JPH0227038A - 遮音壁 - Google Patents

遮音壁

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JPH0227038A
JPH0227038A JP17866388A JP17866388A JPH0227038A JP H0227038 A JPH0227038 A JP H0227038A JP 17866388 A JP17866388 A JP 17866388A JP 17866388 A JP17866388 A JP 17866388A JP H0227038 A JPH0227038 A JP H0227038A
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sound
sound insulating
sound insulation
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insulating plate
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JP17866388A
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Yoichiro Koga
古賀 陽一朗
Satoru Yoshimi
吉見 哲
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は隣室あるいは鱗片からの透過音を小さくする防
音性に優れた遮音壁に関する。
(従来の技術) 上記の遮音壁としては、第7図に示すように、対設され
た間柱すの間に吸音材aを配設すると共に、表裏一対の
遮音板d、、aZをゴム、金属製板ばね或いはクリップ
等よりなる弾性体Cを介して間柱すにより支持したもの
が知られている。
この遮音壁は、一方の遮音板d1が振動した場合に、こ
の遮音板d1の振動が間柱す等の下地材に伝わるのを上
記弾性体Cで絶縁することにより、遮音板d2の振動伝
播による透過音の軽減を図るものである。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、上記の遮音壁における弾性体Cは、遮音板d
1の振動が下地材に伝播するのを防止するという効果は
あるが、遮音板dt、dzと下地材との間に単に介在さ
れているだけであるので遮音板dl、d2が一旦振動を
生じると、遮音板自体の振動が減衰することがなく振動
が長時間に亘り続く。この為、従来の遮音壁においては
、遮音板d1の振動が間仕切り壁の内部空気の振動を引
き起して壁体内で共鳴透過を生じ、そのために防音性が
十分でないという問題があった。
(発明の目的) 上記に鑑みて本発明は、遮音板の振動を抑制して、二重
壁の透過音を小さくすることができる防音性に優れた遮
音壁を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、請求項(1)の発明は遮音
板を外部から音圧を受けた場合に振動し難くするもので
あって、具体的に講じた解決手段は、遮音壁を、表裏一
対の遮音板を間隔を介して立設し、該遮音壁の内部に、
少なくとも一方の遮音板を内部から外部へ向って押圧し
てこの遮音板を外部からの音圧に対して抵抗する押圧状
態にする圧縮状態の弾性体が配設されている構成とした
ものである。
また、請求項(2)の発明は請求項(1)の発明におけ
る弾性体に吸音材としての役割も担わせたものであって
、具体的に講じた解決手段は、遮音壁を請求項(1)の
構成に加えて、前記弾性体が吸音性を有していると共に
、前記遮音板の裏面に設けた突部により部分的に押しつ
ぶされた圧縮部とそれ以外の吸音部とからなり、該圧縮
部が前記遮音板を外部からの音圧に対して抵抗する抑圧
状態にしている構成としたものである。
(作用) 請求項(1)の構成により、弾性体を遮音板を内部から
外部に向って押圧して外部からの音圧に対して抵抗する
押圧状態にしているので、遮音板を振動させようとする
音圧が外部から遮音板に作用しても、上記音圧が、遮音
板の内側からの押圧力で外側に反射されて遮音板が振動
し難い。また、反射しきれないような大きな音圧が作用
して遮音板が振動を生じても、上記遮音板には弾性体に
よる押圧力が内側から常に作用しているので、遮音板が
内側に曲がろうとする振動エネルギーの一部が上記弾性
体の押圧力に打ち勝つためのエネルギーに消費されて振
動が短時間で止まると共に、内側に曲がろうとする振動
の変位量が小さくなって遮音壁の内部空気が殆ど振動せ
ず、表裏の遮音板の共鳴が小さい。
また、請求項(2)の構成により、一方の遮音板か振動
しても、遮音板の振動エネルギーは遮音壁内部の空気中
を伝播する際に弾性体の吸音部により減衰させられ、他
方の遮音板に伝播され難くなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は本発明に係る遮音壁Aの一実施例を
示し、該遮音壁Aは間隔を介して立設された一対の遮音
板1と、これら遮音板1の間に圧縮状態で配設された弾
性体2とよりなる。
遮音板1は、石膏ボード、軽量コンクリートパネル、モ
ルタルパネル、繊維強化セメントパネル、繊維強化石膏
パネル又は繊維強化セメントケイ酸カルシウム板等の単
独又は複合のパネル板により形成されている。この遮音
板1は内面側の両側端において突部であるL字状の桟木
11が一体に設けられており、一方の遮音板1の桟木1
1が他方の遮音板1の中央部と対向するように互い違い
に立設されている。このように桟木11を遮音板1に一
体化しておくことにより間柱材を省略することができる
と共に遮音壁Aの強度保持を図ることができる。なお、
表裏の遮音板1は同質の材料で形成してもよいし、異質
のもので形成してもよい。
また、遮音板1の外面には仕上げ材4を適宜貼着するこ
とができる。
弾性体2はゴムや発泡体により形成されたブロック状で
あって、遮音壁Aの内部において分散して配置されてい
る。これらの弾性体2は一方の遮音板1の平滑な内面と
他方の遮音板1の桟木11により挾みつけられて圧縮状
態である一方、遮音板1を内部から外部へ向って押圧し
てこの遮音板1を外部からの音圧に対して抵抗する抑圧
状態にしている。このようにすることにより、第2図に
おいて誇張して示すように、肉眼では判明し難いが、遮
音板1の中央部が若干膨出した抑圧状態となっており、
この遮音板1に音圧が空気の疎密波として作用しても遮
音板1がこの音圧に抵抗して振動せず、また、仮に大き
な音圧によって内側に振動しても遮音板1を振動させる
振動エネルギの一部が遮音板1の外側に向った押圧力で
打ち消されるために遮音板1の振動は短時間で止まる。
上記の遮音壁Aの施工方法は次の通りである。
すなわち、第3図(イ)に示すように、予め床及び天井
にそれぞれ固定ランナー3.3を取付けておくと共に、
表裏の遮音板IA、1Bの間隔よりも厚い弾性体2をそ
れぞれの遮音板IA、IBの裏面に一体的に取付けてお
き、一方の遮音板1Aの上下端部を固定ランナー3にビ
スにより取付ける。次に他方の遮音板IBの下端部を固
定ランナー3に仮止めし、その後、上端部を起こして弾
性体2を一対の遮音板IA、IBにより押しつぶすよう
にして挾んだ後、この遮音板IBの上端部を天井側の固
定ランナー3に取付けて、第3図(ロ)のような状態に
する。なお、弾性体2を一方の遮音板IAの裏面に予め
取付けておき、この遮音板IAに対して弾性体2を取付
けていない他方の遮音板IBを接近させてもよいし、ま
た、弾性体2と遮音板IA、IBを各々独立した別々の
もので準備しておき、施工時に遮音板IA、IBの間隔
を弾性体2が押しつぶされるように調整して立設させて
もよい。
第4図は上記実施例に係る遮音壁Aの一変更例を示し、
遮音板1は角柱状の桟木11を有していると共に、この
桟木11が互いに対向するように立設されている。また
、弾性体2としてグラスウルやロックウール等の無機質
繊維よりなる吸音性を有する弾性マットが使用されてお
り、この弾性体2は遮音板1の間に略全面的に配置され
ていると共に、遮音板1の桟木11により部分的に押し
つぶされた圧縮部12を有している。この圧縮部12が
遮音板1を音圧に対して抵抗する抑圧状態にし、遮音板
1の内側への振動を抑制していると共に、圧縮部12以
外の吸音部13が遮音壁A内部の空気中を伝播する振動
エネルギーを減衰させ、隣室からの透過音を防止してい
る。また、このように弾性体2として吸音性を有する材
料を使用すると、弾性体2と吸音材の施工を同時に行う
ことができ効率的である。
なお、弾性体2については上述したゴムや発泡体よりな
る弾性材や無機質繊維よりなる弾性マットの他に種々の
形状のばね材を使用することもできる。
尚、上記弾性体2の圧縮状態は、弾性体2の材質によっ
て、又、遮音板1の剛性によって圧縮の程度を変えれば
よいが、発泡ゴム等の独立気泡の発泡体の場合には、無
負荷の状態の時の厚さの95%以下の厚さになるまで圧
縮するのが望ましく、又、ロックウールマット、グラス
ウールマット等の繊維質マットあるいは発泡ウレタン等
の連続気泡の発泡体の場合には、その厚さが80%以下
の厚さになるまで圧縮した状態にして設けるのが望まし
い。
以下、本発明に係る遮音壁Aの具体例を示すと共に、そ
の防音性を従来技術である比較例と比べる。
具体例:第4図に示す形状の厚さ12n++nの石膏ボ
ードよりなる一対の遮音板1の間に、弾性体2として2
4 kg/rrr、厚さ80mmのグラスウール製弾性
マットを配設すると共に、この弾性マットを桟木11に
より部分的に押しつぶして厚さ40++++nの圧縮部
12と圧縮されていない厚さ80npmのままの吸音部
13を形成した。
比較例二第7図に示すような遮音壁であって、対設され
た金属製の間柱すの間に24)cg/rrr、厚さ50
mn+のグラスウール製吸音材aを配設すると共に、内
外2枚の厚さ12+nmの石膏ボードよりなる遮音板d
を厚さ0.6mmの金属製弾性体Cを介して間柱すによ
り支持した。
音と反対側の遮音板の表面における低周波数域(125
Hz)での曲げ振動波を測定した結果は第5図に示す通
りであって、具体例の遮音壁は比較例のものに比べて曲
げ振動波が短時間で減衰したことが示されている。また
、各周波数域での音圧レベル差を測定した結果は第6図
に示す通りであって、具体例の遮音壁は比較例のものに
比べて5〜10dB遮音性が優れていることが示されて
いる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明に係る遮音壁
によると、遮音板が圧縮状態で配設した弾性体によって
外部からの音圧に対して抵抗する押圧状態にされている
為に、この遮音板の外方から作用する音圧が弾性体の押
圧力で反射、もしくは消費されて遮音板自体が振動を生
じ難くなると共に、発生した振動が短時間で減衰して、
隣室からの透過音を極めて小さくすることができる。
また、請求項(2)の発明に係る遮音壁によると、弾性
体の吸音部により振動エネルギーが減衰する為、一方の
遮音板の振動が他方の遮音板へ伝わり難いので透過音を
一層小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る遮音壁の一部欠截斜視
図、第2図は上記遮音壁の横断面図、第3図(イ)及び
(ロ)は上記遮音壁の施工方法を示す説明図、第4図は
上記遮音壁の変更例を示す横断面図、第5図は本発明の
具体例及び比較例における遮音板の曲げ振動波を示す波
形図、第6図は上記具体例及び比較例における音圧レベ
ル差を示す図、第7図は従来の遮音壁の縦断面図である
。 A・・・遮音壁、1.IA、IB・・・遮音板、2・・
・弾性体、3・・・固定ランナー、11・・・桟木、1
2・・・圧縮部、13・・・吸音部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表裏一対の遮音板を間隔を介して立設してなる遮
    音壁であって、該遮音壁の内部に、少なくとも一方の遮
    音板を内部から外部へ向って押圧してこの遮音板を外部
    からの音圧に対して抵抗する押圧状態にする圧縮状態の
    弾性体が配設されていることを特徴とする遮音壁。
  2. (2)前記弾性体が吸音性を有していると共に、前記遮
    音板の裏面に設けた突部により部分的に押しつぶされた
    圧縮部とそれ以外の吸音部とからなり、該圧縮部が前記
    遮音板を外部からの音圧に対して抵抗する押圧状態にし
    ていることを特徴とする請求項(1)記載の遮音壁。
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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032275A (ja) * 2006-11-10 2007-02-08 Yoshino Gypsum Co Ltd 間仕切壁構造
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