JPH07303751A - パチンコ機の遊技盤取付構造 - Google Patents

パチンコ機の遊技盤取付構造

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JPH07303751A
JPH07303751A JP12416994A JP12416994A JPH07303751A JP H07303751 A JPH07303751 A JP H07303751A JP 12416994 A JP12416994 A JP 12416994A JP 12416994 A JP12416994 A JP 12416994A JP H07303751 A JPH07303751 A JP H07303751A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機枠の前面側から遊技盤の取付及び取外しを
極めて簡単に行うことができるようにする。 【構成】 機枠11の左辺の中央部に止め板金41を前
後方向にスイング可能(回動可能)に取り付け、この止
め板金41の内側(後側)に遊技盤13の左辺を差し込
むことにより、遊技盤13は止め板金41を支点にして
前後方向にスイング可能に支持された状態となる。ま
た、機枠11の左辺の上下2箇所に、水平方向に延びる
位置決め凸部51を形成し、各位置決め凸部51に遊技
盤13の裏面の嵌合凹部を嵌め込むことで、遊技盤13
の上下方向の位置決めを行う。一方、遊技盤13の右辺
は、止め具55により裏部品取付部15側に押さえ付け
て固定する。各止め具55は、前後方向に回動可能且つ
上下方向にスライド可能に支持され、上下方向のスライ
ド操作により係合ピン60に係合固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機の機枠に対
して、遊技盤を前面側から取り付けるようにしたパチン
コ機の遊技盤取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ機の遊技盤の交換を容易
にするために、例えば実公平4−32139号公報に記
載されているように、遊技盤を前面側から取り付けるよ
うにしたものがある。このものの遊技盤取付構造は、パ
チンコ機の機枠の裏側に、遊技盤保持用の保持枠を取り
付けると共に、この保持枠の4箇所に錠軸を前向きに取
り付け、これら4本の錠軸に対して遊技盤の4箇所に形
成した各貫通孔を前方から挿通し、この状態で、各錠軸
の前端に設けられた施錠リングをロック位置まで回動す
ることで、遊技盤を4本の錠軸に対して抜止め状態に取
り付けるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のものでは、遊技盤の取付に際して、4本の錠軸
に対して遊技盤を正確に位置決めしながら、遊技盤の4
箇所の貫通孔を4本の錠軸に挿通する必要があり、その
作業が甚だ面倒である上に、その挿入後に、4本の錠軸
の施錠リングを全てロック位置まで回動する必要があ
り、この作業にも手間がかかるという欠点がある。同様
に、遊技盤の取外し時にも、4箇所の施錠リングを全て
解錠位置まで回動する必要があり、遊技盤の取外しも面
倒である。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、機枠の前面側から遊
技盤の取付及び取外しを極めて簡単に行うことができる
パチンコ機の遊技盤取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパチンコ機の遊技盤取付構造は、機枠の左
右いずれか一側辺に、遊技盤を前後方向にスイング可能
に嵌合支持するスイング式嵌合部材と、前記遊技盤の上
下方向の位置決めをする位置決め部とを設け、前記機枠
の他側辺に、前記遊技盤の他側辺を前面側から押さえ付
ける止め具と、この止め具を前記遊技盤に押さえ付けた
状態で係合固定する係合部材とを設けた構成としたもの
である(請求項1)。
【0006】この場合、前記止め具は、前後方向に回動
可能且つ上下方向にスライド可能に支持され、後方への
回動により前記遊技盤の他側辺を前面側から押さえ付け
た状態になり、その状態で上下いずれかの方向にスライ
ドさせることにより前記係合部材に係合されるように構
成しても良い(請求項2)。更に、前記止め具を前記遊
技盤の着脱に邪魔にならない位置へ回動付勢する付勢手
段を設けることが好ましい(請求項3)。
【0007】
【作用】本発明の請求項1の構成において、遊技盤を機
枠に取り付ける場合には、まず、機枠の一側辺に設けら
れたスイング式嵌合部材に対して、遊技盤の一側辺を差
し込む。これにより、遊技盤はスイング式嵌合部材を支
点にして前後方向にスイング可能に支持された状態とな
る。このとき同時に、機枠の一側辺に設けられた位置決
め部により遊技盤の上下方向の位置決めをする。この
後、スイング式嵌合部材を支点にして遊技盤を後方へス
イングさせて、遊技盤を所定の取付位置にセットし、こ
の状態で、遊技盤の他側辺を止め具により前面側から押
さえ付け、更に、この止め具を係合部材により係合固定
すれば、前記スイング式嵌合部材に支持された遊技盤の
他側辺が止め具により押さえ付けられて固定された状態
となり、遊技盤の取付作業が完了する。
【0008】この場合、本発明の請求項2の構成では、
遊技盤の取付時に、止め具を後方へ回動させると、遊技
盤の他側辺を止め具により前面側から押さえ付けた状態
になり、その状態で、この止め具を上下いずれかの方向
にスライドさせると、止め具が遊技盤を押さえ付けた状
態で係合部材により係合固定される。
【0009】また、本発明の請求項3の構成では、止め
具が付勢手段により遊技盤の着脱に邪魔にならない位置
へ回動付勢されているので、止め具が係合部材から外さ
れると、止め具が付勢手段により遊技盤の着脱に邪魔に
ならない位置へ自動的に退避した状態になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず、図8(パチンコ機の分解斜視図)に基づ
いてパチンコ機全体の概略構成を説明する。パチンコ機
の機枠11は、ABS樹脂等のプラスチックにより成形
されている。この機枠11の下部にはパチンコ球発射装
置12等が取り付けられ、また、機枠11の前面には、
遊技盤13の前面をカバーするガラス扉14がヒンジ
(図示せず)を介して開閉可能に取り付けられている。
【0011】一方、機枠11の裏面には、裏部品取付部
15が一体に形成されている。この裏部品取付部15に
は、遊技盤13の裏面に取り付けられたセンター役物ユ
ニット16や集合板17を後方に突出させるための開口
部18が形成されている。更に、この裏部品取付部15
は、遊技盤13の後方への位置決めストッパ(遊技盤1
3の装着凹部)として機能するように、遊技盤13の裏
面外周部を包み込む形状に形成されている。
【0012】この裏部品取付部15の裏側に取り付けら
れる裏部品は、賞球補給ユニット19と、賞球排出ユニ
ット20と、下部ユニット21の3つのユニットに分離
して組み立てられている。この実施例では、賞球補給ユ
ニット19は、賞球貯留用のタンク22と、このタンク
22から流れ出る賞球の通路となるタンクレール23と
をユニット化した構成となっている。一方、賞球排出ユ
ニット20は、後述する証拠球検出部(図示せず)で証
拠玉を検出する毎にタンクレール23から補給される賞
球を所定個数ずつ排出するものである。また、下部ユニ
ット21は、入賞口(図示せず)に入ったセーフ玉を集
めるセーフ玉樋部(図示せず),証拠玉を検出する証拠
玉検出部(図示せず),賞球排出ユニット20から排出
される賞球を上下の玉受け皿(図示せず)に振り分ける
賞球上下振り分け部(図示せず)等をユニット化した構
成となっている。
【0013】これら各ユニット19〜21は、裏部品取
付部15に形成された係合受け部24に係合により取り
付けられ、この係合状態がロック部材28によりロック
されるようになっている。このロック部材28は、スプ
リング(図示せず)により前後方向に変位できるように
取り付けられ、このロック部材28を押し込むことでロ
ック状態を解除できるようになっている。
【0014】一方、遊技盤13は、機枠11に対して前
面側から次のようにして着脱可能に取り付けられてい
る。まず、遊技盤13の左辺(一側辺)の支持方式を図
1乃至図4に基づいて説明する。機枠11の左辺(一側
辺)の中央部に、スイング式嵌合部材である止め板金4
1が、上下に延びる軸ピン42(図3,図4参照)を介
して前後方向にスイング可能(回動可能)に取り付けら
れている。この止め板金41には、後方(図3において
反時計回り方向)への回動角度を規制する回動規制部4
1aと、遊技盤13の左辺の中央部を前面側から押さえ
付ける押え片部41bとが一体に形成されている。この
押え片部41bには、遊技盤13の上下方向の位置決め
をする角ブロック状の位置決め台43がビス44(図4
参照)により取り付けられている。
【0015】また、押え片部41bの上下2箇所には貫
通孔45(図3参照)が形成され、この貫通孔45に、
位置決め台43に一体に形成されたボス46が挿通され
ている。このボス46には、スプリング47と摺動部材
48が挿通され、当該ボス46にビス止めされたワッシ
ャ49により摺動部材48が抜止めされている。この摺
動部材48は、機枠11に当接し、スプリング47の弾
発力により止め板金41を後方(図3において反時計回
り方向)に付勢する役割を果たしている。
【0016】上述した位置決め台43に対応して、遊技
盤13の左辺には嵌合凹部50(図2参照)が形成さ
れ、この嵌合凹部50を位置決め台43に嵌め込むこと
で、遊技盤13の上下方向の位置決めがなされる。更
に、この実施例では、遊技盤13の上下方向の位置決め
を確実なものとするために、機枠11の左辺(一側辺)
の上下2箇所に、水平方向に延びる位置決め凸部51
(図1参照)が形成され、この位置決め凸部51に遊技
盤13の裏面に形成された嵌合凹部52を嵌め込むこと
で、遊技盤13の上下方向の位置決めがなされる。従っ
て、この実施例では、2つの位置決め凸部51と位置決
め台43の3箇所の“位置決め部”で遊技盤13の上下
方向の位置決めがなされる。
【0017】一方、遊技盤13の後方への位置決めは、
前述したように裏部品取付部15によってなされ、この
状態で、遊技盤13の左辺を止め板金41の押え片部4
1bによって前面側から押さえ付けることで、遊技盤1
3の左辺を押え片部41bと裏部品取付部15との間に
挟み込んで固定するようになっている。
【0018】次に、遊技盤13の右辺(他側辺)の固定
方式を説明する。この実施例では、図1に示すように、
遊技盤13の右辺の上下2箇所を止め具55で裏部品取
付部15側に押さえ付けて固定する。この止め具55
は、図5乃至図7に示すように上下方向に延びる軸ピン
56に前後方向に回動可能且つ上下方向にスライド可能
に支持されている。この止め具55は、軸ピン56の下
部に装着されたねじりコイルばね57(付勢手段)の軸
方向の圧縮反発力によって上方の非係合位置[図5
(b)の位置]へ付勢されると共に、このねじりコイル
ばね57のねじり反発力によって、遊技盤13の着脱に
邪魔にならない退避位置(図7の二点鎖線の位置)へ回
動付勢されている。尚、軸ピン56の上部には、止め具
55が非係合位置に復帰する際の衝撃を緩衝するための
緩衝ばね58が装着されている。
【0019】この実施例では、止め具55を遊技盤13
に押さえ付けた状態で係合固定するために、図5に示す
ように、止め具55の上下2箇所に係合孔59が形成さ
れている。各係合孔59に対応して、それぞれ係合ピン
60(係合部材)が機枠11の右辺に設けられている。
各係合ピン60は、図6及び図7に示すように、機枠1
1の右辺に形成された位置決めボス部61の挿通孔62
に前後方向にスライド可能に挿通され、その後部側に装
着されたスプリング63によって後方に引き込まれるよ
うに付勢されている。各係合ピン60の後方への引込み
量は、位置決めボス部61の裏面側にビス止めされた抜
止め部材64によって制限されている。各係合ピン60
の前端外周部には嵌合溝65が形成され、この嵌合溝6
5に止め具55の係合孔59の周縁部が嵌まり込むこと
で、止め具55が係合ピン60に係合固定されるように
なっている。この係合固定位置では、図7に示すよう
に、止め具55が遊技盤13の右辺を前面側から押さえ
付けることで、遊技盤13の右辺を止め具55と裏部品
取付部15との間に挟み付けて固定するようになってい
る。
【0020】この係合固定状態を解除するために、図5
に示すように、止め具55には、係合孔59から下側に
向けて幅広な係合解除孔66が連続して形成され、止め
具55を係合固定位置[図5(a)に示す位置]から非
係合位置[図5(b)に示す位置]へスライドさせるこ
とによって、係合ピン60が係合孔59から係合解除孔
66へ抜け出て係合が解除されると同時に、ねじりコイ
ルばね57のねじり反発力によって止め具55が退避位
置(図7の二点鎖線の位置)へ自動的に回動されるよう
になっている。尚、止め具55の上端部には、摘み部6
7が一体に折曲形成され、作業者がこの摘み部67を摘
んで止め具55を上下方向にスライド操作できるように
なっている。
【0021】また、機枠11の右辺の位置決めボス部6
1に対応して、図2に示すように、遊技盤13の右辺の
上下2箇所に嵌合凹部68が形成され、この嵌合凹部6
8を位置決めボス部61に嵌め込むことで、遊技盤13
の右辺についても左辺と同じく上下方向の位置決めがな
されるようになっている。
【0022】次に、遊技盤13を機枠11に前面側から
取り付ける手順を説明する。まず、遊技盤13の左辺の
嵌合凹部50,52を位置決め台43と位置決め凸部5
1に嵌め込んで、遊技盤13の上下方向の位置決めをす
ると共に、図3(b)に示すように、遊技盤13の左辺
を止め板金41の押え片部41bの内側(後側)に差し
込む。これにより、遊技盤13は止め板金41を支点に
して前後方向にスイング可能に支持された状態となる。
この後、止め板金41を支点にして遊技盤13を後方へ
スイングさせると、やがて、図3(c)に示すように、
遊技盤13の裏面が裏部品取付部15に突き当たって遊
技盤13の後方への位置決めがなされる。この際、機枠
11の右辺側の止め具55は、ねじりコイルばね57の
ねじり反発力によって退避位置(図7の二点鎖線の位
置)に保持されるため、止め具55が邪魔になることは
ない。
【0023】上述したようにして、遊技盤13の裏面を
裏部品取付部15に突き当てた状態にした後、止め具5
5の摘み部67を摘んで止め具55を遊技盤13の前面
側へ回動させて、止め具55を遊技盤13の前面に突き
当てた状態にする。これにより、図5(b)に示すよう
に、止め具55の係合解除孔66内に係合ピン60が入
り込んだ状態となる。この状態で、止め具55を下方の
係合位置へスライドさせると、図5(a)に示すよう
に、係合ピン60が係合解除孔66から係合孔59に入
り込んで、係合ピン60の嵌合溝65に止め具55の係
合孔59の周縁部が嵌まり込み、止め具55が係合ピン
60に係合固定された状態となる。このような係合作業
を上下2箇所の止め具55について行えば、遊技盤13
の右辺が上下2箇所で止め具55により裏部品取付部1
5側に押さえ付け固定された状態となり、遊技盤13の
取付作業が完了する。
【0024】この後、遊技盤13を取り外す場合には、
図5(b)に示すように、止め具55を上方の非係合位
置へスライドさせると、係合ピン60が係合孔59から
係合解除孔66へ抜け出て係合が解除される。この状態
で、止め具55の摘み部67から手を放せば、止め具5
5がねじりコイルばね57のねじり反発力によって退避
位置(図7の二点鎖線の位置)へ自動的に回動される。
このようにして、上下2箇所の止め具55を退避位置へ
回動させた後、遊技盤13を止め板金41を支点にして
前方へスイングさせて、遊技盤13の左辺を止め板金4
1から右方へ引き外せば、遊技盤13が機枠11から取
り外される。
【0025】以上説明した実施例によれば、遊技盤13
の左辺側の取付は、遊技盤13の左辺の嵌合凹部50,
52を位置決め台43と位置決め凸部51に嵌め込みな
がら止め板金41に差し込むだけで良く、他の作業は不
要である。一方、遊技盤13の右辺側の取付は、止め板
金41に差し込んだ遊技盤13を後方へスイングさせ
て、止め具55を係合ピン60に係合するだけで良い。
従って、前述した従来構成のものに比して、位置決め作
業が容易で、係合箇所も少なくて済み、遊技盤13の取
付作業が極めて簡単である。また、遊技盤13の取外し
時には、遊技盤13の右辺側の止め具55を係合ピン6
0から外して、遊技盤13を前方へスイングさせ、遊技
盤13の左辺を止め板金41から右方へ引き外すだけで
良く、遊技盤13の取外し作業も極めて簡単である。
【0026】更に、上記実施例では、止め具55を前後
方向に回動可能且つ上下方向にスライド可能に設け、こ
の止め具55を後方へ回動させることにより遊技盤13
の右辺を前面側から押さえ付けた状態になり、その状態
で、この止め具55を下方にスライドさせて係合ピン6
0に係合するようになっているので、止め具55を、遊
技盤13に押さえ付けた状態で係合する作業もスライド
操作により極めて容易に行うことができる。尚、上記実
施例では、止め具55を“下方”にスライドさせて係合
ピン60に係合するようにしたが、止め具55を“上
方”にスライドさせて係合させるように各部の位置関係
を変更しても良い。
【0027】また、止め具55をねじりコイルばね57
により遊技盤13の着脱に邪魔にならない位置へ回動付
勢するようにしたので、止め具55が係合ピン60から
外されると、止め具55がねじりコイルばね57により
遊技盤13の着脱に邪魔にならない位置へ自動的に退避
するようになり、遊技盤13の着脱作業性が一層良いも
のとなっている。
【0028】尚、上記実施例では、機枠11に一体成形
された裏部品取付部15を、遊技盤13の後方への位置
決めストッパ(遊技盤13の装着凹部)として兼用させ
るようにしたが、裏部品取付部15とは別のストッパを
機枠11に設けるようにしても良い。また、上記実施例
では、機枠11の左辺側に設けた2つの位置決め凸部5
1と位置決め台43の3箇所の“位置決め部”で遊技盤
13の上下方向の位置決めを行うようにしたが、例えば
位置決め台43を省いても良い等、“位置決め部”の数
は2個以下であっても良い。
【0029】また、上記実施例では、機枠11の左辺に
スイング式嵌合部材(止め板金41)を設け、機枠11
の右辺に止め具55を設けたが、これとは反対に、機枠
11の右辺にスイング式嵌合部材(止め板金41)、左
辺に止め具55を設けるようにしても良い。
【0030】その他、本発明は、機枠11をABS樹脂
以外の他のプラスチック材料で成形したり、或は、スイ
ング式嵌合部材(止め板金41)を複数箇所に設けた
り、止め具55を1箇所のみに設けるようにしても良い
等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる
ことは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の構成によれば、機枠の左右いずれか一側辺
に設けたスイング式嵌合部材に対して、遊技盤の一側辺
を差し込んでスイング可能に支持させ、遊技盤の他側辺
を止め具によって係合固定するようにしたので、従来構
成のものと比較して、位置決め作業が容易で、係合箇所
も少なくて済み、機枠の前面側から遊技盤の取付及び取
外しを極めて簡単に行うことができる。
【0032】また、本発明の請求項2の構成によれば、
止め具を前後方向に回動可能且つ上下方向にスライド可
能に設け、止め具を遊技盤に押さえ付けた状態でスライ
ド操作により係合部材に係合することができるので、止
め具を遊技盤に押さえ付けた状態で係合する作業も極め
て容易に行うことができる。
【0033】更に、本発明の請求項3の構成によれば、
止め具を付勢手段により遊技盤の着脱に邪魔にならない
位置へ回動付勢するようにしたので、止め具が係合部材
から外されると、止め具が付勢手段により遊技盤の着脱
に邪魔にならない位置へ自動的に退避するようになり、
遊技盤の着脱作業性を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機枠の主要部分の正面
【図2】遊技盤の正面図
【図3】遊技盤の左辺の取付構造を示す横断面図で、
(a)は遊技盤を取り外したときの横断面図、(b)は
遊技盤の取付途中の横断面図、(c)は遊技盤の取付完
了後の横断面図
【図4】遊技盤の左辺の取付構造を示す正面図
【図5】遊技盤の右辺の取付構造を部分的に破断して示
す正面図で、(a)は止め具が係合固定位置にスライド
されたときの正面図、(b)は止め具が非係合位置にス
ライドされたときの正面図
【図6】遊技盤の右辺の取付構造の縦断側面図
【図7】遊技盤の右辺の取付構造の横断面図
【図8】パチンコ機の分解斜視図
【符号の説明】
11…機枠、13…遊技盤、14…ガラス扉、15…裏
部品取付部、19…賞球補給ユニット、20…賞球排出
ユニット、21…下部ユニット、41…止め板金(スイ
ング式嵌合部材)、41b…押え片部、43…位置決め
台(位置決め部)、47…スプリング、50…嵌合凹
部、51…位置決め凸部(位置決め部)、52…嵌合凹
部、55…止め具、57…ねじりコイルばね(付勢手
段)、58…緩衝ばね、59…係合孔、60…係合ピン
(係合部材)、61…位置決めボス部、66…係合解除
孔、68…嵌合凹部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の機枠に対して、遊技盤を前
    面側から取り付けるようにしたパチンコ機の遊技盤取付
    構造において、 前記機枠の左右いずれか一側辺に、前記遊技盤を前後方
    向にスイング可能に嵌合支持するスイング式嵌合部材
    と、前記遊技盤の上下方向の位置決めをする位置決め部
    とを設け、 前記機枠の他側辺に、前記遊技盤の他側辺を前面側から
    押さえ付ける止め具と、この止め具を前記遊技盤に押さ
    え付けた状態で係合固定する係合部材とを設けたことを
    特徴とするパチンコ機の遊技盤取付構造。
  2. 【請求項2】 前記止め具は、前後方向に回動可能且つ
    上下方向にスライド可能に支持され、後方への回動によ
    り前記遊技盤の他側辺を前面側から押さえ付けた状態に
    なり、その状態で上下いずれかの方向にスライドさせる
    ことにより前記係合部材に係合されるように構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の遊技
    盤取付構造。
  3. 【請求項3】 前記止め具を前記遊技盤の着脱に邪魔に
    ならない位置へ回動付勢する付勢手段を設けたことを特
    徴とする請求項2記載のパチンコ機の遊技盤取付構造。
JP12416994A 1994-05-13 1994-05-13 パチンコ機の遊技盤取付構造 Expired - Fee Related JP3585181B2 (ja)

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