JP2000144915A - 建物の屋根構造 - Google Patents

建物の屋根構造

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JP2000144915A
JP2000144915A JP10317179A JP31717998A JP2000144915A JP 2000144915 A JP2000144915 A JP 2000144915A JP 10317179 A JP10317179 A JP 10317179A JP 31717998 A JP31717998 A JP 31717998A JP 2000144915 A JP2000144915 A JP 2000144915A
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JP
Japan
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building
bundle
unit
roof structure
roof
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JP10317179A
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English (en)
Inventor
Takami Mukoyama
孝美 向山
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物本体上に立設される束をトラス構造とす
ることができる建物の屋根構造を提供する。 【解決手段】 本発明に係る建物の屋根構造は、屋根材
を支持する束32と、この束32の下端部に連結された水平
材33と、束32の上端部と水平材33とに連結された斜材34
とを有してトラスを構成している。これらの束32、水平
材33及び斜材34は、一体に組み立てられて束ユニット31
としておくのがよい。屋根16が建物本体15の一部が欠如
した部分24の上部も含んで設けられ、前記束ユニット31
はこの欠如した部分24に面した建物本体15上に設置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の屋根構造に
関する。
【0002】
【背景技術】図4、5に示すように、近年、工場で建物
の居室等を建物ユニット41として作製しておき、これら
の建物ユニット41を現場に輸送し、基礎42上に1階部分
43となる建物ユニット41及び2階部分45となる建物ユニ
ット41を設置して建築するようにしたユニット式建物46
が施工されている(特開平7-286367号公報、特開平8-16
5720号公報、等)。前記建物ユニット41は、ユニットフ
レーム47に設けられた外壁材48、床面材、天井面材(図
示せず)、等を有して構成されている。
【0003】ユニットフレーム47は、四角形の四隅に立
設された柱49、隣合う柱49の上端間に掛け渡された天井
梁51、隣合う柱49の下端間に掛け渡された床梁52、等を
備えている。このようなユニット式建物46では、通常、
各階、縦横にそれぞれ例えば3個ずつの合計9個の建物
ユニット41が配置されているが、図示するように、長辺
側の1側面中央の1階と2階の建物ユニットが設置され
ていないで建物本体53が構成されているものもある。こ
のような建物本体53上には、この建物本体53の一部が欠
如した部分54の上部も含んで屋根55が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すように、建
物本体53の上には、屋根パネル56を支持する束57が立設
されていて、この束57と、建物ユニット41の天井梁51
と、屋根パネル56との3者によって三角形のトラスが構
成されている。一方、建物本体53の一部が欠如した部分
54に面した建物本体53上に立設された束57Aの場合、束5
7Aと屋根パネル56の両者はあっても、天井梁がないた
め、トラスとはなっていない。従って、この束57Aによ
っては、トラスが構成されている場合のような屋根パネ
ル56の支持強度が得られるものではない。
【0005】そこで、本発明は、建物本体上に立設され
る束をトラス構造とすることができる建物の屋根構造を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図面を参照して説明する
と、本発明の第1発明に係る建物の屋根構造は、屋根材
を支持する束32と、この束32の下端部に連結された水平
材33と、前記束32の上端部と前記水平材33とに連結され
た斜材34とを有してトラスを構成していることを特徴と
する。前記屋根材は、屋根フレームと、この屋根フレー
ム上に張られた屋根面材とを有している。前記束は、こ
の屋根材の屋根フレームに連結されている。本発明によ
れば、前記束は、三角形のトラスの一部となっているた
め、構造的に大きな強度を有している。
【0007】本発明の第2発明に係る建物の屋根構造
は、第1発明において、前記束32、水平材33及び斜材34
は、一体に組み立てられてユニット化されたものである
ことを特徴とする。前記束、水平材及び斜材をユニット
化しておけば、現場ではこの束ユニットを建物本体上に
設置するだけでよく、現場作業の低減化に役立つ。
【0008】本発明の第3発明に係る建物の屋根構造
は、第1又は第2発明において、前記水平材33は、建物
本体15の梁19が共用されたものであることを特徴とす
る。前記束と、斜材と、この建物本体の梁とで本発明に
係るトラスを構成することもできる。本発明によれば、
水平材として建物本体の梁を共用しているので、部材が
少なくて済む。
【0009】本発明の第4発明に係る建物の屋根構造
は、第1〜第3発明のいずれかにおいて、屋根16が建物
本体15の一部が欠如した部分24の上部も含んで設けら
れ、前記トラスはこの欠如した部分24に面した建物本体
15上に設けられていることを特徴とする。本発明によれ
ば、前記束を含んで三角形のトラスを構成しているた
め、この束上に載せられた屋根材を強固に支持すること
が可能になる。
【0010】本発明の第5発明に係る建物の屋根構造
は、第4発明において、前記建物本体15は建物ユニット
17が複数個組み合わせて構成され、前記建物本体15の一
部が欠如した部分24は、最下階から最上階まで前記建物
ユニット17が配設されていない部分24であることを特徴
とする。即ち、本発明は、一部が欠如している建物本体
を有するユニット式建物の場合の屋根に適用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、2を参照して本発明の一実
施形態に係る建物の屋根構造を説明する。本実施形態に
係る建物は、ユニット式建物11であり、基礎12上に、1
階部分13と2階部分14よりなる建物本体15が設けられ、
この建物本体15上に屋根16が設けられて構成されてい
る。図1、2に示すように、前記建物本体15の1階部分
13は、縦横3個ずつの合計9個の建物ユニット17を有す
る基本パターンのうち、長辺方向の一側面の中央に位置
する1個の建物ユニットのみが抜けて、合計8個の建物
ユニット17で構成されたものである。
【0012】この2階部分14は、上記1階部分13と同様
に、この1階部分13上に8個の建物ユニット17が載置さ
れて構成されたものである。前記建物ユニット17は、四
角形の四隅に立設された柱18、隣合う柱18の上端間に掛
け渡された天井梁19、隣合う柱18の下端間に掛け渡され
た床梁21、これらの部材で組み立てられたユニットフレ
ーム22の側面に張られた外壁材23、等を備えている。前
記1階部分13と2階部分14に共通に建物ユニットが抜け
た部分24が、本実施形態に係る建物本体15の一部が欠如
した部分24となる。
【0013】前記屋根16は、隣合って建物ユニット17が
配置されている部分においては、両建物ユニット17に跨
るようにして束25が建物本体15上に立設され、この束25
にブラケット26を介して屋根パネル27が載置されてい
る。この屋根パネル27は、屋根フレーム28と、この屋根
フレーム28上に張られた屋根面材29とを有している。一
方、前記建物本体15の一部が欠如した部分24に面した建
物本体15の建物ユニット17上には、短辺の天井梁19に沿
って本実施形態に係る束ユニット31が設置されている。
【0014】即ち、この束ユニット31は、屋根パネル27
を支持する束32と、この束32の下端部に連結された水平
材33と、束32の上端部と水平材33とに連結された斜材34
とを有して構成されている。この束32の上端部には、前
記斜材34の裏側にブラケット35が取り付けられている。
前記水平材33の長さは、建物ユニット17の短辺の天井梁
19の長さに相当する。この束ユニット31は、工場等にお
いて、束32、水平材33及び斜材34が直角三角形に組み立
てられてユニット化されたものである。
【0015】上記建物の屋根構造は、次のようにして設
けることができる。工場における建物ユニット17、屋根
パネル27等の作製の際、前記束32、水平材33及び斜材34
よりなる直角三角形の束ユニット31も作製しておく。そ
して、この束ユニット31を、建物ユニット17等と共に現
場に運び、通常通り、基礎12上に建物ユニット17を設置
して前記1階部分13と2階部分14よりなる建物本体15を
造る。
【0016】この建物本体15上の隣合って建物ユニット
17が配置されている部分においては、両建物ユニット17
に跨るようにして束25を立設し、建物本体15の一部が欠
如した部分24に面した建物ユニット17上には、短辺の天
井梁19に沿って束ユニット31を設置する。この後、これ
らの束25及び束ユニット31の上に屋根パネル27を載置し
て屋根16を造る。
【0017】本実施形態によれば、束ユニット31の束32
がトラスの一部となっているため、構造的に大きな強度
を有し、変形しにくくなっている。そして、特に屋根16
が建物本体15の一部が欠如した部分24の上部も含んで設
けられている場合、束ユニット31をこの欠如した部分24
に面した建物本体15上に設置することにより、この欠如
した部分24の上の屋根パネル27を強固に支持することが
できる。
【0018】また、束32、水平材33及び斜材34はユニッ
ト化された束ユニット31となっているため、現場ではこ
の束ユニット31を建物本体15上に設置するだけでよく、
現場作業の低減化に役立つ。更に、束ユニット31は、構
成が簡単であるため、作製も容易である。
【0019】なお、上記実施形態では、束32、水平材33
及び斜材34が、一体化された束ユニット31であったが、
図3に示すように、水平材として、2階部分14の建物ユ
ニット17の天井梁19を共用し、これらの束32、天井梁19
及び斜材34でトラスを構成するようにしてもよい。本構
成によれば、水平材として建物ユニット17の天井梁19を
共用しているので、部材が少なくて済む。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る建物の屋根構造によれば、
建物本体上に立設される束をトラス構造とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る建物の屋根構造を示
す断面図である。
【図2】同実施形態に係る建物の屋根構造を示す平面図
である。
【図3】同実施形態に係る他の構成を示す断面図であ
る。
【図4】従来例に係る建物の屋根構造を示す平面図であ
る。
【図5】従来例に係る建物の屋根構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
11 ユニット式建物 15 建物本体 16 屋根 17 建物ユニット 19 天井梁 24 建物本体の一部が欠如した部分 27 屋根材である屋根パネル 31 束ユニット 32 束 33 水平材 34 斜材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根材を支持する束と、この束の下端部
    に連結された水平材と、前記束の上端部と前記水平材と
    に連結された斜材とを有してトラスを構成していること
    を特徴とする建物の屋根構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建物の屋根構造におい
    て、 前記束、水平材及び斜材は、一体に組み立てられてユニ
    ット化されたものであることを特徴とする建物の屋根構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の建物の屋根構造におい
    て、 前記水平材は、建物本体の梁が共用されたものであるこ
    とを特徴とする建物の屋根構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の建物の
    屋根構造において、 屋根が建物本体の一部が欠如した部分の上部も含んで設
    けられ、前記トラスはこの欠如した部分に面した建物本
    体上に設けられていることを特徴とする建物の屋根構
    造。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の建物の屋根構造におい
    て、 前記建物本体は建物ユニットが複数個組み合わせて構成
    され、前記建物本体の一部が欠如した部分は、最下階か
    ら最上階まで前記建物ユニットが配設されていない部分
    であることを特徴とする建物の屋根構造。
JP10317179A 1998-11-09 1998-11-09 建物の屋根構造 Pending JP2000144915A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013087556A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Toyota Home Kk 建物の屋根補強構造及び建物の屋根補強方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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