JPH07304072A - 射出成形機におけるエジェクタ機構のキャリブレーション方法及び装置 - Google Patents

射出成形機におけるエジェクタ機構のキャリブレーション方法及び装置

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JPH07304072A
JPH07304072A JP6100404A JP10040494A JPH07304072A JP H07304072 A JPH07304072 A JP H07304072A JP 6100404 A JP6100404 A JP 6100404A JP 10040494 A JP10040494 A JP 10040494A JP H07304072 A JPH07304072 A JP H07304072A
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宏 山口
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/7626Measuring, controlling or regulating the ejection or removal of moulded articles

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリブレーションのための操作性、性能の
向上を図ることのできるキャリブレーション装置を提供
すること。 【構成】 第2の設定器22−3は、サーボモータ10
で駆動されるエジェクタ機構がエジェクタ戻限格納位置
において戻り動作を停止した状態からの該エジェクタ機
構の突出側への微小移動距離をエジェクタ戻限完了位置
として設定する。判定部22−5は、前記第2の設定器
からの設定値とエジェクタ機構の位置を検出する位置検
出器21からの検出信号に基づいて前記エジェクタ機構
の移動を制御する。この判定部は、制御電源の立上げ時
に、前記エジェクタ機構の戻り動作において前記エジェ
クタ戻限格納位置での前記サーボモータの回転停止を判
断すると前記エジェクタ機構の戻り動作を停止させ、か
つ該停止状態から前記エジェクタ機構を前記微小移動距
離だけ突出側に突出させて停止させる動作を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエジェクタ機構の駆動源
としてサーボモータ等を用いた射出成形機に関し、特に
エジェクタの位置検出をサーボモータ等に取付けたPG
エンコーダにより行うようにした射出成形機におけるエ
ジェクタ機構のキャリブレーション方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の射出成形機においては、制御電
源立上げ時にエジェクタ戻限検出用の近接スイッチ等の
何らかの手段を用いてキャリブレーションを行う必要が
ある。簡単に言えば、従来のキャリブレーション方法で
は、制御電源立上げ時の戻り動作において、エジェクタ
戻限検出用の近接スイッチがオンする位置までエジェク
タロッドを戻し、この近接スイッチのオン信号をコント
ローラに入力することにより、コントローラ内に装備さ
れているPGエンコーダ用のアップダウンカウンタをク
リアーすることで位置検出器のキャリブレーションを行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、金型が取り替えられる毎にエジェクタ戻限検出
用の近接スイッチの設置位置を変更しなければならない
という問題点がある。
【0004】それ故、本発明の課題は、キャリブレーシ
ョンのための操作性、性能の向上を図ることのできるキ
ャリブレーション方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーボモータ
を駆動源として用いたエジェクタ機構を備えた射出成形
機において、制御電源の立上げ時に、前記エジェクタ機
構の戻り動作においてエジェクタ戻限格納位置での前記
サーボモータの回転停止を判断する第1のステップと、
回転停止と判断すると前記エジェクタ機構の戻り動作を
停止する第2のステップと、該停止状態から前記エジェ
クタ機構をあらかじめ定められた距離だけ突出側に突出
させて停止させ、これをエジェクタ戻限完了位置とする
第3のステップとを含むことを特徴とする射出成形機に
おけるエジェクタ機構のキャリブレーション方法であ
る。
【0006】本発明によればまた、サーボモータを駆動
源として用いたエジェクタ機構を備え、該エジェクタ機
構の位置を検出する手段として前記サーボモータに設け
られたエンコーダを備えた射出成形機において、前記エ
ジェクタ機構がエジェクタ戻限格納位置において戻り動
作を停止した状態からの該エジェクタ機構の突出側への
微小移動距離をエジェクタ戻限完了位置として設定する
設定部と、該設定部からの設定値と前記エンコーダから
の検出信号に基づいて前記エジェクタ機構の移動を制御
する判定部とを含み、該判定部は、制御電源の立上げ時
に、前記エジェクタ機構の戻り動作において前記エジェ
クタ戻限格納位置での前記サーボモータの回転停止を検
出して前記エジェクタ機構の戻り動作を停止させ、かつ
該停止状態から前記エジェクタ機構を前記微小移動距離
だけ突出側に突出させて停止させる動作を実行すること
を特徴とする射出成形機におけるエジェクタ機構のキャ
リブレーション装置が得られる。
【0007】本発明によれば更に、サーボモータを駆動
源として用いたエジェクタ機構を備えた射出成形機にお
いて、制御電源の立上げ時に、前記エジェクタ機構の戻
り動作において該戻り動作が一回目であるかどうかを判
断する第1のステップと、一回目であると判定された時
にエジェクタ戻限格納位置での前記サーボモータの回転
停止を判断する第2のステップと、回転停止と判断する
と前記エジェクタ機構の戻り動作を停止する第3のステ
ップと、該一回目の戻り動作におけるエジェクタ戻限格
納位置までの移動距離を記憶する第4のステップと、前
記第1のステップにおいて二回目以降であると判定され
た時には戻り動作の過程において前記エジェクタ戻限完
了位置に到達したかどうかを判定する第5のステップ
と、前記エジェクタ戻限完了位置に到達したと判定され
ると前記エジェクタ機構を前記エジェクタ戻限格納位置
まで移動させて前記第3のステップに移行する第6のス
テップと、前記第6のステップに続き、前記一回目の戻
り動作におけるエジェクタ戻限格納位置と二回目以降の
戻り動作におけるエジェクタ戻限格納位置とを比較して
あらかじめ定められた値以上のずれがあるかどうかを判
別して異常の有無を判定する第7のステップと、異常が
無いと判定された時前記停止状態から前記エジェクタ機
構を微小移動距離だけ突出側に突出させて停止させ、こ
れをエジェクタ戻限完了位置とする第8のステップと、
前記第7のステップにおいて異常ありと判定されると異
常表示を行う第9のステップとを含むことを特徴とする
射出成形機におけるエジェクタ機構のキャリブレーショ
ン方法が得られる。
【0008】本発明によれば更に、サーボモータを駆動
源として用いたエジェクタ機構を備え、該エジェクタ機
構の位置を検出する手段として前記サーボモータに設け
られたエンコーダを備えた射出成形機において、前記エ
ジェクタ機構がエジェクタ戻限格納位置において戻り動
作を停止した状態からの該エジェクタ機構の突出側への
微小移動距離をエジェクタ戻限完了位置として設定する
設定部と、該設定部からの設定値と前記エンコーダから
の検出信号に基づいて前記エジェクタ機構の移動を制御
する判定部とを含み、該判定部は、制御電源を立上げて
から一回目の戻り動作の時には、前記エジェクタ戻限格
納位置での前記サーボモータの回転停止を判断すると前
記エジェクタ機構の戻り動作を停止させ、かつ該停止状
態から前記エジェクタ機構を前記微小移動距離だけ突出
側に突出させて停止させる動作を実行し、二回目以降の
戻り動作の時には、戻り動作の過程において前記エジェ
クタ戻限完了位置に到達したかどうかを判定して、前記
エジェクタ戻限完了位置に到達したと判定されると前記
エジェクタ機構を前記エジェクタ戻限格納位置まで移動
させ、かつ前記一回目の戻り動作におけるエジェクタ戻
限格納位置と二回目以降の戻り動作におけるエジェクタ
戻限格納位置とを比較してあらかじめ定められた値以上
のずれがあるかどうかを判別して異常の有無を判定し、
異常が無いと判定された時には前記停止状態から前記エ
ジェクタ機構を前記微小移動距離だけ突出側に突出させ
て停止させて、これをエジェクタ戻限完了位置とし、異
常ありと判定した時には異常表示を行うことを特徴とす
る射出成形機におけるエジェクタ機構のキャリブレーシ
ョン装置が得られる。
【0009】
【作用】本発明は、エジェクタ機構をそのエジェクタ戻
限格納位置、すなわちメカニカルエンドまで引き戻し、
引き戻し完了したことを検出すると、微小量だけ突出側
にサーボモータを回転させることで、エジェクタ機構の
位置保持を、サーボモータを過負荷状態にすることなく
実現できるようにしてキャリブレーションを行うもので
ある。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の第1の実施例を図1及び図
2により説明する。図1は本発明の対象となるエジェク
タ機構の構成を示す。エジェクタ機構用のサーボモータ
10の回転は、プーリ11、12とこれらの間に掛け渡
されたベルト13を介してボールネジ14に伝えられ
る。一方、可動プラテン15にはガイドバー16が固定
され、このガイドバー16にはエジェクタの前後進方向
に移動自由にガイドプレート17が取り付けられる。ガ
イドプレート17はまた、エジェクタナット18により
エジェクタロッド19に固定されていると共に、ボール
ネジ14の先端に回りどめ(図示せず)を介して固定さ
れている。これにより、ボールネジ14の正回転あるい
は逆回転に応じてガイドバー16上をガイドプレート1
7及びエジェクタロッド19が前後進できるようになっ
ている。なお、ボールネジ14の後端に近い位置には、
エジェクタの戻り動作に際しガイドプレート17を係止
してエジェクタのメカニカルエンド、すなわちエジェク
タ戻限格納位置を規定するストッパ20が設けられてい
る。
【0011】サーボモータ10には、エジェクタの位置
検出のためにPGエンコーダによる位置検出器21が取
付けられ、この位置検出信号はコントローラ22に出力
される。一方、コントローラ22の出力はサーボアンプ
23を通してサーボモータ10に出力される。
【0012】図2はコントローラ22の構成を示し、第
1の設定器22−1の設定値に応じてサーボモータ10
の速度制御を行う速度制御部22−2と、後述するエジ
ェクタ戻限完了位置を規定する移動距離、すなわちエジ
ェクタの突出側への微小移動距離を設定するための第2
の設定器22−3と、位置検出器21からの位置検出値
を記憶するための位置記憶回路22−4と、第2の設定
器22−3と位置記憶回路22−4から読み出した値と
に基づいて後述する判定動作を行う判定部22−5とを
有している。
【0013】本発明の第1の実施例においては、制御電
源立上げ時のエジェクタ戻動作において、ガイドプレー
ト17がストッパ20により係止されるまでボールネジ
14を戻方向に回転させ、コントローラ22内の判定部
22−5にて、ガイドプレート17とストッパ20とが
係合してサーボモータ10の回転が停止したことを検出
すると戻動作を停止させる。
【0014】ここで、この位置をキャリブレーション完
了位置とした場合、サーボモータ10は戻方向側にモー
タトルクをかけている状態で位置保持しなくてはなら
ず、サーボモータ10のモータ・トルク特性の連続領域
に達したトルクを出し続けなければならない。この場
合、サーボモータ10の過熱や、サーボモータ10に対
する過電流により異常が発生する可能性がある。
【0015】これを避けるために、サーボモータ10の
停止検出後、エジェクタロッド19が突出側に微小量だ
け突出するようにサーボモータ10を回転させることに
より、上記のようにサーボモータ10が戻方向側にモー
タトルクをかけている状態で位置保持させることなく、
連続トルク領域内にて位置保持できる位置をキャリブレ
ーション完了位置とすることを可能にしている。なお、
停止検出後の微小突出量(微小移動距離)については、
テスト等によりあらかじめ決定し、この値を第2の設定
器22−3により、判定部22−5に入力する。
【0016】次に、図3をも参照して第1の実施例の動
作のフローを説明する。ステップS1では、制御電源立
上げ後に自動運転又は手動モードでエジェクタ戻動作を
開始する。ステップS2では、判定部22−5によりエ
ジェクタが停止したかどうかの判定動作を行い、ガイド
プレート17がストッパ20で係止されたと判定する
と、ステップS3に移行してエジェクタ戻動作を停止す
る。ステップS4では、判定部22−5がこの時の停止
位置をエジェクタ戻限格納位置として位置記憶回路22
−4に記憶させる。
【0017】なお、エジェクタ戻動作の停止を検出する
ための方法としては、判定部22−5により位置検出器
21からのエンコーダ値を監視して、サーボモータ10
の回転が停止したことを検出し、2回目以降は位置記憶
回路22−4に記憶された前回の値を用いる。
【0018】ステップS5では、サーボモータ10が位
置保持できる位置まで突出方向にサーボモータ10を回
転させ、微小量の突出動作を行う。ステップS6では、
位置記憶回路22−4のリセットを行い、キャリブレー
ションが完了する。
【0019】以上のように、本実施例では、エジェクタ
戻限格納動作にて、ガイドプレート17とストッパ20
とが係合するまでボールネジ14を戻方向に回転させ、
コントローラ22内の判定部22−5にて、エジェクタ
戻動作中、ガイドプレート17とストッパ20とが係合
してサーボモータ10の回転が停止したことを検出する
と、微小量だけボールネジ14をエジェクタロッド19
が突出側に突出するようにサーボモータ10を回転させ
ることにより、機械的イナーシャ(サーボモータ10の
出力軸からエジェクタロッド19まで)等を取り除き、
サーボモータ10がエジェクタ機構を位置保持するため
に必要なモータトルクを、サーボモータ10の有する連
続トルク領域内におくことができる。
【0020】しかも、金型の変更に伴って戻限格納位置
を任意に変えなければならない場合においても、同じよ
うにエジェクタの停止を検出してから規定量突出側に突
出することによりエジェクタ戻限完了位置を容易に決定
することができる。
【0021】ところで、上記装置においては、キャリブ
レーションを行うタイミングを制御電源立上げ時として
いるが、この場合、位置検出器としてPGエンコーダを
用いていると、PGエンコーダ用のアップ・ダウンカウ
ンタによるカウントミス、又は、PGエンコーダ本体の
誤差、更には、外乱(ノイズ)等によるカウントミスを
してしまった場合に、エジェクタ機構を用いて連続成形
運動を行った場合、位置検出値とエジェクタ機構との絶
対位置がずれてしまうことがある。
【0022】この解決手段として、制御電源立上げ時の
みキャリブレーションを行うのではなく、エジェクタ動
作完了時の戻限位置にて、毎回キャリブレーションを行
うことにより、PGエンコーダによるカウント誤差によ
り検出位置がずれることを防ぐことが考えられる。
【0023】このような点を考慮して、モータ回転位置
とエジェクタロッド19との位置がずれた場合の対策と
して、異常検出機能をコントローラ22に持たせた第2
の実施例について図2、図4を参照して説明する。
【0024】ステップS11では、自動運転あるいは手
動/段取りモードでのエジェクタ戻動作を開始する。ス
テップS12では、制御電源立上げ時の初回戻動作かあ
るいは二回目以降の戻動作なのかを判断し、初回戻動作
ならばステップS13に移行してエジェクタの停止検出
を行い、停止を検出すると、前記実施例と同様、ステッ
プS14で戻動作の停止、ステップS15で位置、すな
わちエジェクタ戻限格納位置を基準位置として位置記憶
回路22−4に記憶する。
【0025】ステップS16は、位置ずれを判定するス
テップであるが、ここでは初回の戻動作であるので、判
定動作は行わずステップS17に移行して、サーボモー
タ10が位置保持できる位置まで突出方向にサーボモー
タ10を回転させ、微小量の突出動作を行い、この突出
動作による位置がエジェクタ戻限完了位置となる。ステ
ップS18では、位置記憶回路22−4のリセットを行
い、初回のキャリブレーションが完了する。
【0026】次に、ステップS12において二回目以降
のエジェクタ戻動作であると判定した場合(制御電源立
上げ後、キャリブレーションを1回行っている)には、
ステップS21にてエジェクタ戻限完了位置(この場
合、表示は0mmとなる)まで戻ったかどうかを判定
し、戻ったと判定した場合にはステップS22において
エジェクタ戻限格納位置、すなわちメカエンドに当てる
ために戻動作を再開し、ステップS23に移行して停止
検出を行い、以下前述と同じ動作を行う。
【0027】ステップS19、S20はエジェクタ戻動
作中に、手動にてエジェクタ突出動作要求がある場合を
想定したものであり、ステップS19にてエジェクタ突
出動作要求があることを検出した場合にはステップS2
0に移行してエジェクタ戻動作の停止後、エジェクタ突
出動作を実行できるようにしている。
【0028】なお、ステップS16においては、一回目
で記憶されたエジェクタ戻限格納位置と当回で記憶され
たエジェクタ戻限格納位置とを比較し、ずれがある場合
にはエジェクタ位置がずれたものと判定してステップS
23にて異常表示を行う。ずれが無ければ、ステップS
17、S18に移行して前述と同様の動作を行う。
【0029】また、段取モード(準備モード)にして初
回に記憶された位置を入れ替えることができる。これに
より、戻り位置が金型の変更により変わった場合でも、
段取モードでエジェクタを戻すと、一度は異常がでる
が、リセット後再度戻すことで戻り完了位置を変えるこ
とができる。
【0030】図5には、参考のために、エジェクタの戻
り方向及び突出方向の経時変位量を示す。
【0031】位置ずれの異常監視の方法としては、制御
電源立上げ後に行ったキャリブレーション完了位置、す
なわちエジェクタ戻限完了位置のエンコーダ値を基準値
として記憶し、この値と毎回行うキャリブレーション完
了位置とを比較して、ずれがある場合に異常表示を行う
方法でも良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明ではエ
ジェクタ機構をそのエジェクタ戻限格納位置、すなわち
メカニカルエンドまで引き戻し、引き戻し完了したこと
を検出すると、微小量だけ突出側にサーボモータを回転
させることで、エジェクタ機構の位置保持を、サーボモ
ータを過負荷状態にすることなく実現できるようにして
いるので、金型の変更があった場合でもキャリブレーシ
ョンのための操作性、性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるエジェクタ機構とその制御
部の概略構成を示した図である。
【図2】図1に示されたコントローラの構成を示したブ
ロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
フローチャート図である。
【図4】本発明の第2の実施例の動作を説明するための
フローチャート図である。
【図5】本発明におけるエジェクタ機構の突出方向及び
戻り方向の経時変化を示した図である。
【符号の説明】 11、12 プーリ 13 ベルト 14 ボールネジ 15 可動プラテン 16 ガイドバー 17 ガイドプレート 18 エジェクタナット 19 エジェクタロッド 20 ストッパ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボモータを駆動源として用いたエジ
    ェクタ機構を備えた射出成形機において、制御電源の立
    上げ時に、前記エジェクタ機構の戻り動作においてエジ
    ェクタ戻限格納位置での前記サーボモータの回転停止を
    判断する第1のステップと、回転停止と判断すると前記
    エジェクタ機構の戻り動作を停止する第2のステップ
    と、該停止状態から前記エジェクタ機構をあらかじめ定
    められた距離だけ突出側に突出させて停止させ、これを
    エジェクタ戻限完了位置とする第3のステップとを含む
    ことを特徴とする射出成形機におけるエジェクタ機構の
    キャリブレーション方法。
  2. 【請求項2】 サーボモータを駆動源として用いたエジ
    ェクタ機構を備え、該エジェクタ機構の位置を検出する
    手段として前記サーボモータに設けられたエンコーダを
    備えた射出成形機において、前記エジェクタ機構がエジ
    ェクタ戻限格納位置において戻り動作を停止した状態か
    らの該エジェクタ機構の突出側への微小移動距離をエジ
    ェクタ戻限完了位置として設定する設定部と、該設定部
    からの設定値と前記エンコーダからの検出信号に基づい
    て前記エジェクタ機構の移動を制御する判定部とを含
    み、該判定部は、制御電源の立上げ時に、前記エジェク
    タ機構の戻り動作において前記エジェクタ戻限格納位置
    での前記サーボモータの回転停止を検出して前記エジェ
    クタ機構の戻り動作を停止させ、かつ該停止状態から前
    記エジェクタ機構を前記微小移動距離だけ突出側に突出
    させて停止させる動作を実行することを特徴とする射出
    成形機におけるエジェクタ機構のキャリブレーション装
    置。
  3. 【請求項3】 サーボモータを駆動源として用いたエジ
    ェクタ機構を備えた射出成形機において、制御電源の立
    上げ時に、前記エジェクタ機構の戻り動作において該戻
    り動作が一回目であるかどうかを判断する第1のステッ
    プと、一回目であると判定された時にエジェクタ戻限格
    納位置での前記サーボモータの回転停止を判断する第2
    のステップと、回転停止と判断すると前記エジェクタ機
    構の戻り動作を停止する第3のステップと、該一回目の
    戻り動作におけるエジェクタ戻限格納位置までの移動距
    離を記憶する第4のステップと、前記第1のステップに
    おいて二回目以降であると判定された時には戻り動作の
    過程において前記エジェクタ戻限完了位置に到達したか
    どうかを判定する第5のステップと、前記エジェクタ戻
    限完了位置に到達したと判定されると前記エジェクタ機
    構を前記エジェクタ戻限格納位置まで移動させて前記第
    3のステップに移行する第6のステップと、前記第6の
    ステップに続き、前記一回目の戻り動作におけるエジェ
    クタ戻限格納位置と二回目以降の戻り動作におけるエジ
    ェクタ戻限格納位置とを比較してあらかじめ定められた
    値以上のずれがあるかどうかを判別して異常の有無を判
    定する第7のステップと、異常が無いと判定された時前
    記停止状態から前記エジェクタ機構をあらかじめ定めら
    れた微小移動距離だけ突出側に突出させて停止させ、こ
    れをエジェクタ戻限完了位置とする第8のステップと、
    前記第7のステップにおいて異常ありと判定されると異
    常表示を行う第9のステップとを含むことを特徴とする
    射出成形機におけるエジェクタ機構のキャリブレーショ
    ン方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のキャリブレーション方法
    において、更に、前記戻り動作の過程においてエジェク
    タ機構の突出動作の要求の有無を判定する第10のステ
    ップと、前記突出動作の要求有りと判定すると前記エジ
    ェクタ機構の突出動作を実行する第11のステップとを
    含むことを特徴とする射出成形機におけるエジェクタ機
    構のキャリブレーション方法。
  5. 【請求項5】 サーボモータを駆動源として用いたエジ
    ェクタ機構を備え、該エジェクタ機構の位置を検出する
    手段として前記サーボモータに設けられたエンコーダを
    備えた射出成形機において、前記エジェクタ機構がエジ
    ェクタ戻限格納位置において戻り動作を停止した状態か
    らの該エジェクタ機構の突出側への微小移動距離をエジ
    ェクタ戻限完了位置として設定する設定部と、該設定部
    からの設定値と前記エンコーダからの検出信号に基づい
    て前記エジェクタ機構の移動を制御する判定部とを含
    み、該判定部は、制御電源を立上げてから一回目の戻り
    動作の時には、前記エジェクタ戻限格納位置での前記サ
    ーボモータの回転停止を判断すると前記エジェクタ機構
    の戻り動作を停止させ、かつ該停止状態から前記エジェ
    クタ機構を前記微小移動距離だけ突出側に突出させて停
    止させる動作を実行し、二回目以降の戻り動作の時に
    は、戻り動作の過程において前記エジェクタ戻限完了位
    置に到達したかどうかを判定して、前記エジェクタ戻限
    完了位置に到達したと判定されると前記エジェクタ機構
    を前記エジェクタ戻限格納位置まで移動させ、かつ前記
    一回目の戻り動作におけるエジェクタ戻限格納位置と二
    回目以降の戻り動作におけるエジェクタ戻限格納位置と
    を比較してあらかじめ定められた値以上のずれがあるか
    どうかを判別して異常の有無を判定し、異常が無いと判
    定された時には前記停止状態から前記エジェクタ機構を
    前記微小移動距離だけ突出側に突出させて停止させて、
    これをエジェクタ戻限完了位置とし、異常ありと判定し
    た時には異常表示を行うことを特徴とする射出成形機に
    おけるエジェクタ機構のキャリブレーション装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のキャリブレーション装置
    において、前記判定部は更に、前記戻り動作の過程にお
    いてエジェクタ機構の突出動作の要求の有無を判定し、
    前記突出動作の要求有りと判定すると前記エジェクタ機
    構の突出動作を実行することを特徴とする射出成形機に
    おけるエジェクタ機構のキャリブレーション装置。
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