JPH07304331A - ベンチレーションルーバー - Google Patents

ベンチレーションルーバー

Info

Publication number
JPH07304331A
JPH07304331A JP9942794A JP9942794A JPH07304331A JP H07304331 A JPH07304331 A JP H07304331A JP 9942794 A JP9942794 A JP 9942794A JP 9942794 A JP9942794 A JP 9942794A JP H07304331 A JPH07304331 A JP H07304331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fins
fin
connector
length
rotatably
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9942794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3070385B2 (ja
Inventor
Toshiaki Takeuchi
利明 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP6099427A priority Critical patent/JP3070385B2/ja
Publication of JPH07304331A publication Critical patent/JPH07304331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3070385B2 publication Critical patent/JP3070385B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、風向性能の向上を図ることができ
るベンチレーションルーバーを提供することにある。 【構成】 ベンチレータケース内に、コネクタを介して
互いに回動可能に連繋して回動操作される複数のフィン
を設け、これら複数のフィンを中央のフィンに設けられ
た操作ノブによって、回動操作するようにしたベンチレ
ーションルーバーにおいて、上記両端のフィン8a,8
cの回動軸10を、中央のフィン8bに対して吹き出し
口側にずらせて設け、かつ、上記両端のフィン8a,8
cを各別のコネクタ11a,11bを介して相隣るフィ
ン8bに連繋し、これら両端のフィン8a,8cの回動
軸10からコネクタ11a,11bの連結部12a,1
2cまでの長さaを中央のフィン8bの回動軸10から
コネクタ11a,11bの連結部12bまでの長さbよ
り短くしたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風向性能の向上を図る
ことができるベンチレーションルーバーに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転席には車室内の空調を行な
うため空調装置の吹出口が設けられている。運転席のイ
ンストルメントパネル100には、図12に示すよう
に、空調用ダクト101からの吹出口として、デフロス
タ用102、サイドデミスタ用103、ベンチレーショ
ン用104,105、ヒータ用(図示せず)が設けられ
ており、ベンチレーション用の吹出口104,105に
は、風向きを調整するためのベンチレーションルーバー
106,107が設けられている。ベンチレーションル
ーバー106,107は運転席の中央部と両側のベンチ
レーション用吹出口104,105に接続されており、
縦、横のフィンの向きを調整することで、風向きが変え
られるようになっている。
【0003】図13ないし図15は、従来のベンチレー
ションルーバーを示したものである。このベンチレーシ
ョンルーバー108は、複数の前フィン(横フィン)1
09をベンチレータケース110内の上下方向に沿って
一定間隔で配置され、これら前フィン109の左右両側
に設けられた軸部111をベンチレータケース110の
壁面に回動可能に軸支したものである。これらの前フィ
ン109はコネクタ112を介して後端部を回動可能に
連繋し、操作ノブ113の操作で同時に向きが変えられ
るようになっている。この操作ノブ113は中央の前フ
ィン109に摺動可能に設けられており、操作ノブ11
3の向きを上下に傾けることにより、前フィン109の
傾きが変わるように構成されている。
【0004】前フィン109の奥には複数の後フィン
(縦フィン)114が横方向に沿って一定間隔で配置さ
れており、これら後フィン114の上下両側に設けられ
た軸部115をベンチレータケース110壁面に回動可
能に軸支している。これら後フィン114は、図16に
示すように、共通のコネクタ116を介して後端支持軸
117を回動可能に連繋され、中央の後フィン114に
操作ノブ113の先端が係合して左右方向に向きが変え
られるように構成されている。コネクタ116に接続さ
れる支持軸117は軸部115からの距離aが一定であ
る。従来、前フィン109に沿って操作ノブ113を左
右方向に摺動させると、後フィン114はコネクタ11
6によって同時に向きを左右方向に変えることになる。
このときの各後フィン114の傾き角度は、各後フィン
114が同じ角度である。
【0005】ところで、ベンチレーションルーバーの効
率を判断する材料に「風向性能」がある。この風向性能
とは、フィンを最大に傾けたときの風の吹き出し角度が
大きければ大きいほど風向性能は良いという。このベン
チレーションルーバーの風向性能を向上させるにはいく
つかの方法がある。 (1) 図15におけるeを長くする。 (2) 図15のcを通って流れてくる風を少なくす
る。 (3) 図15のAの範囲を流れてくる風を少なくす
る。 図15のAの範囲を流れてくる風を少なくするとは、邪
魔な風を少なくするという意味である。この邪魔な風と
は、まっすぐ通り抜けてくる風、曲がってもベンチ
レータケースに当たってしまい、結局まっすぐ出てしま
う風のことをいう。
【0006】ベンチレータケース110と各後フィン1
14の間を、図17に示すように、LからTまで分割す
ると、Tを通る風は風向性には影響しない。Sを通る風
は有効な風で、風向性に影響がある。Rを通る風は、
に属する邪魔な風である。Qを通る風は有効な風であ
る。Pを通る風はR同様邪魔な風である。Oを通る風は
ベンチレータケース110内面に当たって最終的にはま
っすぐに吹き出してしまうので、に属する邪魔な風で
ある。以下、N,M,Lを通る風は総て邪魔な風であ
る。したがって、図15のcを通る風がLに相当し、範
囲Aに相当するのが、M,N,Oを通る風ということに
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、後
フィン114の位置が一定で、かつ、共通のコネクタ1
16によって連繋されているので、両端の後フィン11
4の傾き角度が同じになる。したがって、ベンチレータ
ケース110の大きさが一定で、後フィン114の長さ
が一定であればeを大きくすると、cが大きくなり、c
を小さくすると、eが小さくなる。一方、cを通って流
れてくる風を少なくする方法としては、図15のdを長
くすればよいが、前フィン109との関係で制限され
る。後フィン114を後方に下げると結局、eが小さく
なってしまうので採用できない。
【0008】本発明は上記課題を解決し、風向性能の向
上を図ることができるベンチレーションルーバーを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ベンチレータケース内に、コネクタを介し
て互いに回動可能に連繋して回動操作される複数のフィ
ンを設け、これら複数のフィンを中央のフィンに設けら
れた操作ノブによって、回動操作するようにしたベンチ
レーションルーバーにおいて、上記両端のフィンの回動
軸を、中央のフィンに対して吹き出し口側にずらせて設
け、かつ、上記両端のフィンを各別のコネクタを介して
相隣るフィンに連繋し、これら両端のフィンの回動軸か
らコネクタの連結部までの長さを中央のフィンの回動軸
からコネクタの連結部までの長さより短くしたことにあ
る。また、本発明は、ベンチレータケース内に、コネク
タを介して互いに回動可能に連繋して回動操作される複
数の前フィンと、複数の後フィンを互いに直交する方向
に、それぞれ回動軸を中心に回動可能に設け、上記前フ
ィンの一つに、前フィンの軸方向に摺動可能に操作ノブ
を設けると共に、該操作ノブの後端部を中央の後フィン
に係合させ、該操作ノブを前フィンに沿って摺動させて
後フィンを回動し、該操作ノブを回動させて前フィンを
回動操作するようにしたベンチレーションルーバーにお
いて、上記両端の後フィンの回動軸を、中央の後フィン
に対して吹き出し口側にずらせて設け、かつ、上記両端
の後フィンを各別のコネクタを介して相隣る後フィンに
連繋し、これら両端の後フィンの回動軸からコネクタの
連結部までの長さを中央の後フィンの回動軸からコネク
タの連結部までの長さより短くしたことにある。さらに
本発明は、ベンチレータケース内に、コネクタを介して
互いに回動可能に連繋して回動操作される複数の前フィ
ンと、複数の後フィンを互いに直交する方向に、それぞ
れ回動軸を中心に回動可能に設け、上記前フィンの一つ
に、前フィンの軸方向に摺動可能に操作ノブを設けると
共に、該操作ノブの後端部を中央の後フィンに係合さ
せ、該操作ノブを前フィンに沿って摺動させて後フィン
を回動し、該操作ノブを回動させて前フィンを回動操作
するようにしたベンチレーションルーバーにおいて、上
記両端の後フィンの回動軸を、中央の後フィンに対して
吹き出し口側にずらせて設け、かつ、上記両端の後フィ
ンを各別のコネクタを介して相隣る後フィンに連繋し、
これら両端の後フィンの回動軸からコネクタの連結部ま
での長さを中央の後フィンの回動軸からコネクタの連結
部までの長さより短くするとともに上記後フィンを最大
に回動したとき、最外側の後フィンの先端が上記ベンチ
レータケース内壁に当接するように最外側の後フィンの
フィンの長さと回動軸の位置を調整したことにある。
【0010】
【作用】操作ノブによってフィンを回動すると、コネク
タによって各フィンは回動操作される。このとき、両端
のフィンは互いに異なる角度で回動する。これによっ
て、風向性能の向上を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0012】図1はインストルメントパネルを示す斜視
図、図2はインストルメントパネルに設けられたベンチ
レーションルーバーを示す正面図、図3は図2のA−A
線断面図、図4は図2のB−B線断面図、図5および図
6は後フィンの作動状態を示す断面図である。
【0013】図1において、1は自動車のインストルメ
ントパネルを示したものである。このインストルメント
パネル1の中央部及び両側には空気吹出口2,3が設け
られており、これら空気吹出口2,3にはそれぞれ風向
きを調整するベンチレーションルーバー4,5が設けら
れている。図2ないし図6は両側のベンチレーションル
ーバー5を示したもので、このベンチレーションルーバ
ー5は、ベンチレータケース6内に前フィン(縦フィ
ン)7a,7b,7c,7d,7eと、後フィン(横フ
ィン)8a,8b,8cを互いに直交する方向に、それ
ぞれ複数枚ずつ(図示例では前フィンが5枚、後フィン
が3枚)を一定間隔fで軸支したものである。
【0014】上記前フィン7a,7b,7c,7d,7
e相互間は、コネクタ9に軸支されて互いに連動するよ
うに連繋されている。後フィン8a,8b,8c相互間
は、中央の後フィン8bに対して左右両端の後フィン8
a,8cがベンチレータケース6の吹き出し口側6a
で、かつ両側壁6bに近ずくように、それぞれ回動軸1
0を前フィン側で、かつ両側壁6b側にずらしてある。
中央の後フィン8bと左右両端の後フィン8a,8cは
各別のコネクタ11a,11bによって連結されてお
り、かつ回動軸10とコネクタ11a,11bの連結軸
部(連結部)12a,12b,12cまでの距離は、中
央の後フィン8bの回動軸10bとコネクタ11bまで
の距離aに対して、左右両端の後フィン8a,8cの回
動軸10a,10cと連結軸部12a,12cまでの距
離bが短くなるように設定してある。後フィン8a,8
b,8cを最大に回動したとき左右両端の後フィン8
a,8cの一方がベンチレータケース6の両側壁6bに
接触するように左右両端の後フィン8a,8cの長さd
を設定する。
【0015】13は、中央部の前フィン7cに摺動可能
に設けられた操作ノブであり、この操作ノブ13は挟持
部14と、挟持部14の後端部に装着された二股のプレ
ート15a,15bからなる係合部15とで構成されて
いる。
【0016】上記挟持部14は、前フィン7cを挿通す
る貫通穴14aが横方向に形成されており、この貫通穴
14aを介して前フィン7cに支持されている。挟持部
14の後端部に設けられたプレート15a,15bは中
央の後フィン8bの両側(左右面)を挟むように配置さ
れている。中央の後フィン8bは、図7に示すように、
板面に半円状切り欠き部(半円状切り欠き穴)16が形
成され、かつ切り欠き部16の先端部に上記プレート1
5a,15bに係合する係合部17が設けられている。
【0017】上記構成によると、操作ノブ13を前フィ
ン7cに沿って左右に移動させることにより、中央の後
フィン8bが回動する。これによって、コネクタ11
a,11bを介して左右両端の後フィン8a,8cがそ
れぞれ異なる角度で所定角度、回動する。図8は両端の
後フィン8a,8cを前方にずらせた場合の回動角α
1,α2,α3を示したもので、α1=α2=α3とな
る。図9は両端の後フィン8a,8cを前方にずらせ、
かつ中央の後フィン8bの回動軸10bとコネクタ11
bまでの距離aに対して、左右両端の後フィン8a,8
cの回動軸10a,10cと連結軸部12a,12cま
での距離bが短くなるように設定(a>b)した場合の
回動角θ1,θ2,θ3を示したもので、θ1>θ3>
θ2となる。たとえば、操作ノブ13を前フィン7cに
沿って左方向に摺動させると、左右両端の後フィン8
a,8cは時計周りに回動し、左側の後フィン8aは右
側の後フィン8cより大きな角度、回動する。こうし
て、左側の後フィン8aは先端がケース6の側壁6bに
当たるまで回動し、後フィン8aとケース6の側壁6b
との間隙を減らすことができる。このとき、後フィン8
cは回動角が小さいので後フィン8cの延長線とベンチ
レータケース6の吹き出し口6aとの間隙eを大きくす
ることができる(図5参照)。また、中央の後フィン8
bの回動角は小さくなるので、邪魔な風を最小限に押さ
えることができる(図5のAの範囲)。
【0018】また、図10および図11は、後フィンの
数を5枚にした本発明の他の実施例である。この場合、
図10に示したものは、後フィン18a,18b,18
c,18d,18eを各別のコネクタ19a,19b,
19c,19dでそれぞれ連結したものである。そし
て、左右2枚ずつの後フィン18a,18bと、後フィ
ン18d,18eを前フィン側に近づけたものである。
中央の後フィン18cの回動軸20cと連結部21cま
での距離aに対して、左右両端の後フィン18a,18
b,18d,18eの回動軸20a,20b,20d,
20eと連結軸部(連結部)21a,21b,21d,
21eまでの距離bが短くなるように設定してある。こ
れによって、左右2枚ずつの後フィン18a,18b,
18d,18eは互いに異なる角度で回動し、風向性能
の向上を図ることができる。
【0019】一方、図11に示したものは、内側の3枚
の後フィン18b,18c,18dは共通のコネクタ2
2で接続し、両端の後フィン18a,18eを前方にず
らせたものである。これら、両端の後フィン18a,1
8eは相隣り合う後フィン18b,18dと別のコネク
タ22a,22bを介して連結されている。内側の3枚
の後フィン18b,18c,18dの回動軸20b,2
0c,20dと連結軸部21b,21c,21dまでの
距離aに対して、左右両端の後フィン18a,18eの
回動軸20a,20eと連結軸部21a,21eまでの
距離bが短くなるように設定してある。これによって、
両端の後フィン18a,18eは互いに異なる角度で回
動し、風向性能の向上を図ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるベンチ
レーションルーバーによれば、次のような効果を奏す
る。請求項1において、ベンチレータケース内に、コネ
クタを介して互いに回動可能に連繋して回動操作される
複数のフィンを設け、これら複数のフィンを中央のフィ
ンに設けられた操作ノブによって、回動操作するように
したベンチレーションルーバーにおいて、上記両端のフ
ィンの回動軸を、中央のフィンに対して吹き出し口側に
ずらせて設け、かつ、上記両端のフィンを各別のコネク
タを介して相隣るフィンに連繋し、これら両端のフィン
の回動軸からコネクタの連結部までの長さを中央のフィ
ンの回動軸からコネクタの連結部までの長さより短くし
たので、両端のフィンが異なる角度で回動し、風向性能
の向上を図ることができる。請求項2において、ベンチ
レータケース内に、コネクタを介して互いに回動可能に
連繋して回動操作される複数の前フィンと、複数の後フ
ィンを互いに直交する方向に、それぞれ回動軸を中心に
回動可能に設け、上記前フィンの一つに、前フィンの軸
方向に摺動可能に操作ノブを設けると共に、該操作ノブ
の後端部を中央の後フィンに係合させ、該操作ノブを前
フィンに沿って摺動させて後フィンを回動し、該操作ノ
ブを回動させて前フィンを回動操作するようにしたベン
チレーションルーバーにおいて、上記両端の後フィンの
回動軸を、中央の後フィンに対して吹き出し口側にずら
せて設け、かつ、上記両端の後フィンを各別のコネクタ
を介して相隣る後フィンに連繋し、これら両端の後フィ
ンの回動軸からコネクタの連結部までの長さを中央の後
フィンの回動軸からコネクタの連結部までの長さより短
くしたので、両端の後フィンが互いに異なる角度で回動
し、邪魔な風を減少し、風向性能の向上を図ることがで
きる。請求項3において、ベンチレータケース内に、コ
ネクタを介して互いに回動可能に連繋して回動操作され
る複数の前フィンと、複数の後フィンを互いに直交する
方向に、それぞれ回動軸を中心に回動可能に設け、上記
前フィンの一つに、前フィンの軸方向に摺動可能に操作
ノブを設けると共に、該操作ノブの後端部を中央の後フ
ィンに係合させ、該操作ノブを前フィンに沿って摺動さ
せて後フィンを回動し、該操作ノブを回動させて前フィ
ンを回動操作するようにしたベンチレーションルーバー
において、上記両端の後フィンの回動軸を、中央の後フ
ィンに対して吹き出し口側にずらせて設け、かつ、上記
両端の後フィンを各別のコネクタを介して相隣る後フィ
ンに連繋し、これら両端の後フィンの回動軸からコネク
タの連結部までの長さを中央の後フィンの回動軸からコ
ネクタの連結部までの長さより短くするとともに上記後
フィンを最大に回動したとき、最外側の後フィンの先端
が上記ベンチレータケース内壁に当接するように最外側
の後フィンのフィンの長さと回動軸の位置を調整したの
で、両端の後フィンが互いに異なる角度で回動し、かつ
ベンチレータケース内壁との間隙を通過する邪魔な風を
減少し、風向性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インストルメントパネルを示す斜視図である。
【図2】本発明のベンチレーションルーバーを示す正面
図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】後フィンを回動した状態を示す断面図である。
【図6】後フィンを回動した状態を示す断面図である。
【図7】後フィンを示す分解斜視図である。
【図8】後フィンの動作を示す概念図である。
【図9】後フィンの動作を示す概念図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す概念図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す概念図である。
【図12】従来のインストルメントパネルを示す斜視図
である。
【図13】従来のベンチレーションルーバーを示す概念
図である。
【図14】図13の右側面図である。
【図15】図13のA−A線断面図である。
【図16】後フィンを分解して示す斜視図である。
【図17】後フィンの動作を示す概念図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 空気吹出口 3 空気吹出口 4 ベンチレーションルーバー 5 ベンチレーションルーバー 6 ベンチレータケース 7a,7b,7c,7d,7e 前フィン 8a,8b,8c,18a,18b,18c,18d,
18e 後フィン 9,11a,11b,19a,19b,19c,19d
コネクタ 10,20a,20b,20c,20d,20e 回動
軸 12a,12b,12c,21a,21b,21c,2
1d,21e 連結軸部(連結部) 13 操作ノブ 14 挟持部 15 係合部 16 切り欠き部 17 係合部 22,22a,22b コネクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベンチレータケース内に、コネクタを介
    して互いに回動可能に連繋して回動操作される複数のフ
    ィンを設け、これら複数のフィンを中央のフィンに設け
    られた操作ノブによって、回動操作するようにしたベン
    チレーションルーバーにおいて、上記両端のフィンの回
    動軸を、中央のフィンに対して吹き出し口側にずらせて
    設け、かつ、上記両端のフィンを各別のコネクタを介し
    て相隣るフィンに連繋し、これら両端のフィンの回動軸
    からコネクタの連結部までの長さを中央のフィンの回動
    軸からコネクタの連結部までの長さより短くしたことを
    特徴とするベンチレーションルーバー。
  2. 【請求項2】 ベンチレータケース内に、コネクタを介
    して互いに回動可能に連繋して回動操作される複数の前
    フィンと、複数の後フィンを互いに直交する方向に、そ
    れぞれ回動軸を中心に回動可能に設け、上記前フィンの
    一つに、前フィンの軸方向に摺動可能に操作ノブを設け
    ると共に、該操作ノブの後端部を中央の後フィンに係合
    させ、該操作ノブを前フィンに沿って摺動させて後フィ
    ンを回動し、該操作ノブを回動させて前フィンを回動操
    作するようにしたベンチレーションルーバーにおいて、
    上記両端の後フィンの回動軸を、中央の後フィンに対し
    て吹き出し口側にずらせて設け、かつ、上記両端の後フ
    ィンを各別のコネクタを介して相隣る後フィンに連繋
    し、これら両端の後フィンの回動軸からコネクタの連結
    部までの長さを中央の後フィンの回動軸からコネクタの
    連結部までの長さより短くしたことを特徴とするベンチ
    レーションルーバー。
  3. 【請求項3】 ベンチレータケース内に、コネクタを介
    して互いに回動可能に連繋して回動操作される複数の前
    フィンと、複数の後フィンを互いに直交する方向に、そ
    れぞれ回動軸を中心に回動可能に設け、上記前フィンの
    一つに、前フィンの軸方向に摺動可能に操作ノブを設け
    ると共に、該操作ノブの後端部を中央の後フィンに係合
    させ、該操作ノブを前フィンに沿って摺動させて後フィ
    ンを回動し、該操作ノブを回動させて前フィンを回動操
    作するようにしたベンチレーションルーバーにおいて、
    上記両端の後フィンの回動軸を、中央の後フィンに対し
    て吹き出し口側にずらせて設け、かつ、上記両端の後フ
    ィンを各別のコネクタを介して相隣る後フィンに連繋
    し、これら両端の後フィンの回動軸からコネクタの連結
    部までの長さを中央の後フィンの回動軸からコネクタの
    連結部までの長さより短くするとともに上記後フィンを
    最大に回動したとき、最外側の後フィンの先端が上記ベ
    ンチレータケース内壁に当接するように最外側の後フィ
    ンのフィンの長さと回動軸の位置を調整したことを特徴
    とするベンチレーションルーバー。
JP6099427A 1994-05-13 1994-05-13 ベンチレーションルーバー Expired - Lifetime JP3070385B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6099427A JP3070385B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 ベンチレーションルーバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6099427A JP3070385B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 ベンチレーションルーバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07304331A true JPH07304331A (ja) 1995-11-21
JP3070385B2 JP3070385B2 (ja) 2000-07-31

Family

ID=14247162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6099427A Expired - Lifetime JP3070385B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 ベンチレーションルーバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070385B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102741075A (zh) * 2010-01-22 2012-10-17 丰和化成株式会社 通风装置
JP2014061763A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Toyoda Gosei Co Ltd 空調用レジスタ
CN110641253A (zh) * 2019-10-22 2020-01-03 滁州舜宇模具有限责任公司 出风口上层从动叶片与主动叶片运动角度不一致的一种结构
CN110641245A (zh) * 2019-10-22 2020-01-03 滁州舜宇模具有限责任公司 出风口上层叶片调整出风角度的一种结构

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102741075A (zh) * 2010-01-22 2012-10-17 丰和化成株式会社 通风装置
US9162551B2 (en) 2010-01-22 2015-10-20 Howa Plastics Co., Ltd. Register
JP2014061763A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Toyoda Gosei Co Ltd 空調用レジスタ
CN110641253A (zh) * 2019-10-22 2020-01-03 滁州舜宇模具有限责任公司 出风口上层从动叶片与主动叶片运动角度不一致的一种结构
CN110641245A (zh) * 2019-10-22 2020-01-03 滁州舜宇模具有限责任公司 出风口上层叶片调整出风角度的一种结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP3070385B2 (ja) 2000-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07237441A (ja) 自動車用ベンチレータルーバー
JP5210119B2 (ja) レジスタ
JP2019098878A (ja) レジスタ
JP6713543B2 (ja) 空調装置の吹出装置
JPH07205648A (ja) 空調用ルーバ構造
JP3070385B2 (ja) ベンチレーションルーバー
JP2019202740A (ja) 風向調整装置
JP3261822B2 (ja) 空気調和機の風向調整装置
JP4270367B2 (ja) レジスタ
JP2003276431A (ja) 車両用空調装置のデフ吹出口構造
JP2013116645A (ja) 風向調整装置
JP2002274167A (ja) 風向調整装置
JP4428021B2 (ja) 車両用風向調整装置
JP3039263B2 (ja) 空調装置のベンチレータ構造
JP4150541B2 (ja) 空気吹出調整用レジスタ
JP6463325B2 (ja) 車両用レジスタ装置
JPH07228136A (ja) 自動車用ベンチレータルーバー
JP2023173630A (ja) 風向調整装置
JP4321704B2 (ja) レジスタ
JP2024010586A (ja) レジスタ
JPS6228498Y2 (ja)
JP3774846B2 (ja) 空気吹出調整用レジスタ
JPH0720503Y2 (ja) レジスタ
JP3151594B2 (ja) 自動車用レジスタ
WO2024101297A1 (ja) レジスタ