JPH04146368A - 防音床材用緩衝材及びその成形方法並びにそれを用いた防音床材 - Google Patents

防音床材用緩衝材及びその成形方法並びにそれを用いた防音床材

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JPH04146368A
JPH04146368A JP26844390A JP26844390A JPH04146368A JP H04146368 A JPH04146368 A JP H04146368A JP 26844390 A JP26844390 A JP 26844390A JP 26844390 A JP26844390 A JP 26844390A JP H04146368 A JPH04146368 A JP H04146368A
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JP
Japan
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cushioning material
density
flat plate
ether
soundproof flooring
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Application number
JP26844390A
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English (en)
Inventor
Kenji Sugaya
菅谷 研治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokushin Industries Corp
Hokushin Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokushin Industries Corp
Hokushin Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分時〉 本発明は、コンクリートスラブ等の原基材上に直貼りさ
れる防音床材用の緩衝材及びその成形方法並びにそれを
用いた防音床材に関する。
〈従来の技術〉 近年、清潔感などの理由から木質フロアが見直されるよ
うになってきたが、特にアパートやマンシνン等の共同
住宅においては、近隣室への防音対策が1g1IIとな
っている。そして、冒々の防音床材が開発されている。
これら防音床材の中でコンクリートスラブ等の原基材上
に直貼りされるものと発泡系プラスチックからなる緩衝
材を用いた防音床材がある。かかる防音床材の一例を第
7図に示す。同図中、1は床表面となる突板張り合板、
2は発泡天然ゴム、発泡スチレン−ブタジェンゴム(S
BR)、発泡天然ゴム/SBR又は発泡ポリエチレンな
どからなる制振シート、3は溝切り加工を施したコア合
板であり、このコア合板3の下面に緩衝材4が設けられ
ている。この緩衝材4は、一般に割振シートと同様で発
泡密度の低いものからなり、下面側には凹凸部4aが形
成されており、この凹凸部4aがコンクリートスラブ等
と直接接触することになるJまた、緩衝材4として、ポ
リエチレン繊維の不織布などからないフェルトが用いら
れることもある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、前述した従来の防音床材は、防音性能を
確保するため、発泡倍率が10〜20倍の緩衝材4を用
いているので、タンスなどの重量物を長期間載せておく
とセットされて床が沈んでしまうという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑み、防音性能が高く且つセ
ット率の小さい防音床材用緩衝材及びその成形方法並び
にそれを用いた防音床材を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成する本発明に係る防音床材用緩衝材は、
エーテル系発泡ポリウレタンからなると共に下面側に凹
凸部が形成されており、下面側が低く上面側が高くなる
よう密度が厚さ方向に亘って変化していることを特徴と
し、 また、その成形方向は、プレス面の一方側に多数の凹部
を有するプレス機により、エーテル系発泡ポリウレタン
シートをと−トブレスし、下面側に凹凸部が形成される
と共にその下面側が低く上面側が高くなるよう密度が厚
さ方向に亘って変化している緩衝材を得ることを特徴と
し、 さらに、本発明に係る防音床材は、下面側に発泡系プラ
スチックからなる緩衝材を有する防音床材において、上
記緩衝材が、エーテル系発泡ポリウレタンからなると共
に下面側に凹凸部が形成され且つ下面側が低く上面側が
高くなるよう密度が厚さ方向に亘って変化しているもの
であることを特徴とする。
く作   用〉 前記構成の防音床材用緩衝材は、上面側が高密度であり
且つ下面側の凸部が低密度であるので、低荷重で変位が
大きく防音効果が良好に発揮されると共に、セット率が
低いものである。
また、かかる防音床材を成形する場合、−方のプレス面
に多数の凹部を有するプレス機ニヨリエーテル系発泡ポ
リウレタンシートを七−トプレスするようにすると、下
面側の凹凸加工も同時にでき、エーテル系発泡ポリウレ
タンシートの厚さやプレス割合を変えることにより菖々
の特性、硬さを有する緩衝材が成形できる。
さらに、上記緩衝材を用いると、セット率が低下し、し
かも剛性が高くなるので居住性が向上する。
く実 施 例〉 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図には一実施例に係る防音床材用緩衝材を示す。同
図に示すように、緩衝材11は平板部12と、この平板
部12の下面側に一体的に成形されていると共に、例え
ば12−ピッチで千鳥状に形成されている直径10■の
多数の凸部13とからなる。
ここで、緩衝材11はエーテル系発泡ポリウレタン(エ
ーテル系ウレタンスポンジ)からな9、平板部12と凸
部13との密度が興なっている。すなわち、平板部12
は凸部13と比べて高密度であり、また、凸部13の中
でも平板部12側はど高密度てあり、下面側(先端側)
はど低密度となっている。
このような構成の緩衝材11は、同形状で密度が−様な
ものに比べて低荷重で変位が大きくなるので緩衝性が大
きく、防音床材に用いたときの防音効果が良好である。
次に、このような緩衝材11の成形方法の一例を第2図
を参照しながら説明する。同図に示すように、例えば上
型21としてプレス面が平面状のものを用い、下型22
としてプレス面に多数の凹部22mが形成されたものを
用いる。ここで、凹部22mは上述した凸部13を形成
するためのものであり、凸部13の位置に対応するよう
に形成されている。
このような上型21及び下型22を用い、これらの間に
緩衝材の材料となるエーテル系発泡ポリウレタン23を
載置すると共に、上述した平板部12を残すためにスペ
ーサ24をセットする[ (a) )。そして、上型2
1及び下型22により、例えば180℃に加熱しながら
3分間プレス成形することにより、上述した緩衝材11
を得ることができる[ To) )。
ここで、材料として用いるエーテル系発泡ポリウレタン
23の密度は0.01〜0.1g/csr。
厚さ5−〜30m程度が好ましい。また、スペーサ24
の厚さは、材料として用いるエーテル系発泡ポリウレタ
ン23の厚さによっても異なるが、1〜5一程度を用い
ればよい。
さらに、プレス時の加熱条件は、150〜200℃の範
囲とするのが好ましい。なお、エーテル系発泡ポリウレ
タン23の厚さやスペーサ24の厚さを変えることによ
り、種々のS−8特性、硬さを有する緩衝材を得ること
ができる。
次に、上述した緩衝材11を用いた防音床材の例を第3
図及び第4図に示す。これらの図面中、31は突板張り
合板、32は制振シート、33L?溝切り加工を施して
弾力性を向上させたコア合板であり、第8図に示す例で
はコア合板33に緩衝材11を貼9合せである。また、
第4図に示す例ではコア合板33と緩衝材11との間に
フェルト34を挾み込み、さらに防音効果を向上させて
いる。
次に、防音床材の試験例を示す。
(試験例1) 突板張り合板31として厚さ2.5論のものを、コア合
板33として60m間隔で縦横に溝切り加工した厚さ7
−のものを、制振シート32として発泡密度が0.20
g/mで厚さ1−の発泡ポリウレンタンシートをそれぞ
れ用い、発泡密度が0.05g/a++rで厚さ20■
の発泡ポリウレタンを第2図に示すように3.5■のス
ペーサ24を用いて加熱圧縮して得た緩衝材11をコア
合板33に貼り付けて第3図に示す構造の防音床材とし
た。なお、緩衝材11の凹凸面には、第1図に示すよう
に、直径1(1++aの凸部13が12閣ピツチで千鳥
状に成形されている。
(試験例2) コア合板33の厚さを5.5−とした以外は試験例1と
同様な防音床材を構成した。
(試験例3) 制振シート32として、発泡密度が0.25g/dで厚
さが21の発泡ポリウレタンシートを用いた以外は試験
例2と同様な防音床材を構成した。
(試験例4) 緩衝材11を成形するのに、発泡密度が0.05g/c
IIrで厚さが10mの発泡ポリウレタンを用い且つ2
mmのスペーサ24を用いて緩衝材11を成形すると共
に、緩衝材11とコア金板33との間に厚さ3−のポリ
エチレンテレフタレート(PET)不織布からなるフェ
ルト34を挾んf!以外は試験例1と同様にして第4図
に示す構造の防音床材を構成した。
(試験例5) 割振シート32として、発泡密度が0,25g/dで厚
さが2mの発泡ポリウレタンシートを用いる以外は試験
例4とn様な防音床材を構成した。
(比較例1) 試験例1の緩衝材110代りに厚さ6.5閣のフェルト
を用いて防音床材とした。
(比較例2) 試験例4の緩衝材11の代抄に厚さ4,5鵬のフェルト
を用いて防音床材とした。
これら試験例1〜4及び比較例1,2の防音床材につい
て、反撥弾性(Rb%)及びコンブレッジ剪ン・セット
 (c、 s、 war ) ’k alg 定したと
ころ、第1表に示す結果を得た。
なお、C,S、は、は75w+X80■の角材上に5k
g荷重をかけて、70℃で22時間放置した後の沈み量
として求めた。
第1表 第1表の結果より、本発明に係る試験例1〜5の床材は
、反撥弾性は比較例と同等であるが、セット率が改善さ
れて低下していることが認められた。
また、試験例1〜4及び比較例1,2の防音床材につい
て軽量床衝撃音で床衝撃音試験を行ったところ、第2表
並びに第5図及び第6図に示す結果を得た。
第2表 これらの結果より、試験例1〜3の床材はほぼL−50
をクリアし、試験例40床材は125H2でも2dBの
許容範囲に入るのでL−45をクリアしていることが認
められた。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明に係る防音床材用緩衝材は
、厚さ方向に亘って密度が変化しており、低荷重で変位
が大きく、緩衝性が非常に良好であるので、これを用い
た防音床材は防音性能が良好であると共にセット率が低
いものであり、しかも居住性の優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例に係る防音床材用緩衝材の説明図、第
2図はその成形方法の一例を示す工程図、第3図及び第
4図はそれぞれ一実施例に係る防音床材を示す構成図、
第5図及び第6図は床衝撃音の試験結果を示すグラフ、
第7図は従来技術に係る防音床材を示す構成図である。 図 面 中、 11は緩衝材、 12は平板部、 13は凸部、 21は上型、 22は下型、 23はエーテル系発泡ポリウレタン、 24はスペーサ、 31は突板張り合板、 32は制振シート、 33はコア合板、 34はフェルトである。 特許比 北辰工 代    理

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エーテル系発泡ポリウレタンからなると共に下面
    側に凹凸部が形成されており、下面側が低く上面側が高
    くなるよう密度が厚さ方向に亘って変化していることを
    特徴とする防音床材用緩衝材。
  2. (2)プレス面の一方側に多数の凹部を有するプレス機
    により、エーテル系発泡ポリウレタンシートをヒートプ
    レスし、下面側に凹凸部が形成されると共にその下面側
    が低く上面側が高くなるよう密度が厚さ方向に亘って変
    化している緩衝材を得ることを特徴とする防音床材用緩
    衝材の成形方法。
  3. (3)下面側に発泡系プラスチックからなる緩衝材を有
    する防音床材において、上記緩衝材が、エーテル系発泡
    ポリウレタンからなると共に下面側に凹凸部が形成され
    且つ下面側が低く上面側が高くなるよう密度が厚さ方向
    に亘って変化しているものであることを特徴とする防音
    床材。
JP26844390A 1990-10-08 1990-10-08 防音床材用緩衝材及びその成形方法並びにそれを用いた防音床材 Pending JPH04146368A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH081114U (ja) * 1991-11-20 1996-07-02 株式会社ダイウレ 遮音材
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JP2014185516A (ja) * 2014-07-11 2014-10-02 Noda Corp 床材

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