JPH07304513A - 物品移載装置 - Google Patents

物品移載装置

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JPH07304513A
JPH07304513A JP9733394A JP9733394A JPH07304513A JP H07304513 A JPH07304513 A JP H07304513A JP 9733394 A JP9733394 A JP 9733394A JP 9733394 A JP9733394 A JP 9733394A JP H07304513 A JPH07304513 A JP H07304513A
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gripping
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grip
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Tamio Yoshimatsu
民雄 吉松
Hikoji Hayashi
彦二 林
Akio Soga
晃男 曽我
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Kirin Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 物品の損傷を回避し且つ的確に移載すること
のできる物品移載装置を提供する。 【構成】 物品受取位置と物品供給位置とにわたって、
案内レールに沿って水平又は略水平方向に移動操作自在
な移動枠31に、水平方向に並ぶ複数個の物品の側周囲
の全周を囲むように配置され、且つ、水平方向の接近離
間移動によって物品把持状態と開き状態とに切り換え操
作自在な複数の把持板32が設けられ、複数の把持板夫
々の他の把持板に隣接する端縁部が、物品把持状態にお
いて互いに係合する櫛歯状に形成され、複数の把持板3
2が、その全体を同高さに位置させる水平姿勢と、物品
受取位置から前記物品供給位置への移動方向下手側ほど
上方に位置させる傾斜姿勢に切り換え操作自在に構成さ
れ、移動枠31に、それの移動ために駆動回転されるギ
ヤが設けられ、案内レールに、ギヤと咬合するラックが
設けられている物品移載装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品受取位置と物品供
給位置とにわたって、案内レールに沿って水平又は略水
平方向に移動操作自在な移動枠に、水平方向に並ぶ複数
個の物品の側周囲の全周を囲むように配置され、且つ、
水平方向の接近離間移動によって物品把持状態と開き状
態とに切り換え操作自在な複数の把持板が設けられた物
品移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる物品移載装置は、物品受け取り位
置において水平方向に並ぶ複数の物品(例えば直方体状
の段ボール箱にて形成されている物品)の側周囲を押圧
把持して、水平移動又は略水平移動し、複数の物品を一
度に物品供給位置へと移載しようとするものである。従
来では、水平方向に並ぶ複数の物品の側周囲を押圧把持
する複数把持板は、例えば図13に示すように、物品把
持状態において、隣り合う把持板間に隙間を持たせて配
置されていた。
【0003】又、物品受け取り位置において把持した複
数の物品を物品供給位置へと移載するにおいて、物品把
持状態の把持板をそのままの状態で水平移動又は略水平
移動して、把持した物品を滑らせるようにして物品供給
位置へと移載するようにすることが考えられる。しかし
ながら、把持した物品を滑らせて物品供給位置へと移載
しようとする際に、例えば物品受け取り位置から物品供
給位置への移動途中に凹凸があると、把持した物品が移
動途中の凹凸に引っ掛かってしまう、又例えば段積みさ
れた物品の最上段の物品を把持して移載しようとする
と、把持した物品が二段目の物品に引っ掛かってしまう
という問題があるため、従来では、一般に、物品把持状
態の把持板を上方に平行移動して、複数物品を上方へ持
ち上げたのち、物品供給位置側へと水平移動又は略水平
移動させていた。
【0004】さらに、従来では、移動枠には、案内レー
ルに対して単に転動し、且つ、駆動回転される車輪が設
けられ、その車輪の駆動によって移動枠を移動させるよ
うになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
如く、隣り合う把持板間に隙間を持たせているため、物
品には把持板にて押される部分と押されない部分とがで
き、その結果、各把持板間で物品が変形及び損傷してし
まうという問題があった。特に、把持された複数の物品
の角部においては、隣接する把持板が異なる方向から近
接移動されて物品を把持することとなるため、物品の変
形及び損傷が顕著となる傾向ある。
【0006】又、従来では、物品把持状態の把持板を上
方に平行移動して、複数の物品を上方へ持ち上げていた
ため、把持した複数の物品のうち中ほどに位置する物品
が滑り落ちると、例えば段積み状の物品の最上段の物品
を把持して移載する場合には、その滑り落ちた物品が、
図13に示すように、二段目の物品に引っ掛かってしま
い、移載を続行することができない、あるいは引っ掛か
った部分が変形してしまうという問題があった。
【0007】さらに、移動枠を案内レールに沿って単に
転動する車輪にて移動させるものであるため、把持され
た物品と下方の物品とが摺接した際等において移動抵抗
が大きくなった場合は、車輪のスリップにより移動枠を
所望通り移動させることができなくなり、所望の移載を
行えなくなる虞もあった。
【0008】本発明は上記の実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、物品の変形及び損傷を回避し、
しかも、移動枠を的確に移動させて良好に移載すること
のできる物品移載装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の物品移載装置
は、物品受取位置と物品供給位置とにわたって、案内レ
ールに沿って水平又は略水平方向に移動操作自在な移動
枠に、水平方向に並ぶ複数個の物品の側周囲の全周を囲
むように配置され、且つ、水平方向の接近離間移動によ
って物品把持状態と開き状態とに切り換え操作自在な複
数の把持板が設けられたものであって、その第1特徴構
成は、前記複数の把持板夫々の他の把持板に隣接する端
縁部が、前記物品把持状態において互いに係合する櫛歯
状に形成され、前記複数の把持板が、その全体を同高さ
に位置させる水平姿勢と、前記物品受取位置から前記物
品供給位置への移動方向下手側ほど上方に位置させる傾
斜姿勢に切り換え操作自在に構成され、前記移動枠に、
それの移動ために駆動回転されるギヤが設けられ、前記
案内レールに、前記ギヤと咬合するラックが設けられて
いる点にある。第2特徴構成は、前記物品受取位置に、
各段において複数個の物品を水平方向に並べた状態の段
積み状の物品を昇降自在に支持する支持手段が設けら
れ、前記複数の把持板が、前記段積み状物品のうちの最
上段の複数個の物品を把持するように構成され、前記移
動枠の移動方向に沿う接近離間によって、前記段積み状
物品の上方から二段目の物品を挟持する挟持状態と挟持
解除状態とに切り換え操作自在な一対の挟持具が設けら
れている点にある。
【0010】
【作用】本発明の第1特徴構成によれば、複数の把持板
夫々の櫛歯状の端縁部を、例えば図8に示すように係合
させることにより、例えば図11に示すように、各把持
板にて、把持する複数の物品の側周囲全体を隙間なく一
様に把持することができることとなる。しかも、物品受
取位置にて把持した物品を水平移動又は略水平移動させ
る際に、物品受取位置から物品供給位置への移動方向下
手側ほど上方に位置させる傾斜姿勢に切り換えているの
で、例えば段積み状の物品の最上段の物品を把持して上
方に持ち上げて移載する場合において、中ほどに位置す
る物品がたとえ滑り落ちても、その滑り落ちた物品は移
動方向上手側よりも下手側の方が上方になるような状態
に位置することとなるので、図9に示すように、二段目
の物品に引っ掛かることなく物品を移載することができ
ることとなる。尚、例えば物品受け取り位置から物品供
給位置への移動途中に凹凸がある場合においても、同様
に、滑り落ちた中ほどの物品は移動方向上手側よりも下
手側の方が上方になるような状態に位置することとなる
ので、移動途中の凹凸に引っ掛かることなく物品を移載
することができることとなる。さらに、移動枠に設けら
れ且つ案内レール上に設けられたラックに咬合するギア
を、回転させることにより、移動枠を物品受取位置と物
品供給位置とに移動させることができるので、例えば図
13に示すように、把持した物品の下段に位置する物品
に多少引っ掛かっても、移動枠を物品供給位置側へと移
動させることができるのである。第2特徴構成によれ
ば、支持手段にて段積み状の物品を昇降させることによ
り、複数の把持板にて、段積み状の物品のうち最上段の
複数の物品を、常に同じ位置にて把持することができる
ので、効率良く物品の移載を行うことができると共に、
一対の挟持具を移動枠の移動方向に沿う方向に移動させ
て、段積み状物品の上方から二段目の物品を挟持(例え
ば、図9参照)することにより、二段目の物品の隙間
(移動枠移動方向の隙間)を無くすることができるので
ある。
【0011】
【発明の効果】本発明の第1特徴構成によれば、各把持
板にて、把持する複数の物品の側周囲全体を隙間なく一
様に把持することができると共に、二段目の物品あるい
は移動途中の凹凸等に引っ掛かることなく物品を移載す
ることができるので、物品を変形及び損傷を回避するこ
とができ、しかも、移動枠の移動抵抗にかかわらず的確
に移動させることができるのであり、もって、従来技術
の不都合を解消して、物品の移載作業を良好に行える物
品移載装置を提供することができるに至った。第2特徴
構成によれば、段積み状の物品のうち最上段の複数の物
品を、常に同じ位置にて把持して、効率良く物品の搬送
を行うことができると共に、二段目の物品の隙間(移動
枠移動方向の隙間)を無くすことにより、二段目の物品
の隙間に滑り落ちた物品が引っ掛かるという問題点を回
避することができるのであり、一層良好に物品の移載作
業を行うことができるに至った。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1及び図2に示すように、物品処理設備
Aは、物品Dを段積み状に保持した実装パレットQを載
置して搬送する搬送台車1と、その搬送台車1からの実
装パレットQを受け取る搬入コンベア2と、その搬入コ
ンベア2からの実装パレットQを受け取る中継リフタ3
と、その中継リフタ3から受取位置Bへ供給される実装
パレットQを昇降自在に支持する支持手段としてのリフ
トテーブル4と、そのリフトテーブル4上の段積み状の
物品Dのうち最上段の複数の物品Dを物品供給位置Cと
しての送り出しコンベア6上へ移載する物品移載装置と
してのデパレトラバーサ7と、送り出しコンベア6の終
端部に連なる状態で設置される切り出しコンベア8と、
その切り出しコンベア8から搬出される物品Dを順次搬
出する搬出コンベア9とを備えている。
【0014】前記搬送台車1には移載用コンベア1Aが
装備され、前記中継リフタ3には中継コンベア3Aが装
備され、リフトテーブル4には移載コンベア4Aが装備
されている。又、中継リフタ3及びリフトテーブル4に
は、供給される実装パレットQを受け止めるストッパー
130及び140が設けられている。これらストッパー
130及び140は、実装パレットQを搬出する際には
下降側に退避されるものであって、エアシリンダ等の駆
動装置により駆動昇降操作されるようになっている。
尚、図中、121は搬入コンベア2の駆動用電動モータ
である。131は中継リフタ3の昇降用油圧シリンダ、
132は中継コンベア3Aの駆動用電動モータである。
141はリフトテーブル4の昇降用油圧シリンダ、14
2は移載コンベア4Aの駆動用電動モータである。
【0015】要するに、搬送台車1から搬入コンベア2
に搬入された実装パレットQは、下降位置に下降された
中継リフタ3に搬送される。実装パレットQが供給され
た中継リフタ3は、上昇位置に上昇されて、下降位置に
下降されたリフトテーブル4に実装パレットQを供給す
るようになっている。そして、リフトテーブル4に供給
された実装パレットQ上の物品Dが、上段がわのものか
ら順次デパレトラバーサ7にて移載されるようになって
いる。
【0016】又、前記下降位置に下降されたリフトテー
ブル4からパレットQ(このパレットは物品Dを積んで
いる場合と空状態となっている場合とがある)が供給さ
れる返送用の横送りコンベヤ10、この横送りコンベア
10からパレットQが供給される返送用の中継コンベア
11、この返送用の中継コンベア11からパレットQが
供給される返送用の中継リフタ12、及び、この中継リ
フタ12から供給されるパレットQを搬送台車1に供給
する返送コンベヤ13が設けられて、物品処理が完了し
たパレットQを搬送台車1に返送できるようになってい
る。尚、返送用の中継リフタ12は上記中継リフタ3と
同様に構成されている。
【0017】要するに、物品処理が完了したパレットQ
は、下降位置に下降されたリフトテーブル4から横送り
コンベア10に供給され、この横送りコンベア10から
返送用の中継コンベア11に搬送された後、この返送用
の中継コンベア11から上昇位置に位置する返送用の中
継リフタ12に供給される。パレットQが供給された返
送用の中継リフタ12は下降位置に下降された後、返送
コンベヤ13にパレットQを供給する。そして、返送コ
ンベヤ13が、パレットQを搬送台車1に返送するよう
になっている。
【0018】尚、詳述はしないが、各部の作動を制御す
る制御装置が設けられて、この制御装置の指令によっ
て、後述の如く上記の各種装置が作動されるように構成
されている。
【0019】デパレトラバーサ7には、図3〜図6にも
示すように、物品受取位置Bと物品供給位置Cとにわた
って水平方向に沿って移動操作自在な移動枠31が設け
られ、その移動枠31に、水平方向に並ぶ複数個の物品
の側周囲の全周を囲むように配置され、且つ、水平方向
の接近離間移動によって物品把持状態と開き状態とに切
り換え操作自在な4個の把持板32(32a,32b,
32c,32d)が設けられている。
【0020】把持板32(32a,32b,32c,3
2d)は、図4に示すように、基端部が横軸芯α1 周り
で回動して傾斜する傾斜枠301に取り付けられてお
り、エアシリンダ302を駆動させて、傾斜枠301の
先端部を上下させることにより、把持板32全体を同高
さに位置させる水平姿勢mと物品受取位置Bから物品供
給位置Cへの移動方向下手側ほど上方に位置させる傾斜
姿勢nとに切り換え操作自在に構成されている。
【0021】把持板32aは、エアシリンダ303にて
横軸芯α2 周りで回動自在に傾斜枠301に支持されて
おり、把持板32bは、傾斜枠301に固設されてい
る。従って、エアシリンダ303を駆動させて、把持板
32a,32bを水平方向に近接離間移動させるように
構成されている。但し、把持板32a及びエアシリンダ
303は、把持板32a,32bが接近離間する方向に
移動可能な枠体304を介して、傾斜枠301に取り付
けられており、傾斜枠301に対する枠体304の位置
を、電動モータ308にて回動操作自在な位置調節用ボ
ールネジ305にて調節して、把持板32aと把持板3
2bの間隔を調節することができるように構成されてい
る。つまり、把持板32aを上方退避姿勢から下降揺動
させた把持用姿勢に切り換えた後、枠体304の移動に
より、さらに把持板32aを対向する把持板32b側に
接近移動させて、両把持板32a、32bの間に物品D
を挟持できるようになっている。
【0022】把持板32c及び把持板32dは、傾斜枠
301に設けられたガイド307上をスライド移動でき
るように構成されており、エアシリンダ306を作動さ
せて把持板32c,32dを水平方向に近接離間移動さ
せるように構成されている。つまり、例え物品幅(把持
板32cと把持板32dの近接離間方向の幅)が多少変
わっても、それに応じて把持板32c及び把持板32d
の夫々が物品Dに接当するまで移動して、両把持板32
c、32dの間に物品Dを挟持できるようになってい
る。
【0023】把持板32(32a,32b,32c,3
2d)夫々の他の把持板に隣接する端縁部Eが、図8に
も示すように、物品把持状態において互いに係合する櫛
歯状に形成されている。
【0024】図中、310は、移動枠31を物品受取位
置Bと物品供給位置Cとに移動自在に案内する案内レー
ルであり、移動枠31には、それの移動ために駆動回転
されるギヤ311と、ギヤ311を回動させるための駆
動シャフト312を回動させるアクチュエータ313
と、走行車輪314とが設けられ、案内レール310上
には、図7に示すように、ギヤ311と咬合するラック
315と、走行車輪314を支持する車輪支持レール3
16が設けられている。従って、アクチュエータ313
にて駆動シャフト312を回動させることにより、ギヤ
311を回動させて、移動枠31を物品受取位置Bと物
品供給位置Cとに移動させている。
【0025】更に、リフトテーブル4の上方には、図1
及び図9に示すように、移動枠31の移動方向に沿う近
接離間によって、段積み状物品の上方から二段目の物品
を挟持する挟持状態と挟持解除状態とに切り換え操作自
在な一対の挟持具19a,19bが設けられている。図
中191は、挟持具19a,19bを挟持状態と挟持解
除状態とに切り換え操作すべく、挟持具19aを移動さ
せるエアシリンダである(挟持具19bは、固定)。
【0026】次に、前記制御装置の指令にて実行される
物品Dの処理について説明する。
【0027】(イ)先ず、搬送台車1にて搬入コンベア
2に供給された実装パレットQは、上述の如く、下降位
置に下降された中継リフタ3に搬送され、中継リフタ3
の上昇後、下降位置に下降されたリフトテーブル4に供
給されることになる。尚、中継リフタ3からリフトテー
ブル4に向けて実装パレットQを搬送する際には、スト
ッパー130を下降退避させると共に、中継コンベア3
Aや移載コンベア4Aを駆動することになる。又、搬送
台車1から搬入コンベア2に実装パレットQを供給する
際には、搬送台車1の移載コンベア1Aや搬入コンベア
2が駆動されることになり、搬入コンベア2から中継リ
フタ3に実装パレットQを供給する際には、搬入コンベ
ア2や中継コンベア3Aが駆動されることになる。 (ロ)リフトテーブル4は、油圧シリンダ141の駆動
により、最上段の物品Dが所定の高さになるように上昇
され、停止される。
【0028】(ハ)次に、エアシリンダ191を作動さ
せて、挟持具19a,19bにて、上方から二段目の物
品を挟持する。 (ニ)エアシリンダ303を作動させた後引き続き電動
モータ308を作動させて、把持板32a,32bにて
最上段の物品Dを挟持する。その後、エアシリンダ30
6を作動させて、把持板32c,32dにて最上段の物
品Dを挟持する(最上段の物品Dの把持完了)。
【0029】(ホ)エアシリンダ302を作動させて、
把持した最上段の物品Dを傾斜姿勢にしたのち、エアシ
リンダ313の作動によりギア311を回動させて、把
持した最上段の物品Dを送り出しコンベア6上へと移動
させる。 (ヘ)エアシリンダ306を作動させて、把持板32
c,32dを離間させたのち、エアシリンダ303を作
動させて、把持板32a,32bを離間させることによ
り、把持していた最上段の物品Dを送り出しコンベア6
上に載置する。
【0030】(ト)把持板32a,32b,32c,3
2dの離間状態で、エアシリンダ313を作動させて、
デパレトラバーサ7をもとの物品把持位置へと復帰させ
る。そして、その途中において、エアシリンダ302を
作動させて、傾斜枠301つまり把持板32全体を水平
姿勢にする。尚、復帰の後は、上記制御装置の指令に基
づいて、上記(イ)〜(チ)の作動を繰り返す。
【0031】(チ)次に、送り出しコンベア6を作動さ
せて、物品Dの横一列を、送り出しコンベア6よりも高
速で搬送する切り出しコンベア7に送り出し、横一列の
物品Dの送り出しが終了すると、送り出しコンベア6を
停止する。又、切り出しコンベア7は、送り出しコンベ
ア6から送り出された物品Dの横一列を搬出コンベア9
へ送り出す。
【0032】(リ)搬出コンベア9上に送り出された一
列の物品Dが、切り出しコンベア7に対応する箇所から
搬出されると、再び送り出しコンベア15を作動させ
て、物品Dの横一列を搬出コンベア9へ送り出しすこと
を、繰り返す。
【0033】(ヌ)物品処理が終了したパレットQは、
上述の如く、下降位置に下降されたリフトテーブル4か
ら横送りコンベア10、返送用の中継コンベア11、中
継リフタ12、返送コンベヤ13に順次搬送され、この
返送コンベヤ13から搬送台車1に返送される。尚、返
送されたパレットQは、空状態の場合には空パレット保
管部へ搬送されることになり、物品Dが残っている場合
には物品保管部へと搬送されることとなる。ちなみに、
パレットQ上に物品Dが有るか無いかは、物品Dの段数
からデパレトラバーサ7にて移載した段数を減算するこ
とにより求めることができる。
【0034】〔別実施例〕 上記実施例に使用のエアシリンダ,アクチュエー
タ,コンベア等は、その他の方式に各種変更することが
できる。
【0035】 上記実施例においては、対向する把持
板32a,32bのうちの一方のみを揺動形式に構成
し、他方を固定形式にする場合を例示したが、両者を揺
動形式に構成してもよい。また、それら把持板32a,
32bを接近移動させて物品Dを挟持させるに、上記実
施例においては、電動モータ308にて回転操作される
ボールネジ305を例示したが、これに代えてエアシリ
ンダ等の駆動装置を適用できることは勿論である。
【0036】 上記実施例では、4個の把持板32
(32a,32b,32c,32d)にて直方体状の物
品Dを把持するようにしているが、把持板の数及び形状
は、物品Dの形状等により、種々変更することができ
る。例えば、図10(イ)に示すように、把持板をL字
型に構成するようにしても良いし、又、物品の形状が円
筒状である場合には、図10(ロ)に示すように、把持
板を曲面状に構成するようにしても良い。尚、図中、
E’は、櫛歯状に形成された把持板の端縁部を示してい
る。又、同一平面上に位置する把持板32を更に複数個
に分割し、その分割した把持板夫々の他の把持板に隣接
する端縁部を、お互いに同一平面上で係合する櫛歯状に
形成するようにしても良い。
【0037】 上記実施例では、把持板32(32
a,32b,32c,32d)のうち、把持板32c,
32dのみがスライド移動するように構成されている
が、把持板32a,32bも把持板32c,32dと同
様にスライド移動するようにして、例えば図11に示す
ように構成しても良い。尚、図中、Fは各把持板をスラ
イド移動させるためのエアシリンダである。
【0038】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品処理設備を説明する側面図
【図2】物品処理設備を説明する平面図
【図3】物品移載装置の側面図
【図4】物品移載装置の底面図
【図5】物品移載装置の正面図
【図6】物品移載装置の断面正面図
【図7】物品移載装置の車輪部を説明する断面図
【図8】把持板の端縁部形状を説明する斜視図
【図9】物品移載状態を説明する断面図
【図10】別実施例にかかる把持板の構成を説明する平
面図
【図11】別実施例にかかる把持板の構成を説明する平
面図
【図12】従来例にかかる把持板の構成を説明する平面
【図13】従来例にかかる物品移載状態を説明する断面
【符号の説明】
14 支持手段 19a,19b 挟持具 31 移動枠 32 把持板 310 案内レール 311 ギヤ 315 ラック B 物品受取位置 C 物品供給位置 E 端縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉松 民雄 大阪府摂津市千里丘7丁目9番31号 近畿 コカ・コーラボトリング株式会社内 (72)発明者 林 彦二 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1―1― 25 キリンエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 曽我 晃男 愛知県小牧市小牧原新田1500 株式会社ダ イフク小牧製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品受取位置(B)と物品供給位置
    (C)とにわたって、案内レール(310)に沿って水
    平又は略水平方向に移動操作自在な移動枠(31)に、
    水平方向に並ぶ複数個の物品の側周囲の全周を囲むよう
    に配置され、且つ、水平方向の接近離間移動によって物
    品把持状態と開き状態とに切り換え操作自在な複数の把
    持板(32)が設けられた物品移載装置であって、 前記複数の把持板(32)夫々の他の把持板に隣接する
    端縁部(E)が、前記物品把持状態において互いに係合
    する櫛歯状に形成され、 前記複数の把持板(32)が、その全体を同高さに位置
    させる水平姿勢と、前記物品受取位置(B)から前記物
    品供給位置(C)への移動方向下手側ほど上方に位置さ
    せる傾斜姿勢に切り換え操作自在に構成され、 前記移動枠(31)に、それの移動ために駆動回転され
    るギヤ(311)が設けられ、前記案内レール(31
    0)に、前記ギヤ(311)と咬合するラック(31
    5)が設けられているている物品移載装置。
  2. 【請求項2】 前記物品受取位置(B)に、各段におい
    て複数個の物品を水平方向に並べた状態の段積み状の物
    品を昇降自在に支持する支持手段(14)が設けられ、 前記複数の把持板(32)が、前記段積み状物品のうち
    の最上段の複数個の物品を把持するように構成され、 前記移動枠(31)の移動方向に沿う接近離間によっ
    て、前記段積み状物品の上方から二段目の物品を挟持す
    る挟持状態と挟持解除状態とに切り換え操作自在な一対
    の挟持具(19a,19b)が設けられている請求項1
    記載の物品移載装置。
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