JP3957434B2 - 建築用緩衝材及びそれを用いた浮き床構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築用緩衝材に関し、さらに詳しくは、優れた防振、遮音効果、および耐水性を有すると共に、耐圧縮クリープ性能にも優れた浮き床用緩衝材およびそれを用いた浮き床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の建築用緩衝材としては、地下鉄、電車の軌道敷近傍では、固体伝送音を防止するために、図1に示すように、地盤1と建築物2との間にコンクリート板3と緩衝材4として、30倍〜40倍に発泡させたポリスチレンフォームを介在させて地盤からの振動を建築物に伝えにくくする地下緩衝構造が知られているが、上記構造における緩衝材4は動的バネ定数が高く、固体伝送音を防止する効果が十分ではないという問題点があった。
【0003】
また、建築物の床の遮音性能を向上させるために、図2に示すように、コンクリートスラブ5上に、緩衝材6および立ち上げ絶縁材7として、グラスウールやロックウールのような無機質繊維板を敷き込んだ上に浮き床層8としてコンクリートを打設した浮き床構造が広く採用されている。しかし、グラスウールやロックウールは、水分を含むことにより、遮音性能が悪化するため、現場で、コンクリートを打設する前に、防水層9を設ける必要があり、工数が多く、工期が長くなるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような問題を解決するために発泡ポリスチレンを圧縮し、発泡セルの一部を破壊した発泡ポリスチレンを緩衝材として用いることが提案されているが、低い発泡倍率のポリスチレンをプレスした緩衝材は、耐クリープ性能において、グラスウールに劣るという問題点があった。
【0005】
本出願人は鋭意研究の結果、発泡倍率が100倍以上である高倍率発泡スチレンを圧縮し、次いで自然に回復させてなる発泡体を緩衝材として用いると、耐クリープ性能が著しく高くなることを見出し本発明に至ったのである。
【0006】
本発明の目的は、優れた防振効果、遮音効果、および耐水性を有すると共に、耐圧縮クリープ性能にも優れた建築用緩衝材および床構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る建築用緩衝材は、100倍〜170倍に発泡させて成形した板状の発泡ポリスチレンを、厚さが5〜20%となるように圧縮した後、圧縮荷重を除いて厚さが30〜90%に回復させた建築用緩衝材に関するものである。
【0008】
この建築用緩衝材によれば、発泡ポリスチレンを使用することで、優れた防水性能を有し、100倍〜170倍に発泡させたもの、好ましくは105倍〜150倍に発泡させたものを、厚さが5〜20%、好ましくは7〜15%となるように圧縮した後、圧縮荷重を除いて厚さが30〜90%、好ましくは40〜80%、更に好ましくは40〜60%になるまで回復させることによって、それより低倍で発泡したポリスチレンを圧縮したものと比較して、容易に低い動的バネ定数を得ることが可能となり、発泡セル壁が薄くなることにより、弾性が増加し、圧縮によるセル壁の座屈が起こりにくくなり、耐クリープ性能に優れた緩衝材を得ることが可能となる。
【0009】
請求項2に係る建築用緩衝材は、100倍〜170倍に発泡させて成形した発泡ポリスチレンを、厚さが5〜20%となるように圧縮した後、圧縮荷重を除いて厚さが30〜90%になるまで回復させ、厚さが10〜300mmとなるようにカットしたもので、荷重100〜2000kg/m2のときの動的バネ定数を1〜40×106N/m3としたものである。
【0010】
この緩衝材は、高倍率発泡スチレンを圧縮して回復させたそのものであってもよいが、10〜300mmの厚さにスライス乃至カットし、荷重100〜2000kg/m2のときの動的バネ定数を1〜40×106N/m3の範囲になるように設定することによって、優れた防振性能、遮音性能をもつ構造を容易に設計することが可能となる。
【0011】
請求項3に記載の建築用緩衝材は、請求項2記載の建築用緩衝材において、動的バネ定数を3〜20×106N/m3に設定したものである。動的バネ定数を3×106N/m3以上とすることで、より優れた耐クリープ性能を得ることが可能となり、20×106N/m3以下とすることで、より優れた防振性能、遮音性能を得ることが可能となる。
【0012】
請求項4に記載の建築用緩衝材は、請求項2記載の建築用緩衝材において、厚さを20〜100mmに設定したものである。厚さを100mm以下とすることで、建築物に容易に納まるようになる。また、厚さと動的バネ定数は反比例の関係にあるため20mm未満では3×106N/m3のバネ定数を得ることが困難であることから20mm以上に設定することとなる。
【0013】
請求項5に記載の浮き床用緩衝材は、コンクリート製スラブと浮き床層との間に敷設される緩衝材であって、この緩衝材が、請求項1〜4記載の緩衝材であることによって、優れた防振性能、遮音性能、耐水性、および耐クリープ性能を兼ね備えた床構造を得ることが可能となる。
【0014】
請求項6に係る浮き床構造は、図3に示すように、コンクリートスラブ10上に浮き床用緩衝材11と、立上げ絶縁材12として使う浮き床用緩衝材とからなる緩衝層を介して浮き床層13が敷設されてなる浮き床構造において、浮き床層13の単位面積当たりの質量が100〜2000kg/m2であり、かつ緩衝材に請求項5記載の浮き床用緩衝材を使用したものである。
【0015】
この床構造によれば、緩衝材に耐水性、遮音効果および耐クリープ性能に優れた材料を用い、かつ、浮き床層に100〜2000kg/m2の質量を持たせることにより、長期にわたり、遮音性能を維持することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明に使用する発泡ポリスチレンは、押出発泡成形された板状のものでも差し支えはないが、好ましくは型内発泡成形法乃至ビーズ発泡法による発泡ポリスチレンが工業的には有利である。この発泡ポリスチレンの形状は板状であっても直方体等のブロック状であってもそれ以外の形状であってもよいが板状乃至ブロック状が好ましく、本発明はこれらを含むものである。
【0017】
このような発泡ポリスチレンは通常は発泡倍率100倍以下で使用される用途が殆どであり、100倍以上で使用される分野はごく限られていた。本発明ではこのような100倍以上高倍率の発泡ポリスチレンを高度に圧縮するのが特徴である。これによって耐クリープ性が高い特性をもつ緩衝材とすることができる。100倍以下の低発泡倍率の発泡ポリスチレンの場合は、耐クリープ性が発揮できず、又170倍以上の発泡ポリスチレンの場合は適当なバネ状定数を外れ、結果として耐クリープ性を満足できない。
【0018】
圧縮するためには、ブロック状や板状の高倍率発泡ポリスチレンをポリスチレンの軟化温度以下、好ましくは室温付近の温度で、要すれば室温以下でロール法又はプレス法又はそれらの組み合わせで元の厚さの5〜20%となるように圧縮する。圧縮している時間は任意であるが、工業的には短い方が有利であるが、厚さの回復程度や動的バネ定数を考慮して最適な条件を決め手も良いのは当然である。この圧縮荷重を除くと元の厚さの30〜90%程度、好ましくは40〜80%まで回復する。それを緩衝材として使用すればよい。
【0019】
ブロックなどの厚さの大きな高倍率発泡ポリスチレンの場合は、圧縮してから荷重を除くと元の厚さの30〜90%程度まで回復するといっても、未だ相当な厚さをもっているのであり、その場合は必要な厚さにスライスして使用すればよい。又種々の形状にカットしたり切り抜いて使用することもできる。
【0020】
本発明にかかわる建築用緩衝材は、緩衝材単独ではなく、他の素材と組み合わせてその性能を発揮することもできる。
【0021】
このようにして得た厚さが20〜100mmであり、荷重200〜2000kg/m2のときの動的バネ定数が3〜20×106N/m3である緩衝材は、それ以下の発泡倍率(低倍率)の発泡スチレンを圧縮して得た厚さが20〜100mmであり、荷重200〜2000kg/m2のときの動的バネ定数が3〜20×106N/m3である緩衝材と比較して、耐クリープ性能が高いことを見出した。以下、本発明の実施の態様について実施例、比較例により具体的に説明する。
【0022】
112倍に発泡させたポリスチレン(寸法幅920mm×長さ1930mm×厚さ250mm)をプレス機で厚さ25mmになるまで圧縮した後荷重を除去し、厚さ175mmに回復させ、厚さ50mmにスライスした緩衝材を作製した。JISK7220に基づいて測定したこの緩衝材の5%圧縮強度は0.88N/cm2であった。
【0023】
本発明の緩衝材の遮音性能については、JIS A6322で規定される測定法に基づいて、減衰振動波形を測定し、自由振動になった減衰振動波形の隣り合う3個のピークから周期を読みとり、その平均値から固有振動数を求めた。但し、載荷板の荷重は700kg/m2とした。耐圧縮クリープ性能については、200mm×200mmの荷重板を介して700kg/m2の荷重)をかけ、荷重板の4隅の変位をダイヤルゲージで測定し、7日後の測定値の平均値をクリープ変形量とし、これにより判定した。結果を表1に示す。
【0024】
比較例として、88倍に発泡させたポリスチレン(寸法幅920mm×長さ1820mm×厚さ420mm)をプレス機で厚さ40mmになるまで圧縮した後荷重を除去し、厚さ200mmに回復させ、厚さ50mmにスライスした緩衝材を作製した。この緩衝材の5%圧縮強度は0.86N/cm2であった。結果を表1に示す。
【0025】
【表1】
表1に示すように、実施例と比較例の動的バネ定数、5%圧縮強度はほぼ等しいが、耐クリープ性能においては、比較例のクリープ変形量2.8mmに対して、実施例は0.8mmとなり、プレス前の発泡倍率を100倍〜170倍とすることによって耐クリープ性能が大きく向上することが判る。
【0026】
【発明の効果】
請求項1に係る緩衝材は、ポリスチレンを100倍〜170倍に発泡させて成形したものを、高さが5〜20%となるように圧縮した後、圧縮荷重を除いて高さが40〜80%になるまで回復させたものとすることで、耐クリープ性能に優れた緩衝材を得ることが可能となる。
【0027】
請求項2に係る緩衝材は、厚さが10mm〜300mmとなるようにスライスしたもので、荷重100〜2000kg/m2のときの動的バネ定数が1〜40×106N/m2であることで、優れた防振性能、遮音性能を得ることが可能となる。
【0028】
請求項3に記載の建築用緩衝材は、請求項2記載の建築用緩衝材において、動的バネ定数を3〜20×106N/m3に設定したものである。動的バネ定数を3×106N/m3以上とすることで、より優れた耐クリープ性能を得ることが可能となり、20×106N/m3以下とすることで、より優れた防振性能、遮音性能を得ることが可能となる。
【0029】
請求項4に記載の建築用緩衝材はによれば、厚さを100mm以下とすることで、建築物に容易に納まるようになり、20mm以上とすることで3〜20×106N/m3のバネ定数を得ることが容易に可能となる。
【0030】
請求項5に記載の浮き床用緩衝材によれば、コンクリート製スラブと浮き床層との間に敷設されることによって、優れた防振性能、遮音性能、耐水性、および耐クリープ性能を兼ね備えた床構造を得ることが可能となる。
【0031】
請求項6に係る浮き床構造はよれば、浮き床層の単位面積当たりの質量が100〜2000kg/m2であり、かつ緩衝材に請求項5記載の浮き床用緩衝材を使用することによって、長期にわたり、遮音性能を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 地下緩衝構造
【図2】 浮き床構造
【図3】 本発明の浮き床構造
【符号の説明】
1 地盤
2 建築物
3 コンクリート板
4 緩衝材
5 コンクリートスラブ
6 緩衝材
7立ち上げ絶縁材
1浮き床層
2防水層
3コンクリートスラブ
4緩衝材
5立ち上げ絶縁材
6浮き床層
Claims (6)
- 100倍〜170倍に発泡させて成形した板状の発泡ポリスチレンを、厚さが5〜20%となるように圧縮した後、圧縮荷重を除いて厚さを30〜90%に回復させてなる建築用緩衝材。
- 厚さが10〜300mmであり、且つ荷重100〜2000kg/m2のときの動的バネ定数が1〜40×106N/m3であることを特徴とする請求項1記載の建築用緩衝材。
- 前記動的バネ定数が3〜20×106N/m3であることを特徴とする請求項2記載の建築用緩衝材。
- 前記厚さが20〜100mmであることを特徴とする請求項2又は3記載の建築用緩衝材。
- 請求項1〜4記載の緩衝材であり、且つコンクリート製スラブと浮き床層との間に敷設されることを特徴とする浮き床用緩衝材。
- コンクリートスラブ上に浮き床用緩衝材と、立上げ絶縁材として使う浮き床用緩衝材とからなる緩衝層を介して浮き床層が敷設されてなる浮き床構造において、前記浮き床層の質量が単位面積当たり100〜2000kg/m2であり、かつ前記緩衝材が請求項5記載の浮き床用緩衝材であることを特徴とする浮き床構造。
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