JP5386353B2 - 二重反転式軸流送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器の内部の冷却等に用いる二重反転式軸流送風機に関するものである。
特開2004−278370号公報(特許文献1)及び米国特許第7156611号(特許文献2)には、軸線方向の一方に吸い込み口を有し且つ軸線方向の他方に吐き出し口を有する風洞を内部に有するハウジング本体と、風洞の中央部に配置されたモータ支持フレームとを備えたハウジングを備えた二重反転式軸流送風機が示されている。この二重反転式軸流送風機では、ハウジング内のモータ支持フレームと吸い込み口との間の第1の空間内に、第1のモータによって回転される第1のインペラが配置されている。また、ハウジング内のモータ支持フレームと吐き出し口との間の第2の空間内に、第2のモータによって回転される第2のインペラが配置されている。第1のインペラは、第2のインペラと逆方向に回転する。この二重反転式軸流送風機では、ハウジングが、結合構造によって連結される第1及び第2の分割ハウジングユニットによって構成されている。第1の分割ハウジングユニットは、第1の空間の主要部を内部に有する第1の筒状風洞半部を備えた第1のハウジング本体半部と、モータ支持フレームが軸線方向と直交する径方向に延びる仮想基準分割面に沿って二つに分割されて得られた第1の支持フレーム半部とを有している。第2の分割ハウジングユニットは、第2の空間の主要部を内部に有する第2の筒状風洞半部を備えた第2のハウジング本体半部と、モータ支持フレームを仮想基準分割面に沿って二つに分割して得られる第2の支持フレーム半部とを有している。
特開2004−278370号公報 米国特許第7156611号公報
しかしながら、従来の二重反転式軸流送風機では、第1及び第2のモータの回転速度を増加させていくと、振動が大きくなる振動増加領域(共振領域)が複数現れる。特に、二重反転式軸流送風機の使用回転速度がこの振動増加領域内に設定されると、二重反転式軸流送風機から発生する振動が大きくなって、結果として騒音が大きく問題があった。
本発明の目的は、広い回転速度範囲において、従来よりも振動の発生を低減することができる二重反転式軸流送風機を提供することにある。
本願発明の二重反転式軸流送風機は、ハウジングと、第1のインペラ及び第1のモータと、第2のインペラ及び第2のモータとを備えている。ハウジングは、軸線方向の一方に吸い込み口を有し且つ軸線方向の他方に吐き出し口を有する風洞を内部に有するハウジング本体と、風洞の中央部に配置されたモータ支持フレームとを備えている。第1のインペラは、ハウジング内のモータ支持フレームと吸い込み口との間の第1の空間内に配置された、複数枚のブレードを備えている。第1のモータは、第1のインペラが固定される第1の回転軸を備えて、第1のインペラを第1の空間内で第1の回転方向に回転させる。第2のインペラは、ハウジング内のモータ支持フレームと吐き出し口との間の第2の空間内に配置され、複数枚のブレードを備えている。第2のモータは、第2のインペラが固定される第2の回転軸を備えて、第2のインペラを第2の空間内で第1の回転方向とは逆の第2の回転方向に回転させる。
モータ支持フレームは、風洞の中央部に位置する支持フレーム本体と、支持フレーム本体とハウジング本体との間に、回転軸の周方向に所定の間隔をあけて配置されて、支持フレーム本体とハウジング本体とを連結する複数本のウエブとを備えている。
ハウジングは、機械的な結合構造によって連結される第1及び第2の分割ハウジングユニットによって構成されている。第1の分割ハウジングユニットは、一端に吸い込み口を有し第1の空間の主要部を内部に有する第1の筒状風洞半部を備えた第1のハウジング本体半部と、モータ支持フレームが軸線方向と直交する径方向に延びる分割面に沿って二つに分割されて得られた第1の支持フレーム半部とを有している。また第2の分割ハウジングユニットは、一端に吐き出し口を有し第2の空間の主要部を内部に有する第2の筒状風洞半部を備えた第2のハウジング本体半部と、モータ支持フレームを分割面に沿って二つに分割して得られる第2の支持フレーム半部とを有している。
本発明で採用する結合構造は、第1のハウジング本体半部と一体に形成されて周方向に間隔をあけて配置された複数の係合部と、第2のハウジング本体半部と一体に形成されて周方向に間隔をあけて配置されて複数の係合部と係合する複数の被係合部とを備えている。結合構造及び第1及び第2の分割ハウジングユニットは、複数の係合部と複数の被係合部とが完全に係合した状態にあるときに、第1の支持フレーム半部と第2の支持フレーム半部のそれぞれの対向面が全体的に接触するように構成されている。本願において「対向面が全体的に接触する」とは、微視的に見れば対向面が多数の点接触により接触していることを意味する。
本発明においては、特に、第1の支持フレーム半部と第2の支持フレーム半部との間に、複数の係合部と複数の被係合部とが完全に係合した状態で圧縮状態になる軟質の緩衝材が配置されている。本発明では、軟質の緩衝材として、複数の独立気泡が内部に分散して存在する軟質の緩衝材を用いる。ここで独立気泡は、単独の気泡だけでなく、複数の気泡がつながって形成された大きな独立気泡を含むものであってもよい。このような緩衝材を用いると、回転速度が低い範囲から高い範囲まで、広い回転数範囲にわたって振動の増加を全体的に低減することができる。複数の独立気泡が内部に分散して存在する軟質の緩衝材として、具体的に好ましいものは、アクリルフォームのシートである。軟質の緩衝材としてアクリルフォームのシートを用いる場合は、アクリルフォームのシートの厚みを0.4mm以上〜0.8mm以下にするのが好ましい。なお、アクリルフォームのシートの厚みが0.4mm未満の場合は、緩衝材自体の厚み寸法が小さいため、十分な振動吸収効果が得られない。また、アクリルフォームのシートの厚みが0.8mmを越える場合は、第1の支持フレーム半部と第2の支持フレーム半部との間にアクリルフォームのシートを配置するための隙間を別途設けなければならない。しかしながらこのような隙間を設けることは、振動の共振周波数の変位を生じさせ、振動対策を複雑にするので好ましくない。
本発明で用いる特定の軟質の緩衝材は、第1の支持フレーム半部と第2の支持フレーム半部との間で発生する振動を低減する機能も果たす。その結果、本発明によれば、従来と比べて低速回転領域から高速回転領域までの広い回転速度範囲にわたって振動の増加を全体的に低減できる。
また軟質の緩衝材は、第1の支持フレーム半部と第2の支持フレーム半部との間に全体的に配置してもよい。
なお、第1及び第2の分割ハウジングユニットは、合成樹脂材料で形成されたものでも、アルミニューム等の金属材料で形成されたものではもよい。
本発明の実施の形態の二重反転式軸流送風機の分解半部断面図である。 本発明の実施の形態の二重反転式軸流送風機の分解斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の効果を確認するために行った振動測定の結果を示すグラフである。 (A)及び(B)は、本発明の効果を確認するために行った振動測定の結果を示すグラフである。 本発明の効果を確認するために行った振動測定の詳細な結果を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態の二重反転式軸流送風機を分解した状態の半部断面図である。また図2は、二重反転式軸流送風機の分解斜視図である。これらの図に示すように、本例の二重反転式軸流送風機は、ハウジング1と第1のモータ3と第1のインペラ5と第2のモータ7と第2のインペラ9とを有している。第1のインペラ5は、ハウジング1内の後述するモータ支持フレーム(23,53)と吸い込み口11aとの間の第1の空間S1内に配置されており、複数枚のブレード6を備えている。第1のモータ3は、第1のインペラ5が固定される第1の回転軸4を備えて、第1のインペラ5を第1の空間S1内で第1の回転方向に回転させる。第2のインペラ9は、ハウジング1内のモータ支持フレーム(23,53)と吐き出し口13bとの間の第2の空間S2内に配置されており、複数枚のブレード10を備えている。第2のモータ7は、第2のインペラ9が固定される第2の回転軸8を備えて、第2のインペラ9を第2の空間S2内で第1の回転方向とは逆の第2の回転方向に回転させる。
ハウジング1は、第1の分割ハウジングユニット11と第2の分割ハウジングユニット13とが結合構造を介して組み合わされて構成されている。第1の分割ハウジングユニット11は、合成樹脂材料またはアルミニューム等の金属製材料によって形成されている。なお図1に示すように、第1の分割ハウジングユニット11は、第1のハウジング本体半部15と第1の支持フレーム半部17とを一体に有している。第1のハウジング本体半部15は、第1及び第2のフランジ部19及び20と第1の筒状風洞半部21とを有している。第1のフランジ部19は、第1及び第2のモータ3,7の共通軸線A上に並ぶ回転軸4の周方向(以下、単に周方向という)に並ぶ第1〜第4の隅19a〜19dを有している。また第1のフランジ部19は、共通軸線Aの一端に吸い込み口11aを有している。第1のフランジ部19の四隅(第1〜第4の隅19a〜19d)には、それぞれ第2の分割ハウジングユニット13との間に結合構造を形成する際に使用される被係合部として4つの孔部19eがそれぞれ形成されている。これらの孔部19eの形状の詳細及び後述する係合部を構成するフック部49と孔部19eとの係合関係の詳細は、特開2004−278370号公報(米国特許第7156611号)に示された結合構造を構成する孔部とフック部の関係と同じであるので説明は省略する。第2のフランジ部20には、二重反転式軸流送風機を電気機器に取り付ける取付具が挿入される貫通孔20aが形成されている。第1の筒状風洞半部21の両端には、第1及び第2のフランジ部19及び20が一体に形成されている。この第1の筒状風洞半部21は、共通軸線A上に並ぶ回転軸4,8の軸線方向(以下、単に軸線方向という)に延びている。
第1の支持フレーム半部17は、第1のモータ3が固定された第1の支持フレーム本体半部23と、3本の第1のウエブ半部25とを有している。第1の支持フレーム本体半部23は、中央部に筒状のボス部23aを有する円板部23bと該円板部23bの外周部から軸線方向に延びる周壁部23cとを有している。ボス部23a内には、真鍮からなる金属製の第1のベアリングホルダ27が嵌合されて固定されている。また円板部23bと周壁部23cとによって囲まれた空間を塞ぐように、第1のモータ3のステータの基板29が配置されている。ベアリングホルダ27には、複数の巻線部31を備えたステータコア33が嵌合されている。
3本の第1のウエブ半部25は、第1の支持フレーム本体半部23の周壁部23cと第1のハウジング本体半部15の内周面との間に、周方向に所定の間隔をあけて配置されて、第1の支持フレーム本体半部23と第1のハウジング本体半部15とを連結している。
回転軸4の一端には、複数枚のブレード6を備えたインペラ5を支持する導磁性材料からなるカップ状部材35が固定されている。カップ状部材35の内周部には複数の永久磁石37が固定されている。
第2の分割ハウジングユニット13も、合成樹脂材料またはアルミニューム等の金属材料によって形成されている。図1に示すように、第2の分割ハウジングユニット13は、第2のハウジング本体半部39と第2の支持フレーム半部41とを一体に有している。第2のハウジング本体半部39は、第1及び第2のフランジ部43及び45と第2の筒状風洞半部47とを有している。第1のフランジ部43は、第1及び第2のモータ3,7の共通軸線A上に並ぶ回転軸8の周方向(以下、単に周方向という)に並ぶ第1〜第4の隅43a〜43dからなる四隅を有している。第1のフランジ部43の四隅(第1〜第4の隅43a〜43d)には、それぞれ第1の分割ハウジングユニット11との間に結合構造を形成する際に使用される係合部として4つのフック部49と4つの突起51とがそれぞれ一体に形成されている。これらのフック部49と突起51が孔部19eと係合する係合関係の詳細は、特開2004−278370号公報に示された結合構造を構成する孔部とフック部の関係と同じである。特開2004−278370号公報(米国特許第7156611号)に示されているように、フック部49を孔部19eの一部に嵌合した後、第2の分割ハウジングユニット13を共通軸線Aを中心にして、所定の角度回転させると、突起51が、第1の分割ハウジングユニット11の第1のフランジ部19の端面に形成した図示しない被嵌合用凹部に嵌った状態となる。その結果、第2の分割ハウジングユニット13の回り止めが図られ、またフック部49と孔部19eの周囲の縁部との係合により、第2の分割ハウジングユニット13が第1の分割ハウジングユニット11から軸線方向に離れるのが阻止される。第2のフランジ部45には、二重反転式軸流送風機を電気機器に取り付ける取付具が挿入される貫通孔45aが形成されている。第2の筒状風洞半部47の両端には、第1及び第2のフランジ部43及び45が一体に形成されている。この第2の筒状風洞半部47は、軸線方向(共通軸線A上に並ぶ回転軸4,8の軸線方向)に延びている。
第2の支持フレーム半部41は、第2のモータ7が固定された第2の支持フレーム本体半部53と、3本の第2のウエブ半部55とを有している。第2の支持フレーム本体半部53は、中央部に筒状のボス部53aを有する円板部53bと該円板部53bの外周部から軸線方向に延びる周壁部53cとを有している。ボス部53a内には、真鍮からなる金属製の第2のベアリングホルダ57が嵌合されて固定されている。また円板部53bと周壁部53cとによって囲まれた空間を塞ぐように、第2のモータ7のステータの基板59が配置されている。ベアリングホルダ57には、複数の巻線部61を備えたステータコア63が嵌合されている。
3本の第2のウエブ半部55は、第2の支持フレーム本体半部53の周壁部53cと第2のハウジング本体半部39の内周面との間に、周方向に所定の間隔をあけて配置されて、第2の支持フレーム本体半部53と第2のハウジング本体半部39とを連結している。なお3本のウエブ半部55のうち、1本のウエブ半部には、リード線が入る溝55Aが形成されている。
回転軸8の一端には、複数枚のブレード10を備えたインペラ9を支持する導磁性材料からなるカップ状部材65が固定されている。カップ状部材65の内周部には複数の永久磁石67が固定されている。
なお本実施の形態では、第1及び第2の支持フレーム半部17及び41が、組み合わされてモータ支持フレーム(23,53)が構成されている。言い換えると、モータ支持フレーム(23,53)が共通軸線Aが延びる軸線方向と直交する径方向に延びる分割面に沿って二つに分割されて第1及び第2の支持フレーム半部17及び41が構成されている。このような構成により、本例では結合構造及び第1及び第2の分割ハウジングユニット11及び13は、4つの係合部(4つのフック部49)と4つの被係合部(4つの孔部19e)とが完全に係合した状態にあるときに、第1の支持フレーム半部17と第2の支持フレーム半部41のそれぞれの対向面が全体的に接触するように構成される。
本実施の形態では、第1の支持フレーム半部17と第2の支持フレーム半部41との間、特に、第1の支持フレーム本体半部23の円板部23bと第2の支持フレーム本体半部53の円板部53bとの間に、複数の独立気泡が内部に分散して存在する円板状の軟質の緩衝材71を配置している。軟質の緩衝材71としては、好ましくは、アクリルフォームのシートを用いることができる。緩衝材71は、複数の係合部を構成する4つのフック部49と複数の被係合部を構成する4つの孔部19eとが完全に係合した状態で、圧縮された状態で配置されている。圧縮状態になっている複数の独立気泡が内部に分散して存在する緩衝材71は、圧縮された状態で元の状態に戻ろうとする復元力を全体的にほぼ均等に発生している。この復元力は、複数の係合部(4つのフック部49)と複数の被係合部との係合を離そうとする方向に向かう力となる。その結果、複数の係合部(4つのフック部49)と複数の被係合部(4つの孔部19eの周辺の縁部)との間の結合力が強くなり、第1及び第2の分割ハウジングユニット11及び13間に生じる振動の発生原因となる大きな隙間の発生を抑制することができて、実際に発生する振動を小さくすることができる。また緩衝材71は、第1の支持フレーム半部17と第2の支持フレーム半部41との間で発生する振動を吸収して、これを低減する機能も果たす。その結果、本発明によれば、従来と比べて広い回転速度範囲内で振動の増加を全体的に低減できる。
上記実施の形態では、軟質の緩衝材71は、第1の支持フレーム本体半部23の円板部23bと第2の支持フレーム本体半部53の円板部53bとの間にのみ配置して良好な結果を得ている。しかし第1のウエブ半部25と第2のウエブ半部55との間にも軟質の緩衝材を配置すれば、さらに振動抑制効果が高まる。
以下、本発明の効果を確認するため振動測定試験を行った。図3〜5は振動測定試験の結果を示すグラフである。なお、振動測定試験では、周方向の測定部位M1(第2の分割ハウジングユニット13側の第1のフランジ部43の一部)における振動加速度(m/s2)と軸線方向の吐き出し口側の測定部位M2(第1の分割ハウジングユニット11側の第2のフランジ部20の貫通孔20a付近)における振動加速度(m/s2)とを測定し、これらの振動加速度(m/s2)を合成した結果としてプロットした。まず、図3(A)は、出願人(山洋電気株式会社)が、製品番号9CRA0412P5J03で販売する二重反転式軸流送風機に本発明を適用した場合と、適用しなかった場合の回転速度(高速で回転する第2のモータの回転速度)と発生する振動の振動加速度との関係を測定した結果を示すグラフである。図3(A)において、Xは軟質の緩衝材71を入れた二重反転式軸流送風機(実施例1)の振動加速度の変化を示しており、Yは緩衝材71を入れない二重反転式軸流送風機(比較例1)の振動加速度の変化を示している。使用した軟質の緩衝材は、住友スリーエム株式会社が製品番号Y-4615の名称で市販するものを用いた。測定結果からは、低い回転数領域から高い回転数領域まで広い回転数領域において、振動の発生を抑制できているのが分かる。
また図3(B)は、出願人(山洋電気株式会社)が販売する二重反転式軸流送風機の内、図3(A)のものとは寸法及び型式が異なる二重反転式軸流送風機(製品番号9CRA0412P4J03)に本発明を適用した場合と、適用しなかった場合の回転速度(高速で回転する第2のモータの回転速度)と発生する振動の振動加速度との関係を測定した結果を示すグラフである。図3(B)において、Xは緩衝材71を入れた二重反転式軸流送風機(実施例2)の振動加速度の変化を示しており、Yは緩衝材71を入れない二重反転式軸流送風機(比較例2)の振動加速度の変化を示している。使用した軟質の緩衝材は、図3(A)の場合と同様である。この例でも、測定結果からは、低い回転数領域から高い回転数領域まで広い回転数領域において、発生する大きな振動をかなり抑制できているのが分かる。
図4(A)は、出願人以外の他社が製造販売する二重反転式軸流送風機に本発明を適用した場合と、適用しなかった場合の回転速度(高速で回転する第2のモータの回転速度)と発生する振動の振動加速度との関係を測定した結果を示すグラフである。図4(A)において、Xは緩衝材71を入れた二重反転式軸流送風機(実施例3)の振動加速度の変化を示しており、Yは緩衝材71を入れない二重反転式軸流送風機(比較例3)の振動加速度の変化を示している。使用した緩衝材は、図3(A)のものと同じものを用いた。測定結果からは、すべての回転数領域において全体的に、振動の発生を抑制できているのが分かる。
図4(B)も、図4(A)と同様に他社の二重反転式軸流送風機に本発明を適用した場合と、適用しなかった場合の回転速度(高速で回転する第2のモータの回転速度)と発生する振動の振動加速度との関係を測定した結果を示すグラフである。図4(B)において、Xは緩衝材71を入れた二重反転式軸流送風機(実施例4)の振動加速度の変化を示しており、Yは緩衝材71を入れない二重反転式軸流送風機(比較例4)の振動加速度の変化を示している。使用した緩衝材は、図3(A)のものと同じものを用いた。測定結果からは、すべての回転数領域において全体的に、振動の発生を抑制できているのが分かる。
以上の振動測定の結果(図3及び図4)から、独立気泡の緩衝材であるアクリルフォームを用いることが好ましい結果を得られることが判ったため、さらにアクリルフォームの緩衝材としての好ましい厚みを確認し、併せてアクリルフォーム以外の材料についても緩衝材としての適性を確認した。図5は、図3と同じ二重反転式軸流送風機において、図3と同じ測定条件で、アクリルフォームのシートの厚みを変えた場合、アクリルフォーム以外の緩衝材を用いた場合、及び緩衝材を用いなかった場合、緩衝材の代わりに積極的に間隙を設けた場合の、回転速度(高速で回転する第2のモータの回転速度)と発生する振動の振動加速度との関係を測定した結果を示すグラフである。
図5において、「点線」は軟質の緩衝材71として0.4mmのアクリルフォームのシートを入れた二重反転式軸流送風機(実施例5)の振動加速度の変化をしている。「破線」は緩衝材71として0.8mmのアクリルフォームのシートを入れた二重反転式軸流送風機(実施例6)の振動加速度の変化を示している。「太い実線」は緩衝材71を入れない二重反転式軸流送風機(比較例5)の振動加速度の変化を示している。「太い破線」は第1の支持フレーム本体半部23と第2の支持フレーム本体半部53との間に0.2mmの隙間を積極的に設けた二重反転式軸流送風機(比較例6)の振動加速度の変化を示している。通常「実線」は緩衝材として0.46mmのアルミニュームのシートを入れた二重反転式軸流送風機(比較例7)の振動加速度の変化を示している。「一点破線」は緩衝材として0.5mmのプラスチックのシートを入れた二重反転式軸流送風機(比較例8)の振動加速度の変化を示している。
この測定結果として、まず緩衝材を用いない場合(比較例5)では、複数の振動加速度の共振点(ピーク)が現れている。特に、14000[回転/分]付近の高い回転数領域において非常に高い振動加速度のピークが発現した。また緩衝材としてアルミニュームのシートを用いた場合(比較例7)及びプラスチックのシートを用いた場合(比較例8)でも、高い回転数領域における複数の振動加速度の共振点(ピーク)は少し減少する。しかし、14000[回転/分]付近の高い回転数領域で比較した場合の振動加速度の共振点(ピーク)は緩衝材71を用いない場合(比較例5)程ではないものの、比較的高い振動加速度のピークが残っている。
これに対して、緩衝材71として0.4mmのアクリルフォームのシートを用いた場合(実施例5)は、高い回転数領域における複数の振動加速度のピークが減少した上、14000[回転/分]付近で、比較例と比較した場合の振動加速度のピークは、緩衝材71を用いない場合(比較例5)に対して40%低減し、緩衝材71としてアルミニュームのシート及びプラスチックのシートを用いた場合(比較例7,8)に対しては30%低減した。また緩衝材71として0.8mmのアクリルフォームを用いた場合(実施例6)は、高い回転数領域における複数の振動加速度のピークが減少した上で、14000[回転/分]付近で、比較例と比較した場合の振動加速度のピークは、緩衝材71を用いない場合(比較例5)に対して60%低減し、緩衝材71としてアルミニュームのシート及びプラスチックのシートを用いた場合(比較例7,8)に対しても50%低減した。0.4mmのアクリルフォームを用いた場合(実施例5)と比較しても、0.8mmのアクリルフォームを用いた場合(実施例6)は、14000[回転/分]付近における振動加速度のピークが30%低減した。
なお、緩衝材を用いずに0.2mmの隙間を設けた場合(比較例6)では、14000[回転/分]付近では振動加速度の高いピークは発現しなかったもの、12000[回転/分]付近で、緩衝材71を用いない場合(比較例5)の最大ピークよりも高い振動加速度のピークが発現した。その上、比較的高い振動加速度のピークの数が、緩衝材71を用いない場合(比較例5)よりも増加した。この結果から、緩衝材を配置せずに隙間を設けただけでは、振動加速度の最大ピークが低い回転数領域に移動する(シフト現象が発生する)ことにより、高い回転数領域における振動は抑制できるが、低い回転数領域から高い回転数領域までの広い回転数領域において、振動の発生を低減することができないのが判る。
以上の結果より、緩衝材71として用いるアクリルフォームの厚みを0.4mm〜0.8mmの範囲に設定すると、高い回転数領域において発生する大きな振動を抑制できるだけでなく、広い回転数範囲で振動の増加を全体的に低減することができる。なお、アクリルフォームのシートの厚みが0.4mm未満の場合は、緩衝材自体の厚み寸法が小さいため、必要十分な振動吸収効果が得られないことが予想される。また、アクリルフォームのシートの厚みが0.8mm超の場合は、第1の支持フレーム半部と第2の支持フレーム半部との間に厚みが厚いアクリルフォームのシートを配置するための隙間を別途設ける必要が生じる。積極的に間隙を設けると、前述の0.2mmの間隙を設けた場合のシフト現象の影響が現れるので好ましくない。
なお上記の実施の形態では、第1の支持フレーム本体半部23の円板部23bと第2の支持フレーム本体半部53の円板部53bとの間にのみ緩衝材71を配置しているが、第1のウエブ半部25と第2のウエブ半部55との間にも緩衝材71を配置してもよいのは勿論である。
本発明によれば、第1の支持フレーム半部と第2の支持フレーム半部との間に、複数の係合部と複数の被係合部とが完全に係合した状態で圧縮状態になっている複数の独立気泡が内部に分散して存在する軟質の緩衝材が配置されているので、従来と比べて、広い回転数範囲において振動の増加を全体的に低減できる。

Claims (6)

  1. 軸線方向の一方に吸い込み口を有し且つ前記軸線方向の他方に吐き出し口を有する風洞を内部に有するハウジング本体と、前記風洞の中央部に配置されたモータ支持フレームとを備えたハウジングと、
    前記ハウジング内の前記モータ支持フレームと前記吸い込み口との間の第1の空間内に配置された、複数枚のブレードを備えた第1のインペラと、
    前記第1のインペラが固定される第1の回転軸を備えて、前記第1のインペラを前記第1の空間内で第1の回転方向に回転させる第1のモータと、
    前記ハウジング内の前記モータ支持フレームと前記吐き出し口との間の第2の空間内に配置された、複数枚のブレードを備えた第2のインペラと、
    前記第2のインペラが固定される第2の回転軸を備えて、前記第2のインペラを前記第2の空間内で前記第1の回転方向とは逆の第2の回転方向に回転させる第2のモータとを備え、
    前記モータ支持フレームは、前記風洞の中央部に位置する支持フレーム本体と、前記支持フレーム本体と前記ハウジング本体との間に、前記回転軸の周方向に所定の間隔をあけて配置されて、前記支持フレーム本体と前記ハウジング本体とを連結する複数本のウエブとを備え、
    前記ハウジングが、機械的な結合構造によって連結される第1及び第2の分割ハウジングユニットによって構成され、
    前記第1の分割ハウジングユニットは、一端に前記吸い込み口を有し前記第1の空間の主要部を内部に有する第1の筒状風洞半部を備えた第1のハウジング本体半部と、前記モータ支持フレームが前記軸線方向と直交する径方向に延びる分割面に沿って二つに分割されて得られた第1の支持フレーム半部とを有しており、
    前記第2の分割ハウジングユニットは、一端に前記吐き出し口を有し前記第2の空間の主要部を内部に有する第2の筒状風洞半部を備えた第2のハウジング本体半部と、前記モータ支持フレームを前記分割面に沿って二つに分割して得られる第2の支持フレーム半部とを有しており、
    前記結合構造は、前記第1の分割ハウジングユニットの前記第1のハウジング本体半部と一体に形成されて前記周方向に間隔をあけて配置された複数の係合部と、前記第2の分割ハウジングユニットの前記第2のハウジング本体半部と一体に形成されて前記周方向に間隔をあけて配置されて前記複数の係合部と係合する複数の被係合部とを備え、
    前記結合構造及び前記第1及び第2の分割ハウジングユニットが、前記複数の係合部と前記複数の被係合部とが完全に係合した状態にあるときに、前記第1の支持フレーム半部と前記第2の支持フレーム半部のそれぞれの対向面が全体的に接触するように構成され、
    前記第1の支持フレーム半部は、前記第1のモータが固定される第1の支持フレーム本体半部と複数の第1のウエブ半部とを備えており、
    前記第2の支持フレーム半部は、前記第2のモータが固定される第2の支持フレーム本体半部と複数の第2のウエブ半部とを備えている二重反転式軸流送風機において、
    前記第1の支持フレーム本体半部と前記第2の支持フレーム本体半部との間に、前記複数の係合部と前記複数の被係合部とが完全に係合した状態で圧縮状態になる、複数の独立気泡が内部に分散して存在する軟質の緩衝材が配置されていることを特徴とする二重反転式軸流送風機。
  2. 軸線方向の一方に吸い込み口を有し且つ前記軸線方向の他方に吐き出し口を有する風洞を内部に有するハウジング本体と、前記風洞の中央部に配置されたモータ支持フレームとを備えたハウジングと、
    前記ハウジング内の前記モータ支持フレームと前記吸い込み口との間の第1の空間内に配置された、複数枚のブレードを備えた第1のインペラと、
    前記第1のインペラが固定される第1の回転軸を備えて、前記第1のインペラを前記第1の空間内で第1の回転方向に回転させる第1のモータと、
    前記ハウジング内の前記モータ支持フレームと前記吐き出し口との間の第2の空間内に配置された、複数枚のブレードを備えた第2のインペラと、
    前記第2のインペラが固定される第2の回転軸を備えて、前記第2のインペラを前記第2の空間内で前記第1の回転方向とは逆の第2の回転方向に回転させる第2のモータとを備え、
    前記モータ支持フレームは、前記風洞の中央部に位置する支持フレーム本体と、前記支持フレーム本体と前記ハウジング本体との間に、前記回転軸の周方向に所定の間隔をあけて配置されて、前記支持フレーム本体と前記ハウジング本体とを連結する複数本のウエブとを備え、
    前記ハウジングが、機械的な結合構造によって連結される第1及び第2の分割ハウジングユニットによって構成され、
    前記第1の分割ハウジングユニットは、一端に前記吸い込み口を有し前記第1の空間の主要部を内部に有する第1の筒状風洞半部を備えた第1のハウジング本体半部と、前記モータ支持フレームが前記軸線方向と直交する径方向に延びる分割面に沿って二つに分割されて得られた第1の支持フレーム半部とを有しており、
    前記第2の分割ハウジングユニットは、一端に前記吐き出し口を有し前記第2の空間の主要部を内部に有する第2の筒状風洞半部を備えた第2のハウジング本体半部と、前記モータ支持フレームを前記分割面に沿って二つに分割して得られる第2の支持フレーム半部とを有しており、
    前記結合構造は、前記第1の分割ハウジングユニットの前記第1のハウジング本体半部と一体に形成されて前記周方向に間隔をあけて配置された複数の係合部と、前記第2の分割ハウジングユニットの前記第2のハウジング本体半部と一体に形成されて前記周方向に間隔をあけて配置されて前記複数の係合部と係合する複数の被係合部とを備え、
    前記結合構造及び前記第1及び第2の分割ハウジングユニットが、前記複数の係合部と前記複数の被係合部とが完全に係合した状態にあるときに、前記第1の支持フレーム半部と前記第2の支持フレーム半部のそれぞれの対向面が全体的に接触するように構成されている二重反転式軸流送風機において、
    前記第1の支持フレーム半部と前記第2の支持フレーム半部との間に、前記複数の係合部と前記複数の被係合部とが完全に係合した状態で圧縮状態になる、複数の独立気泡が内部に分散して存在する軟質の緩衝材が配置されていることを特徴とする二重反転式軸流送風機。
  3. 前記第1の支持フレーム半部は、前記第1のモータが固定される第1の支持フレーム本体半部とを備えており、
    前記第2の支持フレーム半部は、前記第2のモータが固定される第2の支持フレーム本体半部を備えており、
    前記緩衝材は前記第1の支持フレーム本体半部と前記第2の支持フレーム本体半部との間に配置されている請求項2に記載の二重反転式軸流送風機。
  4. 前記第1及び第2の分割ハウジングユニットが、合成樹脂材料により形成されている請求項1または2に記載の二重反転式軸流送風機。
  5. 前記第1及び第2の分割ハウジングユニットが、アルミニュームにより形成されている請求項1または2に記載の二重反転式軸流送風機。
  6. 前記緩衝材は、厚みが0.4mm以上〜0.8mm以下のアクリルフォームのシートである請求項1または2に記載の二重反転式軸流送風機。
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