JPH07305420A - ユニット式建物 - Google Patents
ユニット式建物Info
- Publication number
- JPH07305420A JPH07305420A JP10107094A JP10107094A JPH07305420A JP H07305420 A JPH07305420 A JP H07305420A JP 10107094 A JP10107094 A JP 10107094A JP 10107094 A JP10107094 A JP 10107094A JP H07305420 A JPH07305420 A JP H07305420A
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- JP
- Japan
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- unit
- building
- building unit
- floor
- length
- Prior art date
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 規格化されて生産された建物ユニットを使用
して建てることができ、生産しなければならない建物ユ
ニットの種類を抑えることができるようにする。 【構成】 １階建物ユニット１Ｄの長さＷ2 と２階建物
ユニット１Ｃの長さＷ1を基準寸法に基づいたものと
し、建物ユニット１Ｃに付属体である屋根パネル受け部
材２６を接続する。この受け部材２６の長さＷ3 とＷ1
の合計長さをＷ2 に対応するものとし、上下の建物ユニ
ット１Ｃ，１Ｄを規格建物ユニットにしてユニット式建
物を建てる。
して建てることができ、生産しなければならない建物ユ
ニットの種類を抑えることができるようにする。 【構成】 １階建物ユニット１Ｄの長さＷ2 と２階建物
ユニット１Ｃの長さＷ1を基準寸法に基づいたものと
し、建物ユニット１Ｃに付属体である屋根パネル受け部
材２６を接続する。この受け部材２６の長さＷ3 とＷ1
の合計長さをＷ2 に対応するものとし、上下の建物ユニ
ット１Ｃ，１Ｄを規格建物ユニットにしてユニット式建
物を建てる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の建物ユニットを
組み合わせることにより建てられるユニット式建物に関
する。
組み合わせることにより建てられるユニット式建物に関
する。
【０００２】
【背景技術】ユニット式建物は、工場において、四隅の
４本の柱とこれらの柱の上端間、下端間に架け渡された
上梁、下梁とを含んで形成された骨組みに壁材、床材、
天井材等を取り付けて建物ユニットを生産し、複数の建
物ユニットを建設現場で前後、左右、上下に組み合わせ
ることにより建てられる。ユニット式建物の一つとし
て、水平方向の長さが長い下階建物ユニットの上に水平
方向の長さが短い上階建物ユニットをセットバックさせ
て配置し、このセットバックにより上階建物ユニットが
配置されていない下階建物ユニットの上面箇所に複数の
屋根パネルによる屋根を設けたものがある（特願平５−
３２７５６３号）。このユニット式建物では、屋根パネ
ルの支持を行うため、上階建物ユニットの下梁を上梁よ
りも長くなった延長梁とし、この梁の延長部分に屋根パ
ネルを受ける屋根パネル受け部を設けている。
４本の柱とこれらの柱の上端間、下端間に架け渡された
上梁、下梁とを含んで形成された骨組みに壁材、床材、
天井材等を取り付けて建物ユニットを生産し、複数の建
物ユニットを建設現場で前後、左右、上下に組み合わせ
ることにより建てられる。ユニット式建物の一つとし
て、水平方向の長さが長い下階建物ユニットの上に水平
方向の長さが短い上階建物ユニットをセットバックさせ
て配置し、このセットバックにより上階建物ユニットが
配置されていない下階建物ユニットの上面箇所に複数の
屋根パネルによる屋根を設けたものがある（特願平５−
３２７５６３号）。このユニット式建物では、屋根パネ
ルの支持を行うため、上階建物ユニットの下梁を上梁よ
りも長くなった延長梁とし、この梁の延長部分に屋根パ
ネルを受ける屋根パネル受け部を設けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】工場で生産が予定され
ている建物ユニットは、水平方向の長さ等が基準寸法に
基づいた各種の規格建物ユニットであり、これらの建物
ユニットを各種の態様で組み合わせることにより、種々
のバリエーションのユニット式建物が建てられる。しか
し、前述のように上階建物ユニットの下梁で屋根パネル
を受けるため、この建物ユニットの下梁を上梁よりも長
い延長梁とした場合には、前記規格建物ユニット以外に
この建物ユニットを特別に生産しなければならず、これ
によると、工場で生産する建物ユニットの種類が増加
し、その管理が面倒になるとともに、建物ユニットを生
産するために使用する部材の種類も増加し、また、工場
生産ラインが複雑になるという問題が生ずる。
ている建物ユニットは、水平方向の長さ等が基準寸法に
基づいた各種の規格建物ユニットであり、これらの建物
ユニットを各種の態様で組み合わせることにより、種々
のバリエーションのユニット式建物が建てられる。しか
し、前述のように上階建物ユニットの下梁で屋根パネル
を受けるため、この建物ユニットの下梁を上梁よりも長
い延長梁とした場合には、前記規格建物ユニット以外に
この建物ユニットを特別に生産しなければならず、これ
によると、工場で生産する建物ユニットの種類が増加
し、その管理が面倒になるとともに、建物ユニットを生
産するために使用する部材の種類も増加し、また、工場
生産ラインが複雑になるという問題が生ずる。
【０００４】本発明の目的は、規格化されて生産された
建物ユニットを使用して建てることができ、生産しなけ
ればならない建物ユニットの種類を抑えることができる
ようになるユニット式建物を提供するところにある。
建物ユニットを使用して建てることができ、生産しなけ
ればならない建物ユニットの種類を抑えることができる
ようになるユニット式建物を提供するところにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るユニット式
建物は、水平方向の長さが基準寸法に基づいた長寸法に
なっている下階建物ユニットと、水平方向の長さが基準
寸法に基づいた短寸法になっている上階建物ユニット
と、この上階建物ユニットに接続された付属体とを含ん
で構成され、上階建物ユニットと付属体とは下階建物ユ
ニット上に配置されているとともに、上階建物ユニット
と付属体との水平方向の合計長さが下階建物ユニットの
水平方向の長さと対応していることを特徴とするもので
ある。
建物は、水平方向の長さが基準寸法に基づいた長寸法に
なっている下階建物ユニットと、水平方向の長さが基準
寸法に基づいた短寸法になっている上階建物ユニット
と、この上階建物ユニットに接続された付属体とを含ん
で構成され、上階建物ユニットと付属体とは下階建物ユ
ニット上に配置されているとともに、上階建物ユニット
と付属体との水平方向の合計長さが下階建物ユニットの
水平方向の長さと対応していることを特徴とするもので
ある。
【０００６】以上において、付属体は、上階建物ユニッ
トの下梁の延長上に設けられて屋根パネルを受ける屋根
パネル受け部材であってもよく、或いは、各建物ユニッ
トと同様に、工場で生産されて建設現場に運ばれる付属
ユニットでもよい。
トの下梁の延長上に設けられて屋根パネルを受ける屋根
パネル受け部材であってもよく、或いは、各建物ユニッ
トと同様に、工場で生産されて建設現場に運ばれる付属
ユニットでもよい。
【０００７】この付属ユニットは、例えばバルコニユニ
ットや外廊下ユニットでもよく、或いは、上面の少なく
とも一部が傾斜している異形建物ユニットでもよい。こ
の異形建物ユニットの内部は例えば収納スペースや階段
スペースになっていてもよい。
ットや外廊下ユニットでもよく、或いは、上面の少なく
とも一部が傾斜している異形建物ユニットでもよい。こ
の異形建物ユニットの内部は例えば収納スペースや階段
スペースになっていてもよい。
【０００８】
【作用】本発明では、下階建物ユニット上に配置される
上階建物ユニットは付属体とは別体として構成され、付
属体との水平方向の合計長さが下階建物ユニットの水平
方向の長さと対応している上階建物ユニットは、基準寸
法に基づいた水平方向の長さを有しているため、同様に
基準寸法に基づいた水平方向に長さを有している下階建
物ユニットと共に、予め寸法が規格されている規格建物
ユニットとすることができ、このため、従来と異なり上
階建物ユニットを特別に生産する必要がなくなり、工場
で生産しなければならない建物ユニットの種類を抑制で
きる。
上階建物ユニットは付属体とは別体として構成され、付
属体との水平方向の合計長さが下階建物ユニットの水平
方向の長さと対応している上階建物ユニットは、基準寸
法に基づいた水平方向の長さを有しているため、同様に
基準寸法に基づいた水平方向に長さを有している下階建
物ユニットと共に、予め寸法が規格されている規格建物
ユニットとすることができ、このため、従来と異なり上
階建物ユニットを特別に生産する必要がなくなり、工場
で生産しなければならない建物ユニットの種類を抑制で
きる。
【０００９】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、規格化寸法を有する規格建物ユニット１
Ａ〜１Ｆ、言い換えると、工場で標準品として生産され
る標準建物ユニット１Ａ〜１Ｆを示す。これらの建物ユ
ニット１Ａ〜１Ｆの直角水平２方向の長さには、Ｗ1 、
Ｗ2 （短辺寸法）、Ｌ 1 、Ｌ2 、Ｌ3 （長辺寸法）があ
る。これらの長さは基準寸法である１モジュール（Ｍ）
に基づいたものであり、１Ｍは例えば９１０mmで、Ｗ1
は１．５Ｍ、Ｗ 2 は２．５Ｍ、Ｌ1 は４Ｍ、Ｌ2 は５
Ｍ、Ｌ3 は６Ｍにそれぞれ相当している。なお、全部の
建物ユニット１Ａ〜１Ｆの高さ寸法はＨである。
する。図１は、規格化寸法を有する規格建物ユニット１
Ａ〜１Ｆ、言い換えると、工場で標準品として生産され
る標準建物ユニット１Ａ〜１Ｆを示す。これらの建物ユ
ニット１Ａ〜１Ｆの直角水平２方向の長さには、Ｗ1 、
Ｗ2 （短辺寸法）、Ｌ 1 、Ｌ2 、Ｌ3 （長辺寸法）があ
る。これらの長さは基準寸法である１モジュール（Ｍ）
に基づいたものであり、１Ｍは例えば９１０mmで、Ｗ1
は１．５Ｍ、Ｗ 2 は２．５Ｍ、Ｌ1 は４Ｍ、Ｌ2 は５
Ｍ、Ｌ3 は６Ｍにそれぞれ相当している。なお、全部の
建物ユニット１Ａ〜１Ｆの高さ寸法はＨである。
【００１０】図２〜図４は、以上の規格建物ユニット１
Ａ〜１Ｆのうち、建物ユニット１Ｃと１Ｄを使用して建
てられたユニット式建物の一部を示し、大きい短辺寸法
Ｗ2を有する建物ユニット１Ｄが１階建物ユニットとさ
れ、小さい短辺寸法Ｗ1 を有する建物ユニット１Ｃが２
階建物ユニットとされている。図３の通り建物ユニット
１Ｃは、四隅の４本の柱２〜５と、これらの柱２〜５の
上端間、下端間に架け渡された各４本の上梁６〜９、下
梁１０〜１３とを有する骨組みを備え、柱２〜５と上梁
６〜９、下梁１０〜１３とは仕口部材１４で接合されて
いる。これと同様に建物ユニット１Ｄは、四隅の４本の
柱１５〜１８と、これらの柱１５〜１８の上端間、下端
間に架け渡された各４本の上梁１９〜２２、下梁（図面
では示されていない）とを有する骨組みを備え、これら
の柱１５〜１８と上梁１９〜２２、下梁とが仕口部材２
３で接合されている。
Ａ〜１Ｆのうち、建物ユニット１Ｃと１Ｄを使用して建
てられたユニット式建物の一部を示し、大きい短辺寸法
Ｗ2を有する建物ユニット１Ｄが１階建物ユニットとさ
れ、小さい短辺寸法Ｗ1 を有する建物ユニット１Ｃが２
階建物ユニットとされている。図３の通り建物ユニット
１Ｃは、四隅の４本の柱２〜５と、これらの柱２〜５の
上端間、下端間に架け渡された各４本の上梁６〜９、下
梁１０〜１３とを有する骨組みを備え、柱２〜５と上梁
６〜９、下梁１０〜１３とは仕口部材１４で接合されて
いる。これと同様に建物ユニット１Ｄは、四隅の４本の
柱１５〜１８と、これらの柱１５〜１８の上端間、下端
間に架け渡された各４本の上梁１９〜２２、下梁（図面
では示されていない）とを有する骨組みを備え、これら
の柱１５〜１８と上梁１９〜２２、下梁とが仕口部材２
３で接合されている。
【００１１】１階建物ユニット１Ｄの上に２階建物ユニ
ット１Ｃはセットバックされて配置されている。即ち、
図２に示されているように、建物ユニット１Ｃは、長辺
側の側面２４が建物ユニット１Ｄの同じ側の側面２５と
短辺水平方向の同一位置となるように配置されている。
建物ユニット１Ｃが配置されていない建物ユニット１Ｄ
の上面箇所には、本実施例における付属体である屋根パ
ネル受け部材２６が配置され、この受け部材２６は、図
３の通り、２本あり、それぞれは建物ユニット１Ｃの短
辺下梁１１，１３の延長上に設けられ、建物ユニット１
Ｄの短辺上梁２０，２２上に載せられている。これらの
屋根パネル受け部材２６は建物ユニット１Ｃに溶接やボ
ルト等で接続されており、この接続は工場で行ってもよ
く、或いは、ユニット式建物の建設現場で行ってもよ
い。
ット１Ｃはセットバックされて配置されている。即ち、
図２に示されているように、建物ユニット１Ｃは、長辺
側の側面２４が建物ユニット１Ｄの同じ側の側面２５と
短辺水平方向の同一位置となるように配置されている。
建物ユニット１Ｃが配置されていない建物ユニット１Ｄ
の上面箇所には、本実施例における付属体である屋根パ
ネル受け部材２６が配置され、この受け部材２６は、図
３の通り、２本あり、それぞれは建物ユニット１Ｃの短
辺下梁１１，１３の延長上に設けられ、建物ユニット１
Ｄの短辺上梁２０，２２上に載せられている。これらの
屋根パネル受け部材２６は建物ユニット１Ｃに溶接やボ
ルト等で接続されており、この接続は工場で行ってもよ
く、或いは、ユニット式建物の建設現場で行ってもよ
い。
【００１２】２本の屋根パネル受け部材２６を工場で建
物ユニット１Ｃに接続したときには、これらの受け部材
２６間に補強のための仮梁を架け渡し、建設現場に建物
ユニット１Ｃを運んだ後、この仮梁を取り外すようにし
てもよい。
物ユニット１Ｃに接続したときには、これらの受け部材
２６間に補強のための仮梁を架け渡し、建設現場に建物
ユニット１Ｃを運んだ後、この仮梁を取り外すようにし
てもよい。
【００１３】図２に示す通り、屋根パネル受け部材２６
の長さはＷ3 であり、この長さＷ3と建物ユニット１Ｃ
の短辺長さＷ1 との合計の長さは建物ユニット１Ｄの短
辺長さＷ2 に対応している。
の長さはＷ3 であり、この長さＷ3と建物ユニット１Ｃ
の短辺長さＷ1 との合計の長さは建物ユニット１Ｄの短
辺長さＷ2 に対応している。
【００１４】図３に示す通り、それぞれの屋根パネル受
け部材２６の先端、及び建物ユニット１Ｄの上梁１９に
はブラケット２７が取り付けられ、これらのブラケット
２７には位置決めピン２８とボルト孔２９が設けられて
いる。これらのブラケット２７には、屋根パネル３０が
載せられ、それぞれの屋根パネル３０に形成された位置
決め孔に位置決めピン２８が挿入されるとともに、屋根
パネル３０はボルト孔２９に挿入されたボルトによって
固定される。また、建物ユニット１Ｃの柱２，３には、
図４で示す通り、位置決めピン３１やボルト孔が設けら
れたブラケット３２が取り付けられ、このブラケット３
２に屋根パネル３０の上端が固定される。更に、建物ユ
ニット１Ｃには外壁材３３を取り付けるためのブラケッ
ト３４，３５が設けられている。
け部材２６の先端、及び建物ユニット１Ｄの上梁１９に
はブラケット２７が取り付けられ、これらのブラケット
２７には位置決めピン２８とボルト孔２９が設けられて
いる。これらのブラケット２７には、屋根パネル３０が
載せられ、それぞれの屋根パネル３０に形成された位置
決め孔に位置決めピン２８が挿入されるとともに、屋根
パネル３０はボルト孔２９に挿入されたボルトによって
固定される。また、建物ユニット１Ｃの柱２，３には、
図４で示す通り、位置決めピン３１やボルト孔が設けら
れたブラケット３２が取り付けられ、このブラケット３
２に屋根パネル３０の上端が固定される。更に、建物ユ
ニット１Ｃには外壁材３３を取り付けるためのブラケッ
ト３４，３５が設けられている。
【００１５】この外壁材３３の取り付け作業は工場で行
われ、また、屋根パネル３０の取り付け作業は建設現場
で行われる。
われ、また、屋根パネル３０の取り付け作業は建設現場
で行われる。
【００１６】以上により、屋根パネル受け部材２６で屋
根パネル３０が受けられることになり、屋根パネル３０
はこの受け部材２６と建物ユニット１Ｃ，１Ｄとで支持
されることになる。本実施例では、前述した通り、２階
建物ユニット１Ｃと屋根パネル受け部材２６とは工場で
別体として生産され、この後、屋根パネル受け部材２６
は建物ユニット１Ｃに溶接やボルト等で接続されるよう
になっている。従来、建物ユニット１Ｃの下梁１１，１
３に相当する梁は上梁よりも長く形成された延長梁とな
っており、この延長部分が屋根パネル受け部となってい
たが、本実施例では、屋根パネル３０を受ける部分を屋
根パネル受け部材２６として建物ユニット１Ｃから独立
させたため、２階建物ユニット１Ｃを短辺寸法Ｗ1 、長
辺寸法Ｌ 2 の前述した規格建物ユニットにしてユニット
式建物を建てることができるようになり、１階建物ユニ
ット１Ｄも規格建物ユニットであるため、ユニット式建
物を建てるために特別の建物ユニットを工場で生産する
必要が無くなる。この結果、建物ユニットの構造材等の
部品は標準品でよくなり、この部品の種類が増加するの
を抑えることができるとともに、工場の建物ユニット製
造ラインを簡単化できる。
根パネル３０が受けられることになり、屋根パネル３０
はこの受け部材２６と建物ユニット１Ｃ，１Ｄとで支持
されることになる。本実施例では、前述した通り、２階
建物ユニット１Ｃと屋根パネル受け部材２６とは工場で
別体として生産され、この後、屋根パネル受け部材２６
は建物ユニット１Ｃに溶接やボルト等で接続されるよう
になっている。従来、建物ユニット１Ｃの下梁１１，１
３に相当する梁は上梁よりも長く形成された延長梁とな
っており、この延長部分が屋根パネル受け部となってい
たが、本実施例では、屋根パネル３０を受ける部分を屋
根パネル受け部材２６として建物ユニット１Ｃから独立
させたため、２階建物ユニット１Ｃを短辺寸法Ｗ1 、長
辺寸法Ｌ 2 の前述した規格建物ユニットにしてユニット
式建物を建てることができるようになり、１階建物ユニ
ット１Ｄも規格建物ユニットであるため、ユニット式建
物を建てるために特別の建物ユニットを工場で生産する
必要が無くなる。この結果、建物ユニットの構造材等の
部品は標準品でよくなり、この部品の種類が増加するの
を抑えることができるとともに、工場の建物ユニット製
造ラインを簡単化できる。
【００１７】図５，６は本発明の付属体の別実施例を示
す。図５の実施例に係る付属体はバルコニユニット３６
であり、図６の実施例に係る付属体は、いわゆる斜線制
限に対応するため、上面３７Ａの全部が傾斜面となった
異形建物ユニット３７である。これらのバルコニユニッ
ト３６、異形建物ユニット３７の長さ（建物ユニット１
Ｃ，１Ｄの短辺方向における長さ）は、前記実施例の付
属体である屋根パネル受け部材２６と同じであり、１階
建物ユニット１Ｄ上に２階建物ユニット１Ｃとバルコニ
ユニット３６又は異形建物ユニット３７を載せ、２階建
物ユニット１Ｃにバルコニユニット３６又は異形建物ユ
ニット３７を接続したときには、これらの合計水平方向
長さは、前述の場合と同様に１階建物ユニット１Ｄの水
平方向長さに対応するものとなる。
す。図５の実施例に係る付属体はバルコニユニット３６
であり、図６の実施例に係る付属体は、いわゆる斜線制
限に対応するため、上面３７Ａの全部が傾斜面となった
異形建物ユニット３７である。これらのバルコニユニッ
ト３６、異形建物ユニット３７の長さ（建物ユニット１
Ｃ，１Ｄの短辺方向における長さ）は、前記実施例の付
属体である屋根パネル受け部材２６と同じであり、１階
建物ユニット１Ｄ上に２階建物ユニット１Ｃとバルコニ
ユニット３６又は異形建物ユニット３７を載せ、２階建
物ユニット１Ｃにバルコニユニット３６又は異形建物ユ
ニット３７を接続したときには、これらの合計水平方向
長さは、前述の場合と同様に１階建物ユニット１Ｄの水
平方向長さに対応するものとなる。
【００１８】異形建物ユニット３７の内部は、例えば収
納スペースとなっており、或いは、階段スペースとなっ
ている。
納スペースとなっており、或いは、階段スペースとなっ
ている。
【００１９】以上説明した各実施例では、１階建物ユニ
ット１Ｄに対する２階建物ユニット１Ｃのセットバック
方向はこれらの建物ユニットの短辺方向であったが、こ
れを長辺方向にしてもよい。
ット１Ｄに対する２階建物ユニット１Ｃのセットバック
方向はこれらの建物ユニットの短辺方向であったが、こ
れを長辺方向にしてもよい。
【００２０】また、前記実施例のユニット式建物は２階
建てであったが、本発明は３階建て以上のユニット式建
物にも適用できる。
建てであったが、本発明は３階建て以上のユニット式建
物にも適用できる。
【００２１】更に、付属体は前記各実施例のものに限定
されず、例えば集合住宅の場合にはこの付属体を外廊下
ユニットにしてもよい。
されず、例えば集合住宅の場合にはこの付属体を外廊下
ユニットにしてもよい。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、下階建物ユニット上に
上階建物ユニットと共に配置される付属体を設け、この
付属体を上階建物ユニットとは別体のものとし、下階建
物ユニットと上階建物ユニットを水平方向の長さが基準
寸法に基づいたものとしたため、これらの建物ユニット
を規格建物ユニットにでき、このため、ユニット式建物
を建てるために特別の建物ユニットを生産する必要がな
くなり、このため、生産しなければならない建物ユニッ
トの種類を抑えることができる。
上階建物ユニットと共に配置される付属体を設け、この
付属体を上階建物ユニットとは別体のものとし、下階建
物ユニットと上階建物ユニットを水平方向の長さが基準
寸法に基づいたものとしたため、これらの建物ユニット
を規格建物ユニットにでき、このため、ユニット式建物
を建てるために特別の建物ユニットを生産する必要がな
くなり、このため、生産しなければならない建物ユニッ
トの種類を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】基準寸法に基づいた規格長さの各種建物ユニッ
トを示す斜視図である。
トを示す斜視図である。
【図２】図１で示された一部の建物ユニット及び屋根パ
ネル受け部材を使用して建てられたユニット式建物の一
部を示す側面図である。
ネル受け部材を使用して建てられたユニット式建物の一
部を示す側面図である。
【図３】屋根パネルを想像線で示した図２のユニット式
建物の斜視図である。
建物の斜視図である。
【図４】屋根パネル取り付け後を示す図２のユニット式
建物の一部拡大断面図である。
建物の一部拡大断面図である。
【図５】付属体をバルコニユニットとした場合の実施例
を示すユニット式建物の一部の概略図である。
を示すユニット式建物の一部の概略図である。
【図６】付属体を異形建物ユニットとした場合の実施例
を示す図５と同様の図である。
を示す図５と同様の図である。
１Ａ〜１Ｆ 規格建物ユニット ２６ 付属体である屋根パネル受け部材 ２７，３２，３４，３５ ブラケット ３０ 屋根パネル ３６ バルコニユニット ３７ 異形建物ユニット Ｗ1 ，Ｗ2 規格建物ユニットの基準寸法に基づいた短
辺寸法 Ｌ1 ，Ｌ2 ，Ｌ3 規格建物ユニットの基準寸法に基づ
いた長辺寸法
辺寸法 Ｌ1 ，Ｌ2 ，Ｌ3 規格建物ユニットの基準寸法に基づ
いた長辺寸法
Claims (5)
- 【請求項１】 水平方向の長さが基準寸法に基づいた長
寸法になっている下階建物ユニットと、水平方向の長さ
が基準寸法に基づいた短寸法になっているとともに、前
記下階建物ユニット上に配置された上階建物ユニット
と、この上階建物ユニットに接続されて前記下階建物ユ
ニット上に配置された付属体とを含んで構成され、前記
上階建物ユニットと前記付属体との水平方向の合計長さ
が前記下階建物ユニットの水平方向の長さと対応してい
ることを特徴とするユニット式建物。 - 【請求項２】 請求項１に記載のユニット式建物におい
て、前記付属体は、前記上階建物ユニットの下梁の延長
上に設けられて屋根パネルを受ける屋根パネル受け部材
であることを特徴とするユニット式建物。 - 【請求項３】 請求項１に記載のユニット式建物におい
て、前記付属体は付属ユニットであることを特徴とする
ユニット式建物。 - 【請求項４】 請求項３に記載のユニット式建物におい
て、前記付属ユニットはバルコニユニットであることを
特徴とするユニット式建物。 - 【請求項５】 請求項３に記載のユニット式建物におい
て、前記付属ユニットは、上面の少なくとも一部が傾斜
している異形建物ユニットであることを特徴とするユニ
ット式建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10107094A JPH07305420A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | ユニット式建物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10107094A JPH07305420A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | ユニット式建物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07305420A true JPH07305420A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14290850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10107094A Pending JPH07305420A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | ユニット式建物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07305420A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09151540A (ja) * | 1995-12-01 | 1997-06-10 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物における建物ユニット同士の接合構造 |
| DE102006001977B3 (de) * | 2006-01-13 | 2007-05-10 | Avl Deutschland Gmbh | Modularer Prüfstand |
| JP2008144391A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物 |
-
1994
- 1994-05-16 JP JP10107094A patent/JPH07305420A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09151540A (ja) * | 1995-12-01 | 1997-06-10 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物における建物ユニット同士の接合構造 |
| DE102006001977B3 (de) * | 2006-01-13 | 2007-05-10 | Avl Deutschland Gmbh | Modularer Prüfstand |
| JP2008144391A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020326 |