【0006】こうした要請から従来の床下材では、硬質
の樹脂発泡体を用いて本体部55を形成し、軟質の樹脂
発泡体を用いて緩衝材部56を形成し、仕上げ床材57
を本体部55で支持すると共に、遮音性を緩衝材部56
の柔軟性を利用し両者のバランスを取ることにより支持
性と遮音性とを確保しようとしているのである。
【0007】このような構成の床下材で緩衝作用を上げ
ようとすれば、緩衝材の発泡倍率を高くする必要がある
が、これまで使用されていた樹脂発泡体で発泡倍率を上
げて遮音率を高くするのには限界がある。即ち、緩衝材
として使用される樹脂発泡体中には多数の独立気泡が形
成されておりこの独立気泡によって発泡体の剛性を維持
しているのである。そして、この発泡倍率を上げすぎる
と、独立気泡が形成されずに連続気泡になり、気泡を形
成するセル壁の樹脂厚も薄くなるために、発泡体自体の
剛性が低下して仕上げ床材を支持することが困難になる
のである。
【0008】こうした状況下に、緩衝材の剛性をそれほ
ど低下させずに遮音性能を向上させるために、樹脂発泡
体をその厚さ方向に1/3程度にまで圧縮して独立気泡
のセル壁を破壊し次いで圧力を開放してその厚さを2/
3程度まで回復させた圧縮樹脂発泡体を使用するという
提案がある(例えば特開昭63-251569号等の公報参
照)。この圧縮樹脂発泡体には、圧縮によってセル壁の
殆ど全部が破壊されるので、独立気泡は殆ど存在してお
らず、セル壁の破壊部分で隣接するセルが連通してあた
かも連続気泡のような気泡を形成している。しかし、こ
のようにセル壁は破壊されても、セル壁の厚さは独立気
泡を形成している樹脂発泡体のセル壁厚さと同等であ
る。そして、このセル壁の有する形状復元力、および、
破壊されたセル内にある幾分流通性が制限された空気を
利用してこの圧縮発泡樹脂を緩衝材として使用している
のである。そして、この圧縮発泡樹脂について遮音性能
を測定すると良好な値を示し、またこの圧縮樹脂発泡体
を硬質樹脂発泡体の裏面に貼着した床下材は、仕上げ床
材に対して良好な支持性を示す。
【0009】しかしながら、圧縮樹脂発泡体を貼着した
床下材を敷設した床の上を実際に歩いてみると歩き心地
がよくない。即ち、歩くときに床からの反発が少なく、
床が粘るように感ずるのである。また、この圧縮樹脂発
泡体を貼着した床下材を敷設した床は、通常の生活音等
に対する遮音性は良好であるが、衝撃音に対する遮音性
に関しては改善の余地がある。
【0010】
【発明の目的】本発明は、耐衝撃性の改善された新規な
構成を有する緩衝材を提供することを目的としている。
【0011】さらに本発明は、衝撃に対する緩衝性が特
に優れていると共に、居住性の良い緩衝床材を提供する
ことを目的としている。
【0012】
【発明の概要】本発明の緩衝材は、独立気泡の少なくと
も一部が圧縮変形または圧縮破壊されている樹脂発泡体
ブロックに、衝撃が加わる方向に略平行な両端面から、
衝撃が加わる方向とほぼ直角に、少なくとも該樹脂発泡
体ブロックの中央部を超えて複数のスリットが形成され
ていることを特徴としている。
【0013】また、本発明の緩衝床材は、平板状の硬質
発泡樹脂からなる本体部と、該本体部の一方の面に配置
された発泡樹脂から形成された緩衝材部とを有する緩衝
床材であり、該緩衝材部が、独立気泡の少なくとも一部
が圧縮変形または圧縮破壊されている樹脂発泡体ブロッ
クに、衝撃が加わる方向に略平行な両端面から、衝撃が
加わる方向とほぼ直角に、少なくとも該樹脂発泡体ブロ
ックの中央部を超えて複数のスリットが形成されている
樹脂発泡体ブロックであることを特徴としている。
【0014】このように本発明の緩衝床材は、硬質発泡
樹脂からなる本体部の下面に独立気泡が圧縮変形または
圧縮破壊された樹脂発泡体ブロックからなる緩衝材部を
有しており、そして、この緩衝材部が、樹脂発泡体ブロ
ックの衝撃とは直角の方向に複数のスリットが交互に形
成された構造を有している。このように複数のスリット
を形成することにより、この樹脂発泡体ブロック全体
が、板バネの一端部を結束して蛇腹のような連続したバ
ネのように作用する。従って、本発明の緩衝床材に衝撃
が加わると、本外部の下面に配置された樹脂発泡体ブロ
ックに形成されたスリットが消滅するように収縮して衝
撃を瞬時に吸収する。また、この樹脂発泡体は、独立気
泡が圧縮変形または圧縮破壊されているので、独立気泡
だけから形成されている樹脂発泡体ブロックよりも高い
緩衝作用があり、スリットの消滅と共に、樹脂発泡体自
体によっても衝撃が吸収される。しかも、本発明の緩衝
床材は、上面が硬質発泡樹脂で形成されており、床面を
歩行する場合には、この緩衝床材が変形することがな
い。さらに、この硬質発泡樹脂からなる本体部下面に配
置された緩衝材は、衝撃が加わった後は、瞬時にもとの
形状に回復する。従って、本発明の緩衝床材を用いるこ
とにより衝撃に対して良好な緩衝作用を有すると共に、
この緩衝床材の上に敷設された床板の上を歩いたときの
感触がよく、この緩衝床材を用いることにより快適な居
住空間を形成することができる。
【0015】
【発明の具体的説明】次に本発明の緩衝材について図面
を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明の緩
衝材の一実施例を示す斜視図であり、図2はこの緩衝材
を部分的に拡大して示す斜視図である。図3は、本発明
の緩衝材の他の実施例を示す斜視図である。図4Aは、
上記のような緩衝材を用いた本発明の緩衝床材の一実施
例を示す平面図、図4BはこのX−X断面図である。図
5はこの本発明の緩衝床材を配置した状態を示す断面図
である。
【0016】図1に本発明の緩衝材である樹脂発泡体ブ
ロックの斜視図を示す。樹脂発泡体ブロックには独立気
泡が形成されているが、本発明の緩衝材では、この独立
気泡の少なくとも一部が圧縮変形または圧縮破壊されて
いる。
【0017】この樹脂発泡体ブロック1は、例えば、ポ
リスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリプロ
ピレンフォーム、塩化ビニルフォーム、ビスコーススポ
ンジ、ゴムフォーム、EVAフォーム、ABSフォー
ム、ナイロンフォームおよびアクリルフォームのような
熱可塑性樹脂フォーム、ならびにウレタンフォーム、フ
ェノールフォーム、ユリアフォーム、シリコンフォーム
およびエポキシフォームのような熱硬化性樹脂フォーム
で形成されている。これらの中でも本発明の緩衝材は、
熱可塑性樹脂フォームから形成されていることが好まし
い。
【0018】特にこの樹脂発泡体ブロックは、スリット
を形成しない状態における4%圧縮強さ(JIS-A-9511に
より測定した値)が、1kgf/cm3〜6kgf/cm3の範囲内に
ある樹脂フォームで形成されていることが好ましい。こ
のような樹脂フォームを使用することにより、衝撃音に
対する緩衝性が良好になると共に、通常の生活音に対す
る遮音性も良好になる。さらに、この4%圧縮強さが2
kgf/cm3〜5kgf/cm3の範囲内にある樹脂フォームを使用
することにより、緩衝性および遮音性が特に良好にな
り、特に好ましい。
【0019】さらに、この樹脂発泡体ブロックは、熱伝
導率が0.01〜0.1kcal/mh℃の範囲内にあり、曲げ
強さが3〜10kgf/cm2の範囲内にあり、吸水率が0.0
1〜1.0g/100cm2の範囲内にある樹脂フォームから形
成することが特に好ましい。なお、これらの値はJIS-A-
9511により測定した値である。
【0020】このような樹脂フォームとして、特にポリ
スチレンフォーム、ポリエチレンフォームまたはポリプ
ロピレンフォームが好ましく、この中でもポリスチレン
フォームが特に好ましい。
【0021】この樹脂フォームは、常法に従い原料樹脂
を通常は10〜70倍、好ましくは20〜50倍程度の
発泡倍率で発泡させることにより製造することができ
る。また、この樹脂フォームは、押出発泡で製造された
ものであっても型内発泡で製造されたものであってもよ
い。
【0022】本発明の緩衝材は、上記のような樹脂発泡
体ブロックを形成している独立気泡の少なくとも一部が
圧縮変形または圧縮破壊されている。この独立気泡が圧
縮変形または圧縮破壊された樹脂発泡体ブロックは、上
記のような独立気泡が形成されている樹脂発泡体ブロッ
クをその体積が1/2〜1/3程度になるように圧縮
し、独立気泡を破壊しあるいは独立気泡に変形を加えた
後、圧力を解放することにより体積を圧縮時の1.2〜
2.5倍程度であって、圧縮前の体積の40〜90%程
度にまで回復させることにより製造することができる。
そして、本発明では圧縮破壊される独立気泡の割合を8
0%以下、好ましくは50〜30%にし、少なくとも2
0%、好ましくは50〜70%の独立気泡は圧縮破壊さ
れずに圧縮変形されるように圧縮することが特に好まし
い。このように圧縮することにより、樹脂発泡体ブロッ
クの耐衝撃特性は向上するが、この樹脂発泡体の耐クリ
ープ性はそれほど低下しない。なお、この樹脂発泡体ブ
ロックには圧縮変形または圧縮破壊されていない独立気
泡が残存していてもよい。このような樹脂発泡体ブロッ
クの独立気泡を圧縮破壊あるいは圧縮変形するには、こ
の樹脂発泡体ブロックの有する圧縮強度以上の圧力でこ
のブロックを圧縮すればよい。
【0023】本発明の緩衝材は、図1に示すように、上
記のような独立気泡の少なくとも一部が圧縮変形または
圧縮破壊された樹脂発泡体ブロック1には、衝撃が加わ
る方向(通常は上記圧縮した方向)と直交するように複
数のスリット2が形成されている。衝撃の加わる方向は
矢印で示されており、図1においては、上部から衝撃が
加わる場合を示している。また図1に示す実施例では、
この矢印は樹脂発泡体ブロックの圧縮方向をも示してい
る。
【0024】上記のようにして圧縮された樹脂発泡体ブ
ロックは、良好な弾性を有するので、スリットを形成す
ることによりこの樹脂フォームの有する弾性を利用して
このブロック全体をバネ体とすることができる。
【0025】本発明の緩衝材は、図1に示すように、上
記のような圧縮された樹脂発泡体ブロック1に所定のス
リット2が形成されている。このスリット2は、衝撃が
かかる方向とほぼ平行な端面から、この衝撃のかかる方
向とほぼ直角になるように形成されている。即ち、図1
では矢印で示す方向から衝撃が加わる態様が示されてお
り、スリット2は樹脂発泡体ブロック1の厚さ方向Hを
等分するように形成されている。スリット2は、矢印で
示した衝撃が加わる方向に対して、平行な樹脂発泡体ブ
ロック1の端面3a、3bから、衝撃が加わる方向とほ
ぼ直角に形成されている。
【0026】また、図2に示すように、このスリット2
の幅Sは、通常は0.5〜5mmの範囲内にあり、さらに
1〜4mmの範囲内にあることが好ましい。この幅Sが
0.5mmに満たないと衝撃が加わったときに衝撃を吸収
するための緩衝空間が少なくなり、充分に衝撃を吸収で
きないことがある。また、5mmを著しく超えると加わる
衝撃による変形が大きくなりすぎることがあり、スリッ
ト2が重複して形成されていない部分4とスリット2の
先端部分との境界付近で応力を吸収しきれない場合があ
り、樹脂フォームの弾性が低い場合には、極端な場合、
この境界部分に亀裂が生ずる等、この部分で緩衝材が破
損することがある。
【0027】また、隣接するスリット2相互の間隔T
は、樹脂フォームを形成する原料の特性、樹脂フォーム
の発泡倍率、独立気泡の圧縮変形あるいは圧縮破壊の程
度などにより変動する樹脂発泡体ブロックの種々の特性
によって異なるが、通常は0.5〜5cmの範囲内にあ
り、好ましくは1〜4cmの範囲内にある。この間隔Tが
0.5cmより狭いと緩衝材自体の強度が低くなることが
ある。また、5cmを超えると緩衝作用が充分に発現しな
いことがある。即ち、緩衝材の静的バネ定数が高くなり
すぎる。
【0028】このスリット2は、衝撃がかかる方向とほ
ぼ平行な樹脂発泡体ブロック1の一方の端面3aから、
他の端面3b方向に、樹脂ブロックの中心部を超えて形
成されている。即ち、図1で示すと、端面3aから形成
されたスリット2の長さD1は、この樹脂発泡体ブロッ
クの幅Lの1/2よりも長い。そして、端面3aから形
成されたスリット2の先端には、端面3a側からのスリ
ット2が形成されていない単一スリット形成部4bが存
在している。この単一スリット形成部4bの幅はU2
示されている。
【0029】また、同様に端面3bから端面3a方向に
長さD2のスリット2が形成されており、その先端から
端面3aにかけて単一スリット形成部4aが存在してい
る。この単一スリット形成部4aの幅はU1で示されて
いる。
【0030】上記のように端面3aおよび端面3bから
形成されるスリット2の長さD1およびD2は、樹脂発泡
体ブロック1の幅Lの1/2よりも長いので、樹脂発泡
体ブロック1において、端面3aから形成されたスリッ
トと端面3bから形成されるスリットとは、樹脂発泡体
ブロック1の中心付近で重複している。このスリットが
重複して形成される部分の幅は、図2ではWで示されて
いる。
【0031】本発明の緩衝材において、スリットの長さ
1,D2は、樹脂発泡体ブロック1の幅Lの55〜95
%の範囲内にあることが好ましく、さらに、65〜85
%の範囲内にあることが特に好ましい。従って、単一ス
リット形成部の長さU1およびU2は、通常は樹脂発泡体
ブロック1の長さLの5〜45%の範囲内にあり、さら
に15〜35%の範囲内にあることが好ましい。このよ
うに端面3aおよび3bから上記のような長さ(深さ)
のスリット2を交互に形成すると、樹脂発泡体ブロック
の中央部には、その長さWが、通常このブロックの長さ
Lの10〜95%、好ましくは50〜80%の範囲内に
あるスリット重複形成部5が形成される。 上記のよう
な長さのスリットを形成することにより、樹脂発泡体ブ
ロックに加わる衝撃を瞬時に吸収して良好な遮音性を示
すと共に、このブロックの剛性も損なわれることがな
い。
【0032】上記のようなスリットは少なくとも2本以
上設けられていることが必要であり、さらに、このスリ
ットの本数を2〜8本、特に好ましくは4〜8本設ける
ことにより、より高い緩衝性能を示す。
【0033】なお、上記説明において、樹脂発泡体ブロ
ックに形成されるスリットは、同一の長さを有するよう
に記載したが、このスリットの長さが全て同じである必
要はなく、本発明の範囲内で、このスリットの長さに長
短があってもよい。
【0034】圧縮せずに単にスリットを形成した樹脂発
泡体ブロックについて、JIS-A-6322に規定される方法で
静的バネ定数を測定すると、通常は1〜30×106N/m
3の範囲内、好ましくは5〜30×106N/m3の範囲内、
特に好ましくは5〜20×106N/m3の範囲内の値を示
すことが多く、樹脂発泡体ブロックを圧縮して独立気泡
の少なくとも一部を圧縮変形または圧縮破壊した圧縮樹
脂発泡体ブロックにスリットを形成すると、その静的バ
ネ定数は、上記の値と同等若しくはそれ以下の値を示
す。この静的バネ定数は、緩衝材の遮音性能を示す値で
あり、圧縮樹脂発泡体ブロックに上記のようなスリット
を形成して上記のような静的バネ定数を有する緩衝材を
床下材として用いると、軽衝撃に対する床遮音性能(L
L)および重衝撃に対する床遮音性能(LH)共に通常許
容されるレベルを充分に満足する。
【0035】樹脂発泡体ブロックに形成されるスリット
の幅、スリット間隔、スリット長さおよびスリット本数
によって、樹脂発泡体ブロックの静的バネ定数に下記表
に示すように変動する。従って、本発明の緩衝材の静的
バネ定数を上記のように1〜30×106N/m3の範囲
内、好ましくは5〜30×106N/m3の範囲内、特に好
ましくは5〜20×106N/m3の範囲内の値に制御する
には、上記スリットの幅、間隔、長さあるいは本数を適
宜選択すればよい。
【0036】
【表1】
【0037】上記の表は、発泡倍率40倍のポリスチレ
ン発泡体(L10cm×40cm×H5cm、4%圧縮強さ:
1.7kgf/cm2、曲げ強さ:5.2kgf/cm2)に、スリット
の幅S、スリット間隔T、スリット長さD1,D2および
スリットの本数を変えて測定した時の樹脂発泡体ブロッ
クの静的バネ定数の変化の例を示すものである。なお、
上記例において、スリットは、スリット幅Sに対応する
幅の鋸で形成したものである。
【0038】このようなスリットを有する樹脂発泡体ブ
ロックは、圧縮による体積の減少を見越した形状の樹脂
発泡体ブロックを形成し、この樹脂発泡体ブロックを圧
縮して独立気泡を破壊または変形させて圧縮樹脂発泡体
ブロックを製造する。こうして製造された圧縮樹脂発泡
体ブロックを所望の形状にカットした後、上述ような幅
のスリットを鋸あるいは電熱線等で形成することにより
製造することができる。また、金型にスリットを形成す
るような凸片を形成しこの金型内で樹脂を発泡させて樹
脂発泡体ブロックを製造した後、圧縮することにより製
造することもできる。
【0039】に鋸あるいは電熱線等でスリットを形成す
ることが好ましい。この方法によりスリットを有する樹
脂発泡体ブロックを容易に製造することができると共
に、鋸等でスリットを形成すると、スリットの表面の独
立気泡が破壊されて、この部分の弾性が変化して瞬間的
な衝撃をこのスリット表面の破壊された独立気泡が潰れ
ることにより吸収するため、より高い衝撃緩衝性能が発
現する。
【0040】また、この樹脂発泡体ブロックには、上述
のように一方向の衝撃を吸収するだけでなく、上記のよ
うに床上から加えられる衝撃を吸収するスリットと直行
するように他のスリットを形成することができる。
【0041】図3に、直交する二方向にスリットが形成
された樹脂発泡体ブロックを示す。即ち、図1は上下方
向からの衝撃に対して、図4では、上部からの衝撃に加
えてさらに矢印で示す左右横方向からの衝撃に対しても
緩衝作用を有するように、この横方向から矢印に平行な
端面13aおよび13bから、この横方向からの矢印ほ
ぼ直交するように、交互に複数のスリット12が形成さ
れている。
【0042】このスリット12も、図1および図2で示
したスリットの幅S、間隔T、長さD1,D2等の条件と
同様の条件で形成することができる。このように直交す
る二方向からの衝撃を吸収するようにスリット2,12
を形成することにより、上記のように衝撃によってスリ
ット2,12が消滅するように変形して衝撃を吸収する
と共に、このように二方向からスリットを形成すると、
形成されたスリットによって樹脂発泡体ブロック1の中
央部に角柱状に区画された部分14が多数形成される。
こうして形成された角柱状に区画された部分14は、衝
撃が加わると多少ねじれるように変形して衝撃を吸収す
る。従って、図4に示すように二方向にスリットを形成
した緩衝材は、図1に示すように一方向にスリットが形
成された緩衝材から予測される緩衝性よりも高い緩衝性
を示すことが多い。
【0043】なお、図3において、図1と共通の部材に
は同一の符号あるいは番号を賦してある。発明の緩衝床
材は、平板状の硬質樹脂発泡体からなる本体部とこの本
体部のコンクリートスラブに対面する面に配置された緩
衝材部とからなる。
【0044】図4Aおよび図4Bの本発明の緩衝床材を
示す。図4Aは本発明の緩衝床材の平面図であり、図4
Bはこの図4AにおけるX−X断面図である。図1aお
よb図1Bに示すように、本発明の緩衝床材31は、上
面に仕上げ床材が配置される本体部21と、この本体部
21の下方に位置し、底面がコンクリートスラブと対面
する緩衝材部(樹脂発泡体ブロック)22とからなる。
【0045】本体部21は独立気泡を有する硬質の樹脂
発泡体から形成されている。この樹脂発泡体は、仕上げ
床材を支持するので、緩衝材部よりも硬質の樹脂発泡体
で形成されている。硬質の樹脂発泡体の中でもポリスチ
レンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリプロピレン
フォーム、耐熱性スチレンフォーム等で形成することが
できる。通常、この本体部21を形成する樹脂発泡体の
4%圧縮強さ(JIS-A-9511により測定)は、通常は0.
5〜4.0kgf/cm2、好ましくは1.0〜3.0kgf/cm2
範囲内にある。そして、この本体部21を形成する硬質
樹脂発泡体は、通常は、後述する緩衝材部を形成する樹
脂発泡体の4%圧縮強さの2〜30倍、好ましくは2〜
25倍の圧縮強さを有している。また、この本体部21
を形成する硬質樹脂発泡体について、上記と同様の基準
で測定した曲げ強さは、通常は2.0〜6.0kgf/cm2
好ましくは2.5〜4.5kgf/cm2の範囲内にある。この
ような圧縮強さおよび曲げ強さを有する硬質樹脂発泡体
を使用することにより、仕上げ床の支持性が良好にな
り、仕上げ床上における通常の動作、例えば歩行等の際
に、仕上げ床が沈み込むような感じがなくなり、居住性
が向上する。
【0046】また、この硬質樹脂発泡体は熱伝導率が低
く、通常は、0.1kcal/mh℃以下、好ましくは0.05
〜0.001kcal/mh℃程度である。従って、このような
硬質樹脂発泡体を使用することにより、床の断熱性が良
好になり、例えばフローリング仕上げ床材を用いた場合
に、冬季に足下が冷えるという感触が低減される。
【0047】上記のような特性を有する本体部21は、
例えばポリスチレンフォームである場合、この原料を2
0〜60倍程度に発泡させることにより製造することが
できる。
【0048】この本体部21の上面は、基本的には平面
上に形成されており、その縁部には、この床下材を間隙
なく敷き並べられるように合決等の矧方24が形成され
ている。また、この本体部21の上面に桟を嵌合するた
めの凹部を形成し、ここに合成樹脂製あるいは木製等の
桟23を嵌合することもできる。また、本体部21の表
面には浅溝24を設け、この浅溝24に樹脂接着剤等を
流し込んで仕上げ床材を強固に接着させることもでき
る。このような浅溝24を設けることにより、成型時に
おける本体部21の歪みを是正することもできる。
【0049】この本体部21の厚さは通常は、3〜15
cm程度である。この本体部21の底部には、通常は、緩
衝材である樹脂発泡体ブロック22が嵌合されるように
凹部が形成されており、この凹部に緩衝材である樹脂発
泡体ブロック22が嵌合され接着剤で本体部21に貼着
されて一体化されている。
【0050】本発明の緩衝床材31において、緩衝材部
を形成する樹脂発泡体ブロック22には、上部(即ち床
上)からの衝撃を吸収するように仕上げ床材(図示な
し)と平行にスリット2が形成されている。
【0051】即ち本発明の緩衝床材31においてを形成
する樹脂発泡体ブロック22は、上記詳細に説明した所
定のスリットが形成された圧縮樹脂発泡体ブロックであ
る。本発明の緩衝床材は、上記のような平板状の硬質樹
脂発泡体からなる本体部に、スリットが形成された緩衝
材部を接着剤等を用いて貼着することにより製造するこ
とができる。緩衝材部を形成するスリットが形成された
圧縮樹脂発泡体ブロックは、本体部よりもわずかに小さ
いサイズにすることが好ましいが、さらに、図4に示す
ように本体部の面積の1/2以下の表面積を有する圧縮
樹脂発泡体ブロックを2個、あるいは1/4以下の表面
積を有する圧縮樹脂発泡体ブロックを4個貼着して形成
しても良い。このように複数の圧縮樹脂発泡体ブロック
を貼着する場合、それぞれの発泡体ブロックの間に1〜
10cm程度の間隙を形成することが好ましい。このよう
に複数の圧縮樹脂発泡体ブロックを間隙を形成して配置
することにより、それぞれのブロックが全体として塑性
変形して衝撃を吸収することができるようになるので、
本発明の緩衝床材の緩衝性がさらに向上する。
【0052】本発明の緩衝床材は次のように使用され
る。例えば図5に示すように、まず、コンクリートスラ
ブ32上に接着剤成分を塗布する。次いで、この上にモ
ルタルダンゴ33を置き、このモルタルダンゴ33と床
下材との接触面にも接着剤成分を塗布する。このモルタ
ルダンゴ33は、コンクリートスラブ32と緩衝床材3
1とを接着すると共にレベル調整材としても作用する。
次いで、壁34の室内側に配置された際根太35に密着
させて緩衝床材31を順次敷並べる。こうして緩衝床材
31を敷設した後、モルタルダンゴを養生させる。次い
で、この緩衝床材31の上面に接着剤を塗設しこの上に
仕上げ床材36を敷設することにより、本発明の緩衝床
材を用いた床構造を形成することができる。
【0053】なお、本発明の緩衝床材は、上記実施例に
限らず、本体部とスリットが形成された樹脂発泡体ブロ
ックとを貼着させた後、樹脂発泡体ブロック側から圧縮
して軟質の樹脂発泡体ブロックを形成する独立気泡を圧
縮変形または圧縮破壊してもよい。
【0054】このような本発明の緩衝床材において、圧
縮樹脂発泡体ブロックの厚さは、通常は1〜15cm程度
であり、本発明の緩衝床材全体の厚さは3〜20cm程度
である。
【0055】
【発明の効果】本発明の緩衝材は、圧縮樹脂発泡体ブロ
ックの衝撃が加わる方向にほぼ平行な両端面から、衝撃
が加わる方向とほぼ直角に、少なくともこの樹脂発泡体
ブロックの中央部を超えて複数のスリットが形成されて
おり、さらにこの樹脂発泡体ブロックを形成している独
立気泡の少なくとも一部は圧縮変形あるいは圧縮破壊さ
れているので、衝撃に対する緩衝性に優れている。
【0056】また、本発明の緩衝床材は、硬質発泡樹脂
板の一方の面に独立気泡が形成された樹脂発泡体ブロッ
クが貼着されてなり、この樹脂発泡体ブロックには、圧
縮されて独立気泡の少なくとも一部が圧縮変形あるいは
圧縮破壊されているためこれ自体で衝撃吸収性があると
共に、この圧縮樹脂発泡体ブロックには、衝撃が加わる
方向にほぼ平行な両端面から、衝撃が加わる方向とほぼ
直角に、少なくともこの樹脂発泡体ブロックの中央部を
超えて複数のスリットが形成されているので、衝撃に対
する緩衝性に特に優れている。特に本発明の緩衝床材
は、上記のような構成を有するので居住性がよく、特に
歩き心地がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の緩衝材の一実施例を示す斜視
図である。
【図2】図2は、この緩衝材を部分的に拡大して示す斜
視図である。
【図3】図3は、本発明の緩衝材の他の実施例を示す斜
視図である。
【図4】図4のAは、本発明の緩衝床材の一実施例を示
す平面図であり、BはこのX−X断面図である。
【図5】図5は、本発明の緩衝床材を配置した状態を示
す断面図である。
【図6】図6は、従来の緩衝床材を用いた床構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
1・・・樹脂発泡体ブロック 2,12・・・スリット 3a,3b,13a,13b・・・端面 4,4a,4b,14a,14b・・・単一スリット形成部 5・・・スリット重複形成部 14・・・角柱状に区画された部分 21,53・・・本体部 22・・・緩衝材部(圧縮樹脂発泡体ブロック) 56・・・緩衝材部(樹脂発泡体ブロック) 23,57・・・桟 24・・・矧方 31,53・・・緩衝床材 32,51・・・コンクリートスラブ 33,52・・・モルタルダンゴ 34・・・壁 35・・・際根太 36,54・・・仕上げ床材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立気泡の少なくとも一部が圧縮変形ま
    たは圧縮破壊されている樹脂発泡体ブロックに、衝撃が
    加わる方向に略平行な両端面から、衝撃が加わる方向と
    ほぼ直角に、少なくとも該樹脂発泡体ブロックの中央部
    を超えて複数のスリットが形成されていることを特徴と
    する緩衝材。
  2. 【請求項2】 スリットの幅が0.5〜5mmの範囲内に
    あり、隣接するスリットの間隔が0.5〜5cmの範囲内
    にあることを特徴とする請求項第1項記載の緩衝材。
  3. 【請求項3】 スリットが形成された樹脂発泡体ブロッ
    クについてJIS-A-6322により測定した静的バネ定数が1
    〜30×106N/m3の範囲内にあることを特徴とする請
    求項第1項記載の緩衝材。
  4. 【請求項4】 樹脂発泡体ブロックに、上記スリットと
    直行する方向に複数のスリットが設けられていることを
    特徴とする請求項第1項記載の緩衝床材。
  5. 【請求項5】 平板状の硬質発泡樹脂からなる本体部
    と、該本体部の一方の面に配置された発泡樹脂から形成
    された緩衝材部とを有する緩衝床材であり、該緩衝材部
    が、独立気泡の少なくとも一部が圧縮変形または圧縮破
    壊されている樹脂発泡体ブロックに、衝撃が加わる方向
    に略平行な両端面から、衝撃が加わる方向とほぼ直角
    に、少なくとも該樹脂発泡体ブロックの中央部を超えて
    複数のスリットが形成されている樹脂発泡体ブロックで
    あることを特徴とする緩衝床材。
  6. 【請求項6】 スリットの幅が0.5〜5mmの範囲内に
    あり、隣接するスリットの間隔が0.5〜5cmの範囲内
    にあることを特徴とする請求項第5項記載の緩衝床材。
  7. 【請求項7】 上記緩衝材についてJIS-A-6322により測
    定した静的バネ定数が1〜30×106N/m3の範囲内に
    あることを特徴とする請求項第5項記載の緩衝床材。
  8. 【請求項8】 樹脂発泡体ブロックに、上記スリットと
    直行する方向に複数のスリットが設けられていることを
    特徴とする請求項第5項記載の緩衝床材。
  9. 【請求項9】 硬質発泡樹脂からなる本体部についてJI
    S-A-9511により測定した4%圧縮強度が0.5〜4.0kg
    f/cm2であり、かつ同様にして測定した樹脂発泡体ブロ
    ックの圧縮強度の2〜30倍の範囲内にあることを特徴
    とする請求項第5項乃至第8項のいずれかの項記載の緩
    衝床材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100448662C (zh) * 2006-06-23 2009-01-07 罗辉 防静电不发火的混凝土复合地面
WO2009008415A1 (ja) * 2007-07-12 2009-01-15 Sanyo Denki Co., Ltd. 二重反転式軸流送風機

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